JP6907627B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
光源駆動装置は、画像データに基づいて光源をパルス状に点灯し、光源からパルス状のレーザ光(光ビーム)を発生させる。光源は駆動電流により発光するため、駆動電流の波形が画素と対応する矩形状の光パルスを形成することが好ましい。
前記光源は、画像データに応じて点灯制御される。また、光源から出射される光ビームを記録媒体の移動方向と直交する方向である主走査方向に偏向する偏向手段を備える。
図1に示す例は、光源1から発せられた光ビームをポリゴンミラー3で走査し、fθレンズ4、折り返しミラー5、6、7を経て、感光体9上に作像する構成である。
駆動制御回路は、印刷モードに応じて前記オーバーシュート電流の最適値を決定するとともに、決定した電流値に基づくオーバーシュート電流制御信号を出力するオーバーシュート電流値決定手段を備える。
図2は、駆動電流と光量波形(積分光量)との関係を説明する図である。
図2(a)は駆動電流の波形を、図2(b)は光源からの光パワー(LDパワー)の波形をそれぞれ示している。横軸はいずれも時間を表している。
Aはオーバーシュート電流制御を行わない場合の例、Bは従来のオーバーシュート電流制御を行った場合の例、Cは本実施形態に係るオーバーシュート電流制御を行った場合の例を示している。
図3(a)は、図2(b)と同様、光源からの光パワー(LDパワー)の波形をそれぞれ示したもので、横軸は時間を表す。
図3(b)は、潜像エネルギーを示したもので、横軸は距離を表す。
このような制御を行うことにより、描画される線の太さを変更することなく濃度を高くすることができる。
第1の実施形態に係る光源駆動手段10の構成を図4に、駆動制御回路20の要部構成を図5に示す。
本実施形態の画像形成装置において、光源駆動手段10は、オーバーシュート電流の値を制御する手段を含む駆動制御回路20を有し、駆動制御回路20は、印刷モードに応じてオーバーシュート電流の最適値を決定するとともに、決定した電流値に基づくオーバーシュート電流制御信号を出力するオーバーシュート電流値決定手段40を備える。
オーバーシュート電流値決定手段40は、オーバーシュート電流制御手段である電流制御部42と、検知手段26により検知された光量をフィードバック信号として、該フィードバック信号に基づく積分光量を算出する積分光量算出手段としての積分光量算出部43と、印刷モードに基づく目標積分光量を算出する目標積分光量算出手段としての目標積分光量算出部41と、積分光量と目標積分光量とを比較する比較手段としての比較部44と、比較部44の比較結果に基づきオーバーシュート電流の最適値を決定する最適値決定手段45とを備える。
また、駆動制御回路20は、検知手段26が検出した光源1からの光1bの光量を表すPD電流36を光量フィードバック制御信号34として取得し、印刷モード信号11に応じてオーバーシュート電流の最適値を決定する。印刷モードとしては、例えば、カラー、モノクロ、解像度、紙種(線速)、文字、写真等に応じたものが挙げられる。
駆動制御回路20からは、DAC21へオーバーシュート(OV)制御信号31が出力され、DAC22へバイアス制御信号32が出力され、DAC23へ光量制御信号が出力される。これらは加算機25へ入力され、駆動電流35として出力される。
駆動制御回路20は、オーバーシュート電流値決定手段40を有する。オーバーシュート電流値決定手段40は、電流制御部42、積分光量算出部43、比較部44、目標積分光量算出部41、及び最適値決定部45を有する。
目標積分光量算出部41は印刷モード信号11に基づき目標積分光量を決定し、比較部44に入力する。
電流制御部42は、最適オーバーシュート電流値を決定するためにオーバーシュート電流を徐々に大きくして駆動電流35を光源1に出力する。
積分光量算出部43は光量フィードバック制御信号34を取得して積算光量を算出する。
比較部44は、積分光量算出部43が算出した積分光量と目標積分光量算出部41から入力された信号を比較し、比較結果を電流制御部42と最適値決定部45にフィードバックする。
電流制御部42は、「積分光量≧目標積分光量」の場合、の出力を終了する。
電流制御部42は、光源1を所定パターンで点灯させる(ステップS001)。所定パターンとしては特に限定されないが、例えば、1by1の周期的な点灯パターンが挙げられる。初期のオーバーシュート電流値は0である。
次に、積分光量算出部43は、光量フィードバック制御信号34を積分して積分光量を算出する(ステップS002)。
積分光量が目標積分光量以上になったか否かを判定し(ステップS003)、比較部44の判定がNoの場合、電流制御部42はオーバーシュート(OV)制御信号31を所定量増大し(ステップS004)、光源1を点灯する。ステップS004によって、徐々にオーバーシュート電流値を大きくすることができる。
目標積分光量算出部41は入力された印刷モード信号11に応じて、目標積分光量を決定し、その値を出力する。目標積分光量値は、目標積分光量算出部41が備えるメモリ内に格納される。
図7では、例として、通常モードの場合(例えば、信号を0とする)と、その他のモードの場合、例えば描画を強調したい文字・線画印刷モード等の場合(例えば、信号を1とする)について目標積分光量を決定する流れを説明する。
ステップS104によりオーバーシュート電流値の最適値が決定された後、印刷が開始される(ステップS105)。
同様に、文字印刷モードと写真印刷モードとを判定する態様とすることもできる。これらのモードに対応する目標積分光量値をそれぞれ設定することで、文字印刷モード時に線を太くすることなく濃度を高くして明暗を強調することができる。
第2の実施形態に係る光源駆動手段10の構成を図8に示す。
図8に示すように、光源駆動手段10を構成する光制御部は、駆動制御回路20、3つのDAC(Digital Analog Converter)21、22、23、及び加算機25を有する。
また、駆動制御回路20を構成するオーバーシュート電流値決定手段40は、印刷モードに応じたオーバーシュート電流の最適値を記憶する記憶手段を備え、該記憶手段から読み出した最適値に基づき、オーバーシュート電流制御信号を出力する。
印刷モードとしては、例えば、カラー、モノクロ、解像度、紙種(線速)、文字、写真等に応じたものが挙げられる。
駆動制御回路20からは、DAC21へオーバーシュート(OV)制御信号31が出力され、DAC22へバイアス制御信号32が出力され、DAC23へ光量制御信号が出力される。これらは加算機25へ入力され、駆動電流35として出力される。
図9では、例として、通常モードの場合(例えば、信号を0とする)と、その他のモードの場合、例えば描画を強調したい文字・線画印刷モード等の場合(例えば、信号を1とする)について目標積分光量を決定する流れを説明する。
このようにしてオーバーシュート電流値の最適値が決定された後、印刷が開始される(ステップS204)。
同様に、文字印刷モードと写真印刷モードとを判定する態様とすることもできる。これらのモードに対応する目標積分光量値をそれぞれ設定することで、文字印刷モード時に線を太くすることなく濃度を高くして明暗を強調することができる。
なお、濃度を低くした場合は、オーバーシュート電流値の制御を実行しないことも可能である。
2 アパーチャ
3 ポリゴンミラー
4 fθレンズ
5,6,7 折り返しミラー
8 同期検知センサ
9 感光体
10 光源駆動手段(光源制御部)
20 駆動制御回路
40 オーバーシュート電流値決定手段
Claims (3)
- 駆動電流の電流値に応じた光量で発光する光源と、前記駆動電流を出力する光源駆動手段と、を備える画像形成装置において、
前記駆動電流は、立ち上がり時に付加されるオーバーシュート電流を含み、前記光源駆動手段は、駆動制御回路を有し、
前記駆動制御回路は、印刷モードに応じて前記オーバーシュート電流の最適値を決定するとともに、決定した電流値に基づくオーバーシュート電流制御信号を出力するオーバーシュート電流値決定手段を備え、
前記オーバーシュート電流値決定手段は、印刷モードに応じた前記オーバーシュート電流の最適値を記憶する記憶手段を備え、
前記記憶手段から読み出した最適値に基づき、前記オーバーシュート電流制御信号を出力することを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷モードは、複数であり、
前記記憶手段は、複数の前記オーバーシュート電流の最適値を、各印刷モードに対応づけて記憶し、
前記オーバーシュート電流値決定手段は、入力された印刷モード信号について、印刷モードを判定し、判定した印刷モードに対応した前記オーバーシュート電流の最適値を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 回転または移動する像担持体上に前記光源からの光ビームを照射することにより潜像画像を形成し、該潜在画像をトナー現像手段により顕像化し、顕像化した画像を記録媒体に直接または転写手段を介して転写することによって画像を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2017054091A JP6907627B2 (ja) | 2017-03-21 | 2017-03-21 | 画像形成装置 |
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JP2017054091A JP6907627B2 (ja) | 2017-03-21 | 2017-03-21 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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