JP6902932B2 - 内面螺旋溝付多重捻り管とその製造方法および製造装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、ヒートポンプ式の熱源機においてコストの増加を抑制しつつ熱交換性能の向上を図った二重管式熱交換器が開示されている。
本発明の内面螺旋溝付多重捻り管において、前記撚り合わされる個々の螺旋管に一定の捻り周期が形成されることが好ましい。
本発明の内面螺旋溝付多重捻り管において、前記撚り合わされる個々の螺旋管の内面に形成されている螺旋溝の捻り角が個々の螺旋管の中心軸線に対し5〜80゜に設定されることが好ましい。
本発明の内面螺旋溝付多重捻り管において、前記内面螺旋溝付管がアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることが好ましい。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法は、長さ方向に沿う溝として内面に直線溝を有する素管を用いることを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法は、長さ方向に沿う溝として内面螺旋溝を有する素管を用いることを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法は、前記引抜きダイスによる縮径率を5〜40%とすることを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法は、前記引抜きダイスに前記束ねた素管を通して前記束ねた素管を捻りつつ縮径する際、前記束ねた素管に前方張力と後方張力を付加することを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法は、前記引抜きダイスを通過した前記内面螺旋溝付多重捻り管を引き抜き側キャプスタンに巻き付けることを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法は、前記引き抜き側キャプスタンから巻き出した前記内面螺旋溝付多重捻り管を第2の引抜きダイスで整形することができる。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置は、前記巻出し側キャプスタンに前記束ねた素管を巻き始める位置と前記巻出し側キャプスタンから前記引抜きダイス側に前記束ねた素管を送り始める位置が、前記巻出し側キャプスタンの回転軸と平行な方向にずらされ、前記巻出し側キャプスタンの巻出し位置と前記引抜きダイスとの間が前記素管の捻り加工領域とされたことを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置は、前記巻き出し側キャプスタンの前段側に前記束ねた素管に前方張力を付与する前方張力付加手段が設けられ、前記引抜きダイスの後段側に前記内面螺旋溝付多重捻り管に後方張力を付与する後方張力付加手段が設けられたことを特徴とする。
本発明に係る内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置は、前記引き抜き側キャプスタンの後段側に前記内面螺旋溝付多重捻り管を整形する第2の引抜きダイスが設けられたことを特徴とする。
本実施形態の内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置A(図3〜図5参照)は、内面に長さ方向に沿う複数の直線溝1aが周方向に間隔をおいて複数形成された素管1(図6参照)を複数本束ね、一定の捻りを生じさせ、内面に螺旋溝2aを有する内面螺旋溝付管2(図1、図2参照)を複数本撚線構造とした内面螺旋溝付多重捻り管3を製造できる装置である。
この製造装置Aは、内面に直線溝1a(図6参照)が形成された素管1の束を図3、図4に示すようにコイル状に巻き取った状態に保持する巻き出し側キャプスタン5と、この巻き出し側キャプスタン5から巻き出される素管束1Aを巻き出し側キャプスタン5とともに回転する回転手段6を備えている。また、製造装置Aは、巻き出し側キャプスタン5から送り出された素管束1Aを通す引抜きダイス7と、引抜きダイス7を通って捻り加工と引抜き加工がなされた内面螺旋溝付多重捻り管3を巻き付けながら送り出す引き抜き側キャプスタン9を備えている。
なお、素管1については銅系合金あるいはステンレス鋼などの鉄系合金から形成されていてもよい。本発明で用いる素管1は引抜きダイスにより引抜きが可能な材料であれば適用可能であるので、アルミニウム系合金、銅系合金あるいは鉄系合金など、他の金属や合金からなる管を用いて本発明を実施しても良い。
中空軸部13の他端側には中空軸部13に対し斜め方向に延在するように第2支持フレーム16が設けられ、第2支持フレーム16の先端側に延設された延長フレーム17に錘体18が取り付けられている。第1支持フレーム15と第2支持フレーム16は中空軸部13の他端13bに対しV字型に配置されるように接続され、中空軸部13の軸回りの回転によって第1支持フレーム15と第2支持フレーム16はV字型に支持されたまま回転される。
巻き出し側キャプスタン5において、円盤部5aの外周縁に沿って素管1を巻き付けることができるように構成されている。
なお、中空軸部13の一端13a側の開口部には素管1を必要本数束ねた状態で挿入可能な大きさの入口部13cが形成され、中空軸部13の他端13b側の開口部には先の素管束1Aを引き出し可能な出口部13dが形成されている。
この巻き出し側キャプスタン5に対する素管束1Aの巻き付け状態と巻き出し状態の一例を図5に簡略的に示しておく。図5においてCは巻き出し側キャプスタン5に巻き付けられる前段側の素管束1Aの軸心を示し、C1は巻き出し側キャプスタン5から巻き出された素管束1Aの軸心を示している。なお、図5では巻き出し側キャプスタン5を円盤ドラムと見立ててその概形のみ表示している。
この駆動モーター21と動力伝達装置22と中空軸部13により巻き出し側キャプスタン5と錘体18を一体に回転させる構成であり、駆動モーター21と動力伝達装置22と中空軸部13により、巻き出し側キャプスタン5を回転駆動する回転手段6が構成されている。
また、素管束1Aがダイス孔を通過する際、巻き出し側キャプスタン5が回転されるので、素管束1Aは引抜きダイス7のダイス孔によって縮径されると同時に捻りが付与される。このため、素管束1Aは捻りが付加されて図1、図2に示す内面螺旋溝付多重捻り管3に加工される。
支柱部材23において引き抜き側キャプスタン9を取り付けた側と反対側に回転駆動用の駆動モーター25の出力軸25aが水平軸28に直接連結するように設置され、駆動モーター25によって引き抜き側キャプスタン9を回転駆動できるように構成されている。
予め、押出により、図6に示すように、内面に長さ方向に沿う複数の直線溝1aが周方向に間隔をおいて形成された素管1を作製する(素管押出工程)。
図3〜図5に示す製造装置Aに対し素管束1Aを供給するには、必要本数の素管1を束ねた後、素管束1Aの先端側を中空軸部13の入口部13cから中空軸部13に挿通し、中空軸部13の出口部13dから素管束1Aを引き出し、巻き出し側キャプスタン5の外周に沿って図5に示すように1周分巻き付け、巻き出し側キャプスタン5から巻き出した素管束1Aを引抜きダイス7のダイス孔に挿通し、引抜きダイス7のダイス孔を通過させた素管束1Aを引き抜き側キャプスタン9に1周分以上巻き付け、引き抜き側キャプスタン9の下流側まで素管束1Aを引き出す。これらの操作は内面螺旋溝付多重捻り管の製造開始前の準備段階の操作となる。
巻き出し側キャプスタン5から巻き出した素管束1Aを引抜きダイス7を通過させて引き抜き側キャプスタン9に巻き付け、引き抜き側キャプスタン9から一定の速度で巻き出す。これらの動作を開始すると同時に中空軸部13を所定速度で回転させ、巻き出し側キャプスタン5と錘体18を回転駆動する(捻り引抜き工程)。
前方張力の安定的な付加のためには、張力調整具32の下流側に巻き取りローラーやウインチ装置などの引張り装置を配置し、一定の速度で張力調整具32を牽引できるように調整することが好ましい。また、後方張力の安定的な付加のためには、張力調整具33の上流側に巻き出しローラーなどの巻き出し装置を配置し、一定の速度で張力調整具33を繰り出しできるように調整することが好ましい。
あるいは、張力調整具32、33を略してこれらの位置に巻き出し用のローラーと巻取用のローラーを配置し、これらのローラーにブレーキ機構や速度調整機構を内蔵し、素管束1Aの先端側に所望の前方張力を付加し、素管束1Aの後端側に所望の後方張力を付加できるように構成することが大量生産を行う上では好ましい。
通常、3〜20mm程度、あるいは3〜12mm程度などの外径のアルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる薄肉の素管1に対し、捻り力のみを作用させると容易に座屈するか破断する。この製造装置Aでは捻り力の作用と同時に引抜き力を作用させて捻り力による破断を抑制しながら引き抜くので、上述のサイズの細径の素管1の束であっても、破断を生じさせることなく捻りを付加できる。
引抜きダイス7のダイス孔を素管束1Aが通過する場合、素管束1Aの中心とダイス孔の中心の位置合わせを行い、素管束1Aに余計な応力が作用しないようにするためには、巻き出し側キャプスタン5から巻き出された側の軸心C1を回転中心として軸心C1の周周りに巻き出し側キャプスタン5が回転するように、中空軸部13の位置関係と第1支持フレーム15の位置関係と巻き出し側キャプスタン5の位置関係を合わせることが好ましい。
素管束1Aの中心とダイス孔の中心の位置合わせを行っていることにより、ダイス孔を通過する素管束1Aに大きな捻りを付加し、捻り角の大きな加工を施しても素管束1Aを破断することなく加工ができる。
この内面螺旋溝付多重捻り管3においては、所定のピッチで3本の内面螺旋溝付管2が撚線化されている。また、内面螺旋溝付管2の内部に形成されている内面螺旋溝2aにおいても撚線化された内面螺旋溝付管2のピッチと同程度のピッチを有する内面螺旋溝2aとされている。内面螺旋溝付多重捻り管3において3本の内面螺旋溝付管2は頂角が丸く加工された略三角形型に加工され、3本撚り合わされた横断面において3本の内面螺旋溝付管2が形成する外周の輪郭が円形に近い形状とされている。
また、引抜き速度と回転数の関係を周期的に変更するならば、長さ方向にピッチと捻り角が周期的に変化する内面螺旋溝付多重捻り管3を得ることができる。
この場合、冷媒や熱媒は内面螺旋溝2aの存在により内面螺旋溝付管2との間で効率の良い熱交換がなされるとともに、隣接する内面螺旋溝付管2の相互間でも効率の良い熱交換がなされる。
このため、例えば、本実施形態の内面螺旋溝付多重捻り管3を自動車用コンデンサとエバポレータを接続する伝熱管に適用するならば、効率の良い熱交換機能を備えた伝熱管を備えた構造を実現できる。
これら内面螺旋溝30aと螺旋フィン30bの捻り角θは巻き出し側キャプスタン5の回転速度に応じて例えば5゜〜40゜程度まで製造可能となる。
図7に示す構造の内面螺旋溝付管30においてその周壁を切り開いて平面状に展開した場合、管の内周長さaに対し、内面螺旋溝30aあるいは螺旋フィン30bの1周期分の長さbとした場合、a、bを2辺とする三角形の1つの頂角が示すように捻り角(リード角)θが規定される。
引抜きダイス7のダイス孔を通過する場合に引抜きと捻りを精密に加えつつ加工することで5゜〜80゜程度の捻り角の内面螺旋溝付多重捻り管を製造できるが、素管1を構成するアルミニウム合金の組成によっては伸びが低く、破断する恐れがある。このような場合は、一度に目的の大きな捻り角に加工するのではなく、2回や3回に分けて徐々に加工することもできるし、1本の内面螺旋溝付管にある程度捻りを付加した後、複数本束ねて捻り引抜き加工しても良い。このように複数回の加工に分けることで破断のおそれを低くしながら、大きな捻り角の内面螺旋溝付多重捻り管3を加工することができる。
出発材には、外径10.0mm、肉厚0.57mm、フィン高さ0.29mm、フィン頂角10°、内面溝数36個の内面直線溝付管を使用し、引抜き速度1.0m/min、引抜きダイス孔径φ5.0mmの条件で引抜き加工した。
その後、作製した3本の素管を引抜ダイス孔径φ7.6mm、引抜き速度1.0m/minの条件で図3、図4に示す構成の装置を用い、捻り引抜き加工を行なった。
図8に、上述の条件で製造した試料の斜視図(図8(A)参照)とその断面図(図8(B)参照)を示す。上述の如く径の小さな薄肉のアルミニウム合金製の素管であっても破断することなく3本を撚線化し、内面に螺旋溝を備えた内面螺旋溝付多重捻り管を製造することができた。
Claims (18)
- 内面に長さ方向に沿う複数の螺旋溝が周方向に間隔をおいて形成された金属製の内面螺旋溝付管が複数本、螺旋状に撚り合わされたことを特徴とする内面螺旋溝付多重捻り管。
- 前記撚り合わされた個々の螺旋管に一定の捻り周期が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の内面螺旋溝付多重捻り管。
- 前記撚り合わされた個々の螺旋管の内面に形成されている螺旋溝の捻り角が個々の螺旋管の中心軸線に対し5〜80゜に設定されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内面螺旋溝付多重捻り管。
- 前記内面螺旋溝付管がアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管。
- 内面に長さ方向に沿う複数の溝が周方向に間隔をおいて形成された金属製の素管を複数本束ねて巻き出し側キャプスタンにその接線方向から巻き付けつつ、前記巻き出し側キャプスタンを前記接線を軸として軸回りに回転させることにより、前記巻き出し側キャプスタンから前記束ねた素管を前記軸回りに回転させながら前記接線の延長方向に巻き出す素管巻き出し工程と、巻き出された前記素管を引抜きダイスに通して縮径しながら捻りを付与して内面螺旋溝付多重捻り管とする捻り引抜き工程を備えることを特徴とする内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 長さ方向に沿う溝として内面に直線溝を有する素管を用いることを特徴とする請求項5に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 長さ方向に沿う溝として内面螺旋溝を有する素管を用いることを特徴とする請求項5に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 前記引抜きダイスによる縮径率を5〜40%とすることを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 前記巻き出し側キャプスタンに前記束ねた素管を巻き始める位置と前記巻き出し側キャプスタンから前記引抜きダイス側に前記束ねた素管を送り始める位置を前記巻き出し側キャプスタンの回転軸と平行な方向にずらすことにより、前記巻き出し側キャプスタンと前記引抜きダイスとの間を前記束ねた素管の捻り加工領域とすることを特徴とする請求項5〜請求項8のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 前記引抜きダイスに前記束ねた素管を通して前記束ねた素管を捻りつつ縮径する際、前記束ねた素管に前方張力と後方張力を付加することを特徴とする請求項5〜請求項9のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 前記引抜きダイスを通過した前記内面螺旋溝付多重捻り管を引き抜き側キャプスタンに巻き付けることを特徴とする請求項5〜請求項10のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 前記引き抜き側キャプスタンから巻き出した前記内面螺旋溝付多重捻り管を第2の引抜きダイスで整形することを特徴とする請求項11に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- アルミニウム又はアルミニウム合金からなる素管を用いることを特徴とする請求項5〜請求項12のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造方法。
- 内面に長さ方向に沿う複数の溝が周方向に間隔をおいて形成された金属製の素管を接線方向から束ねた状態で巻き付け自在とする円盤型の巻き出し側キャプスタンと、この巻き出し側キャプスタンを前記接線を軸として軸回りに回転させる回転手段と、前記巻き出し側キャプスタンから巻き出される前記束ねた素管を通して縮径と捻りを行う引抜きダイスを備えることを特徴とする内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置。
- 前記巻き出し側キャプスタンに前記束ねた素管を巻き始める位置と前記巻き出し側キャプスタンから前記引抜きダイス側に前記束ねた素管を送り始める位置が、前記巻き出し側キャプスタンの回転軸と平行な方向にずらされ、前記巻き出し側キャプスタンの巻出し位置と前記引抜きダイスとの間が前記素管の捻り加工領域とされたことを特徴とする請求項14に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置。
- 前記巻き出し側キャプスタンの前段側に前記束ねた素管に前方張力を付与する前方張力付加手段が設けられ、前記引抜きダイスの後段側に前記内面螺旋溝付多重捻り管に後方張力を付与する後方張力付加手段が設けられたことを特徴とする請求項14または請求項15に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置。
- 前記引抜きダイスの後段側に前記内面螺旋溝付多重捻り管を巻き付けて巻出す引き抜き側キャプスタンが設けられたことを特徴とする請求項14〜請求項16のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置。
- 前記引き抜き側キャプスタンの後段側に前記内面螺旋溝付多重捻り管を整形する第2の引抜きダイスが設けられたことを特徴とする請求項17に記載の内面螺旋溝付多重捻り管の製造装置。
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