JP6914500B2 - 着脱式ウォッシャー - Google Patents

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Description

この発明は窓ガラスの清掃用具であるスクイジーに着脱可能に取り付けて使用される着脱式ウォッシャーに関し、スクイジーを分解することなくスクイジーに取り付けられるようにしたものである。
着脱式ウォッシャーとして下記特許文献1,2に記載されたものがあった。
特開2010−213732号公報 特開2012−040066号公報
特許文献1,2に記載の着脱式ウォッシャーはいずれも、スクイジーを一旦分解しなければスクイジーに取り付けることはできなかった。
この発明はスクイジーを分解することなくスクイジーに取り付けられるようにした着脱式ウォッシャーを提供するものである。
この発明は、ハンドルの先端に扁平部を有し該扁平部にチャンネルを取り付けたスクイジーに対し、ウォッシャーを該扁平部に挟み付けて取り付けられるようにして、スクイジーを分解することなくウォッシャーをスクイジーに取り付けられるようにしたものである。
この発明の着脱式ウォッシャーの1つの態様は、含浸体を有する本体部と、前記本体部を前記ハンドルに着脱自在に取り付ける取付部を有し、前記取付部は、前記ハンドルの扁平部に着脱自在に挟み付けられる挟持部を有するものである。これによれば、挟持部をハンドルの扁平部に挟み付けることにより、スクイジーを分解することなくウォッシャーをスクイジーに取り付けることができる。
前記態様において、前記挟持部は、前記ハンドルの扁平部を該扁平部の厚み方向に挟んで相互に対向配置される対向配置部と、前記対向配置部相互間を締め付けて該対向配置部を前記ハンドルの扁平部に挟み付ける締め付け機構を有するものとすることができる。これによれば、対向配置部間を締め付け機構で締め付けることにより、対向配置部をハンドルの扁平部に挟み付けて、ウォッシャーをスクイジーに取り付けることができる。扁平部は扁平なので対向配置部で安定に挟み付けることができる。
前記態様において、前記対向配置部は前記ハンドルの扁平部の左右両側方に張り出して配置される張り出し部を有し、前記締め付け機構は前記左右の張り出し部で前記対向配置部相互間を締め付けるものとすることができる。これによれば、左右の張り出し部で対向配置部間を締め付け機構で締め付けることにより、対向配置部をハンドルの扁平部に挟み付けて、ウォッシャーをスクイジーに取り付けることができる。
前記態様において、前記対向配置部は、前記スクイジーの扁平部に取り付けられたチャンネル取り付け用ねじ、該ねじにねじ込まれたナット、スクイジーのハンドルの下面の斜めに切り立った切欠、スクイジーのバックプレートの前寄り箇所の立ち上がり部、スクイジーのハンドルのヘッド部の前寄り箇所の立ち上がり部のうちの少なくともいずれか1つに係合可能な係合部を有するものとすることができる。これによれば、係合部によりスクイジーに対するウォッシャーの大きな位置ずれ(チャンネルの長さ方向に対するウォッシャー本体部の長さ方向の傾き等)を抑制できる。
この発明の実施の形態1による着脱式ウォッシャーの構成部品を示す分解斜視図である。 在来のスクイジーの構成部品を示す図で、背面側から見た分解斜視図である。 図2のスクイジーを組み立てて背面側から見た斜視図である。 図2のスクイジーを組み立てて正面側から見た斜視図である。 図1の芯部材の、支持台が取り付けられた箇所の拡大図である。 図5の箇所を裏面側から見た拡大図である。 図1の芯部材に含浸体を組み付けた組み立て部品を示す斜視図である。 図8A〜図8Bは図1の着脱式ウォッシャーの部品を2個の組み立て部品に組み立てた後に、該2個の組み立て部品を相互に組み付けつつ、該ウォッシャーを図2〜図4のスクイジーの背面側に取り付ける様子を示す図である。このうち図8Aは該取り付け直前の状態を示す図で、スクイジーの中心線を通りかつチャンネルの長さ方向に直交する面で切断した断面図である。 図8Aの取り付け直前の状態に続き、該取り付けが完了した状態を示す図で、図8Aと同じ面で切断した断面図である。 図8Bの、スクイジーの背面側にウォッシャーを取り付けたコンビスクイジーをスクイジーの背面側から見た斜視図である。 図8Bのコンビスクイジーをスクイジーの正面側から見た斜視図である。 図10の挟持部の拡大図である。 実施の形態1の変形例を示す図で、丸穴なしプレートを使用してスクイジーの背面側にウォッシャーを取り付けた状態をスクイジーの正面側から見た斜視図である。 図1の着脱式ウォッシャーを図2〜図4のスクイジーの正面側に取り付けたコンビスクイジーをスクイジーの背面側から見た斜視図である。 図13のコンビスクイジーをスクイジーの正面側から見た斜視図である。 図13、図14のコンビスクイジーを図8A、図8Bと同じ面で切断した断面図である。 図13〜図15のコンビスクイジーを含浸体を外した状態で示した図で、スクイジーの正面側から見た斜視図である。 実施の形態1の変形例を示す図で、丸穴なし支持台を使用してスクイジーの正面側にウォッシャー(含浸体を外した状態で示す)を取り付けた状態をスクイジーの正面側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2による着脱式ウォッシャーの構成部品を示す分解斜視図である。 図18の芯部材の、支持台が取り付けられた箇所の拡大図である。 図19の箇所を裏面側から見た拡大図である。 図18の芯部材に含浸体を組み付けた組み立て部品を示す斜視図である。 図2〜図4のスクイジーの背面側に図18のウォッシャーを取り付けたコンビスクイジーをスクイジーの背面側から見た斜視図である。 図22のコンビスクイジーをスクイジーの正面側から見た斜視図である。 図23の挟持部の拡大図である。 図2〜図4スクイジーの正面側に図18のウォッシャーを取り付けたコンビスクイジーをスクイジーの背面側から見た斜視図である。 図25のコンビスクイジーをスクイジーの正面側から見た斜視図である。 図25、図26のコンビスクイジーを含浸体を外した状態で示した図で、該コンビスクイジーをスクイジーの正面側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態3による着脱式ウォッシャーの構成部品を示す分解斜視図およびこの着脱式ウォッシャーを着脱自在に取り付け可能な在来のスクイジーを示す斜視図である。 図28のウォッシャーを組み立てた状態を示す斜視図である。 図28の芯部材の、取付部が取り付けられた箇所の拡大図である。 図30の箇所を裏面側から見た拡大図である。 図28のスクイジーの背面側に図29のウォッシャーを取り付けたコンビスクイジーをスクイジーの背面側から見た斜視図である。 図32のコンビスクイジーをスクイジーの正面側から見た斜視図である。 図33の挟持部の拡大図である。 図34の挟持部の背面側を示す拡大図である。
《実施の形態1》
この発明の着脱式ウォッシャーの実施の形態1を説明する。はじめに、実施の形態1による着脱式ウォッシャーを着脱自在に取り付け可能な、在来のスクイジーを図2〜図4を参照して説明する。図2は在来のスクイジーの構成部品を示す。図2ではETTORE社製「Master Squeegee」のハンドルを使用した場合を示しているが、他社製品にも同様の形態のものがある。スクイジー10は金属製のハンドル(把持具)12と、金属製のバックプレート(裏板)14と、金属製のチャンネル(横棒)16と、2本のねじ18と、2個のナット20と、チャンネル16にその長さ方向に沿って装着されたラバー(長尺のゴム等の弾性板)22とで構成される。ハンドル12の先端のヘッド部12aは把持部12bに比べて幅広の扇状に形成されている。ヘッド部12aには、その左右2箇所に、凹部12dがそれぞれ形成されている。各凹部12dの中央にはねじ通し穴12cが形成されている。バックプレート14は、ヘッド部12aの正面側の凹所12eに収容される大きさの扇状に形成されている。なお、スクイジー10およびその構成部品において、それぞれの両面側のうち、スクイジー10で窓ガラスを掻くときに窓ガラスに対面する側を「正面側」といい、その裏側を「背面側」というものとする。バックプレート14には、ヘッド部12aの2個のねじ通し穴12cに対面する2箇所に、ねじ通し穴14aがそれぞれ形成されている。ハンドル12のヘッド部12aの正面側の凹所12eにバックプレート14を収容し、ヘッド部12aとバックプレート14の間の先端部にチャンネル16を挟み込み、2本のねじ18をハンドル12の背面側からねじ通し穴12c,14aに差し込み、バックプレート14の正面側に突出するねじ18の端部にそれぞれナット20をねじ込んで締め付けることにより、ハンドル12とバックプレート14は相互に連結されかつハンドル12のヘッド部12aとバックプレート14の間の先端部にチャンネル16が挟持されて、ハンドル12とバックプレート14とチャンネル16は組み立てられて分解可能に一体化される。図3、図4はこのようにして組み立てられたスクイジー10を背面側、正面側から見た状態をそれぞれ示す。ラバー22の前縁部22aは窓ガラス表面から洗浄液を掻き落とせるようにチャンネル16の前縁部16aから少し突出している。ハンドル12の先端のヘッド部12aは把持部12bに比べて扁平な扁平部24を構成する。
図3、図4のように組み立てられたスクイジー10に対し、その背面側および正面側のいずれの側にもそのまま取り付け可能な、実施の形態1によるウォッシャーを説明する。図1は実施の形態1による着脱式ウォッシャー30の分解斜視図を示す。ウォッシャー30は、含浸体32、棒状(直棒状)の芯部材34、プレート36、2本の手回し式ねじ38、手回し式ねじ38の抜け止めワッシャー40等を有する。芯部材34には、芯部材34の長さ方向中央部に、支持台42がリベット等で取り付けられている。含浸体32と芯部材34はウォッシャー30の本体部44を構成する。支持台42、プレート36、手回し式ねじ38、抜け止めワッシャー40は本体部44をスクイジー10に着脱自在に取り付ける取付部46を構成する。
芯部材34は例えば、チャンネル16と同程度の長さを有する直径10mm前後のアルミ丸パイプ(直管)で構成される。芯部材34の両端部には、ビニール、ゴム等のキャップ48が被せて装着されている。芯部材34には、芯部材34の長さ方向の中央部に、支持台42が2個のブラインドリベット(引き抜きリベット)50で留めて取り付けられている。支持台42は例えば、厚さが1.5mm前後のアルミ板で構成されている。
支持台42の構成を図5、図6の拡大図を参照して説明する。支持台42はベース部42aと、ベース部42aの長さ方向の両端部付近でベース部42aから直角に折り曲げられた背部42b,42cを有する。芯部材34はベース部42aと背部42b,42cの各内面に支持された状態で、2個のブラインドリベット50によりベース部42aに固定されている。ベース部42aには、ベース部42aの長さ方向の両端部よりも中央寄りの2箇所の位置に、雌ねじ付きリベット52が取り付けられている。すなわち、雌ねじ付きリベット52は、ベース部42aの面に対し芯部材34が配置された側と反対側に向けて直角に突出した状態に、ベース部42aに取り付けられている。雌ねじ付きリベット52の突出した先端面には、雌ねじが開口している。2個の雌ねじ付きリベット52,52の配置間隔は、スクイジー10の扁平部24をリベット52,52の間の空間に収容できる間隔に設定されている。ベース部42aの、2個の雌ねじ付きリベット52の間の位置には、2個の丸穴53が形成されている。この丸穴53は、ウォッシャー30をスクイジー10の正面側に取り付ける場合(図13〜図16)に、スクイジー10のねじ18の、ナット20から突出している先端部分18a(図4)を収容する(図16)。これにより丸穴53は、スクイジー10に対するウォッシャー30の大きな位置ずれ(チャンネル16の長さ方向に対する本体部44の長さ方向の傾き等)を抑制する働きをする。
図1において、含浸体32は表面側を起毛した布を使用して、該布を袋状に縫製して作られている。含浸体32の側部には、該側部のほぼ全長に亘り、芯部材34を出し入れするための開口部54が形成されている。含浸体32の開口部54の内周面には、開口部54の長さ方向の両端部付近に、該両端部付近で開口部54を開閉自在に閉じるための2対の面ファスナー56が、開口部54の対向する縁部に沿って縫着されている。含浸体32の開口部54の内周面には、開口部54の長さ方向の両端部よりも中央寄りの2箇所の位置に、ゴム紐58がそれぞれ縫着されている。これらゴム紐58は、芯部材34の左右箇所をそれぞれ通すためのものである。含浸体32には、該含浸体32の長さ方向の中央位置に、該中央位置で開口部54を開閉自在に閉じるための1対の面ファスナー60が、開口部54の対向する縁部に縫着されている。以上の構成によれば、芯部材34の左右箇所をゴム紐58にそれぞれ通しながら、芯部材34を開口部54から含浸体32内に差し込み、次いで左右の面ファスナー56および中央の面ファスナー60を閉じることにより、図7に示す、芯部材34に含浸体32を被せた組み立て部品Aが構成される。
図1において、プレート36は例えば、厚さが2mm前後のアルミ板(平板)で構成されている。プレート36には、プレート36の長さ方向の両端部付近に、2個の手回し式ねじ38の軸部(ねじ部)を通すための2個のねじ通し穴62が形成されている。2個のねじ通し穴62の軸間距離は支持台42の2個の雌ねじ付きリベット52の軸間距離と等しく設定されている。プレート36には、プレート36の長さ方向の両端部よりも中央寄りの2箇所の位置に、2個の丸穴64が形成されている。これら丸穴64は、ウォッシャー30をスクイジー10の背面側に取り付ける場合(図8〜図11)に、スクイジー10のナット20(図4)を収容して(図11)、スクイジー10に対するウォッシャー30の大きな位置ずれを抑制する働きをする。プレート36のねじ通し穴62に手回し式ねじ38の軸部を通し、プレート36の裏面側で、該通された軸部に抜け止めワッシャー40を嵌める。これによりプレート36に手回し式ねじ38が回転自在に装着された組み立て部品B(図8A)が構成される。
図8は、以上の2つの組み立て部品A,Bを相互に組み付けながら、ウォッシャー30をスクイジー10に取り付ける様子を示す。図8ではウォッシャー30をスクイジー10の背面側に取り付ける場合を示している。この組付けおよび取り付けは次のようにして行われる。はじめに図8Aに示すように、スクイジー10の扁平部24を挟んで組み立て部品Aを扁平部24の背面側に配置し、組み立て部品Bを扁平部24の正面側に配置し、両組み立て部品A,Bを、手回し式ねじ38の先端部と雌ねじ付きリベット52の先端部が突き当たる位置まで接近させる。このとき、扁平部24を2組の手回し式ねじ38の軸部および雌ねじ付きリベット52で挟まれた空間に配置する。次いで、2個の手回し式ねじ38の軸部を各対面する雌ねじ付きリベット52の雌ねじにきつくねじ込むことにより、図8Bに示すように、ウォッシャー30が組み立てられ、これと同時に、支持台42とプレート36で扁平部24を厚み方向に挟み付けてウォッシャー30がスクイジー10に取り付けられて、コンビスクイジー70(ウォッシャー付きスクイジー)が完成する。このとき、プレート36の丸穴64にスクイジー10のナット20が収容される。また、支持台42のベース部42aはハンドル12のヘッド部12aに支持され、プレート36はバックプレート14に支持されて、ベース部42aとプレート36は互いにほぼ平行となる。以上でスクイジー10に対するウォッシャー30の取り付けが完了する。
図9、図10は以上のようにして完成したコンビスクイジー70を示す。図9はコンビスクイジー70をスクイジー10の背面側から見た状態、図10はコンビスクイジー70をスクイジー10の正面側から見た状態である。また、図11は図10の挟持部72を拡大して示す。挟持部72は対向配置部と締め付け機構を有する。対向配置部はベース部42aとプレート36を対向配置して構成される。締め付け機構は2組の雌ねじ付きリベット52と手回し式ねじ38で構成される。対向配置部(ベース部42aとプレート36)は扁平部24の左右両側方に張り出して配置される張り出し部42p,36pを有し、締め付け機構は張り出し部42p,36pに配置されている。スクイジー10の扁平部24は対向配置部(ベース部42aとプレート36)と締め付け機構(2組の雌ねじ付きリベット52と手回し式ねじ38)で包囲された空間66に通される。この状態で対向配置部間を締め付け機構で締め付けることにより、扁平部24は対向配置部で扁平部24の厚み方向に強く挟み付けられる。これによりスクイジー10とウォッシャー30が一体化されている。また、図11に示すように、プレート36の2個の丸穴64にスクイジー10の2個のナット20が収容されているので、2個の丸穴64の内周面と2個のナット20の外周面との係合により、スクイジー10に対するウォッシャー30の大きな位置ずれが抑制される。
図9、図10のコンビスクイジー70は次のように使用される。含浸体32に洗浄液を含ませて、スクイジー10の背面側を窓ガラス面に向けて、含浸体32で窓ガラス面を擦り、窓ガラス面に洗浄液を塗布する。次いで、コンビスクイジー70の表裏を反転させてスクイジー10の正面側を窓ガラス面に向けて、ラバー22の前縁部22aで窓ガラス面から洗浄液を掻き落とす。このようにして窓ガラスの清掃が行われる。雌ねじ付きリベット52を緩めてウォッシャー30を図8Aのように組み立て部品A,Bに分解することにより、ウォッシャー30をスクイジー10から取り外すことができる。
なお、以上の説明ではナット20をプレート36の丸穴64に収容して係合部を構成したが、プレート36の係合部は丸穴64を設けなくても構成することができる。例えば図12のプレート36’には、丸穴は形成されていない。プレート36'の前縁部36aはナット20の上に載せられ且つねじ18の、ナット20から突出している先端部分18aの側面に係合して支持され、プレート36'の後縁部36bはハンドル12の下面の、ヘッド部12aと把持部12bの境界の、斜めに切り立った切欠12fに係合して支持されている。この状態でプレート36’と支持台42の間を手回し式ねじ38で締め付けることにより、ウォッシャー30はスクイジー10に安定に取り付けられている。あるいは、図示は省略するが、このプレート36’を幅広に形成して、この幅広プレートにナット20を避ける穴又は切欠を形成し、この幅広プレートの前縁部36aをバックプレート14の前寄り箇所の立ち上がり部14bに係合させて支持し、該幅広プレートの後縁部36bをハンドル12の下面の斜めに切り立った切欠12fに係合させて支持して、該広幅プレートと支持台42の間を手回し式ねじ38で締め付けることにより、ウォッシャー30をスクイジー10に安定に取り付けることもできる。
図13〜図16は図8〜図11とは逆に、ウォッシャー30をスクイジー10の正面側に取り付けたコンビスクイジー70’を示す。このコンビスクイジー70’は図8〜図11のコンビスクイジー70と全く同じ構成部品で構成される。コンビスクイジー70’はコンビスクイジー70に比べて、スクイジー10に対するウォッシャー30の取り付け方向が表裏反転するだけで、図8〜図11について説明したのと同様な方法で取り付け、取り外しを行うことができる。ウォッシャー30をスクイジー10の正面側に取り付けた場合は、図16に示すように(図16は説明の便宜上、含浸体32を外した状態で示している)、スクイジー10の2個のねじ18の、2個のナット20から突出している先端部分18aがベース部42aの2個の丸穴53にそれぞれ収容されると、2個の丸穴53の内周面と2個のねじ先端部分18aの外周面との係合により、スクイジー10に対するウォッシャー30の大きな位置ずれが抑制される。
図13〜図16のコンビスクイジー70’は次のように使用される。含浸体32に洗浄液を含ませて、スクイジー10の正面側を窓ガラス面に向ける。この状態で含浸体32とラバー22を窓ガラス表面に同時に当たる姿勢に保って窓ガラス表面を掻く。これにより、含浸体32で窓ガラス表面に洗浄液を塗りながら、同時にラバー22で窓ガラス表面から洗浄液を掻き落とすことができる。このようにして効率よく清掃作業を行うことができる。
なお、ウォッシャー30をスクイジー10の正面側に取り付ける場合も図12(丸穴なしプレート36’で係合部を構成する一例)と同様に、ベース部42aに丸穴53を設けずにベース部42aに係合部を構成することができる。図17はそのように構成した一例を示す。図17は説明の便宜上、含浸体32を外した状態で示している。ベース部42a’には、丸穴は形成されていない。ベース部42a’の前縁部42dは、ナット20の上に載せられ且つねじ18の、ナット20から突出している先端部分18aの側面に係合して支持されている。ベース部42a’の後縁部42eは、ハンドル12の下面の斜めに切り立った切欠12fに係合して支持されている。この状態でプレート36と支持台42の間を手回し式ねじ38で締め付けることにより、ウォッシャー30はスクイジー10に安定に取り付けられている。このときスクイジー10の背面側でプレート36の前縁部(図12の前縁部36aに相当する部分)を、ハンドル12のヘッド部12aから少し突出しているねじ18の頭部の側面または傾斜面に係合させて支持することもできる。あるいは、プレート36に代えて、図12に関連して説明した前記幅広プレートを使用して、この幅広プレートの前縁部をハンドル12のヘッド部12aの前寄り箇所の立ち上がり部12g(図2、図3)に係合させて支持することもできる。
なお、実施の形態1では芯部材34に支持台42を取り付けたが、芯部材34を頑丈に構成すれば、芯部材34に手回し式ねじ38を直接ねじ込むこともできる。そのようにすれば支持台42を省くこともできる。この場合、芯部材34自身が取付部の一部を兼ねることになる。
また、実施の形態1では扁平部24の左右両側でベース部42aとプレート36をねじ38を用いて締め付けを行ったが、これに代えて例えば扁平部24の左右一方側でベース部42aとプレート36をヒンジ連結し、左右他方側でベース部42aとプレート36をねじまたはバックルを用いて連結して締め付けを行うこともできる。
《実施の形態2》
この発明の着脱式ウォッシャーの実施の形態2を説明する。これは実施の形態1の支持台42のベース部42aの上に補助プレートを追加して設置し、この補助プレートとプレート36の間で扁平部24を挟み付けるようにしたものである。この着脱式ウォッシャーは、実施の形態1と同様に、図2〜図4のスクイジー10の背面側、正面側のいずれにも着脱自在に取り付けることができる。実施の形態2において実施の形態1と対応する箇所には、実施の形態1で使用したものと同じ符号を用いる。図18は実施の形態2による着脱式ウォッシャー74の分解斜視図を示す。ウォッシャー74は、含浸体32、棒状(直棒状)の芯部材34、プレート36、2本の手回し式ねじ38、ワッシャー76、手回し式ねじ38の抜け止めワッシャー40等を有する。芯部材34には、芯部材34の長さ方向中央部に、支持台42がリベット等で取り付けられている。支持台42の上には、補助プレート78がリベット等で取り付けられている。補助プレート78は、プレート36と同様に例えば、厚さが2mm前後のアルミ板(平板)で構成されている。含浸体32と芯部材34はウォッシャー74の本体部44を構成する。補助プレート78を備えた支持台42、プレート36、手回し式ねじ38、ワッシャー76、抜け止めワッシャー40は、本体部44をスクイジー10に着脱自在に取り付ける取付部46を構成する。
支持台42および補助プレート78の構成を図19、図20の拡大図を参照して説明する。芯部材34には、芯部材34の長さ方向の中央部に、支持台42が2個のブラインドリベット50で留めて取り付けられている。支持台42のベース部42aの上には、2個の雌ねじ付きリベット80が取り付けられている。雌ねじ付きリベット80の上には、補助プレート78が支持される。補助プレート78の上方からねじ82を補助プレート78に形成されたねじ通し穴(図示せず)を通して雌ねじ付きリベット80の雌ねじにねじ込むことにより、補助プレート78は雌ねじ付きリベット80を介して支持台42に連結される。補助プレート78の上には、補助プレート78の長さ方向の両端部付近に2個の雌ねじ付きリベット84が取り付けられている。図20に示すように、補助プレート78には、補助プレート78の前縁部の左右2箇所に、切欠86が形成されている。切欠86は、ウォッシャー74をスクイジー10の正面側に取り付ける場合に、ナット20に係合する。
芯部材34には、含浸体32(図18)が、実施の形態1で説明したのと同様の手順で被せられる。図21は芯部材34に含浸体32が被せられて構成された組み立て部品Aを示す。また、手回し式ねじ38(図18)の軸部にワッシャー76が装着され、該軸部はプレート36のねじ通し穴62に通され、プレート36の裏面側で該軸部に抜け止めワッシャー40が嵌められる。これにより、プレート36に手回し式ねじ38が回転自在に装着された組み立て部品Bが構成される(組み立て部品Bの個別の図示は省略)。
組み立て部品A,Bは次の手順でスクイジー10に取り付けられる。2個の雌ねじ付きリベット84の間の空間にスクイジー10の扁平部24を配置し、雌ねじ付きリベット84の上にプレート36を配置し、プレート36に取り付けられた手回し式ねじ38の軸部を雌ねじ付きリベット84の雌ねじに強くねじ込む。これにより補助プレート78とプレート36とで扁平部22を挟み付けて、ウォッシャー74はスクイジー10に取り付けられる。
図22、図23はウォッシャー74をスクイジー10の背面側に取り付けたコンビスクイジー88を示す。図22はコンビスクイジー88をスクイジー10の背面側から見た状態、図23はコンビスクイジー88をスクイジー10の正面側から見た状態である。また、図24は図23の挟持部72を拡大して示す。挟持部72は対向配置部と締め付け機構を有する。対向配置部は補助プレート78とプレート36を対向配置して構成される。締め付け機構は2組の雌ねじ付きリベット84と手回し式ねじ38で構成される。対向配置部(補助プレート78とプレート36)は、扁平部24の左右両側方に張り出して配置される張り出し部78p,36pを有する。締め付け機構は張り出し部78p,36pに配置されている。スクイジー10の扁平部24は対向配置部(補助プレート78とプレート36)と締め付け機構(2組の雌ねじ付きリベット84と手回し式ねじ38)で包囲された空間66に通される。この状態で対向配置部間を締め付け機構で締め付けることにより、扁平部24は対向配置部で扁平部24の厚み方向に強く挟み付けられる。これによりスクイジー10とウォッシャー74が一体化されている。また、図24に示すように、プレート36の2個の丸穴64にスクイジー10の2個のナット20が収容されているので、2個の丸穴64の内周面と2個のナット20の外周面との係合により、スクイジー10に対するウォッシャー74の大きな位置ずれが抑制される。
図25〜図27は図22〜図24とは逆に、ウォッシャー74をスクイジー10の正面側に取り付けたコンビスクイジー88’を示す。図27は説明の便宜上、含浸体32を外した状態で示している。このコンビスクイジー88’は図22〜図24のコンビスクイジー88と全く同じ構成部品で構成される。ウォッシャー74をスクイジー10の正面側に取り付けた場合は、図27に示すように、スクイジー10の2個のナット20の一部が補助プレート78の2個の切欠86に収容され、2個の切欠86の内周面と2個のナット20の外周面との係合により、スクイジー10に対するウォッシャー74の大きな位置ずれが抑制される。
《実施の形態3》
この発明の着脱式ウォッシャーの実施の形態3を説明する。これは線ばね材を曲げ加工して挟持部を構成したものである。図28は実施の形態3による着脱式ウォッシャー90の分解斜視図および着脱式ウォッシャー90を着脱自在に取り付け可能な在来のスクイジー91を示す。スクイジー91はUNGER社製「ERGOTEC」(登録商標)のハンドルを使用した場合を正面側から見た状態で示す。スクイジー91はハンドル92と、金属製のバックプレート94と、金属製のチャンネル96と、2本のねじ98と、2個のナット100と、チャンネル96にその長さ方向に沿って装着されたラバー102とで構成される。ハンドル92は金属製のヘッド部92aと合成樹脂製の把持部92bを有し、ヘッド部92aと把持部92bを一体に連結して構成されている。ヘッド部92aは把持部92bに比べて幅広の扇状に形成されている。バックプレート94はヘッド部92aの正面側の凹所92eに収容される大きさの扇状に形成されている。ハンドル92のヘッド部92aの正面側の凹所92eに板ばね式バックプレート94を収容し、ヘッド部92aとバックプレート94の間の先端部にチャンネル96を挟み込み、2組のねじ98とナット100でヘッド部92aとバックプレート94を締め付けることにより、ハンドル92とバックプレート94は相互に連結されかつハンドル92のヘッド部92aとバックプレート94の間の先端部にチャンネル96が挟持されて、ハンドル92とバックプレート94とチャンネル96は組み立てられて分解可能に一体化される。板ばね式バックプレート94の後部を指で強く押すことにより、バックプレート94の前部をねじ98の位置を中心に上方に回動させて、ハンドル92からチャンネル96をワンタッチで外し、またワンタッチで取り付けることができる。ハンドル92の先端のヘッド部92aは把持部92bに比べて扁平な扁平部104を構成する。
ウォッシャー90はスクイジー91の背面側に着脱自在に取り付け可能である。ウォッシャー90の構成を説明する。ウォッシャー90は含浸体112および棒状(直棒状)状の芯部材114を有する。含浸体112と芯部材114はウォッシャー90の本体部115を構成する。芯部材114には、芯部材114の長さ方向中央部に、本体部115をスクイジー91に着脱自在に取り付ける取付部113が取り付けられている。
芯部材114は例えば、チャンネル96と同程度の長さで、幅が12mm前後、厚さが1mm前後のL型アルミ板で構成される。芯部材114の両端部には、ビニール、ゴム等のキャップ118が被せて装着されている。
含浸体112は実施の形態1,2の含浸体32と概ね同じ構造に形成されている。すなわち、含浸体112は表面側を起毛した布を使用して、該布を袋状に縫製して作られている。含浸体112の側部には、該側部のほぼ全長に亘り、芯部材114を出し入れするための開口部116が形成されている。含浸体112の開口部116の内周面には、開口部116の長さ方向の両端部付近に、該両端部付近で開口部116を開閉自在に閉じるための2対の面ファスナー117が、開口部116の対向する縁部に沿って縫着されている。含浸体112の開口部116の内周面には、開口部116の長さ方向の両端部よりも中央寄りの2箇所の位置に、ゴム紐119がそれぞれ縫着されている。これらゴム紐119は、芯部材114の左右箇所をそれぞれ通すためのものである。含浸体112には、含浸体112の長さ方向の中央位置に、該中央位置で開口部116を開閉自在に閉じるための1対の面ファスナー120が、開口部116の対向する縁部に縫着されている。以上の構成によれば、芯部材114の左右箇所をゴム紐119にそれぞれ通しながら、芯部材114を開口部116から含浸体112内に差し込み、次いで左右の面ファスナー117および中央の面ファスナー120を閉じることにより、図29に示すように組み立てられたウォッシャー90が構成される。
芯部材114に取り付けられた取付部113の構成を図30、図31の拡大図を参照して説明する。芯部材114には、芯部材114の長さ方向の中央部の裏面に、2個の雌ねじ付きリベット122が取り付けられている。両雌ねじ付きリベット122の軸部には、1枚の透明ビニールワッシャー124が共通に嵌められている。両雌ねじ付きリベット122には、1本の線ばね材を曲げ加工して構成された線ばね126が共通に取り付けられている。線ばね126は、その長さ方向の中間位置に形成された折り返し部126a、折り返し部126aを挟んで対向配置された2本の線部126b,126c、2本の線部126b,126cの自由端部に形成された鈎部126d,126e、一方の線部126cに形成された2箇所の巻き回し部126f、一方の線部126cに形成された2箇所の折り曲げ部126g,126h、他方の線部126bに形成された2箇所の折り曲げ部126i,126jを有する。各巻き回し部126fの中空部に雌ねじ付きリベット122をそれぞれ通して、雌ねじ付きリベット122の雌ねじにねじ128をそれぞれねじ込むことにより、線ばね126は芯部材114の裏面側に取り付けられる。鈎部126d,126eは手操作で自在に、互いに掛けたり、外したりできる。図30、図31では鈎部126d,126eを互いに外した状態で示している。2本の対向する線部126b,126cの間には、スクイジー91の扁平部104(図28)を通して収容する空間130が形成されている。
スクイジー91に対するウォッシャー90の取り付けは次のように行われる。図29のように芯部材114に含浸体112を被せてウォッシャー90を組み立てた状態で、線ばね126の鈎部126d,126eを互いに外す。スクイジー91の背面側にウォッシャー90を配置する姿勢で、扁平部104を鈎部126d,126eの間から線ばね126の空間130に滑り込ませる。扁平部104が空間130に収容されたら、扁平部104が扁平部104の厚みにより空間130を押し拡げる(すなわち鈎部126d,126e間の距離を拡げる)力に抗して、手操作で鈎部126d,126eを接近させて互いに掛けて空間130を閉じる。このとき、折り曲げ部126i,126jにスクイジー91のナット100を掛けて係合させる。これにより、ウォッシャー90はスクイジー91の背面側に安定に取り付けられる。
図32、図33はウォッシャー90をスクイジー91の背面側に取り付けたコンビスクイジー132を示す。図32はコンビスクイジー132をスクイジー91の背面側から見た状態、図33はコンビスクイジー132をスクイジー91の正面側から見た状態である。また、図34は図33の挟持部134を拡大して示す。図35は挟持部134の背面側を示す。図34に示すように、線部126bは、ヘッド部92aの下面左右の2箇所の切欠92cと、2個のナット100に強く係合している。また、図35に示すように、線部126cを固定している2個のねじ128の頭部がヘッド部92aの表面に、またはねじ98の頭部に、強く係合している。挟持部134は対向配置部と締め付け機構を有する。対向配置部は線部126b,126cを対向配置して構成される。締め付け機構は折り返し部126aと鈎部126d,126eで構成される。対向配置部(線部126b,126c)は扁平部104の左右両側方に張り出して配置される張り出し部126bp,126cpを有し、締め付け機構は張り出し部126bp,126cpに配置されている。スクイジー91の扁平部104は対向配置部(線部126b,126c)と締め付け機構(折り返し部126aと鈎部126d,126e)で包囲された空間130に通されている。扁平部104は、対向配置部間を締め付け機構で締め付けることにより、対向配置部で扁平部104の厚み方向に強く挟み付けられている。これによりスクイジー91とウォッシャー90が一体化されている。また、図34に示すように、線部126bの折り曲げ部126i,126jの内周面と2個のナット100の外周面との係合により、スクイジー91に対するウォッシャー90の大きな位置ずれが抑制される。
なお、前記各実施の形態では、挟持部はハンドルの扁平部のみを挟持するようにしたが、挟持部は、扁平部を挟持するのに加えて、把持部も挟持するように構成することもできる。
10,91…スクイジー、12,92…ハンドル、12b,92b…把持部、12f…スクイジーのハンドルの下面の斜めに切り立った切欠、12g…スクイジーのハンドルのヘッド部の前寄り箇所の立ち上がり部、14b…スクイジーのバックプレートの前寄り箇所の立ち上がり部、16,96…チャンネル、18,98…チャンネル取り付け用ねじ、20,100…ナット、24,104…扁平部、30,74,90…着脱式ウォッシャー、32,112…含浸体、36,42a…対向配置部(板、36…プレート、42a…ベース部)、36,78…対向配置部(36…プレート、78…補助プレート)、36a…プレートの前縁部(係合部)、36b…プレートの後縁部(係合部)、36p,42p…張り出し部、36p,78p…張り出し部、38,52…締め付け機構(ねじ、38…手回し式ねじ、52…雌ねじ付きリベット)、38,84…締め付け機構(ねじ、38…手回し式ねじ、84…雌ねじ付きリベット)、42d…ベース部の前縁部(係合部)、42e…ベース部の後縁部(係合部)、44,115…本体部、46,113…取付部、53…丸穴(係合部)、64…丸穴(係合部)、66,130…空間、72,134…挟持部、86…切欠(係合部)、126…線ばね、126a,126d,126e…締め付け機構(126a…折り返し部、126d,126e…鈎部(自由端部間を締め付ける機構))、126b,126c…線部(対向配置部)、126bp,126cp…張り出し部、126i,126j…折り曲げ部(係合部)

Claims (3)

  1. 着脱式ウォッシャーにおいて、
    前記着脱式ウォッシャーは、ハンドルの先端の扁平部にチャンネルを取り付けたスクイジーに、該スクイジーを分解することなく着脱自在に取り付けて使用可能であって、前記ハンドルの前記扁平部は該ハンドルの把持部に比べて扁平であり、かつ、前記ハンドルの中心線を通りかつ前記チャンネルの長さ方向に直交する面で切断した断面で見て、前記扁平部は前記把持部に比べて厚さが薄く構成されているものであり、
    前記着脱式ウォッシャーは、含浸体を有する本体部と、前記本体部を前記ハンドルに着脱自在に取り付ける取付部を有し、
    前記取付部は、前記ハンドルの前記扁平部着脱自在に挟み付ける挟持部を有し、
    前記挟持部は、
    前記ハンドルの前記扁平部を該扁平部の厚み方向に挟んで相互に対向配置される対向配置部と、
    前記対向配置部相互間を締め付けて該対向配置部を前記ハンドルの扁平部に挟み付ける締め付け機構を有し、
    前記締め付け機構は前記扁平部を貫通せずに前記対向配置部相互間を締め付ける構成を有し、
    前記挟持部は、前記対向配置部と前記締め付け機構で全周が包囲される空間を形成し、
    前記空間は扁平な開口形状を有しかつ該開口形状の長手方向は前記本体部の長手方向と平行に配置され、
    前記ハンドルの前記扁平部を前記空間に通して、前記対向配置部間を前記締め付け機構で締め付けて、該扁平部を該対向配置部で該扁平部の厚み方向に挟み付けることにより、前記着脱式ウォッシャーは前記スクイジーに着脱自在に取り付けられるように構成されており、
    前記対向配置部は前記ハンドルの扁平部を該扁平部の厚み方向に挟んで相互に対向配置される2枚の板を有し、
    前記締め付け機構は前記2枚の板間を締め付けるねじを有する
    着脱式ウォッシャー。
  2. 前記2枚の板は前記ハンドルの扁平部の左右両側方に張り出して配置される張り出し部を有し、
    前記締め付け機構は前記左右の張り出し部で前記2枚の板間を締め付ける
    請求項1に記載の着脱式ウォッシャー。
  3. 前記2枚の板の少なくとも一方は、前記スクイジーの扁平部に取り付けられたチャンネル取り付け用ねじ、該ねじにねじ込まれたナット、スクイジーのハンドルの下面の斜めに切り立った切欠、スクイジーのバックプレートの前寄り箇所の立ち上がり部、スクイジーのハンドルのヘッド部の前寄り箇所の立ち上がり部のうちの少なくともいずれか1つに係合可能な係合部を有する請求項1または2に記載の着脱式ウォッシャー
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