JP6920187B2 - シートカバーの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車などのシートにカバーが取り付けられる際のシートカバーの取付構造に関するものである。
従来、自動車などのシートにシートカバーが取り付けられる際、下記特許文献1に記載されたシートカバーの取付構造が採られている。このシートカバーの取付構造によれば、マグネットクリップを介してシートカバーがシート本体に接着されている。
特開平11−113690号公報
しかし、特許文献1に記載されたシートカバーの取付構造は、上記したとおり、マグネットクリップの磁力でシートカバーがシート本体に接着されているため、接着面に対する荷重によってマグネットクリップが離れる場合がある。
本発明は、この様な実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、シートカバーがシート本体から不本意に外れるのを防ぐことができるシートカバーの取付構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るシートカバーの取付構造は、シート本体に埋設される本体側部材と、シートカバーを前記シート本体に取り付けるために前記シートカバーに備えられた接続部材に取り付けられるカバー側第一部材と、前記カバー側第一部材の外側に取り付けられたカバー側第二部材と、から構成され、前記本体側部材と前記カバー側第二部材とが磁力で接着され、前記カバー側第一部材と前記カバー側第二部材とが隙間を介して係合した、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記カバー側第一部材または前記カバー側第二部材の片方に、係合突部が形成され、もう片方に、前記係合突部が挿入された状態で当該係合突部と隙間が空く大きさの係合孔部が形成された、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記係合突部が前記係合孔部に挿入されて偏った状態で、前記カバー側第一部材または前記カバー側第二部材の片方に、もう片方の外縁と接触する規制突部が形成された、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記カバー側第一部材が、前記接続部材の端に取り付けられた端部材に係合すると共に前記カバー側第二部材と係合するクリップである、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記端部材と前記クリップとの間に係止部が形成された、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記カバー側第一部材が樹脂製であり、前記カバー側第二部材が金属製である、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記本体側部材が、磁性体と、この磁性体が係合されるブラケットとから構成され、前記シート本体の成形型における前記磁性体の被設置部に、前記本体側部材を案内するための案内部が、前記ブラケットに形成された、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記ブラケットの全長方向から前記磁性体が取り付けられる被取付部が、当該ブラケットに形成された、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、前記シート本体と固着される固定孔部と、前記シート本体と固着される固定突部とが、前記本体側部材に形成された、ことを特徴とする。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、シート本体に埋設される本体側部材と、シートカバーをシート本体に取り付けるためにシートカバーに備えられた接続部材に取り付けられるカバー側第一部材と、カバー側第一部材の外側に取り付けられたカバー側第二部材とから構成され、本体側部材とカバー側第二部材とが磁力で接着され、カバー側第一部材とカバー側第二部材とが隙間を介して係合したものである。すなわち、カバー側第一部材とカバー側第二部材とが係合した状態で、両者の間に、隙間が形成されたことで、いわゆる遊びができる。そのため、荷重によってカバー側第一部材が移動した場合であっても、隙間による遊びの許容範囲内において、カバー側第二部材に対してカバー側第一部材がずれ、カバー側第二部材は本体側部材と接着したままである。したがって、シートカバーがシート本体から不本意に外れるのを防ぐことができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、カバー側第一部材またはカバー側第二部材の片方に、係合突部が形成され、もう片方に、係合突部が挿入された状態で当該係合突部と隙間が空く大きさの係合孔部が形成されている。すなわち、係合突部と係合孔部との隙間に、いわゆる遊びができる。そのため、荷重によってカバー側第一部材が係合突部を軸としてずれた場合であっても、カバー側第二部材は本体側部材と接着したままである。したがって、シートカバーがシート本体から不本意に外れるのを防ぐことができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、係合突部が係合孔部に挿入されて偏った状態で、カバー側第一部材またはカバー側第二部材の片方に、もう片方の外縁と接触する規制突部が形成されている。この構成により、例えば、係合突部を軸としてカバー側第一部材が傾斜した場合であっても、規制突部が外縁に当たって一定以上の傾斜が規制される。したがって、カバー側第一部材がカバー側第二部材から外れるのを防ぐことができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、カバー側第一部材が、接続部材の端に取り付けられた端部材に係合すると共にカバー側第二部材と係合するクリップで構成されている。すなわち、カバー側第二部材と係合させるための構成をクリップによって実現することで、端部材の成形や設計を簡略化させることができる。また、カバー側第二部材が端部材と直接係合する場合と比較して、端部材の劣化を防ぐことができる。一方で、クリップが劣化した場合は、クリップのみを交換すれば足りるため、簡便に交換することができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、端部材とクリップとの間に係止部が形成されている。すなわち、クリップが、係止部によって端部材と係止している。したがって、クリップに対して端部材がずれるのを防ぐことができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、カバー側第一部材が樹脂製であり、カバー側第二部材が金属製である。すなわち、金属製のカバー側第二部材で樹脂製のカバー側第一部材が覆われることで、カバー側第一部材の塑性変形を抑えることができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、本体側部材が、磁性体と、この磁性体が係合されるブラケットとから構成され、シート本体の成形型における磁性体の被設置部に、本体側部材を案内するための案内部が、ブラケットに形成されている。すなわち、シート本体の成形型に磁性体が設置される際、磁性体が、磁力によって成形型に引き寄せられる。したがって、本体側部材を支持するための構造を成形型に施すことなく、本体側部材を成形型に固定することができる。
一方で、成形型において、磁場を制御して任意の位置に磁性体を接着させることは困難であるが、ブラケットを利用して磁性体の位置決めをすることができる。すなわち、磁力によって磁性体が本体側部材ごと引き寄せられる際、案内部に沿って案内されることで、本体側部材を任意の被設置部に位置決めすることができる。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、ブラケットの全長方向から磁性体が取り付けられる被取付部が、当該ブラケットに形成されている。すなわち、ブラケットの厚み(高さ)方向から磁性体が取り付けられる場合と比較して、ブラケットの大きさを厚み(高さ)方向に小さくすることができる。なお、ブラケットの厚み(高さ)方向から磁性体が取り付けられる場合、磁性体を係止するための爪の歪みなどを考慮して、爪の長さ(高さ)を決定する必要がある。
本発明に係るシートカバーの取付構造は、シート本体と固着される固定孔部と、シート本体と固着される固定突部とが、本体側部材に形成されている。すなわち、シート本体の内部が、固定孔部および固定突部に倣って成形されることで、シート本体の内部において、本体側部材が広い接触面積で複雑に嵌合した状態となる。したがって、本体側部材をシート本体に堅固に固定することができる。
本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造が備えられたシートが示され、(a)はシートの外観斜視図、(b)は(a)におけるA−A部分断面拡大図である。 本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造におけるカバー側第一部材およびカバー側第二部材の外観が示され、(a)は分解斜視図、(b)は側面図と要部拡大図、(c)は前面図である。 本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造におけるカバー側第一部材およびカバー側第二部材が接続部材に取り付けられた状態の外観が示され、(a)は斜視図、(b)は前面図である。 本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造における本体側部材の外観が示され、(a)は分解斜視図、(b)は斜視図、(c)は前面図である。 本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造における本体側部材が成形型の被設置部に設置される過程が示され、(a)は本体側部材が被設置部に設置される途中の状態を説明するための概略説明図、(b)は本体側部材が被設置部に設置された状態を説明するための概略説明図である。 本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造の動作状態における側面図である。 本発明の第二実施形態に係るシートカバーの取付構造の動作状態における側面図である。 本発明の第三実施形態に係るシートカバーの取付構造におけるカバー側第一部材およびカバー側第二部材の外観斜視図である。 本発明の第四実施形態に係るシートカバーの取付構造におけるカバー側第一部材およびカバー側第二部材の外観斜視図である。 本発明の第五実施形態に係るシートカバーの取付構造におけるカバー側第一部材およびカバー側第二部材の外観斜視図である。
以下に、本発明の第一実施形態に係るシートカバーの取付構造(以下、シートカバーの取付構造を「取付構造」と記す。)を図面に基づいて説明する。図1は、取付構造1が備えられたシート2が示され、図2から図4は、取付構造1が分解されて示されている。ここで、図2および図3は、取付構造1のうち、カバー側部材40が示され、図4は、取付構造1のうち、本体側部材20が示されている。なお、以下の説明では、シート2が自動車に取り付けられたと仮定し、図1に示されているとおり、自動車の進行方向であると共にシート2の正面を前方とし、自動車の後退方向であると共にシート2の背面を後方とし、自動車の車幅であると共にシート2の側面を側方とし、自動車の車高であると共にシート2の高さ方向を上方または下方とする。
図1に示されているとおり、シート2は、シート本体3に、皮革などのシートカバー4が被せられたものであり、シートクッション5、シートバック6およびヘッドレスト7などから構成されている。シート本体3は、例えばポリウレタン原料などが発泡して硬化したものであり、金属製の成形型11(図5参照)で成形される。シートカバー4は、例えば、天然皮革、人工皮革、合成皮革などである。シートカバー4は、接続部材としての吊り綿布9が裏面側に縫合されている。吊り綿布9は、シートカバー4をシート本体3に取り付けるために用いられる。
取付構造1は、シートカバー4をシート本体3に取り付ける際、シートクッション5やシートバック6の溝部8に用いられる。詳説すれば、取付構造1は、シート本体3に埋設された本体側部材20と、シートカバー4に取り付けられたカバー側部材40とから構成されている。本体側部材20は、磁性体21と、この磁性体21が係合されたブラケット22とから構成され、シート本体3が成形される際に予め埋設されている。カバー側部材40は、シートカバー4の吊り綿布9の下端に取り付けられた端部材10に取り付けられたカバー側第一部材としての樹脂クリップ41と、この樹脂クリップ41の外側に取り付けられたカバー側第二部材としての金属クリップ50とから構成されている。
図2に示されているとおり、樹脂クリップ41は、前後から視して、ほぼ“U”字状であり、端部材10が密着して収まる大きさに形成されている。詳説すれば、樹脂クリップ41は、下面である下面部42と、この下面部42の両側端から上方に連接されると共に、互いに対面した一対の側面部43とから構成されている。樹脂クリップ41は、例えばポリアセタールなどによって成形されている。
側面部43のうち、上端は、互いに対面する側に向けたフック状の上端係止部44が形成されている。側面部43のうち、互いに対面する側の面である内面部は、互いに対面した一対の係止部としてのビード45が形成されている。ビード45は、互いに対面する側に向けて突出すると共に、上下に長い筋状であり、内面部のほぼ中央に形成されている。側面部43のうち、互いに対面する側の反対側の面である外面部は、係合突部46および規制突部48が形成されている。係合突部46は、外面部のほぼ中央に形成され、外側に突起傾斜面47が形成されている。突起傾斜面47は、下方から上方に向かうにしたがって、側方に向けて傾斜している。規制突部48は、係合突部46の前後に間を空けてそれぞれ形成され、係合突部46と対面する側に、規制傾斜面49が形成されている。規制傾斜面49は、下方から上方に向かうにしたがって、係合突部46に近づく方向に傾斜している。
金属クリップ50は、薄板状であると共に、前後から視して、ほぼ“U”字状であり、樹脂クリップ41が隙間を空けて収まる大きさに形成されている。詳説すれば、金属クリップ50は、下面である下板部51と、この下板部51の両側端から上方に連接されると共に、互いに対面した一対の側板部52とから構成されている。金属クリップ50は、例えば、鉄、コバルト、ニッケルなどの金属の他、クロム系ステンレスなどの合金によって形成されている。すなわち、金属クリップ50は、磁性体21と接着する素材で形成され、かつ、板バネとして作用する。
側板部52は、側方から視して、ほぼ台形に形成され、中央よりもやや上部である上片部53に、係合孔部54が形成されている。係合孔部54は、ほぼ四角形であり、樹脂クリップ41の係合突部46が挿入された状態で、係合突部46と隙間Xが空く大きさに形成されている。
金属クリップ50が樹脂クリップ41に取り付けられる際、金属クリップ50と樹脂クリップ41とが上下方向において相対的に近づけられ、金属クリップ50の側板部52が樹脂クリップ41の側面部43の外面部と対面して摺動する。その際、側板部52の上片部53が係合突部46の突起傾斜面47に沿って移動することで、金属クリップ50と樹脂クリップ41とが上下方向に近づくにしたがって側板部52が弾性変形して徐々に広げられる。側板部52の係合孔部54に、側面部43の係合突部46が挿入されると、側板部52が復元力によって元の状態に戻ると共に、樹脂クリップ41が側板部52によって挟まれる。このようにして、金属クリップ50と樹脂クリップ41とが係合する。
この状態で、樹脂クリップ41と金属クリップ50とは、隙間X〜Xを介して係合している。詳説すれば、係合突部46が係合孔部54に挿入された状態において、係合突部46と係合孔部54との間に隙間Xが空けられている。金属クリップ50における上片部53の外縁55と樹脂クリップ41における規制突部48の規制傾斜面49との間に隙間Xが空けられている。金属クリップ50の下板部51と樹脂クリップ41の下面部42との間に隙間Xが空けられている。
図3に示されているとおり、端部材10は、吊り綿布9の下端に挟められ、前後に向けて長手の棒状である。端部材10の外周面は、ほぼ“U”字状に形成され、下端が、樹脂クリップ41の形状に倣って湾曲している。端部材10は樹脂製であり、例えばポリプロピレンなどが押出成形されて製造される。なお、端部材10の外周面の形状は、樹脂クリップ41に密着して収まる形状であれば任意である。
端部材10が樹脂クリップ41に取り付けられる際、端部材10と樹脂クリップ41とが上下方向において相対的に近づけられ、樹脂クリップ41の側面部43が端部材10の外周面と対面して摺動する。その際、側面部43の上端係止部44が端部材10の外周面に沿って移動することで、端部材10と樹脂クリップ41とが上下方向に近づくにしたがって側面部43が弾性変形して徐々に広げられる。端部材10が樹脂クリップ41の下面部42に到達すると、側面部43が復元力によって元の状態に戻ると共に、側面部43によって端部材10が挟まれ、上端係止部44が端部材10の上端部に係止する。同時に、ビード45が、端部材10に食い込んで係止される。このようにして、端部材10と樹脂クリップ41とが係合する。
なお、樹脂クリップ41、金属クリップ50および端部材10同士が取り付けられる順番は任意である。したがって、上記したとおり、樹脂クリップ42と金属クリップ50とを係合させた後に、端部材10と樹脂クリップ41とを係合させてもよく、また、端部材10と樹脂クリップ41とを係合させた後に、樹脂クリップ41と金属クリップ50とを係合させてもよい。
図4に示されているとおり、ブラケット22は、ほぼ長方形に形成されたベース部23の四隅に、固定孔部24および固定突部25が形成され、ベース部23の上面のほぼ中央に、長辺の向きである全長方向から磁性体21が取り付けられる被取付部26が形成されている。
固定突部25は、ベース部23に対してほぼ直角であり、ベース部23から上方に向けて立ち上がっている。固定孔部24は、固定突部25の内側近傍においてベース部23を上下に貫通している。
被取付部26は、ベース部23から上方に向けて立ち上げられて互いに対面した一対の磁性体第一係止片27と、この磁性体第一係止片27の全長方向の後方端同士に連接された磁性体留片29と、磁性体第一係止片27の全長方向の前方端側においてベース部23に形成された磁性体第二係止片30とから構成されている。また、被取付部26は、磁性体第一係止片27、磁性体留片29および磁性体第二係止片30で囲まれた被取付空間31が形成されている。
磁性体第一係止片27の上端は、互いに対面する側に向けてフック状に形成されている。また、磁性体第一係止片27の上面は、案内部28が形成されている。案内部28は、互いに対面する側に向かうにしたがって被取付空間31に向けて傾斜している。磁性体第二係止片30は、ベース部23の一部が切り欠かれたことで、ベース部23と同一面上においてベース部23の一部に形成され、上方に向けてフック状に形成されている。被取付空間31は、磁性体21が密着して収まる大きさである。
なお、ベース部材23の形状は任意であり、例えば、正方形や三角形などの多角形、円形などであってもよい。また、固定突部25および固定孔部24の形状、配置、数は任意である。
磁性体21は、直方体の永久磁石であり、ブラケット22の全長方向にスライドして被取付部26に取り付けられる。詳説すれば、磁性体21は、後方端が磁性体留片29に当たるまで被取付部26に挿入されると、前方端が磁性体第二係止片30に係止される。同時に、磁性体21の上面が磁性体第一係止片27に係止される。なお、磁性体21の形状は任意であり、例えば、立方体や円柱などであってもよい。この場合、ブラケット22の被取付部26は、磁性体21に応じた形状に設計される。ただし、磁力による接着の度合いを強くするため、金属クリップ50の下板部51と接触する面積が、可能な限り大きいことが好ましい。
上記のとおり構成された本体側部材20は、シート本体3に埋め込まれるため、シート本体3の成形型11に予め設置される。ここで、成形型11に対する本体側部材20の位置決めを図面に基づいて説明する。図5は、本体側部材20が、成形型11の被設置部12に設置される過程が示されている。なお、図5に示されているのは、成形型11の一部のみである。
図5に示されているとおり、成形型11は、上方に向けて突出した被設置部12が形成されている。本体側部材20が被設置部12に近づけられると、本体側部材20は、磁性体21の磁力によって被設置部12に引き寄せられる。その際、被設置部12への本体側部材20の位置決めが磁力に委ねられると、本体側部材20が、被設置部12からずれ、または、被設置部12に対して傾くなど、位置決めが正確になされない場合がある。そこで、成形型11において、本体側部材20の位置決めをするために、ブラケット22の案内部28が用いられる。すなわち、本体側部材20は、ブラケット22の案内部28が被設置部12に接触し、案内部28が被設置部12に沿うことで、本体側部材20が被設置部12に案内されて位置決めされる。
この状態で、成形型11に、例えばポリウレタン原料などが流し込まれる。その際、ポリウレタン原料は、磁性体21の上面(図5において磁性体21の下面側)を除いて本体側部材20の凹凸に満遍なく充填され、特に、ブラケット22の固定孔部24に充填されると共に固定突部25に密着する。所定の行程を経てポリウレタン原料が発泡して硬化し、特に、固定孔部24および固定突部25の周囲において、本体側部材20が、硬化したポリウレタン原料に堅固に固着する。このようにして、本体側部材20が埋め込まれた状態のシート本体3が成形される(図1参照)。なお、本体側部材20の成形において、被設置部12の跡に形成された空間は、カバー側部材40の挿入路であると共に設置空間となる。
上記のとおり構成された取付構造1は、図1に示されているとおり、シートカバー4がシート本体3に取り付けられる際、カバー側部材40が、本体側部材20に、磁力によって接着されて取り付けられる。詳説すれば、カバー側部材40における金属クリップ50の下板部51が、本体側部材20における磁性体21の上面に接着される。
なお、金属クリップ50が磁性体であり、磁性体21が金属製であってもよい。
次に、取付構造1の効果を、動作状態と共に図面に基づいて説明する。図6は、側面から視した取付構造1の動作状態が示されている。
図6に示されているとおり、取付構造1によれば、カバー側部材40の樹脂クリップ41は、本体側部材20に対して角度が変化し、または移動する。すなわち、例えば、乗員がシート2に着座し、または荷物がシート2に置かれるなど、シート2がシート本体3に向けて押圧された場合、押圧された箇所にシートカバー4が引っ張られると共に吊り綿布9が引っ張られる。そのため、カバー側部材40が、本体側部材20から離れる方向Yに荷重される。ここで、樹脂クリップ41と金属クリップ50とは、係合突部46と係合孔部54との間に隙間Xが空けられ(図2(b)参照)、金属クリップ50における上片部53の外縁55と樹脂クリップ41における規制突部48の規制傾斜面49との間に隙間Xが空けられ(図2(b)参照)、金属クリップ50の下板部51と樹脂クリップ41の下面部42との間に隙間Xが空けられている(図2(c)参照)。すなわち、樹脂クリップ41と金属クリップ50との間に、いわゆる遊びがあるため、荷重された場合であっても、遊びの許容範囲において、樹脂クリップ41が、係合突部46を軸として、金属クリップ50に対して傾き、また、前後上下に移動する。その際、金属クリップ50は、磁性体21に接着したままである。したがって、シートカバー4がシート本体3から不本意に外れるのを防ぐことができる。
また、図6に示されているとおり、樹脂クリップ41が、金属クリップ50に対して傾くと、係合突部46が係合孔部54において偏って配置され、樹脂クリップ41の規制傾斜面49が、金属クリップ50の外縁55と接触する。すなわち、金属クリップ50に対して傾いた樹脂クリップ41は、規制傾斜面49が外縁55に当たることで、一定以上の傾斜が規制される。したがって、樹脂クリップ41が金属クリップ50から外れるのを防ぐことができる。
図1に示されているとおり、取付構造1によれば、カバー側部材40は、吊り綿布9の下端に取り付けられた端部材10に係合した樹脂クリップ41と、この樹脂クリップ41の外側に取り付けられた金属クリップ50とから構成されている。すなわち、金属クリップ50と係合させるための構成を樹脂クリップ41によって実現することで、後述する第二実施形態に係る取付構造101(図7参照)と比較して、端部材10の成形や設計を簡略化させることができる。また、樹脂クリップ41を介さない取付構造101と比較して、端部材10の劣化を防ぐことができる。一方で、樹脂クリップ41が劣化した場合は、樹脂クリップ41のみを交換すれば足りるため、簡便に交換することができる。
図2に示されているとおり、取付構造1によれば、樹脂クリップ41の側面部43のうち、内面部は、互いに対面した一対のビード45が形成されている。ビード45は、互いに対面する側に向けて突出すると共に、上下に長い筋状であり、内面部のほぼ中央に形成されている。この構成により、図3に示されているとおり、樹脂クリップ41が端部材10に取り付けられると、端部材10と樹脂クリップ41との間において、ビード45が、端部材10に食い込んで係止される。したがって、樹脂クリップ41に対して端部材10がずれるのを防ぐことができる。特に、カバー側部材40に対して、端部材10がスラスト方向Yに移動するのを抑えることができる。なお、端部材10が樹脂クリップ41に係止される構成であれば、ビード45の長さ、形状、配置、数は任意である。
取付構造1によれば、金属クリップ50は、例えば鉄などの金属によって形成され、一方、樹脂クリップ41は、例えばポリアセタールなどの樹脂によって形成されている。すなわち、図3に示されているとおり、金属製の金属クリップ50で樹脂製の樹脂クリップ41が覆われることで、樹脂クリップ41の塑性変形を抑えることができる。
図4に示されているとおり、取付構造1によれば、ブラケット22は、ベース部23の上面のほぼ中央に、全長方向から磁性体21が取り付けられる被取付部26が形成されている。すなわち、ブラケット22の厚み(高さ)方向から磁性体21が取り付けられる場合と比較して、ブラケット22の大きさを厚み(高さ)方向に小さくすることができる。
図4に示されているとおり、取付構造1によれば、ブラケット22は、ベース部23の四隅に、固定孔部24および固定突部25が形成されている。固定突部25は、ベース部23に対してほぼ直角であり、ベース部23から上方に向けて立ち上がっている。固定孔部24は、固定突部25の内側近傍においてベース部23を上下に貫通している。この構成により、本体側部材20がシート本体3に埋設される際、ポリウレタン原料は、ブラケット22の固定孔部24に充填されると共に固定突部25に密着する。特に、固定孔部24および固定突部25の周囲において、硬化したポリウレタン原料は、本体側部材20と広い接触面積で複雑に嵌合するため、本体側部材20は、硬化したポリウレタン原料に堅固に固着する。したがって、本体側部材20をシート本体3に堅固に固定することができる。特に、シートカバー4が引っ張られると共に本体側部材20が上方に向けて引っ張られた場合に、本体側部材20とシート本体3との接触面に生じる抗力を向上させることができる。
図4に示されているとおり、取付構造1によれば、ブラケット22は、磁性体第一係止片27の上面に、案内部28が形成されている。案内部28は、互いに対面する側に向かうにしたがって被取付空間31に向けて傾斜している。この構成により、図5に示されているとおり、磁性体21が磁力によって成形型12に引き寄せられる際、本体側部材20は、ブラケット22の案内部28が被設置部12に接触し、案内部28が被設置部12に沿うことで、本体側部材20が被設置部12に案内されて位置決めされる。したがって、本体側部材20を支持するための凹構造を成形型12に施すことなく、本体側部材20を成形型12に固定することができる。また、案内部28によって、本体側部材20を任意の被設置部12に位置決めすることができる。
次に、本発明の他の実施形態に係る取付構造101,201,301,401を図面に基づいて説明する。図7は、側面から視した第二実施形態に係る取付構造101の動作状態が示されている。図8は、第三実施形態に係る取付構造201のうち、カバー側部材240が示されている。図9は、第四実施形態に係る取付構造301のうち、カバー側部材340が示されている。図10は、第五実施形態に係る取付構造401のうち、カバー側部材440が示されている。なお、以下では、主に第一実施形態に係る取付構造1と異なる構成のみが説明され、取付構造1と同様の構成は、図示をもって適宜説明が省略されている。
図7に示されているとおり、第二実施形態に係る取付構造101は、樹脂クリップと端部材とが一体となって、カバー側第一部材としての突起端部材110が備えられている構成が、取付構造1(図6参照)と比較して異なる。
詳説すれば、カバー側部材140は、吊り綿布9の下端に取り付けられた突起端部材110と、この突起端部材110の外側に取り付けられたカバー側第二部材としての金属クリップ50とから構成されている。なお、本体側部材20は取付構造1と同一である。
突起端部材110は、第一実施形態に係る取付構造1の端部材10と同様の形状であり、かつ、側面部143に、取付構造1の樹脂クリップ41に形成された突起と同様の突起が形成されている。すなわち、側面部143の外面部は、係合突部146および規制突部148が形成されている。なお、他の構成は、取付構造1と同一である。
また、図示省略されているが、取付構造101の変形例として、突起端部材110に係合孔部が形成され、金属クリップ150に係合突部および規制突部が形成されていてもよい。さらに、突起端部材110に係合突部が形成され、金属クリップ150に係合孔部および規制突部が形成されていてもよく、突起端部材110に係合孔部および規制突部が形成され、金属クリップ150に係合突部が形成されていてもよい。
図8に示されているとおり、第三実施形態に係る取付構造201は、カバー側第一部材としての樹脂クリップ241において、係合突部に替えて係合孔部254が形成され、一方、カバー側第二部材としての金属クリップ250において、係合孔部に替えて係合突部246が形成されている構成が、取付構造1(図2参照)と比較して異なる。
詳説すれば、樹脂クリップ241は、側面部243のほぼ中央に、係合孔部254が形成されている。係合孔部254は、金属クリップ250の係合突部246が挿入された状態で、係合突部246と隙間が空く大きさに形成されている。また、側面部243のビード245は、係合孔部254の前方または後方に形成されている。
金属クリップ250は、側板部252の上片部253に、係合突部246が形成されている。係合突部246は、内側に突起傾斜面247が形成されている。突起傾斜面247は、上方から下方に向かうにしたがって、内側に向けて傾斜している。なお、他の構成は、取付構造1と同一である。
図9に示されているとおり、第四実施形態に係る取付構造301は、カバー側第一部材としての樹脂クリップ341において、係合突部に替えて係合孔部354が形成され、規制突部がなく、一方、カバー側第二部材としての金属クリップ350において、係合孔部に替えて係合突部346が形成され、規制突部348が形成されている構成が、取付構造1(図2参照)と比較して異なる。
詳説すれば、樹脂クリップ341は、側面部343のほぼ中央に、係合孔部354が形成されている。係合孔部354は、金属クリップ350の係合突部346が挿入された状態で、係合突部346と隙間が空く大きさに形成されている。側面部343は、前後の両端に外縁355が形成されている。また、側面部343のビード345は、係合孔部354の前方または後方に形成されている。
金属クリップ350は、側方から視して、側板部352が、ほぼ四角形に形成されている。側板部352は、前後の両端における上部に、規制突部348が形成されている。規制突部348は、互いに対面する側に向けて突出している。また、側板部352は、上片部353に、係合突部346が形成されている。係合突部346は、内側に突起傾斜面347が形成されている。突起傾斜面347は、上方から下方に向かうにしたがって、内側に向けて傾斜している。金属クリップ350と樹脂クリップ341とが係合した状態において、金属クリップ350の規制突部348と樹脂クリップ341の外縁355との間に隙間が空けられる。なお、他の構成は、取付構造1と同一である。
図10に示されているとおり、第五実施形態に係る取付構造401は、カバー側第一部材としての樹脂クリップ441において、規制突部がなく、一方、カバー側第二部材としての金属クリップ450において、規制突部448が形成されている構成が、取付構造1(図2参照)と比較して異なる。
詳説すれば、樹脂クリップ441は、側面部443の前後の両端に外縁455が形成されている。金属クリップ450は、側方から視して、側板部452が、ほぼ四角形に形成されている。側板部452の上片部453は、係合孔部454が形成されている。側板部452は、前後の両端における上部に、規制突部448が形成されている。規制突部448は、互いに対面する側に向けて突出している。金属クリップ450と樹脂クリップ441とが係合した状態において、金属クリップ450の規制突部448と樹脂クリップ441の外縁455との間に隙間が空けられる。なお、他の構成は、取付構造1と同一である。
上記した各取付構造101,201,301,401も、取付構造1と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明は、主に自動車のシートに用いられるが、例えば、鉄道車両、航空機、船舶などの乗り物の他、映画館やイベントホールなどの屋内施設のシートにも用いられる。
1,101,201,301,401 取付構造(シートカバーの取付構造)
2 シート
3 シート本体
4 シートカバー
5 シートクッション
6 シートバック
7 ヘッドレスト
8 溝部
9 吊り綿布(接続部材)
10 端部材
11 成形型
12 被設置部
20 本体側部材
21 磁性体
22 ブラケット
23 ベース部
24 固定孔部
25 固定突部
26 被取付部
27 磁性体第一係止片
28 案内部
29 磁性体留片
30 磁性体第二係止片
31 被取付空間
40,140,240,340,440 カバー側部材
41,241,341,441 樹脂クリップ(カバー側第一部材、クリップ)
42,242,342,442 下面部
43,243,343,443 側面部
44,244,344,444 上端係止部
45,245,345,445 ビード(係止部)
46,146,246,346,446 係合突部
47,147,247,347,447 突起傾斜面
48,148,248,348,448 規制突部
49,149,249,349,449 規制傾斜面
50,150,250,350,450 金属クリップ(カバー側第二部材)
51,151,251,351,451 下板部
52,152,252,352,452 側板部
53,153,253,353,453 上片部
54,154,254,354,454 係合孔部
55,155,255,355,455 外縁
110 突起端部材(カバー側第一部材)
〜X 隙間
〜Y 方向

Claims (9)

  1. シート本体に埋設される本体側部材と、
    シートカバーを前記シート本体に取り付けるために前記シートカバーに備えられた接続部材に取り付けられるカバー側第一部材と、
    前記カバー側第一部材の外面を覆って当該カバー側第一部材に取り付けられたカバー側第二部材と、から構成され、
    前記本体側部材と前記カバー側第二部材とが磁力で接着され、
    前記カバー側第一部材と前記カバー側第二部材とが隙間を介して係合した、
    ことを特徴とするシートカバーの取付構造。
  2. 前記カバー側第一部材または前記カバー側第二部材の片方に、係合突部が形成され、もう片方に、前記係合突部が挿入された状態で当該係合突部と隙間が空く大きさの係合孔部が形成された、
    ことを特徴とする請求項1に記載されたシートカバーの取付構造。
  3. 前記係合突部が前記係合孔部に挿入されて偏った状態で、前記カバー側第一部材または前記カバー側第二部材の片方に、もう片方の外縁と接触する規制突部が形成された、
    ことを特徴とする請求項2に記載されたシートカバーの取付構造。
  4. 前記カバー側第一部材が、
    前記接続部材の端に取り付けられた端部材に係合すると共に前記カバー側第二部材と係合するクリップである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載されたシートカバーの取付構造。
  5. 前記端部材と前記クリップとの間に係止部が形成された、
    ことを特徴とする請求項4に記載されたシートカバーの取付構造。
  6. 前記カバー側第一部材が樹脂製であり、
    前記カバー側第二部材が金属製である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載されたシートカバーの取付構造。
  7. 前記本体側部材が、磁性体と、この磁性体が係合されるブラケットとから構成され、
    前記シート本体の成形型における前記磁性体の被設置部に、前記本体側部材を案内するための案内部が、前記ブラケットに形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載されたシートカバーの取付構造。
  8. 前記ブラケットの全長方向から前記磁性体が取り付けられる被取付部が、当該ブラケットに形成された、
    ことを特徴とする請求項7に記載されたシートカバーの取付構造。
  9. 前記シート本体と固着される固定孔部と、前記シート本体と固着される固定突部とが、前記本体側部材に形成された、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載されたシートカバーの取付構造。
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