JP6914584B2 - 灯具 - Google Patents

灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP6914584B2
JP6914584B2 JP2016254397A JP2016254397A JP6914584B2 JP 6914584 B2 JP6914584 B2 JP 6914584B2 JP 2016254397 A JP2016254397 A JP 2016254397A JP 2016254397 A JP2016254397 A JP 2016254397A JP 6914584 B2 JP6914584 B2 JP 6914584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
reflector
optical axis
duty ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016254397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018107040A (ja
Inventor
賢 徳永
賢 徳永
研介 大島
研介 大島
建作 岡村
建作 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2016254397A priority Critical patent/JP6914584B2/ja
Publication of JP2018107040A publication Critical patent/JP2018107040A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6914584B2 publication Critical patent/JP6914584B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両に装備される前照灯等に用いることのできる灯具に関する。
周知の通り、車両の前部には、当該車両の前方を照明するための前照灯が実装されている。自動車の場合、遠方正面を指向し路面と平行に光を放つ走行用前照灯(ハイビーム)と、前方距離40m辺りの路面を指向し斜め下方に光を放つすれ違い用前照灯(ロービーム)とを両備しており、それらを選択的に切り替えて使用することが可能となっている(例えば、下記特許文献を参照)。
特開2016−136468号公報
本発明は、よりコンパクトで軽量な灯具を実現しようとするものである。
本発明では、基板の下向面または上向面の一方に前後方向に沿って離間させて設置された第一の光源及び第二の光源と、前記第一の光源及び前記第二の光源の各々から下方または上方に向けて放射される光束を前方に向けて反射させるリフレクタとを具備し、前記リフレクタの反射面における、前記第一の光源から放たれる第一の照明光の光軸(光源から出射しリフレクタにより反射される光束の代表となる仮想的な光線をいう)が当たる箇所の近傍に、前記第二の光源から放たれる第二の照明光の光軸が当たり、前記リフレクタにより反射された前記第二の照明光の光軸の向きが、同リフレクタにより反射された前記第一の照明光の光軸に対して相対的に下方または上方に傾斜しており、前記第一の光源及び前記第二の光源について、その一方に印加する電流のDUTY比を徐々に減少させて当該一方が出力する光束の量を徐々に減らしながら、他方に印加する電流のDUTY比を徐々に増加させて当該他方が出力する光束の量を徐々に増やしてゆくことができ、前記第一の光源に印加する電流のDUTY比と、前記第二の光源に印加する電流のDUTY比との総和が常に100%を超えないようにした灯具を構成した。
本発明によれば、よりコンパクトで軽量な灯具を実現することができる。
本発明の適用対象となる車両の前照灯を示す側面図。 本発明の一実施形態の灯具の要部を示す斜視図。 同実施形態の灯具の要部を示す側断面図。 同実施形態の灯具から放たれる光束をスクリーンに投影した状態を示す図。 同実施形態の灯具における、第一の光源及び第二の光源の各々から出射する光束の量の制御の模様を示すタイミング図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の灯具は、例えば車両Cの前照灯として用いられる。図1に示すように、一般の自動車Cは、遠方正面を指向し路面CLと平行に光を放つ走行用前照灯Hと、前方距離40m辺りの路面CLを指向し斜め下方に光を放つすれ違い用前照灯Lとを両備しており、走行用前照灯Hを点灯しすれ違い用前照灯Lを消灯している状態と、すれ違い用前照灯Lを点灯し走行用前照灯Hを消灯している状態とを切り替えることが可能となっている。
図2及び図3に示すように、本実施形態の灯具は、基板(放熱板を兼ねることがある)1の下向面に前後方向に沿って離間させて設置された第一の光源3及び第二の光源4と、これら第一の光源3及び第二の光源4の各々から下方に向けて放射される光束H、Lを前方に向けて反射させるリフレクタ2とを主たる構成要素とする。
本実施形態において、第一の光源3は、走行用前照灯となる第一の照明光Hを出力する。そして、第二の光源4は、すれ違い用前照灯となる第二の照明光Lを出力する。第一の光源3及び第二の光源4はそれぞれ、例えば発光ダイオードである。第一の光源3及び第二の光源4は、互いに独立に点灯/消灯させることが可能である。各光源3、4から出射する光束の量の制御は、当該光源3、4に印加する平均の電流量をFET(Field Effect Transistor)その他の半導体スイッチング素子を介して増減させるPWM(Pulse Width Modulation)制御により実現できる。図2に示しているように、本実施形態の灯具では、第一の光源3及び第二の光源4の組が、基板1の下向面に、左右方向に沿って間欠的に複数(図示例では、三組)配列されている。
図3に示しているように、第一の光源3から下方に出射する第一の照明光H、及び第二の光源4から下方に出射する第二の照明光Lはそれぞれ、凹面状をなすリフレクタ2の正面側の反射面に当たり、同一のリフレクタ2により反射されて前方へと向かう。
第一の照明光Hの光軸(図3において実線で表す)は、リフレクタ2で反射された後、路面CLと平行な向き即ち略水平となる。これに対し、第二の照明光Lの光軸(図3において鎖線で表す)は、リフレクタ2の反射面における、第一の照明光Hの光軸が当たる箇所の近傍に当たる。そして、リフレクタ2で反射された後、略水平な第一の照明光Hの光軸に対して相対的に下方に傾斜した方向を向く。図4に示すように、本実施形態の灯具から放たれる照明光H、Lを車両Cに正対するスクリーンに投影して同車両Cの運転席から見たとき、第二の照明光Lの照明範囲(図4において鎖線で表す)は、第一の照明光Hの照明範囲(図4において実線で表す)よりも下方に偏倚する。
走行用前照灯Hを点灯しすれ違い用前照灯Lを消灯した状態から、すれ違い用前照灯Lを点灯し走行用前照灯Hを消灯する状態へと切り替える際には、図5に示すように、第一の光源3に印加する電流の量(PWM制御による印加電流のDUTY比)を徐々に減少させて第一の光源3が出力する光束の量(図5において実線で表す)を徐々に減らしながら、第二の光源4に印加する電流の量を徐々に増加させて第二の光源4が出力する光束の量(図5において鎖線で表す)を徐々に増やしてゆく。このような制御により、走行用前照灯Hが即時に消灯しすれ違い用前照灯Lが即時に点灯することで車両Cの搭乗者に与える負担、具体的には搭乗者の注視点が遠方から手前方へと移動する過程で搭乗者の弁別視野が急に暗くなる問題を回避することが可能である。換言すれば、発光ダイオード特有の高速応答性の影響を緩和することができる。
すれ違い用前照灯Lを点灯し走行用前照灯Hを消灯した状態から、走行用前照灯Hを点灯しすれちがい用前照灯Lを消灯する状態へと切り替える際には、第二の光源4に印加する電流の量を徐々に減少させて第二の光源4が出力する光束の量を徐々に減らしながら、第一の光源3に印加する電流の量を徐々に増加させて第一の光源3が出力する光束の量を徐々に増やしてゆけばよい。
また、第一の光源3に印加する電流のDUTY比と、第二の光源4が印加する電流のDUTY比との総和が常に100%を超えないようにすれば、第一の光源3及び第二の光源4による総発熱量を抑制することができる。即ち、灯具に高い放熱性能が要求されない。また、各光源3、4の印加電流のDUTY比の制御を通じて、車両Cから遠い領域への配光を重視するモード(例えば、第一の光源3への印加電流のDUTY比を80%とし、第二の光源4への印加電流のDUTY比を20%とする等)や、車両Cに近い領域への配光を重視するモード(例えば、第一の光源3への印加電流のDUTY比を30%とし、第二の光源4への印加電流のDUTY比を70%とする等)といった、ハイビームHとロービームLとの中間の状態を実現することも可能である。
本実施形態では、基板1の下向面に前後方向に沿って離間させて設置された第一の光源3及び第二の光源4と、前記第一の光源3及び前記第二の光源4の各々から下方に向けて放射される光束H、Lを前方に向けて反射させるリフレクタ2とを具備し、前記リフレクタ2の反射面における、前記第一の光源3から放たれる第一の照明光Hの光軸が当たる箇所の近傍に、前記第二の光源4から放たれる第二の照明光Lの光軸が当たり、前記リフレクタ2により反射された前記第二の照明光Lの光軸の向きが、同リフレクタ2により反射された前記第一の照明光Hの光軸に対して相対的に下方に傾斜している灯具を構成した。
本実施形態によれば、互いに上下に偏倚した複数の方向に照明光H、Lを放つ灯具を、よりコンパクト、軽量かつ低コストな構造で実現することができる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。上記実施形態では、比較的上方に配置した基板1の下向面に第一の光源3及び第二の光源4を設置し、それら光源3、4から下方に向けて照明光H、Lを出射させていたが、比較的下方に配置した基板の上向面に第一の光源及び第二の光源を設置し、それら光源から上方に向けてに照明光を出射させる態様、つまりはちょうど図3を上下反転させたような構造とすることも当然に可能である。
また、第一の光源3が供給する第一の照明光Hが走行用前照灯であるとは限られず、第二の光源4が供給する第二の照明光Lがすれ違い用前照灯であるとも限られない。例えば、路面と平行な水平面を境として上方の領域を照明する照明光を第一の光源により実現し、下方の領域を照明する照明光を第二の光源により実現するようなことも考えられる。この場合における第一の光源(による第一の照明光)及び第二の光源(による第二の照明光)はともに、走行用前照灯の要素となり得る。
その他、各部の具体的な構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車両に装備される前照灯等に適用することができる。
1…基板
2…リフレクタ
3…第一の光源
4…第二の光源
H…第一の照明光(ハイビーム)
L…第二の照明光(ロービーム)

Claims (1)

  1. 基板の下向面または上向面の一方に前後方向に沿って離間させて設置された第一の光源及び第二の光源と、
    前記第一の光源及び前記第二の光源の各々から下方または上方に向けて放射される光束を前方に向けて反射させるリフレクタとを具備し、
    前記リフレクタの反射面における、前記第一の光源から放たれる第一の照明光の光軸が当たる箇所の近傍に、前記第二の光源から放たれる第二の照明光の光軸が当たり、
    前記リフレクタにより反射された前記第二の照明光の光軸の向きが、同リフレクタにより反射された前記第一の照明光の光軸に対して相対的に下方または上方に傾斜しており、
    前記第一の光源及び前記第二の光源について、その一方に印加する電流のDUTY比を徐々に減少させて当該一方が出力する光束の量を徐々に減らしながら、他方に印加する電流のDUTY比を徐々に増加させて当該他方が出力する光束の量を徐々に増やしてゆくことができ、
    前記第一の光源に印加する電流のDUTY比と、前記第二の光源に印加する電流のDUTY比との総和が常に100%を超えないようにした灯具。
JP2016254397A 2016-12-27 2016-12-27 灯具 Active JP6914584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016254397A JP6914584B2 (ja) 2016-12-27 2016-12-27 灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016254397A JP6914584B2 (ja) 2016-12-27 2016-12-27 灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018107040A JP2018107040A (ja) 2018-07-05
JP6914584B2 true JP6914584B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=62787360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016254397A Active JP6914584B2 (ja) 2016-12-27 2016-12-27 灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6914584B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1145606A (ja) * 1997-07-18 1999-02-16 Stanley Electric Co Ltd 車輌用前照灯
JP4094446B2 (ja) * 2003-02-03 2008-06-04 株式会社小糸製作所 車両用前照灯及び発光モジュール
JP4335621B2 (ja) * 2003-04-25 2009-09-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP5008547B2 (ja) * 2007-12-26 2012-08-22 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP5819153B2 (ja) * 2011-09-30 2015-11-18 株式会社小糸製作所 車両用前照灯装置
JP2015185232A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 スタンレー電気株式会社 自動車用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018107040A (ja) 2018-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2187115B1 (en) Vehicular lamp
US8616742B2 (en) Vehicle lighting unit
US20170158112A1 (en) Vehicular headlamp system and control method of vehicular headlamp
JP6340719B2 (ja) 照明装置及び照明装置を備える自動車
US10302266B2 (en) Vehicular headlamp having shade element with reflective portions
US20070041207A1 (en) Vehicle lamp
JP6333470B2 (ja) 前照灯用光源および前照灯
US9447941B2 (en) Lamp for vehicle
JP6085944B2 (ja) 車両用灯具
JP6136250B2 (ja) 車両用灯具
US10393337B2 (en) Vehicular headlamp
KR20180076708A (ko) 차량용 램프
JP6914584B2 (ja) 灯具
JP7108359B2 (ja) 車両用灯具
JP5765626B2 (ja) 車両用灯具ユニット
KR101396869B1 (ko) 차량용 램프
KR102122412B1 (ko) 차량용 램프
JP2021195014A (ja) 車両用灯具
JP6827680B2 (ja) 灯具
JP6866018B2 (ja) 車両の走行用前照灯
JP6923579B2 (ja) 車両のヘッドランプ
JP6833276B2 (ja) 灯具
CN111556945A (zh) 车辆用前照灯
US10429023B2 (en) Illumination device for vehicle
US10821879B1 (en) Lighting device that produces a main beam and a narrow beam that is orientable depending on the position of an obstacle detected in front of a vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210713

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6914584

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150