JP5950384B2 - 冷凍・冷蔵システム - Google Patents
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Description
吸着剤付の熱交換器である第1の熱交換器、第1の膨脹手段、第2の熱交換器、圧縮機、第3の熱交換器および第2の膨張手段が順次直列に接続され、前記圧縮機から吐出される冷媒を前記第3の熱交換器、前記第1の膨張手段および第2の膨張手段、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を介して前記圧縮機に戻るように循環させる冷媒循環流路と、
前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を外気と熱交換する凝縮器として機能させる冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、冷蔵室から排出された空気を、少なくとも前記第1の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第1の空気流路と、
前記冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器で熱交換された空気を冷凍室との間で循環させるように構成した第2の空気流路とを有し、
前記第1の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる潤い冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第4の空気流路を有することを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
また、第4の空気流路を利用して空気を循環させることにより第1の熱交換器の吸着剤に吸着された水分をこれを流通する空気に吸収させ、さらに第2の熱交換器で冷却された低温の湿り空気として冷蔵室に戻すことができるので、第1の熱交換器の吸着剤の脱着を行いつつ冷蔵室の潤い冷蔵運転を行うことができる。
第1の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第3の空気流路を有することを特徴する冷凍・冷蔵システムにある。
第1又は第2の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室に戻すように構成されるとともに、
前記第2の空気流路は、前記冷凍室から排出された空気を、前記第2の熱交換器の入口側で前記第1の空気流路を流通する空気と合流させ、前記第2の熱交換器で熱交換させて前記第2の熱交換器の出口側から排出された空気を前記第1の空気流路から分岐させて前記冷凍室に戻すように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
第1又は第2の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室に戻すように構成されるとともに、
前記第2の空気流路は、前記冷凍室から排出された空気を、前記第1の熱交換器の入口側で前記第1の空気流路を流通する空気と合流させ、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記第2の熱交換器の出口側で前記第1の空気流路から分岐させて前記冷凍室に戻すように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
第1又は第2の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1および第2の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷凍室に戻すとともに、該冷凍室から排出された空気を前記冷蔵室に供給することで前記冷蔵室、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器および前記冷凍室を循環させるように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
第1又は第2の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室に戻すように構成されるとともに、
前記第2の空気流路は、前記冷凍室から排出された空気を、前記第1の空気流路を流通する空気と前記第1の熱交換器の入口側で合流させ、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させた空気を、前記第2の熱交換器の出口側で前記第1の空気流路から分岐させて前記冷凍室に戻すように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
吸着剤付の熱交換器である第1の熱交換器、吸着剤付の熱交換器である第4の熱交換器、第2の熱交換器、圧縮機、第3の熱交換器および膨張手段が順次直列に接続され、前記圧縮機から吐出される冷媒を前記第3の熱交換器、前記膨張手段、前記第1の熱交換器、前記第4の熱交換器および前記第2の熱交換器を介して前記圧縮機に戻るように循環させる冷媒循環流路と、
前記第1の熱交換器、第4の熱交換器および第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を外気と熱交換する凝縮器として機能させる冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第1の空気流路と、
前記冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、冷凍室から排出された空気を、前記第4の熱交換器及び第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷凍室との間で循環させるように構成した第2の空気流路とを有することを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
第7の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器の出口側と前記第4の熱交換器の入口側との間、および前記第4の熱交換器の出口側と前記第2の熱交換器の入口側との間にそれぞれ他の膨張手段を設けるとともに、
前記第1の熱交換器および前記第4の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第3の空気流路を有することを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
第7または第8の態様に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器および第4の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる潤い冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器、前記第4の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第4の空気流路を有することを特徴する冷凍・冷蔵システムにある。
第1〜第9の態様のいずれか一つに記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器と第1の膨張弁との間に気液分離器を配設し、該気液分離器で分離された冷媒のガス成分を前記圧縮機の冷媒吸入口と冷媒吐出口の途中に戻すように構成したことを特徴とする冷凍・冷蔵システムにある。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る冷凍・冷蔵システムを示す概略構成図である。同図に示すように、冷媒循環流路Iは、吸着剤付の熱交換器である第1の熱交換器1、気液分離器7、第1の膨張手段であるキャピラリー6、第2の熱交換器2、圧縮機4、第3の熱交換器3および第2の膨張手段である膨張弁5が順次直列に接続されて構成されている。かくして、圧縮機4から吐出される冷媒を、第3の熱交換器3、膨張弁5、第1の熱交換器1、気液分離器7、キャピラリー6および第2の熱交換器2を介して前記圧縮機4に戻るように循環させる。
図2に冷凍・冷蔵・吸着モードサイクルを示す。当該運転モードにおいては、膨張弁5を絞り、第1および第2の熱交換器1,2は蒸発器、第3の熱交換器3は凝縮器として機能させる。図3に本モードにおける冷媒のP-h線図を、図4に空気の状態変化特性を示す。両図に示すように、圧縮機4を出た冷媒aは第3の熱交換器3で外気OAによって冷却され、過冷却の冷媒bとなる。冷媒bは膨張弁5で中間圧力まで膨張し、冷媒cとなって第1の熱交換器1(Eva1)に至る。冷蔵室Rの冷蔵室還気RAは第1の熱交換器1の表面に付いた吸着剤によって除湿され、乾燥空気DAとなる。乾燥空気DAが冷凍室Fの冷凍室還気FAと混合されて混合空気MAとなり、第2の熱交換器2(Eva2)に至る。膨張弁5を出た冷媒cは、除湿に伴う吸着熱により一部分蒸発し、冷媒dとなる。冷媒dは、気液分離器7に入り、気体冷媒e*と液体冷媒eとに分離される。液体冷媒eは、キャピラリー6で冷媒fまで減圧され、第2の熱交換器2(Eva2)に流入し、混合空気MAと熱交換され、過熱ガスgとなり圧縮機4に流入し、中間圧力(Pmiddle)まで1段圧縮(1st Com)される。一方、気体冷媒e*は圧縮機4の吸入口と吐出口との間に注入され、1段目圧縮後の冷媒hと混ざり、冷媒h*の状態になる。冷媒h*はさらに高圧力(Phigh)まで圧縮される。混合空気MAが第2の熱交換器2で冷媒と熱交換されて低温空気SAとなってから二つに分岐して冷凍室Fおよび冷蔵室Rへ送風される。
図5に冷蔵・脱着モードサイクルを示す。当該運転モードにおいては、膨張弁5を全開とし、第1の熱交換器1を凝縮器(Con)とし、第2の熱交換器を蒸発器(Eva)とする。第3の熱交換器3では、ただ冷媒が通過する。図6に本モードにおける冷媒のP-h線図を、図7に空気の状態変化特性を示す。図5〜図7に示すように、圧縮機4を出た冷媒aは、第3の熱交換器3、膨張弁5を通過し、第1の熱交換器1(Con)においては外気OAを昇温させた後、過冷却状態の冷媒bとなる。一方、外気OAは昇温により、吸着剤から水分を脱着させた後、排気EAとなる。冷媒bはキャピラリー6で減圧し、低圧の冷媒cとなり、第2の熱交換器2(Eva)に至る。冷媒cは冷蔵室Rの冷蔵室還気RAと熱交換し、冷媒dとなり、再び圧縮機4に戻る。一方、低温となった低温空気SAを冷蔵室Rへ送風する。これで、吸着剤が再び水蒸気を吸着できる状態に戻り、システムとしての一周期の運転が終わる。
これは、例えば冷蔵室(野菜室)Rの湿度を保つことが優先される場合に、吸着された水分を冷蔵室Rへ戻す運転モードである。図8に潤い冷蔵・脱着モードにおけるサイクルを示す。当該運転モードでは、膨張弁5を全開とし、第1の熱交換器1を凝縮器(Con)とし、第2の熱交換器を蒸発器(Eva)とする。第3の熱交換器3では、ただ冷媒が通過する。図9に当該運転モードにおける冷媒のP-h線図、図10に空気の状態変化特性を示す。図8〜図10に示すように、圧縮機4を出た冷媒aは、第3の熱交換器3、膨張弁5を通過し、第1の熱交換器1(Con)においては冷蔵室還気RAを昇温させた後、過冷却状態の冷媒bになる。一方、冷蔵室Rの冷蔵室還気RAは昇温により、吸着剤から水分を脱着させた後、高温高湿空気HAとなる。冷媒bはキャピラリー6で減圧され、低圧の冷媒cとなり、第2の熱交換器2(Eva)に至る。冷媒cは、第2の熱交換器2(Eva)においては高温高湿空気HAと熱交換し、冷媒dとなり、再び圧縮機4に戻る。一方、相対湿度100%で、低温となった低温空気SAが冷蔵室Rへ送風される。この結果、第2の熱交換器2では、高温高湿空気HAから回収された水が排出される。これで、吸着剤が再び水蒸気を吸着できる状態に戻り、システムとしての一周期の運転が終わる。
システムの一部を抽出して制御の概略図を図11(a)〜図11(c)に、制御のフローチャートを図12に示す。両図に示すように、第2の熱交換器2の入口側で空気の流路に配設した露点センサーで検出する混合空気MAの露点DPと、第2の熱交換器2の出口側で冷媒の流路に配設した第1の冷媒温度センサーで検出する冷媒が蒸発する温度T1と、第1の熱交換器1の入口側で冷媒の流路に配設した第2の冷媒温度センサーで検出する冷媒の温度T2とを制御パラメータとしている。ここで、温度T2に対応させて予め冷蔵・脱着モード運転時間Δτdethを決めている。
システムの一部を抽出して制御の概略図を図13(a)〜図13(c)に示し、制御のフローチャートを図14に示す。両図に示すように、第1の熱交換器1の入口側と出口側で空気の流路に配設した一対の湿度センサーで検出する空気湿度Xi、XOに基づき制御を行う。ここで、Xo<Xiのときは、冷凍・冷蔵・吸着モード運転を行う。(Xi−Xo)の値が所定の湿度差ΔXadthとなった時点で、冷蔵・脱着モード運転または潤い冷蔵・脱着モード運転に切り替え、Xo>Xiの条件の下で冷蔵・脱着モード運転または潤い冷蔵・脱着モード運転を行う。最後に、(Xo−Xi)の値が所定の湿度差ΔXdethとなった時点で、冷凍・冷蔵・吸着モード運転に戻し、同様の動作を繰り返す。
システムの一部を抽出して制御の概略図を図15(a)〜15(c)に示し、制御のフローチャートを図16に示す。両図に示すように、第1の熱交換器1の入口側における冷媒温度Trを温度センサーで検出しており、この冷媒温度Trに対応させて予め定められた時定数に基づく設定時間τad、τdeを管理することにより制御を行う。すなわち、所定の設定時間τadでは冷凍・冷蔵・吸着モード運転を行う。次に、設定時間τadが所定の切り替え値Δτadthとなった時点で、冷蔵・脱着モード運転または潤い冷蔵・脱着モード運転に切り替え、所定の設定時間τdeの間は冷蔵・脱着モード運転または潤い冷蔵・脱着モード運転を行う。最後に、設定時間τdeが所定の切り替え時間Δτdethとなった時点で冷凍・冷蔵・吸着モード運転に戻り、同様の動作を繰り返す。
図17は本発明の第2の実施の形態に係る冷凍・冷蔵システムを示す概略構成図である。同図に示すように、冷媒循環流路Iは、第1の実施の形態と同様に構成されており、圧縮機4から吐出される冷媒を、第3の熱交換器3、膨張弁5、第1の熱交換器1、気液分離器7、キャピラリー6および第2の熱交換器2を介して前記圧縮機4に戻るように循環させる。
図19は本発明の第3の実施の形態に係る冷凍・冷蔵システムを示す概略構成図である。同図に示すように、本形態は、第2の実施の形態に対し第1、第2および第4の空気流路II−13,II−23,II−43の構成が異なる。本形態における第1および第2の空気流路II−13,II−23は、冷蔵室Rから排出された空気を、第1の熱交換器1および第2の熱交換器2を流通させて熱交換させ、冷凍室Fに戻すとともに、冷凍室Fから排出された空気を冷蔵室Rに再度供給することで冷蔵室R、第1の熱交換器1、第2の熱交換器2および冷凍室Fを循環させるように構成されている。すなわち、本形態における第1および第2の空気流路II−13,II−23は両者で共用するように構成されている。
図21は本発明の第4の実施の形態に係る冷凍・冷蔵システムを示す概略構成図である。同図に示すように、冷媒循環流路Iは、第1の実施の形態と同様に構成されており、圧縮機4から吐出される冷媒を、第3の熱交換器3、膨張弁5、第1の熱交換器1、気液分離器7、キャピラリー6および第2の熱交換器2を介して前記圧縮機4に戻るように循環させる。
図23は本発明の第5の実施の形態に係る冷凍・冷蔵システムを示す概略構成図である。同図に示すように、冷媒循環流路IIIは、第1の熱交換器1と第2の熱交換器2との間に配設された第4の熱交換器8を有するとともに、これに伴い第1の熱交換器1と第4の熱交換器8との間に配設された膨張弁9と、第4の熱交換器8と第2の熱交換器2との間に配設されたキャピラリー6とを有している。かくして、圧縮機4から吐出される冷媒を、第3の熱交換器3、膨張弁5、第1の熱交換器1、気液分離器7、膨張弁9、第4の熱交換器8、キャピラリー6、第2の熱交換器2を介して前記圧縮機4に戻るように循環させる。
システムの一部を抽出して制御の概略図を図27(a)〜図27(c)に、制御のフローチャートを図28に示す。両図に示すように、本制御方式では、第1の熱交換器1および第2の熱交換器2のそれぞれの入口側における空気の流路にそれぞれ配設した露点センサーで検出する冷蔵室還気RAおよび冷凍室還気FAの露点DP1,DP2と、第1の熱交換器1および第2の熱交換器2のそれぞれの出口側における冷媒の流路にそれぞれ配設した冷媒温度センサーで検出する冷媒が蒸発する温度T1,T2と、第1の熱交換器1の入口側で冷媒の流路に配設した冷媒温度センサーで検出する冷媒の温度T3とを制御パラメータとしている。ここで、温度T3に対応させて予め冷蔵・脱着モード運転時間Δτdethを決めている。
システムの一部を抽出して制御の概略図を図29(a)〜図29(c)に、制御のフローチャートを図30に示す。両図に示すように、本制御方式では、第1の熱交換器1および第4の熱交換器8のそれぞれの入口側および出口側における空気の流路にそれぞれ配設した各一対の湿度センサーで検出する冷蔵室還気RAおよび冷凍室還気FAの空気湿度(X1,X2)、(X3,X4)に基づき制御を行う。
かかるタイマーによる制御は、第1の実施の形態に関連して図15に基づき説明した制御と同様であり、本形態における運転モードの切替え制御としても適用し得る。
上述の如き第1〜第5の実施の形態では、冷蔵・脱着モードと潤い冷蔵・脱着モードの二種類の脱着モードの運転を行う場合について説明したが、何れか一方のみの脱着モードであっても構わない。冷蔵・脱着モードのみの場合には、第4の空気流路II−4が不要になり、潤い冷蔵・脱着モードのみの場合には、第3の空気流路II−3が不要になる。
II−11〜II−45 第1〜第4の空気流路
V11〜V65 流路切替手段
1 第1の熱交換器
2 第2の熱交換器
3 第3の熱交換器
4 圧縮機
5,9 膨張弁
6 キャピラリー
7 気液分離器
8 第4の熱交換器
Claims (10)
- 吸着剤付の熱交換器である第1の熱交換器、第1の膨脹手段、第2の熱交換器、圧縮機、第3の熱交換器および第2の膨張手段が順次直列に接続され、前記圧縮機から吐出される冷媒を前記第3の熱交換器、前記第1の膨張手段および第2の膨張手段、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を介して前記圧縮機に戻るように循環させる冷媒循環流路と、
前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を外気と熱交換する凝縮器として機能させる冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、冷蔵室から排出された空気を、少なくとも前記第1の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第1の空気流路と、
前記冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器で熱交換された空気を冷凍室との間で循環させるように構成した第2の空気流路とを有し、
前記第1の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる潤い冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第4の空気流路を有することを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 請求項1に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第3の空気流路を有することを特徴する冷凍・冷蔵システム。 - 請求項1又は2に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて
前記第1の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室に戻すように構成されるとともに、
前記第2の空気流路は、前記冷凍室から排出された空気を、前記第2の熱交換器の入口側で前記第1の空気流路を流通する空気と合流され、前記第2の熱交換器で熱交換させて前記第2の熱交換器の出口側から排出された空気を前記第1の空気流路から分岐させて前記冷凍室に戻すように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 請求項1又は2に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて
前記第1の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室に戻すように構成されるとともに、
前記第2の空気流路は、前記冷凍室から排出された空気を、前記第1の熱交換器の入口側で前記第1の空気流路を流通する空気と合流させ、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記第2の熱交換器の出口側で前記第1の空気流路から分岐させて前記冷凍室に戻すように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 請求項1又は2に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて
前記第1および第2の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷凍室に戻すとともに、該冷凍室から排出された空気を前記冷蔵室に供給することで前記冷蔵室、前記第1の熱交換器、前記第2の熱交換器および前記冷凍室を循環させるように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 請求項1又は2に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて
前記第1の空気流路は、前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室に戻すように構成されるとともに、
前記第2の空気流路は、前記冷凍室から排出された空気を、前記第1の空気流路を流通する空気と前記第1の熱交換器の入口側で合流させ、前記第1の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させた空気を、前記第2の熱交換器の出口側で前記第1の空気流路から分岐させて前記冷凍室に戻すように構成されていることを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 吸着剤付の熱交換器である第1の熱交換器、吸着剤付の熱交換器である第4の熱交換器、第2の熱交換器、圧縮機、第3の熱交換器および膨張手段が順次直列に接続され、前記圧縮機から吐出される冷媒を前記第3の熱交換器、前記膨張手段、前記第1の熱交換器、前記第4の熱交換器および前記第2の熱交換器を介して前記圧縮機に戻るように循環させる冷媒循環流路と、
前記第1の熱交換器、第4の熱交換器および第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を外気と熱交換する凝縮器として機能させる冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第1の空気流路と、
前記冷凍・冷蔵・吸着モード運転において、冷凍室から排出された空気を、前記第4の熱交換器及び第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷凍室との間で循環させるように構成した第2の空気流路とを有することを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 請求項7に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器の出口側と前記第4の熱交換器の入口側との間、および前記第4の熱交換器の出口側と前記第2の熱交換器の入口側との間にそれぞれ他の膨張手段を設けるとともに、
前記第1の熱交換器および前記第4の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第3の空気流路を有することを特徴とする冷凍・冷蔵システム。 - 請求項7または請求項8に記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器および第4の熱交換器を凝縮器として機能させ、前記第2の熱交換器を蒸発器として機能させるとともに前記第3の熱交換器を単なる冷媒の流路として機能させる潤い冷蔵・脱着モード運転において、
前記冷蔵室から排出された空気を、前記第1の熱交換器、前記第4の熱交換器および前記第2の熱交換器を流通させて熱交換させ、前記冷蔵室との間で循環させるように構成した第4の空気流路を有することを特徴する冷凍・冷蔵システム。 - 請求項1〜請求項9のいずれか一つに記載する冷凍・冷蔵システムにおいて、
前記第1の熱交換器と第1の膨張弁との間に気液分離器を配設し、該気液分離器で分離された冷媒のガス成分を前記圧縮機の冷媒吸入口と冷媒吐出口の途中に戻すように構成したことを特徴とする冷凍・冷蔵システム。
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