JP6911731B2 - 粉粒体製造装置 - Google Patents
粉粒体製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6911731B2 JP6911731B2 JP2017229154A JP2017229154A JP6911731B2 JP 6911731 B2 JP6911731 B2 JP 6911731B2 JP 2017229154 A JP2017229154 A JP 2017229154A JP 2017229154 A JP2017229154 A JP 2017229154A JP 6911731 B2 JP6911731 B2 JP 6911731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pack
- bran
- rice
- filling
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Package Closures (AREA)
Description
ことを特徴とする。
精米設備1は、後掲の図8の機器配置図によって後に詳述するように、自動精米用の建屋11内を仕切り壁12によって客室11aと機械室11bとに分け、機械室11bに精米機6、糠パック装置50等の精米機器を配置し、糠パック装置50から客室11aの糠パック取出部8に連通する案内路8aを設ける。
糠パック装置50は、後掲の図9〜図11の全体構成図および作動工程図によって後に詳述するように、仕切り壁12を貫通して客室11a側に糠パックCを案内するシュート等の案内体23を備え、また、所定のタイミングでシート支持体52によりビニールシートAを上下方向に延びる姿勢でセットし、シール・カッタユニットからなる溶着部54の作動によって糠パックCを作成し、案内体55からシュート56を経て糠パックCを客室11a側の糠パック取出部8に送る。
案内路8aは、糠パック装置50の内部構成の側面図を図1に示すように、シュートによる案内体23にカバー31aを設け、このカバー31aから垂下して客室11a側に開放可能に案内断面を逆止する外気遮蔽体31を設ける。
糠パックCの通過を検出する糠パックセンサ56sを機械室11b側に設置し、客室11aのシュート23の上に配置することでメンテナンスが容易となる。
また、糠パックセンサ56sは、その取付支持部のシュート56を糠パック装置50に対して着脱可能に構成することで、メンテナンス性を確保することができる。
終了精米のタイミングで糠パックCを排出した場合は、精米機6が、糠ファン6fを含め、完全停止した時に、パック充填準備動作を開始するように精米運転制御することで、糠ファン6fの吸引による客室11aからの二次空気の流入の影響を受けることなく、ビニールシートAを準備することができることから、客室ドアを開けているとき、特に風が吹いているときに、流入空気によってビニールシートAが溶着部の機械室11b側に乗り込んで糠充填ができなくなる事態を回避することができる。
また、連続精米中に糠パックCを排出した時は、パック充填準備動作中に溶着部54が下降している状態で、精米の完全停止まで、下側を溶着することなく待機した後に、下側を溶着して営業待機位置(状態)に戻るように制御する。この溶着工程制御により、客室11aからの二次空気の流れを受けることなく、安定してビニールシートAを準備することができる。
また、連続精米中におけるパック排出時は、連続精米中にすぐにビニールシートAの準備動作を行う。すなわち、溶着部54の作動工程を図2に示すように、下側溶着(a)の直後に、溶着部54の「開」出力と「上昇」出力を同時に行う(b)ように作動制御(問題発生時は、「開」出力の後に「上昇」出力)することで、二次空気の流れの影響を受ける前にビニールシートAの準備が可能となることから、全量パック方式に対応することができる。
次に、風除け用フェンスの構成例を図3に示すように、溶着部54を構成する客室11a側の開閉部材54mの下側に風除け用のフェンス54gを取付けることにより、または、フェンス54gを上下に取付けることにより、糠ファン6fの吸引による客室11aからの二次空気Fの流れの間接的な遮断が可能となることから、ビニールシートAの溶着部54の乗り込み防止が可能となり、全量パック方式に対応することができる。
次に、乗り込みブロックフェンスの構成例を図4に示すように、溶着部54を構成する機械室11b側の開閉部材54nの上側にフェンス54hを設けることにより、客室11aからの二次空気Fの流れによるビニールシートAの乗り込みを直接ブロックしてビニールシートAを安定化することができる。
パック充填準備段階では、営業待機前の動作工程を図5(a)に示すように、溶着部54が下側を溶着し、その後も溶着部54を閉じたままで営業待機前状態を維持する制御により、糠ファン6fの吸引による客室11aからの二次空気の流れの影響を受けずにビニールシートAを準備することができ、全量パック方式に対応することができる。
溶着部54は、図5(a)の営業待機前状態における糠充填の開始により、営業待機位置の動作工程を図5(b)に示すように、糠が最初に少量充填された糠充填当初のタイミング(1)で、溶着部54を全開(2)した上で溶着部54を通常の営業待機状態に上昇(3)させ、定量または終了精米まで充填する。
また、溶着部54には、ビニールシートAの有無を判定するシートセンサ54sを設ける。
詳細には、シートセンサの構成図を図6に示すように、溶着部54の開閉部材54m、54nのそれぞれの下部でビニールシートAを挟む位置に対向して検出プレートP1と金属プレートP2を取り付け、導通によってビニールシートAの有無を検出可能にシートセンサ54sを構成する。
終了精米のタイミングによるパックCの排出においては、パック充填工程に続き、溶着部54の数回の開閉でシートセンサ54sにより、糠パックCの排出確認を行う。
少量パック排出制御は、パック排出工程における糠パックCの残留検出時に、溶着部54の全閉によってシートAを掴み、シートAが糠供給筒53から外れる位置までそのまま下降させる工程によってパックCを客室11aに排出することができる。
また、少量パック排出の別の制御として、糠供給筒53を開閉することにより、パックCを客室11aに排出することができる。
次に、糠パック適用時の精米運転における糠パック装置50の統合制御は、そのフローチャートを図7に示すように、精米機6の精米開始によって糠パック装置50で糠充填が始まり、定量充填による糠パック排出工程(S1〜S3)と、ビニールシートAの準備工程(S4〜S7)とを繰り返し、玄米が尽きた場合(S8)の最後の糠パックCの排出工程(S10a、S10b等)と、最後のビニールシートAの準備工程(S12〜S14)とを行う。
次に、糠パック適用時の精米運転における白度変更について説明する。
糠パック適用可能な選択白度を「標準」〜「無洗米」の範囲とし、糠パック非適用の選択白度を「1ぶ」〜「8ぶ」の範囲に限定することで、白度選択から精米中までの期間内について、選択白度の変更が可能となる。図示はしないが精白度選択スイッチで所望の精白度を設定可能に行使している。
投入金額とRVの稼働時間とRVSで糠量算定により糠パック可能か判断することにより、1ぶ〜8ぶの白度選択の場合の糠パック持ち帰りの選択が可能となる。
(精米設備)
精米設備1の詳細構成は、機器配置図および側面図を図8、図9に各別に示すように、建家11を前後に仕切る仕切部(仕切壁)12を設け、前側を穀粒の取扱いおよび精白度を設定をするための客室11aとし、後側を機器格納用の機械室11bとする。上記建家11の片側端(図例は左側端)を投入側として投入ホッパ2を配置し、他側端(同右側端)を取出側として白米タンク6aと糠パック取出部8を配置し、投入ホッパ2から第1昇降機3、石抜機4、第2昇降機5、玄米タンク6b、精米機6を介して白米タンク6aに至る白米処理系と、精米機6から糠ファン6fにより糠が吸引されてサイクロン7から糠搬送ラセン7aを経て糠パック装置50、案内路8aを介して糠パック取出部8に至る糠パック処理系を形成する。
また、糠パック装置50への糠の供給を行わない時には、糠搬送ラセン7aを逆転し、糠を糠袋B側へ供給する糠処理系を形成する。
糠パック装置50は、内部構成の側面図および背面図を図10、図11に各別に示すように、樹脂製のシートAの一端を支持して昇降移動するシート支持体52と、機体上部の糠供給筒53と、シートAを封止(溶着)および切断するシール・カッタユニットによる溶着部54と、糠パックCを傾斜案内する袋案内体55と、機体正面側に物品入りの袋Cを送出するシュート56等によって構成される粉粒体パック製造装置である。
挿入部材51は、シートAの二重の重なり部を開いた開口内に挿入されてシートAの内部を長手方向に移動可能なガイド部材であり、側面視で下方に細くなる筒体状に形成し、シートAの二重の重なり部の間を順次広げて収容物品を受けるための空間を形成する。
上記構成の糠パック装置50の作動工程を、図12に示す工程図(a〜f)に基づいて説明する。
シート支持体52及び挿入部材51が始動位置にあって、袋案内体55は退避位置にある状態で、管理者がシートAの端部を把持し、端部の開口を広げて挿入部材51を挿入し、かつ、第一受部52bと第二受部52cの間にシートAを入れ込む(図12(a)参照)。
そして、次のシート位置設定工程、袋空間形成工程、袋形成工程に移行する。
以降、精米運転が終了するまで、図12(a)から図12(f)を繰り返す。
54 溶着部
56 案内体
A ビニールシート
C パック
Claims (2)
- 精米機から糠の供給を受け、ビニールシート(A)を上下方向に延びる姿勢でセットし、前記ビニールシート(A)に沿って昇降可能で開閉式の溶着部(54)の閉動作により上下位置を溶着して糠を充填したパック(C)を作成し、このパック(C)を下方の案内体(55、56)に受けて所定位置に案内搬送する粉粒体製造装置において、
前記精米機の玄米の有無を判定するとともに、前記パック(C)の糠の充填量を取得可能に構成し、
玄米有りが判定されたとき、または、玄米無しが判定されたが前記パック(C)の糠の充填量が所定量以上であるとき、前記溶着部(54)を、前記パック(C)の上位置において閉動作後に開動作することで、糠充填後の前記パック(C)を前記案内体(55、56)まで自重落下させるよう構成し、
玄米無しが判定され、かつ、前記パック(C)の糠の充填量が所定量より少ないとき、前記溶着部(54)を、前記パック(C)の上位置において閉動作後に閉状態のまま下降することで、糠充填後の前記パック(C)を把持したまま前記案内体(55、56)まで案内するよう構成したことを特徴とする粉粒体製造装置。 - 前記案内体(55、56)の搬送終端部に、搬送下手側に開放可能であり、搬送上手側への外気の流入を防止するよう構成したカーテン状の外気遮蔽体(31)を備えたカバー(31a)を設けたことを特徴とする請求項1記載の粉粒体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017229154A JP6911731B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 粉粒体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017229154A JP6911731B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 粉粒体製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019099170A JP2019099170A (ja) | 2019-06-24 |
JP6911731B2 true JP6911731B2 (ja) | 2021-07-28 |
Family
ID=66975651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017229154A Active JP6911731B2 (ja) | 2017-11-29 | 2017-11-29 | 粉粒体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6911731B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111127781B (zh) * | 2020-01-15 | 2020-09-29 | 陈俊龙 | 一种基于数据识别的无人超市自助结账装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2849071B2 (ja) * | 1996-09-05 | 1999-01-20 | 株式会社トパック | シールバー型竪形自動包装機 |
JP4108220B2 (ja) * | 1999-04-07 | 2008-06-25 | 株式会社イシダ | 包装検査システム |
US7062892B2 (en) * | 2004-07-06 | 2006-06-20 | Icex Holdings Ltd., Inc. | Ice bagging apparatus and method |
JP5235459B2 (ja) * | 2008-03-19 | 2013-07-10 | 株式会社川島製作所 | 縦型製袋包装システム及びそのタイミング制御方法 |
IT1395722B1 (it) * | 2009-09-30 | 2012-10-19 | Rossi | Macchina impacchettatrice automatica |
JP2011219138A (ja) * | 2010-04-11 | 2011-11-04 | Kawashima Packaging Mach Ltd | 縦型製袋充填包装機の搬出シュート駆動式系外排出装置 |
JP2013091040A (ja) * | 2011-10-26 | 2013-05-16 | Iseki & Co Ltd | 精米設備 |
JP6244639B2 (ja) * | 2013-03-27 | 2017-12-13 | 井関農機株式会社 | 屋外型精米設備 |
JP6111391B2 (ja) * | 2013-05-01 | 2017-04-12 | ゼネラルパッカー株式会社 | 包装機における残留被包装物の処理方法および包装機 |
JP6471472B2 (ja) * | 2014-11-21 | 2019-02-20 | 井関農機株式会社 | 粉粒体用袋収容装置 |
JP6453259B2 (ja) * | 2016-02-03 | 2019-01-16 | 日本セイフティー株式会社 | チューブ状フィルムのパッケージ機構 |
-
2017
- 2017-11-29 JP JP2017229154A patent/JP6911731B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019099170A (ja) | 2019-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016188365A1 (zh) | 空气缓冲体的充气方法及其充气系统和充气装置 | |
EP3436251B1 (en) | Post-processing in 3d printing systems | |
JP6911731B2 (ja) | 粉粒体製造装置 | |
US20190054697A1 (en) | Container for 3d printed objects and method of cooling and unpacking a manufactured object from a 3d printer using that container | |
US20200055250A1 (en) | Unpacking device for additively fabricated manufacturing products | |
JP6733645B2 (ja) | 精米設備 | |
JP2013154280A (ja) | 精米設備 | |
JP6471472B2 (ja) | 粉粒体用袋収容装置 | |
JP2015117042A (ja) | 物品入り袋製造装置 | |
WO2018051721A1 (ja) | 計量包装装置 | |
JP6776602B2 (ja) | 精米設備 | |
JP6226029B2 (ja) | 料金式の穀物加工設備 | |
JP2019130455A (ja) | 精米設備 | |
JP2020146609A (ja) | 精米設備 | |
JP7331583B2 (ja) | 精米設備 | |
JP5953890B2 (ja) | 料金式の穀物加工設備 | |
JP5998910B2 (ja) | 糠パック装置付き自動精米設備 | |
JP5668526B2 (ja) | 精米設備 | |
JP5625484B2 (ja) | 精米設備 | |
JP6256201B2 (ja) | 精米設備 | |
JP6856038B2 (ja) | 精米設備 | |
JP6451607B2 (ja) | 精米機の糠取装置 | |
JP2019130453A5 (ja) | ||
JP5850408B2 (ja) | 精米設備 | |
JP2020062625A (ja) | 精米設備 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210405 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6911731 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |