JP6903480B2 - 注出具 - Google Patents
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Description
特許文献1及び2に記載のノズル部材によれば、内容物が詰め替えられる被詰替え容器に内容物を詰め替える際に、内容物の流出液量の調整が自在で、内容物の詰め替え作業性に優れるとしている。
本実施形態に係る注出具1Aは、内容物を収容する容器本体31に固定されて内容物の注出に使用される。注出具1Aは、図1に示すように、被詰替え容器3の容器本体31の口首部31aに、計量キャップ4と共に固定して用いられる。この被詰替え容器3として、例えば液体洗剤等を内容物として収容したボトル形状の容器が挙げられる。
外筒部17、注出筒14及び突出ノズル部11は、図3に示すように、底壁部19から上方に向かって突出しているが、前記「高さ方向」は、外筒部17、注出筒14及び突出ノズル部11の突出方向と一致している。
また、注出筒14は、図4に示すように、外筒部17の上縁部17cより突出した突出部分14aを有している。
外筒部17が、本実施形態の上方側の端部に斜めの切り口を有する注出筒14のように、その上縁部17cにおいて高さ位置が異なる部分を有する場合、注出筒14は、外筒部17の上縁部17cの内、最も低い位置にある部分よりも突出する部分を有していれば良い。注出筒14は、外筒部17の上縁部17cにおいて最も高い位置から最も低い位置までの高さの1/2の高さよりも、突出する部分を有していることが好ましく、該上縁部17cの内、最も高い位置にある部分よりも突出する部分を有していることがより好ましい。
突出ノズル部11の内側注出孔10の先端開口部10aは、図3に示すように、注出筒14の突出部分14aの上縁部14bより低い位置にある。前記先端開口部10aは、先端開口部10aの周縁において、高さ方向の最も上方に位置する部分(本実施形態では先端部11b)が、注出筒14の突出部分14aの上縁部14bの内、最も上方に位置する先端部14cよりも低い位置にあれば良い。本実施形態の注出筒14は、前述した通り、上方側の端部に斜めの切り口を有しているところ、その上縁部14bは、最も上方に位置する先端部14cと、最も下方に位置する下端部14dとを有している。突出ノズル部11の先端開口部10aは、その周縁において、高さ方向の最も上方に位置する部分が、注出筒14の突出部分14aにおける中間高さ、即ち注出筒14の先端部14cから外筒部17の上縁部17cまでの高さの1/2の高さよりも低い位置にあることが好ましく、注出筒14の上縁部14bの内、最も下方に位置する下端部14dよりも低い位置にあることがより好ましい。
内側注出孔10は、被詰替え容器3内に連通しており、該内側注出孔10を介して、内容物の注入又は注出が行われる。
本発明の注出具は、前述したように、注出筒14の内側に突出ノズル部11が形成されており、注出筒14の突出部分14aの上縁部14bより低い位置にある突出ノズル部11の内側注出孔10から内容物を注入することができる。斯かる構成により、突出ノズル部11よりも高さが高く、広口の注出筒14に向かって内容物を注入することができるため、注出具1Aを介して内容物を容器本体31内に注入する注入作業を容易に行うことができ、作業性に優れる。また、注出筒14が広口であるため、内容物を注出具1Aの外にこぼすことなく、安定して注入作業を行うことができる。
広口の注出筒14のみを介して内容物を注出させると、多量の内容物が一気に吐出してしまう虞があるが、本発明の注出具1Aは、注出筒14よりも狭口の突出ノズル部11を介して内容物を注出させるため、多量の内容物が一気に吐出されることを抑制することができる。内側注出孔10から吐出された内容物は、注出具1A外へ注出されるまでに、注出筒14と外筒部17との間にある空間(第1凹部)、及び注出筒14と突出ノズル部11との間にある空間(第2凹部)にも回り込むため、これら空間が内容物の流れの迂回経路として機能する。これにより、多量の内容物が一気に吐出されることを抑制することができる。
本発明の注出具1は、前述の突出ノズル部11、注出筒14及び外筒部17を有するため、注出筒14のみを介して注出される場合よりも、流路を絞った状態で内容物を注出させることができ、内容物の吐出量を容易に調整することができる。さらに、突出ノズル部11よりも高さが高く、広口の注出筒14を介して注出されるため、液だれが生じにくい。
同様の観点から、注出筒14の外径D14(図2参照)は、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、また好ましくは40mm以下、より好ましくは35mm以下であり、また好ましくは10mm以上40mm以下、より好ましくは15mm以上35mm以下である。
また、突出ノズル部11の離間部23bは、内側注出孔10と連続している。以下、注出筒14の離間部23aを第1離間部23a、突出ノズル部11の離間部23bを第2離間部23bともいう。また、第1離間部23a及び第2離間部23bを纏めて、離間部23ともいう。
注出筒14及び突出ノズル部11は、それぞれ離間部23を有していなくても良いが、該離間部23に、詰替え容器等の注入口部分を差込んで、内容物の注入作業をより容易に行う観点から、注出筒14及び突出ノズル部11の何れか一方が離間部23を有していることが好ましく、これら双方が離間部23を有していることがより好ましい。
注出具1は、内容物の注出操作時に、離間部23が鉛直方向の上方に位置するように用いられる。
内容物を被詰替え容器3内に注入させる際、内容物が第2凹部13に回り込むことがある。そのような場合、底部連通孔20を有していない注出具では、第2凹部13に内容物が貯留される。貯留された内容物は、内容物を注出する際に排出される。
本実施形態の注出筒14は、図2に示すように、突出ノズル部11と対向する面に、突出ノズル部11の先端部11bを挟んだ3対のリブ15を有している。被詰替え容器3を大きく傾けても、流路幅をより確実に狭める観点から、注出筒14は、流路幅制御用のリブ15を複数対有していることが好ましい。
注出筒14の突出部分14a、即ち先端部14cと外筒部17の上縁部17cとの長さH1は、外筒部17の外径D17の1/2よりも短い(図2参照)。斯かる構成により、注出具1を介して内容物を容器本体31に詰め替える際、詰替え容器のノズル部を外筒部17内に容易に挿入することができる。注出筒14の突出部分14aが外筒部17の外径D17の1/2よりも長いと、詰替え容器のノズル部を注出筒14にあてがう際に、作業者に注出筒14に沿って内容物を入れなければならないという印象を与え、心理的に詰め替え難いと感じさせる場合がある。このように、注出筒14は、外筒部17の上縁部17cよりも突出しており、該上縁部17cから突出した突出部分14aの高さが、外筒部17の外径D17の1/2よりも短いことが好ましい。尚、外筒部17の外径D17は、外筒部17を上から見た平面視において、外筒部17の外縁に両端を有する直線のうち、最も長い直線の長さを指す。
また、注出筒14の突出部分14aの高さH1、即ち先端部14cと外筒部17の上縁部17cとの長さH1(図3参照)は、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは25mm以下、より好ましくは20mm以下であり、また好ましくは5mm以上25mm以下、より好ましくは10mm以上20mm以下である。
また、突出ノズル部11は、図3に示すように、高さ方向における高さが外筒部17に比して低い。斯かる構成により、外筒部17を計量キャップ4の筒部41に接触させることなく、該計量キャップ4に内容物をより安定して注ぎ入れることができる。
突出ノズル部11の高さ方向における高さH2(図3参照)は、注出筒14の高さ方向における高さH3(図3参照)に対して、好ましくは30%以上、より好ましくは40%以上であり、また好ましくは100%以下、より好ましくは90%以下であり、また好ましくは30%以上100%以下、より好ましくは40%以上90%以下である。
また、突出ノズル部11の高さ方向における高さH2(図3参照)は、好ましくは10mm以上、より好ましくは12mm以上であり、また好ましくは50mm以下、より好ましくは40mm以下であり、また好ましくは10mm以上50mm以下、より好ましくは12mm以上40mm以下である。
尚、本実施形態では、底壁部19が傾斜しているが、それに伴い、突出ノズル部11及び注出筒14の下端部も傾斜している。突出ノズル部11の高さ方向における高さH2は全高であり、傾斜している突出ノズル部11における最下端から、該突出ノズル部11の最上端までの長さを指す。注出筒14の高さ方向における高さH3は全高であり、傾斜している注出筒14における最下端から、該注出筒14の最上端までの長さを指す。
上記の効果をより確実に奏させる観点から、注出筒14の外径(図2参照)は、外筒部17の外径D17の1/2に対して、好ましくは110%以上、より好ましくは120%以上であり、また好ましくは190%以下、より好ましくは180%以下であり、また好ましくは110%以上190%以下、より好ましくは120%以上180%以下である。
注出筒14の外径D14は、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、また好ましくは40mm以下、より好ましくは35mm以下であり、また好ましくは10mm以上40mm以下、より好ましくは15mm以上35mm以下である。
例えば、本実施形態の突出ノズル部11の内側注出孔10は、内容物の流量を減少させる手段として、図6に示すように、先端開口部10a側に、内側注出孔10の高さ方向に直交する断面積が急激に減少した断面積減少部11cを有している。即ち、本実施形態の突出ノズル部11は、前記断面積が略一定の容器本体31側部分(胴部11e)と、該容器本体31側部分よりも先端開口部10a側に位置し、且つ前記断面積が急激に窄まっている断面積減少部11cとを有している。断面積減少部11cにおいて、突出ノズル部11の本体側開口部10bから流入した内容物は、図6に示すように、内側注出孔10の中心軸方向に沿う方向F1から先端開口部10aに向かう方向F2に向きを変えて流れる。斯かる構成により、中心軸方向に沿う方向F1に流れる内容物の流量を抑制して、多量の内容物が一気に吐出することをより抑制することができる。このように、突出ノズル部11は、内容物の流量又は流速を減少させる手段として、内容物が内側注出孔10の中心軸方向に沿う方向とは異なる方向に流れる部分を有していることが好ましい。尚、本実施形態において肩部11aが、断面積減少部11cに相当する。
本実施形態の突出ノズル部11は、内容物の流量又は流速を減少させる手段として、内側注出孔10の高さ方向に直交する断面の面積が、容器本体31側の開口部側から先端開口部10a側に向かって減少しているが、前記断面の面積は急激に減少しても良く、連続的に減少していても良い。
また、計量キャップ4の筒部41は、図1に示すように、注出具1Aへの固定時に外筒部17と注出筒14との間の第1凹部16に挿入配置される。
本実施形態におけるポケット部24は、容器本体31側が容器本体31内部と連通しているが、その連通部分が底壁部19によって塞がれていても良い。
10 内側注出孔
10a 先端開口部
10b 本体側開口部
11 突出ノズル部
11a 肩部
11b 先端部
11c 断面積減少部
11d 離間部隣接面
11e 胴部
11f 首部
13 第2凹部
14 注出筒
14a 突出部分
14b 上縁部
14c 先端部
14d 下端部
15 リブ
16 第1凹部
17 外筒部
17c 上縁部
18 係着スカート部
18a 肩板部
19 底壁部
20 底部連通孔
23,23a,23b 離間部
24 ポケット部
3 被詰替え容器
31 容器本体
31a 口首部
4 計量キャップ
41 筒部
43 装着スカート部
Claims (11)
- 内容物を収容する容器本体に固定されて内容物の注出に使用される注出具であって、
外筒部と、該外筒部の内側に形成され該外筒部との間に第1凹部を有する注出筒と、該注出筒の内側に形成され該注出筒との間に第2凹部を有する突出ノズル部とを有し、前記外筒部と前記注出筒と前記突出ノズル部とが、底壁部を介して連結されており、
前記突出ノズル部が、該突出ノズル部を高さ方向に貫通する内側注出孔を有しており、
前記注出筒は、前記外筒部の上縁部より突出した突出部分を有し、
前記突出ノズル部の前記内側注出孔の先端開口部は、前記注出筒の前記突出部分の上縁部より低い位置にあり、
前記突出ノズル部は、その周方向の一部に、該突出ノズル部の高さ方向に沿う離間部を有している、注出具。 - 前記注出筒は、前記突出ノズル部と対向する面に、該注出筒の高さ方向に沿った流路幅制御用のリブを有している、請求項1に記載の注出具。
- 内容物を収容する容器本体に固定されて内容物の注出に使用される注出具であって、
外筒部と、該外筒部の内側に形成され該外筒部との間に第1凹部を有する注出筒と、該注出筒の内側に形成され該注出筒との間に第2凹部を有する突出ノズル部とを有し、前記外筒部と前記注出筒と前記突出ノズル部とが、底壁部を介して連結されており、
前記突出ノズル部が、該突出ノズル部を高さ方向に貫通する内側注出孔を有しており、
前記注出筒は、前記外筒部の上縁部より突出した突出部分を有し、
前記突出ノズル部の前記内側注出孔の先端開口部は、前記注出筒の前記突出部分の上縁部より低い位置にあり、
前記突出ノズル部は、前記内側注出孔から注出される内容物の流量又は流速を減少させる手段を有している、注出具。 - 前記突出ノズル部は、前記内容物が、前記内側注出孔の中心軸方向に沿う方向とは異なる方向に流れる部分を有している、請求項3に記載の注出具。
- 前記内側注出孔の高さ方向に直交する断面の面積が、前記容器本体側の開口部側から前記先端開口部側に向かって減少している、請求項3又は4に記載の注出具。
- 前記突出ノズル部は、前記内側注出孔の近傍に、該突出ノズル部の高さ方向とは異なる方向に向かって開口するポケット部を有している、請求項3又は4に記載の注出具。
- 内容物を収容する容器本体に固定されて内容物の注出に使用される注出具であって、
外筒部と、該外筒部の内側に形成され該外筒部との間に第1凹部を有する注出筒と、該注出筒の内側に形成され該注出筒との間に第2凹部を有する突出ノズル部とを有し、前記外筒部と前記注出筒と前記突出ノズル部とが、底壁部を介して連結されており、
前記突出ノズル部が、該突出ノズル部を高さ方向に貫通する内側注出孔を有しており、
前記注出筒は、前記外筒部の上縁部より突出した突出部分を有し、
前記突出ノズル部の前記内側注出孔の先端開口部は、前記注出筒の前記突出部分の上縁部より低い位置にあり、
前記注出筒は、前記突出ノズル部と対向する面に、該注出筒の高さ方向に沿った流路幅制御用のリブを有している、注出具。 - 前記注出筒は、前記突出部分の高さが、前記外筒部の外径の1/2より短い、請求項1〜7の何れか1項に記載の注出具。
- 前記注出筒の外径は、前記外筒部の外径の1/2以上である、請求項1〜8の何れか1項に記載の注出具。
- 前記注出具に脱着自在に固定可能な計量キャップを備えている、請求項1〜9の何れか1項に記載の注出具。
- 請求項1〜10の何れか1項に記載の注出具を備えている、容器。
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