JP6912315B2 - 絵型データ作成装置、絵型データ作成方法および絵型データ作成プログラム - Google Patents

絵型データ作成装置、絵型データ作成方法および絵型データ作成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、絵型データ作成装置、絵型データ作成方法および絵型データ作成プログラムに関する。
特許文献1には、ネットワークに接続されたサーバと端末機とを利用して、販売者によるカタログ作成から受注までの業務を一連のものとして管理し、販売者と購入者との間での商品の売買をより促進する販売補助システムが開示されている(0006段落等参照)。
特開2015−035113号公報
このように商品を販売する際(特に、アパレル商品を販売する際)には、前記商品を展示会に展示することがある。前記展示会においては、従来、前記商品の購入希望者が、商品のサイズ、型番号、色および価格等が記載されたオーダーシート(いわゆる絵型)に、購入したい商品数量を記入することにより、オーダーを行っていた。
しかしながら、前記展示会の開催に伴う前記絵型を作成する業務は、従来、手作業で行われていたために、業務の作業効率に改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、絵型を作成する際の元データである絵型データを自動的に作成することにより、絵型作成業務の作業効率を大幅に改善することができる絵型データ作成装置、絵型データ作成方法および絵型データ作成プログラムを提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る絵型データ作成装置は、商品を展示する展示会において使用する絵型を作成する際の元データである絵型データを作成するための、制御部および記憶部を備える絵型データ作成装置であって、前記記憶部には、前記商品が属する品番を識別するための品番識別データと前記品番が属する品種を識別するための品種識別データとを含む品番マスタと、前記展示会を識別するための展示会識別データと前記品種識別データと前記品種のブランドを識別するためのブランド識別データと前記品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データとを含む品種マスタと、が格納されており、前記制御部は、前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得手段と、前記品番マスタを参照して、前記品種取得手段で取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得手段と、前記品種取得手段で取得した品種識別データと前記品番取得手段で取得した品番識別データと前記品番取得手段で取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成装置は、前記記憶部には、前記品番識別データと前記品番の画像データとを含む品番画像マスタが更に格納されており、前記制御部は、前記品番画像マスタを参照して、前記作成した絵型データに含まれる品番識別データに対応する画像データを取得し、当該取得した画像データを、前記作成した絵型データに含まれる品種識別データ毎に、当該取得した画像データに対応する品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれる表示順に従って出力する出力手段を更に備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成装置は、前記商品が、アパレル商品であり、前記品番マスタは、前記品番に属する商品が定番品であることを示す定番区分および非定番品であることを示す非定番区分のいずれか一方を含む定番非定番区分データを更に含み、前記記憶部には、前記品番識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む商品マスタと、前記商品識別データと前記商品のカラーを識別するためのカラー識別データと前記商品のサイズを識別するためのサイズ識別データとを含む分類別特性設定マスタと、が更に格納されており、前記品番取得手段は、前記品番マスタを参照して、前記品種取得手段で取得した品種識別データおよび前記絵型データ作成画面で指定された定番非定番区分データと紐付く品番識別データを取得し、前記制御部は、前記商品マスタを参照して、前記品番取得手段で取得した品番識別データと紐付く商品識別データを取得する商品取得手段と、前記分類別特性設定マスタを参照して、前記商品取得手段で取得した商品識別データと紐付くカラー識別データおよびサイズ識別データを取得するカラー等取得手段と、を更に備え、前記絵型データ作成手段は、前記カラー等取得手段で取得したカラー識別データおよびサイズ識別データを更に含む前記絵型データを作成すること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成装置は、前記品種マスタが、前記品種が発表される年度およびシーズンを更に含み、前記品種取得手段は、前記品種マスタを参照して、前記絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データ、国内外区分データ、年度およびシーズンと紐付く品種識別データを取得すること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成装置は、前記出力手段が、前記取得した画像データを、前記取得した画像データに対応する品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれるカラー識別データおよびサイズ識別データと共に出力すること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成装置は、前記制御部が、品種編集手段を更に備えており、前記品種編集手段は、前記絵型データ作成画面で指定された品種識別データに関する情報を前記作成した絵型データに追加する品種追加手段および絵型データ登録画面で指定された品種識別データに関する情報を前記作成した絵型データから削除する品種削除手段の少なくとも一方を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成装置は、前記制御部が、品番編集手段を更に備えており、前記品番編集手段は、前記絵型データ登録画面で指定された品番識別データに関する情報を前記作成した絵型データから削除する品番削除手段および前記絵型データ登録画面で指定された品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれる前記表示順を変更する表示順変更手段の少なくとも一方を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成方法は、商品を展示する展示会において使用する絵型を作成する際の元データである絵型データを作成するための、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される絵型データ作成方法であって、前記記憶部には、前記商品が属する品番を識別するための品番識別データと前記品番が属する品種を識別するための品種識別データとを含む品番マスタと、前記展示会を識別するための展示会識別データと前記品種識別データと前記品種のブランドを識別するためのブランド識別データと前記品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データとを含む品種マスタと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得ステップと、前記品番マスタを参照して、前記品種取得ステップで取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得ステップと、前記品種取得ステップで取得した品種識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る絵型データ作成プログラムは、商品を展示する展示会において使用する絵型を作成する際の元データである絵型データを作成するための、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための絵型データ作成プログラムであって、前記記憶部には、前記商品が属する品番を識別するための品番識別データと前記品番が属する品種を識別するための品種識別データとを含む品番マスタと、前記展示会を識別するための展示会識別データと前記品種識別データと前記品種のブランドを識別するためのブランド識別データと前記品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データとを含む品種マスタと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得ステップと、前記品番マスタを参照して、前記品種取得ステップで取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得ステップと、前記品種取得ステップで取得した品種識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、絵型を作成する際の元データである絵型データを自動的に作成することにより、絵型作成業務の作業効率を大幅に改善することができるという効果を奏する。
図1は、絵型データ作成装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係る業務フローの一例を示す図である。 図3は、印刷された絵型ブックの一例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る処理フローの一例を示す図である。 図5は、商品系マスタおよび絵型データにおけるデータ構造例を示す図である。 図6は、定番品に関する絵型データを作成する場合の絵型ブック一括作成画面の一例を示す図である。 図7は、定番品に関する絵型データの作成過程の一例を示す図である。 図8は、作成された定番品に関する絵型データおよびこれを基にして印刷された絵型ブックの一例を示す図である。 図9は、非定番品に関する絵型データを作成する場合の絵型ブック一括作成画面の一例を示す図である。 図10は、非定番品に関する絵型データの作成過程の一例を示す図である。 図11は、作成された非定番品に関する絵型データおよびこれを基にして印刷された絵型ブックの一例を示す図である。 図12は、品種追加修正を行う場合の絵型ブック一括作成画面の一例を示す図である。 図13は、品種追加修正の前後それぞれにおける絵型データの一例を示す図である。 図14は、品種削除修正を行う場合の絵型ブック登録画面の一例を示す図である。 図15は、品種削除修正の前後それぞれにおける絵型データの一例を示す図である。 図16は、品番削除修正および品番表示順変更修正を行う場合の絵型ブック登録画面の一例を示す図である。 図17は、品番削除修正および品番表示順変更修正の前後それぞれにおける絵型データの一例を示す図である。
以下に、本発明に係る絵型データ作成装置、絵型データ作成方法および絵型データ作成プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.概要]
商品を販売する際(特に、アパレル商品を販売する際)には、前記商品を展示会に展示することがある。前記展示会の開催に伴い、商品のサイズ、型番号、色および価格等が記載されたカタログ(「絵型」と呼ばれる)を作成する必要がある。従来、絵型の作成は手作業で行われており、また、廃盤商品が発生した場合や商品の表示の順番を変更したい場合には、商品の外観等を紙に印刷し、当該印刷後の紙を絵型に貼り付けることで、絵型の編集が行われていた。要するに、従来は、絵型の作成業務および編集業務は手作業により行われていたため、これら業務の作業効率には改善の余地があった。
そこで、本実施形態においては、事前に登録した商品系マスタの情報をもとに、絵型データを自動作成できる仕組みを確立し、更に、作成した絵型データの画面上での編集も可能とした。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る絵型データ作成装置100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、絵型データ作成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
絵型データ作成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、絵型データ作成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
絵型データ作成装置100は、図1に示すように、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。絵型データ作成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、絵型データ作成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、絵型データ作成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する記憶部106に格納されるデータは、サーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114を、表示部としてのモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、商品系マスタである品種分類マスタ106a、品種マスタ106b、品番マスタ106c、品番画像マスタ106d、商品マスタ106eおよび分類別特性設定マスタ106f、ならびに、絵型データである絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hを備えている。これらのうち、品種マスタ106b、品番マスタ106cおよび絵型明細データ106h以外は、任意の構成要素であり、記憶部106に含まれていても含まれていなくてもよい。
本実施形態において、商品は、いかなるものであってもよく、例えば、アパレル商品、靴、宝石およびアクセサリー等があげられ、中でも、アパレル商品が好ましい。このため、以下においては、商品がアパレル商品であると仮定して説明を進める。また、商品は、年度およびシーズンに関係なく展示会に並ぶもの(いわゆる定番品)であってもよいし、年度およびシーズン毎に発表され新商品として展示会に並ぶもの(いわゆる非定番品)であってもよい。
ここで、本実施形態における処理の概略を、図2、図3および図4を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る業務フローの一例を示す図である。図3は、印刷された絵型ブックの一例を示す図である。図4は、本実施形態に係る処理フローの一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態に係る業務フローは商品企画から始まる。続いて、商品系マスタを基にして、絵型ブック一括作成画面を通して、絵型データが作成される。作成された絵型データは、絵型ブック登録画面を通して、編集することができる。編集された絵型データは、印刷されて絵型ブックとなり、展示会で使用される。展示会終了後、受注入力および数出ミーティングを経て、後工程へと進む。後工程とは、例えば、各店舗および各得意先に対してどれだけの商品を出荷するかを、商品の生産数および納期ならびに展示会での受注数等を基に判断する工程である。
図3に示すように、絵型ブックにおいては、品種(図3では、ZZ01品種)毎に、当該品種内の品番(図3では、7種類の品番)の画像が各々のマトリックスに印刷される。各画像の下の網目状のマトリックスにおいて、横列の番号(例えば、図3の左上の品番ZZ00AA001の画像の場合、02と04)は、各品番のサイズを表し、縦列の番号(例えば、図3の左上の品番ZZ00AA001の画像の場合、01と04と06と10と12)は、各品番のカラーを表す。
図4に示すように、商品系マスタにおける品種マスタ106b(素材マスタ)および品番マスタ106cを基にして、絵型ブック一括作成画面を通して、絵型データ(絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106h)が作成される。また、絵型ブック一括作成画面を通して、作成した絵型データへの品番の追加(差分作成)をすることが可能である。作成された絵型データの修正が不要な場合、絵型データが印刷されて、絵型ブックが作成される。これに対して、作成された絵型データの修正が必要な場合、絵型ブック登録画面を通して、廃盤商品の除外や表示レイアウト(表示順)の変更をでき、またこの他にも、納期や組成情報等の絵型ブックに印字される情報の編集も行うことができる(従来は、当該変更および当該編集の際、印刷した紙を切り貼りすることで絵型の編集を行うというアナログな対応をしていた)。編集が済んだ絵型データは、印刷されて、絵型ブックが作成される。作成された絵型ブックは、展示会で使用される。
以下、各マスタおよび各データの構成例について、図5を用いて詳細に説明する。
品種分類マスタ106aは、商品の大分類を示す品種分類に関する情報を保持するためのマスタである。品種分類の例としては、例えば、トップス、バッグおよびシューズ等があげられる。品種分類マスタ106aは、図5に示すように、例えば、品種分類を識別するための品種分類識別データ(品種分類コードおよび品種分類名)を含む。
品種マスタ106bは、商品の中分類を示す品種に関する情報を保持するためのマスタである。品種は、品種分類を更に細分化したものであり、言い換えると、品種分類に属するものである。品種の例としては、品種分類がトップスである場合、例えば、Tシャツ、シャツおよびカーディガン等があげられる。品種マスタ106bは、例えば、商品を展示する展示会を識別するための展示会識別データ(展示会コード)や、図5に示すように、品種を識別するための品種識別データ(品種コードおよび品種名)、品種分類識別データ(品種分類コード)、品種の並び順を指定するための並び順、品種のブランドを識別するためのブランド識別データ(ブランド)、品種が発表される年度およびシーズン、品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データ(国内外区分)、品種の組成情報、品種が納品されるべき納期および品種の原産国等を含む。
品番マスタ106cは、品番に関する情報を保持するためのマスタである。品番は、品種を更に細分化したものであり、言い換えると、品種に属するものである。品番の例としては、品種がTシャツである場合、例えば、同じ形および同じデザイン等で定義される特定のTシャツがあげられる。「品番」は、カラーやサイズなどの特性の違いを区別しない概念であるため、同じ形および同じデザインでカラー違いやサイズ違いのTシャツ同士は、同じ品番に属することとなる。これに対して、後述する「商品」は、カラーやサイズなどの特性の違いを区別する概念である。品番マスタ106cは、図5に示すように、例えば、品番を識別するための品番識別データ(品番コードおよび品番名)、品種識別データ(品種コード)、ある品番に属する商品が定番品であることを示す定番区分および非定番品であることを示す非定番区分のいずれか一方を含む定番非定番区分データ(定番品区分)および上代単価等を含む。
品番画像マスタ106dは、品番の画像データを保持するためのマスタである。品番画像マスタ106dは、図5に示すように、例えば、品番識別データ(品番コード)および品番の画像データ(画像ファイル)等を含む。
商品マスタ106eは、商品に関する情報を保持するためのマスタである。商品は、品番を更に細分化したものであり、言い換えると、品番に属するものである。商品は、前述のとおり、カラーやサイズなどの特性の違いを区別する概念であるため、同じ形および同じデザインを有するTシャツであっても、白のTシャツと黒のTシャツ(カラー違い)は互いに異なる商品となり、また、SサイズのTシャツとMサイズのTシャツ(サイズ違い)も互いに異なる商品となる。商品マスタ106eは、図5に示すように、例えば、商品を識別するための商品識別データ(商品コードおよび商品名)および品番識別データ(品番コード)等を含む。
分類別特性設定マスタ106fは、商品の特性(カラーおよびサイズ等)を保持するためのマスタである。分類別特性設定マスタ106fは、図5に示すように、例えば、商品識別データ(商品コード)、商品のカラーを識別するためのカラー識別データ(カラー)および商品のサイズを識別するためのサイズ識別データ(サイズ)等を含む。
絵型データ(絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106h)は、前記展示会において使用する絵型を作成するための元データであって、商品系マスタを基にして作成される。
絵型ヘッダデータ106gは、商品に関する基本情報を保持するデータである。絵型ヘッダデータ106gは、図5に示すように、例えば、展示会識別データ(展示会コード)、品種識別データ(品種コード)、ブランド識別データ(ブランド)、年度、シーズン、国内外区分データ(国内外区分)、定番非定番区分データ(定番品区分)、納期、原産国、組成情報、カラー識別データ(カラー)および摘要等を含む。
絵型明細データ106hは、商品に関する詳細情報を保持するデータである。絵型明細データ106hは、図5に示すように、例えば、展示会識別データ(展示会コード)、品種識別データ(品種コード)、品番識別データ(品番コード)、カラー識別データ、サイズ識別データ(サイズ)および品番識別データ(品番コード)に対応する品番の表示順等を含む。表示順の性質については、次段落および次々段落で詳細に説明する。
表示順と絵型ブックとの関係について説明する。表示順は、絵型ブックにおける各マス目の位置に対応しており、図11に示す絵型ブックの場合、上段の5マスは左から順に表示順1〜5に対応し、下段の5マスは左から順に表示順6〜10に対応する。このため、図11の絵型明細データ106hにおいて表示順1に対応する品番コード「XX01AA002」の品番は、図11の絵型ブック上段の左から1マス目に表示され、また、表示順2に対応する品番コード「XX01AA003」の品番は、図11の絵型ブック上段の左から2マス目に表示される。なお、図11の絵型明細データ106hにおいて表示順3に対応する品番コード「XX02AA001」の品番は、別の品種に属するため、図示していないが、別頁または別画面の絵型ブック上段の左から3マス目に表示され、また、表示順4に対応する品番コード「XX02AA002」の品番も、別の品種に属するため、図示していないが、別頁または別画面の絵型ブック上段の左から4マス目に表示される(つまり、別頁または別画面の絵型ブック上段の左から1マス目および2マス目は空欄となる)。
表示順の採番の仕方について説明する。表示順は、例えば、図11の絵型明細データ106hに示すように品番コードの若い順に1番から通し番号で採番してもよいし(すなわち、品種の違いを考慮しない)、または、品種内で品番コードの若い順に1番から採番してもよい(すなわち、品種の違いを考慮する)。後者の採番の場合、例えば、図11の絵型明細データ106hにおいて、品種コード「XX00002」に属する品番コード「XX02AA001」の品番および品番コード「XX02AA002」の品番は、それぞれ、表示順3および4ではなく、表示順1および2が採番される。この場合、品番コード「XX02AA001」の品番は、前段落で説明した別頁または別画面の絵型ブックの上段の左から1マス目に表示され、また、品番コード「XX02AA002」の品番は、前段落で説明した別頁または別画面の絵型ブックの上段の左から2マス目に表示される(つまり、別頁または別画面の絵型ブック上段の左から3マス目および4マス目は空欄となる)。
制御部102は、絵型データ作成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、(1)前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得手段としての品種取得部102aと、(2)前記品番マスタを参照して、前記品種取得手段で取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得手段としての品番取得部102bと、(3)前記商品マスタを参照して、前記品番取得手段で取得した品番識別データと紐付く商品識別データを取得する商品取得手段としての商品取得部102cと、(4)前記分類別特性設定マスタを参照して、前記商品取得手段で取得した商品識別データと紐付くカラー識別データおよびサイズ識別データを取得するカラー等取得手段としてのカラー等取得部102dと、(5)前記品種取得手段で取得した品種識別データと前記品番取得手段で取得した品番識別データと前記品番取得手段で取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成手段としての絵型データ作成部102eと、(6)前記品番画像マスタを参照して、前記作成した絵型データに含まれる品番識別データに対応する画像データを取得し、当該取得した画像データを、前記作成した絵型データに含まれる品種識別データ毎に、当該取得した画像データに対応する品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれる表示順に従って出力する出力手段としての出力部102fと、(7)品種編集手段としての品種編集部102gと、(8)前記絵型データ作成画面で指定された品種識別データに関する情報を前記作成した絵型データに追加する品種追加手段としての品種追加部102g1と、(9)絵型データ登録画面で指定された品種識別データに関する情報を前記作成した絵型データから削除する品種削除手段としての品種削除部102g2と、(10)品番編集手段としての品番編集部102hと、(11)前記絵型データ登録画面で指定された品番識別データに関する情報を前記作成した絵型データから削除する品番削除手段としての品番削除部102h1と、(12)前記絵型データ登録画面で指定された品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれる前記表示順を変更する表示順変更手段としての表示順変更部102h2と、を備えている。これらのうち、品種取得部102a、品番取得部102bおよび絵型データ作成部102e以外は、任意の構成要素であり、制御部102に含まれていても含まれていなくてもよい。
品種取得部102aは、品種マスタ106bを参照して、絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された展示会識別データ(展示会コード)、ブランド識別データ(ブランド)および国内外区分データ(国内外区分)と紐付く品種識別データ(品種コード)を取得する。品種が年度およびシーズンごとに発表されるものである場合(すなわち、品種マスタ106bが年度およびシーズンを含む場合)、品種取得部102aは、品種マスタ106bを参照して、絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された展示会識別データ(展示会コード)、ブランド識別データ(ブランド)、国内外区分データ(国内外区分)、年度およびシーズンと紐付く品種識別データ(品種コード)を取得してもよい。
品番取得部102bは、品番マスタ106cを参照して、品種取得部102aで取得した品種識別データ(品種コード)と紐付く品番識別データ(品番コード)を取得する。アパレル商品のように、商品の中に定番品と非定番品とが存在する場合、品番取得部102bは、品番マスタ106cを参照して、品種取得部102aで取得した品種識別データ(品種コード)および絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された定番非定番区分データ(定番品区分)と紐付く品番識別データ(品番コード)を取得してもよい。
商品取得部102cは、商品マスタ106eを参照して、品番取得部102bで取得した品番識別データ(品番コード)と紐付く商品識別データ(商品コード)を取得する。
カラー等取得部102dは、分類別特性設定マスタ106fを参照して、商品取得部102cで取得した商品識別データ(商品コード)と紐付くカラー識別データ(カラー)およびサイズ識別データ(サイズ)を取得する。
絵型データ作成部102eは、品種取得部102aで取得した品種識別データ(品種コード)と品番取得部102bで取得した品番識別データ(品番コード)と品番取得部102bで取得した品番識別データ(品番コード)に対応する品番の表示順とを含む絵型データを作成する。商品にカラーおよびサイズがあるものである場合、絵型データ作成部102eは、カラー等取得部102dで取得したカラー識別データ(カラー)およびサイズ識別データ(サイズ)を更に含む絵型データを作成してもよい。
出力部102fは、品番画像マスタ106dを参照して、前記作成した絵型データに含まれる品番識別データ(品番コード)に対応する画像データ(画像ファイル)を取得し、当該取得した画像データ(画像ファイル)を、前記作成した絵型データに含まれる品種識別データ(品種コード)毎に、当該取得した画像データ(画像ファイル)に対応する品番識別データ(品番コード)と紐付く前記作成した絵型データに含まれる表示順に従って出力する。商品にカラーおよびサイズがあるものである場合、出力部102fは、前記取得した画像データ(画像ファイル)を、前記取得した画像データ(画像ファイル)に対応する品番識別データ(品番コード)と紐付く前記作成した絵型データに含まれるカラー識別データ(カラー)およびサイズ識別データ(サイズ)と共に出力してもよい。
品種編集部102gは、品種追加部102g1および品種削除部102g2の少なくとも一方を備えている。品種追加部102g1は、絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された品種識別データ(品種コード)に関する情報を前記作成した絵型データに追加する。品種削除部102g2は、絵型データ登録画面(絵型ブック登録画面)で指定された品種識別データ(品種コード)に関する情報を前記作成した絵型データから削除する。
品番編集部102hは、品番削除部102h1および表示順変更部102h2の少なくとも一方を備えている。品番削除部102h1は、絵型データ登録画面(絵型ブック登録画面)で指定された品番識別データ(品番コード)に関する情報を前記作成した絵型データから削除する。表示順変更部102h2は、絵型データ登録画面(絵型ブック登録画面)で指定された品番識別データ(品番コード)と紐付く前記作成した絵型データに含まれる前記表示順を変更する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について説明する。本実施形態に係る処理は、絵型データ作成処理と絵型データ編集処理とに大別される。更に、絵型データ作成処理は、[3−1]定番品に関する絵型データ作成処理と[3−2]非定番品に関する絵型データ作成処理とに分かれ、絵型データ編集処理は、[3−3]品種追加処理と[3−4]品種削除処理と[3−5]品番削除処理および品番表示順変更処理とに分かれる。このため、以下、[3−1]〜[3−5]の順に項目立てて説明する。
[3−1.定番品に関する絵型データ作成処理]
本項目では、定番品に関する絵型データ作成処理について、図6〜8を用いて詳細に説明する。例えば、オペレータが以下に示す条件を図6に示す絵型ブック一括作成画面で指定して、「作成」ボタンを選択すると、以下の(品種取得処理)〜(絵型データ作成処理)が実行され絵型データを作成することができる。
(条件)
定番品区分:定番品
展示会コード:MM16AWDOM
ブランド:MM
国内外区分:国内
(品種取得処理)
まず、品種取得部102aは、品種マスタ106bを参照して、絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された展示会識別データ(展示会コード)、ブランド識別データ(ブランド)および国内外区分データ(国内外区分)と紐付く品種識別データ(品種コード)を取得する。
具体的には、図7の品種マスタ106b(展示会コードは図示していないが、すべてのレコードが展示会コードMM16AWDOMを有すると仮定する)を参照すると、指定された展示会コード(MM16AWDOM)、ブランド(MM)および国内外区分(国内)を有するレコードは、「指定条件に一致」と記した2行のレコードである。このようにして、品種取得部102aは、当該2つのレコードに含まれる品種コード「MM00001」および「MM00002」を取得する。
(品番取得処理)
続いて、品番取得部102bは、品番マスタ106cを参照して、品種取得部102aで取得した品種識別データ(品種コード)および絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された定番非定番区分データ(定番品区分)と紐付く品番識別データ(品番コード)を取得する。
具体的には、図7の品番マスタ106cを参照すると、品種取得部102aで取得した品種コード(MM00001およびMM00002)および指定された定番品区分(定番品)を有するレコードは、品番コード「MM01AA001」を有するレコードと品番コード「MM01AA002」を有するレコードの2つである。このようにして、品番取得部102bは、当該2つのレコードに含まれる品番コード「MM01AA001」および「MM01AA002」を取得する。
(商品取得処理)
続いて、商品取得部102cは、商品マスタ106eを参照して、品番取得部102bで取得した品番識別データ(品番コード)と紐付く商品識別データ(商品コード)を取得する。
具体的には、図7の商品マスタ106eを参照すると、品番取得部102bで取得した品番コードのうち、MM01AA002を有するレコードは、商品マスタ106eに示した4つのレコードすべてである。このようにして、商品取得部102cは、商品コード「MM01AA0020101」、「MM01AA0020103」、「MM01AA0020501」および「MM01AA0020503」を取得する。
(カラー等取得処理)
続いて、カラー等取得部102dは、分類別特性設定マスタ106fを参照して、商品取得部102cで取得した商品識別データ(商品コード)と紐付くカラー識別データ(カラー)およびサイズ識別データ(サイズ)を取得する。
具体的には、図7の分類別特性設定マスタ106fに示すように、カラー等取得部102dは、商品取得部102cで取得した商品コード「MM01AA0020101」、「MM01AA0020103」、「MM01AA0020501」および「MM01AA0020503」と紐付くカラーおよびサイズとして、それぞれ、「カラー01、サイズ01」、「カラー01、サイズ03」、「カラー05、サイズ01」および「カラー05、サイズ03」を取得する。
(絵型データ作成処理)
続いて、絵型データ作成部102eは、品種取得部102aで取得した品種識別データ(品種コード)と品番取得部102bで取得した品番識別データ(品番コード)と品番取得部102bで取得した品番識別データ(品番コード)に対応する品番の表示順とカラー等取得部102dで取得したカラー識別データ(カラー)およびサイズ識別データ(サイズ)とを含む絵型明細データ106hを、図8に示すように作成する。
図8の絵型明細データ106hにおいて、(11)には絵型ブック一括作成画面にて選択された情報がセットされており、(12)は品種マスタ106bから取得した情報であり、(13)は品番マスタ106cから取得した情報であり、(14)には商品マスタ106eおよび分類別特性設定マスタ106fを基に取得したカラーおよびサイズを列挙しており、(15)は品番コード順に採番した番号である。なお、図8には示していないが、表示順は、品種内で品番コード順に採番した番号であってもよく、この場合、図8の絵型明細データ106hにおいて、品種コード「MM00001」に属する品番コード「MM01AA002」に対応する表示順は「1」となり、別の品種コード「MM00002」に属する品番コード「MM02AA001」に対応する表示順も「1」となる。
絵型データ作成部102eは、絵型明細データ106hと併せて、図8に示す絵型ヘッダデータ106gを作成してもよい。図8の絵型ヘッダデータ106gにおいて、(1)は品種マスタ106bから取得した情報であり(年度およびシーズンはセットされない)、(2)には絵型ブック一括作成画面にて選択された情報がセットされており、(3)には商品にて使用されているカラーおよびサイズを列挙している。
(出力処理)
続いて、オペレータが図6に示す絵型ブック一括作成画面とは別の画面等で、作成した絵型データの出力を指示すると、出力部102fは以下の処理により作成した絵型データの出力を実行する。
まず、出力部102fは、品番画像マスタ106dを参照して、前記作成した絵型データに含まれる品番識別データ(品番コード)に対応する画像データ(画像ファイル)を取得する。
具体的には、出力部102fは、図8の絵型明細データ106hにおける品番コード(MM01AA002)に対応する画像ファイルA(図8に示す靴の画像)と、図8の絵型明細データ106hにおける品番コード(MM02AA001)に対応する画像ファイルB(図示せず)と、を取得する。
次に、出力部102fは、前記取得した2つの画像ファイルAおよびBを、以下のルール1〜3に従って出力する。
1.出力部102fは、前記取得した2つの画像ファイルAおよびBを、作成した図8の絵型明細データ106hに含まれる品種コード毎に出力する。すなわち、出力部102fは、図8に示すように、絵型ブックに、品種コード(MM00001:MM01品種)に属する画像ファイルAを出力する。一方で、出力部102fは、図示していないが、前記絵型ブックの別頁に、品種コード(MM00002:MM02品種)に属する画像ファイルBを出力する。
2.出力部102fは、前記取得した2つの画像ファイルAおよびBを、前記取得した2つの画像ファイルAおよびBに対応する品番コードと紐付く前記作成した絵型明細データ106hに含まれる表示順に従って出力する。具体的には、前記[2.構成]で説明したように、表示順「1」は絵型ブック上段の左から1マス目に対応しているため、出力部102fは、図8に示すように、表示順「1」と紐付く品番コード(MM01AA002)に対応する画像ファイルAを絵型ブック上段の左から1マス目に出力する。一方で、出力部102fは、図示していないが、表示順「2」と紐付く品番コード(MM02AA001)に対応する画像ファイルBを前記絵型ブックの別頁の上段の左から2マス目に出力する(このため、別頁の上段の左から1マス目は空欄となる)。
3.出力部102fは、取得した画像ファイルを、前記取得した2つの画像ファイルAおよびBに対応する品番コードと紐付く前記作成した絵型明細データ106hに含まれるカラー番号およびサイズ番号と共に出力する。例えば、出力部102fは、前記取得した画像ファイルAを、前記取得した画像ファイルAに対応する品番コード(MM01AA002)と紐付く前記作成した絵型明細データ106hに含まれるカラー番号(01および05)およびサイズ番号(01および03)と共に、図8に示すように絵型ブックに出力する。なお、図8に示す画像ファイルA(靴の画像)の下の格子状のマトリックスにおいて、縦列の01および05がカラー番号であり、横列の01および03がサイズ番号である。
[3−2.非定番品に関する絵型データ作成処理]
本項目では、非定番品に関する絵型データ作成処理について、図9〜11を用いて詳細に説明する。例えば、オペレータが以下に示す条件を図9に示す絵型ブック一括作成画面で指定して、「作成」ボタンを選択すると、以下の(品種取得処理)〜(絵型データ作成処理)が実行され絵型データを作成することができる。
(条件)
定番品区分:定番品以外(非定番品)
展示会コード:XX16AWDOM
ブランド:XX
年度:2016
シーズン:秋/冬
国内外区分:国内
(品種取得処理)
まず、品種取得部102aは、品種マスタ106bを参照して、絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された展示会識別データ(展示会コード)、ブランド識別データ(ブランド)、国内外区分データ(国内外区分)、年度およびシーズンと紐付く品種識別データ(品種コード)を取得する。
具体的には、図10の品種マスタ106b(展示会コードは図示していないが、すべてのレコードが展示会コードXX16AWDOMを有すると仮定する)を参照すると、指定された展示会コード(XX16AWDOM)、ブランド(XX)、国内外区分(国内)、年度(2016)およびシーズン(秋/冬)を有するレコードは、「指定条件に一致」と記した2行のレコードである。このようにして、品種取得部102aは、当該2つのレコードに含まれる品種コード「XX00001」および「XX00002」を取得する。
(品番取得処理)
続いて、品番取得部102bは、詳細な説明は省略するが、前記[3−1](品番取得処理)での説明と同様の方法で、品番コード「XX01AA002」、「XX01AA003」、「XX02AA001」および「XX02AA002」を取得する。
(商品取得処理)
続いて、商品取得部102cは、詳細な説明は省略するが、前記[3−1](商品取得処理)での説明と同様の方法で、商品コード「XX01AA0020101」、「XX01AA0020103」、「XX01AA0020501」および「XX01AA0020503」を取得する。
(カラー等取得処理)
続いて、カラー等取得部102dは、詳細な説明は省略するが、前記[3−1](カラー等取得処理)での説明と同様の方法で、商品コード「XX01AA0020101」、「XX01AA0020103」、「XX01AA0020501」および「XX01AA0020503」と紐付くカラーおよびサイズとして、それぞれ、「カラー01、サイズ01」、「カラー01、サイズ03」、「カラー05、サイズ01」および「カラー05、サイズ03」を取得する。
(絵型データ作成処理)
続いて、絵型データ作成部102eは、詳細な説明は省略するが、前記[3−1](絵型データ作成処理)での説明と同様の方法で、絵型明細データ106hを図11に示すように作成する。
図11の絵型明細データ106hにおいて、(31)には絵型ブック一括作成画面にて選択された情報がセットされており、(32)は品種マスタ106bから取得した情報であり、(33)は品番マスタ106cから取得した情報であり、(34)には商品マスタ106eおよび分類別特性設定マスタ106fを基に取得したカラーおよびサイズを列挙しており、(35)は品番コード順に採番した番号である。なお、図示していないが、表示順は、品種内で品番コード順に採番した番号であってもよく、この場合、図8の絵型明細データ106hにおいて、品種コード「XX00001」に属する品番コード「XX01AA002」および「XX01AA003」に対応する表示順は、それぞれ、「1」および「2」となり、別の品種コード「XX00002」に属する品番コード「XX02AA001」および「XX02AA002」に対応する表示順も、それぞれ、「1」および「2」となる。
絵型データ作成部102eは、絵型明細データ106hと併せて、図11に示す絵型ヘッダデータ106gを作成してもよい。図11の絵型ヘッダデータ106gにおいて、(21)は品種マスタ106bから取得した情報であり、(22)には絵型ブック一括作成画面にて選択された情報がセットされており、(23)には商品にて使用されているカラーおよびサイズを列挙している。
(出力処理)
続いて、オペレータが図9に示す絵型ブック一括作成画面とは別の画面等で、作成した絵型データの出力を指示すると、出力部102fは以下の処理により作成した絵型データの出力を実行する。
まず、出力部102fは、品番画像マスタ106dを参照して、前記作成した絵型データに含まれる品番識別データ(品番コード)に対応する画像データ(画像ファイル)を取得する。
具体的には、出力部102fは、図11の絵型明細データ106hにおける品番コード(XX01AA002)に対応する画像ファイルC(図11に示すストライプ柄のTシャツ)と、図11の絵型明細データ106hにおける品番コード(XX01AA003)に対応する画像ファイルD(図11に示す無地のカーディガン)と、図11の絵型明細データ106hにおける品番コード(XX02AA001)に対応する画像ファイルE(図示せず)と、図11の絵型明細データ106hにおける品番コード(XX02AA002)に対応する画像ファイルF(図示せず)と、を取得する。
次に、出力部102fは、前記取得した4つの画像ファイルC〜Fを、以下のルール1〜3に従って出力する。
1.出力部102fは、前記取得した4つの画像ファイルC〜Fを、作成した図11の絵型明細データ106hに含まれる品種コード毎に出力する。すなわち、出力部102fは、図11に示すように、絵型ブックに、品種コード(XX00001:XX01品種)に属する画像ファイルCおよびDを出力する。一方で、出力部102fは、図示していないが、前記絵型ブックの別頁に、品種コード(XX00002:XX02品種)に属する画像ファイルEおよびFを出力する。
2.出力部102fは、前記取得した4つの画像ファイルC〜Fを、前記取得した4つの画像ファイルC〜Fに対応する品番コードと紐付く前記作成した絵型明細データ106hに含まれる表示順に従って出力する。具体的には、前記[2.構成]で説明したように、表示順「1」は絵型ブック上段の左から1マス目に対応しているため、出力部102fは、図11に示すように、表示順「1」と紐付く品番コード(XX01AA002)に対応する画像ファイルCを絵型ブック上段の左から1マス目に出力し、表示順「2」と紐付く品番コード(XX01AA003)に対応する画像ファイルDを絵型ブック上段の左から2マス目に出力する。一方で、出力部102fは、図示していないが、表示順「3」と紐付く品番コード(XX02AA001)と紐付く画像ファイルEを前記絵型ブックの別頁の上段の左から3マス目に出力し、表示順「4」と紐付く品番コード(XX02AA002)と紐付く画像ファイルFを前記絵型ブックの別頁の上段の左から4マス目に出力する(このため、別頁の上段の左から1マス目および2マス目は空欄となる)。
3.出力部102fは、取得した画像ファイルを、前記取得した2つの画像ファイルC〜Fに対応する品番コードと紐付く前記作成した絵型明細データ106hに含まれるカラー番号およびサイズ番号と共に出力する。例えば、出力部102fは、前記取得した画像ファイルCを、前記取得した画像ファイルCに対応する品番コード(XX01AA002)と紐付く前記作成した絵型明細データ106hに含まれるカラー番号(01および05)およびサイズ番号(01および03)と共に、図11に示すように絵型ブックに出力する。なお、図11に示す画像ファイルC(ストライプ柄のTシャツの画像)の下の格子状のマトリックスにおいて、縦列の01および05がカラー番号であり、横列の01および03がサイズ番号である。
[3−3.品種追加処理]
本項目では、品種追加処理(差分作成処理ともいう)について、図12および13を用いて詳細に説明する。
(品種追加処理)
品種追加部102g1は、絵型データ作成画面(絵型ブック一括作成画面)で指定された品種識別データ(品種コード)に関する情報を前記作成した絵型データ(絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106h)に追加する。
具体的には、例えば、絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hに新たな品種「ZZ00009」および「ZZ00010」を追加したい場合、オペレータが図12に示す絵型ブック一括作成画面で「素材選択」のボタンを選択し、更に、当該選択により開いた画面において「ZZ00009」および「ZZ00010」に印を入れて「確定」ボタンを選択することにより、品種追加部102g1は以下の処理を実行し、品種「ZZ00009」および「ZZ00010」に関する情報を絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hに追加する。
すなわち、品種追加部102g1は、品種マスタ106bを参照して、選択された品種コードと紐付く展示会コード、ブランド、年度、シーズン、国内外区分、組成情報、納期および原産国を取得する。続いて、品種追加部102g1は、品番マスタ106cを参照して、選択された品種コードと紐付く品番コードおよび定番品区分を取得する。続いて、品種追加部102g1は、商品マスタ106eを参照して、取得した品番コードと紐付く商品コードを取得する。続いて、品種追加部102g1は、分類別特性設定マスタ106fを参照して、取得した商品コードと紐づくカラーおよびサイズを取得する。
品種「ZZ00009」および「ZZ00010」に関する情報の追加前後それぞれにおける絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hを図13に示す。図13の(修正後)において、ハッチングで示した行が、本項目における品種追加処理により追加されたレコードである。
[3−4.品種削除処理]
本項目では、品種削除処理について、図14および15を用いて詳細に説明する。
(品種削除処理)
品種削除部102g2は、絵型データ登録画面(絵型ブック登録画面)で指定された品種識別データ(品種コード)に関する情報を前記作成した絵型データ(絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106h)から削除する。
具体的には、例えば、絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hから品種「ZZ00009」を削除したい場合、オペレータが図14に示す絵型ブック登録画面で「素材コード」の右の入力箇所に「ZZ00009」を入力し、更に、画面下段の「取消」ボタンを選択することにより、品種削除部102g2は、品種「ZZ00009」に関する情報を絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hから削除する。
品種「ZZ00009」に関する情報の削除前後それぞれにおける絵型ヘッダデータ106gおよび絵型明細データ106hを図15に示す。図15の(修正前)において、ハッチングで示した行が、本項目における品種削除処理により削除されるレコードであり、図15の(修正後)において、ハッチングで示した行が、本項目における品種削除処理により削除されたレコードである。
[3−5.品番削除処理および品番表示順変更処理]
本項目では、品番削除処理および品番表示順変更処理について、図16および17を用いて詳細に説明する。
(品番削除処理)
品番削除部102h1は、絵型データ登録画面(絵型ブック登録画面)で指定された品番識別データ(品番コード)に関する情報を絵型明細データ106hから削除する。
具体的には、例えば、品種「ZZ00001」から品番「ZZ00AA002」を削除したい場合、オペレータが図16に示す絵型ブック登録画面で「素材コード」の右の入力箇所に「ZZ00001」を入力し、更に、画面右に示す太枠で囲んだ箇所において、品番「ZZ00AA002」の右のチェックボックスにチェックを入れて画面下段の「登録」ボタンを選択することにより、品番削除部102h1は、品番「ZZ00AA002」に関する情報を絵型明細データ106hから削除する。
品番「ZZ00AA002」に関する情報の削除前後それぞれにおける絵型明細データ106hを図17に示す。図17の(修正前)において、ハッチングで示した行が、本項目における品番削除処理により削除されるレコードであり、図17の(修正後)において、ハッチングで示した行が、本項目における品番削除処理により削除されたレコードである。
(表示順変更処理)
表示順変更部102h2は、絵型データ登録画面(絵型ブック登録画面)で指定された品番識別データ(品番コード)と紐付く作成した絵型明細データ106hに含まれる表示順を変更する。
具体的には、例えば、品番「ZZ00AA005」の表示順「5」と品番「ZZ00AA006」の表示順「6」を入れ替えたい場合、オペレータが図16に示す絵型ブック登録画面で「素材コード」の右の入力箇所に「ZZ00001」を入力し、更に、画面右に示す太枠で囲んだ箇所において、品番「ZZ00AA005」の右のチェックボックスにチェックを入れて「下へ」ボタンを選択し(または、品番「ZZ00AA006」の右のチェックボックスにチェックを入れて「上へ」ボタンを選択し)、画面下段の「登録」ボタンを選択することにより、表示順変更部102h2は、品番「ZZ00AA005」の表示順「5」と品番「ZZ00AA006」の表示順「6」を入れ替える。
品番「ZZ00AA005」の表示順「5」と品番「ZZ00AA006」の表示順「6」を入れ替えた前後それぞれにおける絵型明細データ106hを図17に示す。図17の(修正後)の絵型明細データ106hに示すように、品番「ZZ00AA005」の表示順は「6」に修正されており、品番「ZZ00AA006」の表示順は「5」に修正されている。
以上、前記[3−1]〜[3−2]で説明したように、本実施形態に係る絵型データ作成装置100によれば、絵型を作成する際の元データである絵型データを自動的に作成することにより、絵型作成業務の作業効率を大幅に改善することができる。
また、前記[3−1]〜[3−2]で説明したように、本実施形態に係る絵型データ作成装置100によれば、各品番に対応するカラー番号およびサイズ番号も含む絵型データを作成し、絵型ブックとして出力することができる。このため、例えば、展示会にて商品を購入する側は、各カラー番号および各サイズ番号の商品をいくつ欲しいか(受注数)を、絵型ブックの格子状マトリックスに直接書き込むことができる。更に、商品を販売する側は、前記書き込まれた受注数を、格子状マトリックスの表示形式とされたシステムに感覚的に登録することができる。
そして、前記[3−3]〜[3−5]で説明したように、本実施形態に係る絵型データ作成装置100によれば、前記作成した絵型データの編集を画面上で行うことができる。このため、例えば、従来のように、商品の外観等を紙に印刷し当該印刷後の紙を絵型ブックに貼り付けることで絵型ブックの編集を行うといったアナログな作業を行う必要がなくなり、絵型編集業務の作業効率を大幅に改善することができる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、絵型データ作成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、絵型データ作成装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて絵型データ作成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、絵型データ作成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム商品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu−ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本明細書で説明したような処理又は処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、絵型データ作成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、絵型データ作成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、例えば、アパレルブランド業界およびアクセサリー業界等に代表される展示会を開催する業界において有用である。
100 絵型データ作成装置
102 制御部
102a 品種取得部
102b 品番取得部
102c 商品取得部
102d カラー等取得部
102e 絵型データ作成部
102f 出力部
102g 品種編集部
102g1 品種追加部
102g2 品種削除部
102h 品番編集部
102h1 品番削除部
102h2 表示順変更部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 品種分類マスタ
106b 品種マスタ
106c 品番マスタ
106d 品番画像マスタ
106e 商品マスタ
106f 分類別特性設定マスタ
106g 絵型ヘッダデータ
106h 絵型明細データ
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (9)

  1. 商品を展示する展示会において使用する絵型を作成する際の元データである絵型データを作成するための、制御部および記憶部を備える絵型データ作成装置であって、
    前記記憶部には、
    前記商品が属する品番を識別するための品番識別データと前記品番が属する品種を識別するための品種識別データとを含む品番マスタと、
    前記展示会を識別するための展示会識別データと前記品種識別データと前記品種のブランドを識別するためのブランド識別データと前記品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データとを含む品種マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部は、
    前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得手段と、
    前記品番マスタを参照して、前記品種取得手段で取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得手段と、
    前記品種取得手段で取得した品種識別データと前記品番取得手段で取得した品番識別データと前記品番取得手段で取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする絵型データ作成装置。
  2. 前記記憶部には、
    前記品番識別データと前記品番の画像データとを含む品番画像マスタ
    が更に格納されており、
    前記制御部は、
    前記品番画像マスタを参照して、前記作成した絵型データに含まれる品番識別データに対応する画像データを取得し、当該取得した画像データを、前記作成した絵型データに含まれる品種識別データ毎に、当該取得した画像データに対応する品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれる表示順に従って出力する出力手段
    を更に備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の絵型データ作成装置。
  3. 前記商品が、アパレル商品であり、
    前記品番マスタは、前記品番に属する商品が定番品であることを示す定番区分および非定番品であることを示す非定番区分のいずれか一方を含む定番非定番区分データを更に含み、
    前記記憶部には、
    前記品番識別データと前記商品を識別するための商品識別データとを含む商品マスタと、
    前記商品識別データと前記商品のカラーを識別するためのカラー識別データと前記商品のサイズを識別するためのサイズ識別データとを含む分類別特性設定マスタと、
    が更に格納されており、
    前記品番取得手段は、前記品番マスタを参照して、前記品種取得手段で取得した品種識別データおよび前記絵型データ作成画面で指定された定番非定番区分データと紐付く品番識別データを取得し、
    前記制御部は、
    前記商品マスタを参照して、前記品番取得手段で取得した品番識別データと紐付く商品識別データを取得する商品取得手段と、
    前記分類別特性設定マスタを参照して、前記商品取得手段で取得した商品識別データと紐付くカラー識別データおよびサイズ識別データを取得するカラー等取得手段と、
    を更に備え、
    前記絵型データ作成手段は、前記カラー等取得手段で取得したカラー識別データおよびサイズ識別データを更に含む前記絵型データを作成すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の絵型データ作成装置。
  4. 前記品種マスタは、前記品種が発表される年度およびシーズンを更に含み、
    前記品種取得手段は、前記品種マスタを参照して、前記絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データ、国内外区分データ、年度およびシーズンと紐付く品種識別データを取得すること、
    を特徴とする請求項3に記載の絵型データ作成装置。
  5. 前記出力手段は、前記取得した画像データを、前記取得した画像データに対応する品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれるカラー識別データおよびサイズ識別データと共に出力すること、
    を特徴とする請求項3または4に記載の絵型データ作成装置。
  6. 前記制御部は、
    品種編集手段を更に備えており、
    前記品種編集手段は、
    前記絵型データ作成画面で指定された品種識別データに関する情報を前記作成した絵型データに追加する品種追加手段
    および
    絵型データ登録画面で指定された品種識別データに関する情報を前記作成した絵型データから削除する品種削除手段
    の少なくとも一方を備えること、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の絵型データ作成装置。
  7. 前記制御部は、
    品番編集手段を更に備えており、
    前記品番編集手段は、
    前記絵型データ登録画面で指定された品番識別データに関する情報を前記作成した絵型データから削除する品番削除手段
    および
    前記絵型データ登録画面で指定された品番識別データと紐付く前記作成した絵型データに含まれる前記表示順を変更する表示順変更手段
    の少なくとも一方を備えること、
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の絵型データ作成装置。
  8. 商品を展示する展示会において使用する絵型を作成する際の元データである絵型データを作成するための、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される絵型データ作成方法であって、
    前記記憶部には、
    前記商品が属する品番を識別するための品番識別データと前記品番が属する品種を識別するための品種識別データとを含む品番マスタと、
    前記展示会を識別するための展示会識別データと前記品種識別データと前記品種のブランドを識別するためのブランド識別データと前記品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データとを含む品種マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部で実行される、
    前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得ステップと、
    前記品番マスタを参照して、前記品種取得ステップで取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得ステップと、
    前記品種取得ステップで取得した品種識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする絵型データ作成方法。
  9. 商品を展示する展示会において使用する絵型を作成する際の元データである絵型データを作成するための、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための絵型データ作成プログラムであって、
    前記記憶部には、
    前記商品が属する品番を識別するための品番識別データと前記品番が属する品種を識別するための品種識別データとを含む品番マスタと、
    前記展示会を識別するための展示会識別データと前記品種識別データと前記品種のブランドを識別するためのブランド識別データと前記品種が国内ブランドであることを示す国内区分および海外ブランドであることを示す海外区分のいずれか一方を含む国内外区分データとを含む品種マスタと、
    が格納されており、
    前記制御部に実行させるための、
    前記品種マスタを参照して、絵型データ作成画面で指定された展示会識別データ、ブランド識別データおよび国内外区分データと紐付く品種識別データを取得する品種取得ステップと、
    前記品番マスタを参照して、前記品種取得ステップで取得した品種識別データと紐付く品番識別データを取得する品番取得ステップと、
    前記品種取得ステップで取得した品種識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データと前記品番取得ステップで取得した品番識別データに対応する前記品番の表示順とを含む前記絵型データを作成する絵型データ作成ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする絵型データ作成プログラム。
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