JP6903154B2 - 増幅回路及びそれを備えるアナログデジタル変換システム - Google Patents

増幅回路及びそれを備えるアナログデジタル変換システム Download PDF

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Description

本発明は、増幅回路及びそれを備えるアナログデジタル変換(以下、「A/D変換」)とも称する)システムに関し、より特定的には、オートゼロ補正機能を有する増幅回路及びそれを備えるA/D変換システムに関する。
A/D変換に用いられている増幅回路において、ゼロ点の精度を高めるためのオートゼロ補正が公知である。たとえば、特開平6−85669号公報(特許文献1)では、A/D変換の対象となるアナログ電圧が半導体スイッチを介して演算増幅器の入力ノードに伝達される構成において、当該入力ノードに一定周期でアース電圧を入力する期間が設けられる。この結果、半導体スイッチのスイッチング動作に伴うチャージインジェクションによる測定誤差を軽減するためのオートゼロ補正が実現される。
特開平6−85669号公報
特許文献1の構成では、アース電圧を測定してゼロ点のレベルを校正している。これに対して、キャパシタと演算増幅器とを用いて増幅を行う回路構成では、演算増幅器がアース電圧を扱えないため特許文献1によるオートゼロ補正を適用できない。
また、特許文献1で問題とされたチャージインジェクションによる測定誤差は、スイッチのCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)化、又は、ダミースイッチの適用によって解決可能である。
一方で、キャパシタと演算増幅器とを用いて増幅を行う回路構成では、演算増幅器のオフセットを除去するためのオートゼロ補正が必要となる。また、オートゼロ補正の実行態様によっては、オートゼロ補正の際のスイッチのオンオフによって、演算増幅器及び当該スイッチによって発生する雑音やセトリングエラーが、A/D変換の精度を低下させることが懸念される。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、キャパシタと演算増幅器とを用いて増幅を行う増幅回路においてオートゼロ補正を適切に実行することである。
本発明のある局面では、増幅回路は、演算増幅器と、入力電圧が入力される入力端子と、演算増幅器の出力ノードと接続される出力端子と、第1のキャパシタと、第1のスイッチと、オートゼロスイッチと、制御信号生成部とを備える。第1のキャパシタは、演算増幅器の入力ノード及び第1のノードの間に接続される。第1のスイッチは、第1及び第2のレベル間の遷移を一定周期で繰り返すクロック信号に応じて、入力端子及び出力ノードの一方を第1のノードと選択的に接続する。オートゼロスイッチは、演算増幅器の入力ノード及び出力ノード間に接続される。制御信号生成部は、オートゼロ補正の実行期間を規定するための制御信号を生成する。第1のスイッチは、クロック信号が第1のレベルである各期間に第1のノードを入力端子と接続する一方で、クロック信号が第2のレベルである各期間に、第1のスイッチは第1のノードを出力ノードと接続する。オートゼロスイッチは、制御信号によって規定されたオートゼロ実行期間内でのクロック信号が第1のレベルである各期間のうちの一部においてオンする一方で、クロック信号が第2のレベルである各期間及びオートゼロ実行期間外ではオフする。
この発明の他のある局面では、アナログデジタル変換システムは、上記のように構成された増幅回路と、増幅回路の出力電圧を用いて、増幅回路への入力電圧をデジタル変換したデジタル信号を生成するデジタル信号生成部とを備える。
本発明によれば、キャパシタと演算増幅器とを用いて増幅を行う増幅回路において、制御信号によって制御されたタイミングにてオートゼロ補正を適切に実行することができる。また、この増幅回路を用いてA/D変換を高精度化することができる。
実施の形態1に係る増幅回路の構成を説明するブロック図である。 図1に示された増幅回路における信号波形図である。 比較例として示される増幅回路の構成を説明するブロック図である。 図3に示された増幅回路における信号波形図である。 実施の形態1の変形例に係る増幅回路の構成を説明するブロック図である。 図5に示された増幅回路における信号波形図である。 実施の形態2に係るA/D変換システムの構成例を説明するブロック図である。 図7に示された各ステージの構成を説明するブロック図である。 A/D変換の対象となるアナログ電圧を出力するイメージセンサの構成例を示すブロック図である。 図9に示された各画素ラインの構成例を説明する概念図である。 図9の出力回路の動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態2の変形例に係るA/D変換システムにおける制御例を説明する信号波形図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお以下では、図中の同一又は相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰り返さないとする。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る増幅回路10の構成を説明するブロック図である。
図1を参照して、増幅回路10は、演算増幅器11、スイッチ12〜14、キャパシタ15,16、制御回路17、入力端子21、参照端子22、出力端子23、及び、制御信号生成部30とを備える。
演算増幅器11の入力ノードの一方には基準電圧が入力されており、増幅回路10は、演算増幅器11が入力ノードNiの電圧及び基準電圧の電圧差を増幅する。すなわち、図1では、説明を簡略化するために、増幅回路10を単相回路として説明するが、図1では基準電圧が入力されている入力ノードに対しても入力ノードNiと同様の構成を設けることにより、増幅回路10を差動回路として構成することも可能である。
演算増幅器11にはオフセット電圧Vosが存在する。図1では、入力ノードNiに等価的に電圧源18が接続されている回路構成とすることで、オフセット電圧Vosの存在を表現している。すなわち、電圧源18は実際には配置されていない。
演算増幅器11の出力ノードNoは、増幅回路10の出力電圧Voutを出力する出力端子23と接続される。スイッチ12は、演算増幅器11の入力ノードNi及び出力ノードNo間に接続される。
キャパシタ15は、入力ノードNiとノードN1との間に接続される。スイッチ13は、ノードN1と、入力電圧Vinが入力される入力端子21及び演算増幅器11の出力ノードNoとの間に接続される。
キャパシタ16は、入力ノードNiとノードN2との間に接続される。スイッチ14は、ノードN2と、入力端子21及び参照電圧Vrefが入力される参照端子22との間に接続される。
スイッチ13は、ノードN1と、入力端子21及び出力ノードNo(演算増幅器11)との間の接続を、クロック信号CLKに応じて切換える。同様に、スイッチ14は、ノードN2と、入力端子21及び参照端子22との間の接続を、クロック信号CLKに応じて切換える。
制御信号生成部30は、オートゼロ補正の実行期間を規定するための制御信号CTRLを生成する。制御回路17は、AND回路によって構成されて、制御信号CTRL及びクロック信号CLKの論理積に従ってオートゼロ信号AZを生成する。スイッチ12は、オートゼロ信号AZに従ってオンオフされる。
図2には、図1に示された増幅回路10における信号波形図が示される。
図2を参照して、クロック信号CLKは、周期的に論理ハイレベル(以下、単に「Hレベル」と称する)及び論理ローレベル(以下、単に「Lレベル」と称する)の間の遷移を繰り返す。
図1において、クロック信号CLKの各Hレベル期間において、スイッチ13はノードN1を入力端子21と接続し、スイッチ14はノードN2を入力端子21と接続する。一方で、クロック信号CLKの各Lレベル期間において、スイッチ13はノードN1を演算増幅器11の出力ノードNoと接続し、スイッチ14はノードN2を参照端子22と接続する。
制御信号CTRLは、制御信号生成部30によって、オートゼロ補正の実行期間にHレベルに設定される一方で、それ以外ではLレベルに設定される。オートゼロ信号AZは、制御信号CTRLによって規定されるオートゼロ補正の実行期間(すなわち、CTRLのHレベル期間)中における、クロック信号CLKの各Hレベル期間でHレベルに設定される。一方で、クロック信号CLKの各Lレベル期間、及び、制御信号CTRLのLレベル期間では、オートゼロ信号AZはLレベルに設定される。
たとえば、制御信号生成部30は、クロック信号CLKの1周期に対応させて、制御信号CTRLをHレベル又はLレベルに設定する。制御信号CTRLにLレベル期間が設けられることにより、クロック信号CLKのHレベル期間であっても、オートゼロ信号AZはLレベルに設定されることになる。
図1において、スイッチ12は、オートゼロ信号AZのHレベル期間にオンする一方で、オートゼロ信号AZのLレベル期間にオフする。
図1の構成例において、スイッチ12は「オートゼロスイッチ」の一実施例に対応し、スイッチ13は「第1のスイッチ」の一実施例に対応し、スイッチ14は「第2のスイッチ」の一実施例に対応する。また、キャパシタ15は「第1のキャパシタ」の一実施例に対応し、キャパシタ16は「第2のキャパシタ」の一実施例に対応する。ノードN1は「第1のノード」の一実施例に対応し、ノードN2は「第2のノード」の一実施例に対応する。さらに、クロック信号CLKについて、Hレベルは「第1のレベル」に対応し、Lレベルは「第2のレベル」に対応する。
次に、増幅回路10の動作について説明する。
クロック信号CLKのHレベル期間(サンプル期間)においてオートゼロ補正を実行する場合には、スイッチ12がオンされるとともに、スイッチ13及び14は、ノードN1及びN2を入力端子21と接続する。
これにより、キャパシタ15及び16の一端側には、スイッチ13及び14により、入力電圧Vinが充電される。これに対して、キャパシタ15及び16の他端側では、スイッチ12により演算増幅器11の入出力間が短絡されているため、演算増幅器11のオフセット電圧(Vos)が充電される。
従って、キャパシタ15の容量値Cs及びキャパシタ16の容量値Cfを用いると、サンプル期間において、キャパシタ15,16全体での充電電荷Qsmpは、下記の式(1)で示される。
Qsmp=(Cs+Cf)・(Vos−Vin) …(1)
クロック信号CLKのLレベル期間(ホールド期間)では、スイッチ13がキャパシタ15(ノードN1)を出力ノードNo(演算増幅器11)と接続するとともに、スイッチ14は、キャパシタ16(ノードN2)を参照電圧Vrefが入力される参照端子22と接続する。一方で、スイッチ12はオフされる。
このとき、演算増幅器11の利得を無限大とすると、ホールド期間における、キャパシタ15,16全体での充電電荷Qhldは、演算増幅器11の出力電圧Voutを用いて、下記の式(2)で示される。
Qhld=Cs・(Vos−Vref)+Cf・(Vos−Vout) …(2)
スイッチ12がオフされた状態でスイッチ13及び14の接続を切換えることにより、Qsmp=Qhldが成立する。従って、式(1),(2)より、出力電圧Voutは、下記の式(3)となる。このように、増幅回路10では、キャパシタCs,Cf及び演算増幅器11を用いて増幅が行われる。
Vout=Vin・(Cs+Cf)/Cf−Vref・Cs/Cf …(3)
式(3)より、サンプル期間において、スイッチ12のオンによるオートゼロ補正を実行することにより、出力電圧Voutから演算増幅器11のオフセット電圧Vosを除去できることが理解される。また、演算増幅器11はフリッカ雑音等の低周波雑音も出力するが、クロック信号CLKの周波数が十分高い場合(すなわち、サンプル速度が高い場合)には、オートゼロ補正によって、出力電圧Voutから、低周波雑音も除去することができる。
ここで、増幅回路10におけるオートゼロ補正の実行態様について検討する。
図3は、図1の増幅回路10の比較例として示される増幅回路10♯の構成を説明するブロック図であり、図4は、図3の増幅回路における信号波形図である。
図3を参照して、比較例の増幅回路10♯は、実施の形態1に係る増幅回路10(図1)と比較して、制御回路17及び制御信号生成部30の配置が省略される点で異なる。
図4に示されるように、増幅回路10♯では、クロック信号CLKがそのままオートゼロ信号AZとして用いられる。従って、クロック信号CLKの各Hレベル期間において、スイッチ12がオンされることによりオートゼロ補正が実行される。すなわち、増幅回路10♯は、オートゼロ補正の実行タイミングのみが、増幅回路10と異なる。
増幅回路10,10♯において、サンプル期間(クロック信号CLKの各Hレベル期間)でオートゼロ補正を実行すると、上述の式(1)において、演算増幅器11のオフセット電圧Vosのみではなく、演算増幅器11及びスイッチ12によって発生する、雑音(Vn)及びセトリングエラー(Vse)もキャパシタ15,16に充電される。すなわち、サンプル期間における実際の充電電荷Qsmpは、下記の式(4)で示される。
Qsmp=(Cs+Cf)・(Vos+Vse+Vn−Vin) …(4)
この結果、ホールド期間における出力電圧Voutでは、下記の式(5)で示されるように、雑音(Vn)及びセトリングエラー(Vse)が除去されずに残ってしまう。
Vout=Vin・(Cs+Cf)/Cf−Vref・Cs/Cf
+(Vn+Vse)・(Cs+Cf)/Cf …(5)
演算増幅器11及びスイッチ12によって発生する雑音(Vn)はランダムである。また、セトリングエラー(Vse)は、入力信号(Vin)に依存するため、入力電圧Vinが固定されていない場合にはランダムとみなすことができる。従って、比較例の増幅回路10♯のように、サンプル期間(クロック信号CLKの各Hレベル期間)の全てでオートゼロ補正を実行すると、全周波数領域にわたって出力電圧に雑音が重畳されることになる。従って、増幅回路10♯を用いてA/D変換システムを構成した場合に、A/D変換精度が低下することが懸念される。
これに対して、実施の形態1に係る増幅回路10では、制御信号生成部30(図1)によって生成される制御信号CTRLによって、オートゼロ補正の実行タイミングを制御することができる。具体的には、図2に示したように、全サンプル期間(クロック信号CLKの各Hレベル期間)のうちの、制御信号CTRLのHレベル期間内である一部のサンプル期間のみでスイッチ12がオンされて、オートゼロ補正が実行される。例えば、クロック信号CLKのHレベル期間が予め定められたM個(M:2以上の整数)到来する毎に、制御信号CLKのHレベル期間を設けることにより、クロック信号CLKのM倍の周期でオートゼロ補正を実行することができる。
このように全サンプル期間のうちの一部のみでオートゼロ補正が実行されることにより、演算増幅器11及びスイッチ12によって発生する雑音(Vn)やセトリングエラー(Vse)がサンプルされることによって発生する出力雑音の周波数は、オートゼロ補正の実行頻度に応じて低周波数域に移動する。この結果、低周波数領域の雑音が大きくなる一方で、高周波数領域の雑音は小さくなる。
オートゼロ補正の実行タイミングに周期性がある場合には、雑音(Vn)及びセトリングエラー(Vse)がサンプルされることによって発生する出力雑音は、オートゼロ補正の周波数の整数倍の周波数にてスプリアスとして現れる。但し、上記出力雑音が大きくなる周波数領域は、制御信号CTRLの周期によって制御できる。この結果、制御信号CTRLの周期によって、スプリアスが発生する周波数を制御することも可能であるため、スプリアスをシステム性能に影響しない周波数に移動させることも可能である。
あるいは、増幅回路10を用いたA/D変換システムにおいて、A/D変換で得られたデジタル信号列に対して、制御信号CTRLの周期に従ったスプリアスの周波数成分を減衰させるためのデジタルフィルタ処理を行うことも可能である。この結果、オートゼロ補正によって生じる低周波数領域の雑音を抑制することが可能となり、全周波数領域にわたって出力雑音を抑制することによって、A/D変換精度を向上させることが可能となる。
このように、実施の形態1に係る増幅回路によれば、制御信号CTRLによってオートゼロ補正の実行期間を制御することによって、オートゼロ補正を適切に実行することが可能となる。
実施の形態1の変形例.
図5は、実施の形態1の変形例に係る増幅回路10の構成を説明するブロック図である。さらに、図6には、図5に示された増幅回路における信号波形図が示される。
図5を参照して、実施の形態1の変形例に係る増幅回路10では、制御信号生成部30は、擬似ランダムビットシーケンス(PRBS)に従って、制御信号CTRLのHレベル期間を設定する。例えば、制御信号生成部30は、クロック信号CLKの1周期毎に、PRBSに従って制御信号CTRLをHレベル又はLレベルに設定する。図5のこれ以外の点は、図1の構成と同様であるので、詳細な説明は繰り返さない。
図6に示されるように、制御信号CTRLのHレベル期間が擬似乱数に従って設定されることにより、各サンプル期間におけるオートゼロ補正の実行有無もランダムに設定される。従って、オートゼロ信号AZのHレベル期間は、クロック信号CLKの各Hレベル期間中のランダムに選択された一部に対応して設けられる。
これにより、オートゼロ補正による出力雑音は全周波数領域に散在することになり、スプリアス成分を抑制することができる。従って、実施の形態1の変形例に係る増幅回路10は、低スプリアス特性が重要であるシステムでのA/D変換に適用された場合に、オートゼロ補正を適切に実行することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1及び変形例に係る増幅回路を用いたA/D変換システムの構成例について説明する。
図7は、実施の形態2に係るA/D変換システム100の構成例を説明するブロック図である。図7に例示されたA/D変換システム100は、パイプライン型の構成を有する。
図7を参照して、A/D変換システム100は、直列接続された第1番目から第N番目(N:2以上の整数)のステージ110(以下では、ステージ1〜ステージNとも称する)と、デジタル信号合成回路120と、デジタル演算装置130とを備える。各ステージ110は、実施の形態1又はその変形例に係る増幅回路10を含む。
A/D変換のアナログ電圧VAinは第1番目のステージ110(ステージ1)の増幅回路10の入力電圧Vinとなる。第i番目(i:1〜Nの整数)のステージ110(ステージi)の増幅回路10の出力電圧Voutは、次の第(i+1)番目のステージ110の増幅回路10の入力電圧Vinとされる。
第i番目のステージ110(ステージi)は、入力電圧Vinに基づくデジタル信号D(i)を出力する。ステージ1でのデジタル信号D(1)は、最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)を示し、ステージNでのデジタル信号D(n)は、最下位ビット(LSB:Least Significant Bit)を示す。デジタル信号合成回路120は、ステージ1〜ステージNからのデジタル信号D(1)〜D(n)から、アナログ電圧VAinをデジタル変換した、Nビットのデジタル信号Doutを出力する。
図8は、各ステージ110の構成を説明するブロック図である。
図8を参照して、ステージ110は、実施の形態1又はその変形例に従う増幅回路10と、アナログデジタルコンバータ(ADC)112と、デジタルアナログコンバータ(DAC)115とを有する。図8には、第i番目のステージ110が示される。
ADC112は、入力電圧Vinに基づいてデジタル信号D(i)を出力する。
例えば、ADC112は、入力電圧Vinと±Vref/4との比較に基づいて、3値(1.5ビット)のデジタル信号D(i)を出力する。具体的には、ADC112は、−Vref/4<Vin≦Vref/4のときに、D(i)=“01”に設定する。一方で、Vin≦−Vref/4のときは、D(i)=“00”に設定されるとともに、Vin>Vref/4のときには、D(i)=“10”に設定される。
DAC115は、ADC112から出力されたデジタル信号D(i)をアナログ電圧に変換する。具体的には、D(i)=“00”のときには、−VrefがDAC115から出力され、D(i)=“10”のときには、VrefがDAC115から出力される。D(i)=“00”のときには、DAC115の出力電圧は0とされる。
図8では、増幅回路10は、機能ブロックの集合体で示されており、サンプルホールド部10aと、増幅部10bと、加算部10cとを有する。増幅回路10は、図1又は図5の構成において、Cs=Cfと設計される。これにより、式(1)において、増幅部10bのゲインに相当する(Cs+Cf)/Cf=2となり、出力電圧Vout=2Vin−Vrefと示される。
ステージ1では、アナログ電圧VAinを入力電圧Vinとして、MSBを規定するデジタル信号D(1)が生成される。ステージ1での増幅回路10の出力電圧Voutは、ステージ2の増幅回路10の入力電圧Vinとされる。ステージ1〜ステージNまで同様の動作が順に実行されることにより、各ビット値を規定するためのデジタル信号D(1)〜D(n)が得られる。
再び、図7を参照して、デジタル信号合成回路120は、ステージ1〜ステージNで得られたデジタル信号D(1)〜D(n)に対して、ステージ間の遅延補正処理、及び、デジタル信号加算処理等を実行することにより、アナログ電圧である入力電圧VAinをデジタル変換した、Nビットのデジタル信号Doutを得ることができる。
デジタル演算装置130は、デジタル信号Doutに対するデジタル演算処理を実行するデジタル演算部131と、データ記憶のための記憶部132とを有する。例えば、デジタル演算部131は、CPU(Central Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)によって構成することができる。また、記憶部132は、RAM(Random Access Memory)によって構成することができる。
このように、A/D変換システム100では、オートゼロ補正が適切に実行された増幅回路10の出力電圧を用いて、A/D変換を高精度化することができる。また、デジタル演算部131において、例えば、実施の形態1で説明した、制御信号CTRLの周期、すなわち、オートゼロ補正の実行周期に従ったスプリアスの周波数成分を減衰させるためのデジタルフィルタ処理のためのデジタル演算を実行することができる。
実施の形態2の変形例.
実施の形態2の変形例では、実施の形態2に係るA/D変換システムをイメージセンサから出力されたアナログ電圧のA/D変換に用いるときの制御例について説明する。
図9は、A/D変換の対象となるアナログ電圧を出力するイメージセンサの構成例を示すブロック図である。
図9を参照して、イメージセンサ200は、複数の画素ライン210と、各画素ライン210に対応して設けられた周辺回路220と、出力回路230とを有する。複数の画素ライン210の集合体によって、画素300をマトリクス状に配列した画素アレイが構成される。周辺回路220及び出力回路230は、相補のクロックパルスφ及び/φに同期して動作する。
図10は、各画素ライン210の構成例を説明する概念図である。
図10を参照して、画素ライン210は、一方向に配列された複数の画素300を有する。複数の画素300は、黒基準画素301と、ダミー画素302と、有効画素310とを有する。
各画素300は、図示しないフォトダイオードが配置された受光部を有する。フォトダイオードは受光部における受光量に応じた電荷を発生する。黒基準画素301の各々は、画素300の構成に加えて、アルミ等の金属板によって受光部が光シールドされている。黒基準画素301は、黒レベル(受光量=0)における電荷信号レベルを得るために配置される。
有効画素310は、例えば、RGBのうちの1色に対応して、予め定められた個数が連続的に配置される。イメージセンサ200では、有効画素310の各々における受光量に応じた蓄積電荷量を示す電圧レベルを有する電荷信号を一定周期毎に検知することによって、画像を生成することができる。
ダミー画素302は、有効画素310の配置領域の端部に隣接配置される。ダミー画素302は、画素300の製造条件(成膜性等)を均一化するために有効画素310と同様に作製されるが、ダミー画素302からの電荷信号は、画像の生成には用いられない。
周辺回路220は、各画素300からの電荷信号を転送するためのシフトレジスタ等によって構成される。例えば、クロックパルスφ及びその反転パルス/φに同期して、各画素300からの電荷信号が転送されることにより、出力回路230に対して、各画素300での蓄積電荷量に応じた電圧信号が出力される。
出力回路230は、周辺回路220から順次転送された電荷信号に応じて、画素電圧Vimgを出力する。画素電圧Vimgは、図7に示されたパイプライン型のA/D変換システム100に対して入力電圧VAinとして入力されて、順次A/D変換される。これにより、イメージセンサ200から順次出力された、各画素300の蓄積電荷量に応じたアナログ電圧(画素電圧Vimg)がデジタル信号Doutに変換されて、デジタル演算装置130に入力されることが理解される。これにより、デジタル演算装置130では、イメージセンサ200で撮影された画像を生成するための信号処理を実行することができる。
図11には、出力回路の動作を説明するタイミングチャートが示される。
図11を参照して、相補のクロックパルスφ及び/φに同期して周辺回路220が動作することにより、クロックパルスφに同期した読出パルスφrが生成される毎に、出力回路230から出力信号OSが出力される。出力信号OSの電圧は、図9における画像電圧Vimgに相当する。
各画素ライン210に対応して、画素300からの出力信号が順次出力される。1つの画素ライン210の電荷信号の出力に要するライン周期Tcycには、画素からの電荷信号が出力されない空送り期間Tempと、黒基準画素301からの電荷信号が出力される黒基準出力期間Tbkと、ダミー画素302からの電荷信号が出力されるダミー出力期間Tdmと、有効画素310からの電荷信号が出力される画素出力期間Tpxとが含まれる。図11の例では、図10に例示した画素300の配列に従って、空送り期間Temp、黒基準出力期間Tbk、及び、ダミー出力期間Tdm(1回目)が設けられた後に、画素出力期間Tpx及びダミー出力期間Tdm(2回目)が設けられる。
読出パルスφrに同期して、出力信号OSの電圧レベルが、画像電圧VimgとしてA/D変換システム100(図7)に送出されて、A/D変換の対象とされる。A/D変換後のデジタルデータを用いて、各有効画素310に対応した画像電圧から、黒基準画素301に対応した画像電圧に相当する黒レベル電圧を差し引くことによって、各有効画素310での受光量を算出することができる。例えば、黒レベル電圧を図7の記憶部132に保持するとともに、デジタル演算部131によって、有効画素310に対応した画像電圧から黒レベル電圧の減算処理を実行することができる。
この結果、画素アレイを構成する各有効画素310での受光量から、イメージセンサ200による画像を生成することが可能となる。
図12は、実施の形態2の変形例に係るA/D変換システムにおける制御例を説明する信号波形図である。
図12を参照して、A/D変換システム100に用いられる増幅回路10において、制御信号CTRLのHレベル期間は、イメージセンサ200からの黒基準画素301に対応した画像電圧Vimgが増幅回路10によって処理される期間に対応して設定される。例えば、図11における黒基準出力期間Tbkに連動させて、制御信号CTRLのHレベル期間を設けることができる。
これにより、オートゼロ補正によって生じる、演算増幅器11及びスイッチ12による雑音(Vn)及びセトリングエラー(Vse)についても、オフセットとして上記黒レベル電圧に含まれることになる。従って、オートゼロ補正の実行時におけるA/D変換値(デジタル信号Doutによるデジタル値)を補正値として記憶部132に記憶するとともに、デジタル演算部131によって、オートゼロ補正の非実行時におけるA/D変換値から補正値を減算する補正処理を行うことによって、オートゼロ補正によって発生するオフセットについても、A/D変換の際に除去することが可能となる。この結果、A/D変換精度の向上により、イメージセンサに適用されるA/D変換システムの性能向上を図ることができる。
なお、実施の形態2では、パイプライン型のA/D変換システムに、実施の形態1及びその変形例に従う増幅回路10を適用する構成例を示したが、パイプライン型に限定されず、サンプルホールド機能を有する任意のA/D変換システムに対して、増幅回路10を適用することができる。
また図1及び図5では、参照電圧Vrefとの入力電圧Vinとの比較を伴う増幅回路の構成を説明したが、より簡易な構成として、参照端子22、スイッチ14及びキャパシタ16の配置を省略して、参照電圧Vrefとの比較を伴わずに、入力電圧Vinに応じた出力電圧Voutを出力するように増幅回路を構成することも可能である。この場合にも、本実施の形態で説明したタイミングに従ってオートゼロ補正を適切に実行することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 増幅回路、10a サンプルホールド部、10b 増幅部、10c 加算部、11 演算増幅器、12〜14 スイッチ、15,16 キャパシタ、17 制御回路、18 電圧源、21 入力端子、22 参照端子、23 出力端子、30 制御信号生成部、100 変換システム、120 デジタル信号合成回路、130 デジタル演算装置、131 デジタル演算部、132 記憶部、200 イメージセンサ、210 画素ライン、220 周辺回路、230 出力回路、300 画素、301 黒基準画素、302 ダミー画素、310 有効画素、AZ オートゼロ信号、CLK クロック信号、CTRL 制御信号、Dout デジタル信号、N1,N2 ノード、Ni 入力ノード(演算増幅器)、No 出力ノード(演算増幅器、Vos オフセット電圧、Vout 出力電圧、Vref 参照電圧。

Claims (10)

  1. 演算増幅器と、
    入力電圧が入力される入力端子と、
    前記演算増幅器の出力ノードと接続される出力端子と、
    前記演算増幅器の入力ノード及び第1のノードの間に接続された第1のキャパシタと、
    第1及び第2のレベル間の遷移を一定周期で繰り返すクロック信号に応じて、前記入力端子及び前記出力ノードの一方を前記第1のノードと選択的に接続する第1のスイッチと、
    前記演算増幅器の入力ノード及び出力ノード間に接続されるオートゼロスイッチと、
    オートゼロ補正の実行期間を規定するための制御信号を生成する制御信号生成部とを備え、
    前記第1のスイッチは、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間に前記第1のノードを前記入力端子と接続する一方で、前記クロック信号が前記第2のレベルである各期間に、前記第1のスイッチは前記第1のノードを前記出力ノードと接続し、
    前記オートゼロスイッチは、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間のうちの、前記制御信号によって規定された前記オートゼロ補正の実行期間に含まれる一部においてオンする一方で、前記クロック信号が前記第2のレベルである各期間及び前記実行期間外ではオフされ、
    前記オートゼロスイッチは、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間のうちの、前記オートゼロ補正の実行期間に含まれる一部においてオンする一方で、前記クロック信号が前記第2のレベルである各期間及び前記実行期間外ではオフすることによって、前記第1のスイッチの接続先が前記クロック信号の前記第1及び第2のレベル間の遷移毎に切替えられるのに対して、前記第1のスイッチの接続先が切替えられるタイミングのうちの一部のみにおいてオンオフが切替えられる、増幅回路。
  2. 前記オートゼロスイッチは、前記制御信号及び前記クロック信号に基づいて生成されたオンオフ制御信号の前記第1及び第2のレベルの間の遷移に応じてオンオフされ、
    前記オンオフ制御信号は、前記制御信号によって規定された前記オートゼロ補正の実行期間内で前記クロック信号と同期して前記第1及び第2のレベル間の遷移が生じる一方で、前記実行期間外では前記第1及び第2のレベル間の遷移が生じないように生成される、請求項1記載の増幅回路。
  3. 参照電圧が入力される参照端子と、
    第2のノードと前記入力ノードとの間に接続される第2のキャパシタと、
    前記クロック信号に応じて、前記入力端子及び前記参照端子の一方を前記第2のノードと選択的に接続する第2のスイッチとをさらに備え、
    前記第2のスイッチは、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間に前記第2のノードを前記入力端子と接続する一方で、前記クロック信号が前記第2のレベルである各期間に前記第2のノードを前記参照端子と接続する、請求項1又は2に記載の増幅回路。
  4. 前記制御信号は、前記クロック信号が前記第1のレベルである期間が予め定められた複数個到来する毎に前記オートゼロスイッチのオン期間が設けられるように生成される、請求項1記載の増幅回路。
  5. 演算増幅器と、
    入力電圧が入力される入力端子と、
    前記演算増幅器の出力ノードと接続される出力端子と、
    前記演算増幅器の入力ノード及び第1のノードの間に接続された第1のキャパシタと、
    第1及び第2のレベル間の遷移を一定周期で繰り返すクロック信号に応じて、前記入力端子及び前記出力ノードの一方を前記第1のノードと選択的に接続する第1のスイッチと、
    前記演算増幅器の入力ノード及び出力ノード間に接続されるオートゼロスイッチと、
    オートゼロ補正の実行期間を規定するための制御信号を生成する制御信号生成部とを備え、
    前記第1のスイッチは、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間に前記第1のノードを前記入力端子と接続する一方で、前記クロック信号が前記第2のレベルである各期間に、前記第1のスイッチは前記第1のノードを前記出力ノードと接続し、
    前記オートゼロスイッチは、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間のうちの、前記制御信号によって規定された前記オートゼロ補正の実行期間に含まれる一部においてオンする一方で、前記クロック信号が前記第2のレベルである各期間及び前記実行期間外ではオフされ、
    前記制御信号は、前記クロック信号が前記第1のレベルである期間が予め定められた複数個到来する毎に前記オートゼロスイッチのオン期間が設けられるように生成される、増幅回路。
  6. 前記制御信号は、前記クロック信号が前記第1のレベルである各期間のうちのランダムに選択された一部に対応して前記オートゼロスイッチのオン期間が設けられるように生成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の増幅回路。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載された増幅回路と、
    前記増幅回路の出力電圧を用いて、前記入力電圧をデジタル変換したデジタル信号を生成するデジタル信号生成部とを備える、アナログデジタル変換システム。
  8. 請求項に記載された増幅回路と、
    前記増幅回路の出力電圧を用いて、前記入力電圧をデジタル変換したデジタル信号を生成するデジタル信号生成部と、
    前記デジタル信号生成部からの前記デジタル信号に対して、前記オートゼロスイッチのオンオフ周期に従う周波数成分を除去するためのフィルタ処理を実行するデジタル演算部とを備える、アナログデジタル変換システム。
  9. 前記増幅回路において前記オートゼロスイッチがオンされた期間に対応する前記デジタル信号によるデジタル値を補正値として記憶するための記憶部と、
    前記デジタル信号生成部によって生成された前記デジタル信号によるデジタル値から前記補正値を減算する補正処理を実行するデジタル演算部とをさらに備える、請求項7記載のアナログデジタル変換システム。
  10. 前記入力電圧は、有効画素及び黒レベル基準画素を含むイメージセンサから出力されたアナログ電圧であって、
    前記増幅回路において、前記制御信号は、前記黒レベル基準画素からの出力に対応したアナログ電圧が前記入力電圧である期間に対応して前記オートゼロスイッチのオン期間が設けられるように生成される、請求項9記載のアナログデジタル変換システム。
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