JP6916920B1 - 基板処理装置、治具、半導体装置の製造方法および基板処理装置の校正方法 - Google Patents

基板処理装置、治具、半導体装置の製造方法および基板処理装置の校正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】保護管の金属汚染を低減する基板処理装置、治具及び半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】基板処理装置において、基板を処理する処理容器11と、処理容器内11に、保護管21を有する温度測定器20を上向きに挿通させる開口を形成する、金属製のポート19と、ポート19の開口の内面を覆い、且つ、処理容器11の内側からポート19に装着可能な筒形状に形成される、非金属製の治具31と、を有する。ポート19に挿入された治具31は、ポート19に温度測定器20が装着されるときに、温度測定器20とともに上下移動が可能である。【選択図】図6

Description

本開示は、基板処理装置、治具および半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置(IC等)の製造において、基板を熱処理するため、バッチ式縦形熱処理装置が広く使用されている。従来のこの種の熱処理装置の処理炉においては、上端が閉塞し下端が開放された略円筒形の縦型反応管の内部に、複数枚のウエハを搭載したボートを下方から挿入し、反応管の外側を囲むように設けられたヒータにより、ボート上のウエハを熱処理する。ボート上において、複数枚のウエハは、水平姿勢、かつ互いにウエハの中心を揃えた状態で多段に積層されて保持される。
また、上述の熱処理装置においては、反応管の内部に保護管に収納して構成される熱電対を配置して反応管内部の温度を計測し、その計測温度に基づいてヒータをフィードバック制御している。反応管の内部に配置される熱電対は、反応管の開口を閉じるシールキャップに設けられたポートの下方から挿入して、反応管に突出して固定される。
特開2014−67766号公報
シールキャップに設けられたポートから熱電対を挿入する際に、熱電対の保護管の先端や側面とポートの金属面とが擦れ、保護管に金属が付着し、付着した金属により金属汚染が発生するおそれがある。
本開示の課題は、保護管の金属汚染を低減する技術を提供することである。
本開示によれば、基板を処理する処理容器と、前記処理容器内に、保護管を有する温度測定器を上向きに挿通させる開口を形成する、金属製のポートと、前記ポートの前記開口の内周面を覆い、且つ、前記処理容器の内側から前記ポートに装着可能な筒形状に形成される、非金属製の治具と、を有し、前記ポートに挿入された前記治具は、前記ポートに前記温度測定器が装着されるときに、前記温度測定器とともに上下移動可能に構成された技術が提供される。
本開示によれば、保護管の金属汚染を低減することが可能である。
本開示の実施形態における基板処理装置の垂直断面図である。 本開示の実施形態におけるプロフィール熱電対を示す縦断面図である。 (a)本開示の実施形態における治具を示す斜視図である。(b)は図2に示すプロフィール熱電対の取付部を説明する図である。 図3(a)に示す治具を図3(b)に示す取付部に装着した状態を示す図である。 図4に示す取付部に図2に示すプロフィール熱電対を挿入開始した状態を示す図である。 図4に示す取付部に図2に示すプロフィール熱電対を装着した状態を示す図である。
本開示の実施形態として、半導体装置の製造工程の1工程としての熱処理による基板処理工程を実施する基板処理装置の構成例について図1を用いて説明する。
基板処理装置1は、処理炉10の内側に備える処理容器としての反応管11にシリコンウエハ等の基板100を収容し、この基板100を所定の雰囲気下で所定の温度に加熱して薄膜を形成する。処理炉10は、反応管11と、反応管11の外周に設けられ、炉軸方向に複数に分割された加熱部としてのヒータユニット12と、を備えている。反応管11は、一端が開口した中空状をなし、第二開口としての炉口18が蓋としてのシールキャップ(ベース)13により閉止される。反応管11内には処理対象の基板100がボート14に支持されて収容され、減圧下でヒータユニット12により加熱して基板100に薄膜を形成する。ヒータユニット12は、コントローラ17に接続され、コントローラ17により制御されて反応管11内を加熱する。
複数の加熱ゾーンに分割されたヒータユニット12には、それぞれ温度測定器としてのヒータ熱電対15が、シールキャップ13には温度測定器としてのプロファイル熱電対20が設けられ、ヒータ熱電対15およびプロファイル熱電対20がコントローラ17に接続される。なお、図1において図示されていないが、上の三つのヒータ熱電対15はコントローラ17に接続されている。
ヒータ熱電対15で測定されたヒータユニット12付近の測定温度と設定温度とに応じて、コントローラ17で制御されるサイリスタ16によりヒータユニット12の各加熱ゾーンへの電力供給を制御して、反応管11の内部の温度分布が一定になるようにしている。なお、図1において図示されていないが、上の三つのヒータユニット12は、一番下のヒータユニット12と同様にコントローラ17で制御されるサイリスタに接続されている。
プロファイル熱電対20は、シールキャップ13に設けられた開口を貫通して反応管11内に突出して設けられ、反応管11の内部の温度を測定する。プロファイル熱電対20は、例えば、保護管21内に複数の絶縁管により保護された四対の熱電対素線22a,22bをそれぞれ配索して構成される。保護管21は、石英、SiC(炭化珪素)、アルミナあるいはセラミック等の高耐熱性材料から構成される。
保護管21は先端が閉止、基端が開口し、また、基端側に外径が拡径した大径部21aと、先端と大径部21aとの間に設けられる小径部21bと、小径部21bから大径部21aに径が徐々に拡大するテーパー部21c、とが形成される。基端開口がテフロンキャップ28で閉止される。なお、反応管11内の温度を1000℃以上とするようなかなりの高温条件下で用いる場合には、耐熱性の高いSiCやアルミナで保護管21を形成するのが好ましい。保護管21から引き出された熱電対素線22a,22bは、可撓性の絶縁被覆28により保護され、端子台(コネクタ)27により中継されて補償導線29と接続される。補償導線29は、端子コネクタ26でコントローラ17と接続される。
このように構成されたプロファイル熱電対20は、その保護管21がシールキャップ13に設けた金属製のポート19から反応管11内に炉軸方向に挿入され、反応管11内のボート14に沿うようにセッティングされ、ポート19で保護管21の下部が固定される。この保護管21の内部に通された複数組の熱電対素線22a,22bは、反応管11の外部に設けたヒータユニット12によって加熱される反応管11のボート14付近の温度を複数のゾーン毎に測定する。
このような反応管11内に基板100を支えた石英製のボート14が搬入される。ボート14の下部に設けられてボート14を支持するシールキャップ13が反応管11の炉口18を閉塞して、反応管11内を気密にする。反応管11内に挿入した基板100を反応管11の外側に設けられるヒータユニット12によりゾーン毎に加熱するとともに、ガス供給口(図示略)よりプロセスガスを供給して流通させ、排気口(図示略)より排気することにより基板100に膜を形成する。
ところで、プロファイル熱電対20は、ゾーン分割された反応管11内の各ゾーン温度を校正するためのものであって、薄膜の形成等の製造運転時に反応管11内のボート14付近の温度を目標とする温度に設定するために、ヒータユニット12に埋め込んだ各ヒータ熱電対15の測定温度と比較される設定温度を調整するようになっている。
一例として、薄膜の形成の製造運転に先立って、コントローラ17は、反応管11をヒータユニット12により加熱し、反応管11外側の温度をヒータ熱電対15により測定すると共に、反応管11内の上下方向の温度分布をプロファイル熱電対20により測定し、ヒータ熱電対15およびプロファイル熱電対20の測定データから校正データを予め作成することができる。コントローラ17は、反応管11内を均一に加熱するために、プロファイル熱電対20の測定温度に対応する目標値(管内設定温度)を全て同じにして、ヒータユニット12をゾーン毎に制御する。そして制御が収束し、定常状態となったときに、ヒータ熱電対15の温度を取得し、ヒータ熱電対15に対応する目標値(ヒータ設定温度)として記憶する。これを複数の設定温度について行うと、管内設定温度をヒータ設定温度に変換するテーブルが得られる。このテーブルを用いれば、ヒータ熱電対15の温度を、ヒータ設定温度に近づける制御によって、プロファイル熱電対20無しに、反応管11内を均一に加熱することができる。
コントローラ17は、より高度な多変量モデル予測制御を行うために、ステップ応答等の処理炉10の熱特性を、プロファイル熱電対20を用いて取得しうる。変換テーブルの取得を含むこのような測定を校正と呼び、校正により得られるデータを校正データと呼ぶ。この場合、基板処理装置1の運用に際しては、プロファイル熱電対20を取り去ってポート19部分の開口を塞ぎ、ヒータ熱電対15のみで温度を測定する。そして、このヒータ熱電対15の測定温度を校正データに基づいて反応管11内部の温度データに修正し、この修正したデータによりヒータユニット12を制御する。一方、校正は装置の据付や保守の際に網羅的に行われることが多いが、運用中に部分的な校正を行うこともできる。
プロファイル熱電対20の取り付けについて図3から図6を用いて説明する。図3(b)に示すように、シールキャップは、石英製の円盤状のキャップ(ベース)13aと、キャップ13aの底面に接触して保持する金属製のキャップ受け13bを有する。キャップ13aには、開口としての円形の孔13cが設けられると共にキャップ受け13bには、金属製のポート19が設けられている。ポート19は、上下方向に伸び、一端がキャップ受け13bの下面に接続された管部19aと、管部19aの一端側に設けられた締結部としての継手19bと、で構成されている。管部19aの内側の空間は、キャップ受け13bの上面側に連通している。孔13cは、キャップ13aに、管部19aと同心に形成され、反応管11内にプロファイル熱電対20を上向きに挿通させる開口19cを構成している。管部19aは、挿通方向において一定の直径を有する円管である。管部19aの内径は孔13cの径よりも小さい。継手19bの外周部には、プロファイル熱電対20を締結するために、袋ナット(ユニオンナット)と締結される雄ネジやフランジ等が設けられうる。継手19bの内周には、プロファイル熱電対20との間を気密にシールするための後述のOリング32に対応して、テーパー面若しくは段差が設けられうる。
図3(a)に示すように、治具31は石英等の非金属により筒形状に形成され、図3(b)に示すように、ポート19の開口19cの内面を覆い、シールキャップ13の上方の反応管11側からポート19に装着可能である。治具31は、管部19aの内側に隙間嵌めされる筒状部31aと、筒状部31aの一端に管部19aの内側の形状よりも大きく形成された係止部31bを有する。例えば、筒状部31aは、挿通方向において一定の直径を有する円管であり、筒状部31aの外径は管部19aの内径よりも小さく構成されている。係止部31bは、挿通方向において一定の直径を有する円管であり、係止部31bの外径は管部19aの内径よりも大きく構成されている。
係止部31bの下面はキャップ受け13b或いはポート19の上面と当接するように構成されている。これにより、治具31は下に抜け落ちない。治具31は筒状部31aの長さはポート19の管部19aと同程度である。治具31の筒状部31aおよび係止部31bの内径はプロファイル熱電対20の保護管21よりも大きく、保護管21の大径部21aの外径よりも小さく構成されている。係止部31bの挿通方向の長さは、キャップ13aの挿通方向の長さよりも長く構成されている。なお、係止部31bが反応管11と接触する恐れがある場合、係止部31bの一部を切り欠いてもよい。
まず、図4に示すように、治具31がキャップ13aの孔13cの上方からポート19に挿入される。これにより、開口19c(管部19a)の内面が治具31で覆われる。治具31の筒状部31aがポート19に挿入され、係止部31bによってポート19に係止されたときに、筒状部31aのポート19に挿入される側の先端(下端)の上下方向の位置はポート19の管部19aの下端と同じか下端よりも下に位置する。
次に、図5に示すように、保護管21は、ポート19の下方から治具31の筒状部31a内に挿入され、反応管11内に突出するように上方に押し込まれる。この際、ポート19の管部19aおよびシールキャップ13の孔13cの内面が治具31で覆われているので、ポート19およびシールキャップ13に擦れることはない。
その後、図6に示すように、ポート19に挿入された治具31は、ポート19にプロファイル熱電対20が装着されるときに、保護管21の太さが拡大するテーパー部21cに当接することによってプロファイル熱電対20とともに持ち上げられ、治具31の係止部31bが孔13cから離脱するとともに筒状部31aの一部がポート19の管部19aの内面から離脱する。固定位置まで挿入されたプロファイル熱電対20は継手19bによってポート19に締結される。このときテーパー部21cに設けられたOリング32によりプロファイル熱電対20と継手19bの間の気密性を保つことができる。この場合Oリング32なお大気圧に近い条件で校正が行われるような場合、Oリング32及び継手19bに設けたテーパー面は必須ではない。このように、ポート19にプロファイル熱電対20が装着されるときに、治具31は、筒状部31aの一部が開口であるポート19の管部19aの内面から離脱しつつ、他の一部が管部19aの内面に留まる。
装置を運用する際は、図3〜図6に示したキャップ13aに代えて、孔13cを有しないキャップを用いることができ、これによって炉口における金属の露出を完全になくすことができる。或いは、孔13cを塞ぐ非金属製の栓を装着してもよい。なおシールキャップ13は、気密を維持するキャップと機械的な強度を担保するキャップ受けとに分離したものに限らず、金属で一体に形成されてもよい。その場合、シールキャップ13に溶接によって接続されたポート19は、継手19bに装着された気密性の蓋によって完全に閉塞することができる。
なお、本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。例えば、大径部21aやテーパー部21cは、小径部21b(プロファイル熱電対20)と一体に形成されるものに制限されず、フェルール等の様態で別体に用意されるものも含む。ポート19への装着時に大径部21aと同様に機能し、プロファイル熱電対20と一体に固定されるフェルールは、大径部21aを構成しているとみなすことができる。また、プロファイル熱電対20は、運用時に撤去されるものに限らず、運用中も治具31と共に反応管11内に残され、それによって測定された内部温度が高精度の温度制御に利用されてもよい。
また、上述した実施形態では、処理がウエハに施される場合について説明したが、処理対象はウエハ以外の基板であってもよく、ホトマスクやプリント配線基板、液晶パネル、コンパクトディスクあるいは磁気ディスク等であってもよい。
また、本開示は、半導体製造装置だけでなく、LCD製造装置のようなガラス基板を処理する装置や、他の基板処理装置にも適用できる。基板処理の処理内容は、CVD、PVD、酸化膜、窒化膜、金属含有膜等を形成する成膜処理だけでなく、露光処理、リソグラフィ、塗布処理等であってもよい。
1:基板処理装置
11:反応管(処理容器)
19:ポート
20:プロファイル熱電対(温度測定器)
21:保護管
31:治具

Claims (13)

  1. 基板を処理する処理容器と、
    前記処理容器内に、保護管を有する温度測定器を上向きに挿通させる開口を形成する、金属製のポートと、
    前記ポートの前記開口の内周面を覆い、且つ、前記処理容器の内側から前記ポートに装着可能な筒形状に形成される、非金属製の治具と、を有し、
    前記ポートに挿入された前記治具は、前記ポートに前記温度測定器が装着されるときに、前記温度測定器とともに上下移動可能に構成される、基板処理装置。
  2. 前記ポートに挿入された前記治具は、前記ポートに装着され記温度測定器によって持ち上げられたときに、前記治具の一部が前記開口の内面から離脱しつつ、他の一部が前記開口の内面に留まる請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記治具の内径は、前記保護管の外径よりも大きい請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記治具の長さは、前記保護管の長さよりも小さい請求項3記載の基板処理装置。
  5. 前記ポートに挿入された前記治具は、前記ポートに装着された前記保護管の太さが拡大する部分に当接することによって前記温度測定器とともに持ち上げられる請求項1又は2記載の基板処理装置。
  6. 前記基板を搬入出するために前記処理容器の下方に設けられる第二開口を閉じる蓋を更に備え、
    前記ポートは、上下方向に伸び、一端が前記蓋に接続され、その内側に前記開口を構成する管部と、前記管部の他端に接続され、装着される前記温度測定器を前記保護管の太さが拡大する部分において固定する締結部と、と有する請求項2記載の基板処理装置。
  7. 前記管部は、挿通方向において一定の直径を有する円管であり、
    前記治具は、前記管部の内側に隙間嵌めされる筒状部と、前記筒状部の一端に前記開口の内側の形状よりも大きく形成された係止部を有し、前記ポートに挿入され前記係止部によって前記開口に係止されたときに、前記ポートに挿入される側の先端が、前記ポートの前記管部と前記締結部の接続位置に対応するか、前記接続位置よりも前記締結部側に位置する請求項記載の基板処理装置。
  8. 前記基板を搬入出するために前記処理容器の下方に設けられる第二開口を閉じる蓋を更に備え、
    前記蓋は、石英製の円盤状のキャップと、前記キャップの底面に接触して保持する金属製のキャップ受けとを有し、前記ポートは前記キャップ受けに設けられ、前記キャップは、前記ポートに対応する位置に前記治具の係止部より大きな孔を有する請求項1又は2記載の基板処理装置。
  9. 前記保護管の太さが拡大する部分はテーパー形状を有する請求項3記載の基板処理装置。
  10. 前記締結部は、保護管の太さが拡大する部分との間で、Oリングによって気密性が維持される請求項6記載の基板処理装置。
  11. 基板を処理する処理容器内に、保護管を有する温度測定器を上向きに挿通させる開口を形成する、金属製のポートに挿入される、非金属の治具であって、
    前記ポートの前記開口の内面を覆い、且つ、前記処理容器の内側から前記ポートに装着可能な筒形状に形成された係止部を有し、
    前記ポートに前記温度測定器が装着されるときに、前記温度測定器とともに上下移動可能に構成される、治具。
  12. 基板を処理する処理容器と、前記処理容器内に、保護管を有する温度測定器を上向きに挿通させる開口を形成する、金属製のポートと、を有する基板処理装置の処理容器に基板を搬入する工程と、
    記ポートの前記開口の内面を覆う筒形状に形成され、前記処理容器の内側から前記ポートに挿入された非金属製の治具を通して、前記ポートに装着された前記温度測定器によって測定された温度に基づいて、処理容器のヒータを制御する工程と、
    前記ヒータによって加熱された基板を処理する工程と、を備え、
    前記ポートに挿入された前記治具は、前記ポートに前記温度測定器が装着されるときに、前記温度測定器とともに上下移動可能に構成される、半導体装置の製造方法。
  13. 基板を処理する処理容器の内部に、保護管を有するプロファイル温度測定器を上向きに挿通させる開口を形成する金属製のポートに、前記ポートの前記開口の内周面を覆い且つ前記処理容器の内側から前記ポートに装着可能な筒形状に形成される、非金属製の治具が装着された基板処理装置を用意する工程と、
    前記ポートに前記プロファイル温度測定器を装着し、前記治具が記温度測定器とともに押し上げられた状態とする工程と、
    コントローラが、処理容器をヒータにより加熱し、処理容器外側の温度をヒータ温度測定器により測定すると共に、処理容器内の上下方向の温度分布をプロファイル熱電対により測定し、前記ヒータ温度測定器および前記プロファイル温度測定器の測定データから校正データを作成する工程と、を備える基板処理装置の校正方法。
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