JP6316696B2 - 内面螺旋溝付管およびその製造方法と熱交換器 - Google Patents
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Description
近年、空調機には省エネに向けた伝熱特性の向上が図られ、冷媒の見直しや熱交換器の構造設計の改良が行なわれている。その中で、構成要素の一つである伝熱管も更なる高性能化が求められている。現在は内面に連続した螺旋溝を設けた内面溝付管が主流となっており、熱交換効率の向上が図られている。
さらに他の製造方法として、内面に長さ方向に沿う複数の直線溝が周方向に間隔をおいて形成された素管を、コイル状に巻き取りし、そのコイル状素管をそのコイル軸線上に沿って一定の張力を負荷し直管状に引き伸ばすことにより、該素管に捻りを加え、内面螺旋溝付管を製造する方法が知られている(特許文献3参照)。
溝転造法を実施するための製造装置の一例を図17に示す。この製造装置は、素管50を引き抜くための保持ダイス51を備え、保持ダイス50の内部に保持プラグ52を備え、保持ダイス51の下流側に仕上げダイス53を備えて構成されている。保持ダイス51と仕上げダイス53との間に転造ボール55が設けられ、転造ボール55が設けられた位置の内側に前記保持プラグ52から延在された連結軸56を介し溝付プラグ57が設けられている。この製造装置は、素管50を保持プラグ52と保持ダイス51により縮径するとともに、転造ボール55で素管50を溝付プラグ57に押し付けつつ素管50の内周面に螺旋溝58を転造しながら引抜き、仕上げダイス53により内面螺旋溝付管を製造する。
アルミニウム合金は銅合金に比べて強度が低いことから、内面螺旋溝付管で耐圧強度を得るために、銅内面螺旋溝付管に比べ管の底肉厚を厚くする必要があり、その場合、塑性流動しづらくなるために、所定の内面溝形状、その中でも、フィン高さが高く、フィン幅が狭い、いわゆるハイスリムタイプのフィンを転造するのが困難で、溝欠けなど塑性流動不良による欠陥を生じやすい。したがって溝転造法により無理に加工すると管が座屈したり破断したりする。また、内周側に設けた溝プラグと管内周側の接触でアルミ滓が発生し、加工時の溝形状の精度を低下させたり、加工後に取り除くのが難しく管内に残存して溝を詰まらせ、伝熱特性及び圧力損失を大きくするといった問題が挙げられる。更に、溝転造法は予め浮きプラグを挿入する際、管の内周側に溝転造用潤滑油を充填しておくが、それが1コイルの長手方向の長い距離加工するうちに潤滑油の粘度が劣化・低下し、製造した内面螺旋溝付管の底肉厚及び溝形状が長手方向の頭とおしりとで変化し、その溝形状のバラツキが大きい。底肉厚及び溝形状のバラツキは熱特性に影響を及ぼすとともにフィンと内面螺旋溝付管を接合する拡管において、その拡管率にバラツキを生じさせる原因になる。
先の特許文献2に記載されている製造装置は、図18に示すように支柱型の2つの支持部材100によって軸周りに回転自在に水平に支持した回転軸101に操出ドラム102を軸支させ、この操出ドラム102にコイル状に巻き付けておいた素管103を引抜きダイス105を介し引き抜いた後、巻き取りドラム106に巻き取る構成である。
素管103の内周面には直線溝が複数形成されており、引抜きダイス105を通過した素管103は内面に螺旋溝を有する内面螺旋溝付管108に成形される。
ところが、図18に示す製造装置では、操出ドラム102から素管103を繰り出した位置から、引抜きダイス105に至るまでの途中において素管103に捻れが作用し座屈するため、大きな捻れ角の付与が困難である。即ち、引抜きダイス105の内部側に捻れと縮径の両方の力をバランス良く作用させることが困難であった。このため、操出ドラム102から繰り出された位置から引抜きダイス105に至るまでの間、例えば、素管103の移動経路を変更した回転軸101の先端側位置やその前後位置などに捻れ力が集中し、素管103がダイス105に至る前に容易に座屈するという問題点を有していた。
図19に示す製造装置120は、内面に複数の直線溝により内面フィンが形成された素管121を巻き取りロール122の円周上にコイル状に巻き取る巻き取り手段123と、コイル状に形成されたコイル状管材121aをそのコイル軸線124の延長方向前方側に向かって引き伸ばし、直管状に成形する引張り手段130と、引張り後の管体の断面形状を矯正する図示略の引抜きダイスと、矯正後の内面螺旋溝付管を加熱する熱処理手段とを備えている。なお、図19に示す製造装置120は必要とする捻れ角の大きさに合わせて複数段直列接続して使用される。
引張り手段130には、コイル状管材121aをチャッキングして引き延ばすストレッチャー128と、引き延ばし後の管材に張力を付加しつつ直管状に成形するピンチロール129が複数設けられ、これらによる加工後、巻き取りロール131に内面螺旋溝付管132が巻き取られる。
また、付与される捻れ角は前述したように、巻き取りするロール径だけでなく、そのコイル状に巻き取りされる際のピッチも大きく影響するが、一定ピッチのバネ状に加工するのが難しく、結果的に長手方向で捻れ角のバラツキが大きく、安定した捻れ角が付与できないといった問題点が挙げられる。それを複数回繰り返して行うことから、捻れ角のバラツキが更に大きくなりやすい。
ところが、特許文献2、及び特許文献3に記載の製造方法では、上述したように様々な問題を有していた。
伝熱管は熱交換器に組む際、伝熱管の内部に伝熱管よりも径が大きい拡管プラグを挿入して伝熱管の径を拡げ、アルミニウム合金製放熱フィンに機械的に接合されるが、この時に管外周の肌荒れによる凹凸で放熱フィンと伝熱管との接合面が減少し接合率が低下するため、熱特性が劣化する。
また、上記の内面螺旋溝付管において、前記捻れ角が10°〜45゜の範囲内の何れの角度に設定されていても良い。
内面螺旋溝付管を製造する場合、引抜きダイス前で巻き出し側キャプスタンに素管を巻き付け、且つ、巻き出し側のドラムと同期して巻き出し側キャプスタンを回転させているので、捻りを加える加工域の軸芯を、キャプスタンに巻き付けられた管の巻数分、巻き出しドラムからの素管巻き出し路からキャプスタンの回転軸と平行な方向にずらすことができるとともに、キャプスタンに巻き付け拘束されることで、素管の捻れる加工域長さを巻き出し側キャプスタンのトップの位置から引抜きダイス終端部までとより短い範囲で一定に制御することが可能で、素管の巻き出し速度と巻き出し側キャプスタンの公転速度(ここでの公転とは、前記、加工域軸芯を中心にした巻き出し側キャプスタンの回転を意味する)および引抜きによる縮径率を制御することで、素管長手方向に安定して一定の捻れ角を付与できるとともに、引抜きダイス手前のキャプスタンと引抜きダイスの距離を調整し、両者の距離を比較的短くするとともに、縮径率を大きくすることで、一度の巻き出しによる加工で大きな捻れ角を付与した際にも、座屈の発生を抑制することができる。
なお、転造法のように只の丸管内部にプラグを入れて溝を転造する必要がないため、予め、捻り前の素管内壁に深い溝を形成しておくことで、本製造方法ではフィン高さが高く、フィンの頂角が小さいハイスリムフィンタイプの管の製造も精度良く容易に行うことができるとともに、素管加工後に管材内面の潤滑油洗浄を必要とせず、工数を削減できる。直線溝を形成した素管は、例えば、押出により容易に得ることが可能である。
引抜き加工と捻り加工を複合化すると、座屈を生じることなく捻れる最大捻れ角(以後、限界捻れ角と称す)の値が大きくなる。素管に捻り加工のみを行なった場合、素管の円周接線方向にせん断応力が付与され、素管が捻れるが、その時、素管の長手方向には圧縮応力が作用する。捻れ角の増加につれてこの圧縮応力は高くなり、その圧縮応力が座屈を生じる座屈応力を上回った場合に座屈に至る。引抜きには、引抜きによる素管長手方向への引張応力の付与で、この圧縮応力を低減する効果があり、座屈の発生を抑制できる。
本発明者らの試験では、縮径率を大きくするほど、限界捻れ角が向上する結果が得られている。
縮径率が小さ過ぎる場合は引抜きによる引張応力の効果が小さく、大きな捻れ角を得ることが難しいので、5%以上とするのが好ましい。一方、縮径率が大きくなり過ぎると素管が破断するおそれがあるので、40%以下とするのが好ましい。
また、溝の捻れ角のばらつきが±1°以下であることで、長さ方向に亘って熱伝導効率が安定した内面螺旋溝付管を提供できる。
なお、各図に示す製造装置と内面螺旋溝付管は、本発明の特徴をわかりやすくするため、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
本実施形態の内面螺旋溝付管の製造装置Aは、内面に長さ方向に沿う複数の直線溝11aが周方向に間隔をおいて形成された素管11(図5参照)に、一定の捻りを生じさせ、内面に螺旋溝を有する内面螺旋溝付管11R(図6)を製造する装置である。
内面螺旋溝付管11Rの形状について、外径10mm以下、例えば、3〜10mm、凸型の螺旋フィン11cを複数、例えば、30〜60個、凹型の螺旋溝11dを複数、例えば、30〜60個有する。また、内面螺旋溝付管11Rにおいて、螺旋フィン11cの高さt(図12、図13参照)は、0.1〜0.4mm、フィン頂角θ1(図12、図13参照)は10〜30゜、底肉厚d(螺旋溝底の位置における管の肉厚、図13参照)は0.3〜0.6mm、捻れ角θは、15〜40゜などである。なお、図6に示す内面螺旋溝付管11Rにおいて、捻れ角θは、内面螺旋溝付管11Rの直径の長さaと捻り周期bにおいて螺旋溝11dの傾斜角として把握される。
また、内面螺旋溝付管11Rの溝の捻れ角θのばらつきが±1°以下とされている。
第1フレーム32は、ドラム21の巻軸21aを支持する矩形枠状の主フレーム32aと主フレーム32aの一側から先窄まり状に延出形成された側面視等脚台形状の副フレーム32bと、副フレーム32bの先端側に延出形成された軸型の前端部34と、主フレーム32aの後端側に延出形成された軸型の後端部35からなる。
第1フレーム32の前端部34は、一方の脚部37より更に前方に突出されており、その突出端部に巻き出し側キャプスタン22を保持する第2フレーム(巻き出し側フレーム)38が固定されている。したがって、第2フレーム38は第1フレーム32に対し一体化され、巻き出し側キャプスタン22とともに、水平な軸心Cを中心として軸心周りに回転自在に支持されている。
この駆動部39により第1フレーム32及び第2フレーム38を一体に回転させる構成であり、駆動部39、両フレーム32、38、軸受36、脚部37等により、巻き出しドラム21と巻き出し側キャプスタン22とを上記軸心Cを中心に一体に回転する回転手段23が構成される。
なお、図2は図1に示す製造装置Aのうち、引抜きダイス24の前後に設けられている巻き出し側キャプスタン22と引抜き側キャプスタン25を主体として素管11との相対関係を主体に描いた図であり、図2では従動ローラー41、43の記載を略している。
また、図2に示すようにキャプスタン22の頂上位置と引抜きダイス24の出口部分との間の長さLの領域が加工域とされる。
また、脚部37の中の軸受36の中に、捻り加工前の素管11の真円を回復するための引抜きダイス16を有している。
コイル状に巻かれた素管11は、素管同士の接触で偏平状に変形している。変形したまままの形状で引抜きを行なうと、引抜きダイス24に偏平な素管11が均一に接触せず、捻りの付与で座屈してしまう。従って、真円度を長径/短径の比が1.2以内になるように、縮径率0.5〜3%の引抜きを行なう。この縮径率は、(引抜き前の素管11の外径−引抜き後の内面螺旋溝付管の外径)/引抜き前の素管の外径の百分率により求められる。
また、引抜き側キャプスタン25は、巻き出し側キャプスタン22と同様に、従動ローラー43を備えており、この従動ローラー43との間で内面螺旋溝付管11Rを複数ターン掛け回すように巻き付けた状態として上記軸心C1と平行に送り出すようにしている。内面螺旋溝付管11Rはキャプスタン25に数周分巻き付けられる。この引抜き側キャプスタン25において、内面螺旋溝付管11Rは、両キャプスタン22、25の間の軸心Cに対してキャプスタン25の回転軸と平行な方向にずれて送り出される。
巻き取りドラム29は、内面螺旋溝付管11Rを一定の張力で巻き取るものであり、回転のための駆動部46を備えている。
予め、押出により、図5に示すように、内面に長さ方向に沿う複数の直線溝11aが周方向に間隔をおいて形成された素管(押出素管)11を作製する(素管押出工程)。
本実施形態で用いる素管11は、金属組織が素管11の長さ方向に沿う繊維状組織となっているか、若しくは、表層のみ外内周それぞれ肉厚の5%以下が再結晶組織であってそれ以外は全て繊維状組織とされている。
この素管11は、押出速度の制御と押出装置のビレット中の温度制御により実現できる。押出速度の制御は、通常材料において、40m/min程度の押出速度に制御した生産条件において、押出装置内へのアルミニウム材料の投入温度を540〜560℃に制御し、ビレットホモ処理の温度を580〜595℃程度で数時間〜10時間程度加熱することを意味する。
上述の条件で押出加工することにより、素管11を構成するアルミニウム合金の金属の組織を全て素管11の長さ方向に沿う繊維状組織、あるいは表層のみ外内周それぞれ肉厚の5%以下が再結晶組織であってそれ以外は全て繊維状組織に制御することができる。
この場合、捻りにより素管11には円周接線方向にせん断応力が作用し捻れ角が付与されるが、同時に素管11の長手方向には捻りに伴う圧縮応力が作用し、その値が座屈応力を超えた場合に座屈が生じるが、引抜き加工による素管長手方向への引張応力により、圧縮応力を低減できるため、座屈の発生を抑制できる。
引抜きダイス24の終端部から引抜き側キャプスタン25の位置が離れすぎると、キャプスタン25に内面螺旋溝付管11Rを巻き付けてはいるものの、その拘束力が弱くなり、引抜きダイス24から内面螺旋溝付管11Rが出た後にも内面螺旋溝付管11Rが回転し、その場合、長手方向で加工域の長さが変化し、長手方向の捻れ角がばらつく要因になる。
なお、内面螺旋溝付管の捻れ角は、巻き出し側キャプスタン22の公転速度と素管11の巻き出し速度との関係により定められる。
最後に内面螺旋溝付管11Rは巻き取りドラム29に巻き付けられる(巻き取り工程)。
巻き取りドラム29は、引抜き側キャプスタン25およびキャプスタン27と同期してモーター駆動で回転する。
以上のような高精度の螺旋溝11dと螺旋フィン11eを備えた内面螺旋溝付管11Rを用いて熱交換器を組み立てるならば、熱交換効率の良い、高性能な熱交換器を提供できる。
なお、加工後に得られた内面螺旋溝付管11Rは加工硬化されており、そのままでは硬度が高く、拡管プラグによる拡管に支障を生じるので、O材化のための焼き鈍しを行うことで軟化させ、拡管し易くする。この焼き鈍しによるO材化は、300〜420℃の温度範囲に内面螺旋溝付管11Rを0.5時間以上、4時間以内加熱後、徐冷する処理を意味する。
O材化の際の加熱温度が300℃未満では加工後の管の歪を完全に取ることができず、4時間を超える加熱処理では結晶粒が成長し過ぎてオレンジピールの発生に繋がるおそれがある。
図7に示す熱交換器80の構造において内面螺旋溝付管81は、フィン材82を直線状に貫通する複数のU字状の主管81Aと、隣接する主管81Aの隣り合う端部開口どうしをU字形のエルボ管81Bで図7(b)に示すように接続してなる。また、フィン材82を貫通している内面螺旋溝付管81の一方の端部側に冷媒の入口部86が形成され、内面螺旋溝付管81の他方の端部側に冷媒の出口部87が形成されることで図7に示す熱交換器80が構成されている。
図7に示す熱交換器80に内面螺旋溝付管81を適用することで、熱交換効率の良好な熱交換器80を提供できる。
また、例えば、内面螺旋溝付管11Rの外径が10mm以下と小さく、アルミニウムあるいはアルミニウム合金からなる内面螺旋溝付管11Rを用いて熱交換器80を構成すると、小型高性能であり、リサイクル時にフィン材82と内面螺旋溝付管81の分離が不要であって、リサイクル性に優れた熱交換器を提供できる。
外径10mm、内径9.1mm、内面に直線溝が形成された3003アルミニウム合金素管を用いて内面螺旋溝付管の製造を行った。
素管は、外径10mm、内径9.1mmの3003押出まま材を用い、内面の直線溝の数は45個(8°/1山)で、これら直線溝により形成されるフィンの高さが0.28mm、フィンの頂角が10°であるものを用いた。この素管を用いて、引抜きダイスの孔径が7.5mm、縮径率25%、引抜き速度が5m/minの条件で引抜き加工を行った。
この図8に示されるように、両者の間には相関が認められ、加工域長さが短くなるにつれて限界捻れ角の値は指数関数的に増大する傾向を示した。加工域長さ180mmでは座屈に至っておらず、参考データである。
加工域長さを220mmとして上記の条件で作製した素管引抜き工程後の内面螺旋溝付管は、外径が7.5mmとなり、内面に捻れ角が30°の螺旋溝が形成されていた。仕上げ引抜き工程後では、第3の引抜きダイスを通すことにより、捻れ角がわずかに小さくなることから、最終的に、外径が7.2mmで、内面螺旋溝の捻れ角は28°となった。
また、内面に直線の溝を設けた外径Φ10、内径Φ9.1の3003アルミニウム合金素管を用いて、加工域長さ220mm、引抜速度5m/minで、巻き出し側キャプスタンの公転速度を変量し、引抜き時の縮径率が限界捻れ角(座屈を生じずに捻れる最大捻れ角)に及ぼす影響を調べた結果、図9に示す結果となった。
この図9に示されるように、両者の間には相関が認められ、引抜き時の縮径率を大きくするにつれて限界捻れ角が大きくなる傾向が認められる。
図10は、加工域長さ220mm、30%リダクションで外径φ7.5mm、内径φ6.6mm、引抜速度10m/minの条件において捻れ角と巻き出し側キャプスタン回転速度の関係を示している。
巻き出し側フレームの回転速度と捻れ角は比例する関係となり、巻き出し側フレームの回転速度を変量することにより、捻れ角の変量が可能であることが判った。
次に、内面に直線溝を設けた外径φ=10mm、内径φ=9.1mmの3003アルミニウム合金からなる素管を用い、図1に示す装置を用いて、加工域長さ220mm、30%リダクション、引抜速度10m/min、巻き出し側キャプスタンの公転速度180rpmで、外径φ7.5mm、内径φ6.6mmの製造条件にて、20゜の内面螺旋溝を有する長さ778mの内面螺旋溝付管を製造した。その内面螺旋溝付管の一部を長さ5mにわたり、切り出し、切り出した内面螺旋溝付管の長さ方向における捻れ角の分布を調べた。その結果を図11に示す。
図11に示す結果から、図1に示す製造装置を用いて形成した内面螺旋溝付管は、長手方向で安定した捻れ角の付与ができていた。また、捻れ角のばらつきは、±0.5゜の範囲内に納まっており、極めて優秀な精度で管材の長手方向に均一な捻れ角を付与できていることが判った。
次に、内面に直線溝を設けた外径φ=10mm、内径φ=9.0mmの3003アルミニウム合金からなる素管を用い、図1に示す装置を用いて25゜の内面螺旋溝を有する長さ778mの内面螺旋溝付管を製造した。この製造は、引抜きリダクション30%、加工域長220mm、外形φ7mmの捻り管を引抜速度10m/min、巻き出し側キャプスタンの公転速度250rpmの条件で作製した。
長さ778mの内面螺旋溝付管について、加工開始位置から、長さ方向に10m、195m、389m、584m、775mの各位置において捻れ角(゜)、外径(mm)、底肉厚(mm)、フィン高さ(mm)、フィン頂幅(mm)、フィン頂角(゜)を測定した結果を以下の表1に示す。
フィン頂角θ1とは、図12に示す等脚台形状のフィンにおいて、左右の斜辺がなす角度であり、フィン頂幅とはフィン頂部分の幅である。フィン高さはフィン底部からフィン頂部までの高さとした。
底肉厚dとは、図13に示すように螺旋溝11dの部分に相当する内面螺旋溝付管11Rの肉厚を示す。なお、内面螺旋溝付管11Rは断面円形のため、正確には図13に示すようにフィン11cの底辺の中央点とフィン11cの頂辺の中央点どうしを結ぶ高さtとして計測している。
また、得られた内面螺旋溝付管のそれぞれの測定位置の部分から長さ140mmにわたり管を切り出し、切り出した管をそのまま試験片として用い、TS(引張り強さ)、YS(耐力)、EL(伸び)を測定した。
また、得られた内面螺旋溝付管は長さ方向についてTS、YS、ELのばらつきも小さく、均一に加工されていることが判る。
次に、以下の表2に示す素管を用いて内面螺旋溝付管を上述と同様の製造方法により作製し、それぞれの試料の素管の状態での平均結晶粒径(μm)、内面螺旋溝付管の平均結晶粒径(μm)、オレンジピール発生の有無、加工後内周面の平均溝倒れ角度(゜)、拡管率(%)、表面粗さ(Rmax)について測定し、評価した。拡管率は、拡管試験前後における外径拡管率(分母は拡管前)を示す。
内面螺旋溝付管の拡管に際し、実施例で得られた内面螺旋溝付管に対し、350℃×4hの熱処理(焼鈍)を行った。
また、内面螺旋溝付管の長手方向と垂直にカットした試料の断面をCCDカメラで観察し、フィンの倒れ角を計測した。フィンの倒れ角θ2は、図13に示すようにフィン付け根部両端に亘る直線L1を引き、直線L1の中央部bから円中心方向(内面螺旋溝付管中心方向)に垂線を作図し、それがフィン頂辺と交わる点をcとし、頂辺中央部aより、角abcを計測した。フィンの傾きの計測は任意に切り出したそれぞれの内面螺旋溝付管の断面3視野のそれぞれから適当に8か所を計測し、計24か所の平均値を求めた。
図13に示す4つのフィン11cにおいて、左側に記載した3つのフィン11cは変形していない状態を示し、右側に記載した1つのフィン11cが変形したフィンを例示している。図13の右側のフィン11cは変形しているので、フィン倒れ角θ2は0゜となる。なお、図13は、フィン頂角を例示するために作図したものであり、通常は複数のフィン11cにフィン倒れが生じる。また、図13に参考としてフィン頂角θ1を表記しておく。
また、得られた内面螺旋溝付管の外周について、表面粗さ(Rmax)を二次元粗さ計(サーフコム1400D:株式会社東京精密)で測定した。パラメータ算出はJIS’94規格を選定し、最小二乗直線補正を入れ、試料の傾斜をキャンセルした上で、測定長4mm、測定速度を0.3mm/s、測定レンジ±400.0μmで計測した。
これらの試料に対し、No.4、5、6の試料は平均結晶粒径120μmを超えた試料、両面表層8%再結晶の試料であるが、オレンジピールの発生が見られ、フィン倒れ角も9゜を超えて著しく大きくなった。
フィン倒れ角が大きい場合、内面螺旋溝付管を拡管プラグにより拡管して熱交換器を組み立てる場合、拡管プラグが作用させる拡管力が倒れた内面フィンを更に倒すように作用し易くなる。この状態になると、内面フィンが更に倒れるように変形する結果、内面螺旋溝付管の拡管不足となり、熱交換器の製造に支障を来す。例えば、熱交換器を内面螺旋溝付管と外部のフィンとで構成する場合、外部のフィンに形成した透孔に内面螺旋溝付管を挿通し、内面螺旋溝付管を拡管することにより熱交換器を組み立てるが、拡管不足となると、外部フィンと内面螺旋溝付管との密着性が劣ることとなり、熱交換性能が低下することとなる。
次に前述の製造装置と製造方法により得られる内面螺旋溝付管の横断面金属組織および外観の状態を調査した。
外径10mm、内径8.86mm、内面に直線溝が形成された3003アルミニウム合金の素管を用い、図1に示す製造装置を用いて長さ5mの内面螺旋溝付管を製造した。
製造に用いた素管は平均結晶粒サイズを押出条件にて調整し、平均結晶粒サイズが80μmの結晶粒組織を有する押出素管を用いた。素管の結晶粒径は、素管の長さ方向3箇所から試料を切り出し、顕微鏡観察した結果の平均値である。
用いた素管は、内面の直線溝の数を36条、これら直線溝により形成されるフィンの高さを0.26mm、フィン頂角を10゜とした。その他の製造条件は実施例1と同等である。
また、試料No.8(平均結晶粒サイズ140μmの結晶粒組織)の内面螺旋溝付管の断面の金属組織の拡大を図15(a)に示し、同内面螺旋溝付管の一部を切り開いた状態を図15(b)に示し、同内面螺旋溝付管の横断面の溝形状を図15(c)に示す。
これに対し、図15に示す試料No.8の内面螺旋溝付管は、フィンの形状が不揃いであり、フィンの一部が折れ曲がる等、フィン形状が崩れていた。また、図15(a)に示す組織写真のように結晶粒が大きく、溝とフィンの一部を結晶粒が形作っているので、結晶粒が一部脱落してフィンの形状が一部欠落している箇所を複数確認できた。図16(b)に試料No.8の内面螺旋溝付管の表面状態を示すがオレンジピールの発生を含めて表面が肌荒れ状態であることが分かる。
図16は試料No.7の内面螺旋溝付管と試料No.8の内面螺旋溝付管について、表面の状態を対比して示す図であり、図16(a)に示すように試料No.7で得られた内面螺旋溝付管はオレンジピールの発生が見られず、滑らかな表面状態を示している。これに対し図16(b)に示すように試料No.8の内面螺旋溝付管はオレンジピールが発生し、表面に肌荒れが見られた。
以上の比較から、金属組織を全面繊維状組織に形成した素管を用いて得られた内面螺旋溝付管の方がフィン形状が整っていることが明かであり、表面性状にも優れていることが明かである。
11 素管
11a 直線溝
11b フィン
11R 内面螺旋溝付管
21 ドラム(巻き出しドラム)
21a 巻軸
22 巻き出し側キャプスタン
23 回転手段
24 引抜きダイス
24a ダイス孔
25 引抜き側キャプスタン
26 第2の引抜きダイス
27 第3のキャプスタン
29 巻き取りドラム
31 ガイドプーリ
32 フレーム(第1フレーム)
38 第2フレーム
C 軸心(回転手段の軸心)
C1 軸心(加工域の軸心)
Claims (15)
- 内面に長さ方向に沿う複数の直線溝が周方向に間隔をおいて形成されたアルミニウム製の素管に直接捻じり加工を付与して製造された内面螺旋溝付管であって、
金属組織が、内面螺旋溝付管の全厚さに亘り繊維状組織であるか、若しくは内面螺旋溝付管の外内周それぞれの表層の5%以下が再結晶組織であってそれ以外は全て繊維状組織であり、
長さ1m〜長さ5mのいずれの長さの測定範囲においても前記溝の捻れ角のばらつきが±1°以下の範囲にばらついていることを特徴とする内面螺旋溝付管。 - 前記捻れ角が10°〜45゜の範囲内の何れの角度に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の内面螺旋溝付管。
- 前記素管の金属組織が、前記素管の全厚さに亘り繊維状組織であるか、若しくは前記素管の外内周それぞれの表層の5%以下が再結晶組織であってそれ以外は全て繊維状組織であることを特徴とする請求項1又は2に記載の内面螺旋溝付管。
- 焼き鈍しにより前記繊維状組織が平均結晶粒径80μm以下の結晶粒組織とされたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の内面螺旋溝付管。
- 内面の螺旋溝に沿って形成されているフィンのフィン倒れ角が1゜以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付管。
- 外面に表面粗さ(Rmax)15μmを超える段差として定義されるオレンジピールが無いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付管。
- 内面に長さ方向に沿う複数の直線溝が周方向に間隔をおいて形成されたアルミニウム製の素管をコイル状に保持したドラムから巻き出して巻き出し側キャプスタンに巻き付けつつ、これらドラム及び巻き出し側キャプスタンをドラムの巻軸と直交する軸心に沿って回転させることにより、前記巻き出し側キャプスタンから前記素管を前記軸心回りに回転させながら巻き出す素管巻き出し工程と、巻き出された前記素管を引抜きダイスに通して縮径しながら捻りを付与して内面螺旋溝付管とする捻り引抜き工程とを備え、
金属組織が、内面螺旋溝付管の全厚さに亘り繊維状組織であるか、若しくは内面螺旋溝付管の外内周それぞれの表層の5%以下が再結晶組織の内面螺旋溝付管とし、しかも前記溝の捻れ角のばらつきが±1°以下とすることを特徴とする内面螺旋溝付管の製造方法。 - 前記素管として、金属組織が、前記素管の全厚さに亘り繊維状組織であるか、若しくは前記素管の外内周それぞれの表層の5%以下が再結晶組織であってそれ以外は全て繊維状組織であるアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる押出素管を用いることを特徴とする請求項7に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 前記引抜きダイスによる縮径率は5〜40%とすることを特徴とする請求項7又は8に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 前記巻き出し側キャプスタンに前記素管を巻き始める位置と前記巻き出し側キャプスタンから前記引抜きダイス側に前記素管を送り始める位置を前記巻き出し側キャプスタンの回転軸と平行な方向にずらすことにより、前記巻き出し側キャプスタンと前記引抜きダイスとの間を前記素管の捻り加工領域とすることを特徴とする請求項7〜9の何れか一項に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 前記引抜きダイスに前記素管を通して前記素管を捻りつつ縮径する際、前記素管に前方張力と後方張力を付加することを特徴とする請求項7〜10のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 前記引抜きダイスを通過した前記内面螺旋溝付管を引抜き側キャプスタンに巻き付けることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 前記引抜き側キャプスタンから巻き出した前記内面螺旋溝付管を第2の引抜きダイスで整形することを特徴とする請求項12に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 前記ドラムから巻き出した前記素管を前記巻き出し側キャプスタンに到達する前に引抜きダイスにより真円状に整形することを特徴とする請求項8〜13のいずれか一項に記載の内面螺旋溝付管の製造方法。
- 請求項1〜6の何れか一項に記載の内面螺旋溝付管とフィンが一体化されてなることを特徴とする熱交換器。
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