JP6919464B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、画像読取装置、特に自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置に関する。
自動原稿搬送装置(以下、ADFという)を備えた画像読取装置は、ADF用とフラットベッド(以下、FBともいう)用の2種類の原稿読取り用コンタクトガラスを有しているのが一般的である。
コンタクトガラス表面にはホコリ等の異物が付着しやすいだけでなく、読取原稿に付着していた異物や粘着物がコンタクトガラス表面に転移することがある。特に、ADF用のコンタクトガラスはガラス表面上を原稿が連続して摺擦することから紙粉や異物が付着しやすく、付着すると原稿読取り画像や原稿搬送性能に悪影響を及ぼすことがある。
その対策として、ADF用コンタクトガラスの表面を清掃する機構を設けることや、そのガラス表面に防汚コーティングを施すこと等が、既に知られている。
例えば、後掲の特許文献のうち特許文献1には、画像読取装置のメンテナンス性を向上させる目的で、ADF用のコンタクトガラスと読取装置の筐体部カバーを一体化し、ガラス交換時に筐体カバーごと交換可能なものが開示されている。
また、特許文献2には、画像読取装置のメンテナンス性を向上させる目的で、フラットベッド用のコンタクトガラスを読取装置の筐体部カバーに対しスライド可能に保持するものが開示されている。
しかしながら、上述のような従来の画像読取装置におけるコンタクトガラス表面の清掃機構や防汚コーティングでは、多量の原稿を通した場合に生ずる磨耗、特に読取原稿を綴じる際に使用される金属製のステープラやクリップ等が擦れて傷が生じてしまうと、コンタクトガラスを交換する必要があった。そして、そのコンタクトガラスの交換時に、古いガラスを取り外して新しいガラスを取り付けるまで一時的に画像読取装置に開口部が生じていた。そのため、その開口部からホコリ等の異物が入り込むリスクが避けられないばかりか、入り込んだ異物がコンタクトガラスや読取光学部に付着すると、原稿読取画像にスジや点等の異常画像が生じてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、コンタクトガラス交換時における装置内への異物等の侵入のリスクを低減することで保守性を向上させた画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、上記目的達成のため、原稿となる用紙を通す用紙搬送通路を形成する筐体と、前記用紙搬送通路の所定区間内でコンタクトガラスを通して前記原稿に記録された画像情報を読み取る読取部と、前記筐体に着脱可能に支持された原稿ガイド部と、を備えた画像読取装置であって、前記コンタクトガラスが、前記筐体に対して前記原稿の搬送方向に移動可能に支持されるとともに、前記原稿ガイド部が、前記コンタクトガラスに対して前記搬送方向の上流側に位置する第1ガイド部材と、前記コンタクトガラスに対して前記搬送方向の下流側に位置する第2ガイド部材とによって構成されており、前記原稿ガイド部によって、前記コンタクトガラスの前記搬送方向の移動規制されていることを特徴とする。
この構成により、原稿ガイド部の筐体への取付け状態が解かれたときには、原稿ガイド部によるコンタクトガラスの移動規制が解かれることになり、コンタクトガラスが筐体に対して用紙搬送方向に移動可能となる。したがって、例えばコンタクトガラス交換時の旧コンタクトガラスの取外しと新コンタクトガラスの取付け方向とを同一にする等して、コンタクトガラス交換時に開口部が形成されないようにすることが容易化される。
本発明によれば、コンタクトガラス交換時における装置内への異物等の侵入のリスクを低減することで保守性を向上させた画像読取装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の全体概略斜視図である。 (a)は、一実施形態に係る画像形成装置の画像読取面側の斜視図であり、(b)は、同画像形成装置の画像読取面に隣接するADF用ガイド部材を取り外した状態を示す要部斜視図である。 図2のA−A矢視断面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 (a)は、図2(a)中の矢印C方向に見た一実施形態に係る画像形成装置の要部部分上面図であり、(b)は、(a)のD−D矢視断面図である。 一実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置本体のADF用コンタクトガラスの交換作業前の状態を示す正面断面図である。 一実施形態に係る画像形成装置におけるADF用コンタクトガラスの交換作業の第1の工程の説明図で、ADF用コンタクトガラスの前後のガイド部材を取り外した状態を示している。 一実施形態に係る画像形成装置におけるADF用コンタクトガラスの交換作業の第2の工程の説明図で、交換用の新しいコンタクトガラスを旧コンタクトガラスをスライド方向に押し出し可能に配置した状態を示している。 一実施形態に係る画像形成装置におけるADF用コンタクトガラスの交換作業の第3の工程の説明図で、開口部を形成することなく交換用の新しいコンタクトガラスで旧コンタクトガラスをスライド方向に押し出す段階を示している。 一実施形態に係る画像形成装置におけるADF用コンタクトガラスの交換作業の第4の工程の説明図で、交換用の新しいコンタクトガラスで旧コンタクトガラスをスライド方向に押し出して取り外した状態を示している。 一実施形態に係る画像形成装置におけるADF用コンタクトガラスの交換作業の第5の工程の説明図で、旧コンタクトガラスを取り去った状態を示している。 一実施形態に係る画像形成装置におけるADF用コンタクトガラスの交換作業の第6の工程の説明図で、ADF用コンタクトガラスの前後のガイド部材を再度取り付け、交換作業を終えた状態を示している。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図12は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置の概略構成図である。
まず、構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態の複写機1は、画像形成部2と、画像読取装置3と、搬送部としての自動原稿搬送装置(以下、単に「ADF」とも称する)4と、操作部5とを具備している。
自動原稿搬送装置4は、画像読取装置3の上部に開閉可能に取り付けられている。
図2に示すように、画像読取装置3の上面には、長手方向に延びる一定幅の板状のADF用コンタクトガラス11と、所定サイズのカット紙形状に対応するフラットベッド用コンタクトガラス12が設けられており、自動原稿搬送装置4は、原稿31(読取原稿)を搬送しADF用コンタクトガラス11上を通過させることで、このADF用コンタクトガラス11上を通して後述する表面読取部16(読取部)により原稿を読み取ることができる。
ADF用コンタクトガラス11の搬送方向前後には、原稿31をADF用コンタクトガラス11上を摺擦する所定搬送姿勢に案内する前ガイド13および後ガイド15(原稿ガイド部)が設けられている。
これら前ガイド13および後ガイド15は、ネジ等の締結手段あるいはスナップフィット等の係止手段によって筐体カバー22に着脱可能に固定され支持されている。また、前ガイド13および後ガイド15は、用紙搬送方向の両側からADF用コンタクトガラス11に当接できる幅寸法に設定されるか締結や係止による固定時にいわゆるガタ詰めができるようになっている。
表面読取部16は、密着型イメージセンサ(CIS)その他の読取手段自体で構成されたものであってもよいし、図示しない読取手段に原稿の露光走査による反射光を送る露光走査ユニット等であってもよい。
図3に示すように、原稿31は、原稿積置台32に画像面を上にしてページ順にセットされ、給紙ローラ33によって給紙される。給紙された原稿31は、搬送ローラ34にて、原稿搬送通路Pwを通して画像読取装置3へと搬送される。
画像読取装置3に搬送された原稿31は、原稿搬送通路Pwの下流側の前ガイド13によってADF用コンタクトガラス11上に案内され、さらに後ガイド15によって排紙ローラ35に案内され、排紙ローラ35によって排紙トレイ36上に排出される。
画像読取装置3は、また、原稿31がコンタクトガラス11上を通過するとき、そのADF用コンタクトガラス11の下方に位置する表面読取部16により、原稿31の表面に記された書画像等の画像情報を読み取るようになっている。
表面読取部16は、ガイドシャフト17を介して画像読取装置3の筐体20に可動に支持されており、ADF用コンタクトガラス11の下方の所定の読取位置に停止することに加えて、フラットベッド用コンタクトガラス12の下方の所定の読取領域内で用紙搬送方向に動くことができ、さらにこれら所定の読取領域および所定の読取位置の間で移動することができる。
画像読取装置3の筐体20は、筐体ボトム部21と筐体カバー22で構成されている。筐体カバー22には、ADF用コンタクトガラス11およびフラットベッド用コンタクトガラス12が配置されている。
筐体カバー22には、また、ADF用コンタクトガラス11を用紙搬送方向に移動可能に収納するとともに前ガイド13および後ガイド15の下部をそれぞれに収納する凹部25が形成されている。
図4ないし図6に示すように、筐体カバー22には、凹部25内のADF用コンタクトガラス11の両端側でそれぞれの表面11aに当接する一対の板状のガラス押え部23(係止部)が設けられている。
ガラス押え部23は、図中では筐体カバー22に対し一体に形成されているが、前述の前ガイド13や後ガイド15と同様の締結手段や係止手段によるものであっても構わない。
凹部25の内底壁部25bには、ADF用コンタクトガラス11に対応する読取窓25aが形成されており、その周囲を取り囲むように弾性部材24が設けられている。
この弾性部材24は、ADF用コンタクトガラス11と筐体20との間に介装されてADF用コンタクトガラス11を一対のガラス押え部23に対して付勢する弾性部材であり、ADF用コンタクトガラス11の上面側両端部分を一対のガラス押え部23に所定の接触圧で接触させている。これにより、ADF用コンタクトガラス11は、用紙搬送方向と直交するその長手方向(通路幅方向)の両端側で、その板厚方向および長手方向の所定位置に位置決めされつつ、実質的に用紙搬送方向にのみスライド(移動)可能に案内および支持されている。
また、弾性部材24による付勢状態下で、ADF用コンタクトガラス11は、その両端面(符号なし)を凹部25の内側壁面25cに摺動可能に係合させるとともに、下面外周側の全周で弾性部材24から付勢力を受圧している。したがって、ADF用コンタクトガラス11は、弾性部材24と協働して凹部25の読取窓25aに対応する開口部やその周囲の隙間を塞ぎ、画像読取装置3の内部に異物等が侵入することを防止するようになっている。
このように、本実施形態の複写機1に装備された画像読取装置3においては、原稿31を通す原稿搬送通路Pwを形成する筐体20と、原稿31を搬送する搬送手段としてのADF4と、原稿搬送通路Pwの所定区間内でADF用コンタクトガラス11を通して原稿31を読み取る読取手段としての表面読取部16と、所定区間の近傍で筐体20に着脱可能に支持された前ガイド13および後ガイド15(原稿ガイド部)とを備えている。
そして、ADF用コンタクトガラス11は、筐体20に対して原稿31の搬送方向に移動可能に支持されるとともに、前ガイド13および後ガイド15によってその搬送方向への移動を規制され、原稿搬送通路Pwの通紙幅領域内に位置する表面11aによって読取窓25aに対応する透明な原稿案内面を形成している。
前述のように、筐体20は、ADF用コンタクトガラス11の表面11aの両端部分に当接しつつADF用コンタクトガラス11をその原稿案内面の法線方向の所定高さ位置に位置決めする一対(複数)のガラス押え部23を一体的に有しており、ADF用コンタクトガラス11は、その板厚方向でガラス押え部23および弾性部材24に当接しつつ、前ガイド13および後ガイド15に突当て係合している。
したがって、ADF用コンタクトガラス11は、ADF用コンタクトガラス11より用紙搬送方向の上流側に位置する前ガイド13と用紙搬送方向の下流側に位置する後ガイド15とがそれぞれの下部側で凹部25内に挿入された状態において、それら前ガイド13および後ガイド15に用紙搬送方向の両側で突き当って用紙搬送方向に位置決めされている。
図5(a)および図5(b)に示すように、前ガイド13および後ガイド15は、それぞれの長手方向中央側にADF用コンタクトガラス11の表面11aに対し互いに逆方向に傾斜する原稿ガイド面13a、15aを有するとともに、それぞれの両端側に、ねじ締結孔等を有する一対の取付板部13b、15bを有している。また、凹部25は、それぞれの上面側で一対の取付板部13b、15bの取付け面を形成する複数対の段差部25dを有している。なお、前ガイド13および後ガイド15が凹部25内の内底部側に突出する一対の内突部13c、15cを有し、凹部25の複数対の段差部25dがそれぞれの内側面側で複数の内突部13c、15cをガイドする内側面を有していてもよい。
次に、本実施形態の複写機1の画像読取装置3におけるADF用コンタクトガラス11の交換作業について説明する。
上述のように構成された本実施形態の複写機1の画像読取装置3においては、ADF用コンタクトガラス11の交換作業に際して、まず、図7に示すように、前ガイド13および後ガイド15が凹部25から取り出される。
次いで、図8に示すように、表面11a上を多数の原稿31が摺擦することで紙粉や異物が付着しやすくなり交換時期が到来したADF用コンタクトガラス11(ここでは、旧コンタクトガラス11wという)に対し、用紙搬送方向の後方側に隣接するように新しいADF用コンタクトガラス11(ここでは、新コンタクトガラス11nという)を配置する。
次いで、図8に示すように板厚方向でガラス押え部23および弾性部材24の保持されていた旧コンタクトガラス11wを、図9に示すように新コンタクトガラス11nによって同図中の右側に押し出すとともに、新コンタクトガラス11nをガラス押え部23および弾性部材24の間に潜り込ませた後、図10に示すように旧コンタクトガラス11wをガラス押え部23および弾性部材24の間から脱出させ、図11に示すように凹部25の外方に取り出す。
次いで、前ガイド13および後ガイド15を凹部25内に再度取り付け、新コンタクトガラス11nを用紙搬送方向の両側で前ガイド13および後ガイド15に突き当てて、用紙搬送方向に位置決めする。
このような概略手順でADF用コンタクトガラス11の交換作業が完了する。
次に、作用について説明する。
上述のように構成された本実施形態の複写機1においては、画像読取装置3の使用中、ADF用コンタクトガラス11が、前ガイド13および後ガイド15に用紙搬送方向の両側で突当て係合した状態で弾性部材24から付勢力を受けることで、筐体カバー22の一対のガラス押え部23に係合して所定の原稿読取高さ位置に規制され、かつ、用紙搬送方向両側の前ガイド13および後ガイド15に突き当たることで、用紙搬送方向の移動を規制される。
したがって、ADF用コンタクトガラス11の交換作業に際して前ガイド13および後ガイド15の筐体20への取付け状態が解かれたときには、前ガイド13および後ガイド15によるADF用コンタクトガラス11の用紙搬送方向への移動規制が解かれ、ADF用コンタクトガラス11が筐体20に対して用紙搬送方向に移動可能となる。
そして、図8ないし図10に示すように、旧コンタクトガラス11wの取外しと新コンタクトガラス11nの取付け方向とを同一にしてこれらを前後に隣り合わせて着脱することができるので、ADF用コンタクトガラス11の交換時に凹部25の読取窓25aの閉塞状態を保して不要な開口部が形成されないようにすることができ、画像読取装置3の内部に異物等が侵入することを防止することができる。
また、ADF用コンタクトガラス11の高さを規定し用紙搬送方向へのスライドガイドとなるガラス押え部23が筐体カバー22に一体的に支持されるため、部品位置決め精度の向上やコストダウンが図れる。
さらに、ADF用コンタクトガラス11をガラス押え部23に付勢する弾性部材24により、表面読取部16上におけるADF用コンタクトガラス11と筐体カバー22との隙間を塞ぎ、筐体カバー22内の表面読取部16側に異物が侵入することを確実に防止できることとなる。
弾性部材24のうち一部(複数のうち少なくとも1つでもよい)がコンタクトガラスのスライド方向と直交する方向に延在しているので、クリーニングが困難なADF用コンタクトガラス11の内面(図中下面)側を相対的に摺動する弾性部材24でのワイパ作用によりクリーニングすることも可能となり、ADF用コンタクトガラス11の内面側に異物等が付着した場合でもそれを確実に取り除くクリーニング動作ができることとなる。
加えて、ADF用コンタクトガラス11のスライドが可能な用紙搬送方向については、同方向に両側に前ガイド13および後ガイド15が突当て係合および位置決め可能に配置され固定されているので、ADF用コンタクトガラス11が位置ずれしたり不意に脱落したりすることを確実に防止し、かつ、位置決めをすることができる。
このように、本実施形態においては、ADF用コンタクトガラス11の交換時に読取窓25aに対応する開口部や隙間の形成を抑え、異物等の侵入のリスクを低減することができ、保守性を向上させた画像読取装置を提供することができる。
なお、本実施形態では、新コンタクトガラス11nを旧コンタクトガラス11wに対して用紙搬送方向の後方側に配置し、旧コンタクトガラス11wを用紙搬送方向(図9中の右側)に押し出すものとした。しかしながら、これとは逆に、新コンタクトガラス11nを旧コンタクトガラス11wに対して用紙搬送方向の前方側に配置し、旧コンタクトガラス11wを用紙搬送方向とは逆方向に押し出すようにしてもよい。
また、ガラス押え部23は一枚の方形の平板状のものとしたが、その外径やスライド面の配置等が任意に設定し得ることや、前ガイド13および後ガイド15の筐体カバー22に対する位置決め固定および挿入深さ等を任意に設定できることはいうまでもない。
さらに、上述の一実施形態では、コンタクトガラスをADF用コンタクトガラス11として説明したが、本発明は、着脱式のフラットベッドコンタクトガラスにも適用可能であり、ADF用コンタクトガラスに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、コンタクトガラス交換時における装置内への異物等の侵入のリスクを低減することで保守性を向上させた画像読取装置を提供できるものであり、自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置全般に有用である。
1 複写機(画像形成装置)
2 画像形成部
3 画像読取装置
4 ADF(自動原稿搬送装置)
5 操作部
11 ADF用コンタクトガラス
11a 表面
11n 新コンタクトガラス
11w 旧コンタクトガラス
12 フラットベッド用コンタクトガラス
13 前ガイド(原稿ガイド部)
13a、15a 原稿ガイド面
13b、15b 取付板部
13c、15c 内突部
15 後ガイド(原稿ガイド部)
16 表面読取部(読取部)
17 ガイドシャフト
20 筐体
21 筐体ボトム部
22 筐体カバー
23 押え部
24 弾性部材
25 凹部
25a 読取窓
25b 内底壁部
25c 内側壁面
31 原稿
32 原稿積置台
33 給紙ローラ
34 搬送ローラ
35 排紙ローラ
36 排紙トレイ
特開2012−244409号公報 特開平7−95369号公報

Claims (5)

  1. 原稿となる用紙を通す用紙搬送通路を形成する筐体と、前記用紙搬送通路の所定区間内でコンタクトガラスを通して前記原稿に記録された画像情報を読み取る読取部と、前記筐体に着脱可能に支持された原稿ガイド部と、を備えた画像読取装置であって、
    前記コンタクトガラスが、前記筐体に対して前記原稿の搬送方向に移動可能に支持されるとともに、
    前記原稿ガイド部が、前記コンタクトガラスに対して前記搬送方向の上流側に位置する第1ガイド部材と、前記コンタクトガラスに対して前記搬送方向の下流側に位置する第2ガイド部材とによって構成されており、
    前記原稿ガイド部によって、前記コンタクトガラスの前記搬送方向の移動規制されていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記筐体が、前記コンタクトガラスの原稿案内面に当接するガラス押え部を有しており、
    前記コンタクトガラスが、前記ガラス押え部に当接した状態で、前記原稿ガイド部に係合していることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記筐体が、前記ガラス押え部に当接した前記コンタクトガラスを前記搬送方向に移動可能に収納する凹部を有しており、
    前記原稿ガイド部の一部が前記凹部内に挿入された状態で、前記コンタクトガラスと前記原稿ガイド部の一部とが当接していることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記コンタクトガラスと前記筐体との間に、前記コンタクトガラスを前記ガラス押え部側に付勢する弾性部材が介装されていることを特徴とする請求項2または3に記載の画像読取装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項の画像読取装置を備えた画像形成装置。
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