JP6912545B2 - ワンタッチ結合構造及び緩み防止構造を有する継手管 - Google Patents

ワンタッチ結合構造及び緩み防止構造を有する継手管 Download PDF

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Description

本発明は、ワンタッチ結合構造及び緩み防止構造を有する継手管に関する。
パイプは、主に流体(気体又は液体)や粉体の輸送に用いられる。パイプによって構成される流体の通路を管路と言い、流体の流量、物性値、摩擦抵抗等を考慮して管路を設置することを配管と言う。
配管作業の際には複数のパイプが互いに連結されるが、管路の方向を変えるか管路を分岐しようとするときに継手管が使用される。継手管は、パイプとパイプとを連結するための配管資材であって、用途に応じて様々な形状を有する。
パイプと継手管とを連結するために様々な連結方式が利用される。従来にはボンドのような接着剤を用いてパイプを継手管に固定させる方式が利用されており、最近は、パイプを継手管に挿入した後、固定キャップを継手管の端部にネジ結合させることによりパイプと継手管とを固定する方式が利用されている。
ところが、従来技術によれば、固定キャップを継手管の端部にネジ結合してパイプと継手管とを固定させた状態で、パイプや継手管に外部から衝撃が加えられるか、配管が設置された場所に震動が発生する場合、固定キャップが緩む現象が発生する。このように、固定キャップが緩むと、パイプと継手管の間が密閉しなくなり、パイプの内部を流動する流体がパイプと継手管の間の連結部位へ流出する問題がある。
また、従来技術によれば、パイプを連結するため固定キャップを継手管の端部にネジ結合するとき、固定キャップをより堅く固定するために使用者が多くの力を加えなければならない問題がある。
また、従来技術によれば、固定キャップを継手管の端部にネジ結合してパイプと継手管を固定させる場合、パイプの長さや重さ、パイプの内部を流動する流体の動きや重さ等によって、パイプが傾くか継手管から離脱する現象が現われる問題がある。
本発明は、固定キャップをネジ結合してパイプが連結された状態で、外部の衝撃や震動によって固定キャップが緩む現象を防止することができる継手管を提供することを目的とする。
また、本発明は、使用者がより少ない力でパイプ収容部の端部に固定キャップを容易に結合させる継手管を提供することを目的とする。
また、本発明は、パイプが連結された状態で、パイプが離脱するか傾く現象を防止することができる継手管を提供することを目的とする。
本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及していない本発明の他の目的及び長所は、下記の説明によって理解されるし、本発明の実施形態によってより明らかに理解することができる。また、本発明の目的及び長所は、特許請求の範囲に示した手段及びその組み合わせによって実現できることが分かりやすい。
本発明の一実施形態による継手管は、連結対象パイプが内部に挿入される複数のパイプ収容部及び前記複数のパイプ収容部を連結する連結部を含む本体、前記パイプ収容部の端部に形成されるシーリング部材収容部に収容され、前記パイプ収容部に挿入される前記連結対象パイプと前記パイプ収容部との間をシーリングするシーリング部材、及び一端には、前記連結対象パイプが通す通過孔が形成され、前記パイプ収容部の端部とネジ結合され、前記シーリング部材を前記連結対象パイプに密着する方向に加圧する固定キャップ、とを含み、前記パイプ収容部の端部の外周面には、前記固定キャップが前記パイプ収容部の端部とネジ結合されるとき、前記固定キャップの他端と向かい合う固定キャップ支持部が形成され、前記固定キャップ支持部は、前記固定キャップの他端に向かう方向に突き出る一つ以上の固定突起を含む固定キャップ固定部を含み、前記固定キャップの他端には、前記固定突起を収容する複数の固定突起収容部が形成される。
本発明の一実施形態において、固定キャップの一端には、前記固定キャップの一端方向に段差を有して延びて形成されるパイプ支持部が形成される。
また、本発明の一実施形態において、前記固定キャップの一端には、前記通過孔が形成されるリング状部及び前記リング状部の縁から前記連結対象パイプの挿入方向に沿って延びるスカート部が形成され、前記リング状部の内周面と前記スカート部の内周面との間には、前記リング状部の内周面を基準として予め定まった傾斜角度で傾くように形成される加圧部が形成される。
また、本発明の一実施形態において、前記シーリング部材が前記パイプ収容部の端部に形成されるシーリング部材収容部に収容された状態で、前記固定キャップが前記パイプ収容部の端部とネジ結合されると、前記加圧部が前記シーリング部材を加圧することにより、前記シーリング部材の少なくとも一部が前記連結対象パイプに密着する方向に曲げ変形される。
また、本発明の一実施形態において、前記加圧部の端部には、前記連結対象パイプの挿入方向に突き出る突出加圧部が形成される。
また、本発明の一実施形態において、前記傾斜角度は、14゜〜22゜の間で設定される。
また、本発明の一実施形態において、前記固定キャップが前記パイプ収容部の端部とネジ結合されると、前記固定突起が前記固定突起収容部の内部へ収容され、前記固定キャップの回転が防止される。
また、本発明の一実施形態において、前記パイプ収容部の端部の外周面には複数の固定キャップ固定部が形成され、前記複数の固定キャップ固定部は、互いに同じ距離だけ離隔するように配置される。
また、本発明の一実施形態による継手管に連結対象パイプを連結する方法は、前記シーリング部材を前記シーリング部材収容部に挿入するステップ、前記固定キャップを前記パイプ収容部の端部に載せるステップ、前記固定キャップの通過孔を介して前記連結対象パイプを前記パイプ収容部の内部へ挿入するステップ、及び前記固定キャップをロック方向に回転させて前記パイプ収容部とネジ結合するステップ、とを含む。
本発明による継手管は、固定キャップをネジ結合してパイプが連結された状態で、外部の衝撃や震動によって固定キャップが緩む現象を防止することができる長所を有する。
また、本発明による継手管は、使用者がより少ない力でパイプ収容部の端部に固定キャップを容易に結合することができる長所を有する。
また、本発明による継手管は、パイプが連結された状態で、パイプが離脱するか傾く現象を防止する長所を有する。
本発明の一実施形態による継手管とパイプが結合された状態を示す。 本発明の一実施形態による継手管が分離された状態を示す。 図2に示したAA部分の拡大図。 本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの一端を示す。 本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの他端を示す。 本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの断面図。 本発明の一実施形態による継手管のシーリング部材収容部にシーリング部材が挿入された後、接続管部の端部に固定キャップが載せられた状態を示す。 本発明の一実施形態による継手管の固定キャップに形成された通過孔を介してパイプが継手管の内部へ挿入された状態を示す。 本発明の一実施形態による継手管の内部へパイプが挿入された状態で、固定キャップを回転させて固定キャップを接続管部の端部に固定させた状態を示す。 図9に示したBB部分の拡大図。 本発明の一実施形態による固定キャップのリング状部と加圧部とが成す角度を示す。
前述した目的、特徴及び長所は、添付の図面を参照して詳細に後述され、これによって本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施することができる。本発明を説明するにおいて、本発明に係る公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすると判断される場合には詳細な説明を省略する。以下では、添付の図面を参照して、本発明による好ましい実施形態を詳説する。図面における同じ参照符号は、同一又は類似の構成要素を示すために使用される。
図1は、本発明の一実施形態による継手管とパイプが結合された状態を示す。また、図2は、本発明の一実施形態による継手管が分離された状態を示し、図3は、図2に示したAA部分の拡大図である。
図1〜図3を参照すれば、本発明の一実施形態による継手管100は、本体110、シーリング部材120、121、固定キャップ130、131、とを含む。
本体110は、連結対象パイプ10、11が内部に挿入される複数のパイプ収容部111、112、及び複数のパイプ収容部111、112を連結する連結部115を含む。
パイプ収容部111、112は、連結部115の各端部に連結され、連結対象パイプ10、11を収容するように、連結対象パイプ10、11と同じパイプ形状を有する。パイプ収容部111、112の内径は、連結対象パイプ10、11の外径と同様であるか或いはもっと大きくてもよい。図1に示したように、連結対象パイプ10、11の端部のうち一部がパイプ収容部111、112の内部へ挿入され、固定キャップ130、131がパイプ収容部111、112の端部と結合されることにより、連結対象パイプ10、11と継手管100とが連結及び固定される。
連結部115の形状又は継手管100に連結される連結対象パイプの個数に応じてパイプ収容部の個数は変わる。
連結部115は、パイプ収容部111、112の間に配置されて、パイプ収容部111、112を連結する。連結部115は、連結対象パイプ10、11を介して流入する流体が流動するように内部の空いた中空構造を有する。
参照までに、図面には「一」字状を有する連結部115の実施形態が示されているが、連結部115の形状は、実施形態によって異なってもよい。例えば、連結部115は、「┐」字状、「T」字状、「Y」字状、「十」字状等、様々な形状を有してもよく、連結部115の形状に応じてパイプ収容部の個数も変わる。
また、図面には、連結部115の外径がパイプ収容部111、112の外径より小さく設定された実施形態が示されているが、連結部115の外径は、パイプ収容部111、112の外径と同様に設定されてもよい。
一方、図2に示したように、連結部115の内径は、パイプ収容部111、112の内径より小さく設定されてもよい。このように、連結部115の内径がパイプ収容部111、112の内径より小さく設定されることにより、連結部115とパイプ収容部111、112との連結部位にパイプストッパ150が形成される。
パイプストッパ150は、連結部115とパイプ収容部111、112との連結部位の内部から連結部115又はパイプ収容部111、112の内部に向かって突き出た段差の形状を有する。言い替えれば、パイプストッパ150は、連結部115とパイプ収容部111、112の内部を段差を有して連結する。
連結対象パイプ10、11がパイプ収容部111、112の内部へ挿入されると、パイプストッパ150が連結対象パイプ10、11の端部を支持することになる。したがって、連結対象パイプ10、11は、パイプストッパ150と同じ位置までにだけ挿入されてもよい。
また、図2に示したように、パイプ収容部111、112の端部にはシーリング部材収容部160が形成される。シーリング部材収容部160は、シーリング部材120を収容するように、連結対象パイプ10、11の挿入方向(I)に向かって凹んで形成される。これによって、シーリング部材収容部160は、シーリング部材120の端部の形状と対応する形状、例えば、「V」字状又は「U」字状を有してもよい。
シーリング部材120は、ゴムのように、弾性力を有する素材からなり、連結対象パイプ10、11と対応するようにリング状を有する。シーリング部材120の内径は、連結対象パイプ10、11の外径より大きく設定される。これによって、連結対象パイプ10、11がパイプ収容部111、112の内部へ挿入されると、シーリング部材120が連結対象パイプ10、11の外周面を取り囲むようになる。
一方、シーリング部材120は、連結対象パイプ10、11の挿入方向(I)と同じ方向の長軸を有する楕円状の断面を有してもよい。シーリング部材120がシーリング部材収容部160に挿入されると、シーリング部材120の長軸方向の一端は、シーリング部材収容部160と接触し、シーリング部材120の長軸方向の他端は、後述する固定キャップ130、131の加圧部と接触する。
後述するように、連結対象パイプ10、11がパイプ収容部111、112の内部に挿入された状態で、固定キャップ130、131がパイプ収容部111、112の端部とネジ結合されることによって、シーリング部材120の長軸方向の他端は、固定キャップ130、131の加圧部によってパイプ収容部111、112の内部に向かう方向に加圧される。これによって、シーリング部材120の長軸方向の他端は、パイプ収容部111、112の内部に向かう方向に曲げ変形される。
このように、シーリング部材120の長軸方向の他端が曲げ変形されると、シーリング部材120が連結対象パイプ10、11の外周面に密着しながら、連結対象パイプ10、11と固定キャップ130、131との間に形成される空間を密閉することになる。これにより、連結対象パイプ10、11と継手管100の間が密閉される。また、シーリング部材120と連結対象パイプ10、11の外周面間の摩擦力によって、連結対象パイプ10、11が継手管100から離脱する現象が防止される。
一方、シーリング部材120が連結対象パイプ10、11の挿入方向(I)と同じ方向の長軸を有する楕円状の断面を有することにより、連結対象パイプ10、11がパイプ収容部111、112の内部へ挿入されるとき、連結対象パイプ10、11の端部によってシーリング部材120がパイプ収容部111、112の内部方向に押されるか、シーリング部材120が連結対象パイプ10、11の端部によって噛まれる現象が著しく減る効果がある。
シーリング部材120の内径を連結対象パイプ10、11の内径以上に設定すると同時に、シーリング部材120の断面を楕円状に形成すれば、連結対象パイプ10、11をパイプ収容部111、112の内部へ挿入するとき、連結対象パイプ10、11がシーリング部材120と接触する瞬間、シーリング部材120が連結対象パイプ10、11の外周面の方向に押されながら、前述した押されるか噛まれる現象が著しく減少する。これは、連結対象パイプ10、11がパイプ収容部111、112に挿入されるとき、連結対象パイプ10、11の端部が楕円状の断面を有するシーリング部材120の長さ方向の他側端部と接触する代りに、シーリング部材120の内側に先に接触するからである。
実際、パイプを継手管に結合するとき、最も頻繁に発生する現象が前述したシーリング部材が押されるか噛まれる現象である。したがって、これを解決することは、本発明が属する技術分野における非常に重要な課題である。シーリング部材が押されるか噛まれる現象によって、施工者たちは、パイプと継手管の結合過程において、パイプを何回も入れてから抜く過程を経らなければならない。また、パイプを挿入した後も、シーリング部材が押されている状態を施工者が認知できなくなると、施工の後、パイプと継手管との連結部位で流体が漏れる現象がよく発生する。
しかし、前述したシーリング部材120の形状及び固定キャップ130、131の加圧部によるシーリング部材120の曲げ変形によって、シーリング部材120が押されるか噛まれる現象が著しく減少する。これによって、配管施工に要する人力及び時間が大幅に減り、配管施工の後にも、シーリング部材が押されるか噛まれる現象によってパイプの内部を流れる流体がパイプと継手管との連結部位で漏れる現象を防止することができる。
図2に示したように、パイプ収容部111、112の端部の外周面にはネジ面170が形成される。ネジ面170は、固定キャップ130、131の内側面に形成されるネジ面と噛み合ってもよい。かかる構造により、固定キャップ130、131がパイプ収容部111、112の端部とネジ結合されてもよい。
また、図2に示したように、パイプ収容部111、112の端部の外周面には、パイプ収容部111、112の端部の外周面に向かう方向に突き出る固定キャップ支持部140、141が形成される。固定キャップ支持部140、141は、固定キャップ130、131がパイプ収容部111、112の端部とネジ結合されるとき、固定キャップ130、131の他端と向かい合うように配置される。
また、固定キャップ支持部140、141は、固定キャップ130、131の他端に向かう方向に突き出る一つ以上の固定突起を含む固定キャップ固定部142a、142b、142c、142dを含む。
例えば、図2に示したAA部分及び図3に示した拡大図を参照すれば、固定キャップ支持部140は、パイプ収容部111、112の端部の外周面に向かう方向に突き出る固定キャップ固定部142bを含む。また、固定キャップ固定部142bの表面には、固定キャップ130、131の他端に向かう方向、すなわち、ネジ面170が形成された方向に突き出た固定突起172a、172b、172cが形成される。
固定突起172a、172b、172cは、後述する固定キャップ130、131に形成される固定突起収容部に収容され、固定突起収容部と対応する形状を有してもよい。固定突起172a、172b、172cが固定キャップ130、131に形成される固定突起収容部に収容されることにより、固定キャップ130、131が外部の衝撃や震動によって緩む現象が防止される。
以下では、図面を参照して、本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの構造を詳説する。
図4は、本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの一端を示し、図5は、本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの他端を示す。また、図6は、本発明の一実施形態による継手管を構成する固定キャップの断面図である。
図面を参照すれば、固定キャップ130は、パイプ収容部111、112及び連結対象パイプ10、11の断面と対応するようにリング状を有する。固定キャップ130の内部には、パイプ収容部111、112に挿入される連結対象パイプ10、11が通す通過孔206が形成される。連結対象パイプ10、11は、固定キャップ130の一端から他端方向に挿入される。
示されたように、固定キャップ130は、固定キャップ130の入口及び通過孔206を形成するリング状のリング状部201を含む。また、固定キャップ130は、リング状部201の他端から連結対象パイプ10、11の挿入方向(I)に延びて形成されるスカート部202を含む。
リング状部201の一端には、固定キャップ130の一端方向に段差を有して延びて形成されるパイプ支持部204が形成される。
本発明による固定キャップ130の一端に形成されるパイプ支持部204は、連結対象パイプ10、11が通過孔206を通してパイプ収容部111、112と結合されるとき、連結対象パイプ10、11と固定キャップ130の間の接触面積を広げる役割を果たす。
連結対象パイプ10、11又は継手管100の製造に際して、公差によって連結対象パイプ10、11の外径と固定キャップ130に形成される通過孔206の内径とが互いに一致しないことがある。これによって、固定キャップ130と連結対象パイプ10、11との間に流動空間が生じ得る。しかし、本発明によれば、連結対象パイプ10、11がパイプ収容部111、112と結合した状態で、パイプ支持部204が連結対象パイプ10、11をさらに支持することにより、前述した流動空間及び連結対象パイプ10、11の流動範囲が著しく減少する。したがって、連結対象パイプ10、11自体の重さ、パイプの内部を流動する流体の動きや重さ等によって、連結対象パイプ10、11が傾くか継手管から離脱する現象が著しく減少する。
リング状部201は、通過孔132が内側に貫通するように形成されるリング状に設けられる。固定キャップ130がパイプ収容部111、112と結合するとき、リング状部201の内側面は、パイプ収容部111、112の内側に向かい、リング状部201の外側面は、パイプ収容部111、112及び固定キャップ130の外側に向かうようになる。そして、スカート部202は、リング状部201の外側端から挿入方向(I)に沿って延びる形態で形成される。スカート部202は、その内周面がリング状部201の直径方向に沿って通過孔206より外側に位置するように形成される。
また、固定キャップ130の内側には、リング状部201の内周面とスカート部202の内周面との間を傾くように連結する加圧部212が形成される。
加圧部212は、スカート部202の内周面側に行くほど、通過孔206の中心に向かう方向に相対的に少し突き出て、リング状部201の内周面側に行くほど、通過孔132の中心に向かう方向に相対的にさらに突き出るように形成される傾斜面を形成する。
別に表現すれば、加圧部212は、スカート部202の内周面側に行くほど、リング状部201の内側面から挿入方向(I)側にさらに突き出て、通過孔206側に行くほど、リング状部201の内側面から挿入方向(I)側に相対的に少し突き出るように形成される傾斜面を形成する。
後述するように、加圧部212は、固定キャップ130がパイプ収容部111、112に向かって回転し、パイプ収容部111、112の端部と結合されることによって、シーリング部材120の一端を通過孔206の内部に向かう方向に加圧する。これによって、シーリング部材120は、通過孔206の内部に向かう方向に曲げ変形され、通過孔206を通す連結対象パイプ10、11の外周面と密着する。
また、図5及び図6に示したように、スカート部202の内周面にはネジ面210が形成される。使用者が固定キャップ130をパイプ収容部111、112の端部に載せた状態で、固定キャップ130をロック方向に回転させることによって、スカート部202の内周面に形成されるネジ面210が図2に示されたパイプ収容部111、112の端部の外周面に形成されるネジ面170と噛み合い、固定キャップ130とパイプ収容部111、112の端部が結合される。
一方、図5及び図6に示したように、固定キャップ130の他端、すなわち、スカート部202の他端には複数の固定突起収容部208が形成される。固定突起収容部208は、先に図2及び図3を参照して説明したパイプ収容部111、112の外周面に形成される固定キャップ支持部140、141に形成される固定突起172a、172b、172cを収容するように、固定突起172a、172b、172cと対応する大きさ及び形状を有してもよい。
後述するように、固定キャップ130がパイプ収容部111、112の端部と完全に結合されると、固定キャップ130の他端に形成された固定突起収容部208に固定突起172a、172b、172cが収容される。このように、固定突起収容部208に固定突起172a、172b、172cが収容され、固定突起収容部208と固定突起172a、172b、172cとが互いに噛み合った状態になると、固定突起172a、172b、172cの動きが固定突起収容部208の両側壁によって遮られることによって、固定キャップ130とパイプ収容部111、112の端部間の結合力が増大する。したがって、外部から衝撃や震動が加えられても、固定キャップ130がパイプ収容部111、112の端部から自ら緩む現象が著しく減少する。
以下では、図面を参照して、本発明の一実施形態による継手管に連結対象パイプを結合する過程を具体的に説明する。
図7は、本発明の一実施形態による継手管のシーリング部材収容部にシーリング部材が挿入された後、接続管部の端部に固定キャップが載せられた状態を示し、図8は、本発明の一実施形態による継手管の固定キャップに形成された通過孔を介してパイプが継手管の内部へ挿入された状態を示す。また、図9は、本発明の一実施形態による継手管の内部へパイプが挿入された状態で、固定キャップを回転して固定キャップを接続管部の端部に固定させた状態を示し、図10は、図9に示したBB部分の拡大図である。
本発明の一実施形態による継手管に連結対象パイプを結合しようとする使用者は、先に図7に示したように、シーリング部材120をシーリング部材収容部160に挿入する。シーリング部材120がシーリング部材収容部160に挿入されると、シーリング部材120の一端は、パイプ収容部111の端部の外側にさらされる。
また、図7に示したように、シーリング部材120をシーリング部材収容部160に挿入した後、使用者は、固定キャップ130をパイプ収容部111の端部に載せる。
次に、固定キャップ130がパイプ収容部111とネジ結合されていない状態で、使用者は、図8に示したように、連結対象パイプ10を挿入方向(I)にパイプ収容部111に挿入する。
連結対象パイプ10をパイプ収容部111に挿入した後、使用者は、固定キャップ130をロック方向に回転させる。これによって、固定キャップ130は、挿入方向(I)に沿ってパイプ収容部111と徐々に結合される。固定キャップ130の回転が完了されると、図9に示したように、固定キャップ130は、パイプ収容部111と完全に結合される。
このように、本発明による継手管と連結対象パイプ10を結合する際には、シーリング部材120をシーリング部材収容部160に挿入した後、固定キャップ130が緩んだ状態で、連結対象パイプ10をパイプ収容部111に挿入し、次いで、固定キャップ130を結合させる。また、連結対象パイプ10とパイプ収容部111が結合された状態では、固定キャップ130を回転して固定キャップ130をパイプ収容部111と分離させると、連結対象パイプ10をパイプ収容部111から非常に分離しやすい。このようなシーリング部材120及び固定キャップ130を用いた継手管と連結対象パイプ10の結合構造は、「ワンタッチ結合構造」と称してもよい。
要するに、本発明による継手管を用いると、より少ない力で連結対象パイプ10との結合及び分離を簡単に行うことができる。
一方、図8のように、連結対象パイプ10をパイプ収容部111に挿入した状態で、固定キャップ130をパイプ収容部111と徐々に結合させると、固定キャップ130のリング状部201とスカート部202との間に形成される加圧部212がシーリング部材120の一端と徐々に近くなる。結局、図9及び図10に示したように、固定キャップ130がパイプ収容部111と完全に結合されると、パイプ収容部111の端部の外側にさらされたシーリング部材120の一端は、加圧部212によって加圧されて曲げ変形される。
示されたように、加圧部212の傾斜面によってシーリング部材120の一端は、連結対象パイプ10の挿入方向(I)に向かう方向の力及び連結対象パイプ10に向かう方向の力を同時に受けるようになる。これによって、シーリング部材120は、曲げ変形されて、連結対象パイプ10に向かう方向に密着する。
このように、シーリング部材120が加圧部212によって連結対象パイプ10に向かう方向に密着するように曲げ変形されることにより、パイプ収容部111の端部、固定キャップ130のスカート部202及び加圧部212、そして、連結対象パイプ10の間に形成される空いた空間がシーリング部材120によって密閉される。かかるシーリング作用により、連結対象パイプ10の内部を流動する流体がパイプ収容部111の端部、固定キャップ130のスカート部202及び加圧部212、そして連結対象パイプ10の間に形成される空いた空間を介して流出する現象が著しく減少する。
また、シーリング部材120が加圧部212によって連結対象パイプ10に向かう方向に密着するように曲げ変形されることにより、シーリング部材120と連結対象パイプ10間の摩擦力が発生する。さらに、加圧部212によって加えられる圧力によって、シーリング部材120は、連結対象パイプ10に挿入方向(I)に向かって押し出す力を加えることになる。このような摩擦力及び力の方向によって、連結対象パイプ10とパイプ収容部111とが互いに堅く固定されるため、外部の衝撃や震動によって連結対象パイプ10がパイプ収容部111から離脱する現象が著しく減少する。
一方、図9及び図10に示したように、固定キャップ130がパイプ収容部111と完全に結合されると、パイプ収容部111の外周面に形成される固定突起172が固定キャップ130の他端に形成される固定突起収容部208に収容される。このように、固定突起172が固定突起収容部208に収容されると、固定突起172の動きが固定突起収容部208の側壁によって遮られる。これによって、固定キャップ130がパイプ収容部111とより堅く結合されるため、外部の衝撃や震動によって固定キャップ130がパイプ収容部111から自ら緩む現象が著しく減少する。
また、図10に示したように、加圧部212の端部には、連結対象パイプ10の挿入方向(I)に突き出る突出加圧部230が形成される。固定キャップ130がパイプ収容部111と完全に結合されると、突出加圧部230がシーリング部材120を連結対象パイプ10に向かう方向に加圧する。特に、図面に示したように、突出加圧部230の端部は、端に行くほど幅が狭くなる形状を有するため、突出加圧部230によってシーリング部材120に加えられる力が大きくなる。これによって、固定キャップ130と連結対象パイプ10間の結合力がより増大する効果がある。
図11は、本発明の一実施形態による固定キャップのリング状部と加圧部とが成す角度を示す。
前述したように、本発明の一実施形態による固定キャップ130は、リング状部201とスカート部202の間を傾くように連結する加圧部212を含む。ここで、図11に示したように、リング状部201の内周面(L1)と加圧部212の傾斜面(L2)とが成す角度を加圧部212の傾斜角度(W)と定義する。
前述したように、本発明の一実施形態による固定キャップ130は、ネジ結合方式でパイプ収容部111と結合される。固定キャップ130をパイプ収容部111と結合するために使用者は、固定キャップ130をロック方向に回転させなければならない。このとき、使用者が固定キャップ130をロック方向に回転させるために、固定キャップ130に加える力が大きいほど、現場における施工に要する人力と時間が増加する問題がある。
しかし、本発明の一実施形態による固定キャップ130の内部に形成される加圧部212の傾斜面によってシーリング部材212が加圧されながら、使用者が固定キャップ130をロック方向に回転させるために固定キャップ130に加える力が減る効果がある。
例えば、加圧部212の傾斜角度(W)が90゜と設定される場合、加圧部212と接触するシーリング部材212の弾性力が固定キャップ130を回転するにあたって、抵抗力として作用するため、使用者は、固定キャップ130を回転させるために多くの力を加えなければならない。しかし、加圧部212の傾斜角度(W)を90゜より小さい値と設定すれば、加圧部212がシーリング部材212を連結対象パイプに向かう方向に加圧しながら、シーリング部材212の弾性力による抵抗が減る。
[表1]は、実験を介して測定された加圧部212の傾斜角度(W)による固定キャップ130の締め性能を示す。ここで、固定キャップ130の締め性能は、使用者が固定キャップ130をパイプ収容部111と完全に結合させるために要する力(トルク)の大きさを意味し、単位は、N.mである。固定キャップ130の締め性能値が低いほど、固定キャップ130の締め性能は優れる。
[表1]
Figure 0006912545
[表1]に示したように、加圧部212の傾斜角度(W)が大きいほど、固定キャップ130をパイプ収容部111と完全に結合させるために要する力は、さらに大きくなる。実験の結果、固定キャップ130の締め性能値が60以下に保持されるこそ、使用者が固定キャップ130をパイプ収容部111と容易に結合することができるが、加圧部212の傾斜角度(W)が22゜以下であるとき、締め性能値が60以下であることを確認することができる。
一方、前述したように、本発明の一実施形態による固定キャップ130がパイプ収容部111と結合されるとき、固定キャップ130の加圧部212は、シーリング部材212を連結対象パイプ10の挿入方向(I)及び連結対象パイプ10の方向にそれぞれ加圧することにより、シーリング部材212を連結対象パイプ10に密着させる役割を果たす。これによって、シーリング部材212が連結対象パイプ10を半径方向に締めることになり、連結対象パイプ10が継手管から離脱する現象が著しく減少する。
[表2]は、実験を介して測定された加圧部212の傾斜角度(W)に応じる固定キャップ130の結合性能を示す。ここで、固定キャップ130の結合性能は、固定キャップ130がパイプ収容部111と完全に結合された状態で、連結対象パイプ10がパイプ収容部111から完全に分離されるまで、連結対象パイプ10の挿入方向(I)と反対方向に10mm/minの速度で加えられる荷重の大きさを意味し、単位は、kgfである。固定キャップ130の結合性能値が高いほど、固定キャップ130の結合性能は優れる。
[表2]
Figure 0006912545
[表2]に示したように、加圧部212の傾斜角度(W)に応じて固定キャップ130の結合性能値が変わる。実験の結果、固定キャップ130の結合性能値が120以上に保持されるこそ、連結対象パイプ10がパイプ収容部111から離脱しにくいが、加圧部212の傾斜角度(W)が14゜以上であるとき、固定キャップ130の結合性能値が120以上であることを確認することができる。
上記実験の結果から分かるように、使用者が固定キャップ130をパイプ収容部111と完全に結合させるために要する力を60N.m以下に保持しながら、固定キャップ130の結合性能値を120kgf以上に保持するため加圧部212の傾斜角度(W)範囲は、14゜〜22゜で設定されることが最も好ましい。
以上のように、本発明について例示の図面を参照して説明したが、本明細書に開示した実施形態と図面によって本発明が限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で通常の技術者によって様々な変形が成されることは自明である。さらに、前に本発明の実施形態を説明しながら、本発明の構成による作用効果を明示的に記載して説明していないとしても、該構成によって予測可能な効果も認めるべきである。

Claims (9)

  1. 連結対象パイプが内部に挿入される複数のパイプ収容部及び前記複数のパイプ収容部を連結する連結部を含む本体;
    前記パイプ収容部の端部に形成されるシーリング部材収容部に収容され、前記パイプ収容部に挿入される前記連結対象パイプと前記パイプ収容部との間をシーリングするシーリング部材;及び、
    一端には、前記連結対象パイプが通す通過孔が形成され、前記パイプ収容部の端部とネジ結合されて、前記シーリング部材を前記連結対象パイプに密着する方向に加圧する固定キャップを含み、
    前記パイプ収容部の端部の外周面には固定キャップ支持部が形成され、前記固定キャップ支持部は、前記パイプ収容部の端部の外周面から径方向に延出し、また前記固定キャップが前記パイプ収容部の端部とネジ結合されるとき、前記固定キャップの他端を支持し、
    前記固定キャップ支持部は、前記固定キャップの他端に向かう方向及び前記パイプの挿入方向とは反対の方向に突き出る複数の固定突起を含む固定キャップ固定部を含み、前記固定キャップ固定部は、前記パイプ収容部の端部の外周面から前記固定キャップ支持部の残部よりも径方向に長く延出するように設けられ、
    前記固定キャップの他端には、前記固定突起を収容する複数の固定突起収容部が形成される、
    継手管。
  2. 前記固定キャップの一端には、前記固定キャップの一端の方向に段差を有して延びて形成されるパイプ支持部が形成される、
    請求項1に記載の継手管。
  3. 前記固定キャップは、
    前記通過孔が形成されるリング状部;
    前記リング状部の縁から前記連結対象パイプの挿入方向に沿って延びるスカート部;
    前記リング状部の内周面と前記スカート部の内周面との間に、前記リング状部の内周面を基準として予め定まった傾斜角度で傾くように形成される加圧部が形成される、
    請求項1に記載の継手管。
  4. 前記シーリング部材が前記パイプ収容部の端部に形成されるシーリング部材収容部に収容された状態で、前記固定キャップが前記パイプ収容部の端部とネジ結合されると、前記加圧部が前記シーリング部材を加圧することにより、前記シーリング部材の少なくとも一部が前記連結対象パイプに密着する方向に曲げ変形される、
    請求項3に記載の継手管。
  5. 前記加圧部の端部には、前記連結対象パイプの挿入方向に突き出る突出加圧部が形成される、
    請求項3に記載の継手管。
  6. 前記傾斜角度は、
    14゜〜22゜の間で設定される、
    請求項3に記載の継手管。
  7. 前記固定キャップが前記パイプ収容部の端部とネジ結合されると、前記固定突起が前記固定突起収容部の内部に収容され、前記固定キャップの回転が防止される、
    請求項1に記載の継手管。
  8. 前記パイプ収容部の端部の外周面には複数の固定キャップ固定部が形成され、
    前記複数の固定キャップ固定部は、互いに同じ距離だけ離隔するように配置される、
    請求項1に記載の継手管。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項による継手管に連結対象パイプを連結する方法において、
    前記シーリング部材を前記シーリング部材収容部に挿入するステップ;
    前記固定キャップを前記パイプ収容部の端部に載せるステップ;
    前記固定キャップの通過孔を介して前記連結対象パイプを前記パイプ収容部の内部へ挿入するステップ;及び、
    前記固定キャップをロック方向に回転させて前記パイプ収容部とネジ結合するステップ、とを含む、
    連結対象パイプの連結方法。
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