JP6920941B2 - 台車 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を運搬する際に使用する台車に関する。
従来、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の店舗内やバックヤードにおいて、台車を用いて物品を運搬している。例えば、台車は、走行車輪を備え物品を載置可能な載置体と、該載置体の長手方向端部に取付けられるハンドルと、から構成され、店員等の使用者は、載置体に物品を載置し、その状態でハンドルを押す・引く等することにより、物品を運搬している(特許文献1参照)。また、上述した店舗内等において、高い位置に設けられた棚に物品を陳列する際には折畳み式の踏み台を使用している。また、催事等の際には、折畳み式の作業台上に物品を陳列することで、一時的に物品の陳列領域を増やしたり、陳列レイアウトを変更したりすることがある。このような折り畳み式の踏み台や折畳み式の作業台等の折畳み式台は、略板状に折畳むことができ、使用しないときに小型となって収容に要するスペースが少なくなっている。一方、折畳み式台を所望の場所で使用する際には、使用者が把持して持ち運んだり、物品と共に台車で運搬したりしていた。後者の場合にあっては、折畳み式台を使う必要のある場所に陳列する物品を折畳み式台と同時に運ぶことができるので、作業効率がよかった。
特開2001−80521号公報(第3,4頁、第13図)
しかしながら、折畳み式台を台車で物品と共に運ぶ際には、台車の載置体の上に略板状に折畳まれた折畳み式台を載置し、その上に物品を載置した状態で運搬するので、折畳み式台を使用する場所では、折畳み式台上から物品を一旦移動させる必要があり、折畳み式台を取出すための作業が煩雑であるという問題があった。一方、載置体上に載置された物品の上に折畳み式台を置いて物品と共に折畳み式台を運ぶ場合には、物品の形状が様々であることもあり、折畳み式台は不安定な載置状態となりやすく、折畳み式台が運搬中に落下する虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、折畳み式台を取出し容易な状態で安全に運搬することができる台車を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の台車は、
走行車輪を備え物品が載置部に載置される載置体と、該載置体の長手方向端部から立設されるハンドルと、を有する台車であって、
前記ハンドルは、門型に形成され、一対の縦フレームの下端部が斜め下方に向けて延びる下屈曲部により構成され、
前記ハンドルには、板部と該板部の片面側に折畳まれた脚部とを有する折畳み式台の前記脚部を吊持可能な吊持具が、前記載置体の前記載置部側に突出して固定されており、
前記折畳み式台は、該折畳み式台の重心よりも前記ハンドル側を支点として吊持され、前記脚部が前記ハンドルの前記下屈曲部に押し付けられた状態に保持されることを特徴としている。
この特徴によれば、折畳み式台は、物品を載置する位置と異なる位置で吊持されるので、物品の載置の有無にかかわらず容易に取出すことができるとともに、落下し難く安定した状態で運搬することができる。また、折畳み式台は載置体上で吊持されているため、折畳み式台の下端部はハンドルによって載置部とは反対側への移動が規制されることとなり、折畳み式台を運搬する際に、吊持具から折畳み式台がより落下し難くなっている。
前記ハンドルは、前記一対の縦フレームの上端部を連結する横フレームよりも下方において、前記吊持具が固定される横架部材を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、折畳み式台を横フレームや一対の縦フレームの上端部側をガイドとして吊持具に吊持することができるため、吊持具に吊持させる際の位置決めが容易である。
前記横フレームは、前記横架部材に対して前記吊持具の突出方向とは反対側に配設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、折畳み式台が上下方向に長尺であっても、ハンドルを把持しやすい。
本発明の実施例における台車に折畳み式台が吊持されている状態を示す斜視図である。 (a)は、台車の側面図であり、(b)は、台車に折畳み式台が吊持されている状態を示す側面図である。 (a)は、ハンドルの正面図であり、(b)は、ハンドルの側面図である。 (a)は、折畳み式台を使用する際の態様を示す側面図および背面図であり、(b)は、折畳み式台を折畳んだ際の態様を示す側面図および背面図である。 台車の使用態様を示す側面図である。 (a)は、ハンドルの変形例を示す正面図であり、(b)は、ハンドルの変形例を示す側面図である。
本発明に係る台車を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る台車につき、図1から図6を参照して説明する。以下、図5の紙面左側を台車の正面側(前方側)とし、その前方側から見たときの上下左右前後方向を基準として説明する。
図1に示されるように、台車1は、主にスーパーマーケット、コンビニエンスストア等の店舗内やバックヤードにおいて、主に物品の補充の際に使用されるものであり、複数のキャスタ4,4,…(走行車輪)が取付けられた台板20に物品が載置される載置体2と、載置体2の長手方向端部から立設され着脱可能なハンドル3と、から主に構成され、詳しくは後述するが、ハンドル3に固定された吊持具5(図2(a)参照)に折畳み可能な折畳み式台6を折畳まれた状態で吊持し、運搬することができる(図2(b)参照)。この折畳み式台6は、上述した店舗内等において、陳列棚や冷凍・冷蔵ショーケースの高い位置に物品を載置するための踏み台として使用したり、一時的に物品を載置・陳列等するための作業台として使用したりするものである。
先ず、図1,2(a),(b)を用いて、載置体2について説明する。載置体2は、物品を載置可能な載置面20aを備える略長方形の板状に形成された台板20と、台板20の底部に取付けられる複数のキャスタ4,4,…と、から構成されており、載置面20aとその上方とにより物品を載置・積上げ可能な載置部Aが形成されている。台板20は、後方端部21(長手方向端部)において前方側に向かって凹む凹部22が形成されているとともに、凹部22の側端部に略垂直上下方向に延びる左右一対の筒体23,23が一体的に固定されている。筒体23の略垂直上下方向に延びる挿通孔にはハンドル3の挿嵌部31dを挿嵌して取付け可能となっている。
尚、載置体2は、直接の図示は省略するが、ハンドル3を装着しない状態であっても、載置面20aに載置された物品や載置体2自体を押す・引く等することにより台車1を移動させることができる。加えて、台車1は、所望の位置に運搬した後、載置体2の載置面上に物品を載置した状態のまま、物品を保管・陳列等するための載置台としても使用することができる。
次に、図3(a),(b)を用いて、門型のハンドル3について説明する。金属製のパイプ材を折曲げ成形することで下方が窄まった下向きU字状に形成されたフレーム30と、略水平方向に配置されフレーム30の上部を連結する第1横架部材33(横架部材)と、略水平方向に配置されフレーム30の下端部である挿嵌部31d,31d’を連結する第2横架部材34と、から構成されており、第1横架部材33、第2横架部材34によって、ハンドル3の構造強度が高められている。また、第1横架部材33は、前端面33aから前方側(載置体の載置部側)に向けて突出して固定された吊持具5を有している。
フレーム30は、略上下方向に延伸された左右一対の立設部31,31’(縦フレーム)と、略水平方向に延伸され立設部31,31’に連続する横杆部32(横フレーム)と、から構成されている。
ここで、立設部31,31’の内、一方の立設部31を例に説明し、一方の立設部31と鏡映対称状に形成されている他方の立設部31’の説明を省略する。図3(a)に示されるように正面視において、一方の立設部31は横杆部32の一端側から右方に延びながら下方に向けて弧状に略90度曲げ形成された後、略垂直下方に向けて直線状に延びる上屈曲部31aと、上屈曲部31aの一端側と連続し略垂直上下方向に向けて直線状に延びる縦杆部31bと、縦杆部31bの一端側と連続し対向する立設部31側の斜め下方に向けて直線状に延びる下屈曲部31cと、下屈曲部31cの一端側と連続し略垂直上下方向に直線状に延びる挿嵌部31dと、を備えている。
また、図3(b)に示されるように側面視において、一方の立設部31は、横杆部32の一端側から前方の斜め下方に向けて直線状に延びる上屈曲部31aと、上屈曲部31aの一端側と連続し略垂直上下方向に向けて直線状に延びる縦杆部31bと、縦杆部31bの一端側と連続し略垂直上下方向に向けて直線状に延びる下屈曲部31cと、下屈曲部31cの一端側と連続し略垂直上下方向に直線状に延びる挿嵌部31dと、を備えている。
これらのことから、フレーム30は、第1横架部材33よりも上方側が後方側に傾斜している(横杆部32は吊持具5の突出方向とは反対側に配設されている)。すなわち、吊持具5に吊持された折畳み式台6と横杆部32との間に空間が形成されているため、横杆部32を把持したり、横杆部32を把持した状態で台車1を押す・引く等したりする際に、手が折畳み式台6に接触し難いことから、台車1の操作を行い易い。
付言ながら、例えば、本実施例以外の折畳み式台を吊持具5で吊持した際に、吊持具5によって吊持された部分から上端部までの上下寸法が、ハンドル3における吊持具5から横杆部32までの上下寸法よりも長尺であっても、横杆部32と本実施例以外の折畳み式台の上端部との間の空間を確保することができるため、台車1の操作を行い易い。このことから、運搬可能な折畳み式台の大きさの自由度が高い。
また、フレーム30は、縦杆部31b、31b’と挿嵌部31d,31d’とが下屈曲部31c,31c’を介して接続されるとともに、挿嵌部31d,31d’は、縦杆部31b、31b’よりも近接して配置されている。このように、縦杆部31b,31b’と挿嵌部31d,31d’とが互いに異なる幅寸法で配設されていることから、吊持具5に吊持された折畳み式台6を立設部31,31’に確実に当接させることができる。加えて、下屈曲部31c,31c’は、下方にいくつれ互いに近づくように傾斜して配置されていることから、吊持具5に吊持された折畳み式台6と接触可能な領域が広くなっている。
第1横架部材33は、両端部が溶接により縦杆部31b,31b’に連結・固定されている。第1横架部材33の前端面33aが縦杆部31b,31b’の前端に位置している部分よりも後方に位置している。吊持具5に折畳み式台6が吊持されると、折畳み式台6が縦杆部31b側または縦杆部31b’に当接しやすく折畳み式台6はその移動が規制され易くなっている。
尚、第1横架部材33の前端面33aは、縦杆部31b,31b’の前端に位置している部分と略同一位置に配置されていてもよく、縦杆部31b,31b’の前端に位置している部分よりも前方に位置していてもよい。尚、第1横架部材33と縦杆部31b,31b’とは、一体形成されていてもよい。
また、第1横架部材33は、略水平方向に配置されていることから、吊持具5に吊持された折畳み式台6が、上面視において時計回りまたは反時計回り方向に吊持具5を軸に揺動することを規制することができる。これにより、吊持具5に吊持された折畳み式台6を運搬する際に、吊持具5から落下し難くすることができる。特に、吊持具5を第1横架部材33の左右方向の略中央に設けると、揺動を効果的に規制できる。
また、第1横架部材33は、横杆部32よりも下方に位置していることから、折畳み式台6を横杆部32や縦杆部31b,31b’の上端部側をガイドとして吊持具5に吊持することができるため、吊持具5に吊持させる際の位置決めが容易である。
吊持具5は、金属製の棒状部材を折曲げ成形することにより、前端面33aから垂直略前方に延出する左右一対の保持部5a,5a’と、保持部5a,5a’の一端側に連続し前方斜め上方に延設された左右一対の規制部5b,5b’と、略水平方向に延設され規制部5b,5b’の一端側を連結する連結部5cと、から上面視コ字状に形成されている。この吊持具5は、立設部31,31’の縦杆部31b,31b’よりも前方側(載置体の載置部側)に突出した状態で、溶接により保持部5a,5a’の他端側が前端面33aに固定されており、換言すれば、載置体2の載置部A側に向けて略水平に延設されている。尚、第1横架部材33と吊持具5とは、一体形成されていてもよい。
また、吊持具5は、保持部5a,5a’により折畳み式台6を支持することができ、規制部5b,5b’および連結部5cにより、吊持された折畳み式台6が前方へ移動することを規制することができる。また、第1横架部材33、立設部31,31’により、吊持された折畳み式台6が後方側へ移動することを規制することができる。これにより、吊持具5は、折畳み式台6を吊持可能であるとともに、吊持された折畳み式台6の運搬等において吊持具5からの落下を防止することができる。
第2横架部材34は、第2横架部材34の両端部が挿嵌部31d,31d’に溶接により連結・固定されている。挿嵌部31d,31d’を載置体2の筒体23に挿通させた際に、第2横架部材34が筒体23の上端部に当接し、ハンドル3の高さ位置が決められる。
次に、図4(a),(b)を用いて、折畳み式台6について説明する。折畳み式台6は、金属製の板材の縁部を裏面側に向けて断面視コ字状に折曲げ成形等することにより略長方形の板状に形成された板部60と、金属製のパイプ材を折曲げ成形することで下向きコ字状に形成された第1脚部61(脚部)と、金属製のパイプ材を折曲げ成形することで下向きコ字状に形成された第2脚部62(脚部)と、から主に構成されている。
第1脚部61は、上辺部61aと、上辺部61aの端部から弧状に略90度曲げ形成された一対の側辺部61b,61bと、を備え、第2脚部62は、上辺部62aと、上辺部62aの端部から弧状に略90度曲げ形成された一対の側辺部62b,62bと、を備えている。また、第2脚部62は、第1脚部61の内方側に収納可能に形成されている。
第1脚部61の上辺部61aは、断面視上向きハット状に形成された保持具63により、回動可能に板部60の裏面に取付けられている。また、第2脚部62の側辺部62b,62bは、第1脚部61の側辺部61b,61bに、ボルトナット64,64によって回動可能に軸支されている。これにより、第2脚部62の上辺部62aを第1脚部61の上辺部61aから離間する方向に移動させることにより、側面視X字状に第1脚部61、第2脚部62を展開することができる。
また、第2脚部62の上辺部62aを第1脚部61の上辺部61aに近接する方向に移動させることにより、第1脚部61の内方側に第2脚部62が収納された状態となる。この際、板部60の裏部に沿って、第1脚部61、第2脚部62が当接し、折畳み式台6は板状に折畳まれた状態となる。
板部60には、保持具63の正面側に断面視逆コ字状に形成された規制具65が固定されており、第2脚部62の上辺部62aの移動を規制可能となっている。これにより、側面視X字状に第1脚部61、第2脚部62を展開した状態で、第2脚部62の上辺部62aの移動が規制具65で規制されることにより、板部60に略上方から略下方に向けて荷重が作用しても、側面視X字状に第1脚部61、第2脚部62が展開した状態を保持できる。すなわち、使用者が昇降したり、板部60の上に物品を載置したりすることができる。
保持具63には、規制具65が位置する側とは反対側に断面視コ字状に形成された連結具66が設けられている。また、規制具65および連結具66に亘って配設される一対のレール部材67,67は、その両端部が規制具65または連結具66にボルトナットで固定されている。
第2脚部62の上辺部62aは、板部60の裏部とレール部材67,67の間に配設されているため、第2脚部62の上辺部62aの移動を板部60の裏部とレール部材67,67によって案内することができる。これにより、折畳み式台6の折畳みや、展開することが容易となっている。
次に、図5を用いて、台車1の使用態様について説明する。台車1は、ハンドル3の吊持具5に、折畳み式台6のレール部材67,67の間に位置する第2脚部62の上辺部62aを係止させることにより、折畳み式台6を吊持できる。第2脚部62は、パイプ材で形成されており、すなわち細長い形状であることから吊持具5に吊持され易い。
また、折畳み式台6が吊持具5に吊持された状態において、折畳み式台6は折畳まれた状態であるから、この状態では板部60側に重心が位置することとなり、第2脚部62を吊持することで、図5において網掛矢印で示したように、折畳み式台6の自重によってその下端部がハンドル3に押し付けられた状態となるため、安定した状態で吊持することができる。加えて、第1脚部61および第2脚部62の重量よりも、板部60の重量を重くしておくことにより、効果的にハンドル3に押し付けることができる。
立設部31,31’の縦杆部31b、31b’、下屈曲部31c,31c’および挿嵌部31d,31d’は、下屈曲部31c,31c’が下方に行くにつれて近づくように形成されており、吊持具5に吊持された折畳み式台6の下端部に当接し易いように配設されていることから、自重によってハンドル3に押し付けられた状態にある折畳み式台6の下端部を効果的に支持することができる。
吊持具5は、上述したように第2脚部62が係止されることにより折畳み式台6を吊持できる態様であり、換言すれば、折畳み式台6の重心よりもハンドル3側を支点として吊持できる態様である。このことから、支点が折畳み式台6の重心よりもハンドル3側に位置しているため、折畳み式台6は自重によって下端部がハンドル3に押し付けられた状態となるため、折畳み式台6を安定した状態で吊持して運搬することができる。
折畳み式台6は、吊持具5に吊持された状態において、レール部材67,67により第2脚部62の上辺部62aが板部60から離間する側(ハンドル3側)への移動を規制され、板部60側への移動を板部60に規制され、規制具65側への移動を吊持具5の保持部5a,5a’により規制された状態にある。これにより、吊持具5に吊持された折畳み式台6は、運搬途中に展開することが防止されている。また、上述したように、レール部材67,67の間に位置する第2脚部62の上辺部62aが吊持具5に係止される態様であることから、左右方向への移動をレール部材67,67によって規制することができる。
また、折畳み式台6は、載置体2上で吊持されていることから、進退方向に揺動しても、折畳み式台6の下端部の後方(載置体とは反対側)への移動はハンドル3によって規制されるため、折畳み式台6を運搬する際に、吊持具5から折畳み式台6がより落下し難くなっている。加えて、吊持具5から折畳み式台6が落下するようなことがあったとしても、載置体2上に落下することから、使用者に接触し難くなっており、安全である。
また、載置体2の載置部A側に突出する吊持具5にて折畳み式台6を吊持する態様であるから、使用者側に突出する吊持具で折畳み式台6を吊持する態様に比べ、台車1の重心の位置変化が小さいため、台車1は、折畳み式台6が吊持された状態であっても転倒し難い。
台車1は、折畳み式台6を吊持させた状態で、載置体2の載置面20aに物品7,7を載置することができる。この際、折畳み式台6は、載置面20a上において、物品7,7を載置する位置と異なる位置で吊持されるので、物品7,7の載置の有無にかかわらず容易に取出すことができるとともに、落下し難く安定した状態で運搬することができる。
次に、ハンドルの変形例につき、図6(a),(b)を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。ハンドル103は、門型に形成され、かつ、側面視において略直線状に形成されている。詳しくは、上端部131a,131a’が、正面視(図6(a)参照)において横杆部32の一端側から右(左)方に延びながら下方に向けて弧状に略90度曲げ形成された後、略垂直下方に向けて直線状に延びるとともに、側面視(図6(b)参照)において略垂直下方に延びる形状となっている。これにより、折畳み式台6を取出し、または、吊持具5で吊持する際に、ハンドル103の上端部をガイドとして、折畳み式台6の傾動を防止しながら略直線状に上下方向に移動させることができる。また、ハンドル103は、ハンドル3と比較して前後方向においてコンパクトであるため、収納時や載置体2装着時において必要とするスペースを小さくすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、上記実施例においては、載置体は、略長方形の板状に形成された台板20に複数のキャスタ4,4,…が取付けられている態様としてとして説明したが、これに限らず、略正方形や略円形等に形成されていたり、枠状に形成されていたりする枠材に複数のキャスタ4,4,…が取付けられている態様であってもよく、限定するものではない。
ハンドル3は、載置体2の長手方向端部から立設され着脱可能な態様として説明したが、これに限らず、載置体2に連結されている態様であってもよく、載置体2の長手方向の両端部にそれぞれ配置されていてもよい。
また、ハンドル3は、門型である態様として説明したが、これに限らず、格子状、正面視T字状等に形成されていてもよく、把持される専用の部分が使用者側に突出して設けられていてもよく、限定するものではない。さらに、門型については、フレーム30の形状が、下方が窄まった下向きU字状に形成されていることや、第1横架部材33、第2横架部材34を備える形状に限定するものではない。
吊持具5は、金属製の棒状部材を上面視コ字状に折曲げ成形した態様として説明したが、これに限らず、マジックテープ(登録商標)を先端側に備えるベルトや、D環等であってもよく、さらに棒状部材でなくパイプ状の部材や、板状の部材であってもよく、複数配置されていてもよく、折畳み式台を吊持可能であればよい。また、第1横架部材33に固定されている態様として説明したが、これに限らず、縦杆部31b、31b’に固定されていてもよく、着脱可能であってもよい。加えて、吊持具5は、載置体2の載置部A側に向けて略水平に延設されている態様として説明したが、載置部A側に延びていればよく、傾斜していてもよい。
折畳み式台6を吊持する際には、折畳み式台6の第2脚部62の上辺部62aをハンドル3の吊持具5の保持部5a,5a’に係止させる態様として説明したが、これに限らず、本実施例の板部60のように、縁部を裏面側に向けて断面視コ字状に折曲げ成形された形状であれば、該縁部を係止させてもよい。この態様であっても、吊持具5に吊持される支点は、折畳み式台の重心よりもハンドル3側に位置するため、折畳み式台6の自重によって折畳み式台6の下端部をハンドル3に押し付けた状態とすることができる。すなわち、吊持具5に吊持される支点が折畳み式台の重心よりもハンドル3側に位置していればよく、支点とされる形状や、折畳み式台の形状および構造等を限定するものではない。
1 台車
2 載置体
3 ハンドル
4 キャスタ(走行車輪)
5 吊持具
6 折畳み式台
31,31’ 立設部(縦フレーム)
32 横杆部(横フレーム)
33 第1横架部材(横架部材)
60 板部
61 第1脚部(脚部)
62 第2脚部(脚部)
103 ハンドル
A 載置部

Claims (3)

  1. 走行車輪を備え物品が載置部に載置される載置体と、該載置体の長手方向端部から立設されるハンドルと、を有する台車であって、
    前記ハンドルは、門型に形成され、一対の縦フレームの下端部が斜め下方に向けて延びる下屈曲部により構成され、
    前記ハンドルには、板部と該板部の片面側に折畳まれた脚部とを有する折畳み式台の前記脚部を吊持可能な吊持具が、前記載置体の前記載置部側に突出して固定されており、
    前記折畳み式台は、該折畳み式台の重心よりも前記ハンドル側を支点として吊持され、前記脚部が前記ハンドルの前記下屈曲部に押し付けられた状態に保持されることを特徴とする台車。
  2. 前記ハンドルは、前記一対の縦フレームの上端部を連結する横フレームよりも下方において、前記吊持具が固定される横架部材を有していることを特徴とする請求項に記載の台車。
  3. 前記横フレームは、前記横架部材に対して前記吊持具の突出方向とは反対側に配設されていることを特徴とする請求項に記載の台車。
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