JP6915539B2 - 二次元測色装置及び二次元測色方法 - Google Patents

二次元測色装置及び二次元測色方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、液晶ディスプレイの画面の色に関する特性を測定する技術に関する。
二次元測色計は、面、すなわち、二次元領域を測色する装置である。二次元測色計は、様々な産業分野で応用されており、例えば、液晶ディスプレイの画面の色度分布の測定に利用される。
二次元測色計として、例えば、特許文献1は、測定対象からの光を二分割するビームスプリッタと、二分割された光の一方を受光する撮像部と、二分割された光の他方を受光する分光センサと、分光センサによって測定された測定点の分光分布を用いて、三刺激値を算出し、この三刺激値と、撮像部によって撮像された測定領域の各画素のデータとを用いて、各画素の三刺激値を算出する演算部と、を備える二次元測色計を開示している。
液晶ディスプレイは、直流駆動されると寿命が短くなるので、交流駆動される。交流駆動では、フレーム毎に極性を反転させる。液晶ディスプレイの交流駆動の方式には、ライン反転駆動方式とドット反転駆動方式とがある。
ライン反転駆動方式は、水平方向の1ライン毎に画素の極性を反転させる方式である。この方式は、小型の液晶ディスプレイで多く用いられている。ドット反転駆動方式は、垂直方向に隣り合う画素の極性、及び、水平方向に隣り合う画素の極性を反転させる方式である。この方式は、大型の液晶ディスプレイで多く用いられている。
図15及び図16は、液晶ディスプレイに同じ画面を表示し続けている状態において、フレームの極性の変化を説明する説明図である。極性が正のフレームと極性が負のフレームとが交互に表れている。図15に示すように、基準電位(Vcom)と極性変化の波形の振幅中心とが等しい場合、極性が正のフレームと極性が負のフレームとでは、映像信号のレベルの絶対値が等しくなる。
これに対して、図16に示すように、基準電位と極性変化の波形の振幅中心とが異なる場合、極性が正のフレームと極性が負のフレームとでは、映像信号のレベルの絶対値が異なる。この場合、フレーム周波数の二分の一の周波数で映像信号が変化することになる。例えば、フレーム周波数が60Hzの場合、映像信号の変化の周波数は、30Hzとなる。30Hzは、人間の目が応答できる周波数の最大値より低いので、フリッカ(画面のちらつき)として認識される。フリッカが発生すると、画面が見づらくなる。このため、液晶ディスプレイの製造工程には、フリッカの検査工程が含まれる。
フリッカを検査できる装置として、例えば、特許文献2は、表示装置に表示された画像を所定時間だけ撮像するステップ(a)と、前記ステップ(a)で撮像された画像に関する複数の画像データを生成するステップ(b)と、前記ステップ(b)で得られた前記複数の画像データごとに複数の微小領域に分割するステップ(c)と、分割された前記複数の微小領域の各々について、前記所定時間内における輝度の推移に基づく輝度変化量を求めるステップ(d)と、所定の周波数に対する輝度変化量を前記画像に対応付けてマッピングしてマッピング・データを生成するステップ(e)と、を備える輝度情報の処理方法を開示している。
フリッカ検査の結果、フリッカが発生している液晶ディスプレイに対して、基準電位が調整される。基準電位を調整して、基準電位と極性変化の波形の振幅中心とを一致させることは難しく、誤差が不可避的に発生する。このため、フリッカを低減させることはできるが、完全になくすことは難しい。
しかし、フリッカを低減させることができても、フリッカが発生していれば、液晶ディスプレイの色に関する特性の測定精度を低下させる原因となる。
特許第3246021号明細書 特開2003−254860号公報
本発明は、二次元領域を測定範囲とする光学センサを用いた、色に関する特性の測定において、フリッカの影響を少なくできる二次元測色装置、及び、二次元測色方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の局面に係る二次元測色装置は、第1の光学センサ、第2の光学センサ、第1の測定部、第2の測定部、及び、設定部を備える。前記第1の光学センサは、測定対象における二次元領域を測定範囲として撮像し、撮像した前記二次元領域の画像について、各画素の色を示す信号を出力する。前記第2の光学センサは、前記二次元領域に含まれ、かつ、前記二次元領域より狭いスポット領域を測定範囲とし、前記スポット領域の輝度を示す信号を出力する。前記第1の測定部は、所定の露光時間及び所定のフレームレートの下で、前記第1の光学センサを用いて、前記二次元領域の色に関する特性を測定する。前記第2の測定部は、前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの周期であるフリッカ周期を測定する。前記設定部は、前記フレームレートの逆数をフレーム時間とし、前記露光時間が前記フリッカ周期以上のとき、前記フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とする前記フレームレートを設定し、前記露光時間が前記フリッカ周期より短いとき、前記フリッカ周期を1より大きい整数で割った値を前記フレーム時間とする前記フレームレートを設定する。前記第1の測定部は、前記設定部によって設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定する。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
本実施形態に係る二次元測色装置の構成を示すブロック図である。 第1変形例に係る受光部の構成を示す模式図である。 第2変形例に係る受光部の構成を示す模式図である。 制御処理部の機能ブロックを説明する説明図である。 スポット領域測色センサから出力された輝度信号の一例を示すグラフである。 コントラスト方式を利用して、輝度信号のVmax及びVminを求めるための一連の処理を説明する説明図である。 本実施形態に係る二次元測色装置の動作を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る二次元測色装置の動作を説明するフローチャートである。 露光時間の初期値が、フリッカ周期以上の場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第1例を示す模式図である。 露光時間の初期値が、フリッカ周期以上の場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第2例を示す模式図である。 露光時間の初期値が、フリッカ周期以上の場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第3例を示す模式図である。 露光時間の初期値が、フリッカ周期より小さい場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第1例を示す模式図である。 露光時間の初期値が、フリッカ周期より小さい場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第2例を示す模式図である。 図13において、フレームの位相をシフトさせた場合を示す模式図である。 基準電位と極性変化の波形の振幅中心とが等しい場合において、フレームの極性の変化を説明する説明図である。 基準電位と極性変化の波形の振幅中心とが異なる場合において、フレームの極性の変化を説明する説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る二次元測色装置1の構成を示すブロック図である。二次元測色装置1は、光源色を測定する二次元測色計であり、受光部2及び本体部3を備える。
二次元測色装置1の測定対象4は、液晶ディスプレイの画面のような発光体である。測定対象4の色に関する特性(例えば、色度)及び測定対象4の輝度が、二次元測色装置1によって測定される。
受光部2は、光学レンズ5、ビームスプリッタ6、二次元領域測色センサ7及びスポット領域測色センサ8を備える。本実施形態において、二次元領域測色センサ7が、第1の光学センサであり、スポット領域測色センサ8が、第2の光学センサである。
光学レンズ5は、測定対象4からの光Lを集束する。ビームスプリッタ6(光分割部の一例)は、集束された光Lを二分割する。詳しく説明すると、ビームスプリッタ6は、上記集束された光Lの一部を透過し、残りを反射する。透過した光を光L1とし、反射した光を光L2とする。ビームスプリッタ6は、集束された光Lのうち、例えば、10パーセントを透過し、90パーセントを反射する。
光L1の光路には、二次元領域測色センサ7が配置されている。二次元領域測色センサ7は、二次元イメージセンサ(不図示)を備え、光L1を受光することにより、測定対象4における二次元領域(例えば、液晶ディスプレイの画面全体又は画面の一部)の光源色を撮像し、撮像した二次元領域の画像について、各画素の色を示す信号を出力する。各画素とは、二次元イメージセンサの各画素を指している。本実施形態では、各画素の色を示す信号として、XYZ表色系のX信号、Y信号、Z信号を例に説明するが、各画素の色を示す信号であればよい(例えば、R信号、G信号、B信号)。Y信号は、輝度信号であり、二次元領域の画像の各画素の輝度を示す。二次元イメージセンサは、例えば、CCDであり、二次元領域を測定範囲とする光学センサである。
光L2の光路には、スポット領域測色センサ8が配置されている。スポット領域測色センサ8は、二次元領域測色センサ7が撮像する測定対象4の二次元領域に含まれるスポット領域(例えば、液晶ディスプレイの画面全体の中の一点)を測定範囲とする。スポット領域は、画角が、例えば0.1〜3度であり、二次元領域よりも狭い。
スポット領域測色センサ8は、三つのフォトダイオードを備え、光L2を受光することにより、スポット領域の光源色を示す、XYZ表色系のX信号、Y信号、Z信号をそれぞれ出力する。Y信号は、輝度信号であり、スポット領域の輝度を示す。
受光部には第1変形例及び第2変形例がある。図2は、第1変形例に係る受光部2aの構成を示す模式図である。二次元領域測色センサ7は、光学レンズ5の光軸上に配置されている。スポット領域測色センサ8は、光学レンズ5の光軸以外の箇所から、光学レンズ5を通過した光Lを受光できる位置に配置されている。
図3は、第2変形例に係る受光部2bの構成を示す模式図である。二次元領域測色センサ7は、光学レンズ5の光軸上に配置されている。スポット領域測色センサ8は、光Lのうち、二次元領域測色センサ7の受光面70で反射された成分を受光できる位置に配置されている。第1変形例及び第2変形例によれば、ビームスプリッタ6(図1)を設けることなく、測定対象4からの光Lを、二次元領域測色センサ7及びスポット領域測色センサ8にそれぞれ受光させることができる。
図1を参照して、本体部3は、制御処理部9、入力部10及び出力部11を備える。
制御処理部9は、AD変換回路、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)等によって実現されるマイクロコンピュータであり、図4に示すように、機能ブロックとして、二次元領域輝度・色度演算部21、スポット領域輝度・色度演算部22、輝度校正部23、色度校正部24、フリッカ測定部25及び設定部26を備える。これらのブロックの詳細は、後で説明する。
入力部10は、外部からコマンド(命令)やデータ等を二次元測色装置1に入力するための装置であり、例えば、タッチパネルやキーボード等である。あるいは、入力部10は、測定対象4や測定条件に応じて、外部コントローラ(パソコン等)が設定したコマンドやデータ等を二次元測色装置1に入力するためのインターフェース部(USB端子等)を利用した装置でもよい。出力部11は、入力部10から入力されたコマンドやデータ、及び、制御処理部9の演算結果等を出力するための装置であり、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)や有機ELディスプレイ等の表示装置や、例えば、プリンタ等の印刷装置である。
図1及び図4を参照して、二次元領域輝度・色度演算部21(第1の測定部の一例)は、所定の露光時間及び所定のフレームレートの下で、二次元領域測色センサ7から出力されたX信号、Y信号及びZ信号を用いて、測定対象4の二次元領域の色度を演算する。スポット領域輝度・色度演算部22(第3の測定部の一例)は、スポット領域測色センサ8から出力されたX信号、Y信号及びZ信号を用いて、スポット領域の色度を演算する。
輝度校正部23は、スポット領域輝度・色度演算部22で演算されたスポット領域の輝度を用いて、二次元領域輝度・色度演算部21で演算された二次元領域の画像の各画素について、輝度を校正する。これにより、二次元領域の輝度をより高精度で測定することができる。
色度校正部24(校正部の一例)は、スポット領域輝度・色度演算部22で演算されたスポット領域の色度を用いて、二次元領域輝度・色度演算部21で演算された二次元領域の画像の各画素について、色度を校正する。これにより、二次元領域の色度をより高精度で測定することができる。なお、この処理に類似する処理が、上記特許文献1に詳細に説明されている。
フリッカ測定部25(第2の測定部の一例)は、測定対象4に発生するフリッカを測定する。フリッカは スポット領域測色センサ8から出力された輝度信号(Y信号)を用いて測定される。フリッカの測定方式として、コントラスト方式とJEITA(Japan Electronics and Information Technology Industries Association)方式とがある。フリッカ測定部25は、コントラスト方式でフリッカを測定するが、JEITA方式でフリッカを測定してもよい。
図5は、スポット領域測色センサ8から出力された輝度信号の一例を示すグラフである。横軸が時間を示し、縦軸が輝度信号を示す。輝度信号は、直流成分の上に交流成分が積み重なっていると見ることができる。輝度信号の波形は、サインカーブ状である。輝度信号の最大値をVmax、最小値をVmin、とすると、VmaxとVminとが交互に繰り返される。
コントラスト方式によるフリッカ値は、以下の式で定義される。
フリッカ値=交流成分/直流成分
=(Vmax−Vmin)/{(Vmax+Vmin)/2}×100
フリッカ測定部25は、フリッカ周期及びフリッカの大きさを示す指標値を算出する。フリッカ周期は、輝度信号の周期であり、隣り合うVmaxとVminとにおいて、これらの時間間隔T1を2倍した値がフリッカ周期となる。
フリッカの大きさを示す指標値は、Vmax−Vminである。フリッカ値を指標値にしてもよい。
このように、フリッカ周期及び指標値は、Vmax及びVminを基にして算出される。フリッカ測定部25は、コントラスト方式を利用して、Vmax及びVminを以下のようにして求める。図6は、これらを求めるための一連の処理を説明する説明図である。フリッカ測定部25は、(A)に示すスポット領域測色センサ8から出力されたアナログの輝度信号に対して、(B)に示す周波数特性を有するローパスフィルタを用いて、この輝度信号に含まれる高調波成分を除去する。このローパスフィルタは、60Hzより大きい周波数をカットする。(C)は、高調波成分が除去された後の輝度信号を示す。
フリッカ測定部25は、(C)に示す輝度信号に対して、(D)に示すように、サンプリング期間をT2として、サンプリングをし、(E)に示すように、輝度信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。このサンプリングの周波数は、二次元領域測色センサ7によって二次元領域の色に関する特性を測定するときのフレームレートより高くされている。(E)において、黒丸がデジタル値に対応しており、デジタル値が数百個となるように、サンプリング周波数及びサンプリング期間T2が設定される。
サンプリング期間T2におけるデジタル値の中で、最大値をV1max、最小値をV1minとする。フリッカ測定部25は、V1max、V1minを決定し、V1maxを示す時刻t1とV1minを示す時刻t2との時間間隔T1を算出する。
フリッカ測定部25は、(E)に示すサンプリング期間T2のデジタル値を、(F)に示す周波数特性を有するデジタルローパスフィルタで処理する。このローパスフィルタの周波数特性は、(B)に示す周波数特性と同じである。フリッカ測定部25は、(B)に示す周波数特性を有するローバスフィルタで輝度信号を処理することにより、輝度信号が減衰している。そこで、フリッカ測定部25は、(F)に示す周波数特性を有するローパスフィルタで、(E)に示すサンプリング期間T2のデジタル値を処理することにより、減衰を回復させる。
このローパスフィルタで処理がされた後のV1max、V1minがそれぞれ、Vmax、Vminとなる。
以上説明したように、フリッカ測定部25は、スポット領域測色センサ8から出力された輝度信号を、所定期間についてサンプリングし、サンプリングして得られた値の中から最大値Vmaxと最小値Vminとを決定する。これは、フリッカ値の算出方式の1つであるコントラスト方式によって決定された最大値及び最小値を意味する。コントラスト方式によれば、フリッカ値を高速で測定できるので、コントラスト方式を利用するフリッカ測定部25によれば、フリッカ周期を測定する速度を向上させることができ、その結果、二次元測色装置1によれば、二次元領域の色の特性の測定に要する時間を短くできる。
二次元領域測色センサ7は、CCDのような二次元撮像素子を備えており、二次元撮像素子を用いた測定は、フレームレートが低い。従って、二次元領域測色センサ7を用いてフリッカを測定した場合、サンプリング周波数(=フレームレート)が低いので、測定時間が長くなる。フリッカ測定部25によれば、スポット領域の輝度を測定するスポット領域測色センサ8を用いてフリッカを測定する。従って、スポット領域測色センサ8から出力された信号(スポット領域の輝度を示す信号)のサンプリング周波数を、二次元領域測色センサ7を用いた測定(二次元領域の色に関する特性の測定)のフレームレートより高くできるので、フリッカ周期の測定に要する時間を短くでる。従って、二次元測色装置1において、二次元領域の色の特性の測定に要する時間を短くできる。
図4に示す設定部26について説明する。二次元領域輝度・色度演算部21によって測定対象4の輝度及び色度を測定するときのフレームレートの逆数をフレーム時間とする。設定部26は、二次元領域輝度・色度演算部21によって測定対象4の輝度及び色度を測定するときの露光時間が、フリッカ測定部25で算出されたフリッカ周期以上のとき、フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とするフレームレートを設定し、露光時間がフリッカ周期より短いとき、フリッカ周期を1より大きい整数で割った値をフレーム時間とするフレームレートを設定する。
本実施形態に係る二次元測色装置1の動作を説明する。図7及び図8は、その動作を説明するフローチャートである。図4及び図7を参照して、操作者は、入力部10(図1)を操作して、露光時間及びフレームレートを入力する。これにより、制御処理部9は、入力された露光時間及びフレームレートを、露光時間の初期値及びフレームレートの初期値として記憶する(ステップS1)。なお、制御処理部9が、測定対象4の周囲の明るさを基にして、露光時間の初期値及びフレームレートの初期値を計算して、記憶してもよい。
操作者が入力部10を操作して測定開始を指示する入力をしたとき、スポット領域測色センサ8(第2の光学センサの一例)は、測定対象4のスポット領域(例えば、液晶ディスプレイの画面の一点)からの光を受光し、スポット領域の色を示すX信号、Y信号、Z信号を出力する(ステップS2)。
フリッカ測定部25(第2の測定部の一例)は、ステップS2のY信号(輝度信号)を用いて、測定対象4で発生しているフリッカについて、フリッカの大きさを示す指標値、及び、フリッカ周期を算出する(ステップS3)。指標値は、図5で説明した最大値Vmaxと最小値Vminとの差である。
二次元領域輝度・色度演算部21(第1の測定部の一例)は、ステップS3で算出された指標値が予め定められた値を超えているか否かを判断する(ステップS4)。
二次元領域輝度・色度演算部21が、指標値が予め定められた値以下と判断した場合(ステップS4でNo)、すなわち、測定対象4で発生しているフリッカの大きさが、測定対象4の二次元領域の輝度及び色度の測定に影響を与えない場合、二次元領域の輝度及び色度が通常の方法で測定される。詳しく説明すると、二次元領域輝度・色度演算部21は、ステップS1で記憶された露光時間の初期値及びフレームレートの初期値の下で、二次元領域測色センサ7(第1の光学センサの一例)から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の色度を演算し、そのY信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の輝度を演算する(ステップS5)。
スポット領域輝度・色度演算部22(第3の測定部の一例)は、ステップS2で説明したスポット領域測色センサ8から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、スポット領域の色度を演算し、Y信号(輝度信号)を用いて、スポット領域の輝度を演算する。輝度校正部23は、スポット領域の輝度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS5で演算された輝度を校正する(ステップS6)。色度校正部24は、スポット領域の色度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS5で演算された色度を校正する(ステップS6)。
出力部11は、ステップS6で校正された輝度及び色度を表示する(ステップS7)。これにより、二次元測色装置1の動作が終了する。
二次元領域輝度・色度演算部21が、指標値が予め定められた値を超えている判断した場合(ステップS4でYes)、すなわち、測定対象4で発生しているフリッカの大きさが、測定対象4の二次元領域の輝度及び色度の測定に影響を与える場合、ステップS8へ進む。図4及び図8を参照して、ステップS8において、設定部26は、ステップS1で記憶された露光時間の初期値が、ステップS3で測定されたフリッカ周期以上であるか否かを判断する。
設定部26が、露光時間の初期値が、フリッカ周期以上であると判断した場合(ステップS8でYes)、フレーム時間を決定する(ステップS9)。フレーム時間とは、フレームレートの逆数である。
図9、図10及び図11は、露光時間の初期値が、フリッカ周期以上の場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第1例、第2例、第3例を示す模式図である。これらの図において、グラフの波形は、輝度信号の波形を示し、グラフの横軸は、時間を示し、グラフの縦軸は、輝度信号の値(電圧)を示している。設定部26は、フリッカ周期に1以上の整数N1を掛けた値となるフレーム時間を決定する。この決定方法の一例を説明する。
図9を参照して、設定部26は、露光時間の初期値が、フリッカ周期に1以上の整数N1を掛けた値の場合、露光時間の初期値をフレーム時間と決定する。ここでの整数N1は、例えば、3である。
図10及び図11を参照して、設定部26は、露光時間の初期値が、フリッカ周期に1以上の整数N1を掛けた値でない場合、露光時間の初期値に時間d1を加えた値が、フリッカ周期に1以上の整数N1を掛けた値になる時間d1を演算し、又は、露光時間の初期値から時間d2を引いた値が、フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値になる時間d2を演算する。時間d1は、露光時間の初期値に時間d1を加えた値が、露光過多にならない値が選択される。時間d2は、露光時間の初期値から時間d2を引いた値が、露光過少にならない値が選択される。
設定部26は、図10に示すように、露光時間の初期値に演算した時間d1を加えた値、又は、図11に示すように、露光時間の初期値から演算した時間d2を引いた値をフレーム時間と決定する。
設定部26は、ステップS9で決定されたフレーム時間を、フレーム時間とするフレームレートを設定する(ステップS10)。すなわち、ステップS9で決定されたフレーム時間の逆数が、フレームレートに設定される。
二次元領域輝度・色度演算部21は、ステップS9で決定されたフレーム時間を露光時間とし、この露光時間、及び、ステップS10で設定されたフレームレートの下で、二次元領域測色センサ7から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の色度を演算し、そのY信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の輝度を演算する(ステップS11)。
スポット領域輝度・色度演算部22は、ステップS2で説明したスポット領域測色センサ8から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、スポット領域の色度を演算し、Y信号(輝度信号)を用いて、スポット領域の輝度を演算する。輝度校正部23は、スポット領域の輝度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS11で演算された輝度を校正する(ステップS12)。色度校正部24は、スポット領域の色度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS11で演算された色度を校正する(ステップS12)。そして、ステップS7へ進む。
設定部26が、露光時間の初期値が、フリッカ周期より小さいと判断した場合(ステップS8でNo)、フレーム時間を決定する(ステップS13)。
図12及び図13は、露光時間の初期値が、フリッカ周期より小さい場合において、露光時間、フリッカ周期及びフレーム時間の関係の第1例、第2例を示す模式図である。これらの図において、グラフの波形は、輝度信号の波形を示し、グラフの横軸は、時間を示し、グラフの縦軸は、輝度信号の値(電圧)を示している。設定部26は、フリッカ周期を1より大きい整数N2で割った値となるフレーム時間を決定する。この決定方法の一例を説明する。
設定部26は、露光時間の初期値以上のフレーム時間のうち、フリッカ周期を1より大きい整数N2で割った値をフレーム時間として決定する。N2は、露出過少とならない値が選択される。ここでは、N2が、例えば、3として説明する。
図12は、設定部26が決定したフレーム時間が露光時間の初期値と一致する場合を示し、図13は、設定部26が決定したフレーム時間が露光時間の初期値より大きくなる場合を示している。
設定部26は、ステップS13で決定されたフレーム時間を、フレーム時間とするフレームレートを設定する(ステップS14)。すなわち、ステップS13で決定されたフレーム時間の逆数が、フレームレートに設定される。
二次元領域輝度・色度演算部21は、ステップS1で記憶された露光時間の初期値を露光時間とし、この露光時間、及び、ステップS14で設定されたフレームレートの下で、二次元領域測色センサ7から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の色度を演算し、そのY信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の輝度を演算する(ステップS15)。
二次元領域輝度・色度演算部21は、ステップS13で決定されたフレーム時間が、ステップS15の露光時間(露光時間の初期値)より大きいか、又は、一致するかを判断する(ステップS16)。二次元領域輝度・色度演算部21が、図12に示すように、フレーム時間と露光時間とが一致すると判断した場合(ステップS16でNo)、ステップS17へ進む。
スポット領域輝度・色度演算部22は、ステップS2で説明したスポット領域測色センサ8から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、スポット領域の色度を演算し、Y信号(輝度信号)を用いて、スポット領域の輝度を演算する。輝度校正部23は、スポット領域の輝度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS15で演算された輝度を校正する(ステップS17)。色度校正部24は、スポット領域の色度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS15で演算された色度を校正する(ステップS17)。そして、ステップS7へ進む。
二次元領域輝度・色度演算部21が、図13に示すように、フレーム時間が露光時間より大きいと判断した場合(ステップS16でYes)、ステップS18へ進む。図14に示すように、二次元領域輝度・色度演算部21は、フレームの位相を、フレーム時間から露光時間(露光時間の初期値)を引いた値Dだけシフトさせ、ステップS15の露光時間(露光時間の初期値)及びフレームレートの条件の下で、二次元領域測色センサ7から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の色度を演算し、そのY信号を用いて、測定対象4の二次元領域の画像について、各画素の輝度を演算する(ステップS18)。
二次元領域輝度・色度演算部21は、二次元領域の画像の各画素のそれぞれについて、ステップS15で演算された輝度とステップS18で演算された輝度とを加算平均した値を、二次元領域の画像の各画素の輝度とする(ステップS19)。二次元領域輝度・色度演算部21は、二次元領域の画像の各画素のそれぞれについて、ステップS15で演算された色度とステップS18で演算された色度とを加算平均した値を、二次元領域の画像の各画素の色度とする(ステップS19)。
スポット領域輝度・色度演算部22は、ステップS2で説明したスポット領域測色センサ8から出力されたX信号、Y信号、Z信号を用いて、スポット領域の色度を演算し、Y信号(輝度信号)を用いて、スポット領域の輝度を演算する。輝度校正部23は、スポット領域の輝度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS19で演算された輝度を校正する(ステップS20)。色度校正部24は、スポット領域の色度を用いて、測定対象4の二次元領域の画像の各画素について、ステップS19で演算された色度を校正する(ステップS20)。そして、ステップS7へ進む。
なお、ユニフォミティを求める場合、ステップS6、ステップS12、ステップS17、ステップS20の後、二次元領域輝度・色度演算部21は、測定対象4の画面のサイズ(例えば、2380×1200)を、例えば、7×5に分割して、ユニフォミティを算出する。
本実施形態の主な効果を説明する。本実施形態に係る二次元測色装置1は、露光時間がフリッカ周期以上の場合(ステップS8でYes)と、露光時間がフリッカ周期より短い場合(ステップS8でNo)とに着目する。設定部26は、前者の場合、フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とするフレームレートを設定し(ステップS9、図9〜図11)、後者の場合、フリッカ周期を1より大きい整数で割った値をフレーム時間とするフレームレートを設定する(ステップS13、図12、図13)。このような関係が、フレーム時間とフリッカ周期との間に成立すれば、フリッカの影響を少なくすることができる。従って、本実施形態に係る二次元測色装置1によれば、二次元領域を測定範囲とする光学センサ(二次元領域測色センサ7)を用いた、色に関する特性の測定において、フリッカの影響を少なくできる。
また、本実施形態によれば、図13に示すように、露光時間の初期値が、フリッカ周期より短く、かつ、設定部26によって設定されたフレームレートにおけるフレーム時間より短い場合(ステップS8でNo、ステップS16でYes)、露光時間の初期値及び設定部26によって設定されたフレームレートの条件の下で、二次元領域の色の特性を測定して第1の測定値を算出し(ステップS15)、図14に示すように、フレームの位相を、フレーム時間から露光時間を引いた値Dだけずらし、上記条件と同じ条件の下で、二次元領域の色の特性を測定して第2の測定値を算出し(ステップS18)、第1の測定値と第2の測定値とを平均した値を算出する(ステップS19)。
露光時間の初期値が、フリッカ周期より短く、かつ、設定部26によって設定されたフレームレートにおけるフレーム時間より短いとき(ステップS8でNo、ステップS16でYes)、フリッカ周期の一部の期間しか露光されないことになり(図13)、この時の測定値(すなわち第1の測定値)だけでは、フリッカの影響をキャンセルできない。そこで、本実施形態によれば、二次元領域輝度・色度演算部21は、図14に示すように、フレームの位相を、フレーム時間から露光時間を引いた値Dだけずらし、第1の測定値を求めたときの露光時間及びフレームレートの下で、測定対象4の色の特性を測定して第2の測定値を算出し、第1の測定値と第2の測定値とを平均した値を算出する。これにより、フレーム時間内の輝度変動が相殺され、フリッカの影響をキャンセルすることができる。
本実施形態に係る二次元測色装置1は、図4に示すように、輝度校正部23及び色度校正部24を備えているが、これらを備えない態様でもよい。この態様では、スポット領域測色センサ8の替わりに、スポット領域の輝度を測定できる光学センサ(輝度センサ)を備える。
(実施形態の纏め)
本実施形態の第1の局面に係る二次元測色装置は、測定対象における二次元領域を測定範囲として撮像し、撮像した前記二次元領域の画像について、各画素の色を示す信号を出力する第1の光学センサと、前記二次元領域に含まれ、かつ、前記二次元領域より狭いスポット領域を測定範囲とし、前記スポット領域の輝度を示す信号を出力する第2の光学センサと、所定の露光時間及び所定のフレームレートの下で、前記第1の光学センサを用いて、前記二次元領域の色に関する特性を測定する第1の測定部と、前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの周期であるフリッカ周期を測定する第2の測定部と、前記フレームレートの逆数をフレーム時間とし、前記露光時間が前記フリッカ周期以上のとき、前記フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とする前記フレームレートを設定し、前記露光時間が前記フリッカ周期より短いとき、前記フリッカ周期を1より大きい整数で割った値を前記フレーム時間とする前記フレームレートを設定する設定部と、を備え、前記第1の測定部は、前記設定部によって設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定する。
本実施形態の第1の局面に係る二次元測色装置は、露光時間がフリッカ周期以上の場合と、露光時間がフリッカ周期より短い場合とに着目する。設定部は、前者の場合、フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とするフレームレートを設定し、後者の場合、フリッカ周期を1より大きい整数で割った値をフレーム時間とするフレームレートを設定する。このような関係が、フレーム時間とフリッカ周期との間に成立すれば、フリッカの影響を少なくすることができる。従って、本実施形態の第1の局面に係る二次元測色装置によれば、二次元領域を測定範囲とする光学センサを用いた、色に関する特性の測定において、フリッカの影響を少なくできる。なお、各画素とは、第1の光学センサの各画素を指している。
上記構成において、前記第2の測定部は、前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの大きさを示す指標値を測定し、前記第1の測定部は、前記指標値が予め定められた値を超えていれば、前記設定部で設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定し、前記指標値が予め定められた値以下であれば、前記設定部で前記フレームレートが設定される前に予め定められていた前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定する。
第1の測定部が、指標値が予め定められた値を超えている判断した場合、すなわち、測定対象で発生しているフリッカの大きさが、測定対象の二次元領域の色に関する特性の測定に影響を与える場合、設定部で設定されたフレームレートの下で、二次元領域の色に関する特性を測定する。これに対して、第1の測定部が、指標値が予め定められた値以下と判断した場合、すなわち、測定対象で発生しているフリッカの大きさが、測定対象の二次元領域の色に関する特性の測定に影響を与えない場合、予め定められていたフレームレートの下で、二次元領域の色に関する特性を測定する。すなわち、通常の方法で二次元領域の色に関する特性を測定する。
上記構成において、前記第2の測定部は、前記第2の光学センサから出力された、前記スポット領域の輝度を示す信号を、所定期間についてサンプリングし、サンプリングして得られた値の中から最大値と最小値とを決定し、前記最大値を示す時刻と前記最小値を示す時刻との差の二倍を、前記フリッカ周期とする。
第2の測定部は、第2の光学センサから出力された信号(スポット領域の輝度を示す信号)を、所定期間についてサンプリングし、サンプリングして得られた値の中から最大値と最小値とを決定する。これは、フリッカ値の算出方式の1つであるコントラスト方式によって決定された最大値及び最小値を意味する。コントラスト方式によれば、フリッカ値を高速で測定できるので、コントラスト方式を利用するこの構成によれば、フリッカ周期を測定する速度を向上させることができ、その結果、二次元領域の色の特性の測定に要する時間を短くできる。
上記構成において、前記第2の測定部は、前記第2の光学センサから出力された、前記スポット領域の輝度を示す信号を、前記フレームレートより高いサンプリング周波数でサンプリングする。
二次元領域測色センサは、CCDのような二次元撮像素子を備えており、二次元撮像素子を用いた測定は、フレームレートが低い。従って、二次元領域測色センサを用いてフリッカを測定した場合、サンプリング周波数(=フレームレート)が低いので、測定時間が長くなる。この構成によれば、スポット領域の輝度を測定する第2の光学センサを用いてフリッカを測定する。従って、第2の光学センサから出力された信号(スポット領域の輝度を示す信号)のサンプリング周波数を、二次元領域測色センサを用いた測定(二次元領域の色に関する特性の測定)のフレームレートより高くできるので、フリッカ周期の測定に要する時間を短くでき、その結果、二次元領域の色の特性の測定に要する時間を短くできる。
上記構成において、前記第1の測定部は、前記露光時間が、前記フリッカ周期より短く、かつ、前記設定部によって設定された前記フレームレートにおける前記フレーム時間より短い場合、前記露光時間及び前記設定部によって設定された前記フレームレートの条件の下で、前記二次元領域の色の特性を測定して第1の測定値を算出し、フレームの位相を、前記フレーム時間から前記露光時間を引いた値だけずらし、前記条件の下で、前記二次元領域の色の特性を測定して第2の測定値を算出し、前記第1の測定値と前記第2の測定値とを平均した値を算出する。
露光時間が、フリッカ周期より短く、かつ、設定部によって設定されたフレームレートにおけるフレーム時間より短いとき、フリッカ周期の一部の期間しか露光されないことになり、この時の測定値(すなわち第1の測定値)だけでは、フリッカの影響をキャンセルできない。そこで、この構成によれば、第1の測定部は、フレームの位相を、フレーム時間から露光時間を引いた値だけずらし、第1の測定値を求めたときの露光時間及びフレームレートの下で、測定対象の色の特性を測定して第2の測定値を算出し、第1の測定値と第2の測定値とを平均した値を算出する。これにより、フレーム時間内の輝度変動が相殺され、フリッカの影響をキャンセルすることができる。
上記構成において、前記第2の光学センサは、前記スポット領域の三刺激値を示す三つの信号を出力し、前記三つの信号の一つは、前記スポット領域の輝度を示す信号であり、前記第2の光学センサを用いて、前記スポット領域の色に関する特性を測定する第3の測定部と、前記第3の測定部で測定された値を用いて、前記第1の測定部で測定された前記二次元領域の各画素の色に関する特性の値を校正する校正部と、をさらに備える。
この構成によれば、二次元領域の色に関する特性をより高精度に測定することができる。
上記構成において、前記測定対象からの光を二分割する光分割部をさらに備え、前記第1の光学センサは、前記二分割された一方の光の光路に配置されており、前記第2の光学センサは、前記二分割された他方の光の光路に配置されている。
この構成によれば、測定対象からの光を、光分割部を利用して、第1の光学センサ及び第2の光学センサに送ることができる。
本実施形態の第2の局面に係る二次元測色方法は、測定対象における二次元領域を測定範囲として撮像し、撮像した前記二次元領域の画像について、各画素の色を示す信号を出力する第1の光学センサと、前記二次元領域に含まれ、かつ、前記二次元領域より狭いスポット領域を測定範囲とし、前記スポット領域の輝度を示す信号を出力する第2の光学センサと、を備える二次元測色装置を用いる測色方法であって、所定の露光時間及び所定のフレームレートの下で、前記第1の光学センサを用いて、前記二次元領域の色に関する特性を測定する第1のステップと、前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの周期であるフリッカ周期を測定する第2のステップと、前記フレームレートの逆数をフレーム時間とし、前記露光時間が前記フリッカ周期以上のとき、前記フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とする前記フレームレートを設定し、前記露光時間が前記フリッカ周期より短いとき、前記フリッカ周期を1より大きい整数で割った値を前記フレーム時間とする前記フレームレートを設定する第3のステップと、を備え、前記第1のステップは、前記第3のステップによって設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定する。
本実施形態の第2の局面に係る二次元測色方法は、本実施形態の第1の局面に係る二次元測色装置と同様の理由により、フリッカの影響を少なくできる。
この出願は、2015年9月2日に出願された日本国特許出願特願2015−172696を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、二次元測色装置及び二次元測色方法を提供することができる。

Claims (7)

  1. 測定対象における二次元領域を測定範囲として撮像し、撮像した前記二次元領域の画像について、各画素の色を示す信号を出力する第1の光学センサと、
    前記二次元領域に含まれ、かつ、前記二次元領域より狭いスポット領域を測定範囲とし、前記スポット領域の輝度を示す信号を出力する第2の光学センサと、
    所定の露光時間及び所定のフレームレートの下で、前記第1の光学センサを用いて、前記二次元領域の色に関する特性を測定する第1の測定部と、
    前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの周期であるフリッカ周期を測定する第2の測定部と、
    前記フレームレートの逆数をフレーム時間とし、前記露光時間の初期値が前記フリッカ周期以上のとき、前記フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とする前記フレームレートを設定し、前記露光時間の初期値が前記フリッカ周期より短いとき、前記フリッカ周期を1より大きい整数で割った値を前記フレーム時間とする前記フレームレートを設定する設定部と、を備え、
    前記第1の測定部は、前記設定部によって設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定し、
    前記第1の光学センサは、CCDを備える二次元イメージセンサであり、
    前記第1の測定部は、前記露光時間の初期値が、前記フリッカ周期より短く、かつ、前記設定部によって設定された前記フレームレートにおける前記フレーム時間より短い場合、前記露光時間の初期値及び前記設定部によって設定された前記フレームレートの条件の下で、前記二次元領域の色の特性を測定して第1の測定値を算出し、フレームの位相を、前記フレーム時間から前記露光時間の初期値を引いた値だけずらし、前記条件の下で、前記二次元領域の色の特性を測定して第2の測定値を算出し、前記第1の測定値と前記第2の測定値とを平均した値を算出する二次元測色装置。
  2. 前記第2の測定部は、前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの大きさを示す指標値を測定し、
    前記第1の測定部は、前記指標値が予め定められた値を超えていれば、前記設定部で設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定し、前記指標値が予め定められた値以下であれば、前記設定部で前記フレームレートが設定される前に予め定められていた前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定する請求項1に記載の二次元測色装置。
  3. 前記第2の測定部は、前記第2の光学センサから出力された、前記スポット領域の輝度を示す信号を、所定期間についてサンプリングし、サンプリングして得られた値の中から最大値と最小値とを決定し、前記最大値を示す時刻と前記最小値を示す時刻との差の二倍を、前記フリッカ周期とする請求項1又は2に記載の二次元測色装置。
  4. 前記第2の測定部は、前記第2の光学センサから出力された、前記スポット領域の輝度を示す信号を、前記フレームレートより高いサンプリング周波数でサンプリングする請求項3に記載の二次元測色装置。
  5. 前記第2の光学センサは、前記スポット領域の三刺激値を示す三つの信号を出力し、
    前記三つの信号の一つは、前記スポット領域の輝度を示す信号であり、
    前記第2の光学センサを用いて、前記スポット領域の色に関する特性を測定する第3の測定部と、
    前記第3の測定部で測定された値を用いて、前記第1の測定部で測定された前記二次元領域の各画素の色に関する特性の値を校正する校正部と、をさらに備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の二次元測色装置。
  6. 前記測定対象からの光を二分割する光分割部をさらに備え、
    前記第1の光学センサは、前記二分割された一方の光の光路に配置されており、
    前記第2の光学センサは、前記二分割された他方の光の光路に配置されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の二次元測色装置。
  7. 測定対象における二次元領域を測定範囲として撮像し、撮像した前記二次元領域の画像について、各画素の色を示す信号を出力する第1の光学センサと、前記二次元領域に含まれ、かつ、前記二次元領域より狭いスポット領域を測定範囲とし、前記スポット領域の輝度を示す信号を出力する第2の光学センサと、を備える二次元測色装置を用いる測色方法であって、
    所定の露光時間及び所定のフレームレートの下で、前記第1の光学センサを用いて、前記二次元領域の色に関する特性を測定する第1のステップと、
    前記第2の光学センサを用いて、前記測定対象に生じるフリッカの周期であるフリッカ周期を測定する第2のステップと、
    前記フレームレートの逆数をフレーム時間とし、前記露光時間の初期値が前記フリッカ周期以上のとき、前記フリッカ周期に1以上の整数を掛けた値をフレーム時間とする前記フレームレートを設定し、前記露光時間の初期値が前記フリッカ周期より短いとき、前記フリッカ周期を1より大きい整数で割った値を前記フレーム時間とする前記フレームレートを設定する第3のステップと、を備え、
    前記第1のステップは、前記第3のステップによって設定された前記フレームレートの下で、前記二次元領域の色に関する特性を測定し、
    前記第1の光学センサは、CCDを備える二次元イメージセンサであり、
    前記第1のステップは、前記露光時間の初期値が、前記フリッカ周期より短く、かつ、前記第3のステップによって設定された前記フレームレートにおける前記フレーム時間より短い場合、前記露光時間の初期値及び前記第3のステップによって設定された前記フレームレートの条件の下で、前記二次元領域の色の特性を測定して第1の測定値を算出し、フレームの位相を、前記フレーム時間から前記露光時間の初期値を引いた値だけずらし、前記条件の下で、前記二次元領域の色の特性を測定して第2の測定値を算出し、前記第1の測定値と前記第2の測定値とを平均した値を算出する二次元測色方法。
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