JP6915588B2 - 作業車両 - Google Patents

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本発明は、作業車両に関する。
従来、トラクタなどの作業車両において前輪と後輪との間に設けられた燃料タンクを搭乗者が乗降時に足を置くために用いることが知られている。かかる作業車両には、たとえば、燃料タンクを、容量増大を図ることも兼ねて下部が外側方に張り出した階段状の外形としたものがある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−248490号公報
しかしながら、上記したような従来の作業車両では、貯留される燃料の重量と共に燃料タンクの重量が増大するため、搭乗者が足を置く燃料タンクをより強固に取り付ける必要があることに加えて、たとえば、圃場などの悪路を走行する場合、燃料タンクの地面からの高さが高くなり、乗り降りが困難となる。このように、従来の作業車両は、乗降性が低かった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、乗降性を向上させることができる作業車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の作業車両(1)は、エンジン(E)から駆動輪(5)まで動力を伝達するトランスミッション(6a)を収容しつつ車体部(10)を支持するミッションケース(6)と、前記ミッションケース(6)の少なくとも左右いずれか一側方に設けられ、前記エンジン(E)に供給される燃料を貯留する燃料タンク(11)と、前記ミッションケース(6)に固定され、前記燃料タンク(11)を上方から支持する上部燃料タンクブラケット(31)と、前記ミッションケース(6)に固定され、前記燃料タンク(11)を下方から支持する下部燃料タンクブラケット(34)と、前記燃料タンク(11)の外形が階段状に形成されることで構成される上部ステップ部(21)と、前記下部燃料タンクブラケット(34)に取り付けられ、前記上部ステップ部(21)よりも下方に配置される下部ステップ部(26)とを備え、前記上部ステップ部(21)は、前記燃料タンク(11)において段差を形成する平坦面(22)に設けられ、前記平坦面(22)の外側端部まで連続する溝部(23)と、前記平坦面(22)上に取り付けられ、複数の孔(24a)が形成された滑り止め板(24)とを備えることを特徴とする。
請求項に記載の作業車両(1)は、請求項に記載の作業車両(1)において、前記エンジン(E)から排出される排気ガスを浄化処理する排気ガス浄化装置(40)をさらに備え、前記燃料タンク(11)は、前記ミッションケース(6)の左右両側方にそれぞれ設けられ、前記上部ステップ部(21)における前記平坦面(22)が当該燃料タンク(11)の外側部に設けられるとともに、左右いずれか一方の前部に前部平坦面(27)がさらに設けられ、前記排気ガス浄化装置(40)は、前記燃料タンク(11)における前記前部平坦面(27)上に配置されることを特徴とする。
請求項に記載の作業車両(1)は、請求項に記載の作業車両(1)において、前記排気ガス浄化装置(40)に供給される尿素水を貯留する尿素水タンク(50)をさらに備え、前記左右の燃料タンク(11)のうち、前記排気ガス浄化装置(40)が配置された前記燃料タンク(11)とは反対側の前記燃料タンク(11)に固定された前記下部燃料タンクブラケット(34)に前記尿素水タンク(50)を支持する尿素水タンクブラケット(51)が取り付けられることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ミッションケースにそれぞれ固定された上部燃料タンクブラケットおよび下部燃料タンクブラケットによって燃料タンクが支持されるため、搭乗者が乗降時に足を置く燃料タンクを車体部に強固に取り付けることができる。また、燃料タンクに形成された上部ステップ部と地面との間に下部燃料タンクブラケットに取り付けられた下部ステップ部があることで、車体部への乗り降りが容易となる。これにより、乗降性を向上させることができる。また、搭乗者が上部ステップ部に足を置いた場合に、搭乗者の足に付着している泥などが滑り止め板の孔から燃料タンクの平坦面に落ちても、溝部を通じて平坦面の外部に落ちやすくなる。これにより、清掃性を向上させることができる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加えて、燃料タンクの容量を確保しつつ排気ガス浄化装置を配置するスペースを確保することができる。この場合、排気ガス浄化装置を下方から支持する支持部材などが不要となり、部品点数を減らすこともできる。
請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加えて、ミッションケースを挟んで排気ガス浄化装置とは左右の反対側に尿素水タンクを安定させることができる。また、尿素水タンクが排気ガス浄化装置の反対側にあるため、機体バランスが良好となる。
図1は、実施形態に係る作業車両の説明図である。 図2Aは、機体左側のステップ部を示す斜視図(その1)である。 図2Bは、機体左側のステップ部を示す斜視図(その2)である。 図3は、機体左側の燃料タンクブラケットを示す斜視図である。 図4Aは、機体右側のステップ部を示す斜視図(その1)である。 図4Bは、機体右側のステップ部を示す斜視図(その2)である。 図5は、機体右側の燃料タンクブラケットを示す斜視図である。 図6は、工具箱の収納状態を示す斜視図である。 図7は、工具箱を示す斜視図である。 図8は、工具箱固定部を示す斜視図である。 図9は、後部キャビンマウントを示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して本願の開示する作業車両の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<作業車両(トラクタ)1の全体構成>
まず、図1を参照して作業車両1の全体構成について説明する。図1は、実施形態に係る作業車両1の説明図であり、作業車両1の概略左側面図である。なお、以下では、作業車両1としてトラクタを例に説明する。作業車両であるトラクタ1は、自走しながら圃場などで作業を行う農用トラクタである。
また、以下において、前後方向とは、トラクタ1の直進時における進行方向であり、進行方向の前方側を「前」、後方側を「後」と規定する。トラクタ1の進行方向とは、直進時において、後述する操縦席8からステアリングホイール9に向かう方向である(図1参照)。
左右方向とは、前後方向に対して水平に直交する方向である。以下では、「前」側へ向けて左右を規定する。すなわち、トラクタ1の操縦者(作業者ともいう)が操縦席8に着席して前方を向いた状態で、左手側が「左」、右手側が「右」である。
上下方向とは、鉛直方向である。前後方向、左右方向および上下方向は互いに直交する。なお、各方向は説明の便宜上定義したものであり、これらの方向によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、トラクタ1を指して「機体」という場合がある。
図1に示すように、トラクタ1は、機体フレーム2と、エンジンEと、ボンネット3と、前輪4と、後輪5と、ミッションケース6とを備える。機体フレーム2は、機体を全体的に支持するフレームである。エンジンEは、機体の駆動源であり、ディーゼル機関やガソリン機関などの熱機関である。エンジンEは、エンジンルーム内に収容される。
ボンネット3は、機体前部において開閉自在に設けられる。ボンネット3は、エンジンルーム内に収容されたエンジンEを覆う。ボンネット3は、閉じた状態でエンジンルームを形成する。
前輪4は、左右一対であり、主に操舵用の車輪、すなわち、操舵輪となる。後輪5は、左右一対であり、主に駆動用の車輪、すなわち、駆動輪となる。なお、トラクタ1は、エンジンEから伝達される動力を切り替えることで、後輪5が駆動する二輪駆動(2WD)と前輪4および後輪5が共に駆動する四輪駆動(4WD)とを切り替え可能に構成されてもよい。この場合、駆動輪は、前輪4および後輪5の両方である。
ミッションケース6は、機体フレーム2の下部に設けられる。ミッションケース6は、トランスミッション6aを内部に収容し、エンジンルーム内に収容されたエンジンEから出力される回転動力を、トランスミッション6aにより適宜減速して駆動輪である後輪5に伝達する。また、ミッションケース6は、機体フレーム2を含むトラクタ1の上半部である車体部10を下方から支持する。
また、トラクタ1は、キャビン7を備える。キャビン7は、操縦空間を形成し、操縦席8と、ステアリングホイール9とを内部に備える。操縦席8は、操縦者の座席である。ステアリングホイール9は、操舵輪である前輪4を操舵する場合に操縦者により操作される。なお、ステアリングホイール9の前方には、各種情報を表示する表示部(メータパネル)が設けられる。
また、キャビン7内には、たとえば、操縦席8の前方に、前後進レバー、アクセルレバーなどが設けられる。また、キャビン7内には、たとえば、操縦席8の右側方に、主変速レバー、副変速レバーなどが設けられる。また、キャビン7内には、たとえば、ステアリングホイール9の下方に、アクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルなどが設けられる。
また、トラクタ1は、PTO(Power Take-off)軸150を備える。PTO軸150は、ミッションケース6から後方に突出している。PTO軸150は、エンジンEから出力された回転動力を、圃場内で作業を行う作業機に伝達する。作業機には、たとえば、耕耘作業を行うロータリ耕耘機や、施肥作業を行う施肥機などがある。なお、トラクタ1は、PTO軸150の他、作業機を連結するリフトアームなどを後部に備える。
また、トラクタ1は、エンジンECU(Electronic Control Unit)100を備える。エンジンECU100は、たとえば、エンジンルーム内に収容され、エンジンEを制御する。エンジンECU100は、たとえば、駆動輪(後輪5)の回転を制御して走行速度を制御する走行系ECUおよび作業機の昇降を制御する作業機昇降系ECUと共にトラクタ1の駆動制御系を構成する。
<機体左側のステップ部20(20L)>
次に、図2Aおよび図2Bを参照して機体左側のステップ部20Lについて説明する。図2Aおよび図2Bは、機体左側のステップ部20Lを示す斜視図である。なお、図2Aおよび図2Bは共に、機体を左斜め上から見た図(斜視図)である。また、図2Aには、ステップ部20Lに、後述する滑り止め板24が取り付けられた状態を示し、図2Bには、滑り止め板24が取り外された状態を示している。
図2Aおよび図2Bに示すように、トラクタ1は、燃料タンク11を備える。燃料タンク11は、たとえば樹脂製であり、エンジンE(図1参照)に供給される燃料を貯留する。また、燃料タンク11は、ミッションケース6の少なくとも左右いずれか一側方に設けられる。本実施形態では、燃料タンク11は、ミッションケース6の左右の両側方にそれぞれ設けられる。
なお、燃料タンク11は、機体フレーム2(図1参照)の下部において左右方向に延在し、ミッションケース6の左右の両側方にこの燃料タンク11の左右両端部が配置される構成としてもよい。また、左右の一方に燃料タンク11が配置され、左右の他方には作動油を貯留する作動油タンクが配置される構成とすることも可能である。
図2Aおよび図2Bに示すように、機体左側の燃料タンク11(11L)は、その外形が正断面視において機体外側を向いた側面が階段状に形成される。すなわち、燃料タンク11Lは、上部よりも下部が外側方(左方)に突出した形状である。これにより、燃料タンク11Lを、高さを抑えつつ容量を増大させることができる。
また、燃料タンク11Lは、階段状の外形であることで、機体左側のステップ部20Lのうちの上部ステップ部21(21L)を構成する。上部ステップ部21Lは、平坦面22(22L)を備える。平坦面22Lは、燃料タンク11Lにおいて段差を形成する。また、上部ステップ部21Lは、溝部23(23L)と、滑り止め板24(24L)とを備える。図2Bに示すように、溝部23Lは、平坦面22Lに設けられる。
溝部23Lは、複数条の溝23a(23aL)であり、中央部に連通溝23b(23bL)が設けられることで各溝23aLが連通される。溝23aLは、平坦面22Lの内側(機体内側)から外側端部まで連続している。図2Aに示すように、滑り止め板24Lは、平坦面22L上に取り付けられ、溝部23Lを覆う。滑り止め板24Lは、たとえば、金属製である。滑り止め板24Lは、滑り止め加工として形成された複数の孔24a(24aL)を備える。
このように、平坦面22Lに滑り止め板24Lが取り付けられることで、搭乗者が足を置く面である平坦面22Lの強度を高めることができる。なお、溝部23Lが設けられることで低下した強度を滑り止め板24Lにより補強することもできる。また、滑り止め板24Lに滑り止め加工(すなわち、孔24aL)が施されることで、安全性を高めることができる。
また、滑り止め板24Lは、図2Bに示すように、たとえば、樹脂製の燃料タンク11Lの平坦面22Lに埋め込まれたネジ孔部材25aにネジなどの締結具が締結されることで、平坦面22L上に取り付けられる。
トラクタ1は、ステップ部20Lとして、上部ステップ部21Lの他、下部ステップ部26(26L)を備える。図2Aおよび図2Bに示すように、下部ステップ部26Lは、上部ステップ部21Lよりも下方に配置される。このように、下部ステップ部26Lが上部ステップ部21Lの下方にあることで、上部ステップ部21Lと下部ステップ部26Lとが階段状となり、搭乗者が下部ステップ部26Lに足を置けるようになるため、乗降がさらに容易となる。
<機体左側の燃料タンクブラケット30(30L)>
次に、図3を参照して機体左側の燃料タンクブラケット30Lについて説明する。図3は、機体左側の燃料タンクブラケット30Lを示す斜視図である。機体左側の燃料タンクブラケット30Lは、ミッションケース6の機体外側方となる左側方に設けられる。
図3に示すように、燃料タンクブラケット30Lは、上部燃料タンクブラケット31(31L)と、下部燃料タンクブラケット34(34L)とを備える。上部燃料タンクブラケット31Lは、連結部32(32L)と、上部支持部33(33L)とを備える。連結部32Lは、基端側がミッションケース6の外側部における上部に固定され、先端側に上部支持部33Lが設けられる。
上部支持部33Lは、屈曲形成された板部材であり、燃料タンク11L(図2Aおよび図2B参照)を後方から下方にかけて抱え込みつつ燃料タンク11Lを上方から吊り下げ支持する。すなわち、上部燃料タンクブラケット31Lは、ミッションケース6に固定され、燃料タンク11Lを上方から支持する。
下部燃料タンクブラケット34Lは、下部支持部35(35L)を備える。下部支持部35Lは、基端側がミッションケース6の外側部における下部に固定される。また、下部支持部35Lは、先端側において燃料タンク11Lを下方から支持する。
また、図3に示すように、下部燃料タンクブラケット34Lには、下部ステップ部26Lが取り付けられる。すなわち、下部ステップ部26Lは、基端側が下部燃料タンクブラケット34Lに固定され、先端側においてステップ部が形成される。
<機体右側のステップ部20(20R)>
次に、図4Aおよび図4Bを参照して機体右側のステップ部20Rについて説明する。図4Aおよび図4Bは、機体右側のステップ部20Rを示す斜視図である。なお、図4Aおよび図4Bは共に、機体を右斜め上から見た図(斜視図)である。また、図4Bには、後述する排気ガス浄化装置40が設置された状態を示している。
図4Aおよび図4Bに示すように、機体右側の燃料タンク11(11R)は、その外形が正断面視において機体外側を向いた側面が階段状に形成される。すなわち、燃料タンク11Rは、上部よりも下部が外側方(左方)に突出した形状である。これにより、燃料タンク11Rを、高さを抑えつつ容量を増大させることができる。
また、燃料タンク11Rは、階段状の外形であることで、機体右側のステップ部20Rのうちの上部ステップ部21(21R)を構成する。上部ステップ部21Rは、平坦面22(22R)を備える。平坦面22Rは、燃料タンク11Rにおいて段差を形成する。また、上部ステップ部21Rは、溝部と、滑り止め板24(24R)とを備える。溝部は、平坦面22Rに設けられる。
溝部は、上記した機体左側の溝部23L(図2B参照)同様、複数条の溝であり、中央部に連通溝が設けられることで各溝が連通される。溝は、平坦面22Rの内側(機体内側)から外側端部まで連続している。滑り止め板24Rは、平坦面22R上に取り付けられ、溝部23Rを覆う。滑り止め板24Rは、たとえば、金属製である。滑り止め板24Rは、滑り止め加工として形成された複数の孔24a(24aR)を備える。
このように、滑り止め板24Rが取り付けられることで、平坦面22Rの強度を高めることができ、溝部が設けられることで低下した強度を滑り止め板24Rにより補強することもできる。また、滑り止め板24Rに滑り止め加工(孔24aR)が施されることで、安全性を高めることができる。
また、滑り止め板24Rは、たとえば、樹脂製の燃料タンク11Rの平坦面22Rに埋め込まれたネジ孔部材にネジなどの締結具25bが締結されることで、平坦面22R上に取り付けられる。
トラクタ1は、ステップ部20Rとして、上部ステップ部21Rの他、下部ステップ部26(26R)を備える。図4Aおよび図4Bに示すように、下部ステップ部26Rは、上部ステップ部21Rよりも下方に配置される。このように、下部ステップ部26Rが上部ステップ部21Rの下方にあることで、上部ステップ部21Rと下部ステップ部26Rとが階段状となり、搭乗者が下部ステップ部26Rに足を置けるようになるため、乗降がさらに容易となる。
ここで、図4Bに示すように、トラクタ1は、排気ガス浄化装置40を備える。排気ガス浄化装置40は、エンジンE(図1参照)から排出される排気ガスを浄化処理する。排気ガス浄化装置40は、たとえば、一酸化窒素を効率的に酸化させるDOC(Diesel Oxidation Catalyst)の機能や、尿素水溶液(以下、尿素水という)から発生するアンモニアを用いた選択触媒還元を行うSCR(Selective Catalytic Reduction)41を備える。
図4Aに示すように、燃料タンク11Rは、前部平坦面27を前部に備える。前部平坦面27は、上部ステップ部21Rを構成する平坦面22Rから連続して形成される。前部平坦面27上には、SCRブラケット28が設けられる。SCRブラケット28には、SCR41が取り付けられる。SCR41は、SCRブラケット28に取り付けられることで、燃料タンク11Rの前部に配置される。
このように、SCR41が燃料タンク11Rに配置されることで、燃料タンク11Rの容量を確保しつつSCR41、すなわち、排気ガス浄化装置40を配置するスペースを確保することができる。この場合、SCR41を下方から支持する支持部材などが不要となり、部品点数を減らすこともできる。
<機体右側の燃料タンクブラケット30(30R)>
次に、図5を参照して機体右側の燃料タンクブラケット30Rについて説明する。図5は、機体右側の燃料タンクブラケット30Rを示す斜視図である。機体右側の燃料タンクブラケット30Rは、ミッションケース6の機体外側方となる右側方に設けられる。
図5に示すように、燃料タンクブラケット30Rは、上部燃料タンクブラケット31(31R)と、下部燃料タンクブラケット34(34R)とを備える。上部燃料タンクブラケット31Rは、連結部32(32R)と、上部支持部33(33R)とを備える。連結部32Rは、基端側がミッションケース6の外側部における上部に固定され、先端側に上部支持部33Rが設けられる。
上部支持部33Rは、屈曲形成された板部材であり、燃料タンク11R(図4Aおよび図4B参照)を後方から下方にかけて抱え込みつつ燃料タンク11Rを上方から吊り下げ支持する。すなわち、上部燃料タンクブラケット31Rは、ミッションケース6に固定され、燃料タンク11Rを上方から支持する。
下部燃料タンクブラケット34Rは、下部支持部35(35R)を備える。下部支持部35Rは、基端側がミッションケース6の外側部における下部に固定される。また、下部支持部35Rは、先端側において燃料タンク11Rを下方から支持する。
また、図5に示すように、下部燃料タンクブラケット34Rには、下部ステップ部26Rが取り付けられる。すなわち、下部ステップ部26Rは、基端側が下部燃料タンクブラケット34Rに固定され、先端側においてステップ部が形成される。
ここで、図2A、図2Bおよび図3に戻り、SCR41に供給される尿素水を貯留する尿素水タンク50の取り付けについて説明する。図2Aおよび図2Bに示すように、トラクタ1は、機体左側の燃料タンク11Lの前方に尿素水タンク50を備える。
また、図3に示すように、トラクタ1は、尿素水タンク50を支持する尿素水タンクブラケット51を備える。尿素水タンクブラケット51は、排気ガス浄化装置40(SCR41)が配置された燃料タンク11R(図4Aおよび図4B参照)とは左右の反対側の燃料タンク11Lに固定される。尿素水タンクブラケット51には、尿素水タンク50が取り付けられる。
このように、尿素水タンクブラケットが、SCR41が配置された燃料タンク11Rとは反対側の燃料タンク11Lに固定されることで、ミッションケース6を挟んでSCR41とは反対側に尿素水タンク50を安定させることができる。また、尿素水タンク50がSCR41の反対側にあるため、機体バランスが良好となる。
また、上記した実施形態に係る作業車両(トラクタ)1によれば、ミッションケース6にそれぞれ固定された上部燃料タンクブラケット31および下部燃料タンクブラケット34によって燃料タンク11が支持されるため、搭乗者が乗降時に足を置く燃料タンク11を車体部10に強固に取り付けることができる。
また、燃料タンク11に形成された上部ステップ部21と地面との間に下部燃料タンクブラケット34に取り付けられた下部ステップ部26があることで、車体部10への乗り降りが容易となる。これにより、乗降性を向上させることができる。
また、平坦面22に溝部23が設けられることで、搭乗者が上部ステップ部21に足を置いた場合に、搭乗者の足に付着している泥などが滑り止め板24の孔24aから平坦面22に落ちても、溝部23を通じて平坦面22の外部に落ちやすくなる。これにより、清掃性を向上させることができる。
<工具箱60および工具箱固定部70>
次に、図6〜図8を参照して工具箱60および工具箱固定部70について説明する。図6は、図6は、工具箱60の収納状態を示す斜視図である。図7は、工具箱60を示す斜視図である。図8は、工具箱固定部70を示す斜視図である。なお、図6および図8は、工具箱固定部70(および工具箱60)を右斜め上から見た図(斜視図)である。
トラクタ1は、アタッチメント着脱などに用いる工具が収納された工具箱60を機体に収納する。なお、トラクタ1は、排気ガス浄化装置40(SCR41)を備えるため、SCR41を設置するスペースの他に工具箱60を支持固定するためのスペースを別途確保している。
図6に示すように、トラクタ1は、工具箱60が固定される工具箱固定部70を備える。工具箱固定部70は、機体右側の上部燃料タンクブラケット31Rに設けられ、ミッションケース6の側方(右方)、かつ、上部燃料タンクブラケット31Rの上方において工具箱60を着脱自在に固定する。
図7に示すように、工具箱60は、矩形箱状である。工具箱60は、長辺形成面61と、短辺形成面62と、底面63と、蓋面64とを備える。長辺形成面61は、工具箱60の側周面の一部であり、工具箱60の平面(上面)視において長辺を形成する一対の面である。短辺形成面62は、工具箱60の側周面の一部であり、工具箱60の平面(上面)視において短辺を形成する一対の面である。
底面63は、長辺形成面61と短辺形成面62とに囲まれた固定面である。蓋面64は、工具箱60の天面であり、一対の長辺形成面61のうちいずれか一方の長辺形成面61に対してヒンジ64aを介して取り付けられることで、開閉可能に設けられる。
また、工具箱60は、把手65を備える。把手65は、一対の短辺形成面62のうちいずれか一方の短辺形成面62に設けられる。なお、工具箱60は、把手65が設けられた短辺形成面62が前面(工具箱60の収納状態における手前側の面)となり、把手65が設けられない短辺形成面62が後面(工具箱60の収納状態における奥側の面)となる。さらに、工具箱60は、板状の受部66を備える。
受部66は、前面となる短辺形成面62に設けられ、この短辺形成面62から突出している。受部66は、工具箱60が収納された状態において後述する係止部77の突部77aと係合する。なお、受部66は、前面となる短辺形成面62の下部にスリットが形成され、このスリットにより構成されてもよい。
図8に示すように、工具箱固定部70は、上記したように、機体右側の燃料タンク11Rの上方に設けられる。工具箱固定部70は、第1側面71と、第2側面72と、第3側面73と、開口部(開口面ともいう)74と、支持面75を備える。
第1側面71は、工具箱60(図6参照)が収納された状態において一方(前方)の長辺形成面61に対面する面である。また、第2側面72は、工具箱60が収納された状態において他方(後方)の長辺形成面61に対面する面である。また、第1側面71および第2側面72の少なくともいずれか一方の面には、工具箱60の左右方向にスライドをガイドするガイド部78が設けられる。
また、第3側面73は、工具箱60が収納された状態において把手65(図6参照)が設けられた面(短辺形成面62)とは反対の短辺形成面62に対面する面である。開口部74は、工具箱60が収納された状態において把手65が設けられた短辺形成面62を開放している。支持面75は、工具箱60が収納された状態において底面63に対面する面であり、工具箱60を下方から支持する面である。
また、図8に示すように、工具箱固定部70は、付勢部76と、係止部77とをさらに備える。付勢部76は、第3側面73に設けられ、支持面75に支持された工具箱60を開口部74に向けて付勢する。付勢部76は、たとえば、板ばねで構成される。なお、付勢部76、たとえば、コイルばねなどの板ばね以外の付勢部材で構成されてもよい。
係止部77は、開口部74に設けられ、支持面75に支持され付勢部76によって付勢された工具箱60を支持面75上に止めるように係止する。係止部77は、鉤状の突部77aを備える。突部77aは、工具箱60が収納された状態において把手65が設けられた短辺形成面62に向けて屈曲形成される。
実施形態に係る作業車両(トラクタ)1によれば、排気ガス浄化装置40(SCR41)の有無に関わらず、工具箱60を設置するスペースを確保して使い勝手がよい位置に工具箱60を支持固定することができる。
また、付勢部76によって付勢された工具箱60が係止部77で係止されることで、工具箱60が収納された状態において、工具箱60を工具箱固定部70に固定することができる。これにより、トラクタ1の走行中などにおいて振動が発生しても、工具箱60を安定して支持することができる。また、工具箱60に把手65が設けられているため、工具箱60が取り出しやすい。
また、鉤状の突部77aが板状の受部66と係合することで、工具箱60を工具箱固定部710に支持固定することができ、工具箱60を安定して支持することができる。なお、受部66がスリットで構成される場合には、鉤状の突部が77aの先端部がスリットに挿入されることで、突部77aが係合される。
<キャビンマウント80の配置>
次に、図6および図9を参照してキャビンマウント80(81,82)の配置について説明する。図9は、後部キャビンマウント82を示す斜視図である。なお、図9は、リヤアスクルケース83を左斜め上から見た図(斜視図)である。トラクタ1は、キャビン7(図1参照)を支持するためのキャビンマウント80を備える。キャビンマウント80は、前部キャビンマウント81と、後部キャビンマウント82とを備える。
図6に示すように、前部キャビンマウント81は、上部燃料タンクブラケット31に設けられ、上部燃料タンクブラケット31上においてキャビン7を支持する。
図9に示すように、後部キャビンマウント82は、リヤアスクルケース83に設けられ、リヤアスクルケース83上においてキャビン7を支持する。後部キャビンマウント82は、マウント部82aを備える。マウント部82aは、前後方向の中心線Lに対してオフセットされている。また、後部キャビンマウント82は、複数(4つ)の取付ボルト82bを備える。取付ボルト82bは、前後方向の中心線Lに対して線対称となるように配置される。
取付ボルト82bが中心線Lに対して線対称となるように配置されることで、後部キャビンマウント82を180度回転させても、後部キャビンマウント82を変わりなく取り付けることができる。また、マウント部82aがオフセットされていることで後部キャビンマウントを180度回転させて取り付けた場合に位置が変わるため、たとえば、型式の違いによりホイルベースが変わっても同じものを使用することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 作業車両(トラクタ)
2 機体フレーム
3 ボンネット
4 前輪
5 後輪
6 ミッションケース
6a トランスミッション
7 キャビン
8 操縦席
9 ステアリングホイール
10 車体部
11 燃料タンク
20 ステップ部
21 上部ステップ部
22 平坦面
23 溝部
23a 溝
23b 連通溝
24 滑り止め板
24a 孔
25a ネジ孔部材
25b 締結具
26 下部ステップ部
27 前部平坦面
28 SCRブラケット
30 燃料タンクブラケット
31 上部燃料タンクブラケット
32 連結部
33 上部支持部
34 下部燃料タンクブラケット
35 下部支持部
40 排気ガス浄化装置
41 SCR
50 尿素水タンク
51 尿素水タンクブラケット
60 工具箱
61 長辺形成面
62 短辺形成面
63 底面
64 蓋面
64a ヒンジ
65 把手
66 受部
70 工具箱固定部
71 第1側面
72 第2側面
73 第3側面
74 開口部
75 支持面
76 付勢部
77 係止部
77a 突部
78 ガイド部
80 キャビンマウント
81 前部キャビンマウント
82 後部キャビンマウント
82a マウント部
82b 取付ボルト
83 リヤアスクルケース
100 エンジンECU
150 PTO軸
E エンジン

Claims (3)

  1. エンジンから駆動輪まで動力を伝達するトランスミッションを収容しつつ車体部を支持するミッションケースと、
    前記ミッションケースの少なくとも左右いずれか一側方に設けられ、前記エンジンに供給される燃料を貯留する燃料タンクと、
    前記ミッションケースに固定され、前記燃料タンクを上方から支持する上部燃料タンクブラケットと、
    前記ミッションケースに固定され、前記燃料タンクを下方から支持する下部燃料タンクブラケットと、
    前記燃料タンクの外形が階段状に形成されることで構成される上部ステップ部と、
    前記下部燃料タンクブラケットに取り付けられ、前記上部ステップ部よりも下方に配置される下部ステップ部と
    を備え
    前記上部ステップ部は、
    前記燃料タンクにおいて段差を形成する平坦面に設けられ、前記平坦面の外側端部まで連続する溝部と、
    前記平坦面上に取り付けられ、複数の孔が形成された滑り止め板と
    を備えること
    を特徴とする作業車両。
  2. 前記エンジンから排出される排気ガスを浄化処理する排気ガス浄化装置
    をさらに備え、
    前記燃料タンクは、
    前記ミッションケースの左右両側方にそれぞれ設けられ、
    前記上部ステップ部における前記平坦面が当該燃料タンクの外側部に設けられるとともに、左右いずれか一方の前部に前部平坦面がさらに設けられ、
    前記排気ガス浄化装置は、
    前記燃料タンクにおける前記前部平坦面上に配置されること
    を特徴とする請求項に記載の作業車両。
  3. 前記排気ガス浄化装置に供給される尿素水を貯留する尿素水タンク
    をさらに備え、
    前記左右の燃料タンクのうち、前記排気ガス浄化装置が配置された前記燃料タンクとは反対側の前記燃料タンクに固定された前記下部燃料タンクブラケットに前記尿素水タンクを支持する尿素水タンクブラケットが取り付けられること
    を特徴とする請求項に記載の作業車両。
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