JP6909962B2 - 情報表示方法、情報表示システム、および情報表示プログラム - Google Patents

情報表示方法、情報表示システム、および情報表示プログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報表示方法、情報表示システム、および情報表示プログラムに関する。
太陽光発電、風力発電等の再生可能エネルギーで発電された電力は、一般的に、電力系統(系統)に供給され、電力会社等の電力事業者に買い取られる。電力事業者は、電力の需給バランスを維持して安定した電力供給を行う役割を担っているため、太陽光発電装置等の電力供給システムを保有する発電事業者に対し、所定の期間を指定して系統に供給する電力(以下、「有効電力」という場合がある)を抑えるように要請する場合がある。
なお、特許文献1には、系統の電圧値を安定化させるべく系統に供給する有効電力が抑制された場合に、本来系統に供給できたはずの発電量に応じて各発電事業者間で公平に収益を分配するための料金管理装置が開示されている。
特開2011−176948号公報
ところで、電力事業者の要請で電力供給システムの出力(有効電力)が制御される場合に、発電事業者が出力制御期間を容易に確認できることが望ましい。例えば、発電事業者において、電力供給システムの出力制御期間と、その期間の発電量等を迅速に確認することができれば便利である。
本開示の一態様である情報表示方法は、系統連系された電力供給システムに関する情報を情報端末の表示部に表示する情報表示方法であって、電力事業者の電力需給予測に基づく前記電力供給システムの出力制御が実行される期間である出力制御期間の情報を含む第1画面を前記表示部に表示し、前記第1画面において、第1期間における前記電力供給システムの発電量および売電量の少なくとも一方と、前記第1期間における前記出力制御期間とを同じ時間軸上に表示することを特徴とする。
本開示の一態様である情報表示システムは、系統連系された電力供給システムに関する情報を表示する表示部を有する情報端末と、電力事業者の電力需給予測に基づく前記電力供給システムの出力制御が実行される期間である出力制御期間の情報を含む第1画面を前記表示部に表示させる制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第1画面において、第1期間における前記電力供給システムの発電量および売電量の少なくとも一方と、前記第1期間における前記出力制御期間とを同じ時間軸上に表示させることを特徴とする。
本開示の一態様である情報表示プログラムは、上記情報表示方法をコンピュータで実現するためのプログラムである。
本開示の一態様である情報表示方法によれば、系統連系された電力供給システムの出力制御期間を容易に確認することができる。
実施形態の一例である情報表示システムおよび施設に設置された他のシステム、設備を示す図である。 実施形態の一例である情報表示システムおよび出力制御システムの構成を示すブロック図である。 ホーム画面の一例を示す図である。 ホーム画面の他の一例を示す図である。 第1画面の一例を示す図である。 第1画面の他の一例を示す図である。 第2画面の一例を示す図である。 第3画面の一例を示す図である。 実施形態の一例である情報表示方法の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の情報表示方法、情報表示システム、および情報表示プログラムの実施形態について詳細に説明する。但し、本開示の情報表示方法、情報表示システム、および情報表示プログラムは、以下で説明する実施形態に限定されない。また、以下で説明する複数の実施形態の各構成要素を選択的に組み合わせることは当初から想定されている。
本開示における装置、システム、および方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、および方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって上記機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、集積回路(IC)または大規模集積回路(LSI)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されていてもよく、複数のチップに設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよく、複数の装置に備えられていてもよい。また、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記憶媒体に記憶される。プログラムは、記憶媒体に予め格納されていてもよく、インターネット等を含む広域通信網を介して記憶媒体に供給されてもよい。
本実施形態では、系統連系された電力供給システムが設置される施設1として、戸建の住宅を例示する。但し、施設1は特に限定されず、マンション等の集合住宅、学校、図書館等の公共施設、店舗、オフィス、工場などであってもよく、メガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電所であってもよい。
図1は、施設1に設置されるシステムおよび設備を示す図である。図2は、実施形態の一例である情報表示システム10および出力制御システム40の構成を示すブロック図である。図1および図2に例示するように、情報表示システム10は、系統連系された電力供給システム2に関する情報を表示する表示部12を有する情報端末11と、制御装置16とを備える。制御装置16は、電力事業者の電力需給予測に基づく電力供給システム2の出力制御が実行される期間である出力制御期間の情報を含む第1画面を表示部12に表示させる機能を有する。
また、制御装置16は、第1画面において、第1期間における電力供給システム2の発電量および売電量の少なくとも一方と、第1期間における出力制御期間とを同じ時間軸上に表示させる。本明細書において、電力供給システム2の発電量には、所定の期間に発電される電力の積算値だけでなく、瞬間的な発電電力が含まれる。同様に、電力供給システム2の売電量には、所定の期間に売電される電力の積算値だけでなく、瞬間的な売電電力が含まれる。
情報表示システム10は、表示部12に、電力事業者の要請により実行される電力供給システム2の出力制御の期間を表示する情報表示方法を実現するためのシステムの好適な一例である。情報表示システム10によれば、発電事業者において、出力制御期間を容易に確認することができる。本明細書において、発電事業者とは、電力供給システム2を使用して電力事業者に売電する者を意味し、家庭用発電設備を所有する個人を含む。電力供給システム2は、電力系統に電力を供給するシステムである。
図1に示す例では、電力供給システム2が設置された施設1(戸建の住宅)に、情報表示システム10が設置されている。但し、情報表示システム10は施設1に設置されていなくてもよい。情報表示システム10は、施設1と別の場所に設置されてもよく、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等のモバイル端末で構成されていてもよい。
施設1には、交流電源の幹線(1次幹線)が接続される電力量計と、電力量計から出た2次幹線を分岐する分電盤20とが設置されている。図1に示す例では、電力量計として、施設1の消費電力および消費電力量を計測する買電メータ21と、電力供給システム2から系統に供給(以下、「逆潮流」という場合がある)される電力および電力量を計測する売電メータ22とが設けられている。なお、当該2つのメータは一体化されていてもよい。電力量計は、例えば通信機能を有し、情報表示システム10は電力量計から情報端末11の表示部12に表示する計測データを取得してもよい。
施設1には、電力を使用する電気機器として、テレビ23、冷蔵庫24、エアコン25、IHクッキングヒータ26、および照明27等が設けられている。施設1で使用される電気機器としては、これらに限定されず、電子レンジ、パソコン、洗濯機、ドライヤー、床暖房などが例示できる。
施設1には、系統連系された電力供給システム2として、太陽光発電装置30および燃料電池装置32が設置されている。なお、電力供給システム2はこれらに限定されない。また、施設1には蓄電装置34が設置されている。本実施形態では、太陽光発電装置30および燃料電池装置32で発電され、上記電気機器で使用されずに余った電力が蓄電装置34に充電され、また系統に供給される。蓄電装置34に充電された電力は、例えば太陽光発電装置30が発電しない夜間に使用される。太陽光発電装置30で発電された電力の全量が系統に供給されてもよく、場合によっては、蓄電装置34に蓄電された電力を系統に供給することも可能である。
太陽光発電装置30は、複数の太陽電池モジュールから構成され、太陽光が照射される昼間に太陽光を受光して発電する発電設備である。太陽光発電装置30は、例えば施設1の屋根に設置される。一般的に、太陽光発電装置30にはパワーコンディショナ31(以下、「パワコン31」とする)が接続され、パワコン31によって太陽光発電装置30で発電された直流電力が交流電力に変換される。また、パワコン31は、太陽光発電装置30の出力を制御し、系統に供給される有効電力を制御する機能を有する。
燃料電池装置32は、ガスから取り出した水素を空気中の酸素と反応させて発電する発電設備であって、24時間発電が可能である。燃料電池装置32は、発電時に発生する熱を利用してお湯を沸かす給湯機の機能も有することが好ましい。燃料電池装置32にはパワーコンディショナ33(以下、「パワコン33」とする)が接続され、パワコン33によって燃料電池装置32で発電された直流電力が交流電力に変換される。燃料電池装置32は、パワコン33によって系統に供給される有効電力が制御されてもよいが、好ましくは燃料電池装置32の運転状態の変更により発電量が制御される。
蓄電装置34は、太陽光発電装置30で発電された電力を蓄電するための装置であって、繰り返し充放電が可能な二次電池で構成される。パワコン31で直流から交流に変換された電力は、パワーコンディショナ35(以下、「パワコン35」とする)で再び直流に変換され、蓄電装置34に蓄電される。図1に示す例では、パワコン31,35が設けられているが、これらを一体化することも可能である。
電力供給システム2から系統に供給される有効電力は、例えば出力制御スケジュールに基づいて制御される。出力制御スケジュールは、電力供給システム2の出力を制御して安定した電力供給を実現するために電力事業者から提供される出力制御計画である。本実施形態では、出力制御スケジュールに基づいて電力供給システム2の出力を制御する出力制御システム40が施設1に設置されている。
出力制御システム40は、出力制御スケジュールの情報を取得する取得部41と、当該スケジュールの情報を記憶する記憶部42と、当該スケジュールの情報に基づいて電力供給システム2の出力を制御する出力部43とを有する。出力制御スケジュールには、所定期間Aの電力需給予測に基づいて決定される固定スケジュール、および所定期間Aよりも短い所定期間Bの電力需給予測に基づいて決定される更新スケジュールが存在する。ここで、所定期間Aの一例は1年であり、所定期間Bの一例は1日である。
取得部41は、例えばインターネット回線または専用回線を介して電力事業者のサーバ45にアクセスし、出力制御スケジュールの情報を取得する。以下、出力制御スケジュールの情報(当該スケジュールに関する情報を含む)を単に「出力制御スケジュール」という場合がある。また、取得部41は、サーバ45から送信される出力制御スケジュールを取得してもよく、特定の配信事業者を介して当該スケジュールを取得してもよい。取得部41は、取得した出力制御スケジュールを記憶部42に記憶させる。
取得部41は、サーバ45等との通信により所定の頻度で出力制御スケジュールを取得する。取得部41によって自動で出力制御スケジュールが取得される場合は、例えば1日に1回程度の頻度で当該スケジュールが取得される。一方、出力制御システム40がサーバ45と通信できるように構成されていない場合は、例えば1年に1回程度の頻度で出力制御スケジュールが手動で書き換えられる。
記憶部42は、出力制御スケジュールの他に、出力制御システム40の機能を実現するための制御プログラム、電力供給システム2による発電量、売電量などを記憶していてもよい。記憶部42は、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記憶媒体で構成される。
出力部43は、例えば出力制御スケジュールに基づいてパワコン31、燃料電池装置32等に、系統に供給される有効電力を抑制するための制御指令を出力する。かかる制御指令を受信したパワコン31は、太陽光発電装置30の発電量自体を抑制してもよく、系統から電力(無効電力)を入力して逆潮流される有効電力を抑制してもよい。また、出力部43の制御指令によって、例えば燃料電池装置32の発電が停止される、或いは蓄電装置34の充電量が増加されることで、逆潮流される有効電力が抑制される。なお、出力部43は、パワコン31等の制御対象機器との通信を中継する中継装置に信号(制御指令)を送信してもよい。また、出力制御システム40および情報表示システム10で使用される通信プロトコルは特に限定されず、例えば出力部43の信号はEchonet-liteで送信されてもよい。
なお、1年先の電力需給予測の精度は前日の需給予測の精度よりも低いため、固定スケジュールに基づく出力制御では電力供給システム2の出力抑制が大きくなる傾向にある。このため、出力部43は、更新スケジュールが取得されたときには更新スケジュールに基づく出力制御を実行し、更新スケジュールが存在しない場合には固定スケジュールに基づく出力制御を実行する。出力制御システム40が通信環境にない場合は、例えば固定スケジュールのみで電力供給システム2の出力が制御される。
出力制御システム40は、さらに、出力制御スケジュールに基づく出力制御の実行に使用される時刻を設定する時刻設定部44を有する。時刻設定部44が設定した時刻は、例えば記憶部42に記憶される。出力部43は、当該時刻と出力制御スケジュールとに基づいて電力供給システム2に制御指令を出力する。時刻設定部44は、例えばインターネット回線または専用回線を介してサーバ45または配信事業者のサーバから時計情報を取得し、当該時計情報と同期した時刻を設定する。なお、時刻設定部44は、全地球測位システム(GPS)を利用した時刻同期を実行してもよい。
時刻設定部44は、サービスマンにより手動で入力された時刻を上記出力制御の実行に使用される時刻として設定してもよい。時刻設定部44は、例えば認証コードを受信することを条件として手動で入力された時刻を設定してもよい。認証コードは、サービスマンにより入力される、発電事業者が知らないコードである。詳しくは後述するが、時刻設定部44は、手動による時刻調整機能を有していてもよい。但し、時計の改ざんを防止するため、1日につき±10分以内のように、時刻の変更を所定範囲内に制限することが好ましい。
情報表示システム10は、上述のように、系統連系された電力供給システム2に関する情報を情報端末11の表示部12に表示して発電事業者に知らせるためのシステムである。情報表示システム10は、例えば電力事業者のサーバ45または配信事業者のサーバとの通信により電力供給システム2の出力制御に関する情報を取得する。本実施形態では、情報表示システム10が出力制御システム40を介して出力制御スケジュールを含む出力制御に関する情報を取得し、当該情報を情報端末11の表示部12に表示する。
情報表示システム10は、出力制御システム40の記憶部42に記憶された情報、プログラム等を使用できる。情報表示システム10は、例えば記憶部42から出力制御スケジュールを含む情報を読み出して表示部12に表示する。なお、情報表示システム10は、取得部41と同様の機能を有し、サーバ45等との通信により所定の頻度で出力制御スケジュールを取得してもよい。
情報表示システム10は、例えばプロセッサ(CPU)、メモリ、入出力ポート等を含む1つまたは複数の機器を備えたコンピュータで構築される。図1に示す例では、ホームサーバ15によって制御装置16が構成され、情報端末11および制御装置16が別の機器で構成されているが、これらは1つの機器で構成されていてもよい。すなわち、情報表示システム10は、1つまたは複数の機器で構成することができる。また、情報表示システム10は、システムの一部がインターネット等のネットワークで接続された1つまたは複数のサーバで構築されてもよい。
情報表示システム10は、出力制御システム40の一部として構成されていてもよい。また、施設1には、施設全体の消費電力量を監視し、各電気機器を制御するエネルギー管理システムが設置されていてもよく、情報表示システム10および出力制御システム40は、当該エネルギー管理システムの一部として構成されていてもよい。情報表示システム10の制御装置16および出力制御システム40は別の機器で構成されていてもよいが、本実施形態では、制御装置16および出力制御システム40が1つのホームサーバ15で構成されている。
情報端末11は、電力供給システム2に関する情報を表示可能な表示部12を有する端末装置である。好適な表示部12は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等のディスプレイである。情報端末11は、さらに、表示部12の画面を切り替えるための操作部13を有することが好ましい。操作部13としては、ボタン、テンキー、キーボード等が例示でき、表示部12と一体化されたタッチパネルであってもよい。
情報端末11は、例えば施設1内に設置される専用端末であるが、施設1と別の場所に設置されてもよく、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等のモバイル端末で構成されていてもよい。また、情報端末11は、複数設けられてもよく、出力制御システム40および上記エネルギー管理システムの端末装置として兼用されてもよい。図1に示す例では、情報端末11およびホームサーバ15が別の機器で構成されているが、これらは一体化された1つの機器で構成されてもよい。
制御装置16は、情報端末11の表示部12に、電力供給システム2に関する情報を表示させる。制御装置16は、電力事業者の電力需給予測に基づく電力供給システム2の出力制御が実行される期間である出力制御期間の情報を含む第1画面を表示部12に表示させる第1出力部17を有する。第1出力部17は、第1画面において、第1期間における電力供給システム2の発電量および売電量の少なくとも一方(以下、「発電量等」という場合がある)と、第1期間における出力制御期間とを同じ時間軸上に表示させる。本実施形態において、出力制御期間とは、出力制御スケジュールに基づき電力供給システム2の系統に供給される有効電力が抑制される期間である。
制御装置16は、第1期間を複数含む第2期間において、第1期間毎の出力制御期間の有無の情報を含む第2画面を表示部12に表示させる第2出力部18を有することが好ましい。さらに、制御装置16は、出力制御期間における出力制御の詳細な情報を含む第3画面を表示部12に表示させる第3出力部19を有することが好ましい。制御装置16は、電力事業者のサーバ45等から出力制御スケジュールの情報を取得し、その情報から上記各画面を表示させてもよいが、本実施形態では、出力制御システム40の記憶部42に記憶された出力制御スケジュールの情報を使用できる。
制御装置16は、情報端末11の表示部12にホーム画面を表示させてもよい。ホーム画面は、情報表示システム10の起動時に表示される画面である。また、表示部12が所定期間操作されていないとき、表示部12が所定期間操作されなかった後に操作されたとき、またはリセット操作されたときに、表示部12に最初に表示される操作用の画面(操作受け付け画面)としてホーム画面が表示されてもよい。制御装置16は、ホーム画面または他の画面に、出力制御スケジュールの種別を表示させてもよい。出力制御スケジュールの種別としては、上述のように、固定スケジュールおよび更新スケジュールが例示できる。
図3は、ホーム画面の一例を示す図である。図3に例示するように、ホーム画面には、壁紙画像と、メニューボタンと、お知らせボックスとが表示されている。図3に示す例では、壁紙画像として家のイラストが表示されているが、壁紙画像は特に限定されない。また、ホーム画面には、発電電力および消費電力の情報が表示されているが、表示される情報は特に限定されない。メニューボタン、お知らせボックスは、ホーム画面の下部に表示されている。お知らせボックスには、例えば電力供給システム2の情報を含む施設1に関する情報が表示され、電力事業者から配信される情報が表示されてもよい。
メニューボタンは、例えば種々の設定を行うための操作部13であって、メニューボタンの操作により種々の設定情報を受け付ける入力画面が表示される。メニューボタンは、ホーム画面から第1画面等の他の画面に切り替えるためのボタンであってもよく、発電事業者(以下、「ユーザー」という場合がある)はこのボタンを操作することで電力供給システム2に関する種々の情報を表示部12に表示させることができる。情報端末11が出力制御システム40、上記エネルギー管理システム等の端末装置として兼用されている場合は、メニューボタン等を操作して電力供給システム2の設定変更などを行うことができる。
図3(a)に例示するように、ホーム画面には、固定スケジュールに基づく電力供給システム2の出力制御が実行中であるときに、「出力制御中」の文字が表示される。また、図3(b)に例示するように、更新スケジュールに基づく出力制御が実行中であるときには、「出力制御中」の文字に加えて、その文字の下にバー(アンダーバー)が表示される。この場合、アンダーバーの有無によって、実行中の出力制御の基となる出力制御スケジュールの種別が容易に確認できる。
ホーム画面における「出力制御中」の表示は、ユーザーにより操作されるボタンとして表示されてもよい。「出力制御中」の文字が表示されたボタンを押すと、出力制御に関する説明がポップアップ表示されてもよい。このボタンは、ホーム画面から第1画面に切り替えるための操作ボタンであってもよい。
図4は、ホーム画面の他の一例を示す図である。図4に例示するように、ホーム画面には、電力供給システム2を構成する太陽光発電装置30、燃料電池装置32毎の発電量、前日の発電量、および蓄電装置34の充電時間等が表示されてもよい。また、ホーム画面には、買電量、売電量、使用電力量、お湯、水、ガスの使用量等が、日、週、月、年の所定の期間単位で表示されてもよい。図4に示す例では、発電量を表示させる操作ボタンが選択されており、選択されたボタンが他のボタンと異なる態様で表示されている(図5,6に例示する画面についても同様)。さらに、ホーム画面には、後述の第1操作ボタンとして機能する「出力制御カレンダー」のボタンが表示されていてもよい。図4に示す例では、発電量等を示す棒グラフにおいて、燃料電池発電のデータの上に太陽光発電のデータが表示されている(図5に例示する画面についても同様)。この場合、太陽光発電の発電量等の変化を確認し易くなる。当該グラフには、比較データとして、前日などの指定日における発電量等が折れ線グラフで表示されてもよい。なお、図3に例示する画面をホーム画面とし、図4に例示する画面をホーム画面以外の画面としてもよい。
図3および図4に例示する画面には、出力制御スケジュールに対応する時刻、すなわち出力制御スケジュールに基づく出力制御の実行に使用される時刻が表示されている。制御装置16は、例えば出力制御システム40から時計情報を取得し、日付と共に時刻を表示させる。この時刻は、出力制御スケジュールの提供元である電力事業者と同期している。
第1出力部17は、出力制御スケジュールから出力制御期間の情報を読み取り、当該情報を含む第1画面を表示部12に表示させる。そして、第1期間における電力供給システム2の発電量等と、第1期間における出力制御期間とを同じ時間軸上に表示させる。これにより、発電事業者は、出力制御による電力供給システム2の発電量等の影響を容易に把握することができる。第1期間の一例は、1日(24時間)以内の期間であって、12時間または24時間であってもよい。第1画面には、例えば30分毎、1時間毎など、第1期間より短い所定期間毎の発電量等が表示される。
第1出力部17は、第1画面において、出力制御期間と共に、出力制御の度合いを表示させることが好ましい。出力制御スケジュールには、例えば電力供給システム2から系統に供給される有効電力の抑制を実行する日時、および出力制御の度合いを示す制御率の情報が含まれている。第1出力部17は、出力制御スケジュールから制御率の情報を読み取り、当該情報を含む第1画面を表示部12に表示させる。
出力制御スケジュールには、上述の通り、出力制御の度合いとして電力供給システム2の制御率が規定されている。制御率は、A日の9時〜9時30分が制御率50%、A日の9時30分〜10時が制御率100%のように、毎日または特定の日について、所定の時間単位で規定されていてもよい。ここで、制御率50%とは、逆潮流可能な有効電力の50%が制限されることを意味し、制御率100%の場合は電力供給システム2の出力が制限されず100%の出力が可能である。
第1出力部17は、第1画面において、電力供給システム2の一部を構成するか、または電力供給システム2から電力が供給される所定の機器の動作状態をさらに表示させてもよい。具体例としては、施設1に蓄電装置34が設置される場合、第1出力部17は、第1画面において、蓄電装置34の充電動作期間を表示させてもよい。この場合、第1期間における電力供給システム2の発電量等と、第1期間における出力制御期間と、第1期間における蓄電装置34の充電動作期間とを同じ時間軸上に表示することが好ましい。
第1画面に蓄電装置34の充電動作期間を表示することで、出力制御期間中に発電される電力が、蓄電装置34に充電されることで有効に利用されていることを容易に把握できる。或いは、蓄電装置34が充電可能な状態にも関わらず充電が実行されていない場合は、蓄電装置34の設定を変更して充電量を増加させることも可能である。第1画面には、充電動作期間と共に、蓄電装置34の充電率(SOC)が表示されてもよい。
施設1に給湯機が設置されている場合、第1出力部17は、第1画面において、給湯機の沸き上げ動作期間および沸き増し動作期間の少なくとも一方(以下、「沸き上げ動作期間等」という場合がある)を表示させてもよい。この場合、第1期間における電力供給システム2の発電量等と、第1期間における出力制御期間と、第1期間における給湯機の沸き上げ動作期間等とを同じ時間軸上に表示することが好ましい。ここで、沸き上げ動作とは、予め必要なお湯を沸かしておくための運転であって、貯湯量の減少に伴って実施される沸き増し動作と区別される。
第1画面に給湯機の沸き上げ動作期間等を表示することで、出力制御期間中に発電される電力が、給湯機の沸き上げ動作等に使用されることで有効に利用されていることを容易に把握できる。或いは、給湯機の湯量が減少しているにも関わらず、沸き上げ動作等が実行されていない場合は、給湯機の設定を変更して湯量を増加させることも可能である。第1画面には、沸き上げ動作期間等と共に、給湯機の湯量が表示されてもよい。
なお、第1画面に動作状態が表示される機器は蓄電装置34および給湯機に限定されず、第1画面には、洗濯機の動作期間、乾燥機の動作期間、食洗機の動作期間、電気自動車のバッテリの充電動作期間などが表示されてもよい。
図5は、第1画面の一例を示す図である。図5に例示するように、第1画面には、電力供給システム2の発電量と、出力制御期間とが同じ時間軸上に表示されており、さらに出力制御期間における出力制御の度合いとして上記制御率が表示されている。電力供給システム2の発電量は、太陽光発電装置30の発電量と、燃料電池装置32の発電量とが区別可能な棒グラフとして表示されている。図5に例示する第1画面において、発電量等は30分単位で表示されている。例えば、12時の発電量の棒グラフは12時〜12時30分の発電量を示している。電力供給システム2の発電量等を示す棒グラフの時間間隔を出力制御スケジュールの時間間隔と合わせることで、電力供給システム2の発電量等と出力制御スケジュールとを対比し易くなる。
出力制御期間は、電力供給システム2の発電量を示す棒グラフの下に第1のバーとして表示されている。図5に示す例では、第1期間である2017年4月23日において、12時〜16時30分が出力制御期間として表示されている。制御率は、発電量を示す棒グラフと同じ場所に、0時〜24時まで連続した1本の直線で表示されている。図5に示す例では、出力制御期間(12時〜16時30分)の制御率が40%であることが表示されている。第1画面のグラフには縦軸が2本設けられ、一方の縦軸が発電量を、他方の縦軸が制御率をそれぞれ示している。
第1画面には、出力制御期間を示す第1のバーと共に、蓄電装置34の充電動作期間を示す第2のバーが表示されていてもよい。図5に示す例では、出力制御期間において、太陽光発電装置30の発電量を示す棒グラフが低くなっており、太陽光発電装置30の発電量が抑制されていることが分かる。また、第1のバーと、その下に表示される第2のバーは、同じ時間帯に表示されておらず、出力制御期間中に蓄電装置34の充電動作が実行されていないことが分かる。
第1画面には、第2画面に切り替えるための第1操作ボタン(操作部13)として、「出力制御カレンダー」の文字が表示されたボタンが表示されていてもよい。第2出力部18は、第1操作部の操作信号を受信したときに表示部12に第2画面を表示させる。なお、第1操作ボタンの形態は特に限定されない。また、第1画面には、発電量の表示と売電量の表示とを切り替える操作ボタンが表示されていてもよい。ユーザーは、売電量のボタンを押すことで、発電量の表示を売電量の表示に切り替えることができる。電力供給システム2で発電された電力の全量が系統に供給される場合は発電量と売電量は同じになる。
図6は、第1画面の他の一例を示す図である。図6に例示する第1画面には、出力制御期間を示す第1のバー、および蓄電装置34の充電動作期間を示す第2のバーと共に、給湯機の沸き上げ動作期間等を示す第3のバーが表示されている点で、図5に例示する画面と異なる。さらに、図6に示す例では、出力制御期間において、太陽光発電装置30の発電量は抑制されておらず、第1〜第3のバーが同じ時間帯に表示されている。つまり、出力制御期間中に発電された電力が、蓄電装置34の充電、給湯機の沸き上げ動作等に有効利用されている。
第2出力部18は、出力制御スケジュールから第2期間における第1期間毎の出力制御期間の有無の情報を読み取り、当該情報を含む第2画面を表示部12に表示させる。第2期間の一例は、1日超過1月以内の期間であって、1週間、2週間、または1月であってもよい。また、第2出力部18は、第2画面において、第2期間および第2期間を複数含む第3期間の少なくとも一方における出力制御期間の合計を表示させてもよい。
図7は、第2画面の一例を示す図である。図7に例示するように、第2画面には、カレンダーが表示されており、電力供給システム2の出力制御が実行される日が「制御日」として表示されている。図7に示す例では、第1期間が1日、第2期間が1月である。発電事業者は、第2画面によって、第2期間における第1期間毎の出力制御の有無を容易に把握することができる。
第2画面には、第3画面に切り替えるための第2操作ボタン(操作部13)として、「制御日」の文字が表示されたボタンが表示されていてもよい。第3出力部19は、第2操作部の操作信号を受信したときに表示部12に第3画面を表示させる。なお、第2操作ボタンの形態は特に限定されない。
第2画面には、さらに、第2期間および第3期間の少なくとも一方における出力制御期間の合計が表示されていてもよい。第3期間の一例は、1月超過1年以下の期間であって、2月、半年、または1年であってもよい。図7に示す例では、第2期間(4月)と第3期間(2017年)の両方における出力制御期間の合計が第2画面に表示されているが、第2期間または第3期間における出力制御期間の合計が表示されてもよい。
図7に例示する第2画面には、出力制御スケジュールの情報を取得した日付が、更新日として表示されている。また、当該取得日の情報に加えて出力制御スケジュールの有効期限が表示されてもよく、スケジュール情報の取得時間が表示されてもよい。出力制御期間の合計および更新日等は、カレンダー表示よりも画面左側に表示されている。
第3出力部19は、出力制御スケジュールから出力制御期間における出力制御の詳細な情報を読み取り、当該情報を含む第3画面を表示部12に表示させる。第3画面に表示される出力制御の詳細な情報の例としては、第1期間の各時間帯における制御率の情報が挙げられる。ユーザーは、第2画面のカレンダーにおいて「制御日」の文字が表示された第2操作ボタンを押すことで、その制御日についての制御率を表示させることができる。
図8は、第3画面の一例を示す図である。図8に例示するように、第3画面には、第2画面で選択された制御日の制御率が所定の時間単位毎に表示されている。図8に示す例では、16:00が40%(16:00〜16:30の制御率が40%)、16:30が100%(16:30〜17:00の制御率が100%)のように、30分毎に制御率が表示されている。この画面には、制御率の表の上に、午前の時間帯と午後の時間帯を切り替える操作ボタンが表示されており、ユーザーはこのボタンを操作することで、午前と午後の画面を切り替えることができる。所定の時間単位毎の制御率を表示する画面では、現在の時刻を含む時間帯の表示部分が、他の時間帯の表示部分と異なる態様で表示されてもよい。この場合、現在の制御率を把握することが容易になる。
情報表示システム10は、例えば記憶部42に記憶された情報表示プログラムを読み出して実行することにより、制御装置16の各機能を実現する。情報表示プログラムは、後述のフローチャートに例示するような情報表示システム10による情報表示方法をコンピュータで実現するためのプログラムである。出力制御システム40についても同様に、記憶部42に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、取得部41、出力部43、および時刻設定部44の各機能を実現する。
図9は、出力制御スケジュールに基づく電力供給システム2の出力制御に関する情報を情報端末11の表示部12に表示する手順の一例を示すフローチャートである。図9に示す例では、S11〜S13の実行が、上記固定スケジュールの情報に基づいてなされるものとして説明する。
図9に例示するように、情報表示システム10は、固定スケジュールの情報を取得して(S10)、その情報を読み取り、第1画面への切り替え操作による信号を受信したときに、出力制御期間の情報を含む第1画面を表示する(S11)。第1画面への切り替え操作は、例えばホーム画面上でなされる。本実施形態では、出力制御システム40の取得部41の機能によってS10が実行される。そして、第1出力部17が記憶部42に記憶された固定スケジュールの情報を読み取り、S11を実行する。
S11では、第1画面において、第1期間における電力供給システム2の発電量および売電量の少なくとも一方と、第1期間における出力制御期間とを同じ時間軸上に表示する。また、S11では、第1画面において、第1期間における出力制御期間と共に、出力制御の度合いを表示することが好ましい。さらに、第1画面において、電力供給システム2の一部を構成するか、または電力供給システム2から電力が供給される所定の機器の動作状態を表示することが好ましい。第1画面に表示される機器の動作期間の好適な例としては、蓄電装置34の充電動作期間、給湯機の沸き上げ動作期間および沸き増し動作期間の少なくとも一方が挙げられる。
次に、第2画面への切り替え操作による信号を受信したときに、第1期間を複数含む第2期間において、第1期間毎の出力制御期間の有無の情報を含む第2画面を表示部12に表示する(S12)。S12は、第2出力部18の機能によって実行される。第2画面への切り替え操作は、第1画面上でなされる。S12では、第2画面において、第2期間および第2期間を複数含む第3期間の少なくとも一方における出力制御期間の合計をさらに表示することが好ましい。
次に、第3画面への切り替え操作による信号を受信したときに、出力制御期間における出力制御の詳細な情報を含む第3画面を表示部12に表示する(S13)。S13は、第3出力部19の機能によって実行される。第3画面への切り替え操作は、第2画面上でなされる。S13では、第3画面において、出力制御の度合いを示す制御率を表示することが好ましい。
なお、出力制御システム40の取得部41が更新スケジュールを取得した場合は(S14)、固定スケジュールが更新スケジュールに書き換えられる(S15)。この場合、更新スケジュールの情報に基づいて、第1画面、第2画面、および第3画面を表示する。
1 施設、2 電力供給システム、10 情報表示システム、11 情報端末、12 表示部、13 操作部、15 ホームサーバ、16 制御装置、17 第1出力部、18 第2出力部、19 第3出力部、20 分電盤、21 買電メータ、22 売電メータ、23 テレビ、24 冷蔵庫、25 エアコン、26 IHクッキングヒータ、27 照明、30 太陽光発電装置、31,33,35 パワーコンディショナ(パワコン)、32 燃料電池装置、34 蓄電装置、40 出力制御システム、41 取得部、42 記憶部、43 出力部、44 時刻設定部、45 サーバ

Claims (12)

  1. 系統連系された電力供給システムに関する情報を情報端末の表示部に表示する情報表示方法であって、
    電力事業者の電力需給予測に基づく前記電力供給システムの出力制御が実行される期間である出力制御期間の情報を含む第1画面を前記表示部に表示し、
    前記第1画面において、第1期間における前記電力供給システムの発電量および売電量の少なくとも一方と、前記第1期間における前記出力制御期間と、前記電力供給システムから電力が供給される給湯機の沸き上げ動作期間および沸き増し動作期間の少なくとも一方と、を同じ時間軸上に表示する、情報表示方法。
  2. 前記第1画面において、前記出力制御期間と共に、当該出力制御の度合いを表示する、請求項1に記載の情報表示方法。
  3. 前記第1画面において、前記電力供給システムの一部を構成するか、または前記電力供給システムから電力が供給される前記給湯機以外の所定の機器の動作状態をさらに表示する、請求項1または2に記載の情報表示方法。
  4. 前記所定の機器には、蓄電装置が含まれ、
    前記第1画面において、前記蓄電装置の充電動作期間を表示する、請求項3に記載の情報表示方法。
  5. 前記第1画面において、前記給湯機の貯湯量を表示する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報表示方法。
  6. 前記第1期間を複数含む第2期間において、前記第1期間毎の前記出力制御期間の有無の情報を含む第2画面を前記表示部に表示する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報表示方法。
  7. 前記第1画面には、前記第2画面に切り替えるための第1操作ボタンが表示される、請求項6に記載の情報表示方法。
  8. 前記第2画面において、前記第2期間および前記第2期間を複数含む第3期間の少なくとも一方における前記出力制御期間の合計をさらに表示する、請求項6または7に記載の情報表示方法。
  9. 前記出力制御期間における出力制御の詳細な情報を含む第3画面を前記表示部に表示する、請求項6〜8のいずれか1項に記載の情報表示方法。
  10. 前記第2画面には、前記第3画面に切り替えるための第2操作ボタンが表示される、請求項9に記載の情報表示方法。
  11. 系統連系された電力供給システムに関する情報を表示する表示部を有する情報端末と、
    電力事業者の電力需給予測に基づく前記電力供給システムの出力制御が実行される期間である出力制御期間の情報を含む第1画面を前記表示部に表示させる制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記第1画面において、第1期間における前記電力供給システムの発電量および売電量の少なくとも一方と、前記第1期間における前記出力制御期間と、前記電力供給システムから電力が供給される給湯機の沸き上げ動作期間および沸き増し動作期間の少なくとも一方と、を同じ時間軸上に表示させる、情報表示システム。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の情報表示方法をコンピュータで実現するための情報表示プログラム。
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