JP4700118B2 - スクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法および改造用部品 - Google Patents

スクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法および改造用部品 Download PDF

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この発明は窓の掃除用具であるスクイジー(スクイジー専用型掃除用具)をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法および改造用部品に関する。
窓の掃除用具としてスクイジー(水切り)とウォッシャー(濡らし棒)がある。スクイジーはハンドル(把持具)の先端にチャンネル(横棒)を取り付けて構成される。チャンネルにはその長手方向に沿ってラバー(長尺のゴム等の弾性板)が装着される。ラバーの前縁部はチャンネルの前縁部から少し突出する。ウォッシャーはハンドル(把持具)の先端に横棒を取り付けて構成される。横棒には布製等の含浸体(スリーブ)が被せられる。ガラス窓の掃除(洗浄)は、始めに含浸体に洗浄液を含浸させたウォッシャーでガラス表面に洗浄液を塗り広げ、次いでスクイジーでガラス表面から洗浄液を掻き落とすことにより行われる。
スクイジーとウォッシャーを使用した窓の掃除は、例えばスクイジーとウォッシャーを左右の手で別々に持って一方の手でウォッシャーを操作してガラス表面に洗浄液を塗りながら、他方の手でスクイジーを操作してガラス表面から洗浄液を掻き落とすことにより行われる。あるいは片手のみを使用して、始めにウォッシャーを持ってガラス表面に洗浄液を塗り、次いでスクイジーに持ち替えてガラス表面から洗浄液を掻き落とすことにより行うこともできる。スクイジーとウォッシャーを使用して高い位置の窓を掃除する場合は長尺のポールが使用される。すなわちポールの先端にスクイジーとウォッシャーを交互に装着し、ポールの下部を両手で支えてスクイジーまたはウォッシャーを操作する。
前記片手のみを使用してウォッシャーとスクイジーを持ち替えて操作する方法では、ウォッシャーとスクイジーを持ち替えたり、この持ち替えに伴って、使用する方の用具を作業者の腰部に取り付けたバケット(腰袋)から取り出し、代わりに使用しない方の用具をこのバケットに一時的に保管する操作が必要となり作業効率が悪かった。また前記ポールを使用して高い位置の窓を掃除する方法では、ポールの先端にスクイジーとウォッシャーを付け替える操作が必要となり作業効率が悪かった。
そこでこれらの問題点に着目してスクイジーとウォッシャーを一体化したスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具が提案されている。従来のスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具としては例えば下記特許文献に記載されたものがある。また現在市販されているスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具製品もある。スクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具によれば、1本のハンドルを、握ったまま半回転させることにより、スクイジー側とウォッシャー側を切り換えて使用することができるので、スクイジーとウォッシャーを持ち替えたり、ポールの先端にスクイジーとウォッシャーを付け替えたりする必要がなくなり、作業効率が向上する。
米国特許明細書第2904806号 米国特許明細書第3789451号 実開昭52−139670号公報 実開昭60−168445号公報 特開2007−117488号公報 特開平9−140452号公報
前記各特許文献に記載のあるいは現在市販のスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具はいずれもはじめから一体型として設計されているものである。したがってスクイジー(スクイジー専用品(スクイジー専用型掃除用具))をすでに所有している者がスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具を新たに欲しい場合には、スクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具を別途購入する必要があった。また現在スクイジーを所有していない者であって、スクイジー(スクイジー専用品)とスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具の双方を欲しい者は、これら双方とも購入しなければならなかった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、スクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法および改造用部品を提供しようとするものである。
この発明の第1の改造方法は、ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレート(裏板)と、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法であって、洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを用意し、該ウォッシャーには該ウォッシャーが前記ハンドルの上面側に配置されたときに該ハンドルのヘッド部のねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴(雌ねじが形成され雄ねじをねじ込む穴)またはねじ通し穴(雄ねじをねじ込まずに通す穴)を形成し、該ハンドルのヘッド部の下面に前記バックプレートを配置し、該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟み込み、前記ウォッシャーを前記ハンドルのヘッド部の上面に配置し、前記ウォッシャーのねじ穴またはねじ通し穴と前記ハンドルのヘッド部のねじ通し穴と前記バックプレートのねじ通し穴の位置を相互に合わせてねじを通して、前記ハンドルと前記バックプレートと前記ウォッシャーを少なくとも2箇所で相互にねじ止めして、該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルと該ウォッシャーを分解可能に一体化するものである。この発明の第2の改造方法は、ウォッシャーをバックプレートの下面に配置するものである。この発明の第3の改造方法は、ウォッシャーをハンドルのヘッド部の上面とバックプレートの下面にそれぞれ配置するものである。またこの発明の改造方法は、ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルとを有し、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて、該ハンドルと該バックプレートとを相互に連結しかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化する構造を有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法であって、洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを用意する工程と、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に前記チャンネルを配置する工程と、前記ハンドルのヘッド部の上面側と前記バックプレートの下面側のいずれか一方または両方に前記ウォッシャーを配置する工程と、前記ハンドルのヘッド部および前記バックプレートに形成されたねじ通し穴にねじを貫通させて前記ハンドルと前記バックプレートとを相互に連結しかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持し、かつ該ねじで前記ウォッシャーを前記ハンドルのヘッド部の上面側と前記バックプレートの下面側のいずれか一方または両方に装着して、該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルと該ウォッシャーを一体化する工程とを具備してなるものである。
この改造方法によれば、在来のスクイジー(スクイジー専用型掃除用具)を所有している者は、この発明による改造用部品を購入すれば、スクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造することができる。また現在スクイジーを所有していない者であって、スクイジーとスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具の双方を欲しい者は、在来のスクイジー(スクイジー専用型掃除用具)とこの発明による改造用部品を購入すれば、スクイジーとスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具の両方に使うことができる。また現在市販のスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具はハンドルが2本に枝分かれしていてそれぞれスクイジーとウォッシャーを支持するように構成されているので、ハンドルの重量がスクイジー専用品(スクイジー専用型掃除用具)のハンドルに比べて増加し、作業者の負担が大きかったが、この発明の改造方法(特に第1、第2の改造方法)によればスクイジー専用品のハンドルをそのまま利用するので、ハンドルの重量の増加が無く、作業者の負担を軽減することができる。またこの発明の第3の改造方法によればチャンネルの上下両側にウォッシャーが配置されているので、作業形態に応じてウォッシャーを選択して使用することができる。
なおこの出願で開示する改造用部品には、特許請求の範囲に記載したもの以外に次が含まれている。
・ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法に使用される改造用部品であって、
洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーの構成部品であって、剛性を有し、前記ハンドルの上面側に着脱自在に装着され、前記含浸体が着脱自在に被せられる棒状の芯部材を具備し、
該芯部材は前記ハンドルの上面側に配置されたときに前記ハンドルのヘッド部のねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を有するものである改造用部品。
・ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法に使用される改造用部品であって、
洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーの構成部品であって、剛性を有し、前記バックプレートの下面側に着脱自在に装着され、前記含浸体が着脱自在に被せられる棒状の芯部材を具備し、
該芯部材は前記バックプレートの下面側に配置されたときに前記バックプレートのねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を有するものである改造用部品。
・前記ねじ穴またはねじ通し穴に差し込むねじとして、改造前のスクイジーにおいて前記ハンドルと前記バックプレートと前記チャンネルを一体化するのに使用されていた前記ねじよりも長尺のねじをさらに具備する。
この発明の第1の改造方法の実施の形態を示す図で、図2の在来のスクイジーの構成部品と改造用部品を利用してこの発明の改造方法によりスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する場合の構成部品を示す斜視図である。 在来のスクイジーの構成部品を示す斜視図である。 図2の構成部品を組み立てて構成される在来のスクイジーを上面側から見た斜視図である。 図3のスクイジーを下面側から見た斜視図である。 図1の芯部材24に台座23を取り付ける方法を示す断面図(芯部材24は短手方向の断面を示す)である。 図1の構成部品を含浸体を除き組み立てた構造体を示す上面側から見た斜視図である。 図6の構造体を下面側から見た斜視図である。 図1の構成部品を組み立てて完成したスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具を示す上面側から見た斜視図である。 図8のスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具を下面側から見た斜視図である。 図9のスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具の断面図である。 この発明の第2の改造方法の実施の形態によるスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具36を図10と同じ位置で切断した断面図である。 この発明の第3の改造方法の実施の形態によるスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具36を図10、図11と同じ位置で切断した断面図である。
《第1の改造方法の実施の形態》
この発明の第1の改造方法の実施の形態を説明する。始めにこの発明の第1の改造方法の改造方法で使用する在来のスクイジーを図2〜図4を参照して説明する。図2は在来のスクイジーの構成部品を示す。図2ではETTORE社製「Master Squeegee」を使用した場合を示しているが、他社製品にも同様の形態のものがある。スクイジー10は金属製のハンドル(把持具)12と、金属製のバックプレート(裏板)14と、金属製のチャンネル(横棒)16と、2本のねじ18と、2個のナット20と、チャンネル16にその長手方向に沿って装着されたラバー(長尺のゴム等の弾性板)22とで構成される。
ハンドル12の先端のヘッド部12aは把持部12bに比べて幅広に形成され、2箇所にねじ通し穴12cが形成されている。バックプレート14にはヘッド部12aのねじ通し穴12cに対面する2箇所にねじ通し穴14aが形成されている。ハンドル12のヘッド部12aの下面にバックプレート14を配置し、ヘッド部12aとバックプレート14の間にチャンネル16を挟み込み、2本のねじ18をハンドル12の上面側からねじ通し穴12c,14aに差し込み、バックプレート14の下面側に突出するねじ18の端部にそれぞれナット20をねじ込んで締め付けることにより、ハンドル12とバックプレート14は相互に連結されかつハンドル12のヘッド部12aとバックプレート14の間にチャンネル16が挟持されて、ハンドル12とバックプレート14とチャンネル16は組み立てられて分解可能に一体化される。図3、図4はこのようにして組み立てられたスクイジー10を上面側、下面側から見た状態をそれぞれ示す。ラバー22の前縁部22aはガラス表面から洗浄液を掻き落とせるようにチャンネル16の前縁部16aから少し突出している。
次に上記在来のスクイジー10を改造用部品を使用してスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法について図1、図5〜図10を参照して説明する。図1は改造したスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具の構成部品を示す。ハンドル12と、バックプレート14と、ラバー22を装着したチャンネル16は在来のスクイジー10で使用されていたものである。改造用部品として台座23付きの芯部材24と、含浸体26と、ねじ28が追加されている。芯部材24と含浸体26とでウォッシャー30を構成する。図1では芯部材24と含浸体26は下面側(裏面側)を示している。ねじ28は在来のスクイジー10(図2)で使用されていたねじ18に代わるもので、在来のねじ18よりも長尺のものである。台座23内にはねじ28の端部をねじ込むねじ穴23c(図5、図10)が形成されているので、在来のスクイジー10で使用されていたナット20はこの実施の形態では使用しない。
芯部材24の構成について説明する。芯部材24はチャンネル16と同程度の長さを有する例えば3mm程度の板厚を有するアルミ平板等で構成される。芯部材24の面には軽量化のために多数の穴24aが打ち抜かれている。芯部材24の下面の長手方向中央部には2個の台座23が突出形成されている。この台座23はこの実施の形態ではブラインドナットで構成している。ブラインドナットは頭部にフランジが形成され内面下部に雌ねじを切ってねじ穴が形成された筒状の締結部品で、板状部材に形成した穴に差し込んで工具でかしめて該板状部材に取り付けられるものである。この実施の形態では、図5に工程(1)で示すように、芯部材24にブラインドナット23よりもわずかに大径の丸穴24bを2箇所形成するとともに、芯部材24の上面にブラインドナット23のフランジ23aを収容するための円形の凹所24cを丸穴24bと同軸に形成する。本出願人の調査によれば、ハンドル12の2箇所のねじ通し穴12cの配置間隔(=バックプレート14の2箇所のねじ通し穴14aの配置間隔)はメーカーが異なっても同一であるものが多いことが分かった。したがって1種類の芯部材24を用意すれば異なるメーカーのスクイジーに組み合わせることができる。
次いで図5に工程(2)で示すように、各丸穴24bにブラインドナット23を差し込み、工具を用いてブラインドナット23に軸方向に圧力を加えることにより、ブラインドナット23の薄肉部23bが外側に広がって丸穴24bに圧接される。このようにして、2個のブラインドナット23が芯部材24に取り付けられて一体化され、2個の台座23が一体に取り付けられた芯部材24が作られる。台座23の内面下部には雌ねじが切られてねじ穴23cが形成されている。
含浸体26は表面側を起毛した布を袋状に縫製して作られている。ただしこの実施の形態では洗浄液の含水量を少なくして軽量化するために、袋の裏側(ハンドル12のヘッド部12aに対面する側)は大きく切り取られている。すなわち含浸体26は芯部材24の表面側だけに配置されたパッド(当て布)状に構成されている(図1、図10参照)。含浸体26の裏面側の長手方向の複数箇所にはゴム紐32が縫いつけられている。含浸体26とゴム紐32の間に芯部材24を通すことにより芯部材24に含浸体26が被せられる。芯部材24をハンドル12に取り付けた状態で含浸体26を芯部材24に着脱できるようにするために、全ゴム紐32のうち左右一方側に位置するものは2分割とされ、含浸体26を芯部材24に被せた後に結び合わされる。
図1の構成部品を使用してスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具を組み立てる手順を説明する。ハンドル12のヘッド部12aの下面にバックプレート14を配置し、ヘッド部12aとバックプレート14の間にチャンネル16を挟み込み、ヘッド部12aの上面にチャンネル16と平行に芯部材24を配置し、2本のねじ28をバックプレート14の下面側からねじ通し穴14a,12cに通して台座23のねじ穴23cにねじ込んで締め付ける。これによりハンドル12と、バックプレート14と、チャンネル16と、芯部材24が組み立てられて分解可能に一体化される。図6、図7はこのようにして組み立てられた、含浸体26を装着する前の構造体を上面側、下面側から見た状態をそれぞれ示す。
次いで芯部材24の長手方向一方側の部分を含浸体26とゴム紐32との間に通して芯部材24に含浸体26を被せ、芯部材24の長手方向他方側の部分に2分割されたゴム紐32を掛けて結ぶことにより、芯部材24に含浸体26を取り付ける。これで組み立てを完了する。図8、図9はこのようにして組み立てたスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具34を上面側、下面側から見た状態をそれぞれ示す。また図10は適宜の位置で切断したその断面図を示す。このようにして完成したスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具34は、ハンドル12を握ったまま半回転させることにより、スクイジー側とウォッシャー側を切り換えて使用することができる。またスクイジー単体として使用したいときは、一旦分解して図3、図4のように組み直せばよい。
なお前記第1の改造方法の実施の形態では台座23にねじ穴23cを形成してこのねじ穴23cにねじ28をねじ込むようにしたが、これに代えて台座23と芯部材24にそれぞれねじ通し穴を形成し、芯部材24の上面側から各ねじ通し穴にねじを通してバックプレート14の下面側に突出するねじの端部にナットをねじ込んで締め付けることにより組み立てることもできる。また前記第1の改造方法の実施の形態では台座23を芯部材24に一体に設けたが、別体とすることもできる。この場合は台座23と芯部材24にそれぞれねじ通し穴を形成し、芯部材24の上面側から各ねじ通し穴にねじを通してバックプレート14の下面側に突出するねじの端部にナットをねじ込んで締め付けることにより組み立てることができる。
《第2の改造方法の実施の形態》
この発明の第2の改造方法の実施の形態を説明する。この第2の改造方法の実施の形態は前記第1の改造方法の実施の形態で使用した構成部品をそっくりそのまま使用して、バックプレート14の下面側にウォッシャー30を配置するものである。図11はこの第2の改造方法の実施の形態によるスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具36を前記図10と同じ位置で切断した断面図を示す。第1の改造方法の実施の形態と共通する部分には同一の符号を用いる。スクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具36を組み立てる手順を説明する。ハンドル12のヘッド部12aの下面にバックプレート14を配置し、ヘッド部12aとバックプレート14の間にチャンネル16を挟み込み、バックプレート14の下面にチャンネル16と平行に芯部材24を配置し、2本のねじ28をハンドル12のヘッド部12aの上面側からねじ通し穴12c,14aに通して台座23のねじ穴23cにねじ込んで締め付ける。これによりハンドル12と、バックプレート14と、チャンネル16と、芯部材24が組み立てられて分解可能に一体化される。
次いで前記第1の改造方法の実施の形態と同様に、芯部材24の長手方向一方側の部分を含浸体26とゴム紐32との間に通して芯部材24に含浸体26を被せ、芯部材24の長手方向他方側の部分に2分割されたゴム紐32を掛けて結ぶことにより、芯部材24に含浸体26を取り付ける。これで組み立てを完了する。このようにして完成したスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具36は、ハンドル12を握って、図11に示すように含浸体26とラバー22がガラス表面38に同時に当たる姿勢に保って矢印A方向に引くことにより、洗浄液を含ませた含浸体26でガラス表面38に洗浄液を塗りながら、同時にラバー22でガラス表面38から洗浄液を掻き落とすことができるので、洗浄液の塗布と書き落としを別工程で行う場合に比べて非常に効率よく掃除作業を行うことができる。このスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具36をスクイジー単体として使用したいときは前記第1の改造方法の実施の形態と同様に、一旦分解して図3、図4のように組み直せばよい。
なお前記第2の改造方法の実施の形態では台座23にねじ穴23cを形成してこのねじ穴23cにねじ28をねじ込むようにしたが、これに代えて台座23と芯部材24にそれぞれねじ通し穴を形成し、芯部材24の下面側から各ねじ通し穴にねじを通してハンドル12のヘッド部12aの上面側に突出するねじの端部にナットをねじ込んで締め付けることにより組み立てることもできる。また前記第2の改造方法の実施の形態では台座23を芯部材24に一体に設けたが、別体とすることもできる。この場合は台座23と芯部材24にそれぞれねじ通し穴を形成し、芯部材24の下面側から各ねじ通し穴にねじを通してハンドル12のヘッド部12aの上面側に突出するねじの端部にナットをねじ込んで締め付けることにより組み立てることができる。
《第3の改造方法の実施の形態》
この発明の第3の改造方法の実施の形態を説明する。図12はこの第3の改造方法の実施の形態によるスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具40を前記図10、図11と同じ位置で切断した断面図を示す。この第3の改造方法の実施の形態はハンドル12のヘッド部12aの上面とバックプレート14の下面にウォッシャー30’,30をそれぞれ配置するものである。第1、第2の改造方法の実施の形態と共通する部分には同一の符号を用いる。バックプレート14の下面側のウォッシャー30は第1、第2の改造方法の実施の形態で使用したものと同じである。ハンドル12のヘッド部12aの上面側のウォッシャー30’は台座23に形成する穴をねじ穴23cに代えてねじ通し穴23c’としたこと以外はウォッシャー30と同じである。ねじ28’は第1、第2の改造方法の実施の形態で使用したねじ28よりも長尺のものである。スクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具40を組み立てる手順を説明する。ハンドル12のヘッド部12aの下面にバックプレート14を配置し、ヘッド部12aとバックプレート14の間にチャンネル16を挟み込み、ヘッド部12aの上面にチャンネル16と平行に芯部材24を配置し、バックプレート14の下面にチャンネル16と平行に芯部材24を配置し、2本のねじ28’をヘッド部12aの上面側の芯部材24の上面側からねじ通し穴23c,12c,14aに通して、バックプレート14の下面側の芯部材24の台座23のねじ穴23cにねじ込んで締め付ける。これによりハンドル12と、バックプレート14と、チャンネル16と、上下の芯部材24,24が組み立てられて分解可能に一体化される。
次いで前記第1、第2の改造方法の実施の形態と同様に、芯部材24の長手方向一方側の部分を含浸体26とゴム紐32との間に通して芯部材24に含浸体26を被せ、芯部材24の長手方向他方側の部分に2分割されたゴム紐32を掛けて結ぶことにより、芯部材24に含浸体26を取り付ける。この含浸体26の取り付けを上下の芯部材24についてそれぞれ行う。これで組み立てを完了する。このようにして完成したスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具40は、作業形態に応じて作業者がウォッシャー30,30’の一方を任意に選択して洗浄液の塗布作業を行うことができる。バックプレート14の下面側のウォッシャー30を使用する場合は、前記第2の改造方法の実施の形態と同様に、ウォッシャー30でガラス表面38に洗浄液を塗りながら、同時にラバー22でガラス表面38から洗浄液を掻き落とすことができる。このスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具40をスクイジー単体として使用したいときは前記第1、第2の改造方法の実施の形態と同様に、一旦分解して図3、図4のように組み直せばよい。
なお市販のスクイジーとしてワンタッチでチャンネルの着脱をできるようにしたものがあるが(例えばUNGER社製、ETTORE社製の各Quick Release式ハンドル)これらも基本的には2本のねじと2個のナットでハンドルとバックプレートをねじ止めしかつハンドルのヘッド部とバックプレートの間に、ラバーを装着したチャンネルを挟持する構造を有するものであり、本願発明の各改造方法を利用してスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造することができる。
10…スクイジー、12…ハンドル、12a…ハンドルのヘッド部、12c,14a…ねじ通し穴、14…バックプレート、16…チャンネル、18…ねじ(ねじ止め具)、20…ナット(ねじ止め具)、22…ラバー、23…台座、23c…ねじ穴、23c’…ねじ通し穴、24…芯部材、26…含浸体、28,28’…ねじ(長尺のねじ)、30,30’…ウォッシャー、34,36,40…スクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具、38…ガラス表面

Claims (14)

  1. ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法であって、
    洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを用意し、
    該ウォッシャーには該ウォッシャーが前記ハンドルの上面側に配置されたときに該ハンドルのヘッド部のねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を形成し、
    該ハンドルのヘッド部の下面に前記バックプレートを配置し、該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟み込み、前記ウォッシャーを前記ハンドルのヘッド部の上面に配置し、前記ウォッシャーのねじ穴またはねじ通し穴と前記ハンドルのヘッド部のねじ通し穴と前記バックプレートのねじ通し穴の位置を相互に合わせてねじを通して、前記ハンドルと前記バックプレートと前記ウォッシャーを少なくとも2箇所で相互にねじ止めして、該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルと該ウォッシャーを分解可能に一体化する改造方法。
  2. ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法に使用される改造用部品であって、
    洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを具備し、
    該ウォッシャーは、前記ハンドルの上面側に着脱自在に装着されるものであって、前記ハンドルの上面側に配置されたときに該ハンドルのヘッド部のねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を有するものである改造用部品。
  3. 前記ウォッシャーが、剛性を有しかつ前記ねじ穴またはねじ通し穴が形成された棒状の芯部材と、該芯部材の外面に装備される含浸体とを具備する請求項2記載の改造用部品。
  4. 前記ウォッシャーが、剛性を有しかつ前記ねじ穴またはねじ通し穴が形成された棒状の芯部材と、該芯部材に着脱自在に被せられる含浸体とを具備する請求項2記載の改造用部品。
  5. 前記芯部材の下面と前記ハンドルのヘッド部の上面との間に挟み込まれて、かつ前記ねじが通されて、該芯部材を該ヘッド部の上面に空隙を隔てて配置する台座をさらに具備している請求項3または4記載の改造用部品。
  6. 前記芯部材はその下面に、該芯部材の下面と前記ハンドルのヘッド部の上面との間に挟み込まれて該芯部材を該ヘッド部の上面に空隙を隔てて配置する台座を一体に具備し、該台座には前記ねじ穴またはねじ通し穴が形成されている請求項3または4記載の改造用部品。
  7. ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法であって、
    洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを用意し、
    該ウォッシャーには該ウォッシャーが前記バックプレートの下面側に配置されたときに該バックプレートのねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を形成し、
    該ハンドルのヘッド部の下面に前記バックプレートを配置し、該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟み込み、前記ウォッシャーを前記バックプレートの下面に配置し、前記ウォッシャーのねじ穴またはねじ通し穴と前記バックプレートのねじ通し穴と前記ハンドルのヘッド部のねじ通し穴の位置を相互に合わせてねじを通して、前記ハンドルと前記バックプレートと前記ウォッシャーを少なくとも2箇所で相互にねじ止めして、該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルと該ウォッシャーを分解可能に一体化する改造方法。
  8. ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法に使用される改造用部品であって、
    洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを具備し、
    該ウォッシャーは、前記バックプレートの下面側に着脱自在に装着されるものであって、前記バックプレートの下面側に配置されたときに該バックプレートのねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を有するものである改造用部品。
  9. 前記ウォッシャーが、剛性を有しかつ前記ねじ穴またはねじ通し穴が形成された棒状の芯部材と、該芯部材の外面に装備される含浸体とを具備する請求項8記載の改造用部品。
  10. 前記ウォッシャーが、剛性を有しかつ前記ねじ穴またはねじ通し穴が形成された棒状の芯部材と、該芯部材に着脱自在に被せられる含浸体とを具備する請求項8記載の改造用部品。
  11. 前記芯部材の上面と前記バックプレートの下面との間に挟み込まれて、かつ前記ねじが通されて、該芯部材を該バックプレートの下面に空隙を隔てて配置する台座をさらに具備している請求項9または10記載の改造用部品。
  12. 前記芯部材はその上面に、該芯部材の上面と前記バックプレートの下面との間に挟み込まれて該芯部材を該バックプレートの下面に空隙を隔てて配置する台座を一体に具備し、該台座には前記ねじ穴またはねじ通し穴が形成されている請求項9または10記載の改造用部品。
  13. ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて該各ねじの突出端にナットをねじ込むことにより、該ハンドルと該バックプレートとを相互にねじ止めしかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化するねじ止め具とを有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法であって、
    洗浄液を含浸させる含浸体をそれぞれ外面に装備する棒状の第1、第2のウォッシャーを用意し、
    該第1のウォッシャーには該第1のウォッシャーが前記ハンドルの上面側に配置されたときに該ハンドルのヘッド部のねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を形成し、
    該第2のウォッシャーには該第2のウォッシャーが前記バックプレートの下面側に配置されたときに該バックプレートのねじ通し穴に対面する少なくとも2箇所の位置にねじ穴またはねじ通し穴を形成し、
    該ハンドルのヘッド部の下面に前記バックプレートを配置し、該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟み込み、前記第1のウォッシャーを前記ハンドルのヘッド部の上面に配置し、前記第2のウォッシャーを前記バックプレートの下面に配置し、前記第1のウォッシャーのねじ穴またはねじ通し穴と前記ハンドルのヘッド部のねじ通し穴と前記バックプレートのねじ通し穴と前記第2のウォッシャーのねじ穴またはねじ通し穴の位置を相互に合わせてねじを通して、前記ハンドルと前記バックプレートと前記第1、第2のウォッシャーを少なくとも2箇所で相互にねじ止めして、該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルと該第1、第2のウォッシャーを分解可能に一体化する改造方法。
  14. ハンドルと、該ハンドルのヘッド部の下面に配置されるバックプレートと、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に挟み込まれる、ラバーを装着したチャンネルとを有し、前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの対面する少なくとも2箇所の位置にそれぞれ形成されたねじ通し穴にそれぞれねじを貫通させて、該ハンドルと該バックプレートとを相互に連結しかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持して該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルを分解可能に一体化する構造を有するスクイジー専用型掃除用具をスクイジー・ウォッシャー一体型掃除用具に改造する方法であって、
    洗浄液を含浸させる含浸体を外面に装備する棒状のウォッシャーを用意する工程と、
    前記ハンドルのヘッド部と前記バックプレートの間に前記チャンネルを配置する工程と、
    前記ハンドルのヘッド部の上面側と前記バックプレートの下面側のいずれか一方または両方に前記ウォッシャーを配置する工程と、
    前記ハンドルのヘッド部および前記バックプレートに形成されたねじ通し穴にねじを貫通させて前記ハンドルと前記バックプレートとを相互に連結しかつ該ハンドルのヘッド部と該バックプレートの間に前記チャンネルを挟持し、かつ該ねじで前記ウォッシャーを前記ハンドルのヘッド部の上面側と前記バックプレートの下面側のいずれか一方または両方に装着して、該ハンドルと該バックプレートと該チャンネルと該ウォッシャーを一体化する工程と
    を具備してなる改造方法。
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