JP6910251B2 - 作業車両 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両に関する。
軌道の保守作業のために、油圧ショベル等をベースとして用いた軌道用作業機械が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
従来の軌道用作業機械では停車時にオペレータが手動でブレーキを制動状態にしていた。
特開2002−294605号公報
しかしながら、オペレータが手動でブレーキを制動状態にするため、オペレータに非常に手間がかかっていた。
本発明は、オペレータの手間を低減可能な作業車両を提供することを目的とする。
発明にかかる作業車両は、走行体と、車輪走行回路と、検知部と、制御部と、を備えている。走行体は、車体と、履帯式走行部と、車輪式走行部と、を有する。履帯式走行部は、車体に取り付けられている。車輪式走行部は、車体に取り付けられ車輪とブレーキを持つ。車輪走行回路は、車輪式走行部を駆動する。検知部は、車輪走行回路の油圧を検知する。制御部は、検知部による油圧の検知に基づいて、ブレーキを解除状態から制動状態に切り換える。
本発明によれば、オペレータの手間を低減可能な作業車両を提供することができる。
本発明にかかる実施の形態における鉄道用作業機械を示す斜視図。 本発明にかかる実施の形態における鉄道用作業機械を示す斜視図。 図1の鉄道用作業機械のキャブの側面模式図。 図1の鉄道用作業機械の走行回路を示す図。 図3のキャブ内に配置された操作表示部の一部を示す図。 図1の鉄道用作業機械のコントローラおよびブレーキ回路の構成を示す図。 図4の圧力センサの出力と図6のリレー部からの出力を示す図。 図1の鉄道用作業機械の自動ブレーキ動作を示すフロー図。
本発明の作業車両の一例である鉄道用作業機械について図1〜図8を参照しながら以下に説明する。
<1.構成>
(1−1.鉄道用作業機械1の概要)
図1は、本発明にかかる実施の形態の鉄道用作業機械1の構成を示す模式図である。鉄道用作業機械1は、下部走行体2と、上部旋回体3と、走行回路4(後述する図4)と、圧力センサ5(後述する図4)と、コントローラ6(後述する図6)と、ブレーキ回路7(後述する図6)と、を有する。
下部走行体2は、履帯211ならびに前輪223および後輪224を有しており、履帯211によって走行でき、さらに車輪(前輪223、後輪224)によって軌道上を走行できる。上部旋回体3は、作業機33を有し、下部走行体2の上側に旋回可能に設けられている。走行回路4は、車輪(前輪223、後輪224)または履帯211によって走行するために設けられている油圧回路である。
圧力センサ5は、PPC(Pressure Proportional Control)圧(パイロット圧)を検知する。コントローラ6は、圧力センサ5の検知に基づいてブレーキを制動状態にする。ブレーキ回路7は、ブレーキを制動状態または解除状態にする油圧回路である。
なお、本明細書の説明において、鉄道用作業機械1の「前」とは、運転席の走行レバーの前方向と走行方向が一致した方向が「前」であり、運転席に着座したオペレータが「前」を視た状態を基準としてオペレータの後側、左側、右側を「後」、「左」、「右」とする。
(1−2.下部走行体2)
下部走行体2は、下部車体20と、履帯式走行部21と、車輪式走行部22とを有する。下部車体20は、上部旋回体3を旋回可能に支持する。履帯式走行部21は、下部車体20の左右に取り付けられた一対の履帯211、スプロケット212およびアイドラなどを有する。スプロケット212の駆動に応じて履帯211が回転することによって鉄道用作業機械1が走行する。
車輪式走行部22は、前フレーム部221と、後フレーム部222と、一対の前輪223と、一対の後輪224と、前側油圧シリンダ225と、後側油圧シリンダ226と、を有する。前フレーム部221は、下部車体20の前側であって、一対の履帯211の間に配置されている。前フレーム部221は、後端側を支点として下部車体20に上下方向に揺動可能に取り付けられている(矢印A参照)。一対の前輪223は、前フレーム部221の前端に回転可能に支持されている。前側油圧シリンダ225は、下部車体20と前フレーム部221に接続されている。前側油圧シリンダ225の伸縮によって、前フレーム部221は揺動する。
後フレーム部222は、下部車体20の後側であって、一対の履帯211の間に配置されている。後フレーム部222は、前端側を支点として下部車体20に上下方向に揺動可能に取り付けられている(矢印B参照)。一対の後輪224は、後フレーム部222の後端に回転可能に支持されている。後側油圧シリンダ226は、下部車体20と後フレーム部222に接続されている。後側油圧シリンダ226の伸縮によって、後フレーム部222は揺動する。
前側油圧シリンダ225が伸長すると前フレーム部221が下方に回動し図1に示すように前輪223が履帯211の下端よりも下方に移動する。また、後側油圧シリンダ226が伸長すると後フレーム部222が下方に回動し後輪224が履帯211の下端よりも下方に移動する。このように前輪223および後輪224が下方に移動した状態において、鉄道用作業機械1は軌道上を走行できる。
一方、図2に示すように、前側油圧シリンダ225が収縮すると前フレーム部221が上方に回動し前輪223が履帯211の下端よりも上方に移動する。同様に、後側油圧シリンダ226が収縮すると後フレーム部222が上方に回動し後輪224が履帯211の下端よりも上方に移動する。このように前輪223および後輪224が上方に移動した状態において、鉄道用作業機械1は履帯211の回転によって走行できる。
(1−3.上部旋回体3)
上部旋回体3は、旋回フレーム30と、キャブ31と、エンジンルーム32と、作業機33と、を有する。旋回フレーム30は、下部車体20の上側に旋回可能に配置されている。キャブ31は、旋回フレーム30の前部左側に配置されている。キャブ31には、運転席が配置されている。エンジンルーム32は、旋回フレーム30の後部に配置されており、内側にエンジンなどが配置されている。
図3は、キャブ31の側面模式図である。キャブ31には、運転席311、走行レバー312、操作表示部313が設けられている。運転席311は、キャブフロア31a上に設けられており、オペレータが着座する。運転席311の前側には、走行レバー312が設けられている。
走行レバー312は、前後方向(FR方向)の略中央が停止位置P1(図3参照)となっている。停止位置P1では、走行レバー312に接続されている操作バルブ40は閉じた状態となりパイロット圧がメインバルブ41に供給されない。一方、停止位置から前(F方向)または後(R方向)に走行レバー312を移動させることによって、後述する操作バルブ40の開度が変化し、パイロット圧がメインバルブ41に供給される。図3では、停止位置P1の走行レバー312が実線で示され、一例として停止位置P1から前方向に回動させた走行位置P2の走行レバー312が二点鎖線で示されている。
停止位置P1とは、操作バルブ40が開口しない(パイロット圧をメインバルブ41に供給しない)走行レバー312の範囲の位置(遊びを含む位置)を示し、走行位置P2とは、操作バルブ40が開口する(パイロット圧をメインバルブ41に供給する)走行レバー312の範囲の位置を示す。
操作表示部313は、ブレーキが制動状態であることを通知する自動ブレーキランプ76、車輪駐車ブレーキの駐車ブレーキスイッチ77等を有する(図5参照)。
作業機33は、旋回フレーム30の前部中央に配置されており、図1に示すように、ブーム34、アーム35、および掘削バケット36を有する。ブーム34の基端部は、旋回フレーム30に回動可能に連結されている。また、ブーム34の先端部はアーム35の基端部に回動可能に連結されている。アーム35の先端部は、掘削バケット36に回動可能に連結されている。また、ブーム34、アーム35および掘削バケット36のそれぞれに対応するように油圧シリンダ37、38、39が配置されている。これらの油圧シリンダ37、38、39が駆動されることによって作業機33が駆動される。これにより、掘削等の作業が行われる。
(1−4.走行回路4)
図4は、走行回路4を示す図である。走行回路4は、履帯式走行部21および車輪式走行部22を駆動する。走行回路4は、操作バルブ40と、メインバルブ41と、走行切換バルブ42と、車輪用油圧モータ43と、履帯用油圧モータ44と、走行切換スイッチ45と、走行切換ソレノイドバルブ46と、圧力スイッチ47と、走行切換ランプ48と、パイロット配管49と、メイン配管50を有する。
パイロット油圧が供給されるパイロット配管49は、PPC元圧と操作バルブ40とメインバルブ41の間を接続する第1パイロット配管部49aと、PPC元圧と走行切換ソレノイドバルブ46と走行切換バルブ42の間を接続する第2パイロット配管部49bを有する。メイン油圧が供給されるメイン配管50は、メインバルブ41と走行切換バルブ42を繋ぐ第1メイン配管部50aと、走行切換バルブ42と車輪用油圧モータ43を繋ぐ第2メイン配管部50bと、走行切換バルブ42と履帯用油圧モータ44を繋ぐ第3メイン配管部50cとを有する。
操作バルブ40は、図3に示すように、キャブフロア31aの下方に設けられている。操作バルブ40は、上述した走行レバー312に電気的または機械的に繋がっており、走行レバー312の操作に基づいてメインバルブ41に供給するPPC圧を変更する。メインバルブ41は、PPC圧に基づいて、履帯用油圧モータ44または車輪用油圧モータ43に供給するメイン油圧を変更する。
走行切換バルブ42は、パイロット圧が供給されると、メインバルブ41から第1メイン配管部50aを介して供給されるメイン油圧を、第3メイン配管部50cを介して履帯用油圧モータ44に供給する。走行切換バルブ42は、パイロット圧の供給が停止されると、メインバルブ41から第1メイン配管部50aを介して供給されるメイン油圧を第2メイン配管部50bを介して車輪用油圧モータ43に供給する。これにより、履帯走行と車輪走行の切換が行われる。
車輪用油圧モータ43は、メインバルブ41からのメイン油圧によって車輪式走行部22の前輪223または後輪224を駆動する。履帯用油圧モータ44は、メインバルブ41からのメイン油圧によって履帯式走行部21の履帯を駆動する。
走行切換スイッチ45は、履帯走行と車輪走行の切換を行うスイッチである。走行切換スイッチ45がオペレータによって操作されると、走行切換ソレノイドバルブ46への電力が供給または遮断される。また、走行切換スイッチ45は、後述するコントローラ6に履帯走行であるか車輪走行であるかの信号を送信する。
走行切換ソレノイドバルブ46は、走行切換スイッチ45によって通電されるとPPC元圧から第2パイロット配管部49bを通して供給されるPPC圧を走行切換バルブ42に供給する。走行切換バルブ42にPPC圧が送られると、走行切換バルブ42が操作され、メイン油圧が履帯用油圧モータ44へと供給される。
圧力スイッチ47は、第2パイロット配管部49bの走行切換ソレノイドバルブ46と走行切換バルブ42の間に繋がっており、走行切換ランプ48は圧力スイッチ47に繋がっている。圧力スイッチ47はノーマルクローズタイプであり、走行切換ソレノイドバルブ46に通電され走行切換バルブ42にPPC圧が送られた場合に、PPC圧を検知してオープン状態となる。すなわち、走行切換ソレノイドバルブ46に通電されて履帯用油圧モータ44にメイン油圧が供給されている場合に、圧力スイッチ47がオープンとなり電気的に遮断され、走行切換ランプ48が消灯する。一方、走行切換ソレノイドバルブ46への電力が遮断されて車輪用油圧モータ43にメイン油圧が供給されている場合に圧力スイッチ47がクローズとなり電気的に接続され、走行切換ランプ48が点灯する。これにより、車輪走行の際に、走行切換ランプ48は点灯する。
図5は、操作表示部313の一部を示す図である。操作表示部313には、上述した走行切換スイッチ45が設けられており、走行切換スイッチ45の上側に走行切換ランプ48が設けられている。
なお、車輪走行を行うための車輪走行回路70は、走行回路4に含まれており、上述した操作バルブ40、メインバルブ41、車輪用油圧モータ43および第1パイロット配管部49a、第1メイン配管部50aおよび第2メイン配管部50bを含む。
(1−5.圧力センサ)
圧力センサ5は、図3に示すようにキャブフロア31aの下方に配置されており、第1パイロット配管部49aの操作バルブ40とメインバルブ41の間に接続されている。圧力センサ5は、操作バルブ40からメインバルブ41に供給されるパイロット圧の圧力値を検知し、圧力値に基づいてコントローラ6に信号を出力する。
例えば、圧力センサ5は、Akg/cmより大きくなるとコントローラ6に出力を行い、B(<A)kg/cmより小さくなるとコントローラ6への出力をオフにする。
(1−6.コントローラ6)
図6は、コントローラ6およびブレーキ回路7の構成を示す図である。
コントローラ6は、圧力センサ5から受信する信号に基づいて、ブレーキ回路7を制御してディスクブレーキ71を解除状態または制動状態にする。
コントローラ6は、例えば、圧力センサ5からの出力がオフの状態がC秒間連続する場合に、ディスクブレーキ71を制動状態とする。
図7は、圧力センサ5の出力とリレー部75からの出力を示す図である。図7に示すように、圧力センサ5がオフになったC秒後に後述するリレー部75からの出力がオフ状態となりブレーキが作動する。
走行レバー312を停止位置に移動すると、圧力センサ5からの出力がオフとなり、走行レバー312を停止位置においてC秒間保持することによって、圧力センサ5からの出力がオフの状態がC秒間継続されることになる。
このように、コントローラ6は、走行レバー312が停止位置に移動されてから停止位置にC秒間保持された後に、ディスクブレーキ71を制動状態にする。
また、車輪式走行部22が停止状態であると判定するために車輪走行回路70の油圧を検知している。そのため、製造工程において、油圧が正確に検知できるか否かの確認は必要なものの取り付け位置や角度の調整が必要なく、センサを容易に取り付けることが出来る。ここで、停止状態とは、完全に停止している状態だけでなく、慣性力によって動いている状態も含む。
(1−7.ブレーキ回路7)
ブレーキ回路7は、ディスクブレーキ71と、マスタシリンダ72と、ブレーキ解除シリンダユニット73と、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74と、リレー部75と、自動ブレーキランプ76と、駐車ブレーキスイッチ77と、ブレーキレバー78と、圧力スイッチ79と、手動カットバルブ80と、非常用手動ポンプ81と、配管82と、を有する。
ディスクブレーキ71は、前輪223または後輪224に設けられている。ディスクブレーキ71は、前輪223または後輪224を制動し車輪式走行部22の走行を停止する。また、ディスクブレーキ71の制動を解除することにより、前輪223または後輪224は回転可能になる。
マスタシリンダ72は、第1ロッド721がシリンダの内側に押圧されることにより、第2ロッド722がシリンダの外側に押され、ディスクブレーキ71を制動状態にする。また、第1ロッド721がシリンダの内側に押されていない状態では、第2ロッド722は、バネ部材723によって第1ロッド721側に付勢され、ディスクブレーキ71の制動が解除される。
ブレーキ解除シリンダユニット73は、第1シリンダ731と、第2シリンダ732と、接続ロッド733と、を有する。第1シリンダ731は、パイロット圧が供給される配管82がロッド側のポートに接続されている。配管82は、パイロット元圧から第1シリンダ731まで接続する。また、第1シリンダ731のボトム側ポートはドレンに接続されている。第2シリンダ732は、ロッド側の空間にバネ部材732aが設けられており、ボトム側の空間に向かってピストンが付勢されている。接続ロッド733の第1端733aは、第1シリンダ731のロッドの先端と接続され、接続ロッド733の第2端733bは第2シリンダ732のロッドの先端に接続されている。接続ロッド733は支点733cを中心に回動可能であり、支点733cは、接続ロッド733の中央よりも第2端733b寄りに設けられている。また、接続ロッド733の中央には、マスタシリンダ72の上記第1ロッド721が接続されている。
第1シリンダ731にパイロット圧が供給されていない状態では、矢印Aに示すようにバネ部材732aによって接続ロッド733の第2端733bがシリンダに引き込まれる側に移動しているためマスタシリンダ72の第1ロッド721がシリンダの内側に押される(矢印C参照)。これにより、第2ロッド722がシリンダの外側に押されディスクブレーキ71が制動状態となる。
また、第1シリンダ731のロッド側の空間にパイロット圧が供給されると、第1シリンダ731のロッドがシリンダ内に引き込まれ、接続ロッド733の第1端733aが矢印Bに示すように第2シリンダ732のバネ部材732aの付勢力に対向して移動する。これにより、第1ロッド721がシリンダの外側(矢印D)に引っ張られるため、バネ部材723の付勢力により第2ロッド722がシリンダの内側に引き込まれ、ディスクブレーキ71の制動が解除される。
ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は、パイロット元圧と第1シリンダ731に接続されている配管82上に設けられている。ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は、リレー部75による通電によって第1シリンダ731にパイロット圧を供給する。
リレー部75は、コントローラ6から電力が出力されていない状態では、自動ブレーキランプ76(図5参照)を点灯させるように内部スイッチが接続されている。また、リレー部75は、コントローラ6から電気が出力されるとブレーキ解除ソレノイドバルブ74に通電を行うように内部のスイッチを切り換える。
駐車ブレーキスイッチ77は、電源とリレー部75の間に設けられており、オペレータが上方に引き上げることによってオン状態となってリレー部75に電気が供給される。駐車ブレーキスイッチ77が押し下げられることによってオフ状態となりリレー部75への通電が遮断される。なお、駐車ブレーキスイッチ77が押し下げられると、ランプ771が点灯する。駐車ブレーキスイッチ77は、図5に示すように、操作表示部313において、自動ブレーキランプ76の手前側に設けられている。
ブレーキレバー78は、駐車ブレーキスイッチ77とリレー部75の間に設けられており、駐車ブレーキスイッチ77とリレー部75の間が通電状態になるように付勢されている。ブレーキレバー78を引き下げることにより、電源からリレー部75への通電を遮断することができる。また、ブレーキレバー78は、図5に示すように操作表示部313に設けられている。
圧力スイッチ79は、配管82のブレーキ解除ソレノイドバルブ74と第1シリンダ731の間において圧力を検知すると、ランプ771への電力を遮断する。すなわち、駐車ブレーキスイッチ77がオフ状態となると、第1シリンダ731にパイロット圧が供給されていないが、圧力スイッチ79がパイロット圧を検知した場合には、何らかの問題が発生しているおそれがある。そのため、駐車ブレーキスイッチ77がオフの状態では通常点灯するランプ771を消灯することによって、オペレータに異常を通知することができる。
手動カットバルブ80と非常用手動ポンプ81は、パイロット圧を供給することが出来ないような非常時にディスクブレーキ71の制動を解除するために用いられる。手動カットバルブ80は、配管82の第1シリンダ731とブレーキ解除ソレノイドバルブ74の間に設けられている。非常時に、手動カットバルブ80で配管82が遮断され、非常用手動ポンプ81が配管82の手動カットバルブ80と第1シリンダ731の間に接続される。そして、非常用手動ポンプ81を作業者が動作することによって、第1シリンダ731に作動油が供給され、接続ロッド733が回動してディスクブレーキ71による制動が解除される。
<2.動作>
次に、本実施の形態の鉄道用作業機械1の自動ブレーキ動作について説明する。図8は、鉄道用作業機械1の自動ブレーキ動作のフローを示す図である。
はじめに、鉄道用作業機械1が走行している状態について説明する。
走行している状態では、走行レバー312が停止位置P1から前後方向の走行位置P2に移動されており、走行レバー312の操作角に応じてパイロット圧が操作バルブ40からメインバルブ41に供給され、メイン油圧が車輪用油圧モータ43に供給されて前輪223または後輪224が回転駆動する。
また、圧力センサ5は所定以上の圧力(Akg/cm以上のパイロット圧)を検知しているため、コントローラ6はリレー部75に出力を行い、リレー部75はブレーキ解除ソレノイドバルブ74に通電を行っている。ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は通電によってパイロット圧の配管82を開放し、パイロット圧が第1シリンダ731に供給されている。第1シリンダ731へのパイロット圧の供給により、接続ロッド733が矢印B方向に回転しており、マスタシリンダ72の第1ロッド721が矢印D方向へと移動している。このため、第2ロッド722がバネ部材723の付勢力により矢印D方向へ移動しており、ディスクブレーキ71が解除状態となっている。
このような走行状態からの自動ブレーキ動作について説明すると、はじめに、ステップS11において、コントローラ6は、圧力センサ5からの出力がオフの状態がC秒間以上継続したか否かを判定する。走行状態から停車する場合、オペレータが走行レバー312を前後方向の中央の停止位置P1に移動させる。この走行レバー312の停止位置P1への移動によって、パイロット圧が所定値(Bkg/cm)よりも低くなり圧力センサ5からの出力がオフになる。そして、走行レバー312が停止位置に所定時間(C秒間)保持されると、圧力センサ5からの出力がオフの状態が所定時間継続したことになり、制御はステップS12へと進む。
次に、ステップS12において、コントローラ6は、リレー部75への出力をオフにする。これによって、ステップS13において、リレー部75は、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74への通電を遮断して自動ブレーキランプ76に通電を行うように内部スイッチを切り替える。これにより、自動ブレーキランプ76が点灯する。
次に、ステップS14において、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74はパイロット圧の配管82を遮断する。これによってパイロット圧の第1シリンダ731への供給が停止される。
この第1シリンダ731へのパイロット圧の供給停止により、第2シリンダ732のバネ部材732aの付勢力によって接続ロッド733が矢印A方向に回転し、マスタシリンダ72の第1ロッド721が矢印C方向に押される。これによって第2ロッド722がバネ部材723の付勢力に対抗して矢印C方向に移動し、ステップS15において、ディスクブレーキ71が解除状態から制動状態となる。
最後に、オペレータが駐車ブレーキスイッチ77を押し下げることによって、リレー部75への電気が遮断される。
なお、走行状態から停車する場合、必要に応じてブレーキレバー78が操作されるが、ブレーキレバー78を引き下げることによってリレー部75への通電が遮断されるため、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74がパイロット圧を遮断する。これによって、第1シリンダ731へのパイロット圧の供給が停止され、ディスクブレーキ71が解除状態から制動状態になる。このように、ブレーキレバー78を引き下げることによって、ディスクブレーキ71を制動状態にすることができる。
また、停車状態から走行する際には、走行レバー312を移動させることによって圧力センサ5が所定値以上のパイロット圧(Akg/cm以上)を検知してコントローラ6に出力を行い、コントローラ6がリレー部75に通電を行う。これによりリレー部75がブレーキ解除ソレノイドバルブ74に通電を行い第1シリンダ731にパイロット圧が供給され、接続ロッド733が矢印B方向に回動され、ディスクブレーキ71が制動状態から解除状態になる。
<3.特徴等>
(3−1)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、下部走行体2(走行体の一例)と、車輪走行回路70と、圧力センサ5(検知部の一例)と、コントローラ6(制御部の一例)と、を備えている。下部走行体2は、下部車体20(車体の一例)と、履帯式走行部21と、車輪式走行部22と、を有する。履帯式走行部21は、下部車体20に取り付けられている。車輪式走行部22は、下部車体20に取り付けられ前輪223および後輪224(車輪の一例)とディスクブレーキ71(ブレーキの一例)を持つ。車輪走行回路70は、車輪式走行部22を駆動する。圧力センサ5は、車輪走行回路70の油圧を検知する。コントローラ6は、圧力センサ5による油圧の検知に基づいて、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
このように、車輪走行回路70の油圧に基づいて、自動でディスクブレーキ71が制動状態に切り換えられるため、オペレータの手間を低減することができる。
(3−2)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、走行レバー312(操作部材の一例)を更に備える。走行レバー312は、車輪式走行部22が停止する停止位置P1と車輪式走行部22が走行する走行位置P2とを有し、オペレータが操作可能である。走行レバー312の操作に基づいて油圧が変動する。コントローラ6は、油圧の検知に基づいて、走行レバー312が走行位置P2から停止位置P1に切り替わったことを判断すると、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り替える。
これにより、走行レバー312の操作位置に基づいて変化する油圧を検知することによって、走行レバー312の操作位置を間接的に検出することができる。
(3−3)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、車輪走行回路70は、車輪用油圧モータ43(油圧モータの一例)と、メインバルブ41(制御弁の一例)と、を有する。車輪用油圧モータ43は、前輪223または後輪224(車輪の一例)を駆動する。メインバルブ41は、車輪用油圧モータ43に供給する作動油を制御する。圧力センサ5が検知する油圧は、メインバルブ41を制御するパイロット圧である。
これにより、パイロット圧を検知することによって車両の停止を判定しディスクブレーキ71を自動で制動状態にすることができる。
(3−4)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、圧力センサ5は、キャブフロア31aより下方に配置されている。
キャブ31内にセンサを設ける場合と比較して、オペレータの作業に干渉せずオペレータが作業を行いやすく、オペレータの作業環境を向上することができる。
(3−5)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、コントローラ6は、走行レバー312が走行位置から停止位置に切り替えられた後、所定時間経過後にディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
これにより、急な制動を抑制することができる。
(3−6)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)では、コントローラ6は、油圧が所定値以下の状態が所定時間以上続いた場合に、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
これにより、急な制動を抑制することができる。
(3−7)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、ブレーキ解除シリンダユニット73と、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74(解除弁の一例)と、を更に備える。ブレーキ解除シリンダユニット73は、パイロット圧が供給されることによってディスクブレーキ71を制動状態から解除状態にし、パイロット圧の供給が停止されることによってディスクブレーキ71を解除状態から制動状態にする。ブレーキ解除ソレノイドバルブ74は、ブレーキ解除シリンダユニット73へのパイロット圧の供給または停止を行う。コントローラ6は、ブレーキ解除ソレノイドバルブ74を制御することにより、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換える。
このようにコントローラ6が車輪走行回路70の油圧に基づいてブレーキ解除ソレノイドバルブ74の制御を行うことにより、車輪式走行部22の停止を判断して自動でブレーキを制動状態にすることができる。
(3−8)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、自動ブレーキランプ76(表示部の一例)を更に備える。自動ブレーキランプ76は、ディスクブレーキ71が制動状態であることを示す表示を行う。コントローラ6は、ディスクブレーキ71を解除状態から制動状態に切り換えた場合に、自動ブレーキランプ76を点灯(表示の一例)する。
これにより、オペレータはディスクブレーキが自動で制動状態に切り換えられたことを認識することができる。
(3−9)
本実施の形態の鉄道用作業機械1(作業車両の一例)は、上部旋回体3を更に備える。上部旋回体3は、作業機33を有し、下部車体20(車体の一例)の上側に旋回可能に取り付けられている。
これにより、旋回可能な作業機を用いて作業を行うことができる。
<4.他の実施の形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施の形態では、第1パイロット配管部49aの操作バルブ40とメインバルブ41の間のパイロット圧を検知しているが、これに限らなくても良い。例えば、メインバルブ41から車輪用油圧モータ43に供給される第1メイン配管部50aまたは第2メイン配管部50bのメイン油圧を検知して、メイン油圧に基づいてディスクブレーキ71が制動状態にされてもよい。要するに、車輪走行回路70において走行レバー312の操作に基づいて変化する油圧を検知すればよい。
(B)
上記実施の形態では、圧力センサ5がキャブフロア31aの下方に配置されているが、下方に限らなくても良い。また、上記のようにメイン油圧を検知する場合に、メイン油圧を検知する圧力センサの配置はキャブフロア31aの下方に限らなくても良い。
(C)
上記実施の形態では、図3に示すような走行レバー312によってパイロット圧が変更されているが、ジョイスティックレバーによって操作バルブ40が操作されてもよい。
(D)
上記実施の形態では、ディスクブレーキ71が自動で制動状態となったことを自動ブレーキランプ76によって表示しているが、ランプに限らなくても良く、ディスプレイを設けてディスプレイに表示させてもよい。
(E)
上記実施の形態では、ブーム34、アーム35および掘削バケット36を有する作業機33を備えた鉄道用作業機械1を用いて説明したが、これに限られるものではなく、作業機33に代えてダンプトラックのベッセル等が設けられていてもよい。また、作業機33が設けられていなくてもよく、更に作業機33を有する上部旋回体3が設けられていなくてもよい。要するに履帯式走行部と車輪式走行部を有する作業車両であればよく、本発明を適用することができる。
本発明の作業車両は、オペレータの手間を低減可能な効果を有し、軌道上を走行する鉄道用作業機械等として有用である。
1 :鉄道用作業機械
2 :下部走行体
3 :上部旋回体
4 :走行回路
5 :圧力センサ
6 :コントローラ
7 :ブレーキ回路
20 :下部車体
21 :履帯式走行部
22 :車輪式走行部
70 :車輪走行回路
71 :ディスクブレーキ

Claims (11)

  1. 車体と、前記車体に取り付けられた履帯式走行部と、前記車体に取り付けられ車輪とブレーキを持つ車輪式走行部と、を有する走行体と、
    前記車輪を駆動する油圧モータと、前記油圧モータに供給する作動油を制御する制御弁と、を有し、前記車輪式走行部を駆動する車輪走行回路と、
    前記車輪走行回路の前記制御弁を制御する第1のパイロット圧を検知する第1検知部と、
    第2のパイロット圧が供給されることによって前記ブレーキを制動状態から解除状態にし、前記第2のパイロット圧の供給が停止されることによって前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態にするブレーキ解除シリンダユニットと、
    前記ブレーキ解除シリンダユニットへの前記第2のパイロット圧の供給または停止を行う解除弁と、
    前記ブレーキ解除シリンダユニットと前記解除弁の間の配管に配置された手動カット弁と、
    前記配管の前記手動カット弁と前記ブレーキ解除シリンダユニットの間に配置され、手動ポンプを接続可能なカップリングと、
    前記第1検知部による前記第1のパイロット圧の検知に基づいて、前記解除弁を制御することにより、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換える制御部と、を備えた、
    作業車両。
  2. 前記車輪式走行部が停止する停止位置と前記車輪式走行部が走行する走行位置とを有し、オペレータが操作可能な操作部材を更に備え、
    前記操作部材の操作に基づいて前記第1のパイロット圧が変動し、
    前記制御部は、前記第1のパイロット圧の検知に基づいて、前記操作部材が前記走行位置から前記停止位置に切り替わったことを判断すると、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り替える、
    請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記第1検知部は、キャブフロアより下方に配置されている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の作業車両。
  4. 前記制御部は、
    前記操作部材が前記走行位置から前記停止位置に切り替えられた後、所定時間経過後に前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換える、
    請求項2記載の作業車両。
  5. 前記制御部は、
    前記前記第1のパイロット圧が所定値以下の状態が所定時間以上継続した場合に、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換える、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の作業車両。
  6. 前記ブレーキ解除シリンダユニットの動作に基づいて、前記ブレーキを前記制動状態から前記解除状態にするマスタシリンダを更に備え、
    前記マスタシリンダは、
    前記ブレーキ解除シリンダユニットによって移動する第1ロッドと、
    前記第1ロッドのシリンダ内側へ向かう押圧によってシリンダ外側に向かって押され、前記ブレーキを前記制動状態にする第2ロッドと、
    前記第2ロッドを内側に向かって付勢する第1付勢部材と、を有し、
    前記第1ロッドがシリンダ内側に向かって押されていない状態では、前記第2ロッドは前記第1付勢部材によってシリンダ内側に向かって移動し、前記ブレーキを前記制動状態から前記解除状態にする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業車両。
  7. 前記ブレーキ解除シリンダユニットは、
    第3ロッドを有し、前記第3ロッドが配置されている側の空間に前記第2のパイロット圧が供給される第1シリンダと、
    第4ロッドと、前記第4ロッドが配置されている側の空間に配置され、前記第4ロッドをシリンダ内側に向かって付勢する第2付勢部材と、を有する第2シリンダと、
    第1接続部で前記第3ロッドと接続し、第2接続部で前記第4ロッドと接続し、中央よりも前記第2接続部側に設けられた支点を中心に回転可能な接続ロッドと、を有し、
    前記第1ロッドは、前記接続ロッドの前記支点と前記第1接続部との間に接続されており、
    前記第2のパイロット圧が供給されていない状態では、前記第2付勢部材によって前記第4ロッドがシリンダ内側に向かって移動し、前記接続ロッドが前記支点を中心に回転して、前記第1ロッドがシリンダ内側に向かって移動し、前記第2ロッドがシリンダ外側に向かって移動して前記ブレーキを前記制動状態にし、
    前記第2のパイロット圧が前記第1シリンダに供給されると、前記第3ロッドがシリンダ内側に向かって移動し、前記接続ロッドが前記支点を中心に回転して、前記第1ロッドがシリンダ外側に向かって移動し、前記第2ロッドは前記第1付勢部材によってシリンダ内側に向かって移動し、前記ブレーキを前記制動状態から前記解除状態にする、
    請求項6に記載の作業車両。
  8. 前記ブレーキが前記制動状態であることを示す表示を行う表示部を更に備え、
    前記制御部は、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換えた場合に、前記表示部に前記表示を行わせる、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業車両。
  9. 前記解除弁への通電を遮断し前記表示部に通電を行う第1状態と、前記解除弁に通電を行い前記表示部への通電を遮断する第2状態をとることが可能なリレー部を更に備え、
    前記解除弁は、通電によって開状態となり前記第2のパイロット圧を供給し、通電の遮断によって閉状態となり前記第2のパイロット圧の供給を停止し、
    前記制御部は、前記第1のパイロット圧の検知に基づいて、前記リレー部を前記第1状態になるよう制御して、前記解除弁への通電を遮断することによって、前記ブレーキを前記解除状態から前記制動状態に切り換え、前記表示部に通電して前記表示を行わせる、
    請求項8に記載の作業車両。
  10. 前記リレー部は、通電が遮断された状態では、前記第1状態をとり、
    オペレータによって操作されることによって前記リレー部への通電を遮断可能なブレーキスイッチと、
    前記第2のパイロット圧の供給を検知する第2検知部と、
    前記ブレーキスイッチによって前記リレー部への通電が遮断された状態で、前記第2のパイロット圧の供給を検知した場合に、オペレータに報知を行う報知部と、を更に備えた
    請求項9に記載の作業車両。
  11. 作業機を有し、前記車体の上側に旋回可能に取り付けられた上部旋回体を更に備えた、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の作業車両。
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