JP6820837B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6820837B2
JP6820837B2 JP2017515628A JP2017515628A JP6820837B2 JP 6820837 B2 JP6820837 B2 JP 6820837B2 JP 2017515628 A JP2017515628 A JP 2017515628A JP 2017515628 A JP2017515628 A JP 2017515628A JP 6820837 B2 JP6820837 B2 JP 6820837B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
frame member
cell module
roof
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017515628A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016175319A1 (ja
Inventor
貴寛 北野
貴寛 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solar Frontier KK
Original Assignee
Solar Frontier KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Solar Frontier KK filed Critical Solar Frontier KK
Publication of JPWO2016175319A1 publication Critical patent/JPWO2016175319A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6820837B2 publication Critical patent/JP6820837B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRA-RED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S20/00Supporting structures for PV modules
    • H02S20/20Supporting structures directly fixed to an immovable object
    • H02S20/22Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings
    • H02S20/23Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings specially adapted for roof structures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRA-RED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S30/00Structural details of PV modules other than those related to light conversion
    • H02S30/10Frame structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

本発明は、太陽電池アレイを構築する太陽電池モジュールに関する。
近年、環境に対する関心や政策等から、公共施設や一般家庭など、あらゆる場所で太陽電池の設置が進められている。太陽電池は太陽光を利用するため、屋根や屋上などの屋外に設置されるが、設置可能な面を有効に活用するために、複数の太陽電池モジュールを隣接して配置し一群の太陽電池アレイを構築することがよく行われている。
従来、太陽電池アレイの設置は、屋根や屋上の不陸を調整するため、例えば特許文献1に示すように、複数の縦桟又は横桟を用いた架台を設置面に設けた後、それらを利用して太陽電池パネルや太陽電池モジュールを並列して配置していた。また、隣接する二つの太陽電池モジュールを連結するために縦桟や横桟が用いられる場合もあった。
しかしながら、長尺の縦桟や横桟を屋根等の高所まで運搬し屋根に固定する作業は危険を伴うものであり作業者にとって負担が掛かる。また、縦桟等の長尺部材は太陽電池モジュール等と比較して運搬や在庫のための費用が高く、また、それらを設置する工程は労力や時間がかかることから、太陽電池アレイを構築する上でコスト高となる要因となっていた。
特開2013−231308号公報
部材を削減しコストを低減すると共に、より少ない工程で太陽電池アレイを構築する太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
本発明によれば、設置面において、太陽電池アレイを構築するよう隣接配置される太陽電池モジュールであって、太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの第1の辺に取り付けられる第1のフレーム部材と、前記第1の辺の反対側にある前記太陽電池パネルの第2の辺に取り付けられる第2のフレーム部材と、を備え、前記第2のフレーム部材が、前記太陽電池モジュールと隣接して配置される太陽電池モジュールの第1のフレーム部材を挟持する挟持部と、前記設置面に固定される基部と、を有することを特徴とする、太陽電池モジュールが提供される。
本発明の太陽電池モジュールは、第2のフレーム部材が隣接して配置される太陽電池モジュールの第1のフレーム部材を挟持する挟持部を有するので、隣接する太陽電池モジュールを直接連結することができる。そのため、隣接する太陽電池モジュールを連結する横桟や縦桟が不要である。また、太陽電池モジュールの第2のフレーム部材の基部が設置面に固定されるため、太陽電池モジュールを支持する横桟や縦桟も不要である。従来のように縦桟又は横桟を設置する必要が無いため、縦桟等を設置する工程を省くことができると共に、材料費を抑えることができ運搬や在庫費用も削減するので、太陽電池アレイの設置コストを下げることができる。
本発明の実施形態による太陽電池モジュールを用いて構築された太陽電池アレイを示す図であり、屋根の棟側から見た斜視図である。 太陽電池モジュールの平面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 太陽電池モジュールを固定した別の状態を示す断面図である。 図1のA部分を拡大した図であり、太陽電池モジュールを設置面に固定する固定部材を示す斜視図である。 スタート部材を示す側面図である。 太陽電池モジュールの設置方法を示す斜視図である。 図6の矢印E方向からみた太陽電池アレイの一部を拡大して示す側面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
本実施形態の太陽電池モジュール20について説明する。図1は、建物の屋根10(設置面の一例)において、太陽電池モジュール20により構築された太陽電池アレイ100を示す図であり、屋根10の棟側から見た斜視図である。太陽電池アレイ100は、図1に示すように3つの太陽電池モジュール20a、20b、20c(以下、まとめて太陽電池モジュール20と記す場合がある)が隣接して配置されることにより構築されている。また、図1の太陽電池アレイ100では、太陽電池モジュール20a、20bの軒先13側の端部を支持するスタート部材70が設けられている。図示する太陽電池アレイ100は一例であり、それを構築する太陽電池モジュール20の個数やその配置はこれに限定されるものではない。
本明細書では、屋根10の桁方向、図1の矢印X方向を横方向と、屋根10の軒先13から棟側に向かう方向、図1の矢印Y方向を縦方向と、太陽電池パネル21の受光面21aに対して垂直な方向、図1の矢印Z方向を上方向と称する。
図1に示す太陽電池モジュール20a、20b、20cのそれぞれは同一の構造を有し、各太陽電池モジュール20は、図2に示すように、矩形の太陽電池パネル21と、太陽電池パネル21の第1の辺24に取り付けられる第1のフレーム部材30と、第1の辺24の反対側にある第2の辺25に取り付けられる第2のフレーム部材40とを備える。第2のフレーム部材40には、第2のフレーム部材40を屋根10に固定する2つの固定部材60が備わっている。太陽電池パネル21の第3の辺26には第3のフレーム部材50が、第3の辺26の反対側にある第4の辺27には第4のフレーム部材51が取り付けられる。そして、第1のフレーム部材30と、第2のフレーム部材40、第3のフレーム部材50及び第4のフレーム部材51により、太陽電池パネル21の周囲を囲繞するフレーム28が形成される。
図3Aは、図1のIII−III線に沿った断面図であり、太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30と太陽電池モジュール20aの第2のフレーム部材40との断面図を示す。また、図3Aには第2のフレーム部材40を屋根10に固定する固定部材60の側面が示されている。
太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30は、上述のように太陽電池パネルの第1の辺24に取り付けられる部材であり、基部31と、太陽電池パネル21の受光面21aを覆う第1のフランジ部32と、太陽電池パネル21の背面21bを支持する第1の支持部33とから構成される。第1のフレーム部材30は、その第1のフランジ部32と第1の支持部33とが太陽電池パネル21の第1の辺24を挟み込むと共に接着剤(シリコーン系樹脂やブチル系樹脂等)により太陽電池パネル21に固着される。
第1のフレーム部材30の第1の支持部33の下方には、第1のフレーム部材30の両端部30a、30b(図2参照)において第3のフレーム部材50及び第4のフレーム部材51を固定するための穴部34が形成されている。
また、第1のフレーム部材30の、太陽電池パネル21の受光面21a側に位置する上面35には、太陽電池モジュールの外側に位置する第1のフレーム部材30の外面側面36から距離D1離れた位置に、外面側面36に沿って第1のフレーム部材30の長手方向(図2の矢印B方向)に延びるよう溝37が形成されている。この溝37は、図3Aに示すよう太陽電池モジュール20cが太陽電池モジュール20aに連結されると、後述する第2のフレーム部材40の挟持部45によって隠れるようになる。屋根10に太陽電池モジュール20を配置する場合、屋根10の不陸により、太陽電池モジュール20の位置を調整するため挟持部45の奥まで第1のフレーム部材30を挿入できない場合がある。そのため、作業者はある程度の範囲において第1のフレーム部材30が挿入されているか否かを確認できると便利である。作業者は、太陽電池モジュール20cを太陽電池モジュール20aに取り付ける際、図3Bに示すように、挟持部45の奥まで挿入されていない場合であっても、第2のフレーム部材40の挟持部45が所定の距離(D1)以上の範囲で、太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30を挟持しているか否かを確認できる。言い換えれば、溝37が表出していれば、第2のフレーム部材40が第1のフレーム部材30を充分に挟持できていないことを作業者は確認することができる。
この溝37は充分に太陽電池モジュール20が挟持されているか否かを判断するための目印であり、本実施形態では、第1のフレーム部材を挿入する際、容易に消えないよう溝を形成することにより付与している。この目印は上面35を塗料により色分けすることにより付与してもよい。また単に塗料により線を引いても構わない。
本実施形態のように縦桟等による架台を設けない場合、作業者は屋根の不陸に対応しつつ太陽電池モジュール20を配置するため、架台を設けた場合よりも、太陽電池モジュールを屋根10に取り付ける時間がかかる場合がある。これは、従来技術のように、架台を介しての太陽電池モジュールの取り付ける場合は、複数の太陽電池モジュールの一辺は、一つの長尺の架台に取り付けられるため、言い換えれば、隣接する太陽電池モジュール同士の取り付け位置の基準となる架台が存在するために、隣接する太陽電池モジュール同士の位置にズレが生じにくい。一方、本実施形態のように、架台を用いずに太陽電池モジュール20を個別に固定部材60を介して屋根10に取り付ける構造では、隣接する太陽電池モジュール同士の位置にズレが生じやすい。
この取り付け位置のズレを解消する方法として、例えば太陽電モジュール20a(軒側の太陽電池モジュール)と太陽電池モジュール20c(棟側の太陽電池モジュール)とを接続する際、太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30を、太陽電池モジュール20aの挟持部45の奥まで挿入しないことで、太陽電池モジュール20cの位置を調整する。この位置の調整は、本実施形態のように、太陽電池モジュールを個別に屋根10(設置面)に取り付けるからこそ起こり得る課題である。ここで、この目印(一例として溝37)があることにより作業者は、太陽電池モジュール20が隣接する太陽電池モジュールに充分に挟持されていることを容易に確認しつつ、太陽電池モジュールの取り付け位置の調整が可能となり、結果、比較的短時間で太陽電モジュールを配置することが可能になる。
太陽電池モジュール20aの第2のフレーム部材40について説明する。第2のフレーム部材40は、上述のように太陽電池パネルの第2の辺25に取り付けられる部材であり、基部41を備え、第1のフレーム部材30と同様、太陽電池パネルの第2の辺25に固着するために、太陽電池パネル21の受光面21aを覆う第1のフランジ部42と太陽電池パネルの背面21bを支持する第1の支持部43とを備える。第2のフレーム部材40は、その第1のフランジ部42と第1の支持部43とが太陽電池パネル21の第2の辺25を挟み込むと共に、シリコーン系樹脂やブチル系樹脂等の接着剤により太陽電池パネル21に固着される。また、第1の支持部43の下方には第2のフレーム部材40の両端部40a,40bにおいて第3のフレーム部材50、第4のフレーム部材51をねじ止めするための穴部44が形成されている。
第2のフレーム部材40は、隣接する太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30を挟持する挟持部45をさらに備える。挟持部45は、基部41から、太陽電池モジュール20aの外側に延び、第1のフレーム部材30の上面35を覆うよう形成された第2のフランジ部46と、基部41から太陽電池モジュール20aの外側に延び、第1のフレーム部材30の底面を支持する第2の支持部47とから構成される。第2のフランジ部46が延びる長さD2は、第1のフレーム部材30の第1のフランジ部と略同じ長さD3となるよう形成されている。一方、第2の支持部47が基部41から延びる長さD4は、第2のフランジ部D3より長く形成されている。基部41と第2の支持部47との接合部においては、凹部48が設けられている。挟持部45がこのような構造を有することで、図6及び7に示すように屋根10に対して太陽電池モジュール20cを傾斜させて、太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30を挟持部45に挿入することができる。
第2のフレーム部材40の第2の支持部47に凹部48がない場合、作業者は太陽電池モジュール20cを第2のフレーム部材40に取り付ける際、太陽電池モジュール20cを屋根10に対して平行に移動させなくてはならない。しかしながら、屋根は傾斜し足場として非常に不安定であるので、作業者が屋根面に対して平行移動させて太陽電池モジュールを挟持部に挿入する作業は非常に困難となる。凹部48を設けることにより、作業者は図6及び図7に示すように、屋根10に対して太陽電池モジュール20cを傾斜させた状態で、太陽電池モジュール20cの第2のフレーム部材40側を持ちながら比較的楽な姿勢で、太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30を、太陽電池モジュール20aの挟持部45に挿入することができる。
また、第2のフレーム部材40は、その基部41の下方端部に第3のフランジ部49を有する。そして、基部41と第3のフランジ部49との接合部において、後述する固定部材60の押圧部材62の先端62aを挿入する溝49aが形成されている。本実施形態では、第3のフランジ部49に、固定部材60が第2のフレーム部材の長手方向に移動可能に担持され、固定部材60が屋根10の垂木11にアンカーボルト63により固定されることで、第2のフレーム部材40が屋根10に固定される。なお、第2のフレーム部材40は第3のフランジ部49を介してアンカーボルトを打ち込むことにより屋根10に固定されてもよい。
次に、固定部材60について説明する。固定部材60は、第2のフレーム部材40を担持する部材であって、図1〜4に示すように、第2のフレーム部材40を屋根10に固定する部材である。固定部材60は、図3及び4に示すように、基台61と押圧部材62とから構成されており、押圧部材62と基台61とにより第2のフレーム部材40の第3のフランジ部49を挟持することで、固定部材60は第2のフレーム部材40を担持している。押圧部材62の先端62aは、第2のフレーム部材40の溝49aに挿入されており、ボルトが締結されていない場合、固定部材60は、溝49aに従って、第2のフレーム部材40の長手方向に沿って移動することができる。そのため、現場において太陽電池モジュール20を配置した後でも固定部材60の位置を調整することができ、屋根10の垂木11がある部分にまで移動させ、アンカーボルト63を垂木11に打ち込むことができる。
基台61の側部には取付片64と固定片65とが設けられている。図4に示すように押圧部材62と基台61は、二つのボルト67a、67bおよびナット68a、68bにより締結される。また、取付片64及び押圧部材62には、二つのボルト67a、67bの間において、アンカーボルト63を固定部材60の固定片65の上方から打ち込むことができるよう、凹部69が形成されている。
基台61の取付片64には、ボルト67a、67bの頭部が挿入される溝64aが形成されており、ナット68a、68bを締め付けることで固定部材60の第2のフレーム部材40に対する位置が固定される。
また、基台61の上面には、押圧部材62が基台61からずれることがないよう、押圧部材62を挟み込む係止片80a、80bが設けられている。基台61の取付片64の端部には、太陽電池パネル21の配線等を固定するための長穴81が形成されている。
本実施形態の太陽電池モジュールには、太陽電池パネル21の第3の辺26及び第4の辺27のそれぞれに第3のフレーム部材50と第4のフレーム部材51とが取り付けられている。第3のフレーム部材50及び第4のフレーム部材51は板状の部材であり、また、第3のフレーム部材50及び第4のフレーム部材51は、上述した第1のフレーム部材30の穴部34と、第2のフレーム部材40の穴部44にねじ53、54を挿入し締結することで太陽電池パネル21に取り付けられる(図5及び図7参照)。
太陽電池アレイ100を屋根10に構築する際、一列目の横方向に配置される複数の太陽電池モジュール20の第1のフレーム部材30を支持及び固定するために、図1及び図5に示すスタート部材70が配置される。スタート部材70は横方向に配置される複数の太陽電池モジュール20(例えば、図1に示す太陽電池モジュール20a、20b)を支持するために、例えば太陽電池モジュール20の第1の辺24の長さより長く形成されてよい。
スタート部材70は図5に示すように、基部71と太陽電池モジュール20aの第1のフレーム部材30を挟持する挟持部74を備える。挟持部74は、第2のフレーム部材40と同様、基部71から延びる第2のフランジ部75と第1のフレーム部材30の底面を支持する第2の支持部76とを備える。また、スタート部材70は第3のフランジ部77を有し、固定部材60を用いて屋根10に固定することができる。スタート部材70は屋根10の軒先13付近に配置され建物の下方からも視認される。そのため、意匠性を高めるために化粧版78が設けられている。
図1に示す太陽電池アレイ100では、太陽電池モジュール20cの半分が太陽電池モジュール20aと連結し、他方が太陽電池モジュール20bと連結するよう配置されている。言い換えれば、太陽電池モジュール20のフレーム28により馬乗り目地(破れ目地)が形成されるように千鳥状に配置されている。このように配置することで、例えば寄棟屋根における三角形又は台形の屋根面において効率よく太陽電池モジュール20を配置することができる。2列目以降に配置される太陽電池モジュール20cは、1列目に配置される太陽電池モジュール20aや20bの位置と揃うように、すなわち、フレーム28によりいわゆる芋目地が形成されるように配置されてもよい。
太陽電池モジュール20を用いた太陽電池アレイ100の設置方法について説明する。まず、図1及び図5に示すように軒先13付近においてスタート部材70を屋根10に設置する。基部71の第3のフランジ部77を担持する固定部材60を屋根10に固定した後、太陽電池モジュール20aの第1のフレーム部材30を、スタート部材70の挟持部74に太陽電池モジュール20aを屋根10に対して傾斜させつつ挿入する。第1のフレーム部材30の挿入後、太陽電池モジュール20aの第2のフレーム部材40側を屋根10に降ろす。第1のフレーム部材30が、スタート部材70の挟持部74に、所定の距離以上挿入されているか否か、すなわち第1のフレーム部材30の上面35に形成された溝37(目印)が見えていないことを確認し、太陽電池モジュール20aの固定部材60を屋根の垂木11の位置に移動させる。固定部材60を第2のフレーム部材40に固定し、アンカーボルト63を打込み固定部材60を屋根10に固定する。
太陽電池モジュール20aを固定した後、屋根の横方向に隣接する太陽電池モジュール20bを、太陽電池モジュール20aと同様に設置する。太陽電池モジュール20bの第1のフレーム部材30の溝37が見えていないことを確認しつつ、太陽電池モジュール20bを配置する。そして、太陽電池モジュール20aの第2のフレーム部材40と、太陽電池モジュール20bの第2のフレーム部材40とが揃うように、太陽電池モジュール20bの位置を調整し固定部材60により固定する。
スタート部材70に沿って横方向に、必要な枚数の太陽電池モジュール20を固定した後、2列目の太陽電池モジュール20cを設置する。図6に示すように、太陽電池モジュール20aと20bとの挟持部45に挟持されるよう、太陽電池モジュール20cを屋根10に対して傾斜させつつ太陽電池モジュール20cの第1のフレーム部材30を矢印F方向に移動してそれぞれの挟持部45に挿入する。その後、太陽電池モジュール20cの第2のフレーム部材40を矢印G方向に降ろし、第1のフレーム部材30の溝37が見えていないことを確認し、固定部材60により太陽電池モジュール20cを屋根10に固定する。以降同様の作業を続け、太陽電池アレイ100を完成させる。
以上、本実施形態による太陽電池モジュールについて、図を参照することにより説明した。なお、本実施形態の太陽電池モジュールによる太陽電池アレイは、傾斜した屋根に設置されているが、平坦であれば傾斜していない平面状の陸屋根に取り付けられてもよい。
本出願は2015年4月30日に出願した日本国特許出願2015−093498号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願2015−093498号の全内容を本出願に援用する。
10 屋根(設置面)
11 垂木
100 太陽電池アレイ
20、20a、20b、20c 太陽電池モジュール
21 太陽電池パネル
28 フレーム
30 第1のフレーム部材
40 第2のフレーム部材
50 第3のフレーム部材
51 第4のフレーム部材
60 固定部材
70 スタート部材

Claims (4)

  1. 設置面において、太陽電池アレイを構築するよう隣接配置される太陽電池モジュールであって、
    太陽電池パネルと、
    前記太陽電池パネルの第1の辺に取り付けられる第1のフレーム部材と、
    前記第1の辺の反対側にある前記太陽電池パネルの第2の辺に取り付けられる第2のフレーム部材と、を備え、
    前記第2のフレーム部材が、
    前記太陽電池モジュールと隣接して配置される太陽電池モジュールの第1のフレーム部材を挟持する挟持部であって、当該第1のフレーム部材に取り付けられた当該太陽電池パネルの受光面側に位置する当該第1のフレーム部材の上面と、当該受光面の反対側に位置する当該第1のフレーム部材の下面とを挟持する挟持部と、
    前記設置面に固定される基部と、を有することを特徴とする、太陽電池モジュール。
  2. 前記第1のフレーム部材は、前記第1のフレーム部材が前記太陽電池パネルに取り付けられたときに外側に位置する外側側面を有し、
    前記第1のフレーム部材は、前記上面において、前記外側側面から所定距離離れた位置に、前記挟持部内の所定の深さまで挿入されたか否かを示す目印が形成されている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記目印は、前記上面において、前記第1のフレーム部材の前記外側側面に沿って形成された溝である、請求項2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記第2のフレーム部材は、前記基部を前記第2のフレーム部材の長軸方向に沿って移動可能に担持する固定部材であって、前記第2のフレーム部材を前記設置面に固定する固定部材をさらに備える、請求項1から3の何れか一項に記載の太陽電池モジュール。
JP2017515628A 2015-04-30 2016-04-28 太陽電池モジュール Active JP6820837B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015093498 2015-04-30
JP2015093498 2015-04-30
PCT/JP2016/063471 WO2016175319A1 (ja) 2015-04-30 2016-04-28 太陽電池モジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016175319A1 JPWO2016175319A1 (ja) 2018-02-22
JP6820837B2 true JP6820837B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=57199180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017515628A Active JP6820837B2 (ja) 2015-04-30 2016-04-28 太陽電池モジュール

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6820837B2 (ja)
WO (1) WO2016175319A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018137962A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 サンテックパワージャパン株式会社 太陽電池モジュール用サイドフレーム
JP6993129B2 (ja) * 2017-07-13 2022-01-13 ソーラーフロンティア株式会社 パネル用の固定具、パネル構造体及びパネルの設置方法
JP6920950B2 (ja) * 2017-09-29 2021-08-18 京セラ株式会社 太陽電池装置
WO2022259054A1 (en) * 2021-06-12 2022-12-15 Arka Energy Inc. Assembly for mounting tiles over a surface

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001193231A (ja) * 1999-07-22 2001-07-17 Sekisui Chem Co Ltd 太陽電池モジュールの取付構造
JP2001274444A (ja) * 2000-03-28 2001-10-05 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュールの封止前準備用作業台
WO2010019745A2 (en) * 2008-08-13 2010-02-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Solar array incorporating photovoltaic panels having keying structures
JP2012151347A (ja) * 2011-01-20 2012-08-09 Kaname:Kk 太陽光発電パネル
JP5917210B2 (ja) * 2012-03-15 2016-05-11 本田技研工業株式会社 太陽電池モジュールの固定方法およびメンテナンス方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016175319A1 (ja) 2018-02-22
WO2016175319A1 (ja) 2016-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10511252B2 (en) Waterproofing mounting system for attaching solar modules to a roof
JP6820837B2 (ja) 太陽電池モジュール
US9800200B2 (en) Solar cell apparatus
WO2014109194A1 (ja) 太陽電池モジュールの固定装置
JP6865403B2 (ja) 太陽光発電装置
JP6449006B2 (ja) 屋根構造
JP2006125107A (ja) 太陽電池パネル設置構造
JP6785758B2 (ja) 太陽電池モジュール取付装置
JP6877929B2 (ja) 太陽光発電ユニット及び太陽電池モジュールの装着方法
JP7036619B2 (ja) 太陽電池の設置構造、屋根および屋根の補修方法
JP6748885B2 (ja) 太陽光発電装置及び太陽光発電装置の施工方法
JP6474185B2 (ja) 太陽光発電パネルの施工方法
JPH10169133A (ja) 太陽電池ユニット
JP6554442B2 (ja) 太陽電池パネル取付架台の支持金具
JP6048383B2 (ja) 太陽電池モジュール施工部材及び太陽電池システム
JP6512545B2 (ja) 太陽光発電装置及びその施工方法
JP2021090251A (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽光発電システム
JP2020002616A (ja) 取付構造
WO2016208586A1 (ja) 太陽電池パネル支持架台及び太陽光発電装置
JP2013068005A (ja) 屋根構造及び防水プレート
JP2019206884A (ja) パネルの取付構造、パネル用の固定具、及び固定具の設置方法
JP2010275715A (ja) 屋根面への機能パネルの取付構造
JP2015055075A (ja) 屋根構造、太陽電池モジュールの取付具、太陽電池モジュールの取付構造、及び太陽電池モジュールの取付工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6820837

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150