JP6920950B2 - 太陽電池装置 - Google Patents

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Description

本開示は、太陽電池装置および太陽電池モジュール用保持具に関する。
近年、環境保護の機運の高まりに伴って、環境負荷の少ない太陽光発電が注目されている。この太陽光発電の普及の一形態として、多数の太陽電池モジュールが配列された大規模な太陽光発電所の建設が進められている。
しかしながら、平坦な遊休地は限られている。このため、山間および斜面などの起伏を有する土地に、太陽光発電所を建設することが考えられる。この場合、平坦でない場所に太陽電池モジュールを設置する技術が必要となる。
そこで、太陽電池モジュールが載置される架台において、柱の高さを適宜調整するとともに、太陽電池モジュールの角度を調整することが可能な支持構造を有する太陽電池装置が提案されている(例えば、下記の特許文献1の記載を参照)。
特開2003−184235号公報
平坦でない場所に設置可能な太陽電池装置については、太陽電池モジュールを保持する保持部の耐久性および生産性を向上させる点で改善の余地がある。
太陽電池装置および太陽電池モジュール用保持具が開示される。
太陽電池装置の一態様は、基台部と、1以上の太陽電池モジュールと、保持部と、を備えている。前記基台部は、設置対象部の上に存在している。前記保持部は、前記基台部の上において、前記1以上の太陽電池モジュールのうちの第1太陽電池モジュールを保持している状態で位置している。前記第1太陽電池モジュールは、前記設置対象部に対向している状態で位置している第1裏面と、該第1裏面とは逆方向を向いている状態で位置している第1前面と、該第1前面を平面視した場合に第1角部を形成している状態で位置している第1端面および第2端面を含む4つ以上の端面と、を有している。前記保持部は、ベース部と、クランプ部と、クランプ受け部と、連結部と、を有している。前記ベース部は、前記基台部に支持されている状態で位置している。前記クランプ部は、前記第1太陽電池モジュールの前記第1前面のうちの前記第1端面側の部分を前記ベース部に向けて押圧している状態で位置している。前記クランプ受け部は、前記ベース部のうちの前記設置対象部に対向している状態で位置している被当接部分に当接している。前記クランプ受け部は、前記第2端面の法線に沿った方向に平面視した場合に、前記被当接部分に向けて凸状となるように湾曲あるいは段階的に曲がっている状態で位置している板状の曲がり部分を含んでいる。前記連結部は、前記クランプ部と前記クランプ受け部とを連結している状態で位置している。前記ベース部は、突出部分を有している。該突出部分は、前記第1太陽電池モジュールの前記第1裏面のうちの前記第2端面側の部分を支持しているとともに、前記設置対象部から離れる方向に突出している状態で位置している。前記第1太陽電池モジュールの角度は前記突出部分の先端部分を支点として適宜設定され得るとともに、前記ベース部に対して角度が適宜設定された前記クランプ部、前記太陽電池モジュールおよび前記クランプ受け部が、前記ベース部に対して前記連結部により締結され得る。
上記太陽電池装置および上記太陽電池モジュール用保持具は、例えば、太陽電池モジュールを平坦でない場所に容易に設置可能であり、太陽電池モジュールを保持する保持部の耐久性および生産性を向上させることができる。
図1は、第1実施形態に係る太陽電池装置の一例を側方から見た側面図である。 図2は、第1実施形態に係る太陽電池装置の一例を前面側から見た上面図である。 図3(a)は、太陽電池モジュールの一例の前面側の外観を示す平面図である。図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線に沿った太陽電池モジュールの切断面の一例を示す端面図である。 図4は、図1のIV部における保持部の一例の構成を示す分解斜視図である。 図5は、保持部による太陽電池モジュールの保持態様の一例を示す側面図である。 図6は、図4のクランプ受け部の一例の構成を示す拡大斜視図である。 図7は、保持部による太陽電池モジュールの保持態様の他の一例を示す側面図である。 図8は、保持部による太陽電池モジュールの保持態様の他の一例を示す側面図である。 図9は、第2実施形態に係るクランプ受け部の一例の構成を示す斜視図である。 図10は、第3実施形態に係る太陽電池装置のうちの図1のIV部に対応する部分における保持部の一例の構成を示す分解斜視図である。 図11は、図10のクランプ受け部の一例の構成を示す拡大斜視図である。 図12は、第3実施形態に係る太陽電池装置のうちの図1のIV部に対応する部分における保持部の一例の構成を模式的に示す斜視図である。 図13は、第4実施形態に係る保持部の一例の構成を示す側面図である。 図14は、第5実施形態に係る太陽電池装置の一例を側方から見た側面図である。 図15は、図14のXV部における保持部の一例の構成を示す分解斜視図である。 図16は、第6実施形態に係るベース部の一例を示す斜視図である。 図17は、第7実施形態に係るクランプ受け部の一例の構成を示す斜視図である。
近年、多数の太陽電池モジュールが配列された大規模な太陽光発電所の建設が各地で進められている。ところが、太陽光発電所の建設に適した平坦な遊休地は限られている。このため、山間および斜面などの起伏を有する土地に、太陽光発電所を建設することが考えられる。
そこで、平坦でない場所に太陽電池モジュールを設置する技術が必要となる。ここで、例えば、太陽電池モジュールが載置される架台において柱の高さが調整可能であり、太陽電池モジュールの角度が球面ジョイントで調整可能である支持構造を有する太陽電池装置が考えられる。
しかしながら、球面ジョイントについては、がたつきおよび破損が生じ易く、製造も容易でない。
したがって、平坦でない場所に設置可能な太陽電池装置については、太陽電池モジュールを保持する保持部の耐久性および生産性を向上させる点で改善の余地がある。
そこで、本願発明者らは、太陽電池装置を平坦でない場所に容易に設置可能であり、太陽電池モジュールを保持する保持部の耐久性および生産性を向上させることができる技術を創出した。
これについて、以下、各種実施形態を図面に基づいて説明する。図面においては同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。図面は模式的に示されたものである。図1から図17には、右手系のXYZ座標系が付されている。このXYZ座標系では、太陽電池装置100が設置されている設置対象部としての起伏を有する地面に沿って、複数の太陽電池モジュールが並んでいる第1方向が+X方向とされている。また、このXYZ座標系では、第1方向に直交し且つ太陽電池モジュールの列が並んでいる第2方向が+Y方向とされている。さらに、このXYZ座標系では、+X方向と+Y方向との両方に直交する第3方向が+Z方向とされている。
<1.第1実施形態>
図1および図2で示されるように、第1実施形態に係る太陽電池装置100は、例えば、設置対象部G0の上に位置している。設置対象部G0としては、例えば、平坦でない面が採用される。平坦でない面としては、例えば、山間および斜面などの起伏を有する土地などが考えられる。以下、第1実施形態に係る太陽電池装置100について、図1から図8に基づいて説明する。
<1−1.太陽電池装置の概略的な構成>
図1および図2で示されるように、太陽電池装置100は、例えば、複数の基台部B1と、複数の太陽電池モジュールM1と、複数の保持部1と、を備えている。
複数の基台部B1は、設置対象部G0の上に存在している。各基台部B1には、例えば、設置対象部G0の上に立っている状態で位置している柱状の部材(柱状部材ともいう)が適用される。この場合には、例えば、太陽電池モジュールM1を設置対象部G0からある程度を離して位置させることが容易に可能である。このため、例えば、設置対象部G0に草木などの障害物が生じても、太陽電池モジュールM1への光の入射が遮られにくい。図1の例では、柱状部材の一部が地中に埋められることで、設置対象部G0の上に基台部B1が立っている状態となっている。ここで、例えば、設置対象物G0上にコンクリートなどの基礎部が位置し、この基礎部に柱状部材の一部が埋められてもよい。このとき、各基台部B1は、基礎部と柱状部材とによって構成され得る。
複数の太陽電池モジュールM1は、設置対象部G0に沿って並んでいる状態で位置している。図1および図2の例では、+X方向に沿って2以上の太陽電池モジュールM1が並んでおり、+Y方向に沿って2以上の太陽電池モジュールM1が並んでいる。換言すれば、複数の太陽電池モジュールM1は、例えば、設置対象部G0に沿って、マトリックス状に並んでいる状態で位置している。
各保持部1は、基台部B1の上に位置している。この保持部1は、太陽電池モジュールM1を保持している状態で位置している。換言すれば、保持部1は、太陽電池モジュール1を保持するための保持具(太陽電池モジュール用保持具ともいう)としての役割を有している。各保持部1は、複数の太陽電池モジュールM1の間に位置し、これらの複数の太陽電池モジュールM1を保持している状態で位置している。図1および図2の例では、1つの保持部1が、4つの太陽電池モジュールM1の間に位置しており、これらの4つの太陽電池モジュールM1を保持している状態で位置している。別の観点から言えば、図1および図2の例では、各太陽電池モジュールM1は、4つの保持部1によって挟まれるように保持されている。
ここで、図1および図2で示されるように、複数の太陽電池モジュールM1は、設置対象部G0に向かって平面視した場合に、保持部1を間に挟んで隣り合っている状態で位置している、第1太陽電池モジュールM11と第2太陽電池モジュールM12とを含む。図1および図2の例では、±X方向において隣り合っている2つの太陽電池モジュールM1には、+X方向の側に位置している第1太陽電池モジュールM11と、−X方向の側に位置している第2太陽電池モジュールM12と、が含まれている。
また、例えば、太陽電池装置100のXY平面に沿った端の部分では、1つの保持部1が、1つの太陽電池モジュールM1あるいは2つの太陽電池モジュールM1を保持している状態となっている。
<1−1−1.太陽電池モジュール>
図3(a)および図3(b)で示されるように、各太陽電池モジュールM1は、設置対象部G0に対向している状態で位置している面(裏面ともいう)Sf1と、この裏面とは逆方向を向いている状態で位置している面(前面ともいう)Sf2と、を有している。ここで、前面Sf2は、例えば、主として光を受光する受光面としての役割を有する。
また、各太陽電池モジュールM1は、外周部を構成する複数の端面1Eを有している。図3(a)および図3(b)の例では、複数の端面1Eには、4つの端面1E1,1E2,1E3,1E4が含まれている。端面1E1は、−X方向を向いている状態で位置している。端面1E2は、−Y方向を向いている状態で位置している。端面1E3は、+X方向を向いている状態で位置している。端面1E4は、+Y方向を向いている状態で位置している。換言すれば、裏面Sf1および前面Sf2は、それぞれ平面視して矩形状の外形を有している。ここで、例えば、第1太陽電池モジュールM11における前面Sf2(第1前面Sf21ともいう)あるいは裏面Sf1(第1裏面Sf11ともいう)を平面視した場合には、第1端面としての端面1E1と第2端面としての端面1E2とが第1角部Cn1を形成している状態で位置している。また、例えば、第2太陽電池モジュールM12における前面Sf2(第2前面Sf22ともいう)あるいは裏面Sf1(第2裏面Sf12ともいう)を平面視した場合には、第3端面としての端面1E3と第4端面としての端面1E2とが第2角部Cn2を形成している状態で位置している。
各太陽電池モジュールM1は、例えば、太陽電池パネルPn1と、この太陽電池パネルPn1の外縁部を補強している状態で位置しているフレーム部F1と、端子ボックスJb1と、を有している。太陽電池パネルPn1は、電気的に接続された複数の太陽電池素子C1を有する1枚の板状の部分である。この太陽電池パネルPn1は、例えば、裏面Sf1側から順に、裏面保護部材Pr1と、第1封止材Se1と、光電変換部Pc1と、第2封止材Se2と、前面保護部材Pr2と、を有している。
裏面保護部材Pr1は、例えば、光電変換部Pc1の裏面Sf1側に位置している。ここでは、裏面保護部材Pr1の−Z方向の側の表面が裏面Sf1を構成している。裏面保護部材Pr1は、例えば、光電変換部Pc1を保護する役割と、光電変換部Pc1を封止する役割と、を有している。裏面保護部材Pr1は、透光性を有していてもよいし、透光性を有していなくてもよい。裏面保護部材Pr1には、例えば、柔軟性を有するシート状の部材(シート部材ともいう)あるいは板状の部材などが適用される。シート部材の素材には、例えば、樹脂が適用される。板状の部材の素材には、例えば、ガラスあるいはアクリルまたはポリカーボネートなどの樹脂が適用される。この場合には、透光性を有する裏面保護部材Pr1が実現され得る。ここで、ガラスには、例えば、厚さが2mmから5mm程度の白板ガラス、強化ガラスまたは熱線反射ガラスなどの光透過率の高い材料が採用される。裏面保護部材Pr1の形状には、例えば、平板状などの板状の形状が採用される。
第1封止材Se1は、例えば、裏面保護部材Pr1と光電変換部Pc1との間に位置している。例えば、この第1封止材Se1は、裏面保護部材Pr1と光電変換部Pc1との間に充填されている状態で位置している。これにより、光電変換部Pc1は、裏面保護部材Pr1側から第1封止材Se1によって封止されている状態で位置している。第1封止材Se1は、裏面保護部材Pr1と同様に、透光性を有していてもよいし、透光性を有していなくてもよい。第1封止材Se1の素材には、例えば、熱硬化性樹脂などが採用される。熱硬化性樹脂には、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)あるいはポリビニルブチラール(PVB)を主成分とするものが含まれる。熱硬化性樹脂には、架橋剤が含有されていてもよい。ここで、主成分とは、含有される比率(含有率ともいう)が最も大きい(高い)成分のことを意味する。
光電変換部Pc1は、例えば、複数の太陽電池素子C1と、複数の第1配線材W1と、複数の第2配線材W2と、を有している。図3(a)および図3(b)の例では、光電変換部Pc1では、例えば、複数の太陽電池素子C1は、2次元的に並んでいる状態で位置している。具体的には、光電変換部Pc1には、例えば、複数(ここでは6つ)の太陽電池ストリングS1が含まれている。各太陽電池ストリングS1は、例えば、複数(ここでは、10個)の太陽電池素子C1と、複数の第1配線材W1と、を含む。複数の第1配線材W1は、例えば、複数の太陽電池素子C1のうちの相互に隣り合う太陽電池素子C1の間をそれぞれ電気的に接続している状態で位置している。複数の第2配線材W2は、複数の太陽電池ストリングS1のうちの相互に隣り合う太陽電池ストリングS1の間をそれぞれ電気的に接続している状態で位置している。
第2封止材Se2は、例えば、光電変換部Pc1と前面保護部材Pr2との間に位置している。例えば、この第2封止材Se2は、光電変換部Pc1と前面保護部材Pr2との間に充填されている状態で位置している。これにより、光電変換部Pc1は、前面保護部材Pr2側から第2封止材Se2によって封止されている状態で位置している。換言すれば、光電変換部Pc1は、この光電変換部Pc1を挟み込むように覆っている第1封止材Se1と第2封止材Se2とによって封止されている。第2封止材Se2は、透光性を有している。第2封止材Se2の素材には、例えば、EVAあるいはPVBなどを主成分とする熱硬化性樹脂などが適用される。熱硬化性樹脂には、架橋剤が含有されていてもよい。
前面保護部材Pr2は、例えば、光電変換部Pc1の前面Sf2側に位置している。ここでは、前面保護部材Pr2の+Z方向の側の表面が前面Sf2を構成している。前面保護部材Pr2は、例えば、光電変換部Pc1を保護する役割と、光電変換部Pc1を封止する役割と、を有している。前面保護部材Pr2は、透光性を有している。前面保護部材Pr2には、例えば、板状の部材などが適用される。板状の部材の素材には、例えば、ガラスあるいはアクリルまたはポリカーボネートなどの樹脂が適用される。ここで、ガラスには、例えば、厚さが2mmから5mm程度の白板ガラス、強化ガラスまたは熱線反射ガラスなどの光透過率の高い材料が採用される。裏面保護部材Pr1の形状には、例えば、平板状などの板状の形状が採用される。
端子ボックスJb1は、光電変換部Pc1で得られた出力を外部に取り出すことができる。端子ボックスJb1は、例えば、裏面Sf1上に位置している。端子ボックスJb1は、例えば、シリコンシーラントなどの樹脂によって裏面Sf1に固定されている状態で位置している。端子ボックスJb1は、例えば、箱体と、端子板と、ケーブルと、を有している。箱体の素材には、例えば、変性ポリフェニレンエーテル樹脂(変性PPE樹脂)またはポリフェニレンオキサイド樹脂(PPO樹脂)などが適用される。端子板は、箱体内に位置しており、光電変換部Pc1の第2配線材W2が接続されている状態で位置している。ケーブルは、箱体の外部へ電力を導出することができる。
フレーム部F1は、太陽電池パネルPn1を保持する機能を有する。フレーム部F1は、例えば、太陽電池パネルPn1が嵌合することが可能な構造を有している。フレーム部F1は、太陽光を受光する側に位置するフレーム上面と、このフレーム上面の裏面側に位置するフレーム下面と、フレーム上面とフレーム下面とを接続しているフレーム側面と、を有している。図3(a)および図3(b)の例では、フレーム部F1は、締結などで相互に連結されている状態で位置している4つのフレーム部分F11,F12,F13,F14を有している。フレーム部分F11は、端面1E1を構成している。フレーム部分F12は、端面1E2を構成している。フレーム部分F13は、端面1E3を構成している。フレーム部分F14は、端面1E4を構成している。各フレーム部分F11,F12,F13,F14は、例えば、アルミニウムの押し出し成形などで作製され得る。
<1−1−2.保持部>
保持部1は、ベース部2と、クランプ受け部3と、クランプ部4と、連結部5と、を有している。
ベース部2は、基台部B1に支持されている状態で位置している。図4および図5で示されるように、ベース部2は、例えば、第1部分21と、第2部分22と、第3部分23と、を有している。例えば、第1部分21、第2部分22および第3部分23が、一体の板状の部材によって構成され得る。この場合には、ベース部2は、例えば、金属製の板材に対するプレス加工などで形成され得る。
第1部分21は、ベース部2の基準となる部分(基準部分ともいう)である。図4および図5の例では、第1部分21は、XY平面に沿った平板状の形状を有している。第1部分21は、例えば、+Z方向に貫通しており、連結部5のボルトBL3が挿通されている状態で位置している孔部2h1を有している。ここでは、孔部2h1として、+X方向に沿って長手方向を有する長孔が採用されている。
第2部分22は、基台部B1に支持されている部分(被支持部分ともいう)である。図4および図5の例では、第2部分22は、第1部分21の+Y方向の側の端部からXZ平面に沿って垂下している状態で位置している平板状の部分である。第2部分22は、例えば、基台部B1に対して連結されている状態で位置していることで、この基台部B1によって支持されている状態で位置している。図4の例では、基台部B1の+Z方向の側の部分を+Y方向に貫通している孔部H1a,H2aと、第2部分22を+Y方向に貫通している孔部H1b,H2bと、が連通している状態で、締結部Fs1によって、基台部B1と第2部分22とが連結されている状態で位置している。締結部Fs1には、例えば、雄ネジ部分を有するボルトBL1,BL2と、雌ネジ部分を有するナットNu1,Nu2と、が含まれている。ここでは、基台部B1の孔部H1aと第2部分22の孔部H1bとに挿通している状態で位置しているボルトBL1の雄ネジ部分と、ナットNu1の雌ネジ部分とが嵌まり合っている状態で位置している。また、基台部B1の孔部H2aと第2部分22の孔部H2bとに挿通している状態で位置しているボルトBL2の雄ネジ部分と、ナットNu2の雌ネジ部分とが嵌まり合っている状態で位置している。
第3部分23は、設置対象部G0から離れる方向に突出している状態で位置している部分(突出部分ともいう)である。図4および図5の例では、ベース部2には、第1突出部分である第3A部分231と、第2突出部分である第3B部分232と、が存在している。第3A部分231は、第1部分21の+X方向の端部から+Z方向に沿って突出している状態で位置している部分である。第3B部分232は、第1部分21の−X方向の端部から+Z方向に沿って突出している状態で位置している部分である。図5で示されるように、第3部分23は、例えば、太陽電池モジュールM1の裏面Sf1のうちの第2端面としての端面1E2側の部分を支持している状態で位置している。
図4および図5の例では、第3部分23に含まれる第3A部分231は、第1太陽電池モジュールM11のフレーム部F1における第2端面としての端面1E2側の部分を構成しているフレーム部F12を支持している状態で位置している。換言すれば、第3A部分231の+Z方向の先端部分が、第1太陽電池モジュールM11の裏面Sf1(第1裏面Sf11)のうちの第2端面としての端面1E2側の部分を支持している状態で位置している。また、第3部分23に含まれる第3B部分232は、第2太陽電池モジュールM12のフレーム部F1における第4端面としての端面1E2側の部分を構成しているフレーム部F12を支持している状態で位置している。換言すれば、第3B部分232の+Z方向の先端部分が、第2太陽電池モジュールM12の裏面Sf1(第2裏面Sf12)のうちの第4端面としての端面1E2側の部分を支持している状態で位置している。
ここで、例えば、突出部分としての第3部分23が、太陽電池モジュールM1の第2端面としての端面1E2に直交している+Y方向に沿って位置していれば、ベース部2に対する太陽電池モジュールM1の配置が容易である。また、例えば、太陽電池モジュールM1がより安定して保持され得る。
クランプ受け部3は、連結部5によってクランプ部4と連結されている状態で、クランプ部4の姿勢を安定させるための部分である。図4および図5で示されるように、クランプ受け部3は、例えば、ベース部2のうちの設置対象部G0に対向している状態で位置している部分(被当接部分ともいう)2htに当接している状態で位置している。このクランプ受け部3は、図4から図6で示されるように、第2端面としての端面1E2の法線に沿った方向に平面視した場合に、被当接部分2htに向けて凸状となるように湾曲している状態で位置している部分(曲がり部分ともいう)32tを含む板状の部分(当接部分ともいう)32を有している。図4から図6の例では、端面1E2の法線は、±Y方向に沿った方向である。
図4から図6の例では、クランプ受け部3は、連結部5によってクランプ部4と連結されている状態で位置している部分(被連結部分ともいう)31と、2つの当接部分32と、を有している。具体的には、被連結部分31は、XY平面に沿った板状の部分である。この被連結部分31は、+Z方向に貫通するように位置し、連結部5のボルトBL3が挿通されている状態で位置している孔部3hを有している。2つの当接部分32には、被連結部分31の−Y方向の側の端部から+Z方向に突出している状態で位置している第1当接部分321と、被連結部分31の+Y方向の側の端部から+Z方向に突出している状態で位置している第2当接部分322と、が含まれている。そして、第1当接部分321は、ベース部2側の先端部分において、ベース部2に向けて凸状となるように湾曲している状態で位置している第1曲がり部分32t1を有している。第2当接部分322は、ベース部2側の先端部分において、ベース部2に向けて凸状となるように湾曲している状態で位置している第2曲がり部分32t2を有している。ここで、例えば、第1曲がり部分32t1および第2曲がり部分32t2には、それぞれY軸と平行な仮想線Ln0を中心とした周方向に沿って湾曲している状態で位置しているような形態が適用され得る。上記構成を有するクランプ受け部3は、例えば、金属製の板材に対するプレス加工などで容易に形成され得る。
クランプ部4は、例えば、図4および図5で示されるように、第1太陽電池モジュールM11の前面Sf2のうちの第1端面としての端面1E1側の部分をベース部2に向けて押圧している状態で位置している。具体的には、クランプ部4は、例えば、第1太陽電池モジュールM11のフレーム部F1における第1端面としての端面1E1側の部分を構成しているフレーム部F11をベース部2に向けて押圧している状態で位置している。このため、クランプ部4とベース部2とによって、第1太陽電池モジュールM11が挟持されている状態にある。換言すれば、太陽電池パネルPn1の外周部に沿って位置しているフレーム部F1において、第1太陽電池モジュールM11が、ベース部2とクランプ部4とで挟持されている状態で位置している。これにより、太陽電池パネルPn1の割れが生じにくい。
また、クランプ部4は、例えば、図4および図5で示されるように、第2太陽電池モジュールM12の前面Sf2のうちの第3端面としての端面1E3側の部分をベース部2に向けて押圧している状態で位置している。具体的には、クランプ部4は、例えば、第2太陽電池モジュールM12のフレーム部F1における第3端面としての端面1E3側の部分を構成しているフレーム部F13をベース部2に向けて押圧している状態で位置している。このため、クランプ部4とベース部2とによって、第2太陽電池モジュールM12が挟持されている状態にある。換言すれば、太陽電池パネルPn1の外周部に沿って位置しているフレーム部F1において、第2太陽電池モジュールM12が、ベース部2とクランプ部4とで挟持されている状態で位置している。これにより、太陽電池パネルPn1の割れが生じにくい。そして、第1実施形態では、第1太陽電池モジュールM11および第2太陽電池モジュールM12が、ベース部2とクランプ部4とで挟持されている状態で位置している。このため、1つの保持部1で複数の太陽電池モジュールM1が保持され得る。
図4および図5の例では、クランプ部4は、被連結部分41と、2つの押圧部分42と、を有している。被連結部分41は、連結部5によってクランプ受け部3と連結されている状態で位置している部分である。各押圧部分42は、太陽電池モジュールM1をベース部2に向けてそれぞれ押圧している状態で位置している部分である。具体的には、被連結部分41は、XY平面に沿った板状の部分である。この被連結部分41は、+Z方向に貫通するように位置し、連結部5のボルトBL3が挿通されている状態で位置している孔部4hを有している。2つの押圧部分42には、第1押圧部分421と、第2押圧部分422と、が含まれている。第1押圧部分421は、被連結部分41の+X方向の側の端部から、クランプ受け部3から離れる方向に突出している状態で位置している。第2押圧部分422は、被連結部分41の−X方向の側の端部から、クランプ受け部3から離れる方向に突出している状態で位置している。ここで、第1押圧部分421および第2押圧部分422は、それぞれ逆L字状の断面を有する板状の部分である。
第1押圧部分421は、被連結部分42側から順に、第1板状部分P1aと、第2板状部分P2aと、を有している。第1板状部分P1aは、クランプ受け部3から離れる方向に延びるように位置している。この第1板状部分P1aは、第1太陽電池モジュールM11のうちの第1端面としての端面1E1側の部分のストッパーとして機能し得る。第2板状部分P2aは、第1板状部分P1aから第1太陽電池モジュールM11の前面Sf2上にかけて延びるように位置している。この第2板状部分P2aは、第1太陽電池モジュールM11の前面Sf2のうちの第1端面としての端面1E1側の部分を押圧する機能を有する。このため、第1太陽電池モジュールM11が、ベース部2の第3A部分231と、クランプ部4の第2板状部分P2aと、によって挟持されている状態で位置している。
第2押圧部分422は、被連結部分42側から順に、第3板状部分P1bと、第4板状部分P2bと、を有している。第3板状部分P1bは、クランプ受け部3から離れる方向に延びるように位置している。この第3板状部分P1bは、第2太陽電池モジュールM12のうちの第3端面としての端面1E3側の部分のストッパーとして機能し得る。第4板状部分P2bは、第3板状部分P1bから第2太陽電池モジュールM12の前面Sf2上にかけて延びるように位置している。この第4板状部分P2bは、第2太陽電池モジュールM12の前面Sf2のうちの第3端面としての端面1E3側の部分を押圧する機能を有する。このため、第2太陽電池モジュールM12が、ベース部2の第3B部分232と、クランプ部4の第4板状部分P2bと、によって挟持されている状態で位置している。
連結部5は、クランプ受け部3とクランプ部4とを連結している状態で位置している。図4および図5の例では、連結部5は、例えば、雄ネジ部分を有するボルトBL3と、このボルトBL3の雄ネジ部分と嵌まり合っている雌ネジ部分を有するナットNu3と、を含む締結部である。ここでは、クランプ部4の孔部4h、ベース部2の孔部2h1およびクランプ受け部3の孔部3hに挿通されているボルトBL3の雄ネジ部分に、ナットNu3の雌ネジ部分が組み合わされている状態で位置している。ここでは、ボルトBL3が挿通されているワッシャーWs3が、クランプ受け部3とネットNu3との間に挟まれている状態にある。そして、太陽電池モジュールM1がクランプ部4とベース部2とで挟持されている状態で、クランプ部4と太陽電池モジュールM1とベース部2とクランプ受け部3とが、連結部5によって締結されている状態で位置している。
ここで、上記構造を有する保持部1によれば、例えば、連結部5が挿通されている状態にあるベース部2の孔部2h1は、+X方向に沿った長手方向を有する長穴であるため、ベース部2に対する連結部5の角度を適宜設定することができる。また、太陽電池モジュールM1は、ベース部2の突出部分としての第3部分23の先端部分で支持されている状態で位置している。このため、第3部分23の先端部分を支点として、太陽電池モジュールM1の角度を適宜設定することができる。そして、例えば、クランプ受け部3は、曲がり部分32tにおいてベース部2に当接している状態で位置している。このため、例えば、図5、図7および図8で示されるように、ベース部2に対するクランプ部4、太陽電池モジュールM1およびクランプ受け部3の角度が適宜設定された状態で、クランプ部4とベース部2と太陽電池モジュールM1とクランプ受け部3とが、連結部5によって締結され得る。これにより、例えば、太陽電池モジュールM1を支持するためのレール状の部材など大型の構成を省略しつつ、設置対象部G0の起伏に合わせて太陽電池モジュールM1を容易に設置することができる。
また、例えば、1つの保持部1で保持されている、隣り合う第1太陽電池モジュールM11および第2太陽電池モジュールM12については、それぞれ独立して角度を設定することができる。具体的には、第3A部分231の先端部分を支点として、第1太陽電池モジュールM11の角度を適宜設定することができる。また、第3B部分232の先端部分を支点として、第2太陽電池モジュールM12の角度を適宜設定することができる。これにより、例えば、隣り合う第1太陽電池モジュールM11と第2太陽電池モジュールM12とが谷型(図5参照)および山型(図7参照)の何れの形態を成す場合であっても、1つの保持部1で複数の太陽電池モジュールM1を容易に設置することができる。その結果、例えば、1以上の太陽電池モジュールM1を平坦でない場所に容易に設置することが可能である。
また、例えば、クランプ受け部3の曲がり部分32tが簡素な板状の部材で構成されているため、クランプ受け部3の耐久性および生産性を向上させることができる。したがって、例えば、1以上の太陽電池モジュールM1を平坦でない場所に容易に設置可能であり、1以上の太陽電池モジュールM1を保持する保持部1の耐久性および生産性を向上させることができる。
<1−2.第1実施形態のまとめ>
第1実施形態に係る太陽電池装置100では、例えば、ベース部2に対する連結部5の角度が適宜設定され得る。また、例えば、突出部分としての第3部分23の先端部分を支点として、太陽電池モジュールM1の角度が適宜設定され得る。そして、例えば、クランプ受け部3は、曲がり部分32tにおいてベース部2に当接している状態で位置している。このため、例えば、ベース部2に対する任意の角度に設定されたクランプ部4、太陽電池モジュールM1およびクランプ受け部3が、ベース部2に対して締結され得る。これにより、例えば、太陽電池モジュールM1を支持するためのレール状の部材など大型の構成を省略しつつ、設置対象部G0の起伏に合わせて太陽電池モジュールM1を容易に設置することができる。
そして、例えば、クランプ受け部3の曲がり部分32tが簡素な板状の部材で構成されている。このため、クランプ受け部3の耐久性および生産性が向上され得る。したがって、例えば、1以上の太陽電池モジュールM1が平坦でない場所に容易に設置可能であり、1以上の太陽電池モジュールM1を保持する保持部1の耐久性および生産性が向上され得る。
また、例えば、隣り合う第1太陽電池モジュールM11と第2太陽電池モジュールM12とが谷型および山型の何れの形態を成す場合でも、1つの保持部1で複数の太陽電池モジュールM1が容易に保持され得る。このため、例えば、1以上の太陽電池モジュールM1が平坦でない場所に容易に設置され得る。
<2.他の実施形態>
本開示は上述の第1実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良などが可能である。
<2−1.第2実施形態>
上記第1実施形態において、例えば、上記クランプ受け部3が、異なる構成を有する第2実施形態に係るクランプ受け部3Aに置き換えられてもよい。図9で示されるように、板状の部材(板状部材ともいう)自体が曲がっている状態で位置している曲がり部分32tAを有するクランプ受け部3Aが採用されてもよい。ここでは、板状部材の厚さ方向に垂直な面(主面ともいう)がベース部2の被当接部分2htに向けて凸状に曲がっている状態で位置している部分が、曲がり部分32tAを構成している。このような構成が採用されれば、例えば、クランプ受け部3Aの曲がり部分32tAを板状部材のプレス加工などで容易に形成することができる。
図9の例では、クランプ受け部3Aは、1枚の平板状の第1板状部材31A1と、他の1枚の曲がり部分32tAを有する第2板状部材31A2とが、溶接などの接合で一体化された構成を有している。ここで、例えば、第1板状部材31A1は、孔部3hを有する被連結部分31としての役割を有する。第2板状部材31A2は、例えば、ベース部2の被当接部分2htに向けて凸状となるように湾曲している状態で位置している曲がり部分32tAをそれぞれ含み、間隙部3sAを間に挟んで位置する2つの板状の当接部分32Aを有している。ここでは、2つの当接部分32Aは、例えば、−Y方向の側に位置し、上記第1当接部分321と同様な機能を有する第1当接部分321Aと、+Y方向の側に位置し、上記第2当接部分322と同様な機能を有する第1当接部分322Aと、を含む。そして、2つの曲がり部分32tAは、例えば、第1当接部分321Aの第1曲がり部分32t1Aと、第2当接部分322Aの第2曲がり部分32t2Aと、を含む。第1曲がり部分32t1Aおよび第2曲がり部分32t2Aは、それぞれY軸と平行な仮想線Ln0を中心とした周方向に沿って湾曲している状態で位置しているような形態を有している。
<2−2.第3実施形態>
上記第1実施形態において、例えば、上記保持部1の代わりに、上記保持部1を基本構成として、ベース部2およびクランプ受け部3が、ベース部2Bおよびクランプ受け部3Bに置換された、保持部1Bが採用されてもよい。
具体的には、図10から図12で示されるように、クランプ受け部3Bは、例えば、板状の当接部分32としての機能を有する鉤状部分32Bと、被連結部分31と、を有する帯状の部材(帯状部材ともいう)であってもよい。ここで、鉤状部分32Bは、クランプ受け部3Bの長手方向の第1端部3e1B側において鉤状に屈曲している状態で位置している部分である。被連結部分31は、クランプ受け部3Bの長手方向の第1端部3e1Bとは逆側の第2端部3e2B側においてクランプ部4が連結部5によって連結されている状態で位置している部分である。そして、鉤状部分32Bにおけるベース部2に向けて凸状となるように湾曲している状態で位置している先端面が、曲がり部分32tBとされてもよい。このような構成が採用されても、クランプ受け部3Bが、曲がり部分32tBにおいてベース部2Bの−Z方向に向いた被当接部分2htに当接している状態で位置していることで、ベース部2Bに対するクランプ受け部3Bの角度が適宜設定され得る。そして、例えば、帯状の板材の折り曲げ加工などの簡単な工程でクランプ受け部3Bが製造され得る。換言すれば、例えば、鋳造および削り出し加工などの煩雑な工程を経ることなく、クランプ受け部3Bが製造され得る。したがって、クランプ受け部3Bが容易に製造され得る。
図10から図12の例では、クランプ受け部3Bでは、被連結部分31の+Y方向の側の端部にU字状の鉤状部分32Bが位置している。具体的には、鉤状部分32Bは、被連結部分31の側から順に、第1部32aBと、第2部32bBと、第3部32cBと、を有している。第1部32aBは、例えば、被連結部分31の+Y方向の側の端部から−Z方向に延びるように位置している板状の部分である。第2部32bBは、第1部32aBの−Z方向の側の端部からU字状に曲がるように位置している板状の部分である。第3部32cBは、第2部32bBのうちの第1部32aBとは逆側の端部から+Z方向に延びるように位置している板状の部分である。第3部32cBは、第1部32aBよりも+Y方向の側に位置している。第1部32aBと第3部32cBとの間には間隙32sBが位置している。第3部32cBの+Z方向の先端面が、曲がり部分32tBとされている。曲がり部分32tBには、Y軸と平行な仮想線Ln0を中心とした周方向に沿って湾曲している状態で位置しているような形態が適用され得る。
また、図10および図12で示されるように、ベース部2Bは、上記第1実施形態に係るベース部2を基本構成として、第1部分21が、第1部分21Bに置換された構成を有していてもよい。第1部分21Bは、突出部分としての第3部分23よりも設置対象部G0の近くにおいて、この設置対象部G0に向かう方向に沿って位置している第1B部分21bBを含んでいる。この第1B部分21bBは、第2端面としての端面1E2の法線に沿った方向(法線方向ともいう)に貫通している状態で位置している孔部2h1Bを有している板状の部分(被係合部分ともいう)である。ここで、例えば、クランプ受け部3Bの鉤状部分32Bが、孔部2h1Bに挿通されており且つこの孔部2h1Bに係合している状態で位置していてもよい。このような構成が採用されれば、例えば、クランプ受け部3Bが、ベース部2Bの孔部2h1Bに係合している状態で位置していることで、クランプ受け3Bがベース部2Bから脱落する不具合が発生しにくい。その結果、太陽電池モジュールM1が保持部1Bによって安定して保持されやすくなる。
図10から図12の例では、第1部分21Bは、第1実施形態に係る第1部分21を基本構成として、第1部分21のうち、+Y方向の側の部分が、第1A部分21aBとされ、−Y方向の側の部分が、第1B部分21bBとされている。第1A部21aBは、上記第1部分21のうちの+Y方向の側の部分の形態がそのまま維持され且つ被当接部分2htとしての機能を有する。第1B部分21bBは、上記第1部分21のうちの−Y方向の側の部分が、−Z方向に折り曲げられたような形態を有している。そして、第1B部分21bBには、孔部2h1の代わりに、+Y方向に貫通している孔部2h1Bが存在している。ここでは、クランプ受け部3Bとクランプ部4Bとの間にベース部2Bが存在していない。ここで、例えば、鉤状部分32Bが孔部2h1Bに係合している状態で位置していれば、ベース部2Bとベース受け部3Bとの位置関係が安定し得る。ここで、例えば、第1部分21Bの第1B部分21bBが省略されてもよい。この場合には、例えば、第1A部21aBの被当接部分2htとして機能する−Z側の面に、当接部分32として機能する鉤状部分32Bの先端面の曲がり部分32tBが当接している状態となる。この場合であっても、ベース部2Bとベース受け部3Bとの位置関係がある程度安定し得る。
<2−3.第4実施形態>
上記各実施形態において、例えば、上記保持部1の代わりに、上記保持部1を基本構成として、クランプ部4が、第4実施形態に係るクランプ部4Cに置換された、保持部1Cが採用されてもよい。
具体的には、図13で示されるように、クランプ部4Cは、上記第1実施形態に係るクランプ部4を基本構成として、上記押圧部分42が押圧部分42Cとされてもよい。押圧部分42Cは、太陽電池モジュールM1をベース部2に向けて押し付けている状態で位置している部分である。さらに、押圧部分42Cは、太陽電池モジュールM1に向けて凸状となるように湾曲あるいは段階的に曲がっている状態で位置している部分(凸状部分ともいう)P1Cを有している。このような構成が採用されれば、例えば、太陽電池モジュールM1の角度に関わらず、太陽電池モジュールM1が保持部1Cによってより安定して保持されやすくなる。
図13の例では、クランプ部4Cには、2つの押圧部分42Cが存在している。2つの押圧部分42Cには、第1押圧部分421Cと、第2押圧部分422Cと、が含まれている。第1押圧部分421Cは、第1太陽電池モジュールM11をベース部2に向けて押し付けている状態で位置している部分である。ここで、第1押圧部分421Cは、第1太陽電池モジュールM11に向けて凸状の形状を有する第1凸状部分P11Cを有し、この第1凸状部分P11Cによって第1太陽電池モジュールM11を押圧している状態で位置している。第2押圧部分422Cは、第2太陽電池モジュールM12をベース部2に向けて押し付けている状態で位置している部分である。ここで、第2押圧部分422Cは、第2太陽電池モジュールM12に向けて凸状の形状を有する第2凸状部分P12Cを有し、この第2凸状部分P12Cによって第2太陽電池モジュールM12を押圧している状態で位置している。
また、例えば、上記第1実施形態に係る連結部5が、ナットNu4が加えられた連結部5Cに変更されてもよい。ここでは、図13で示されるように、ボルトBL3の雄ネジ部に、ナットNu3の雌ネジ部に加えて、ナットNu4の雌ネジ部が嵌められている状態で位置していてもよい。これにより、いわゆるダブルナットの構成が実現される。このような構成を有する連結部5Cでは、ナットNu3の締め付けに加えて、ナットNu4が締め付けられる。これにより、例えば、連結部5Cが緩みにくくなる。このため、例えば、クランプ受け部3に対して、クランプ部4Cが安定して連結され得る。その結果、太陽電池モジュールが保持部1Cによってより安定して保持されやすくなる。
<2−4.第5実施形態>
上記各実施形態において、例えば、各保持部1,1B,1Cが、2つの基台部B1で支持されてもよい。具体的には、例えば、1つの保持部1,1B,1Cを1つの基台部B1で支持している太陽電池装置100が、図14および図15で示されるように、1つの保持部1Dを2つの基台部B1Dで支持している太陽電池装置100Dに変更されてもよい。この場合には、例えば、保持部1Dがより安定して支持され得る。その結果、太陽電池モジュールが保持部1Dによってより安定して保持されやすくなる。さらに、ここで、例えば、図14で示されるように、1つの保持部1Dが、設置対象部G0に対して異なる角度で立っている状態の2本の基台部B1Dによって支持されている状態で位置していれば、保持部1Dがより安定して支持され得る。図14および図15の例では、2本の基台部B1Dには、Z軸に対して上部が−X方向に倒れる方向に傾斜している基台部B11Dと、Z軸に対して上部が+X方向に倒れる方向に傾斜している基台部B12Dと、が含まれている。
図14および図15には、上記第3実施形態に係る保持部1Bを基本構成として、上記ベース部2Bがベース部2Dに変更され、クランプ受け部3Bとクランプ部4とが2組とされた、第5実施形態に係る保持部1Dの一例が示されている。ベース部2Dは、上記第3実施形態に係るベース部2Bを基本構成として、上記第1部分21Bが第1部分21Dに変更されたものである。第1部分21Dは、上記第1部分21Bを基本構成として、第1B部分21bBの−Z方向の側の部分に被支持部分S1bDが加えられ、第2部分22が第1C部分21cDおよび被支持部分S1cDに置換された構造を有している。
被支持部分S1bDは、第1B部分21bBの−Z方向の側の部分からXY平面に沿って−Y方向に突出している状態で位置している部分である。この被支持部分S1bDは、+Z方向に貫通している状態で位置している孔部H1bDを有する。この孔部H1bDに基台部B11Dの上部が挿通された状態で、締結部材などで基台部B11Dに対して被支持部分S1bDが連結されている状態で位置している。
また、第1C部分21cDおよび被支持部分S1cDは、第1B部分21bBおよび被支持部分S1bDと同様な構成を有している。ただし、第1C部分21cDおよび被支持部分S1cDと、第1B部分21bBおよび被支持部分S1bDとは、Z軸に平行な仮想線Ln1を基準として180度回転させた回転対称の関係を有している。第1C部分21cDは、第1A部分21aBの+Y方向の端部からXZ平面に沿って−Z方向に突出している状態で位置している。第1C部分21cDには、+Y方向に貫通している上記孔部2h1Bに対応する孔部2h1Dが存在している。被支持部分S1cDは、第1C部分21cDの−Z方向の側の部分からXY平面に沿って+Y方向に突出している状態で位置している部分である。この被支持部分S1cDは、+Z方向に貫通している状態で位置している孔部H1cDを有する。この孔部H1cDに基台部B12Dの上部が挿通された状態で、締結部材などで基台部B12Dに対して被支持部分S1cDが連結されている状態で位置している。
また、1対のクランプ受け部3Bのうち、−Y方向の側のクランプ受け部3Bの鉤状部分32Bが、第1B部分21bBの孔部2h1Bに挿通しており且つこの孔部2h1Bに係合している状態で位置している。1対のクランプ受け部3Bのうち、+Y方向の側のクランプ受け部3Bの鉤状部分32Bが、第1C部分21cDの孔部2h1Dに挿通しており且つこの孔部2h1Dに係合している状態で位置している。各クランプ受け部3Bにクランプ部4が連結部5によって連結されている状態で位置している。これにより、各クランプ部4が、このクランプ部4の+X方向の側に位置している第1太陽電池モジュールM11と、このクランプ部4の−X方向の側に位置している第2太陽電池モジュールM12と、を押圧している状態で位置している。
<2−5.第6実施形態>
上記各実施形態において、例えば、図16で示されるように、ベース部2,2B,2Dの各第3部分23における太陽電池モジュールM1を支持している状態で位置している部分に、太陽電池モジュールM1のフレーム部F1が嵌まり込むように位置する凹部Re1が加えられてもよい。この場合には、例えば、ベース部2,2B,2Dと太陽電池モジュールM1との位置関係が安定し得る。これにより、太陽電池モジュールM1が保持部1,1B,1C,1Dによってより安定して保持されやすくなる。
<2−6.第7実施形態>
上記各実施形態において、例えば、上記クランプ受け部3,3A,3Bの曲がり部分32t,32tA,32tBが、湾曲することなく段階的に曲がっている状態で位置している曲がり部分であってもよい。図17には、上記第1実施形態に係るクランプ受け部3を基本構成として、上記曲がり部分32tが、曲がり部分32tFに変更された、クランプ受け部3Fの一例が示されている。ここでは、上記曲がり部分32tが、ベース部2の被当接部分2htに向けて凸状となるように湾曲している状態で位置していたのに対して、曲がり部分32tFは、ベース部2の被当接部分2htに向けて凸状となるように段階的に曲がっている状態で位置している。ここで、段階的に曲がっている構成には、例えば、±Y方向に平面視して、多角形状の外縁を有する構成が適用される。また、図17の例では、上記第1曲がり部分32t1の代わりに、第1曲がり部分32t1Fが採用され、上記第2曲がり部分32t2の代わりに、第2曲がり部分32t2Fが採用されている。
<3.その他>
上記各実施形態では、例えば、各太陽電池モジュールM1は、前面Sf2を平面視した場合に、矩形状の外形を有していたが、これに限られない。例えば、各太陽電池モジュールM1は、前面Sf2を平面視した場合に、4つ以上の端面1Eを有していてもよい。例えば、各太陽電池モジュールM1は、前面Sf2を平面視した場合に、六角形状あるいは八角形状などの外形を有していてもよい。
上記各実施形態では、例えば、突出部分としての第3部分23が、太陽電池モジュールM1の第2端面としての端面1E2に交差している方向(交差方向ともいう)に沿って位置していてもよい。また、突出部分23は、例えば、板状の形状の代わりに、櫛歯状の形状を有していてもよい。
上記各実施形態では、例えば、基台部B1,B1Dは、柱状部材ではなく、ブロック状の部材(ブロック状部材ともいう)など、その他の形状を有する部材であってもよい。また、保持部1,1B,1C,1Dごとに、1つの基台部B1あるいは2つの基台部B1Dが位置することなく、2以上の保持部1,1B,1C,1Dに対して、1以上の基台部B1,B1Dが位置していてもよい。このような構成としては、例えば、複数の柱状部材あるいは複数のブロック状部材の上に架設されている状態で位置している梁部によって各保持部1,1B,1C,1Dが支持されている状態で位置している構成が考えられる。
上記第1実施形態から上記第5実施形態および上記第7実施形態では、例えば、太陽電池モジュールM1が、フレーム部F1を有していない、いわゆるフレームレスの構造を有するものであってもよい。
上記各実施形態では、例えば、連結部5,5Cは、ボルトBL3とナットNu3とを含む締結部材に限られず、スタッドボルトとナットとを含む締結部材などのその他の形態を有する締結部材であってもよい。また、例えば、連結部5は、締結式ではなく、かしめで連結する方式あるいはクリップで挟持する方式などのその他の方式で、クランプ受け部3,3A,3Bとクランプ部4とを連結するものであってもよい。
上記各実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1,1B,1C,1D 保持部
1E,1E1,1E2,1E3,1E4 端面
2,2B,2D ベース部
2ht 被当接部分
3,3A,3B,3F クランプ受け部
4,4C クランプ部
5,5C 連結部
23 第3部分(突出部分)
32,32A 当接部分
32B 鉤状部分(当接部分)
32t,32tA,32tB,32tF 曲がり部分
42,42C 押圧部分
100,100D 太陽電池装置
231 第3A部分(第1突出部分)
232 第3B部分(第2突出部分)
421,421C 第1押圧部分
422,422C 第2押圧部分
B1,B1D,B11D,B12D 基台部
Cn1,Cn2 角部
F1 フレーム部
F11,F12,F13,F14 フレーム部分
G0 設置対象部
M1 太陽電池モジュール
M11 第1太陽電池モジュール
M12 第2太陽電池モジュール
P1C 凸状部分
P11C 第1凸状部分
P12C 第2凸状部分
Sf1 裏面
Sf2 前面
Sf11 第1裏面
Sf12 第2裏面
Sf21 第1前面
Sf22 第2前面

Claims (9)

  1. 設置対象部の上に存在している基台部と、
    1以上の太陽電池モジュールと、
    前記基台部の上において、前記1以上の太陽電池モジュールのうちの第1太陽電池モジュールを保持している状態で位置している保持部と、を備え、
    前記第1太陽電池モジュールは、前記設置対象部に対向している状態で位置している第1裏面と、該第1裏面とは逆方向を向いている状態で位置している第1前面と、該第1前面を平面視した場合に第1角部を形成している状態で位置している第1端面および第2端面を含む4つ以上の端面と、を有し、
    前記保持部は、
    前記基台部に支持されている状態で位置しているベース部と、
    前記第1太陽電池モジュールの前記第1前面のうちの前記第1端面側の部分を前記ベース部に向けて押圧している状態で位置しているクランプ部と、
    前記ベース部のうちの前記設置対象部に対向している状態で位置している被当接部分に当接しているとともに、前記第2端面の法線に沿った方向に平面視した場合に前記被当接部分に向けて凸状となるように湾曲あるいは段階的に曲がっている状態で位置している板状の曲がり部分を含んでいるクランプ受け部と、
    前記クランプ部と前記クランプ受け部とを連結している状態で位置している連結部と、を有し、
    前記ベース部は、前記第1太陽電池モジュールの前記第1裏面のうちの前記第2端面側の部分を支持しているとともに、前記設置対象部から離れる方向に突出している状態で位置している突出部分を有し、
    前記第1太陽電池モジュールの角度は前記突出部分の先端部分を支点として適宜設定され得るとともに、前記ベース部に対して角度が適宜設定された前記クランプ部、前記太陽電池モジュールおよび前記クランプ受け部が、前記ベース部に対して前記連結部により締結され得る、太陽電池装置。
  2. 請求項1に記載の太陽電池装置であって、
    前記基台部は、前記設置対象部の上に立っている状態で位置している柱状部材を含む、太陽電池装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の太陽電池装置であって、
    各前記太陽電池モジュールは、太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの外周部に沿って位置しているフレーム部と、を有し、
    前記クランプ部は、前記第1太陽電池モジュールの前記フレーム部における前記第1端面側の部分を前記ベース部に向けて押圧している状態で位置しており、
    前記突出部分は、前記第1太陽電池モジュールの前記フレーム部における前記第2端面側の部分を支持している状態で位置している、太陽電池装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1つの請求項に記載の太陽電池装置であって、
    前記突出部分は、前記設置対象部に向けて平面透視した場合に、前記第2端面に交差している交差方向に沿って位置している、太陽電池装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1つの請求項に記載の太陽電池装置であって、
    前記曲がり部分は、板状厚さ方向に垂直な面が前記被当接部分に向けて凸状に曲がっている状態で位置している部分、を含んでいる、太陽電池装置。
  6. 請求項1から請求項4の何れか1つの請求項に記載の太陽電池装置であって、
    前記クランプ受け部は、長手方向の第1端部側において鉤状に屈曲している状態で位置している鉤状部分と、前記長手方向の前記第1端部とは逆側の第2端部側において前記クランプ部が前記連結部によって連結されている状態で位置している被連結部分と、を有する帯状部材を含み、
    前記鉤状部分は、前記被当接部分に当接し
    前記曲がり部分は、前記鉤状部分において前記被当接部分に向けて凸状となるように湾曲または段階的に曲がっている状態で位置している先端面を含んでいる、太陽電池装置。
  7. 請求項6に記載の太陽電池装置であって、
    前記ベース部は、前記突出部分よりも前記設置対象部の近くにおいて、前記設置対象部に向かう方向に沿って位置しており且つ前記第2端面の前記法線方向に貫通している状態で位置している孔部を有する板状の被係合部分、を含み、
    前記鉤状部分が、前記孔部に挿通しており且つ該孔部に係合している状態で位置している、太陽電池装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1つの請求項に記載の太陽電池装置であって、
    前記1以上の太陽電池モジュールは、前記設置対象部に向かって平面視した場合に、前記保持部を間に挟んで前記第1太陽電池モジュールと隣り合っている状態で位置している第2太陽電池モジュールを含み、
    該第2太陽電池モジュールは、前記設置対象部に対向している状態で位置している第2裏面と、該第2裏面とは逆方向を向いている状態で位置している第2前面と、該第2前面を平面視した場合に第2角部を形成している状態で位置している第3端面および第4端面を含む4つ以上の端面と、を有し、
    前記ベース部は、前記第1太陽電池モジュールの前記第1裏面のうちの前記第2端面側の部分を支持しているとともに前記設置対象部から離れる方向に突出している状態で位置している第1突出部分と、前記第2太陽電池モジュールの前記第2裏面のうちの前記第4端面側の部分を支持しているとともに前記設置対象部から離れる方向に突出している状態で位置している第2突出部分と、を有し、
    前記クランプ部は、前記第2太陽電池モジュールの前記第2前面のうちの前記第3端面側の部分を前記ベース部に向けて押圧している状態で位置している、太陽電池装置。
  9. 請求項1から請求項8の何れか1つの請求項に記載の太陽電池装置であって、
    前記クランプ部が、前記第1太陽電池モジュールを前記ベース部に向けて押し付けている状態で位置している押圧部分、を有し、
    該押圧部分は、前記第1太陽電池モジュールに向けて凸状となるように湾曲あるいは段階的に曲がっている状態で位置している部分を有している、太陽電池装置。
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