JP6913850B2 - 基板搬送装置および基板搬送方法 - Google Patents

基板搬送装置および基板搬送方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に部品を実装する部品実装ラインを構成する部品実装用装置が備える基板搬送装置および基板搬送方法に関する。
基板に部品を実装した実装基板を生産する部品実装ラインは、印刷装置、部品実装機などの部品実装用装置を含んで構成される。これらの部品実装用装置は、走行する一対の搬送ベルトで基板の下面の両端部を支持しながら基板を上流側から下流側へ搬送する基板搬送装置を備えている。部品実装用装置は、上流側の部品実装用装置から搬出される基板を受け取って、内蔵する基板搬送装置により装置内に設定される作業位置まで搬送する。そして、作業位置において部品実装用作業を実行した後、基板搬送装置により下流側の部品実装用装置に基板を搬出する。
ところで、基板の搬送速度が上流側の部品実装用装置とは異なる場合、上流側より搬出される基板と、この基板を受け取る搬送ベルトの間でスリップが発生し、搬送ベルトが想定寿命より早く劣化する問題があった。また、受け渡される基板に振動が発生する問題もあった。そこで、予め基板搬送装置の基板の搬送速度を上流側の部品実装用装置と一致するように設定することにより、これらの問題を解決する基板搬送装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許第5264458号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、基板の搬送速度が基板のサイズ、材質、重量に応じて変動したり、仕様書などに公開されている基板の搬送速度が実際の基板搬送装置では異なっていたりすることがあり、公開されている情報だけでは隣接する部品実装用装置の間で基板の搬送速度を一致させることができないという課題があった。
そこで本発明は、隣接する部品実装用装置との間で良好に基板を受け渡しすることができる基板搬送装置および基板搬送方法を提供することを目的とする。
本発明の基板搬送装置は、基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の下流に配置される基板搬送装置であって、基板を搬送する搬送手段と、上流の前記他の基板搬送装置から搬入される基板の搬入速度を取得する搬入速度取得手段と、取得された前記搬入速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御する制御部と、を備え、前記搬送手段は、上流の前記基板搬送装置から搬入される基板を受け取って下流に搬送する搬入コンベアと、前記搬入コンベアより基板を受け取って下流に搬送して基板を実装作業位置に位置決めさせる中間コンベアを含んで構成され、前記制御部は、前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬入速度となるように前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアを制御する
また、本発明の基板搬送装置は、基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の上流に配置される基板搬送装置であって、基板を搬送する搬送手段と、下流の前記他の基板搬送装置に搬出する基板の搬出速度を取得する搬出速度取得手段と、取得された前記搬出速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御する制御部と、を備え、前記搬送手段は、基板を実装作業位置に位置決めし、部品が搭載された基板を下流に搬送する中間コンベアと、前記中間コンベアより基板を受け取って下流の前記基板搬送装置に搬出する搬出コンベアを含んで構成され、前記制御部は、前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬出速度となるように前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアを制御する。
本発明の基板搬送方法は、基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の下流に配置される基板搬送装置が備える搬送手段によって基板を搬送する基板搬送方法であって、上流の前記他の基板搬送装置から搬入される基板の搬入速度を取得する搬入速度取得工程を含み、取得された前記搬入速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御し、前記搬送手段は、上流の前記基板搬送装置から搬入される基板を受け取って下流に搬送する搬入コンベアと、前記搬入コンベアより基板を受け取って下流に搬送して基板を実装作業位置に位置決めさせる中間コンベアを含んで構成されており、前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬入速度となるように前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアを制御する
また、本発明の基板搬送方法は、基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の上流に配置される基板搬送装置が備える搬送手段によって基板を搬送する基板搬送方法であって、下流の前記他の基板搬送装置に搬出する基板の搬出速度を取得する搬出速度取得工程を含み、取得された前記搬出速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御し、前記搬送手段は、基板を実装作業位置に位置決めし、部品が搭載された基板を下流に搬送する中間コンベアと、前記中間コンベアより基板を受け取って下流の前記基板搬送装置に搬出する搬出コンベアを含んで構成されており、前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬出速度となるように前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアを制御する。
本発明によれば、隣接する部品実装用装置との間で良好に基板を受け渡しすることができる。
本発明の一実施の形態の部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機の構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機が備える基板搬送装置の構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機の制御系の構成を示すブロック図 (a)(b)本発明の一実施の形態の部品実装機における基板の搬入動作の説明図 (a)(b)本発明の一実施の形態の部品実装機における基板の搬出動作の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機における(a)基板の搬送速度と搬入通過時間の関係を示す説明図(b)基板の搬送速度と搬出通過時間の関係を示す説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機における基板搬入のフローを示す図 本発明の一実施の形態の部品実装機の基板搬入における基板の搬送速度の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機における基板搬出のフローを示す図 本発明の一実施の形態の部品実装機の基板搬出における基板の搬送速度の説明図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装システム、部品実装機、基板搬送装置の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図2、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図2における左右方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図3における上下方向)が示される。図2では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図2における上下方向)が示される。Z方向は、部品実装機が水平面上に設置された場合の上下方向または直交方向である。
まず図1を参照して部品実装システム1について説明する。部品実装システム1は、基板搬送方向の上流(図1における左側)から順番に、部品実装用装置である基板供給装置2、印刷装置3、第1部品実装機M1、第2部品実装機M2、第3部品実装機M3、リフロー装置4、基板回収装置5を備えている。各装置は、ベルトコンベアを有する基板搬送装置を備えている。基板搬送装置は、他の装置の基板搬送装置と連結可能であり、各装置の基板搬送装置で基板を上流から下流に搬送しながら実装基板を製造する部品実装ライン6を形成している。
印刷装置3、第1部品実装機M1、第2部品実装機M2、第3部品実装機M3は、有線または無線による通信ネットワーク7によって接続して上位コンピュータ8と接続されており、上位コンピュータ8との間でデータの送受信を行うことができる。上位コンピュータ8は、部品実装ライン6の各装置の状況を受信して、部品実装ライン6における実装基板の製造を統括する。以下、第1部品実装機M1、第2部品実装機M2、第3部品実装機M3を区別する必要がない場合は、部品実装機M1〜M3と略記する。
図1において、基板供給装置2は、複数の基板を収納するラックより基板を取り出して下流の装置に供給する機能を有する。印刷装置3は、メタルマスクを介してペースト状のクリームはんだを基板に印刷する機能を有する。部品実装機M1〜M3は、実装ヘッドに装着された吸着ノズルよって部品供給部から供給される部品をピックアップし、クリームはんだが印刷された基板に移送搭載する機能を有する。リフロー装置4は、部品が搭載された基板を加熱してクリームはんだを融解させた後に固化させて部品をはんだ付けする機能を有する。基板回収装置5は、部品がはんだ付けされた実装基板を回収してラックに収納する機能を有する。
次に図2、図3を参照して、部品実装機M1〜M3の構成を説明する。図3は、部品実装機M1〜M3が備える基板搬送装置10の構成を示す平面図である。部品実装機M1〜M3は同様の構成であり、ここでは第2部品実装機M2について説明する。第2部品実装機M2は、基板搬送装置10を備えている。基板搬送装置10は、X方向の上流(図2における左側)から下流(図2における右側)に基板Bを搬送する搬送手段11を備えている。搬送手段11は、上流から順に搬入コンベア12、中間コンベア13、搬出コンベア14を備えている。
図3において、搬入コンベア12は搬入モータ15によって駆動され、上流の第1部品実装機M1が備える基板搬送装置10から搬入される基板Bを受け取って下流に搬送する。中間コンベア13は中間モータ16によって駆動され、搬入コンベア12より基板Bを受け取って下流に搬送し、基板Bを実装作業位置に位置決めさせる。搬出コンベア14は搬出モータ17によって駆動され、中間コンベア13より基板Bを受け取って下流の第3部品実装機M3が備える基板搬送装置10に搬出する。
各コンベアは、基板BのY方向の両側部を搬送ベルトによって下方から支持し、各コンベアが備えるモータによって搬送ベルトを走行させることにより基板Bを搬送する。搬入モータ15、中間モータ16、搬出モータ17は、制御部30が備える搬送動作処理部31(図4参照)によって制御されている。搬送動作処理部31が各モータを制御することにより、各コンベアは所定の搬送速度で基板Bを搬送する。
図2において、搬送手段11の上方には、実装ヘッド18が配置されている。実装ヘッド18は、真空吸引によって下端に部品Pを保持する吸着ノズル19と、吸着ノズル19を上下方向に昇降させるノズル昇降機構20を備えている。実装ヘッド18は、実装ヘッド移動機構21によって部品供給部(図示省略)と実装作業位置に位置決めされた基板Bの上方との間を往復移動して、部品供給部が供給する部品Pを吸着ノズル19で保持して基板Bの実装点に搭載する。なお、実装ヘッド18は、複数の吸着ノズル19とノズル昇降機構20を備える構成であってもよい。
図2、図3において、搬入コンベア12(搬送手段11)の上流端には、上流の第1部品実装機M1が備える基板搬送装置10から搬入される基板Bを検出する搬入基板検出センサ22が配設されている。搬入基板検出センサ22は、搬入コンベア12を挟んで配置された投光部22aと受光部22bを含んで構成されている。投光部22aは、受光部22bに向けてレーザ光22cを投射する。受光部22bは、投光部22aが投射したレーザ光22cを受光する。レーザ光22cが搬入コンベア12を横切る位置が、搬入基板検出センサ22の検出位置となる。
上流の第1部品実装機M1から搬入された基板Bの先頭が搬入基板検出センサ22の検出位置に到達すると、基板Bによってレーザ光22cが遮光される(図5(a)参照)。これにより、搬入基板検出センサ22は、基板Bが搬入基板検出センサ22の検出位置に到達したことを検出する。その後、基板Bが下流に向かって搬送されて搬入基板検出センサ22の検出位置を通過すると、再び受光部22bによってレーザ光22cが受光されるようになる(図5(b)参照)。これにより、搬入基板検出センサ22は、基板Bが搬入基板検出センサ22を通過したことを検出する。
図2、図3において、搬出コンベア14(搬送手段11)の下流端には、下流の第3部品実装機M3が備える基板搬送装置10に搬出する基板Bを検出する搬出基板検出センサ23が配設されている。搬出基板検出センサ23は、搬入基板検出センサ22と同様に、搬出コンベア14を挟んで配置された投光部23aと受光部23bを含んで構成されている。搬出基板検出センサ23は、基板Bが搬出基板検出センサ23の検出位置に到達したこと(図6(a)参照)、及び基板Bが搬出基板検出センサ23の検出位置を通過したこと(図6(b)参照)を検出する。
次に図4を参照して、部品実装機M1〜M3の制御系の構成について説明する。部品実装機M1〜M3は同様の構成であり、ここでは第2部品実装機M2について説明する。第2部品実装機M2は、制御部30、搬入コンベア12、中間コンベア13、搬出コンベア14、搬入基板検出センサ22、搬出基板検出センサ23、実装ヘッド18、実装ヘッド移動機構21、タッチパネル36を備えている。制御部30は、搬送動作処理部31、基板検出処理部32、実装動作処理部33、通信部34、実装記憶部35を備えている。
通信部34は通信インターフェースであり、通信ネットワーク7を介して上位コンピュータ8、他の部品実装機との間でデータの送受信を行う。タッチパネル36は、各種データの他、操作画面などを液晶パネルなどに表示する機能と、操作コマンドやデータを入力する機能を備えている。実装記憶部35は記憶装置であり、実装データ記憶部40、基板速度記憶部41を備えている。実装データ記憶部40には、実装基板に実装される部品Pの部品種、基板Bの長さL(図3参照)を含むサイズ、実装点の座標などのデータが、製造する実装基板の種類ごとに格納されている。
図4において、基板速度記憶部41には、搬入コンベア12、中間コンベア13、搬出コンベア14が基板Bを搬送する所定の搬送速度Vcである設定搬送速度Vc0が予め格納されている。また基板速度記憶部41には、後述する基板検出処理部32によって算出された上流の第1部品実装機M1の基板搬送装置10から搬入される基板Bの搬入速度Vi、下流の第3部品実装機M3の基板搬送装置10に搬出する基板Bの搬出速度Voが格納されている。
搬送動作処理部31は、基板速度記憶部41に格納された各種速度、基板検出処理部32による基板Bの検出結果に基づいて、搬入コンベア12の搬入モータ15、中間コンベア13の中間モータ16、搬出コンベア14の搬出モータ17を制御して、基板Bを搬送させる。より具体的には、搬送動作処理部31(制御部30)は、搬入コンベア12が搬入される基板Bを受け取る際に、中間コンベア13の搬送速度Vcが搬入コンベア12の搬送速度Vcと同じになるように制御する(図5(b)参照)。また、搬送動作処理部31は、中間コンベア13の中間モータ16を制御して、搬入された基板Bを中間コンベア13の実装作業位置に停止(位置決め)させる。
また、搬送動作処理部31(制御部30)は、中間コンベア13が基板Bを搬出する際に、搬出コンベア14の搬送速度Vcが中間コンベア13の搬送速度Vcと同じになるように制御する(図6(a)参照)。これにより、搬入コンベア12と中間コンベア13の間、及び中間コンベア13と搬出コンベア14の間で受け渡される基板Bの搬送速度Vcの差に起因して発生する搬送ベルトの摩耗、基板Bの振動などの問題を抑制することができる。
図4において、基板検出処理部32は、搬入基板検出センサ22の検出結果に基づいて、搬入された基板Bの搬入基板検出センサ22の検出位置への到達、通過を検出し、搬入された基板Bが搬入基板検出センサ22の検出位置を通過するのに要する搬入通過時間Tiを取得する。また、基板検出処理部32は、実装データ記憶部40に格納された基板Bの長さL、取得された搬入通過時間Tiに基づいて、基板Bの搬入速度Viを算出する。すなわち、搬入基板検出センサ22と基板検出処理部32は、搬入速度Viを取得する搬入速度取得手段となる。
ここで図5(a)、図5(b)、図7(a)を参照して、搬入速度取得手段による搬入速度Viの算出工程(搬入速度取得工程)の具体例について説明する。図5(a)において、上流の第1部品実装機M1の搬出コンベア14から基板Bが搬出速度Voで搬出されている。この時、第2部品実装機M2から見た基板Bの移動速度を搬入速度Viとする。
基板Bが第2部品実装機M2の搬送手段11の上流端である搬入基板検出センサ22の検出位置に到達すると、搬送動作処理部31は、搬入コンベア12と中間コンベア13が基板Bを設定搬送速度Vc0で搬送するように制御を開始する。その後、第1部品実装機M1の搬出コンベア14から第2部品実装機M2の搬入コンベア12に乗り移りながら、基板Bが搬入基板検出センサ22の検出位置を通過する(図5(b)参照)。基板Bが搬入基板検出センサ22に到達してから通過するまでの時間が搬入通過時間Tiとなる。
ここで図7(a)を参照して、基板検出処理部32による基板Bの搬入速度Viの算出について説明する。図7(a)のXYグラフに示す実線は、長さLが300mmの基板Bにおける搬入コンベア12と中間コンベア13の搬送速度Vcと搬入通過時間Tiの関係を示している。設定搬送速度Vc0が500mm/秒に設定されている場合、搬入通過時間の予想値Tieは0.6秒となる(Tie=L/Vc0)。これに対して、搬入通過時間の実測値Tiaが1.0秒であった場合、基板Bの搬入速度Viは300mm/秒と算出される(Vi=L/Tia)。算出された搬入速度Viは、基板速度記憶部41に格納される。
図7(a)の例では、搬入速度Viが搬入コンベア12の設定搬送速度Vc0より速いため、第1部品実装機M1から第2部品実装機M2に乗り移る際、基板Bは搬入コンベア12上を押されて滑りながら搬入されることになる。このように、搬入速度取得手段は、搬入基板検出センサ22の検出結果に基づいて搬入速度Viを取得する。
図4において、基板検出処理部32は、搬出基板検出センサ23の基板Bの検出結果に基づいて、搬出される基板Bの搬出基板検出センサ23の検出位置への到達、通過を検出し、搬出される基板Bが搬出基板検出センサ23の検出位置を通過するのに要する搬出通過時間Toを取得する。また、基板検出処理部32は、実装データ記憶部40に格納された基板Bの長さL、取得された搬出通過時間Toに基づいて、基板Bの搬出速度Voを算出する。すなわち、搬出基板検出センサ23と基板検出処理部32は、搬出速度Voを取得する搬出速度取得手段となる。
ここで図6(a)、図6(b)、図7(b)を参照して、搬出速度取得手段による搬出速度Voの算出工程(搬出速度取得工程)の具体例について説明する。図6(a)において、部品実装作業が完了すると、搬送動作処理部31は、中間コンベア13と搬出コンベア14が基板Bを設定搬送速度Vc0で搬送するように制御を開始する。これにより、基板Bが下流に向かって設定搬送速度Vc0で搬送されて、基板Bが搬送手段11の下流端である搬出基板検出センサ23の検出位置に到達する。
図6(b)において、第3部品実装機M3の搬入コンベア12と中間コンベア13は、搬入速度Viで走行しながら基板Bの搬入を待っている。この状態で、第2部品実装機M2の搬出コンベア14から第3部品実装機M3の搬入コンベア12に基板Bの先頭が乗り移ると、基板Bは第3部品実装機M3の搬入コンベア12によって第3部品実装機M3内に搬出される。この時、第2部品実装機M2から見た基板Bの移動速度を搬出速度Voとする。その後、基板Bが搬出基板検出センサ23の検出位置を通過する。基板Bが搬出基板検出センサ23に到達してから通過するまでの時間が搬出通過時間Toとなる。
ここで図7(b)を参照して、基板検出処理部32による基板Bの搬出速度Voの算出について説明する。図7(b)のXYグラフに示す実線は、長さLが300mmの基板Bにおける中間コンベア13と搬出コンベア14の搬送速度Vcと搬出通過時間Toの関係を示している。設定搬送速度Vc0が500mm/秒に設定されている場合、搬出通過時間の予想値Toeは0.6秒となる(Toe=L/Vc0)。これに対して、搬出通過時間の実測値Toaが0.4秒であった場合、基板Bの搬出速度Voは750mm/秒と算出される(Vo=L/Toa)。算出された搬出速度Voは、基板速度記憶部41に格納される。
図7(b)の例では、搬出速度Voが搬出コンベア14の設定搬送速度Vc0より速いため、第2部品実装機M2から第3部品実装機M3に乗り移ると、基板Bは第3部品実装機M3の搬入コンベア12によって引っ張られて搬出コンベア14上を滑りながら搬出されることになる。このように、搬出速度取得手段は、搬出基板検出センサ23の検出結果に基づいて搬出速度Voを取得する。
図4において、実装動作処理部33は、実装データ記憶部40に格納されている各種データに基づいて、実装ヘッド18、ノズル昇降機構20、実装ヘッド移動機構21を制御して、部品供給部が供給する部品Pを吸着ノズル19で保持して実装作業位置に位置決めされた基板Bの実装点に搭載する部品実装作業を実行させる。
次に図8のフローに沿って、図9を参照しながら、第1部品実装機M1の基板搬送装置10の下流に配置される第2部品実装機M2の基板搬送装置10に基板Bを搬入する基板搬入方法(基板搬送方法)について説明する。第2部品実装機M2は、基板Bの搬入待ち状態で搬入コンベア12と中間コンベア13は停止しているとする。この状態において、時間T1(図9参照)に搬入基板検出センサ22が搬入された基板Bを検出すると(ST1においてYes)、搬送動作処理部31は搬入コンベア12と中間コンベア13を制御して、既定の搬入速度Viで基板Bを搬送させる(ST2)。
具体的には、搬送動作処理部31(制御部30)は、基板速度記憶部41に格納されている既定の搬入速度Viに基づいて、基板Bを搬送する搬送手段11の基板Bの搬送速度Vcが既に取得されている搬入速度Viとなるように搬送手段11を制御する。搬入される基板Bが1枚目などの理由で搬入速度Viが基板速度記憶部41に格納されていない場合は、搬送速度Vcは設定搬送速度Vc0に設定される。このように、搬入基板検出センサ22が搬送手段11の上流端に搬入された基板Bを検出すると、搬送動作処理部31は時間T1において搬送速度Vcをゼロから既定の搬入速度Vi(又は設定搬送速度Vc0)に変更する。
図8において、次いで時間T2(図9参照)に搬入基板検出センサ22の検出位置を基板Bが通過すると(ST3においてYes)、搬送動作処理部31は、搬入コンベア12と中間コンベア13の搬送速度Vcを設定搬送速度Vc0に変更して基板Bを搬送させる(ST4)。この時、搬入通過時間Ti(時間T1から時間T2までの時間)が取得される。次いで搬送動作処理部31は、基板Bを実装作業位置に位置決めさせる(ST5)。時間T3(図9参照)に搬入コンベア12と中間コンベア13が停止して、位置決めが終了する。
次いで基板検出処理部32は、搬入通過時間Tiから搬入速度Viを算出する(ST6:搬入速度取得工程)。すなわち、搬入速度取得工程(ST6)において、搬送手段11の上流端に搬入された基板Bを検出した検出結果に基づいて、上流の第1部品実装機M1の基板搬送装置10から搬入される基板Bの搬入速度Viが算出されて取得される。次いで基板検出処理部32は、取得した搬入速度Viと既定の搬入速度Viの差を算出し、その差が2回連続して所定値(例えば±20%)を超えたか否かを判断する(ST7)。
所定値を超えていない場合(ST7においてNo)、ST1に戻って既定の搬入速度Viに基づいて次の基板Bを搬入する。所定値を超えている場合(ST7においてYes)、新たに取得した搬入速度Viを既定の搬入速度Viとして再設定(基板速度記憶部41に格納)する(ST8)。次いで、ST1に戻って再設定された搬入速度Viに基づいて次の基板Bを搬入する。このように、搬入速度取得工程(ST6)を繰り返し実行し、複数の基板Bで搬入速度Viを取得する。なお、搬入速度Viは、搬入する基板Bの所定数毎に取得するようにしてもよい。また、ST7における判断は2回連続に限定されることはなく、3回連続以上の任意の回数であってもよい。
このように、搬入速度Viと設定搬送速度Vc0に差がある場合でも、第1部品実装機M1から第2部品実装機M2に基板Bを受け渡す際に搬送速度Vcを合わせることで、隣接する第1部品実装機M1(部品実装用装置)との間で良好に基板Bを受け渡しすることができる。また、搬入速度Viが設定搬送速度Vc0より遅い場合に、第2部品実装機M2が基板Bを受け取った後に搬送速度Vcを設定搬送速度Vc0に変更することにより、搬送時間を短縮することができる。また、第1部品実装機M1の搬出速度Voが分からなかったり、実装基板の製造中に変動したりする場合でも、途中で搬入速度Viを取得して再設定することで、良好に基板Bを受け渡しすることができる。
なお、搬入速度Viの算出処理(ST6)、取得した搬入速度Viと既定の搬入速度Viとの比較処理(ST7)、および既定の搬入速度Viの再設定処理(ST8)については、基板Bが搬入基板検出センサ22を通過した後であれば、どのタイミングで行っても構わない。例えば、基板Bを中間コンベア13で搬送する前や基板Bを実装作業位置に位置決めする前に、搬入速度Viの算出処理、比較処理、および再設定処理を行うことも可能である。
次に図10のフローに沿って、図11を参照しながら、第3部品実装機M3の基板搬送装置10の上流に配置される第2部品実装機M2の基板搬送装置10から基板Bを搬出する基板搬出方法(基板搬送方法)について説明する。部品実装作業が完了すると、搬送動作処理部31は中間コンベア13と搬出コンベア14を制御して、時間T4(図11参照)に設定搬送速度Vc0で基板Bの搬出を開始させる(ST11)。次いで時間T5(図11参照)に搬出されている基板Bを搬出基板検出センサ23が検出すると(ST12においてYes)、搬送動作処理部31は中間コンベア13と搬出コンベア14の搬送速度Vcを既定の搬出速度Voに変更して基板Bを搬送させる(ST13)。
具体的には、搬送動作処理部31(制御部30)は、基板速度記憶部41に格納された既定の搬出速度Voに基づいて、基板Bを搬送する搬送手段11の基板Bの搬送速度Vcが既に取得されている搬出速度Voとなるように搬送手段11を制御する。搬出される基板Bが1枚目などの理由で搬出速度Voが基板速度記憶部41に格納されていない場合は、搬送速度Vcは設定搬送速度Vc0に設定される。このように、搬出基板検出センサ23が搬送手段11の下流端に搬出された基板Bを検出すると、搬送動作処理部31は搬送速度Vcを設定搬送速度Vc0から既定の搬出速度Voに変更する。
図10において、次いで時間T6(図11参照)に搬出基板検出センサ23の検出位置を基板Bが通過すると(ST14においてYes)、搬送動作処理部31は、中間コンベア13と搬出コンベア14を停止させる(ST15)。この時、搬出通過時間To(時間T5から時間T6までの時間)が取得される。次いで基板検出処理部32は、搬出通過時間Toから搬出速度Voを算出する(ST16:搬出速度取得工程)。すなわち、搬出速度取得工程(ST16)において、搬送手段11の下流端に搬出された基板Bを検出した検出結果に基づいて、下流の第3部品実装機M3の基板搬送装置10に搬出する基板Bの搬出速度Voが算出されて取得される。
次いで基板検出処理部32は、取得した搬出速度Voと既定の搬出速度Voの差を算出し、その差が2回連続して所定値(例えば±20%)を超えたか否かを判断する(ST17)。所定値を超えていない場合(ST17においてNo)、ST11に戻って既定の搬出速度Voに基づいて次の基板Bを搬出する。所定値を超えている場合(ST17においてYes)、新たに取得した搬出速度Voを既定の搬出速度Voとして再設定(基板速度記憶部41に格納)する(ST18)。
次いで、ST11に戻って再設定された搬出速度Voに基づいて次の基板Bを搬出する。このように、搬出速度取得工程(ST16)を繰り返し実行し、複数の基板Bで搬出速度Voを取得する。なお、搬出速度Voは、搬出する基板Bの所定数毎に取得するようにしてもよい。また、ST17における判断は2回連続に限定されることはなく、3回連続以上の任意の回数であってもよい。
このように、搬出速度Voと設定搬送速度Vc0に差がある場合でも、第2部品実装機M2から第3部品実装機M3に基板Bを受け渡す際には搬送速度Vcを合わせることで、隣接する第3部品実装機M3(部品実装用装置)との間で良好に基板Bを受け渡しすることができる。また、搬出速度Voが設定搬送速度Vc0より遅い場合に、搬送手段11の下流端までは設定搬送速度Vc0で基板Bを搬送することで、搬送時間を短縮することができる。また、第3部品実装機M3の搬入速度Viが分からなかったり、実装基板の製造中で変動したりする場合でも、途中で搬出速度Voを取得して再設定することで、良好に基板Bを受け渡しすることができる。
上記説明したように、本実施の形態の第2部品実装機M2が備える基板搬送装置10は、基板Bを搬送する搬送手段11と、上流の他の基板搬送装置10から搬入される基板Bの搬入速度Viを取得する搬入速度取得手段(搬入基板検出センサ22、基板検出処理部32)と、取得された搬入速度Viに基づいて、搬送手段11の基板Bの搬送速度Vcを制御する制御部30(搬送動作処理部31)と、を備えている。また、基板搬送装置10は、下流の他の基板搬送装置10に搬出する基板Bの搬出速度Voを取得する搬出速度取得手段(搬入基板検出センサ22、基板検出処理部32)と、取得された搬出速度Voに基づいて、搬送手段11の基板Bの搬送速度Vcを制御する制御部30(搬送動作処理部31)と、を備えている。
これによって、第2部品実装機M2が備える基板搬送装置10は、隣接する部品実装用装置(第1部品実装機M1、第3部品実装機M3)との間で良好に基板Bを受け渡しすることができる。なお、上記の実施形態では、第2部品実装機M2が備える基板搬送装置10について説明したが、基板搬送装置10はこれに限定されることはない。例えば、基板搬送装置10は、第1部品実装機M1、第3部品実装機M3が備える基板搬送装置10であっても、印刷装置3などの他の部品実装用装置が備える基板搬送装置10であってもよい。
本発明の基板搬送装置および基板搬送方法は、隣接する部品実装用装置との間で良好に基板を受け渡しすることができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
10 基板搬送装置
11 搬送手段
22 搬入基板検出センサ(搬入速度取得手段)
23 搬出基板検出センサ(搬出速度取得手段)
B 基板

Claims (16)

  1. 基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の下流に配置される基板搬送装置であって、
    基板を搬送する搬送手段と、
    上流の前記他の基板搬送装置から搬入される基板の搬入速度を取得する搬入速度取得手段と
    得された前記搬入速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御する制御部と、を備え
    前記搬送手段は、上流の前記基板搬送装置から搬入される基板を受け取って下流に搬送する搬入コンベアと、前記搬入コンベアより基板を受け取って下流に搬送して基板を実装作業位置に位置決めさせる中間コンベアを含んで構成され、
    前記制御部は、前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬入速度となるように前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアを制御する、基板搬送装置。
  2. 前記搬入速度取得手段は、複数の基板で前記搬入速度を取得する、請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 前記搬入速度取得手段は、前記搬入コンベアの上流端に設けられて前記搬入される基板を検出する搬入基板検出センサを有し、前記搬入基板検出センサの検出結果に基づいて前記搬入速度を取得する、請求項1又は2に記載の基板搬送装置。
  4. 前記制御部は、前記搬入コンベアが搬送する基板が前記搬入基板検出センサに検出されると、前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアによる前記搬送速度を変更するように制御する、請求項3に記載の基板搬送装置。
  5. 基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の上流に配置される基板搬送装置であって、
    基板を搬送する搬送手段と、
    下流の前記他の基板搬送装置に搬出する基板の搬出速度を取得する搬出速度取得手段と、
    取得された前記搬出速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御する制御部と、を備え、
    前記搬送手段は、基板を実装作業位置に位置決めし、部品が搭載された基板を下流に搬送する中間コンベアと、前記中間コンベアより基板を受け取って下流の前記基板搬送装置に搬出する搬出コンベアを含んで構成され、
    前記制御部は、前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬出速度となるように前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアを制御する、基板搬送装置。
  6. 前記搬出速度取得手段は、複数の基板で前記搬出速度を取得する、請求項5に記載の基板搬送装置。
  7. 前記搬出速度取得手段は、前記搬出コンベアの下流端に設けられて前記搬出する基板を検出する搬出基板検出センサを有し、前記搬出基板検出センサの検出結果に基づいて前記搬出速度を取得する、請求項5又は6に記載の基板搬送装置。
  8. 前記制御部は、前記搬出コンベアが搬送する基板が前記搬出基板検出センサに検出されると、前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアによる前記搬送速度を変更するように制御する、請求項に記載の基板搬送装置。
  9. 基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の下流に配置される基板搬送装置が備える搬送手段によって基板を搬送する基板搬送方法であって、
    上流の前記他の基板搬送装置から搬入される基板の搬入速度を取得する搬入速度取得工程を含み、
    得された前記搬入速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御し、
    前記搬送手段は、上流の前記基板搬送装置から搬入される基板を受け取って下流に搬送する搬入コンベアと、前記搬入コンベアより基板を受け取って下流に搬送して基板を実装作業位置に位置決めさせる中間コンベアを含んで構成されており、
    前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬入速度となるように前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアを制御する、基板搬送方法。
  10. 前記搬入速度取得工程を繰り返して実行し、複数の基板で前記搬入速度を取得する、請求項9に記載の基板搬送方法。
  11. 前記搬入速度取得工程において、前記搬入コンベアの上流端に搬入された前記基板を検出した検出結果に基づいて前記搬入速度が取得される、請求項9又は10に記載の基板搬送方法。
  12. 前記搬入コンベアの上流端に搬入された前記基板を検出すると、前記搬入コンベアおよび前記中間コンベアによる前記搬送速度を変更する、請求項11に記載の基板搬送方法。
  13. 基板を搬送する他の基板搬送装置と連結可能であり、前記他の基板搬送装置の上流に配置される基板搬送装置が備える搬送手段によって基板を搬送する基板搬送方法であって、
    下流の前記他の基板搬送装置に搬出する基板の搬出速度を取得する搬出速度取得工程を含み、
    取得された前記搬出速度に基づいて、前記搬送手段の基板の搬送速度を制御し、
    前記搬送手段は、基板を実装作業位置に位置決めし、部品が搭載された基板を下流に搬送する中間コンベアと、前記中間コンベアより基板を受け取って下流の前記基板搬送装置に搬出する搬出コンベアを含んで構成されており、
    前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアによる前記搬送速度が、取得された前記搬出速度となるように前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアを制御する、基板搬送方法。
  14. 前記搬出速度取得工程を繰り返して実行し、複数の基板で前記搬出速度を取得する、請求項13に記載の基板搬送方法。
  15. 前記搬出速度取得工程において、前記搬出コンベアの下流端に搬出された前記基板を検出した検出結果に基づいて前記搬出速度が取得される、請求項13又は14に記載の基板搬送方法。
  16. 前記搬出コンベアの下流端に搬出された前記基板を検出すると、前記中間コンベアおよび前記搬出コンベアによる前記搬送速度を変更する、請求項15に記載の基板搬送方法。
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