JP6911617B2 - シェルフシステム - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2台のシェルフを備えたシェルフシステムに関する。
従来、この種のシェルフシステムとして、ベースと、このベース上に配された棚板とを具備してなるシェルフを少なくとも2台備え、これらのシェルフが直線的に隣接配置される並行配置状態と、前記シェルフが直角に隣接配置される直角配置状態とのいずれかを選択的にとり得るように構成したものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、従来のこの種シェルフは、前記ベース及び前記棚板が、平面視において同一の寸法形状をなす平面視長方形状のものが一般的であるが、かかる構成のものでは、ベースの奥行寸法が棚板の奥行寸法と同じであるため、棚板の奥行寸法を小さく設定したスリムなシェルフでは不安定さを免れることができず、前記シェルフが前後に転倒するのを抑制するために、転倒防止措置を施す必要が生じることも少なくない。
このような問題に対処するには、前記ベースの奥行寸法を棚板の奥行寸法よりも大きくして安定性を高めることが考えられる。
ところが、このようにベースの奥行寸法と棚板の奥行寸法とを異ならせると、直線配置状態の場合には問題がなくても、直角配置状態にすると不具合が発生する。すなわち、このような構成のものでは、第1のシェルフにおけるベースの奥行方向端面に、第2のシェルフにおけるベースの幅方向端面を突き当てて直角配置状態にすると、第1のシェルフにおける棚板の奥行方向端面と、第2のシェルフにおける棚板の幅方向端面との間に隙間が形成されることになり、棚板の連続性が損なわれる。このような不具合に対処するには、その隙間を埋める補助棚板部材を追加する必要があるが、かかる補助棚板部材の追加は部品点数の増加や組立工数の増大を招くことになる。
特開2016−083097号公報
本発明は、以上の点に着目し、ベースの奥行寸法を棚板の奥行寸法よりも大きくして安定性を高めつつ、部品点数の増加や組立工数の増大を招くことなく、隙間なく並行配置状態と直角配置状態とを自在に選択して設置できるシェルフシステムを実現することを目的とする。
請求項1記載の発明に係るシェルフシステムは、平面視四角形状をなすベースと、このベース上に奥行方向中央を合致させて配された平面視四角形状をなす棚板と具備してなり、前記ベースの奥行方向両端面が、前記棚板の対応する奥行方向の端面よりもそれぞれ所定の共通平面視寸法だけ外側に位置するように設定された第1及び第2のシェルフを具備し、これらのシェルフが直線的に隣接配置される並行配置状態と、前記シェルフが直角に隣接配置される直角配置状態とのいずれかを選択的にとり得るように構成したシェルフシステムであって、第1のシェルフの少なくとも幅方向一端側において前記ベースの端面を前記共通平面視寸法だけ前記棚板の端面よりも外側に位置させるとともに、前記第2のシェルフの少なくとも幅方向一端側において前記ベースの端面を前記共通平面視寸法だけ前記棚板の端面よりも内側に位置させているものである。
請求項2記載の発明に係るシェルフシステムは、請求項1記載の構成のものにおいて、前記各シェルフが、それぞれ前記ベース上に複数枚の棚板を上下方向に間隔をあけて配してなり、前記ベースと最下段の棚板との間及び各棚板の間にそれぞれ立壁を介設したものであり、前記各シェルフのすべての棚板が平面視において合致する形態をなしており、一方のシェルフの各棚板と、他方のシェルフの対応する棚板とがそれぞれ同一高さに配されているものである。
請求項3記載の発明に係るシェルフシステムは、請求項2記載の構成のものにおいて、前記立壁が、平面視において前記棚板の外縁よりも内側に位置しているものである。
請求項4記載の発明に係るシェルフシステムは、請求項1、2又は3記載の構成のものにおいて、前記第1のシェルフの幅方向他端側において前記ベースの端面を前記棚板の端面と平面視において一致させてあるとともに、前記第2のシェルフの幅方向他端側においても前記ベースの端面を前記棚板の端面と平面視において一致させてあるものである。
請求項5記載の発明に係るシェルフシステムは、請求項2又は3記載の構成のものにおいて、前記立壁が、前記棚板の幅方向両端近傍に配された両側壁部材と、一方の側壁部材のシェルフ奥行方向一端から前記シェルフ幅方向に延びる前壁部材又は後壁部材とを備えたものである。
本発明によれば、ベースの奥行寸法を棚板の奥行寸法よりも大きくして安定性を高めつつ、部品点数の増加や組立工数の増大を招くことなく、隙間なく並行配置状態と直角配置状態とを自在に選択して設置できるシェルフシステムを実現することができる。
本発明の一実施形態に係るシェルフシステムの並行配置状態を示す斜視図。 同実施形態に係るシェルフシステムの並行配置状態を示す平面図。 同実施形態に係る第1及び第2のシェルフを示す斜視図。 同実施形態に係る第1のシェルフを示す説明図。 同実施形態に係る第2のシェルフを示す説明図。 同実施形態に係るシェルフシステムの並行配置状態を示す斜視図。 同実施形態に係るシェルフシステムの直角配置状態を示す平面図。 同実施形態に係るシェルフシステムの直角配置状態を示す平面図。 本発明の他の実施形態に係るシェルフを示す説明図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図7を参照しつつ述べる。
本実施形態のシェルフシステムSは、図1及び図2に示すように、平面視四角形状をなすベース11、21と、このベース11、21上に奥行方向中央を合致させて配された平面視四角形状をなす棚板12〜16、22〜26と具備してなり、前記ベース11、21の奥行方向両端面11a、11b、21a、21bが、前記棚板12〜16、22〜26の対応する奥行方向の端面12a〜16a、12b〜16b、22a〜26a、22b〜26bよりもそれぞれ所定の共通平面視寸法d1だけ外側に位置するように設定された第1及び第2のシェルフ1、2を具備し、これらのシェルフ1、2が直線的に隣接配置される前記図1及び図2に示す並行配置状態(P)と、前記シェルフ1、2が直角に隣接配置される図6及び図7に示すような直角配置状態(R)とのいずれかを選択的にとり得るように構成したもので、第1のシェルフ1の少なくとも幅方向一端側において前記ベース11の端面11cを前記共通平面視寸法d1だけ前記棚板12〜16の端面12c〜16cよりも外側に位置させるとともに、前記第2のシェルフ2の少なくとも幅方向一端側において前記ベース21の端面21cを前記共通平面視寸法d1だけ前記棚板22〜26の端面22c〜26cよりも内側に位置させている。
前記各シェルフ1、2は、図1〜図7に示すように、それぞれ前記ベース11、21上に複数枚の棚板12〜16、22〜26を上下方向に間隔をあけて配してなり、前記ベース11、21と最下段の棚板12、22との間及び各棚板12〜16、22〜26の間にそれぞれ立壁17〜19、27〜29を介設したもので、前記第1のシェルフ1のすべての棚板12〜16、及び前記第2のシェルフ2のすべての棚板22〜26がそれぞれ平面視において合致する形態をなしており、一方のシェルフ1の各棚板12〜16と、他方のシェルフ2の対応する棚板22〜26とがそれぞれ同一高さに配されている。前記第1のシェルフ1の幅方向他端側において前記ベース11の端面11dを前記棚板12〜16の端面12d〜16dと平面視において一致させてあるとともに、前記第2のシェルフ2の幅方向他端側においても前記ベース21の端面21dを前記棚板22〜26の端面22d〜26dと平面視において一致させてある。
前記立壁17〜19、27〜29は、図1及び図3〜図6に示すように、平面視において前記棚板12〜16、22〜26の外縁よりも内側に位置し、前記棚板12〜16、22〜26の幅方向両端近傍に配された両側壁部材17、27と、一方の側壁部材17、27のシェルフ奥行方向一端から前記シェルフ幅方向に延びる前壁部材18、28又は後壁部材19、29とを備えている。
詳述すれば、前記第1のシェルフ1は、図1〜図4及び図6〜図7に示すように、平面視四角形状をなす前記ベース11と、このベース11上に奥行方向中央を合致させて配された平面視四角形状をなす前記棚板12〜16と、前記ベース11と最下段の棚板12との間及び各棚板12〜16の間にそれぞれ介設させた前記立壁17〜19とを具備してなる。
前記ベース11は、具体的には、図1〜図4及び図6〜図7に示すように、奥行寸法よりも幅寸法が大きい平面視長方形状をなし、底面側が開放された扁平箱型のもので、底面四隅にアジャスタ111が設けられている。前記ベース11の上面中央部には内部にアクセスするための窓11xが形成されており、その窓は蓋体112により常時塞がれている。
前記棚板12〜16は、具体的には、図1〜図4及び図6〜図7に示すように、それぞれ奥行寸法よりも幅寸法が大きい平面視長方形状をなす板状のものである。各棚板12〜16は、平面視において同一の寸法形状をなすもので、上下方向に間隔をあけて複数枚が配されている。
このシェルフ1の奥行方向両端側においては、図2、図4及び図7に示すように、前記ベース11の奥行方向両端面11a、11bが、前記棚板12〜16の対応する奥行方向の端面12a〜16a、12b〜16bよりもそれぞれ所定の共通平面視寸法d1だけ外側に位置するように設定してある。
また、このシェルフ1の幅方向一端側においては、図2、図4及び図7に示すように、前記ベース11の端面11cを前記共通平面視寸法d1だけ前記棚板12〜16の端面12c〜16cよりも外側に位置させており、他端側においては、前記ベース11の端面11dを前記棚板12〜16の端面12d〜16dと平面視において一致させてある。
前記立壁17〜19は、図1、図3、図4及び図6に示すように、平面視において前記棚板12〜16の外縁よりも内側に位置し、前記棚板12〜16の幅方向両端近傍に配された両側壁部材17と、一方の側壁部材17のシェルフ奥行方向一端から前記シェルフ幅方向に延びる前壁部材18又は後壁部材19とを備えている。この実施形態においては、ベース11と最下段の棚板12との間、下から2段目の棚板13と3段目の棚板14との間、及び下から4段目の棚板15と最上段の棚板16との間においては、一方の側壁部材17の後端から前記後壁部材19が延出させてあり、最下段の棚板12と下から2段目の棚板13との間、及び下から3段目の棚板14と4段目の棚板15との間においては、他方の側壁部材17の前端から前記前壁部材18が延出させてある。各側壁部材17の内面には、配線挿通用の凹溝17aが形成されており、各棚板12〜16の前記凹溝17aに対応する部位には、配線挿通用の貫通孔12x〜16xが設けられている。前記各凹溝17aは、蓋体17bにより常時開閉可能に塞がれている。また、前記各凹溝17aは、前記ベース11の内部に連通している。そして、図2、図4及び図7に示すように、最上段の棚板16の上面には、前記貫通穴16xを介して前記凹溝17aに連通する水平溝16yが形成されており、この水平溝16yに間接照明用の照明器具等を取り付けることができるようにしてある。符号16zは、照明器具取付用のブラケットである。
一方、前記第2のシェルフ2は、図1〜図3及び図5〜図7に示すように、平面視四角形状をなす前記ベース21と、このベース21上に奥行方向中央を合致させて配された平面視四角形状をなす前記棚板22〜26と、前記ベース21と最下段の棚板22との間及び各棚板22〜26の間にそれぞれ介設させた前記立壁27〜29とを具備してなる。
前記ベース21は、図1〜図3及び図5〜図7に示すように、具体的には、奥行寸法よりも幅寸法が大きい平面視長方形状をなし、底面側が開放された扁平箱型のもので、底面四隅にアジャスタ211が設けられている。前記ベース21の上面中央部には内部にアクセスするための窓21xが形成されており、その窓は蓋体212により常時塞がれている。
前記棚板22〜26は、図1〜図3及び図5〜図7に示すように、具体的には、それぞれ奥行寸法よりも幅寸法が大きい平面視長方形状をなす板状のものである。各棚板22〜26は、平面視において同一の寸法形状をなすもので、上下方向に間隔をあけて複数枚が配されている。このシェルフ2の奥行方向両端側においても、前記ベース21の奥行方向両端面21a、21bが、前記棚板22〜26の対応する奥行方向の端面22a〜26a、22b〜26bよりもそれぞれ所定の共通平面視寸法d1だけ外側に位置するように設定してある。また、このシェルフ2の幅方向一端側においては、前記ベース21の端面21cを前記共通平面視寸法d1だけ前記棚板22〜26の端面22c〜26cよりも内側に位置させており、他端側においては、前記ベース21の端面21dを前記棚板22〜26の端面22d〜26dと平面視において一致させてある。これらの棚板22〜26の奥行き寸法は、前記第1のシェルフ1の棚板12〜16の奥行き寸法と同一である。
前記立壁27〜29は、図1、図3、図5及び図6に示すように、平面視において前記棚板22〜26の外縁よりも内側に位置し、前記棚板22〜26の幅方向両端近傍に配された両側壁部材27と、一方の側壁部材27のシェルフ奥行方向一端から前記シェルフ幅方向に延びる前壁部材28又は後壁部材29とを備えている。この実施形態においては、ベース21と最下段の棚板22との間、下から2段目の棚板23と3段目の棚板24との間、及び下から4段目の棚板25と最上段の棚板26との間においては、一方の側壁部材27の後端から前記後壁部材29が延出させてあり、最下段の棚板22と下から2段目の棚板23との間、及び下から3段目の棚板24と4段目の棚板25との間においては、他方の側壁部材27の前端から前記前壁部材28が延出させてある。各側壁部材27の内面には、配線挿通用の凹溝27aが形成されており、各棚板22〜26の前記凹溝27aに対応する部位には、配線挿通用の貫通孔22x〜26xが設けられている。前記各凹溝27aは、蓋体27bにより常時開閉可能に塞がれている。また、前記各凹溝27aは、前記ベース21の内部に連通している。そして、図2、図5及び図7に示すように、最上段の棚板26の上面には、前記貫通孔26xを介して前記凹溝27aに連通する水平溝26yが形成されており、この水平溝26yに間接照明用の照明器具等を取り付けることができるようにしてある。符号26zは、照明器具取付用のブラケットである。
ここで、図1は、前記第1及び第2のシェルフ1、2を前記並行配置状態(P)としたときの斜視図であり、第1のシェルフ1のベース11の上面と第2のシェルフ2のベース21の上面とには、区別しやすくするために相互に異なったパターンを付してある。図2は、同じく前記第1及び第2のシェルフ1、2を前記並行配置状態(P)としたときの平面図であり、各ベース11、21の上面には、図1に対応するパターンが付してある。図3は、前記第1及び第2のシェルフ1、2を前記並行配置状態(P)から若干引き離した状態を示す斜視図である。図4は、前記第1のシェルフ1を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。図5は、前記第2のシェルフ2を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は右側面図である。図6は、前記第1及び第2のシェルフを前記直角配置状態(R)としたときの斜視図である。図7は、同じく前記第1及び第2のシェルフ1、2を前記直角配置状態(R)としたときの平面図である。図3〜図7においても、各ベース11、21の上面には、図1に対応するパターンが付してある。
以上のように、かかる第1、第2のシェルフ1、2を備えたシェルフシステムSによれば、付属の部品を一切用いることなしに、隙間なく並行配置状態(P)と直角配置状態(R)とを自在に選択して設置することができる。
すなわち、前記並行配置状態(P)においては、図1及び図2に示すように、前記第1のシェルフ1のベース11の幅方向一端側の端面11cと前記第2のシェルフ2のベース21の幅方向一端側の端面21cとが密に当接するとともにこの当接位置に対して平面視における前記共通平面視寸法d1だけシェルフ幅方向に変位した位置で対応する棚板12〜16、22〜26の端面12c〜16c、22c〜26c同士が密に当接することになる。そして、この状態では、相互に同一奥行寸法をなす第1のシェルフ1のベース11と第2のシェルフ2のベース21とが直線的に連続するとともに、相互に同一奥行寸法をなす第1のシェルフ1の棚板12〜16と第2のシェルフ2の棚板22〜26とが直線的に連続することになる。なお、このように配置した第1、第2のシェルフ1、2の開放端側すなわち幅方向他端側では、ベース11、21の端面11d、21dと棚板12〜16、22〜26の端面12d〜16d、22d〜26dとが平面視において一致しているため、これらの端面12d〜16d、22d〜26dに通常のシェルフを隣接配置してもよい。すなわち、ここでいう通常のシェルフとは、幅方向両端側においてベースの端面と棚板の端面とが一致しているシェルフを意味する。
一方、前記直角配置状態(R)においては、図6及び図7に示すように、前記第1のシェルフ1のベース11の奥行方向一端側の端面11aと前記第2のシェルフ2のベース21の幅方向一端側の端面21cとが密に当接するとともにこの当接位置に対して平面視における前記共通平面視寸法d1だけ第2のシェルフ2における幅方向に変位した位置で対応する棚板12〜16、22〜26の端面12a〜16a、22c〜26cの同士が密に当接することになる。そして、この状態では、前記第1のシェルフ1のベース11の幅方向一端側の端面11cと前記第2のシェルフ2のベース21の奥行方向他端側の端面21bとが連続しているとともに、前記第1のシェルフ1の棚板12〜16の幅方向一端側の端面12c〜16cと前記第2のシェルフ2の棚板22〜26の奥行方向他端側の端面22b〜26bとも連続している。そして、この実施形態においては、前記ベース11、21の奥行寸法が、前記棚板12〜16、22〜26の奥行寸法よりも大きいので、ベース及び棚板の奥行寸法を等しく設定した従来のシェルフと比較してより安定した配置が可能になる。
なお、図6及び図7では、第1、第2のシェルフ1、2を平面視L字状に配置した状態を説明したが、図8に示すように、第1、第2のシェルフ1、2を平面視T字状に配置してもよい。
また、以上説明した実施形態では、第1、第2のシェルフの一端側のみを凹凸形状とし、他端側はベースの端面と棚板の端面とを一致させた場合について説明したが、例えば、図9に示すような、幅方向一端側においてはベース31の端面31cを前記共通平面視寸法d1だけ棚板32〜36の端面32c〜36cよりも外側に位置させ、幅方向他端側においてはベース31の端面31dを前記共通平面視寸法d1だけ棚板32〜36の端面32d〜36dよりも内側に位置させたシェルフ3を、複数組み合わせて構成したシェルフシステムであっても、同様の効果を得ることができる。なお、前記シェルフ3における、上述した実施形態のシェルフ1、2におけるものに対応する各部位には、同一の名称及び符号を付して詳細な説明は省略する。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限らない。
例えば、ベース上に配する棚板の枚数及び棚板間の距離は任意であり、また、前記ベースと最下段の棚板との間及び各棚板の間にそれぞれ立壁を介設するか否かも任意である。但し、前記実施形態のように構成したものであれば、シェルフを並行配置状態及び直角配置状態のいずれに配しても、全ての棚板の端面同士が密に当接することとなるので見栄えを整えることができるとともに、立壁を介設することにより、該立壁をブックエンドとして機能させる等して棚板上に物品を見栄え良く配置することができる。また、前記立壁が、平面視において前記棚板の外縁よりも内側に位置しているものであれば、シェルフの配置を変更する際に立壁が妨げとならない。加えて、前記実施形態のように、前記立壁が、前記棚板の幅方向両端近傍に配された両側壁部材と、一方の側壁部材のシェルフ奥行方向一端から前記シェルフ幅方向に延びる前壁部材又は後壁部材とを備えたものであれば、両側壁部材をブックエンドとして機能させることや、前壁部材又は後壁部材を空間の仕切板として機能させることもできる。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
S…シェルフシステム
1…第1のシェルフ
11…第1のシェルフのベース
11a、11b…第1のシェルフのベースの奥行方向端面
11c…第1のシェルフのベースの幅方向一端側の端面
11d…第1のシェルフのベースの幅方向他端側の端面
12〜16…第1のシェルフの棚板
12a〜16a、12b〜16b…第1のシェルフの棚板の奥行方向端面
12c〜16c…第1のシェルフの棚板の幅方向一端側の端面
12d〜16d…第1のシェルフの棚板の幅方向他端側の端面
2…第2のシェルフ
21…第2のシェルフのベース
21a、21b…第2のシェルフのベースの奥行方向端面
21c…第2のシェルフのベースの幅方向一端側の端面
21d…第2のシェルフのベースの幅方向他端側の端面
22〜26…第2のシェルフの棚板
22a〜26a、22b〜26b…第2のシェルフの棚板の奥行方向端面
22c〜26c…第2のシェルフの棚板の幅方向一端側の端面
22d〜26d…第2のシェルフの棚板の幅方向他端側の端面
d1…共通平面視寸法
(P)…並行配置状態
(R)…直角配置状態

Claims (5)

  1. 平面視四角形状をなすベースと、このベース上に奥行方向中央を合致させて配された平面視四角形状をなす棚板と具備してなり、前記ベースの奥行方向両端面が、前記棚板の対応する奥行方向の端面よりもそれぞれ所定の共通平面視寸法だけ外側に位置するように設定された第1及び第2のシェルフを具備し、これらのシェルフが直線的に隣接配置される並行配置状態と、前記シェルフが直角に隣接配置される直角配置状態とのいずれかを選択的にとり得るように構成したシェルフシステムであって、
    第1のシェルフの少なくとも幅方向一端側において前記ベースの端面を前記共通平面視寸法だけ前記棚板の端面よりも外側に位置させるとともに、前記第2のシェルフの少なくとも幅方向一端側において前記ベースの端面を前記共通平面視寸法だけ前記棚板の端面よりも内側に位置させているシェルフシステム。
  2. 前記各シェルフが、それぞれ前記ベース上に複数枚の棚板を上下方向に間隔をあけて配してなり、前記ベースと最下段の棚板との間及び各棚板の間にそれぞれ立壁を介設したものであり、前記各シェルフのすべての棚板が平面視において合致する形態をなしており、一方のシェルフの各棚板と、他方のシェルフの対応する棚板とがそれぞれ同一高さに配されている請求項1記載のシェルフシステム。
  3. 前記立壁が、平面視において前記棚板の外縁よりも内側に位置している請求項2記載のシェルフシステム。
  4. 前記第1のシェルフの幅方向他端側において前記ベースの端面を前記棚板の端面と平面視において一致させてあるとともに、前記第2のシェルフの幅方向他端側においても前記ベースの端面を前記棚板の端面と平面視において一致させてある請求項1、2又は3記載のシェルフシステム。
  5. 前記立壁が、前記棚板の幅方向両端近傍に配された両側壁部材と、一方の側壁部材のシェルフ奥行方向一端から前記シェルフ幅方向に延びる前壁部材又は後壁部材とを備えた請求項2又は3記載のシェルフシステム。
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