JP6906479B2 - 骨塩情報取得装置、方法およびプログラム - Google Patents

骨塩情報取得装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、骨を含む放射線画像を用いて骨塩情報を取得する骨塩情報取得装置、方法およびプログラムに関する。
骨粗鬆症等の骨系疾患において、骨密度の診断に用いられる代表的な骨塩定量方法の一つにDXA法(Dual X-ray Absorptiometry)が知られている。DXA法は、人体に入射し透過する放射線が、人体を構成する物質(例えば骨)に依存する質量減弱係数μ(cm2/g)とその密度ρ(g/cm3)および厚さt(cm)によって特徴づけされる減弱を受けることを利用し、2種類のエネルギーの放射線で撮影して得られた放射線画像のピクセル値から、骨塩量を算出する手法である。
また、照射された放射線に応じた電荷を蓄積する複数の画素を含む放射線検出器を2つ備え、これらの2つの放射線検出器が積層されて配置された放射線画像撮影装置が知られている。また、この種の放射線画像撮影装置において、各放射線検出器に照射された放射線の線量に応じた電気信号の各々を用いて、被写体の骨塩量を測定する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2018−15453号公報
ところで、放射線画像を取得する際には、被写体内において放射線が散乱することにより散乱線が発生するが、DXA法においては、散乱線の影響が低減されるように放射線を被写体に照射している。DXA法により骨塩情報を取得するためには、上記のように放射線を被写体に照射するための専用の装置が必要となることから、既存の設備を使用することができない。また、DXA法は、個々の骨についての骨塩量を算出するものであるため、骨の部分毎に骨塩情報を評価することができない。
本開示は、上記事情に鑑みなされたものであり、既存の設備を使用して骨塩情報を取得できるようにすることを目的とする。
本開示による骨塩情報取得装置は、骨部および軟部を含む被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線により取得された、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、少なくとも1つの画像の画素毎に被写体の体厚を推定する体厚推定部と、
第1および第2の放射線画像から、被写体の骨部領域の画素値を取得する骨部画素値取得部と、
少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する情報取得部とを備える。
なお、本開示による骨塩情報取得装置においては、第1および第2の放射線画像は、被写体を透過した放射線を、重ねられた2つの検出部に照射することにより取得されるものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、第1および第2の放射線画像は、被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線を、1つの検出部に交互に照射することにより取得されるものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、情報取得部は、骨部領域の画素値を、基準撮影条件に基づいて取得される骨部領域の画素値に変換することにより、骨塩情報を取得するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、基準撮影条件は、第1および第2の放射線画像を取得する際に、放射線源に印加される管電圧であってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、情報取得部は、基準撮影条件、体厚に応じたビームハードニング、および撮影時における散乱線除去グリッドの有無の少なくとも1つの情報に応じた補正係数に基づいて、骨部領域の画素値を変換することにより骨塩情報を取得するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、骨塩情報に関連する関連情報を表示部に表示する表示制御部をさらに備えるものであってもよい。
骨塩情報に関連する関連情報は、骨塩情報から算出される新たな情報、および骨塩情報と他の情報とから算出される新たな情報を含む。また、関連情報は骨塩情報そのものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、第1および第2の放射線画像から取得された、被写体の軟部領域を表す軟部画像、被写体の骨部領域を表す骨部画像、第1の放射線画像または第2の放射線画像に骨塩情報を重畳した合成画像を、関連情報として表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、骨塩情報から算出された骨強度を、関連情報として表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、被写体が複数の骨を含む場合、骨毎に取得された関連情報を表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、骨部領域内の部分領域についての関連情報を表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、部分領域は、骨部領域における海綿骨の領域であってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、被写体が複数の骨を含む場合、骨間における骨塩情報の比較結果を、関連情報として表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、骨部領域内の部分領域間における骨塩情報の比較結果を、関連情報として表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、同一被検体に関して取得日時が異なる過去の骨塩情報と骨塩情報との比較結果を、関連情報として表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、表示制御部は、骨部領域が椎骨領域である場合、脊柱のアライメントおよび骨塩情報から生成された骨折リスクを表す情報を、関連情報として表示部に表示するものであってもよい。
また、本開示による骨塩情報取得装置においては、関連情報を生成する関連情報生成部をさらに備えるものであってもよい。
本開示による骨塩情報取得方法は、骨部および軟部を含む被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線により取得された、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、少なくとも1つの画像の画素毎に被写体の体厚を推定し、
第1および第2の放射線画像から、被写体の骨部領域の画素値を取得し、
少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する。
なお、本開示による骨塩情報取得方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本開示による他の骨塩情報取得装置は、コンピュータに実行させるための命令を記憶するメモリと、
記憶された命令を実行するよう構成されたプロセッサとを備え、プロセッサは、
骨部および軟部を含む被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線により取得された、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、少なくとも1つの画像の画素毎に被写体の体厚を推定し、
第1および第2の放射線画像から、被写体の骨部領域の画素値を取得し、
少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する処理を実行する。
本開示によれば、第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像の画素毎に、被写体の体厚が推定され、第1および第2の放射線画像から、被写体の骨部領域の画素値が取得される。そして、第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報が取得される。このため、DXA法のように専用の装置を使用しなくても、骨塩情報を取得することができる。また、骨部領域の画素毎に骨塩情報が取得されるため、骨の部分毎に骨塩情報を評価することができる。
本開示の実施形態による骨塩情報取得装置を適用した放射線画像撮影システムの構成を示す概略ブロック図 本実施形態による骨塩情報取得装置の概略構成を示す図 体厚推定部の構成を示す概略ブロック図 骨部画像を示す図 体厚に対する骨部と軟部とのコントラストの関係を示す図 補正係数を取得するためのルックアップテーブルを示す図 軟部画像を示す図 表示部に表示された関連情報を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 表示部に表示された骨塩情報を示す図 表示部に表示された骨強度を示す図 表示部に表示された骨塩情報の統計値を示す図 表示部に表示された骨塩情報の統計値を示す図 表示部に表示された骨部領域内の部分領域の骨塩情報の統計値を示す図 表示部に表示された部分領域の骨塩情報の統計値を示す図 表示部に表示された部分領域の骨塩情報の統計値を示す図 表示部に表示された部分領域の骨塩情報の統計値を示す図 表示部に表示された骨間の統計値の比較結果を示す図 表示部に表示された部分領域間の統計値の比較結果を示す図 表示部に表示された骨塩情報の比較結果を示す図 表示部に表示された骨折リスクを示す図
以下、図面を参照して本開示の実施形態について説明する。図1は本開示の実施形態による骨塩情報取得装置を適用した放射線画像撮影システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本実施形態による放射線画像撮影システムは、エネルギー分布が異なる2つの放射線画像を撮影し、2つの放射線画像を用いて骨塩情報を取得するためのものであり、撮影装置1と、本実施形態による骨塩情報取得装置を内包するコンピュータ2とを備える。
撮影装置1は、第1の放射線検出器5および第2の放射線検出器6に、放射線源であるX線源3から発せられ、被写体Hを透過したX線を、それぞれエネルギーを変えて照射するいわゆる1ショットエネルギーサブトラクションを行うための撮影装置である。撮影時においては、図1に示すように、X線源3に近い側から順に、第1の放射線検出器5、銅板等からなるX線エネルギー変換フィルタ7、および第2の放射線検出器6を配置して、X線源3を駆動させる。なお、第1および第2の放射線検出器5,6とX線エネルギー変換フィルタ7とは密着されている。
これにより、第1の放射線検出器5においては、いわゆる軟線も含む低エネルギーのX線による被写体Hの第1の放射線画像G1が取得される。また、第2の放射線検出器6においては、軟線が除かれた高エネルギーのX線による被写体Hの第2の放射線画像G2が取得される。第1および第2の放射線画像は、骨塩情報取得装置であるコンピュータ2に入力される。なお、本実施形態においては、被写体Hの撮影時には、被写体Hを透過したX線の散乱線成分を除去する散乱線除去グリッドは使用されない。このため、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G1には、被写体Hを透過したX線の一次線成分および散乱線成分が含まれる。
第1および第2の放射線検出器5,6は、放射線画像の記録および読み出しを繰り返して行うことができるものであり、放射線の照射を直接受けて電荷を発生する、いわゆる直接型の放射線検出器を用いてもよいし、放射線を一旦可視光に変換し、その可視光を電荷信号に変換する、いわゆる間接型の放射線検出器を用いるようにしてもよい。また、放射線画像信号の読出方式としては、TFT(thin film transistor)スイッチをオン・オフさせることによって放射線画像信号が読み出される、いわゆるTFT読出方式のもの、または読取り光を照射することによって放射線画像信号が読み出される、いわゆる光読出方式のものを用いることが望ましいが、これに限らずその他のものを用いるようにしてもよい。
コンピュータ2には表示部8および入力部9が接続されている。表示部8は、CRT(Cathode Ray Tube)あるいは液晶ディスプレイ等からなり、撮影により取得された放射線画像およびコンピュータ2において行われる処理に必要な各種入力の補助を行う。入力部9は、キーボード、マウスあるいはタッチパネル等からなる。
コンピュータ2には、本実施形態の骨塩情報取得プログラムがインストールされている。本実施形態においては、コンピュータは、操作者が直接操作するワークステーションあるいはパソコンでもよいし、それらとネットワークを介して接続されたサーバコンピュータでもよい。骨塩情報取得プログラムは、DVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に記録されて配布され、その記録媒体からコンピュータにインストールされる。もしくは、ネットワークに接続されたサーバコンピュータの記憶装置、あるいはネットワークストレージに、外部からアクセス可能な状態で記憶され、要求に応じてコンピュータにダウンロードされ、インストールされる。
図2は、本実施形態において、コンピュータ2に骨塩情報取得プログラムをインストールすることにより実現された骨塩情報取得装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、骨塩情報取得装置は、標準的なコンピュータの構成として、CPU(Central Processing Unit)21、メモリ22およびストレージ23を備えている。
ストレージ23は、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)等のストレージデバイスからなり、撮影装置1の各部を駆動するためのプログラムおよび骨塩情報取得プログラムを含む各種情報が記憶されている。また、撮影により取得された放射線画像も記憶される。
メモリ22には、各種処理をCPU21に実行させるために、ストレージ23に記憶されたプログラム等が一時的に記憶される。骨塩情報取得プログラムは、CPU21に実行させる処理として、撮影装置1に撮影を行わせてエネルギー分布が互いに異なる、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像G1,G2を取得する画像取得処理、第1および第2の放射線画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、第1および第2の放射線画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像の画素毎に被写体Hの体厚を推定する体厚推定処理、第1および第2の放射線画像G1,G2から、被写体Hの骨部領域の画素値を取得する骨部画素値取得処理、第1および第2の放射線画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する情報取得処理、骨塩情報に関連する関連情報を生成する関連情報生成処理、および関連情報を表示部に表示する表示制御処理を規定する。
そして、CPU21が骨塩情報取得プログラムに従いこれらの処理を実行することで、コンピュータ2は、画像取得部31、体厚推定部32、骨部画素値取得部33、情報取得部34、関連情報生成部35、および表示制御部36として機能する。なお、本実施形態においては、CPU21が骨塩情報取得プログラムによって、各部の機能を実行するようにしたが、ソフトウェアを実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサとしては、CPU21の他、FPGA (Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)を用いることができる。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等により、各部の処理を実行するようにしてもよい。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、またはCPUとFPGAの組み合わせ等)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントおよびサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアとの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
画像取得部31は、X線源3を駆動して被写体HにX線を照射し、被写体Hを透過したX線を第1および第2の放射線検出器5,6により検出して、第1および第2の放射線画像G1,G2を取得する。この際、撮影線量、管電圧およびSID等の撮影条件が設定される。撮影条件は、操作者による入力部9からの入力により設定すればよい。設定された撮影条件は、ストレージ23に保存される。なお、骨塩情報取得プログラムとは別個のプログラムにより第1および第2の放射線画像G1,G2を取得してストレージ23に保存するようにしてもよい。この場合、画像取得部31は、ストレージ23に保存された第1および第2の放射線画像G1,G2を処理のためにストレージ23から読み出すものとなる。なお、本実施形態においては、被写体Hの胸部から腹部を撮影して、胸部から腹部についての第1および第2の放射線画像G1,G2を取得するものとする。
体厚推定部32は、第1および第2の放射線画像G1,G2の少なくとも1つの画像に基づいて、第1および第2の放射線画像G1,G2の画素毎に被写体Hの体厚を推定する。体厚は第1および第2の放射線画像G1,G2の画素毎に推定されることから、体厚推定部32は、第1および第2の放射線画像G1,G2の少なくとも1つの画像における体厚分布を推定することとなる。体厚の推定に際し、体厚推定部32は、被写体Hに近い側の放射線検出器5により取得された第1の放射線画像G1を用いる。しかしながら、第2の放射線画像G2を用いてもよい。また、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G2に対して、相対応する画素間で重み付け減算を行うことにより、各放射線画像G1,G2に含まれる被写体Hの軟部のみが抽出された軟部画像を生成し、軟部画像を用いて被写体Hの体厚を推定してもよい。また、いずれの画像を用いる場合であっても、画像の低周波成分を表す低周波画像を生成し、低周波画像を用いて体厚を推定してもよい。
本実施形態においては、体厚推定部32は、例えば特開2015−043959号公報に記載された手法を用いて、被写体Hの体厚を推定する。図3は体厚推定部32の構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、体厚推定部32は、仮想モデル取得部41、推定画像生成部42、修正部43および体厚分布決定部44を備える。
仮想モデル取得部41は、初期体厚分布T0(x,y)を有する被写体Hの仮想モデルKを取得する。なお、本実施形態においては、ストレージ23に、初期体厚分布T0(x,y)を有する被写体Hの仮想モデルKが記憶される。仮想モデルKは、初期体厚分布T0(x,y)に従った体厚がxy平面上の各位置に対応付けられた被写体Hを仮想的に表すデータである。
推定画像生成部42は、仮想モデルKに基づいて、仮想モデルKの撮影により得られる一次線画像を推定した推定一次線画像と、仮想モデルKの撮影により得られる散乱線画像を推定した推定散乱線画像とを合成した画像を、被写体Hの撮影により得られた第1の放射線画像G1を推定した推定画像として生成する。
修正部43は、推定画像と第1の放射線画像G1とに基づいて、推定画像と第1の放射線画像G1との違いが小さくなるように仮想モデルKの初期体厚分布T0(x,y)を修正する。
推定画像生成部42および修正部43は、推定画像と第1の放射線画像G1との違いが予め定められた終了条件を満たすまで推定画像の生成および体厚分布の修正を繰り返し行う。
体厚分布決定部44は、終了条件を満たした際の体厚分布を第1の放射線画像G1の体厚分布、すなわち画素毎の体厚T(x,y)に決定する。
骨部画素値取得部33は、第1および第2の放射線画像G1,G2から、被写体Hの骨部領域の画素値を取得する。具体的には、骨部画素値取得部33は、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G2に対して、例えば下記の式(1)に示すように、相対応する画素間で重み付け減算を行うことにより、各放射線画像G1,G2に含まれる被写体Hの骨部のみが抽出された骨部画像Gbを生成する。式(1)において、μは重み付け係数である。図4は骨部画像Gbを示す図である。なお、骨部画像Gbにおける骨部領域内の各画素の画素値が骨部画素値となる。
Gb(x,y)=G1(x,y)−μ×G2(x,y) (1)
なお、本実施形態においては、例えば特開2015−043959号公報に記載された手法を用いて、第1の放射線画像、第2の放射線画像、軟部画像および骨部画像から、散乱線成分を除去するようにしてもよい。また、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G2は、被写体Hからの距離が異なるため、散乱線含有率が異なる。このため、第1の放射線画像G1と第2の放射線画像G2との散乱線含有率の相違を補正するようにしてもよい。
情報取得部34は、第1および第2の放射線画像G1,G2に含まれる骨部領域の画素毎に、骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する。本実施形態においては、情報取得部34は、骨部領域の画素値を、基準撮影条件により取得された骨画像の画素値に変換することにより、骨塩情報を取得する。
ここで、X線源3に印加される管電圧が高く、X線が高エネルギーであるほど、放射線画像における軟部と骨部とのコントラストが小さくなる。また、X線が被写体Hを透過する過程において、X線の低エネルギー成分が被写体Hに吸収され、X線が高エネルギー化するビームハードニングが生じる。ビームハードニングによるX線の高エネルギー化は、被写体Hの体厚が大きいほど大きくなる。図5は体厚に対する骨部と軟部とのコントラストの関係を示す図である。なお、図5においては、80kV、90kVおよび100kVの3つの管電圧における、体厚に対する骨部と軟部とのコントラストの関係を示している。図5に示すように、管電圧が高い程コントラストは低くなる。また、体厚がある値を超えると、体厚が大きいほどコントラストは低くなる。なお、骨部画像Gbにおける骨部領域の画素値が大きいほど、骨部と軟部とのコントラストは大きくなる。このため、図5に示す関係は、骨部画像Gbにおける骨部領域の画素値が大きいほど、高コントラスト側にシフトすることとなる。
本実施形態においては、基準撮影条件を、例えば管電圧90kVに設定したルックアップテーブルを用意する。ルックアップテーブルは、撮影時の管電圧に応じたコントラストの相違、およびビームハードニングの影響によるコントラストの低下を補正するための補正係数を取得するためのものとなる。なお、ルックアップテーブルはストレージ23に記憶されている。図6は補正係数を取得するためのルックアップテーブルを示す図である。図6に示すようにルックアップテーブルLUT1は、管電圧が大きいほど、かつ体厚が大きいほど、補正係数の値が大きいものとなっている。なお、本実施形態においては、基準撮影条件が管電圧90kVであるため、管電圧が90kVで厚さが0の場合に、補正係数が1となっている。また、図6にはルックアップテーブルLUT1を2次元で示しているが、補正係数は骨部領域の画素値に応じて異なる。このため、ルックアップテーブルLUT1は、実際には骨部領域の画素値を表す軸が加わった3次元のテーブルとなる。
情報取得部34は、撮影条件および体厚分布(x,y)に応じた画素毎の補正係数C0(x,y)をルックアップテーブルLUT1を参照して取得する。そして、下記の式(2)に示すように、骨部画像Gbにおける骨部領域の各画素(x,y)に対して、補正係数C0(x,y)を乗算することにより、骨部領域の画素毎に骨塩情報B0(x,y)を取得する。このように算出された骨塩情報B0(x,y)は、基準撮影条件である90kVの管電圧により被写体を撮影することにより取得され、かつビームハードニングの影響が除去された放射線画像に含まれる骨部領域の骨部の画素値を表すものとなる。
B0(x,y)=C0(x,y)×Gb(x,y) (2)
なお、被写体Hの撮影時においては、第1および第2の放射線検出器5,6に入射する散乱線を除去するための散乱線除去グリッドが使用される場合がある。このため、散乱線除去グリッドの有無に応じたルックアップテーブルを用意しておき、散乱線除去グリッドの有無に応じて補正係数を取得するためのルックアップテーブルを選択するようにしてもよい。また、散乱線除去グリッドの種類に応じたルックアップテーブルを用意しておき、撮影時に使用された散乱線除去グリッドの種類に応じたルックアップテーブルを選択するようにしてもよい。
関連情報生成部35は、骨塩情報に関連する関連情報を生成する。本実施形態においては、関連情報生成部35は、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G2に対して、相対応する画素間で重み付け減算を行うことにより、各放射線画像G1,G2に含まれる被写体Hの軟部のみが抽出された軟部画像Gsを生成する。図7は軟部画像Gsを示す図である。そして、軟部画像Gsに骨塩情報B0(x,y)を重畳した合成画像Gcを関連情報として生成する。
なお、本実施形態においては、骨部画像Gbに対して骨塩情報を重畳して合成画像Gcを生成してもよく、第1または第2の放射線画像G1,G2のいずれかに対して骨塩情報B0(x,y)を重畳して合成画像Gcを生成してもよい。
表示制御部36は、関連情報を表示部8に表示する。図8は表示部8に表示された関連情報を示す図である。図8に示すように、関連情報は上述した合成画像Gcである。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図9は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、画像取得部31は、撮影装置1に撮影を行わせてエネルギー分布が互いに異なる第1および第2の放射線画像G1,G2を取得する(ステップST1)。次いで、体厚推定部32が、第1および第2の放射線画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、第1および第2の放射線画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像の画素毎に被写体Hの体厚を推定する(ステップST2)。さらに、骨部画素値取得部33が、第1および第2の放射線画像G1,G2から、被写体Hの骨部領域の画素値を取得する(ステップST3)。
続いて、情報取得部34が、第1および第2の放射線画像G1,G2を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する(ステップST4)。さらに、関連情報生成部35が、骨塩情報に関連する関連情報を生成し(ステップST5)、表示制御部36が、関連情報を表示部8に表示し(ステップST6)、処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、第1および第2の放射線画像G1,G2のうちの少なくとも1つの画像の画素毎に、被写体Hの体厚を推定し、第1および第2の放射線画像G1,G2から、被写体Hの骨部領域の画素値を取得し、第1および第2の放射線画像G1,G2を取得した際の撮影条件、画素毎の体厚および骨部領域の画素値に基づいて、骨部領域の画素毎に骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得するようにした。このため、DXA法のように専用の装置を使用しなくても、骨塩情報を取得することができる。また、骨部領域の画素毎に骨塩情報が取得されるため、骨の部分毎に骨塩情報を評価することができる。
なお、上記実施形態においては、軟部画像Gsに骨塩情報B0(x,y)を重畳した合成画像Gcを関連情報として生成しているが、これに限定されるものではない。情報取得部34が取得した画素毎の骨塩情報そのものを関連情報として表示してもよい。図10は、表示部8に表示された骨塩情報を示す図である。なお、図10においては、説明を簡単なものとするために脊柱の一部の椎骨のみを示している。本実施形態においては、骨塩情報は画素毎に算出されているため、骨塩情報を表示することにより、骨塩情報の値に応じた骨塩量の分布を確認することができる。とくに、骨塩情報の値に応じて異なる色をマッピングして表示することにより、骨塩量の分布をより容易に確認することができる。なお、図10においては、骨塩量の分布をハッチングの相違により示している。
また、関連情報生成部35において、骨塩情報から骨強度を算出し、算出した骨強度を関連情報として用いてもよい。この際、骨強度は、骨塩情報および骨のテクスチャを表す指標値に基づいて算出できる。なお、テクスチャを表す指標値は、骨を構成する骨梁構造の密集の程度を用いる。このため、関連情報生成部35は、骨部画像Gbにおける骨部領域の画像の高周波成分を抽出する。高周波成分を抽出する手法としては、フーリエ変換、ウェーブレット変換およびハイパスフィルタを用いる手法等、任意の手法を用いることができる。そして、関連情報生成部35は、骨部領域の画素毎に高周波成分の分散値を算出する。ここで、骨梁構造の密度が低いほど、算出された高周波成分の分散値は小さくなる。このため、関連情報生成部35は、骨強度を骨塩情報×分散値の演算により算出する。ここで、骨塩情報および分散値は骨部領域における画素毎に取得されているため、骨強度も画素毎に算出される。
なお、テクスチャを表す指標値としては、同時生起行列等によるテクスチャ特徴量、例えば一様性、コントラスト、相関またはエントロピー等を用いてもよい。ここで、同時生起行列は、画像における画素の信号値の分布を示す行列であり、ある信号値を有する画素に隣接する画素が有する信号値の頻度を行列として表したものである。
図11は表示部8に表示された骨強度を示す図である。なお、図11においては、説明を簡単なものとするために脊柱の一部の椎骨のみを示している。本実施形態においては、骨強度は画素毎に算出されているため、骨強度を表示することにより、骨強度の分布を確認することができる。とくに、骨強度に応じて異なる色をマッピングして表示することにより、骨強度の分布をより容易に確認することができる。なお、図11においては、骨強度の分布をハッチングの相違により示している。
なお、骨強度を表示する際には、軟部画像Gsに対して骨強度を重畳して表示してもよく、骨部画像Gbに対して骨強度を重畳して表示してもよい。また、第1の放射線画像G1または第2の放射線画像G2に対して骨強度を重畳して表示してもよい。
また、第1および第2の放射線画像G1,G2に複数の骨が含まれる場合、関連情報生成部35は、骨毎に関連情報を生成してもよい。この場合、関連情報としては、骨毎の骨塩情報の統計値を用いることができる。なお、統計値としては、骨毎の骨塩情報の平均値、中間値、最大値、および最小値等を用いることができる。図12は表示部8に表示された骨塩情報の統計値を示す図である。なお、図12においては、説明を簡単なものとするために脊柱の一部の椎骨のみを示している。本実施形態においては、骨塩情報の統計値は骨毎に算出されているため、骨毎の骨塩情報を確認することができる。とくに、骨塩情報の値に応じて異なる色をマッピングして表示することにより、骨毎の骨塩情報をより容易に確認することができる。なお、図12においては、骨塩情報の統計値の相違をハッチングの相違により示している。
なお、図12においては骨塩情報の統計値をその大きさに応じた異なる色によりマッピングしているが、図13に示すように骨塩情報の統計値を数値として表示してもよい。
また、関連情報生成部35は、1つの骨について骨部領域内の部分領域の関連情報を生成してもよい。この場合、関連情報としては、部分領域の骨塩情報の統計値を用いることができる。なお、統計値としては、部分領域の骨塩情報の平均値、中間値、最大値、および最小値等を用いることができる。図14は表示部8に表示された部分領域の骨塩情報の統計値を示す図である。なお、図14においては、説明を簡単なものとするために椎骨の部分領域を海綿骨の領域とし、海綿骨の領域について骨塩情報の統計値を表示している。本実施形態においては、骨塩情報の統計値は骨毎に算出されているため、骨毎の骨塩情報を確認することができる。とくに、骨塩情報の値に応じて異なる色をマッピングして表示することにより、骨毎の骨塩情報をより容易に確認することができる。なお、図14においては、骨塩情報の統計値の相違をハッチングの相違により示している。
このように、骨部領域内における海綿骨の領域について関連情報を生成することにより、例えば、骨粗鬆症に対する投薬により、海綿骨に存在する骨芽細胞の活性化の程度を確認することができるため、投薬による治療効果の確認を容易に行うことができる。
なお、図14においては、海綿骨の領域のみ関連情報を生成しているが、図15に示すように、海綿骨の領域に加えて皮質骨の領域についても骨塩情報の統計値を関連情報として生成し、かつ表示してもよい。
また、図14および図15においては、部分領域毎に算出された骨塩情報の統計値をその大きさに応じた異なる色によりマッピングしているが、図16に示すように骨塩情報の統計値を数値として表示してもよい。また、図16においては、海綿骨の領域および皮骨の領域の双方について統計値の数値を表示しているが、海綿骨の領域のみまたは皮骨の領域のみ統計値の数値を表示してもよい。
また、上記では骨部領域を皮質骨の領域および海綿骨の領域に分割しているが、これに限定されるものではない。例えば、図17に示すように、大腿骨を大腿骨頸部の領域とそれ以外の領域とに分割して、骨塩情報の統計値を関連情報として生成し、かつ表示してもよい。この場合においても、図16と同様に、骨塩情報の統計値を数値として表示してもよい。
また、第1および第2の放射線画像に複数の骨が含まれる場合、関連情報生成部35は、骨間の骨塩情報の比較結果を関連情報として生成してもよい。この場合、関連情報生成部35は、骨毎の骨塩情報の統計値を算出し、ある骨を基準とした骨間における骨塩情報の統計値の差分値または比率を関連情報として生成する。図18は表示部8に表示された骨間の統計値の比較結果を示す図である。なお、図18においては、説明を簡単なものとするために脊柱の一部の椎骨のみを示している。また、表示されている椎骨のうち一番上の椎骨を基準とした骨塩情報の統計値の比率の数値を比較結果として示している。このように、骨間の骨塩情報の比較結果を関連情報として生成し、かつ表示することにより、ある骨を基準とした他の骨の骨塩量を認識することができる。
また、関連情報生成部35は、1つの骨について骨部領域内の部分領域間の骨塩情報の比較結果を関連情報として生成してもよい。この場合、関連情報生成部35は、骨部領域内の部分領域毎の骨塩情報の統計値を算出し、ある部分領域を基準とした部分領域間の骨塩情報の統計値の差分値または比率を関連情報として生成する。図19は表示部8に表示された部分領域間の統計値の比較結果を示す図である。なお、図19においては、説明を簡単なものとするために大腿骨の部分のみを示している。また、表示されている大腿骨のうち大腿骨部以外の領域を基準とした骨塩情報の統計値の比率の数値を比較結果として示している。このように、骨部領域内における部分領域間の骨塩情報の比較結果を関連情報として生成し、かつ表示することにより、1つの骨において、ある部分を基準とした他の部分の骨塩量を認識することができる。
また、関連情報生成部35は、同一被検体に関して取得日時が異なる骨塩情報間の比較結果を、関連情報として生成するものであってもよい。この場合、関連情報生成部35は、同一被検体についての、最新の骨塩情報および過去の骨塩情報の統計値を算出する。なお統計値は骨毎に算出してもよいが、放射線画像に含まれる骨の全体の統計値を算出してもよい。そして、関連情報生成部35は、過去の統計値と最新の統計値との比較結果を関連情報として生成する。比較結果としては過去の統計値に対する最新の統計値の比率または差分値を用いることができる。
図20は表示部8に表示された骨塩情報の比較結果を示す図である。なお、図20においては、過去の骨塩情報と最新の骨塩情報との、椎骨のそれぞれについての統計値の比率を比較結果として示している。また、過去の骨塩情報を取得した日時および最新の骨塩情報を取得した日時50も示している。このように、同一被検体に関して取得日時が異なる放射線画像から取得した骨塩情報の比較結果を関連情報として生成し、かつ表示することにより、被写体Hについての病気の進行の程度あるいは投薬による治癒の程度を認識することができる。また、病気の進行の程度あるいは投薬による治癒の程度に基づいて、治療方針を決定することも容易となる。
また、関連情報生成部35は、骨部領域が椎骨である場合、脊柱のアライメントおよび骨塩情報から生成された骨折リスクを表す情報を、関連情報として生成してもよい。例えば、図21に示すように側湾症の被写体の場合、関連情報生成部35は、脊柱のアライメントとしてコブ角αを算出し、コブ角αと骨塩情報とに基づいて骨折リスクを算出する。ここで、コブ角とは、湾曲の頂点になっている椎骨(頂椎)の上と下でそれぞれ最も大きく傾斜した椎骨の外縁から直線を延ばし、その2本の直線の交差する角度である。なお、コブ角αおよび骨塩情報と骨折リスクとの関係はテーブルまたは計算式により定められている。関連情報生成部35は、テーブルまたは計算式を参照して、コブ角および骨塩情報から骨折リスクを算出する。図21には算出した骨折リスクが数値(ここでは80)として示されている。なお、骨折リスクは数値が大きいほど高いものとなる。このように、骨折リスクを関連情報として生成し、かつ表示することにより、骨折のリスクが高い患者に対して骨折の予防策をとるように指導をすることができる。
なお、上記実施形態においては、1ショット法により第1および第2の放射線画像G1,G2を取得しているが、撮影を2回行ういわゆる2ショット法により第1および第2の放射線画像G1,G2を取得してもよい。この場合、撮影条件としては、第1の放射線画像G1を取得した際の撮影条件および第2の放射線画像G2を取得した際の撮影条件のいずれを用いてもよい。また、2ショット法の場合、被写体Hの体動により、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G2に含まれる被写体Hの位置がずれる可能性がある。このため、第1の放射線画像G1および第2の放射線画像G2において、被写体の位置合わせを行った上で、本実施形態の処理を行うことが好ましい。位置合わせの処理としては、例えば特開2011−255060号公報に記載された手法を用いることができる。特開2011−255060号公報に記載された手法は、第1および第2の放射線画像G1,G2のそれぞれについての、周波数帯域が異なる構造物を表す複数の第1の帯域画像および複数の第2の帯域画像を生成し、対応する周波数帯域の第1の帯域画像および第2の帯域画像における、互いに対応する位置の位置ずれ量を取得し、位置ずれ量に基づいて第1の放射線画像G1と第2の放射線画像G2との位置合わせを行うようにしたものである。
また、上記実施形態においては、各種関連情報の表示について説明したが、互いに異なる複数の関連情報を同時に表示部8に表示してもよいことはもちろんである。
また、上記実施形態においては、第1および第2の放射線検出器5,6を用いて被写体の放射線画像を撮影するシステムにおいて取得した放射線画像を用いて画像処理を行っているが、検出部として蓄積性蛍光体シートを用いて第1および第2の放射線画像G1,G2を取得する場合にも、本開示を適用できることはもちろんである。この場合、2枚の蓄積性蛍光体シートを重ねて被写体Hを透過したX線を照射して、被写体Hの放射線画像情報を各蓄積性蛍光体シートに蓄積記録し、各蓄積性蛍光体シートから放射線画像情報を光電的に読み取ることにより第1および第2の放射線画像G1,G2を取得すればよい。
1 放射線画像撮影装置
2 コンピュータ
3 X線源
5、6 放射線検出器
7 X線エネルギー変換フィルタ
8 表示部
9 入力部
21 CPU
22 メモリ
23 ストレージ
31 画像取得部
32 体厚推定部
33 骨部画素値取得部
34 情報取得部
35 関連情報生成部
36 表示制御部
41 仮想モデル取得部
42 推定画像生成部
43 修正部
44 体厚分布決定部
50 日時
G1 第1の放射線画像
G2 第2の放射線画像
Gb 骨部画像
Gs 軟部画像
Gc 合成画像
H 被写体
α コブ角

Claims (19)

  1. 骨部および軟部を含む被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線により取得された、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、前記少なくとも1つの画像の画素毎に前記被写体の体厚を推定する体厚推定部と、
    前記第1および第2の放射線画像から、前記被写体の骨部領域の画素値を取得する骨部画素値取得部と、
    前記少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、前記画素毎の体厚および前記骨部領域の画素値に基づいて、前記骨部領域の画素毎に該骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する情報取得部とを備えた骨塩情報取得装置。
  2. 前記第1および第2の放射線画像は、前記被写体を透過した放射線を、重ねられた2つの検出部に照射することにより取得される請求項1に記載の骨塩情報取得装置。
  3. 前記第1および第2の放射線画像は、被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線を、1つの検出部に交互に照射することにより取得される請求項1に記載の骨塩情報取得装置。
  4. 前記情報取得部は、前記骨部領域の画素値を、基準撮影条件に基づいて取得される骨部領域の画素値に変換することにより、前記骨塩情報を取得する請求項1から3のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  5. 前記基準撮影条件は、前記第1および第2の放射線画像を取得する際に、放射線源に印加される管電圧である請求項4に記載の骨塩情報取得装置。
  6. 前記情報取得部は、前記基準撮影条件、前記体厚に応じたビームハードニング、および撮影時における散乱線除去グリッドの有無の少なくとも1つの情報に応じた補正係数に基づいて、前記骨部領域の画素値を変換することにより前記骨塩情報を取得する請求項4または5に記載の骨塩情報取得装置。
  7. 前記骨塩情報に関連する関連情報を表示部に表示する表示制御部をさらに備えた請求項1から6のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  8. 前記表示制御部は、前記第1および第2の放射線画像から取得された、前記被写体の軟部領域を表す軟部画像、前記被写体の骨部領域を表す骨部画像、前記第1の放射線画像または前記第2の放射線画像に前記骨塩情報を重畳した合成画像を、前記関連情報として前記表示部に表示する請求項7に記載の骨塩情報取得装置。
  9. 前記表示制御部は、前記骨塩情報から算出された骨強度を、前記関連情報として前記表示部に表示する請求項7または8に記載の骨塩情報取得装置。
  10. 前記表示制御部は、前記被写体が複数の骨を含む場合、骨毎に取得された前記関連情報を前記表示部に表示する請求項7から9のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  11. 前記表示制御部は、前記骨部領域内の部分領域についての前記関連情報を前記表示部に表示する請求項7から10のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  12. 前記部分領域は、前記骨部領域における海綿骨の領域である請求項11に記載の骨塩情報取得装置。
  13. 前記表示制御部は、前記被写体が複数の骨を含む場合、骨間における前記骨塩情報の比較結果を、前記関連情報として前記表示部に表示する請求項7から12のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  14. 前記表示制御部は、前記骨部領域内の部分領域間における前記骨塩情報の比較結果を、前記関連情報として前記表示部に表示する請求項7から13のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  15. 前記表示制御部は、同一被検体に関して取得日時が異なる過去の骨塩情報と前記骨塩情報との比較結果を、前記関連情報として前記表示部に表示する請求項7から14のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  16. 前記表示制御部は、前記骨部領域が椎骨領域である場合、脊柱のアライメントおよび前記骨塩情報から生成された骨折リスクを表す情報を、前記関連情報として前記表示部に表示する請求項7から15のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  17. 前記関連情報を生成する関連情報生成部をさらに備えた請求項7から16のいずれか1項に記載の骨塩情報取得装置。
  18. 骨部および軟部を含む被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線により取得された、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、前記少なくとも1つの画像の画素毎に前記被写体の体厚を推定し、
    前記第1および第2の放射線画像から、前記被写体の骨部領域の画素値を取得し、
    前記少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、前記画素毎の体厚および前記骨部領域の画素値に基づいて、前記骨部領域の画素毎に該骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する骨塩情報取得方法。
  19. 骨部および軟部を含む被写体を透過したそれぞれエネルギー分布が互いに異なる放射線により取得された、各々が一次線成分および散乱線成分を含む第1および第2の放射線画像のうちの少なくとも1つの画像に基づいて、前記少なくとも1つの画像の画素毎に前記被写体の体厚を推定する手順と、
    前記第1および第2の放射線画像から、前記被写体の骨部領域の画素値を取得する手順と、
    前記少なくとも1つの画像を取得した際の撮影条件、前記画素毎の体厚および前記骨部領域の画素値に基づいて、前記骨部領域の画素毎に該骨部領域における骨塩量を表す骨塩情報を取得する手順とをコンピュータに実行させる骨塩情報取得プログラム。
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