JP6908342B2 - 空調システム - Google Patents
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Description
運転モードとして、前記第2熱交換器を蒸発器として作用させ、被空調部位の還気を流通させることで前記還気の水分を前記デシカント材に吸着させる吸着モードを有し、前記制御手段は、前記圧縮媒体を前記第1熱交換器の側に流通させて前記第1熱交換器を凝縮器として作用させ、前記媒体を減圧して前記第2熱交換器に流通させて前記第2熱交換器を蒸発器として作用させることで、前記吸着モードを実行し、前記第1熱交換器に付着した霜を除去することを特徴とする。
高温・高圧の圧縮媒体が第1熱交換器に供給された場合、第1熱交換器が媒体を凝縮する凝縮器として動作し、減圧手段により減圧されて低温・低圧となった媒体が第2熱交換器に送られる。第2熱交換器は媒体を蒸発させる蒸発器として動作し、被空調部位の還気の水分がデシカント材に吸着され、冷やし・除湿の運転とされる。
高温・高圧の圧縮媒体が第2熱交換器に供給された場合、第2熱交換器が媒体を凝縮する凝縮器として動作し、減圧手段により減圧されて低温・低圧となった媒体が第1熱交換器に送られる。被空調部位の還気が第2熱交換器で熱交換されることで、デシカント材に吸着されている水分が還気に放出され、暖め、加湿の運転とされる。
低温・低圧となった媒体が第1熱交換器に送られ、外気が第1熱交換器で熱交換されると、外気に含まれる水分が凝縮して霜が付着することがある。霜が付着した場合、制御手段により高温・高圧の圧縮媒体が第1熱交換器に供給され、圧縮媒体で霜が除去される。媒体は減圧手段により減圧されて第2熱交換器に送られ、還気の水分がデシカント材に吸着され吸着熱により媒体が蒸発する。還気の水分の吸着熱(還気の潜熱)により冷媒を蒸発させることで、還気の温度が維持される(暖めの効果が損なわれない)。
そして、媒体を減圧して第2熱交換器(デシカント熱交換器)に流通させて第2熱交換器を蒸発器として作用させて吸着モードを実行し、第1熱交換器に付着した霜を除去する。第2熱交換器では、還気の水分が吸着する時の吸着熱により還気の温度が維持される。
室内を冷やす運転(冷房・除湿)のモードが選択されると、経路切換え手段5の動作により、高温・高圧の圧縮媒体が第1熱交換器1に供給され、第1熱交換器1が媒体を凝縮する凝縮器として動作する。そして、絞り弁3により圧縮媒体が減圧され、低温・低圧となった媒体が第2熱交換器2に送られる。第2熱交換器2は媒体を蒸発させる蒸発器として動作し、被空調部位である室内の還気(図中白抜き矢印)の水分がデシカント材に吸着され、冷されて湿分が除かれた還気が室内に送られる(冷やし・除湿の運転)。
室内を暖める運転(暖房・加湿)のモードが選択されると、経路切換え手段5の動作により、高温・高圧の圧縮媒体が第2熱交換器2に供給され、第2熱交換器2が媒体を凝縮する凝縮器として動作する。そして、絞り弁3により圧縮媒体が減圧され、低温・低圧となった媒体が第1熱交換器1に送られる。第2熱交換器2は媒体を凝縮する凝縮器として動作し、被空調部位である室内の還気(図中白抜き矢印)にデシカント材に吸着されていた水分が放出され(放出モード)、暖められて加湿された還気が室内に送られる(暖房・加湿の運転)。
室内を暖める運転(暖房・加湿)のモードの状態で、第1熱交換器1への霜の付着が制御手段6で判断されると、高温・高圧の圧縮媒体が第1熱交換器1に供給される状態に経路切換え手段5の動作が制御される。高温・高圧の圧縮媒体が第1熱交換器1に供給されることで、第1熱交換器1に付着した霜が除去される。
車室23の内部を冷やす運転(冷房・除湿)のモードが選択されると、経路切換え手段15の動作により、高温・高圧の圧縮媒体が室外熱交換器11に供給され、室外熱交換器11が媒体を凝縮する凝縮器として動作する。そして、絞り弁13により圧縮媒体が減圧され、低温・低圧となった媒体が室内熱交換器12に送られる。室内熱交換器12は媒体を蒸発させる蒸発器として動作し、ブロア28で送られる外気、もしくは、還気の水分がデシカント材に吸着され、冷されて湿分が除かれた流体が車室23の内部に送られる(冷やし・除湿の運転)。
車室23の内部を暖める運転(暖房・加湿)のモードが選択されると、経路切換え手段15の動作により、高温・高圧の圧縮媒体が室内熱交換器12に供給され、室内熱交換器12が媒体を凝縮する凝縮器として動作する。そして、絞り弁13により圧縮媒体が減圧され、低温・低圧となった媒体が室外熱交換器11に送られる。室内熱交換器12は媒体を凝縮する凝縮器として動作し、ブロア28で送られる外気、もしくは、還気にデシカント材に吸着されていた水分が放出され(放出モード)、暖められて加湿された流体が車室23の内部に送られる(暖房・加湿の運転)。
車室23の内部を暖める運転(暖房・加湿)のモードの状態で、室外熱交換器11への霜の付着が制御手段16で判断されると、高温・高圧の圧縮媒体が室外熱交換器11に供給される状態に経路切換え手段15の動作が制御される。高温・高圧の圧縮媒体が室外熱交換器11に供給されることで、室外熱交換器11に付着した霜が除去される。
2 第2熱交換器
3、13 絞り弁
4、14 圧縮手段
5、15 経路切換え手段
6、16 制御手段
7、17 付着検出手段
11 室外熱交換器
12 室内熱交換器
21 ケース
22 吹出し口
23 車室
24 動力室
25 外気導入口
26 還気導入口
27 流入ダンパー
28 ブロア
29 換気口
30 排気ダンパー
31 ウインドウガラス
Claims (5)
- 媒体が伝熱管を流通し、前記媒体が流体との間で熱交換される第1熱交換器と、
前記媒体が流通する伝熱管の外側にデシカント材が塗布され、前記媒体が被空調部位の還気との間で熱交換される第2熱交換器と、
前記第1熱交換器と前記第2熱交換器の間に備えられる減圧手段と、
前記媒体を圧縮する圧縮手段と、
前記圧縮手段で圧縮された媒体である圧縮媒体の前記第1熱交換器、もしくは、前記第2熱交換器への供給を切換える経路切換え手段と、
前記経路切換え手段を動作させ、前記圧縮媒体を前記第1熱交換器の側に流通させ、前記媒体を減圧して前記第2熱交換器に送り、前記第1熱交換器に付着した霜を除去する制御手段とを備え、
運転モードとして、
前記第2熱交換器を蒸発器として作用させ、被空調部位の還気を流通させることで前記還気の水分を前記デシカント材に吸着させる吸着モードを有し、
前記制御手段は、
前記圧縮媒体を前記第1熱交換器の側に流通させて前記第1熱交換器を凝縮器として作用させ、前記媒体を減圧して前記第2熱交換器に流通させて前記第2熱交換器を蒸発器として作用させることで、前記吸着モードを実行し、前記第1熱交換器に付着した霜を除去する
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項1に記載の空調システムにおいて、
前記第2熱交換器を凝縮器として作用させ、被空調部位の還気を流通させることで前記デシカント材に吸着された水分を前記還気に放出する放出モードとを有し、
前記制御手段は、
前記圧縮媒体を前記第2熱交換器の側に流通させ、前記媒体を減圧して前記第1熱交換器に流通させて前記第1熱交換器を蒸発器として作用させると共に、前記第2熱交換器を凝縮器として作用させることで、前記放出モードを実行し、前記第2熱交換器に前記還気を流通させることで前記還気を加熱・加湿し、
前記還気を加熱・加湿した状態から、
前記圧縮媒体を前記第1熱交換器の側に流通させて前記第1熱交換器を凝縮器として作用させることで、前記第1熱交換器に付着した霜を除去し、前記媒体を減圧して前記第2熱交換器に流通させて前記第2熱交換器を蒸発器として作用させる前記吸着モードを実行し、還気の水分の吸着熱で前記第2熱交換器の冷媒を蒸発させ前記還気の温度を維持する
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項2に記載の空調システムにおいて、
前記第1熱交換器への霜の付着を導出する霜導出手段を備え、
前記制御手段には、
前記霜導出手段の霜の付着の導出情報が入力され、
前記制御手段は、
霜の付着の情報に基づいて、前記圧縮媒体を前記第1熱交換器の側に流通させ、霜取り運転を実施する
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空調システムにおいて、
前記第1熱交換器は室外に配されて前記媒体が外気との間で熱交換され、
前記第2熱交換器は室内に配されて前記媒体が前記室内の還気との間で熱交換され、
前記第1熱交換器に付着した霜を除去する運転が実施される際に、
前記第2熱交換器の前記デシカント材に前記還気の水分が吸着され、
吸着熱により温度が維持された状態で前記還気が前記室内に送られて前記室内の温度が維持される
ことを特徴とする空調システム。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の空調システムにおいて、
前記第1熱交換器は、
前記媒体が車両の車室の外の外気との間で熱交換され、
前記第2熱交換器は、
前記媒体が前記外気、もしくは、前記車室の中の還気との間で熱交換され、
前記第1熱交換器に付着した霜を除去する運転が実施される際に、
前記第2熱交換器には前記還気が循環され、前記デシカント材に前記還気の水分が吸着され、
前記還気の水分の吸着熱により温度が維持された状態で前記還気が前記車室に循環されて前記車室の内部の温度が維持されると共に、水分が吸着されて乾燥した前記還気により、前記車室のウインドウガラスのくもりが除かれる
ことを特徴とする空調システム。
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