JP6907867B2 - 苗移植機 - Google Patents

苗移植機 Download PDF

Info

Publication number
JP6907867B2
JP6907867B2 JP2017191518A JP2017191518A JP6907867B2 JP 6907867 B2 JP6907867 B2 JP 6907867B2 JP 2017191518 A JP2017191518 A JP 2017191518A JP 2017191518 A JP2017191518 A JP 2017191518A JP 6907867 B2 JP6907867 B2 JP 6907867B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
seedlings
tank
accommodating
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017191518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019062807A (ja
Inventor
加藤 哲
哲 加藤
悠太 鈴木
悠太 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2017191518A priority Critical patent/JP6907867B2/ja
Publication of JP2019062807A publication Critical patent/JP2019062807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6907867B2 publication Critical patent/JP6907867B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Description

本発明は、苗移植機に関する。
圃場で苗の植え付け等の作業を行う際に使用する作業車両には、操舵部材を直進位置に保持して自動直進走行を行い、機体の進行方向を自動的に修正することが可能な自動操舵装置を備えた作業車両が知られている(特許文献1)。
特開2016−24541号公報
特許文献1に記載の構成では、自動操舵により運転操作の負担は軽減されるが、苗や肥料を補充する作業は作業者が行う必要があり、作業が軽減されていない。
本発明の課題は、作業車両において利用者が苗を補充する作業の負担を軽減することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段により解決される。
すなわち、請求項1に記載の発明は、苗が収容される苗タンク(7a)を有し、走行車体(2)に支持された苗植え付け部(7)と、前記走行車体(2)に設けられ、前記苗タンク(7a)に供給される苗を収容する苗収容部(23)と、前記苗収容部(23)の苗を前記苗タンク(7a)に搬送する搬送部材(27)と、を備え、前記苗収容部(23)に苗が上下方向に対して複数段収容可能に前記苗収容部(23)が構成され、前記搬送部材(27)は、各段の苗を前記苗タンク(7a)に搬送すると共に、苗が複数段収容可能な前記苗収容部(23)に対して、苗を搬入する1つの苗搬入口(24)が設けられ、前記苗搬入口(24)から搬入された苗を前記苗収容部(23)の内部に向けて搬送する苗搬入部材(26)は、苗収容部(23)の各段のいずれかに対応する高さに下流側が移動可能であることを特徴とする苗移植機である。
請求項2に記載の発明は、苗が収容される苗タンク(7a)を有し、走行車体(2)に支持された苗植え付け部(7)と、前記走行車体(2)に設けられ、前記苗タンク(7a)に供給される苗を収容する苗収容部(23)と、前記苗収容部(23)の苗を前記苗タンク(7a)に搬送する搬送部材(27)と、を備え、前記苗収容部(23)に苗が上下方向に対して複数段収容可能に前記苗収容部(23)が構成され、前記搬送部材(27)は、各段の苗を前記苗タンク(7a)に搬送すると共に、フロアステップ(22)は、前記苗収容部(23)の上部を覆い且つ操縦者が搭乗可能であることを特徴とする苗移植機である。
請求項3に記載の発明は、走行車体(2)の前部に配置された前記苗搬入口(24)と、前記苗収容部(23)の下方に設置され、圃場に散布する散布物を収容する散布タンク(51)であって、走行車体(2)の前方から散布物を補給可能な前記散布タンク(51)と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機である。
請求項1,2記載の発明によれば、苗収容部(23)に苗が上下方向に対して複数段収容され、前記搬送部材(27)は、各段の苗を前記苗タンク(7a)に搬送することで、自動的に苗収容部(23)の苗が苗タンク(7a)に補充される。したがって、作業車両において利用者が苗を補充する作業の負担を軽減することができる。
特に、苗収容部(23)には苗が複数段収容されており、1段のみの構成に比べて、苗の収容量を多くすることができる。よって、長時間、長距離の苗の植え付け作業を実行することが可能であり、作業中も自動的に苗が補充されるため、利用者の負担が大幅に軽減される。
また、請求項1記載の発明によれば苗が複数段収容可能な前記苗収容部(23)に対して、苗を搬入する1つの苗搬入口(24)を備えることで、搬入口(24)が各段に対応して個別に設けられている場合に比べて、1つの搬入口(24)を通じて搬入作業が可能であり、作業の負担を軽減できる。
さらに、請求項1記載の発明によれば苗搬入部材(26)が移動して、各段に苗を移動させることができ、作業者が手動で各段に苗を振り分ける場合に比べて、作業者の負担を軽減できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、苗も肥料等の散布物も走行車体(2)の前側からの作業で補給することが出来る。よって、苗と散布物の補給する位置が異なる場合に比べて、作業者の負担を軽減できる。
また、請求項2記載の発明によればフロアステップ(22)が苗収容部(23)を覆うことで苗収容部(23)の防風の機能を持たせることができ、苗収容部(23)に収容された苗の乾燥を低減することができる。
本実施形態の苗移植機を有する苗移植システムの説明図である。 本実施形態の苗移植機の一例としてのロボット田植え機の説明図である。 本実施形態のロボット田植え機の前部の説明図であり、図3(A)は通常位置での説明図、図3(B)は開放位置(小開放位置または大開放位置)での説明図である。 本実施形態の苗収容部の説明図である。 本実施形態のロボット田植え機に設置されたセンサの説明図であり、図5(A)は設置位置の説明図、図5(B)は各センサの要部説明図である。 本実施形態のタブレット端末の表示画像の説明図である。 苗収容部の別の形態の説明図であり、図7(A)は第1の変形形態の説明図、図7(B)は第2の変形形態の説明図、図7(C)は第3の変形形態の説明図、図7(D)は第4の変形形態の説明図である。 散布物タンクの別の形態の説明図であり、図8(A)は第1の変形形態の説明図、図8(B)は第2の変形形態の説明図、図8(C)は第3の変形形態の説明図である。
以下、図面に基づき、本発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は本実施形態の苗移植機を有する苗移植システムの説明図である。
図2は本実施形態の苗移植機の一例としてのロボット田植え機の説明図である。
図1において、本発明の苗移植機の一例としてのロボット田植え機1を有する苗移植システムSでは、ロボット田植え機1は、ロボット田植え機1の操縦者Pの保持する操作部材の一例としてのタブレット端末Tとの間で情報の送受信が可能に構成されている。したがって、本実施形態の苗移植システムSでは、ロボット田植え機1をタブレット端末Tで遠隔操作可能に構成されており、ロボット田植え機1は自動操縦で圃場内の移動や苗の植え付けが可能に構成されている。なお、苗移植システムSにおいて、ロボット田植え機1とタブレット端末Tのみでの構成に限定されず、公衆通信回線を介してサーバでロボット田植え機1を管理したり、制御したりする構成とすることも可能である。
ロボット田植え機1は、走行車体2に、走行部材の一例としての前輪3および後輪4とを備えている。また、走行車体2の後部には、昇降部材の一例としての昇降リンク6を介して、苗植え付け部の一例としてのポット苗植付装置7が支持されている。
ポット苗植付装置7は、1束ごとに苗がポット状にされたポット苗が積載される苗タンク7aと、苗タンク7aからの苗を圃場に受け付ける植付け具7bとを有する。なお、ポット苗植付装置7は、従来公知の種々の構成を採用可能であり、例えば、特開2017−63630号公報等に記載されているので、詳細な説明は省略する。また、本実施形態ではポット苗を移植する植付装置を例示したが、これに限定されず、マット状の苗を使用する植付装置にも適用可能である。
また、走行車体2の後部には、施肥装置8が支持されている。施肥装置8には、施肥ホース9が圃場に向けて延びている。施肥ホース9はポット苗植付装置7の苗タンク7aに支持されている。なお、施肥装置8自体も従来公知の種々の構成を採用可能であり、特開2017−63630号公報等に記載されているので詳細な説明は省略する。
走行車体2は、下部のフレーム部10にエンジン11と、エンジン11からの駆動の伝達の入切や変速等を行うミッションケース12とを有する。
また、フレーム部10の上部には、開閉部16が支持されている。本実施形態の開閉部16は、後端部の回転軸17を中心として回転可能に支持されている。
開閉部16は、図2の実線で示す通常位置と、図2の破線で示す小開放位置と、図2の二点鎖線で示す大開放位置との間で、移動可能に支持されている。なお、小開放位置と大開放位置には、図示しないダンパにより停止させることが可能である。
図3は本実施形態のロボット田植え機の前部の説明図であり、図3(A)は通常位置での説明図、図3(B)は開放位置(小開放位置または大開放位置)での説明図である。
図4は本実施形態の苗収容部の説明図である。
開閉部16は下部の苗収容部21と、上部のフロアステップ22とを有する。図4において、開閉部16の内部には、苗収容部の一例としての苗収容室23が設けられている。苗収容室23には、苗タンク7aに供給される予備のポット苗が収容可能に構成されている。図3、図4において、フロアステップ22の前端は、苗収容部21の前端よりも後方に配置されている。したがって、フロアステップ22の前方には、苗収容室23へ予備苗(ポット苗枠)20を搬入するための苗搬入口24が形成されている。また、開閉部16の後端には、苗搬出口25が形成されている。
図3、図4において、苗収容室23の前端部には、苗搬入口24から搬入された予備苗20を後方に搬送するための苗搬入部材の一例としての予備苗搬入ベルト26が配置されている。なお、実施例1の予備苗搬入ベルト26は、植付け具7bの数(6条植えや8条植え等)に対応して、左右方向に複数配置されている。
また、予備苗搬入ベルト26の後方には、搬送部材の一例としての苗搬送ベルト27が配置されている。苗搬送ベルト27は、予備苗20を上面に積載して収容するとともに、苗タンク7aの苗の消費に応じて苗タンク7aに予備苗20を搬送する。
本実施形態では、苗搬送ベルト27は、苗収容室23内に上下方向に間隔をあけて3段平行して配置されている。したがって、苗収容室23には、予備苗20が3段分収容可能に構成されている。なお、本実施形態では、予備苗20が3段収容可能な構成を例示したが、これに限定されず、2段や4段以上とすることも可能である。
そして、図4に示すように、予備苗搬入ベルト26は、上段、中段、下段の苗搬送ベルト27に対応して、前端を中心として、後側が昇降可能に構成されている。本実施形態では、下段の苗搬送ベルト27(27a)から予備苗20を搬入し、下段の苗搬送ベルト27aに所定量の予備苗20が搬入されて一杯になると、中段の苗搬送ベルト27(27b)に予備苗20を搬入し、中段が一杯になると上段の苗搬送ベルト27(27c)に搬入されるようにロボット田植え機1の制御部で制御される。
なお、逆に、上段の苗搬送ベルト27cから搬入していく構成としたり、中段、上段、下段の順等、搬入順は任意に設定することも可能である。また、予備苗搬入ベルト26の高さは、下段の苗搬送ベルト27aに対応する高さに設定する構成を例示したが、これに限定されない。中段の苗搬送ベルト27bに対応する高さに設置して、上下に回転する構成等の変更が可能である。
また、苗収容室23に収容された予備苗20を苗タンク7aに搬送する場合、昇降リンク6が制御されて、苗タンク7aの上端が、いずれかの苗搬送ベルト27a〜27cの後端に隣接する位置まで上昇する。そして、苗タンク7aが上昇した位置に対応する苗搬送ベルト27a〜27cが作動して、積載されている予備苗20を苗搬出口25から苗タンク7aに搬送する。
なお、本実施形態のフロアステップ22は、苗収容部21に対して着脱可能に構成されている。したがって、フロアステップ22を取り外すことで、苗収容室23の内部の点検や清掃、部品交換等の保守作業が可能に構成されている。また、本実施形態では、苗収容部21とフロアステップ22は、回転軸17を中心として一体的に回転可能に構成されているが、苗収容部21に対してフロアステップ22を開閉可能な構成として、苗収容室23を開閉可能な構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、上段と中段の苗搬送ベルト27b,27cは、それぞれ、ユニット化されており、開閉部16に対して着脱、交換可能に構成されている。したがって、上段や中段の苗搬送ベルト27b,27cを取り外せない場合に比べて、苗収容室23の内部の清掃等の保守作業が容易に行うことができる。
また、予備苗搬入ベルト26を前後方向に引出可能なドロワに支持して、前後方向に移動可能とすることも可能である。このように構成した場合、苗搬入口24よりも外側まで予備苗搬入ベルト26を引き出すことが可能となり、予備苗20をさらに搬入しやすくなる。
図1〜図4において、フロアステップ22の下面には、噴霧装置31が設置されている。噴霧装置31は、苗収容室23に収容された予備苗20が乾燥しないように、水を噴霧する。噴霧装置31には、水タンク32から図示しないポンプと、ホース33を介して、水が供給可能に構成されている。図3(A)において、水タンク32には、フロアステップ22に設けられた蓋部34を開閉して水を補給可能に構成されている。
したがって、本実施形態のロボット田植え機1では、苗収容室23の上部がフロアステップ22でカバーされており、防風の機能も有する。したがって、フロアステップ22で覆われない場合に比べて、苗収容室23内に収容された予備苗20の乾燥が低減されている。
図1〜図3において、フロアステップ22の上面には、操縦者Pが着席可能な座席41が設置されている。なお、座席41には、図示しないシートベルトが設置されている。
なお、座席41は設置しない構成とすることも可能であり、操縦者Pがフロアステップ22に直接座ったり、フロアステップ22に立ったりするように構成したり、あるいは操縦者Pはロボット田植え機1に搭乗せず圃場外からタブレット端末Tで操作することも可能である。すなわち、本実施形態のロボット田植え機1では、操縦者Pは搭乗する必要は必ずしもないが、搭乗することも可能に構成されている。
また、フロアステップ22の上面には、操縦者Pの転落を防止するための柵42が設置されている。
さらに、フロアステップ22の上面には、GPSユニット43が配置されている。GPSユニット43は、ロボット田植え機1の現在位置を計測するための装置であり、タブレット端末Tとの間で、Bluetooth(登録商標)等の無線通信により情報の送受信が可能である。本実施形態では、GPSユニット43は、ガイドレール44に沿って前後方向の位置が変更可能に構成されている。したがって、フロアステップ22にも予備苗等の資材を搭載する場合や、搭乗者が複数人いる場合に、GPS信号を受信しやすい位置にGPSユニット43の位置を調整可能に構成されている。
なお、GPSユニット43は、前後方向に移動可能な構成を例示したが、これに限定されず、左右方向に移動可能な構成としたり、前後左右に移動可能な構成とすることも可能である。また、GPSユニット43の底部に磁石を設けておき、フロアステップ22に磁力で吸着、取り外し可能に構成して、フロアステップ22上の任意の位置にGPSユニット43を設置可能な構成とすることも可能である。
図3(B)において、フレーム部10の前部には、散布タンク51が配置されている。実施例1の散布タンク51は、フレーム部10に対して前方に引出可能なドロワ52に支持されており、フレーム部10に対して前方に引き出すことも可能に構成されている。
したがって、散布タンク51に肥料や薬剤等の散布物を補給したり、作業終了後に残った散布物を回収する場合には、開閉部16を開放位置(小開放位置または大開放位置)に移動させて、散布タンク51に散布物を補給することも可能であるし、開閉部16を通常位置に保持した状態でドロワ52を引き出して散布タンク51に散布物を補給することも可能である。なお、開閉部16を開放位置に移動させた上でドロワ52を引き出すことで散布物の補給、回収作業を容易にすることも可能である。なお、開閉部16が大開放位置に移動した状態では、ミッションケース12やエンジン11の点検等を行うことが可能である。
よって、本実施形態では、予備苗20、肥料、薬剤がロボット田植え機1の前方から補給することが可能に構成されている。
本実施形態の散布タンク51は、肥料(粉末状、粒状)が収容される肥料収容室53と、薬剤(粉末状、粒状)が収容される薬剤収容室54とが、仕切り壁56で仕切られている。各収容室53,54の後端には、排出口53a,54aが形成されている。各排出口53a,54aには、施肥装置8に接続される施肥ホース57や薬剤ホース58が接続されている。
なお、施肥ホース57は施肥装置8に接続されており、施肥装置8の作動により、圃場に肥料が散布(施肥)される。薬剤ホース58には、図示しないファン(ポンプ)が接続されており、薬剤ホース58から圃場に薬剤が散布されるように構成されている。なお、薬剤ホース58に、後方に行くにつれて下方に傾く傾斜を付けておき、走行時の振動や、別に設けた振動部材からの振動等で薬剤ホース58の後端から薬剤を圃場に落下させて散布する構成とすることも可能である。
図3(B)において、散布タンク51の前面には、緩衝部材の一例としてのバンパ61が支持されている。したがって、バンパ61が壁や障害物、他の車両等に接触した時に散布タンク51も含めて緩衝することができる。
図5は本実施形態のロボット田植え機に設置されたセンサの説明図であり、図5(A)は設置位置の説明図、図5(B)は各センサの要部説明図である。
図5において、ロボット田植え機1には、検知部材の一例としての障害物センサ71が、外周に沿って複数配置されている。本実施形態の障害物センサ71は、電磁波の一例としてのミリ波を使用するミリ波センサにより構成されている。
図5(B)において、本実施形態では、ミリ波センサ71は、ミリ波71aを下方に向けて照射し、ミリ波センサ71の下方に配置された反射体72でミリ波71aを走行車体2の外側に向けて反射する。
したがって、ミリ波センサ71自体を走行車体2の下部に設置しなくても、低い位置に存在する障害物を検知することが可能である。ミリ波センサ71を下部に設置した場合、低い位置の障害物に接触したり、飛び石や泥はね等でミリ波センサ71が故障する恐れがあるが、反射体72を使用する本実施形態では、ミリ波センサ71自体は上部に設置することが可能であり、ミリ波センサの故障を低減することができる。なお、反射体72を設置することが望ましいが、ミリ波センサ71を保護するカバー等を設けて、ミリ波センサ71自体を走行車体2の下部に設置する構成とすることも可能である。
このようにミリ波センサ71を走行車体2の外周に設置し、且つ、出来るだけ下方を検出可能とすることで、センサの死角を少なくすることが可能である。
また、本実施形態のロボット田植え機1には、前方を撮影するフロントカメラ73と、後方を撮影するバックカメラ74とが設置されている。
図6は本実施形態のタブレット端末の表示画像の説明図である。
図6において、本実施形態のタブレット端末Tでは、ロボット田植え機1を操縦するための操縦画像81が表示される。操縦画像81には、GPS信号に基づいてロボット田植え機1を移動させながら圃場への苗の移植を全自動で行うか、タブレット端末Tへの入力に応じて手動で操作を行うかを選択するための自動選択画像81aが設けられている。操縦画像81には、手動操作時に進行方向を操作するためのハンドル部81bや、前進/後進を切り換える前後進切換部81c、ロボット田植え機1を加速するためのアクセル部81d、減速するためのブレーキ部81e、植付の実行/終了を入力するための植付入切部81f、苗植付装置7を昇降するための植付昇降部81g、カメラ73,74で撮影した画像を表示するカメラ表示部81h等が設けられている。なお、本実施形態では、カメラ表示部81hは、前進時はフロントカメラ73の画像が表示され、後進時はバックカメラ74の画像が表示される。すなわち、進行方向の画像が表示される。
図1において、本実施形態に係るロボット田植え機1の制御部Cは、外部との信号の入出力等を行う入出力インターフェースI/Oを有する。また、制御部Cは、必要な処理を行うためのプログラムおよび情報等が記憶されたROM:リードオンリーメモリを有する。また、制御部Cは、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM:ランダムアクセスメモリを有する。また、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU:中央演算処理装置を有する。したがって、実施例1の制御部Cは、小型の情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されている。よって、制御部Cは、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することが可能である。
制御部Cには、タブレット端末Tからの制御信号や障害物センサ(ミリ波センサ)71の検出信号、カメラ73,74からの映像信号、その他の図示しないセンサ等からの信号が入力される。
制御部Cは、エンジン11やミッションケース12、図示しないブレーキや操舵部材、昇降リンク6を昇降させる図示しないシリンダ、植付け具7bへ駆動を伝達するクラッチ等の制御要素へ制御信号を出力する。
本実施形態の制御部Cは、信号出力要素からの入力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能を有している。すなわち、制御部Cは次の機能(プログラムモジュール)を有している。
走行制御部C1は、全自動モードでは、GPS信号に基づく現在位置と、予め設定された圃場内の植付経路に沿って、エンジン11やブレーキ、操舵部材を制御して、ロボット田植え機1の走行を制御する。また、手動モードでは、タブレット端末Tにおけるハンドル部81bやアクセル部81d、ブレーキ部81eへの入力に応じて、エンジン11やブレーキ等を制御して、ロボット田植え機1の走行を制御する。
また、走行制御部C1は、ミリ波センサ71で障害物を検出した場合、障害物を避けるように操舵部材を制御する。
このとき、複数台のロボット田植え機1を1つの圃場で同時に使用する場合に、ミリ波の周波数を変更しておき、他のロボット田植え機1のミリ波をミリ波センサ71が検出すると、他のロボット田植え機1が近接していると判別して、他のロボット田植え機1を回避するように操舵部材を制御することも可能である。
他にも、GPSユニット43を備えた他のロボット田植え機1が近くに存在する場合には、他のロボット田植え機1を回避するように操舵部材を制御する構成とすることが好ましい。
さらに、本実施形態の走行制御部C1は、ミリ波センサ71で、距離が一定以下の物体が検出された場合、走行車体2が障害物に接触した(または接触する可能性が高い)と判断して、ブレーキを作動させる。したがって、障害物に接触した場合に速やかに停止して、それ以上の状況の悪化を低減することができる。
なお、障害物との接触を検出した場合に、座席41のシートベルトを引き締めて、搭乗者が座席から放り出されないようにすることが望ましい。
また、本実施形態の走行制御部C1は、後進時(バックモニタ使用時)は、アクセル部81dへの入力が終了される(アクセルが離れる)と、ブレーキを作動させるように制御する。このように制御することで、余勢やクリープ等で走行車体2が想定以上に後進して、事故等が発生することが抑制される。
さらに、後進時(バックモニタ使用時)には、アクセル部81dへの入力が継続して行われても、一定速度よりもスピードが出ない構成とすることが事故低減の観点から望ましい。
なお、走行制御部C1の上記各制御は、ロボット田植え機1に好適に適用可能であるが、自動走行モードや自動作業を実行する構成を有する乗用型の作業車両(田植機やトラクタ等)にも適用可能である。
なお、本実施形態の走行制御部C1において、カメラ73,74の撮影画像の画像解析に基づいて、予め設定された枠線を検出している場合は、急発進しないように制御することも可能である。例えば、駐車場に停車中に駐車場の枠線を検出していたり、トラック積載時にトラックの枠を検出していたり、路上走行中に車道の線を検出している場合は、タブレット端末Tでアクセル部81dの入力がされても、予め設定された低加速度でしか加速しないように制御することで、タブレット端末Tへの誤入力での急発進による事故を抑制することが可能である。また、加速度を制限する構成に加え、枠線を検出している場合には最高速度も制限する構成とすることが望ましい。
植付制御部C2は、全自動モードでは、昇降リンク6の昇降や植付け具7bへの駆動の入切りを制御する。具体的には、植付開始位置で苗植付装置7を下降させて植付を開始し、走行車体2の旋回に伴って植付を停止し且つ苗植付装置7を上昇させ、旋回が終了すると再度苗植付装置7を下降させて植付を開始する。また、手動モードでは、タブレット端末Tにおける植付入切部81fや植付昇降部81gへの入力に応じて、昇降リンク6の昇降や植付け具7bの入切りを制御する。
苗供給制御部C3は、苗搬送ベルト27a〜27cを制御して、苗タンク7aへの苗の供給を制御する。本実施形態の苗供給制御部C3は、植付け具7bで所定量以上の苗の植え付けが行われると、植付作業が一時停止されて、昇降リンク6が上昇し、苗搬送ベルト27a〜27cを作動させて、苗タンク7aに苗を供給する。
施肥制御部C4は、施肥装置8を作動させて施肥の制御を行う。
薬剤散布制御部C5は、図示しないファンを制御して、薬剤散布の制御を行う。
なお、本実施形態のロボット田植え機1では、タブレット端末Tにおいて全自動モードと手動モードとの切替の入力がされた場合は、安全のため、ロボット田植え機1のすべての制御を一旦停止させる。すなわち、走行と苗の植付を停止させる。
また、苗の植え付け作業の終了時に苗収容室23に残った予備苗20については、苗搬送ベルト27a〜27cを強制的に作動させて、残った予備苗20を苗搬出口25から回収することも可能である。このとき、上段の苗搬送ベルト27cから中段、下段の順に作動させることが好ましい。これは、上段の苗搬送ベルト27cに付着した土が中段の苗搬送ベルト27bに落下し、中段の苗搬送ベルト27bの作動時に苗搬出口25から排出することができ、中段の苗搬送ベルト27bに付着した土も同様に、下段の苗搬送ベルト27aの作動時に排出することができるからである。
図7は苗収容部の別の形態の説明図であり、図7(A)は第1の変形形態の説明図、図7(B)は第2の変形形態の説明図、図7(C)は第3の変形形態の説明図、図7(D)は第4の変形形態の説明図である。
本実施形態のロボット田植え機1において、苗収容室23内の搬送部材26,27について、図4に示す形態に限定されず、例えば、図7に示す形態に変更することも可能である。
図7(A)において、苗搬出口25側に、苗搬入ベルト26と同様に各苗搬送ベルト27a〜27cに対応して昇降する苗搬出ベルト91を備える構成とすることも可能である。このように構成した場合、苗タンク7aが苗を補給するために上昇する位置は、常時一定の位置となり、苗搬送ベルト27a〜27cの位置に合わせて昇降する必要が無くなる。
図7(B)において、苗搬入ベルト26′が昇降せず、3段の苗搬送ベルト27a〜27cが昇降機構(エレベータ)92で昇降する構成とすることも可能である。例えば、苗搬入ベルト26′の後端(下流端)の高さに、下段の苗搬送ベルト27aを停止させて下段の苗搬送ベルト27aに苗を搬入し、下段の苗搬送ベルト27aがいっぱいになるとエレベータ92を下降させて中段の苗搬送ベルト27bを停止させる…を繰り返して、全ての苗搬送ベルト27a〜27cに予備苗20を搬入することが可能である。
そして、予備苗20を苗タンク7aに搬出する場合は、苗タンク7aの上端の高さに対して、昇降機構92で高さを合わせて苗搬送ベルト27a〜27cから苗を供給することが可能である。
図7(C)において、各苗搬送ベルト27a〜27cに対して、苗搬入ベルト93a,93b,93cをそれぞれ設ける構成とすることも可能である。このように構成することで苗搬入ベルト26や苗搬出ベルト91の昇降機構やエレベータ92等の昇降機構を省くことが可能であり、昇降機構が設けられる空間にも予備苗20を収容することもでき、全体の収容量も増加させることが可能である。
図7(D)において、図4に示すベルト状の搬送部材26,27に変えて、搬送ローラ94を使用することも可能である。搬送ローラ94を使用する場合、各ローラ94をモータで駆動する構成とすることも可能であるし、一部のローラ94のみモータで駆動して、残りのローラ94は回転自由なローラとすることも可能である。回転自由なローラとした場合、予備苗20を作業者が手で奥(後方)に押して搬入することも容易に行うことができる。したがって、予備苗20同士の間隔をつめることも容易にできる。また、ベルト構成では、苗枠の下面にベルトが接触する面積が広く、ベルトに土が付きっぱなしになりやすいが、ローラ構成では、土がつきにい。
図8は散布物タンクの別の形態の説明図であり、図8(A)は第1の変形形態の説明図、図8(B)は第2の変形形態の説明図、図8(C)は第3の変形形態の説明図である。
本実施形態のロボット田植え機1において、散布タンク51として仕切り壁56で肥料収容室53と薬剤収容室54が仕切られる構成を例示したがこれに限定されない。肥料のみまたは薬剤のみが収容可能な構成とすることも可能である。他にも、図8に示す形態に変更可能である。
図8(A)において、散布タンク51′の前端を前方に突出する形態とすることも可能である。このように構成することで、作業終了後に残った肥料を桶等で掬い出しやすくなり、余った肥料の回収作業の作業性が向上する。なお、作業時は、突出部分51a′に蓋をする等で、肥料が振動でこぼれ出したり、泥等が肥料収容室53に進入することを防止できる。
図8(B)において、散布タンク51の内部に前後方向に移動可能な移動板96を設置し、散布タンク51内の肥料の量が減少していくとアクチュエータ97で後方に肥料を押し込むことが可能な構成とすることも可能である。移動板96が設けられない構成では、肥料が消費されて肥料の量が減少すると、施肥装置8に送られる肥料の量が少なくなることがあり、施肥される肥料の量にバラツキが発生する恐れがある。これに対して、図8(B)の形態では、散布タンク51内の肥料の量が減少しても、施肥装置8に送られる肥料の量が少なくなることが低減される。
図8(C)において、散布タンク51の内部に回転して後方に肥料を送ることが可能なパドル98を設けて、モータで駆動する構成とすることも可能である。
1…苗移植機、
2…走行車体、
7…苗植え付け部、
7a…苗タンク、
22…フロアステップ、
23…苗収容部、
24…苗搬入口、
26…苗搬入部材、
27…搬送部材、
51…散布タンク。

Claims (3)

  1. 苗が収容される苗タンク(7a)を有し、走行車体(2)に支持された苗植え付け部(7)と、
    前記走行車体(2)に設けられ、前記苗タンク(7a)に供給される苗を収容する苗収容部(23)と、
    前記苗収容部(23)の苗を前記苗タンク(7a)に搬送する搬送部材(27)と、
    を備え、
    前記苗収容部(23)に苗が上下方向に対して複数段収容可能に前記苗収容部(23)が構成され、
    前記搬送部材(27)は、各段の苗を前記苗タンク(7a)に搬送すると共に、
    苗が複数段収容可能な前記苗収容部(23)に対して、苗を搬入する1つの苗搬入口(24)が設けられ、
    前記苗搬入口(24)から搬入された苗を前記苗収容部(23)の内部に向けて搬送する苗搬入部材(26)は、苗収容部(23)の各段のいずれかに対応する高さに下流側が移動可能である
    ことを特徴とする苗移植機。
  2. 苗が収容される苗タンク(7a)を有し、走行車体(2)に支持された苗植え付け部(7)と、
    前記走行車体(2)に設けられ、前記苗タンク(7a)に供給される苗を収容する苗収容部(23)と、
    前記苗収容部(23)の苗を前記苗タンク(7a)に搬送する搬送部材(27)と、
    を備え、
    前記苗収容部(23)に苗が上下方向に対して複数段収容可能に前記苗収容部(23)が構成され、
    前記搬送部材(27)は、各段の苗を前記苗タンク(7a)に搬送すると共に、
    フロアステップ(22)は、前記苗収容部(23)の上部を覆い且つ操縦者が搭乗可能である
    ことを特徴とする苗移植機。
  3. 走行車体(2)の前部に配置された前記苗搬入口(24)と、
    前記苗収容部(23)の下方に設置され、圃場に散布する散布物を収容する散布タンク(51)であって、走行車体(2)の前方から散布物を補給可能な前記散布タンク(51)と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機。
JP2017191518A 2017-09-29 2017-09-29 苗移植機 Active JP6907867B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191518A JP6907867B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 苗移植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017191518A JP6907867B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 苗移植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019062807A JP2019062807A (ja) 2019-04-25
JP6907867B2 true JP6907867B2 (ja) 2021-07-21

Family

ID=66337099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017191518A Active JP6907867B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 苗移植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6907867B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7136018B2 (ja) * 2019-06-26 2022-09-13 井関農機株式会社 苗移植機
JP7489780B2 (ja) * 2020-01-14 2024-05-24 株式会社クボタ 移植機
JP7318633B2 (ja) * 2020-12-25 2023-08-01 井関農機株式会社 移植機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418330Y2 (ja) * 1986-11-18 1992-04-23
JP3258442B2 (ja) * 1993-05-25 2002-02-18 株式会社クボタ 施肥装置付き田植機
JPH08322335A (ja) * 1995-06-02 1996-12-10 Kubota Corp 苗移植機用の苗供給装置
JPH09154348A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 乗用田植機のマット苗供給装置
KR20160009810A (ko) * 2014-07-16 2016-01-27 동양물산기업 주식회사 다목적 이식기
JP6320212B2 (ja) * 2014-07-17 2018-05-09 株式会社クボタ 走行作業機及びそれに用いられる自動操舵システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019062807A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6907867B2 (ja) 苗移植機
JP2010051211A (ja) 直播機
CN110121259A (zh) 工作设备
CN110313283B (zh) 作业车辆
JP2014036623A (ja) 水田作業機
JPH08228544A (ja) 施肥装置付き農作業機
JP2002027808A (ja) 予備苗載台に薬剤散布装置を設けた乗用田植機
JP6458496B2 (ja) 施肥装置
JP5505258B2 (ja) 苗移植機
JP2010004779A (ja) 粉粒体吐出装置
JP6617795B2 (ja) 施肥装置
JP2013066449A (ja) 苗移植機
JP5040592B2 (ja) 苗移植機
JP2012090585A5 (ja)
JP2012152180A (ja) 水田作業車両
JP2005237245A (ja) 苗植機の粉粒体繰出装置
JP2020195315A (ja) 苗移植機
JP2012196150A (ja) 作業車両
JP2016002007A (ja) 農作業機
JP6051895B2 (ja) 苗移植機
JP2024118598A (ja) 施肥装置
JP2009131216A (ja) 粉粒状物の散布装置
JP3412214B2 (ja) 施肥機
JP3907060B2 (ja) 田植機の施肥装置
JP3661457B2 (ja) 施肥装置付き農作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210601

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6907867

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150