JP2000031062A - 炉内温度測定器 - Google Patents
炉内温度測定器Info
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- JP2000031062A JP2000031062A JP10194100A JP19410098A JP2000031062A JP 2000031062 A JP2000031062 A JP 2000031062A JP 10194100 A JP10194100 A JP 10194100A JP 19410098 A JP19410098 A JP 19410098A JP 2000031062 A JP2000031062 A JP 2000031062A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度測定の対象箇所と熱電対との位置関係を
常に定位置にセッティングできるようにして、炉内温度
校正作業のたびに着脱を繰り返しても、炉内温度測定の
再現性を確保する。 【解決手段】 炉内温度測定器23は、複数本の熱電対
15を互いにずらして挿入した保護管24を備え、この
保護管24を炉内の炉軸方向に沿うようにセッティング
し、分割ヒータによって炉軸方向にゾーン分割される炉
内の温度を測定する。保護管24の一側に凸状の係止部
27を設けて、この係止部27を炉側に設けた被係止部
に係止して、炉に対する保護管24の軸回りの向きを固
定する。また、保護管24内に複数本の一列に並んだ細
管21を固設して、これらの細管21に複数本の熱電対
15をそれぞれ挿入することにより、複数本の熱電対1
5を整列させて保護管24に固定できるようにする。
常に定位置にセッティングできるようにして、炉内温度
校正作業のたびに着脱を繰り返しても、炉内温度測定の
再現性を確保する。 【解決手段】 炉内温度測定器23は、複数本の熱電対
15を互いにずらして挿入した保護管24を備え、この
保護管24を炉内の炉軸方向に沿うようにセッティング
し、分割ヒータによって炉軸方向にゾーン分割される炉
内の温度を測定する。保護管24の一側に凸状の係止部
27を設けて、この係止部27を炉側に設けた被係止部
に係止して、炉に対する保護管24の軸回りの向きを固
定する。また、保護管24内に複数本の一列に並んだ細
管21を固設して、これらの細管21に複数本の熱電対
15をそれぞれ挿入することにより、複数本の熱電対1
5を整列させて保護管24に固定できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体製造装置の炉
内温度測定器に関し、特に分割ヒータによって加熱され
る炉内を常に同じセッティング位置で測定できるように
したものに係る。
内温度測定器に関し、特に分割ヒータによって加熱され
る炉内を常に同じセッティング位置で測定できるように
したものに係る。
【0002】
【従来の技術】図4は縦型半導体製造装置に備えられる
縦型CVD炉の概略断面図である。縦型CVD炉1は、
外側から内側に向かって、炉軸方向に複数に分割された
ヒータ2、分割ヒータ2に応じて複数の加熱ゾーンが形
成される石英製のアウタチューブ3、同じく石英製のイ
ンナチューブ4が同心多重に配設される。アウタチュー
ブ3とインナチューブ4とで反応管5を構成する。
縦型CVD炉の概略断面図である。縦型CVD炉1は、
外側から内側に向かって、炉軸方向に複数に分割された
ヒータ2、分割ヒータ2に応じて複数の加熱ゾーンが形
成される石英製のアウタチューブ3、同じく石英製のイ
ンナチューブ4が同心多重に配設される。アウタチュー
ブ3とインナチューブ4とで反応管5を構成する。
【0003】縦型CVD炉1は温度の均一性が極めて重
要なため、前記複数に分割されたヒータ2に、各ヒータ
温度を測定するための熱電対6がそれぞれ埋めこまれ、
熱電対6で測定された測定温度と設定温度との差に応じ
て、制御回路8で制御されるサイリスタ7により各分割
ヒータ2への電力供給を制御して、炉内部の温度分布が
一定になるようにしている。
要なため、前記複数に分割されたヒータ2に、各ヒータ
温度を測定するための熱電対6がそれぞれ埋めこまれ、
熱電対6で測定された測定温度と設定温度との差に応じ
て、制御回路8で制御されるサイリスタ7により各分割
ヒータ2への電力供給を制御して、炉内部の温度分布が
一定になるようにしている。
【0004】このような縦型CVD炉1内にウェーハW
を支えた石英製のボート10が挿入される。ボート10
の下部に設けられてボート10を支持するボート受け台
11が反応管5の炉口12を閉塞して、反応管5内を気
密にする。反応管5内に挿入したウェーハWを反応管5
の外側に設けられる分割ヒータ2によりゾーン毎に加熱
するとともに、ガス供給口(図示略)よりプロセスガス
を供給して流通させ、排気口(図示略)より排気するこ
とによりウェーハWにCVD膜を生成する。
を支えた石英製のボート10が挿入される。ボート10
の下部に設けられてボート10を支持するボート受け台
11が反応管5の炉口12を閉塞して、反応管5内を気
密にする。反応管5内に挿入したウェーハWを反応管5
の外側に設けられる分割ヒータ2によりゾーン毎に加熱
するとともに、ガス供給口(図示略)よりプロセスガス
を供給して流通させ、排気口(図示略)より排気するこ
とによりウェーハWにCVD膜を生成する。
【0005】ところで、上記のような縦型CVD炉1で
はプロファイル熱電対と呼ばれる炉内温度測定器13が
挿入される。これはゾーン分割された反応管5内の各ゾ
ーン温度を校正するためのものであって、反応管5内の
ボート10付近の温度を、目標とする温度にセットする
ために、各ヒータ2に埋め込んだ熱電対6の測定温度と
比較される前記設定温度を調整するようになっている。
はプロファイル熱電対と呼ばれる炉内温度測定器13が
挿入される。これはゾーン分割された反応管5内の各ゾ
ーン温度を校正するためのものであって、反応管5内の
ボート10付近の温度を、目標とする温度にセットする
ために、各ヒータ2に埋め込んだ熱電対6の測定温度と
比較される前記設定温度を調整するようになっている。
【0006】図5は前記した炉内温度測定器13のボー
ト受け台11への固定部分の拡大図である。炉内温度測
定器13の熱電対(図示略)を保護する保護管14は、
その下部14aを残して、ボート受け台11に設けた挿
入孔25からCVD炉1内に挿入される。挿入長は、保
護管14の小径部と大径部の境界がボート受け台11の
上面と同じ位置になるくらいであって、保護管14の端
部に被せたキャップ16が、保護管14にスリーブ31
と直列に嵌めたシール継手30の袋ナット34にぶつか
る位置までとする。保護管14の下部14aには、予め
上から順にスリーブ31、環状のねじ取付具32、Oリ
ング35、フェルール33、袋ナット34を嵌めてお
く。
ト受け台11への固定部分の拡大図である。炉内温度測
定器13の熱電対(図示略)を保護する保護管14は、
その下部14aを残して、ボート受け台11に設けた挿
入孔25からCVD炉1内に挿入される。挿入長は、保
護管14の小径部と大径部の境界がボート受け台11の
上面と同じ位置になるくらいであって、保護管14の端
部に被せたキャップ16が、保護管14にスリーブ31
と直列に嵌めたシール継手30の袋ナット34にぶつか
る位置までとする。保護管14の下部14aには、予め
上から順にスリーブ31、環状のねじ取付具32、Oリ
ング35、フェルール33、袋ナット34を嵌めてお
く。
【0007】まずスリーブ31の小径部31bを挿入孔
25内に押し込んで保護管14をボート受け台11に固
定するとともに、その大径部31aの上端面を挿入孔縁
に係止するまで挿入して挿入孔25とスリーブ31間を
シールする。つぎに、保護管14の下部14aにシール
継手30を組み付けて、スリーブ31と保護管14間を
シールする。シール継手30によるシールは次のように
行う。ねじ取付具32をスリーブ31から出ている保護
管14の下部14aに嵌め込み、ねじ取付具32の先端
をスリーブ31内に突っ込む。このねじ取付具32の基
端のねじ部に袋ナット34をねじ込んで、ねじ取付具3
2と袋ナット34との間に入れたフェルール33をねじ
取付具32と保護管下部14aとの隙間に押し込む。押
込みにより、ねじ取付具32のテーパ状カム面36にO
リング35を押圧することで保護管下部14aとねじ取
付具32間をシールする。また、ねじ込みにより保護管
下部14aにシール継手30を固定してボート受け台1
1に保護管14をシール固定する。
25内に押し込んで保護管14をボート受け台11に固
定するとともに、その大径部31aの上端面を挿入孔縁
に係止するまで挿入して挿入孔25とスリーブ31間を
シールする。つぎに、保護管14の下部14aにシール
継手30を組み付けて、スリーブ31と保護管14間を
シールする。シール継手30によるシールは次のように
行う。ねじ取付具32をスリーブ31から出ている保護
管14の下部14aに嵌め込み、ねじ取付具32の先端
をスリーブ31内に突っ込む。このねじ取付具32の基
端のねじ部に袋ナット34をねじ込んで、ねじ取付具3
2と袋ナット34との間に入れたフェルール33をねじ
取付具32と保護管下部14aとの隙間に押し込む。押
込みにより、ねじ取付具32のテーパ状カム面36にO
リング35を押圧することで保護管下部14aとねじ取
付具32間をシールする。また、ねじ込みにより保護管
下部14aにシール継手30を固定してボート受け台1
1に保護管14をシール固定する。
【0008】図6に示すように、炉内温度測定器13
は、上端が閉じ下端が開口した石英製の保護管14と、
複数本の熱電対15とを備え、複数本の熱電対15の長
さが互いに異なる前半部は保護管14の開口より内部に
挿通され、中間部は保護管14の下端に嵌められて前記
開口を閉じるキャップ16に一体的に取り付けられ、キ
ャップ16より引き出されている後半部はその端末に前
記制御回路8と接続されるコネクタ17が取り付けられ
ている。
は、上端が閉じ下端が開口した石英製の保護管14と、
複数本の熱電対15とを備え、複数本の熱電対15の長
さが互いに異なる前半部は保護管14の開口より内部に
挿通され、中間部は保護管14の下端に嵌められて前記
開口を閉じるキャップ16に一体的に取り付けられ、キ
ャップ16より引き出されている後半部はその端末に前
記制御回路8と接続されるコネクタ17が取り付けられ
ている。
【0009】複数本の熱電対15の中間部はキャップ1
6と一体的に取り付けられているため径方向に沿って一
列に並べて固定されることになるが、保護管14内の前
半部は、同図(a) の平面図に示すように、単に保護管1
4内に挿入され、熱電対素線自身の剛性で整列している
だけである。
6と一体的に取り付けられているため径方向に沿って一
列に並べて固定されることになるが、保護管14内の前
半部は、同図(a) の平面図に示すように、単に保護管1
4内に挿入され、熱電対素線自身の剛性で整列している
だけである。
【0010】このように構成された炉内温度測定器13
は、図4に示すように、その保護管14が炉底部のボー
ト受け台11に設けた挿入孔からインナチューブ4内に
炉軸方向に挿入され、反応管5内のボート10に沿うよ
うにセッティングされ、ボート受け台11で保護管下部
が固定される。この保護管14の内部に通された複数本
の熱電対15は、前記反応管5の外部に設けた分割ヒー
タ2によって加熱される反応管5のボート付近の温度を
複数のゾーン毎に測定する。
は、図4に示すように、その保護管14が炉底部のボー
ト受け台11に設けた挿入孔からインナチューブ4内に
炉軸方向に挿入され、反応管5内のボート10に沿うよ
うにセッティングされ、ボート受け台11で保護管下部
が固定される。この保護管14の内部に通された複数本
の熱電対15は、前記反応管5の外部に設けた分割ヒー
タ2によって加熱される反応管5のボート付近の温度を
複数のゾーン毎に測定する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】炉の機構的なメンテナ
ンス完了後、成膜条件出しをするために、前記炉内温度
測定器13を使用してゾーン分割された反応管5内の各
ゾーン温度を測定し、ヒータ温度を校正する。炉内温度
測定器13は炉1に常設するのではなく、校正のたびに
反応管5内にセッティングすることになるが、常に正確
な温度校正をするためには、炉内温度測定器13の反応
管5内でのセッティング条件が常に同じになる必要があ
る。このセッティング条件とは、炉内温度測定器の挿
入長、保護管の軸回りの向き、保護管内の熱電対の
向き、の3つである。
ンス完了後、成膜条件出しをするために、前記炉内温度
測定器13を使用してゾーン分割された反応管5内の各
ゾーン温度を測定し、ヒータ温度を校正する。炉内温度
測定器13は炉1に常設するのではなく、校正のたびに
反応管5内にセッティングすることになるが、常に正確
な温度校正をするためには、炉内温度測定器13の反応
管5内でのセッティング条件が常に同じになる必要があ
る。このセッティング条件とは、炉内温度測定器の挿
入長、保護管の軸回りの向き、保護管内の熱電対の
向き、の3つである。
【0012】の挿入長については、前述したように保
護管14の境界をボート受け台11に合せたり、キャッ
プが袋ナットにぶつかる位置まで挿入することにより、
常に同じにすることができる。
護管14の境界をボート受け台11に合せたり、キャッ
プが袋ナットにぶつかる位置まで挿入することにより、
常に同じにすることができる。
【0013】しかし、については、保護管14の軸回
りの向きを決める位置決め部材がないため常に同じ向き
にすることはできない。このため保護管の軸回りの向き
の再現性が悪く一定しない。仮にボート受け台11と保
護管14の双方に目印を付けても位置合せするようにし
たとしても、ボート受け台への固定中に保護管14がず
れるのが避けられない。
りの向きを決める位置決め部材がないため常に同じ向き
にすることはできない。このため保護管の軸回りの向き
の再現性が悪く一定しない。仮にボート受け台11と保
護管14の双方に目印を付けても位置合せするようにし
たとしても、ボート受け台への固定中に保護管14がず
れるのが避けられない。
【0014】また、についても、保護管14内の熱電
対は、自身の剛性で整列しているだけで拘束されていな
いため、炉内温度測定器の搬送時や取付け時の振動で反
応管内で整列していた複数の熱電対15が容易に位置ず
れを起こすことがあるため、常に同じにすることはでき
ない。
対は、自身の剛性で整列しているだけで拘束されていな
いため、炉内温度測定器の搬送時や取付け時の振動で反
応管内で整列していた複数の熱電対15が容易に位置ず
れを起こすことがあるため、常に同じにすることはでき
ない。
【0015】温度測定対象箇所、すなわちボートに対す
る熱電対の位置関係にずれが生じると、そのずれにより
温度測定値が2〜3℃のバラツキをもつことがある。こ
のためメンテナンス完了後の成膜条件出しに要する時間
が増大する。また、ずれを放置してCVD膜を成膜した
場合、膜厚均一性および成膜速度等が変化してしまうた
め、特に成膜結果に異常が生じた場合、熱電対のずれで
生じたのか、他の原因で生じたのかを見極めるのが難し
く、原因を特定するに要する時間が増大していた。
る熱電対の位置関係にずれが生じると、そのずれにより
温度測定値が2〜3℃のバラツキをもつことがある。こ
のためメンテナンス完了後の成膜条件出しに要する時間
が増大する。また、ずれを放置してCVD膜を成膜した
場合、膜厚均一性および成膜速度等が変化してしまうた
め、特に成膜結果に異常が生じた場合、熱電対のずれで
生じたのか、他の原因で生じたのかを見極めるのが難し
く、原因を特定するに要する時間が増大していた。
【0016】本発明の課題は、温度測定の対象箇所と測
温素子との位置関係を常に定位置に固定できるようにす
ることによって、上述した従来技術の問題点を解消し
て、炉内温度校正作業のたびに着脱を繰り返しても、炉
内温度測定の再現性に優れ、作業性が良好になる炉内温
度測定器を提供することにある。
温素子との位置関係を常に定位置に固定できるようにす
ることによって、上述した従来技術の問題点を解消し
て、炉内温度校正作業のたびに着脱を繰り返しても、炉
内温度測定の再現性に優れ、作業性が良好になる炉内温
度測定器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の炉内温度測定器
は、複数の測温素子を軸方向に互いにずらして挿入した
保護管を炉内に挿入して、前記炉内の温度を測定する炉
内温度測定器において、前記保護管内に挿入される前記
測温素子を整列させて前記保護管内に固定する測温素子
位置決め手段と、前記保護管が挿入される炉側の被係止
部に係止して前記炉に対する前記保護管の軸回りの向き
を固定する保護管位置決め手段とを備えたものである。
は、複数の測温素子を軸方向に互いにずらして挿入した
保護管を炉内に挿入して、前記炉内の温度を測定する炉
内温度測定器において、前記保護管内に挿入される前記
測温素子を整列させて前記保護管内に固定する測温素子
位置決め手段と、前記保護管が挿入される炉側の被係止
部に係止して前記炉に対する前記保護管の軸回りの向き
を固定する保護管位置決め手段とを備えたものである。
【0018】この炉内温度測定器は、分割ヒータによっ
て炉軸方向に複数の領域に分割されて加熱される炉内
に、前記複数の領域の温度をそれぞれ測定するために、
挿入されて前記炉内の温度を測定する。炉内温度を校正
するたびごとに炉内温度測定器を炉にセッティングする
場合に、保護管の挿入長は従来公知の方法で固定する。
前記複数の測温素子は測温素子位置決め手段により整列
して保護管に固定し、保護管の軸回りの向きは保護管位
置決め手段により炉に対して固定する。このように保護
管内の測温素子の位置と炉内における保護管の向きを固
定すると、炉に対する前記複数の測温素子のセッティン
グ位置が常に同じになるので、炉内温度校正を正しく行
えて炉内温度測定結果にバラツキが生じず、成膜結果に
変動が生じない。
て炉軸方向に複数の領域に分割されて加熱される炉内
に、前記複数の領域の温度をそれぞれ測定するために、
挿入されて前記炉内の温度を測定する。炉内温度を校正
するたびごとに炉内温度測定器を炉にセッティングする
場合に、保護管の挿入長は従来公知の方法で固定する。
前記複数の測温素子は測温素子位置決め手段により整列
して保護管に固定し、保護管の軸回りの向きは保護管位
置決め手段により炉に対して固定する。このように保護
管内の測温素子の位置と炉内における保護管の向きを固
定すると、炉に対する前記複数の測温素子のセッティン
グ位置が常に同じになるので、炉内温度校正を正しく行
えて炉内温度測定結果にバラツキが生じず、成膜結果に
変動が生じない。
【0019】なお、保護管位置決め手段に、保護管の挿
入長を決める位置決め機能をもたせて、保護管の挿入長
を保護管位置決め手段によって行うようにしてもよい。
入長を決める位置決め機能をもたせて、保護管の挿入長
を保護管位置決め手段によって行うようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図1
〜図3を用いて説明する。
〜図3を用いて説明する。
【0021】図1は実施形態の炉内温度測定器23の構
成を示す。炉内温度測定器23は、上端が閉じ下端が開
口した石英製で円筒形の保護管24を有し、下端開口か
ら内部に挿入される複数本の測温素子としての熱電対1
5を保護するようになっている。この保護管24内に
は、熱電対素線15aの径よりも僅かに大きい径をもつ
複数の石英製の細管21が径方向に一列に並んで保護管
24の全長に亘って挿入固定され、保護管24に軸方向
に互いにずらして挿入される長さの異なる複数本の熱電
対15を一本づつ、これらの細管21にそれぞれ納める
ことができるようになっている。
成を示す。炉内温度測定器23は、上端が閉じ下端が開
口した石英製で円筒形の保護管24を有し、下端開口か
ら内部に挿入される複数本の測温素子としての熱電対1
5を保護するようになっている。この保護管24内に
は、熱電対素線15aの径よりも僅かに大きい径をもつ
複数の石英製の細管21が径方向に一列に並んで保護管
24の全長に亘って挿入固定され、保護管24に軸方向
に互いにずらして挿入される長さの異なる複数本の熱電
対15を一本づつ、これらの細管21にそれぞれ納める
ことができるようになっている。
【0022】複数の細管21は予め一列に並べて相互に
一体固着して板状としたうえ、前記保護管24内に挿入
固定する。細管21と熱電対15との間に隙間が生じる
場合は、例えばMgO、Al2 O3 などの無機絶縁物を
固く充填して一体構造としてもよい。なお、複数の細管
21は偏平管の内部を区画形成して一体構成してもよ
い。前記複数の細管21は保護管24に対する熱電対1
5の挿入位置を固定する測温素子位置決め手段を構成す
る。
一体固着して板状としたうえ、前記保護管24内に挿入
固定する。細管21と熱電対15との間に隙間が生じる
場合は、例えばMgO、Al2 O3 などの無機絶縁物を
固く充填して一体構造としてもよい。なお、複数の細管
21は偏平管の内部を区画形成して一体構成してもよ
い。前記複数の細管21は保護管24に対する熱電対1
5の挿入位置を固定する測温素子位置決め手段を構成す
る。
【0023】複数本の熱電対15は、その前半部が保護
管24内に挿通され、中間部がテフロン製のキャップ2
6に固定され、端末部がキャップ26より引き出され
る。複数本の熱電対15の長さが互いに異なる測温部を
先端に有する前半部は、保護管24の底部開口より複数
の細管21内部にそれぞれ挿通されることにより、細管
21により全長にわたって拘束され、保護管24内の径
方向位置ないし向きが固定される。また、熱電対15の
中間部が、保護管24の下端に嵌められて前記開口を閉
じるキャップ26に一列に並べて一体的に取り付けれる
ことにより、熱電対15の保護管24内の長さ方向の挿
入位置が従来と同様に固定される。保護管24のキャッ
プ26より引き出されている後半部はその端末に制御回
路と接続されるコネクタ17が取り付けられていること
も従来と同じである。
管24内に挿通され、中間部がテフロン製のキャップ2
6に固定され、端末部がキャップ26より引き出され
る。複数本の熱電対15の長さが互いに異なる測温部を
先端に有する前半部は、保護管24の底部開口より複数
の細管21内部にそれぞれ挿通されることにより、細管
21により全長にわたって拘束され、保護管24内の径
方向位置ないし向きが固定される。また、熱電対15の
中間部が、保護管24の下端に嵌められて前記開口を閉
じるキャップ26に一列に並べて一体的に取り付けれる
ことにより、熱電対15の保護管24内の長さ方向の挿
入位置が従来と同様に固定される。保護管24のキャッ
プ26より引き出されている後半部はその端末に制御回
路と接続されるコネクタ17が取り付けられていること
も従来と同じである。
【0024】ところで、前記保護管24には、炉内のボ
ート10(図4参照)に対する保護管24の軸回りの向
き、および炉内温度測定器23の炉内への挿入位置をそ
れぞれ位置決め固定する位置決め手段が設けられる。こ
の位置決め手段は保護管24の下部の一側に径方向外方
に向かう凸状の係止部27として構成される。なお、図
1では保護管24の頂部を平形にしているが、従来通り
半球状にしてもよい。
ート10(図4参照)に対する保護管24の軸回りの向
き、および炉内温度測定器23の炉内への挿入位置をそ
れぞれ位置決め固定する位置決め手段が設けられる。こ
の位置決め手段は保護管24の下部の一側に径方向外方
に向かう凸状の係止部27として構成される。なお、図
1では保護管24の頂部を平形にしているが、従来通り
半球状にしてもよい。
【0025】図2に示すように縦型CVD炉1のボート
受け台11の挿入孔45の一側に、前記炉内温度測定器
23の凸状の係止部27を係止する、径方向外方に向か
う凹状の被係止部28を形成し、このボート受け台11
の被係止部28に炉内温度測定器23の係止部27を係
止できるようになっている。図2(b) 〜(d) に図2(a)
の各部の断面図を示すが、これより分かるように保護管
24、挿入孔45、スリーブ41は円形ではなく異形を
している。
受け台11の挿入孔45の一側に、前記炉内温度測定器
23の凸状の係止部27を係止する、径方向外方に向か
う凹状の被係止部28を形成し、このボート受け台11
の被係止部28に炉内温度測定器23の係止部27を係
止できるようになっている。図2(b) 〜(d) に図2(a)
の各部の断面図を示すが、これより分かるように保護管
24、挿入孔45、スリーブ41は円形ではなく異形を
している。
【0026】図3の分解斜視図を用いて炉内温度測定器
23のボート受け台11に対する前記係止固定を具体的
に説明する。ボート受け台11に設けた挿入孔45の径
は、挿入孔45と、これに挿入される保護管24との間
に押し込むスリーブ41の肉厚分だけ、保護管24の外
径よりも大きく形成する。凹状の被係止部28の挿入孔
45における形成位置は下方に偏椅しており、被係止部
28はボート受け台11の下面には連通しているが、上
面には連通していない。この上面に連通していない被係
止部28の天井部分が、保護管24を挿入孔45に挿通
したとき、挿入方向のストッパとなる。
23のボート受け台11に対する前記係止固定を具体的
に説明する。ボート受け台11に設けた挿入孔45の径
は、挿入孔45と、これに挿入される保護管24との間
に押し込むスリーブ41の肉厚分だけ、保護管24の外
径よりも大きく形成する。凹状の被係止部28の挿入孔
45における形成位置は下方に偏椅しており、被係止部
28はボート受け台11の下面には連通しているが、上
面には連通していない。この上面に連通していない被係
止部28の天井部分が、保護管24を挿入孔45に挿通
したとき、挿入方向のストッパとなる。
【0027】スリーブ41は、挿入孔45に挿入する小
径部41bと、挿入孔縁に係止して炉1の外側にはみ出
す大径部41aとから構成される。小径部41bの外径
は挿入孔45の径と略同じで、内径は保護管24の外径
と同じである。小径部41bの一側に、保護管24の凸
状の係止部27と挿入孔45の凹状の被係止部28との
間に押し込まれる小径凸部41cを形成してあり、同様
に大径部41aにも大径凸部41dを形成してある。
径部41bと、挿入孔縁に係止して炉1の外側にはみ出
す大径部41aとから構成される。小径部41bの外径
は挿入孔45の径と略同じで、内径は保護管24の外径
と同じである。小径部41bの一側に、保護管24の凸
状の係止部27と挿入孔45の凹状の被係止部28との
間に押し込まれる小径凸部41cを形成してあり、同様
に大径部41aにも大径凸部41dを形成してある。
【0028】図2において、ボート受け台11に保護管
14をシール継手を使って固定する点は、図5で説明し
た従来例の構成と同じであるので、同一符号を付して説
明を省略する。また、縦型CVD炉1は、挿入孔25に
被係止部28を設けた点を除いて従来例の構成と同じで
ある。
14をシール継手を使って固定する点は、図5で説明し
た従来例の構成と同じであるので、同一符号を付して説
明を省略する。また、縦型CVD炉1は、挿入孔25に
被係止部28を設けた点を除いて従来例の構成と同じで
ある。
【0029】炉内温度測定器23は、図2に示すよう
に、保護管24が炉底部のボート受け台11に設けた挿
入孔25からインナチューブ4内に炉軸方向に挿入す
る。このとき、保護管24を軸回りに回して保護管24
に設けた係止部27を、ボート受け台11の被係止部2
8に係止させる。この係止によって、その軸回りの向き
は位置決めされ、炉に対して常に一定方向を向く。すな
わち、保護管24に設けた凸状の係止部27は炉内温度
測定器23の反応管5内への挿入は許容するが、軸回り
方向の回動を規制して炉内温度測定器23の向きの位置
決めを行う。また、挿入時、保護管24に設けた凸状の
係止部27が、ボート受け台11の挿入孔に設けた凹状
の被係止部28の天井部分にぶつかり、それ以上の挿入
が阻止されるため、保護管24の挿入長が決定される。
に、保護管24が炉底部のボート受け台11に設けた挿
入孔25からインナチューブ4内に炉軸方向に挿入す
る。このとき、保護管24を軸回りに回して保護管24
に設けた係止部27を、ボート受け台11の被係止部2
8に係止させる。この係止によって、その軸回りの向き
は位置決めされ、炉に対して常に一定方向を向く。すな
わち、保護管24に設けた凸状の係止部27は炉内温度
測定器23の反応管5内への挿入は許容するが、軸回り
方向の回動を規制して炉内温度測定器23の向きの位置
決めを行う。また、挿入時、保護管24に設けた凸状の
係止部27が、ボート受け台11の挿入孔に設けた凹状
の被係止部28の天井部分にぶつかり、それ以上の挿入
が阻止されるため、保護管24の挿入長が決定される。
【0030】また、前記保護管24の内部に通された互
いに軸方向にずれた複数本の熱電対15は、既に説明し
たように細管21によって保護管24内の向きを決定さ
れる。このように前述した3つのセッティング条件が満
たされる結果、ゾーン分割されたボート近傍の温度測定
の対象箇所と炉内温度測定器23との位置関係が再現性
良く行われ、温度測定方向が特定される。したがって、
炉内温度測定結果にバラツキが発生せず、成膜結果に変
動が生じない。
いに軸方向にずれた複数本の熱電対15は、既に説明し
たように細管21によって保護管24内の向きを決定さ
れる。このように前述した3つのセッティング条件が満
たされる結果、ゾーン分割されたボート近傍の温度測定
の対象箇所と炉内温度測定器23との位置関係が再現性
良く行われ、温度測定方向が特定される。したがって、
炉内温度測定結果にバラツキが発生せず、成膜結果に変
動が生じない。
【0031】また、炉内温度測定器を炉内に挿入するだ
けで、3つのセッティング条件を満たすことができるの
で、炉内温度測定器の取付け時の作業性が格段に向上す
る。また、前記細管は、複数本の保護管内の熱電対の整
列位置ばかりでなく、熱電対間の短絡も防ぐことができ
る。さらに、細管を挿入するだけで、保護管に変更を加
えないので、既存の保護管がそのまま使えるという利点
もある。
けで、3つのセッティング条件を満たすことができるの
で、炉内温度測定器の取付け時の作業性が格段に向上す
る。また、前記細管は、複数本の保護管内の熱電対の整
列位置ばかりでなく、熱電対間の短絡も防ぐことができ
る。さらに、細管を挿入するだけで、保護管に変更を加
えないので、既存の保護管がそのまま使えるという利点
もある。
【0032】なお、実施の形態では保護管に係止部を取
り付けたが、キャップに係止部を取り付けるようにして
もよい。この場合、ボート受け部からキャップまで被係
止部用部材を延設し、その延設部に設けたキャップ挿入
孔に前記キャップの係止部と係止する被係止部を形成す
るとよい。またボート受け部側に被係止部を形成した
が、炉内温度測定器が屈曲していて炉外周下部の炉口ア
ダプタに取り付けるのであれば、被係止部を炉口アダプ
タに形成するとよい。また炉内温度測定器側に凹状の被
係止部を、ボート受け部側ないし炉口アダプタ側に凸状
の係止部を取り付けるようにしてもよい。さらに円筒形
の保護管のようにボート受け部との間でシール性を確保
できるのであれば、保護管を省略し整列細管のみから構
成し、整列細管を保護管の代わりとしてもよい。
り付けたが、キャップに係止部を取り付けるようにして
もよい。この場合、ボート受け部からキャップまで被係
止部用部材を延設し、その延設部に設けたキャップ挿入
孔に前記キャップの係止部と係止する被係止部を形成す
るとよい。またボート受け部側に被係止部を形成した
が、炉内温度測定器が屈曲していて炉外周下部の炉口ア
ダプタに取り付けるのであれば、被係止部を炉口アダプ
タに形成するとよい。また炉内温度測定器側に凹状の被
係止部を、ボート受け部側ないし炉口アダプタ側に凸状
の係止部を取り付けるようにしてもよい。さらに円筒形
の保護管のようにボート受け部との間でシール性を確保
できるのであれば、保護管を省略し整列細管のみから構
成し、整列細管を保護管の代わりとしてもよい。
【0033】なお、実施形態の熱電対は、保護管に挿入
された熱電対素線15aも整列固定しているが、少なく
とも黒点で示す測温部が整列されて固定されていれば足
りる。また、細管を保護管に挿入、固定しておいてから
熱電対を挿入するようにしても、細管に熱電対を挿入し
てから保護管内部に挿入して固定するようにしてもよ
い。また、保護管に設ける凸状の係止部は一側に1個だ
け設けるようにしたが、両側に計2個、またはそれ以上
設けるようにしてもよい。その場合の周方向の設置角度
は任意である。
された熱電対素線15aも整列固定しているが、少なく
とも黒点で示す測温部が整列されて固定されていれば足
りる。また、細管を保護管に挿入、固定しておいてから
熱電対を挿入するようにしても、細管に熱電対を挿入し
てから保護管内部に挿入して固定するようにしてもよ
い。また、保護管に設ける凸状の係止部は一側に1個だ
け設けるようにしたが、両側に計2個、またはそれ以上
設けるようにしてもよい。その場合の周方向の設置角度
は任意である。
【0034】さらに、保護管の挿入長の決定を、挿入孔
に形成した凹状被係止部で行うのではなく公知の方法で
行うのであれば、ボート受け部に設ける挿入孔の凹状被
係止部は、ストッパ機能をもつ必要はないのでボート受
け部の上面に連通していてもよい。
に形成した凹状被係止部で行うのではなく公知の方法で
行うのであれば、ボート受け部に設ける挿入孔の凹状被
係止部は、ストッパ機能をもつ必要はないのでボート受
け部の上面に連通していてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、保護管内の熱電対の位
置と炉内における保護管の向きを固定できるようにした
ことにより、炉内における熱電対の位置を常に同じ位置
にセッティングできることから、従来のようにセッティ
ング方向がずれてセッティング方向によって変動してい
た温度測定のバラツキがなくなる。このため作業性も改
善され、メンテナンス完了後の成膜条件出し時間が削減
でき、また成膜結果に異常が生じた場合も、原因を特定
するに要する時間が削減できる。
置と炉内における保護管の向きを固定できるようにした
ことにより、炉内における熱電対の位置を常に同じ位置
にセッティングできることから、従来のようにセッティ
ング方向がずれてセッティング方向によって変動してい
た温度測定のバラツキがなくなる。このため作業性も改
善され、メンテナンス完了後の成膜条件出し時間が削減
でき、また成膜結果に異常が生じた場合も、原因を特定
するに要する時間が削減できる。
【図1】実施形態による炉内温度測定器の構成図であ
る。
る。
【図2】実施形態による炉内温度測定器の取付部の説明
図を示し、(a) は全体の断面図、(b) はA−A線断面
図、(c) はB−B線断面図、(d) はC−C線断面図であ
る。
図を示し、(a) は全体の断面図、(b) はA−A線断面
図、(c) はB−B線断面図、(d) はC−C線断面図であ
る。
【図3】実施形態による炉内温度測定器の取付部の分解
図斜視図である。
図斜視図である。
【図4】従来の縦型CVD炉の断面図である。
【図5】従来の炉内温度測定器の取付部の断面図であ
る。
る。
【図6】従来の炉内温度測定器の構成図である。
15 熱電対 21 細管(測温素子位置決め手段) 23 炉内温度測定器 24 保護管 26 キャップ 27 係止部(保護管位置決め手段)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の測温素子を軸方向に互いにずらして
挿入した保護管を炉内に挿入して、前記炉内の温度を測
定する炉内温度測定器において、 前記保護管内に挿入される前記測温素子を整列させて前
記保護管内に固定する測温素子位置決め手段と、 前記保護管が挿入される炉側の被係止部に係止して前記
炉に対する前記保護管の軸回りの向きを固定する保護管
位置決め手段とを備えたことを特徴とする炉内温度測定
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10194100A JP2000031062A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 炉内温度測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10194100A JP2000031062A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 炉内温度測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000031062A true JP2000031062A (ja) | 2000-01-28 |
Family
ID=16318955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10194100A Pending JP2000031062A (ja) | 1998-07-09 | 1998-07-09 | 炉内温度測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000031062A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234734A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Fenwall Controls Of Japan Ltd | 温度センサ配置部材およびこれを備えた温度計 |
JP2007266439A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 基板処理装置および基板処理方法 |
US7820118B2 (en) | 2005-08-09 | 2010-10-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus having covered thermocouple for enhanced temperature control |
WO2014046242A1 (ja) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | 株式会社日立国際電気 | 温度測定器および基板処理装置ならびに温度制御方法および半導体装置の製造方法 |
JP2016157930A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社日立国際電気 | 基板処理装置、熱電対および半導体装置の製造方法 |
US10684174B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-06-16 | Kokusai Electric Corporation | Substrate processing apparatus, and thermocouple |
WO2021176879A1 (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理装置、治具、基板処理装置の校正方法および半導体装置の製造方法 |
JP2022018802A (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-27 | 東京エレクトロン株式会社 | 温度センサ及びプラズマ処理装置 |
-
1998
- 1998-07-09 JP JP10194100A patent/JP2000031062A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006234734A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Fenwall Controls Of Japan Ltd | 温度センサ配置部材およびこれを備えた温度計 |
US7820118B2 (en) | 2005-08-09 | 2010-10-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Substrate processing apparatus having covered thermocouple for enhanced temperature control |
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WO2014046242A1 (ja) * | 2012-09-24 | 2014-03-27 | 株式会社日立国際電気 | 温度測定器および基板処理装置ならびに温度制御方法および半導体装置の製造方法 |
US11300456B2 (en) | 2015-02-25 | 2022-04-12 | Kokusai Electric Corporation | Substrate processing apparatus, and thermocouple |
US10684174B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-06-16 | Kokusai Electric Corporation | Substrate processing apparatus, and thermocouple |
JP2016157930A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社日立国際電気 | 基板処理装置、熱電対および半導体装置の製造方法 |
US12050138B2 (en) | 2015-02-25 | 2024-07-30 | Kokusai Electric Corporation | Substrate processing apparatus, and thermocouple |
WO2021176879A1 (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理装置、治具、基板処理装置の校正方法および半導体装置の製造方法 |
JP2021141180A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 株式会社Kokusai Electric | 基板処理装置、治具、半導体装置の製造方法および基板処理装置の校正方法 |
TWI834024B (zh) * | 2020-03-04 | 2024-03-01 | 日商國際電氣股份有限公司 | 基板處理裝置、治具、基板處理裝置之校正方法及半導體裝置之製造方法 |
JP2022018802A (ja) * | 2020-07-16 | 2022-01-27 | 東京エレクトロン株式会社 | 温度センサ及びプラズマ処理装置 |
JP7453079B2 (ja) | 2020-07-16 | 2024-03-19 | 東京エレクトロン株式会社 | 温度センサ及びプラズマ処理装置 |
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