JP6901192B1 - 金型交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形機の内部の金型取付け位置までの長い距離にわたって金型を円滑かつ高精度に移動させることが可能な金型交換装置を提供する。【解決手段】金型交換装置100は、成形機の型締め部の側方に配置され金型載置部23を有する基台21と、金型載置部23に固定されたレール支持部41と、レール支持部41に第1案内機構を介して支持された案内レール43と、案内レール43に第2案内機構を介して支持されたスライダ33と、一端部がスライダ33に連結されたプッシュチェーン61と、プッシュチェーン61を進退駆動するチェーン駆動部63と、スライダ33に金型15を係止する金型ロック機構73とを備える。スライダ33を案内レール43の先端部まで移動させ、案内レール43を型締め部側に移動させてスライダ33を金型載置部23から型締め部に向けて突出させて金型15を位置決めする。【選択図】図6

Description

本発明は、成形機の金型交換時に用いる金型交換装置に関する。
近年の射出成形においては多品種少量生産の需要が高まっており、射出成形機で使用する金型の交換頻度は増加する傾向にある。射出成形機に使用される金型は数十kgから数十tonにおよぶ重量物であることから、金型交換時における金型の移動操作や、金型を所定位置に高精度に固定する操作が作業者の大きな負担となっている。そのため、金型を載置する金型交換装置を成形機に併設させ、成形機と金型交換装置との間で円滑な金型の搬入及び搬出を行う方法が提案されている。
このような金型交換装置で金型を移動させる方法として、例えば、特許文献1に記載されているように、電動機によって駆動される金型搬送ローラの回転によって移動させる方法がある。また、特許文献2には、金型に係脱可能なフックを搬送用のチェーンを用いて移動させることにより、フックに係止させた金型を移動させる構成が示されている。
特開昭54−37060号公報 特開2000−117349号公報
しかし、特許文献1に記載の移動方法では、各ローラを回転させるための駆動装置を金型交換装置や成形機内の金型搬送ローラに設置する必要があるため装置コストが嵩む。また、大型化が免れず、小型の成形機に適用するのが困難であった。
特許文献2に記載の移動方法は、チェーンの長さを任意に設定することによって、金型交換装置から成形機の内部の金型取付け位置までの長い距離にわたって金型を移動できる。しかしながら、チェーンは、複数の駒同士をピンにより回動可能に連結した構造であるため、送り出されたチェーンは屈曲しやすい。そのため、金型を高精度に平行移動しながら搬送することは困難となる。なお、特許文献2には、固定ガイドと、この固定ガイドに対してスライドする移動ガイドとからなるチェーンガイドによってチェーンをガイドする構成が示されているが、固定ガイドと移動ガイドとの間に形成される隙間によって、金型の位置決め精度の低下は避けられない。そこで、固定ガイドと移動ガイドとの隙間を狭くすることも考えられるが、その場合、固定ガイドと移動ガイドとの摺動による摩耗が大きくなり、円滑な金型の移動が困難となる。
これに加えて、チェーンガイドとチェーンとの間の隙間による位置決め精度の低下と摩擦の発生の問題がある。つまり、チェーンガイドとチェーンとの間にも移動のための隙間が必要となるが、この隙間によって移動精度が低下する。特にチェーンは、その進行方向に対して上下と水平方向にズレが発生する。チェーンガイドとチェーンの隙間を狭くすると、上記のズレは減少するが、摩擦が大きくなり、チェーンの進行方向に精密な位置決めが困難になる。また、チェーンガイドとチェーンとの隙間を狭くするほど、異物混入などによる動作不良や破損のリスクが高まる。
そこで本発明は、摩耗の発生を抑えつつ、成形機の内部の金型取付け位置までの長い距離にわたって金型を円滑に且つ高精度に移動させることが可能な金型交換装置を提供することを目的とする。
本発明は下記の構成からなる。
成形機に併設されて、金型を前記成形機へ搬入及び搬出する金型交換装置であって、
前記成形機の型締め部の側方に配置され、前記金型が載置される金型載置部を有する基台と、
前記金型載置部に固定されたレール支持部と、
前記レール支持部に、前記金型の搬送方向に沿って案内する第1案内機構を介して移動自在に支持された直線状の案内レールと、
前記案内レールに、レール長手方向に沿って案内する第2案内機構を介して移動自在に支持されたスライダと、
長尺状の一端部が前記スライダに連結され、前記金型の搬送方向に沿って配置されたプッシュチェーンと、
前記プッシュチェーンを前記金型の搬送方向に沿って進退駆動するチェーン駆動部と、
前記スライダに前記金型を着脱自在に係止する金型ロック機構と、
を備え、
前記スライダを前記案内レールの前記型締め部側の先端部まで移動させるとともに、前記案内レールを前記型締め部側に移動させて前記スライダを前記金型載置部から前記型締め部に向けて突出させ、前記スライダに係止された前記金型を前記型締め部に位置決めする金型交換装置。
本発明によれば、成形機の内部の金型取付け位置までの長い距離にわたって金型を円滑に且つ高精度に移動させることができる。
図1は、射出成形機、及び射出成形機に併設された金型交換装置の斜視図である。 図2は、金型交換装置の全体を示す斜視図である。 図3は、金型交換装置の金型載置部の構成を示す斜視図である。 図4は、金型載置部の平面図である。 図5は、図4に示すV−V線の断面図である。 図6は、射出成形機に取り付ける金型の概略斜視図である。 図7は、金型ロック機構の構成図であって、(A)はフックを係止した状態の斜視図、(B)はフックの係止を解除した状態の斜視図である。 図8は、磁気吸着部の構成と作用を示す説明図であって、(A)は離脱状態の斜視図、(B)は吸着状態の斜視図である。 図9は、金型交換装置による金型の搬入工程及び搬出工程を(A)〜(C)に段階的に示す工程説明図である。 図10は、金型交換装置による金型の搬入工程及び搬出工程を(A),(B)に段階的に示す工程説明図である。 図11は、案内レールを引き戻すレール戻し機構を示す模式的な構成図である。 図12は、移動機構を備えた金型交換装置の概略側面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係る金型交換装置は、射出成形機、プレス機、ダイカスト機等の、金型を使用して材料に各種の加工を施す成形機において、金型を交換する際に使用される。ここでは一例として、金型交換装置を射出成形機に適用して金型を交換する場合を説明するが、本発明はこれに限らない。
<射出成形機と金型交換装置>
図1は、射出成形機、及び射出成形機に併設された金型交換装置の斜視図である。
射出成形機1は、一軸方向に延びる成形機基台3と、型締め部5と、金型に樹脂を射出する樹脂射出シリンダ6と、を備える。型締め部5は、固定板7と、複数のタイバー8と、タイバー8に沿って移動自在に支持される可動板9と、可動板9を移動させる型締め駆動機構10と、を有する。
型締め駆動機構10は、可動板9を固定板7に向けて移動させる型締め動作と、可動板9を固定板7から離隔させる型開き動作とを行う。樹脂射出シリンダ6は、成形用の樹脂を固定板7の側から後述する金型のキャビティ内に供給する。金型交換装置100は、射出成形機1の長手方向に直交する片脇側に併設され、金型15を型締め部5に搬入又は搬出する。
ここで、図1の上下方向をZ方向、射出成形機1の長手方向をX方向、X方向とZ方向に直交する射出成形機1の幅方向をY方向という。
射出成形機1には、その側方に併設された金型交換装置100から交換用の金型15が、固定板7と可動板9との間の金型固定空間Sに搬入される。搬入された金型15は、成形加工に使用された後、射出成形機1から取り出されて、金型交換装置100に搬出される。
金型15は、固定型と可動型とを有し、固定型と可動型との間にキャビティが形成される。固定型は固定板7に固定され、可動型は可動板9により押圧される。型締め駆動機構10は、可動板9を固定板7へ向けて移動させることで、可動型と固定型とを型締めする。樹脂射出シリンダ6は、型締めされた金型15のキャビティに、成形用の樹脂を不図示のゲート部から射出する。樹脂が金型15のキャビティに射出された後、型締め駆動機構10は可動板9を固定板7から離隔させる。これにより、金型15の固定型と可動型とが開かれて成形品が取り出される。
<金型交換装置の第1構成例>
図2は、金型交換装置100の全体を示す斜視図である。
金型交換装置100は、基台21と、基台21の上部に設けられた金型載置部23とを有する。金型載置部23には、金型15が移動自在な金型搬送路29と、金型15を移動させる金型移動機構31とが設けられる。
金型搬送路29は、矩形状の金型載置部23の一方の側に列状に配置される複数のローラ25と、他方の側に列状に配置される複数のローラ27とを有する。ローラ25とローラ27とは、それぞれ射出成形機1の長手方向(X方向)に直交する射出成形機1の幅方向、すなわち金型15の搬送方向(Y方向)に沿って、それぞれ所定の間隔をあけて配置される。各ローラ25,27は、それぞれのローラ軸を中心に回転自在となっており、金型15の下側をローラ25,27に支持させて、金型15を搬送方向(Y方向)に軽荷重でスライド可能にしている。
また、射出成形機1の金型固定空間Sには、各ローラ25,27と同じ高さに配置された不図示の金型搬送用のローラが複数設けられる。これにより、金型交換装置100の金型載置部23と射出成形機1の型締め部5との間で、金型載置部23から射出成形機1に向かう方向、及び射出成形機1から金型載置部23に向かう方向に金型15を円滑に移動させる案内路が形成される。
図3は、金型交換装置100の金型載置部23の構成を示す斜視図である。図4は、金型載置部23の平面図である。
金型移動機構31は、図3,図4に示すように、複数のローラ25の列と、複数のローラ27の列との間に、金型15の搬送方向となる各ローラ25,27の配列方向と平行に配置されている。
金型移動機構31は、レール支持部41(図3)と、案内レール43と、スライダ33と、プッシュチェーン61と、チェーン駆動部63と、金型ロック機構73と、を備える。
レール支持部41は、基台21の金型載置部23に設けられたベース45に固定される。案内レール43は、直線状に形成されてレール支持部41に移動自在に支持される。スライダ33は、案内レール43に支持されて、レールに沿った移動が自在となっている。レール支持部41と案内レール43との間には、金型15の搬送方向に沿って直線案内する第1案内機構が設けられる。また、案内レール43とスライダ33との間には、案内レール43の長手方向(搬送方向)に沿って直線案内にする第2案内機構が設けられる。
ここで、第1案内機構と第2案内機構とを説明する。
図5は、図4に示すV−V線の断面図である。
案内レール43は、レール支持部41に支持される下側レール43aと、スライダ33に支持される上側レール43bと、下側レール43a及び上側レール43bを固定するレール固定部材43cとを有する。
下側レール43aとレール支持部41との間の第1案内機構は、不図示の転動体と、転動体を転動させる転動面が形成された転動通路とを備える。つまり、下側レール43aとレール支持部41とは、市販のリニアガイドにより構成されている。下側レール43aはリニアガイドの直線案内レールであり、レール支持部41は直線案内レールに沿って摺動するリニアガイドのブロックである。
上側レール43bとスライダ33との間の第2案内機構も同様に、不図示の転動体と、転動体を転動させる転動面が形成された転動通路とを備える。つまり、上側レール43bとスライダ33とは、市販のリニアガイドにより構成されている。上側レール43bはリニアガイドの直線案内レールであり、スライダ33は直線案内レールに沿って摺動するリニアガイドのブロックである。
レール固定部材43cは、下側レール43aと上側レール43bとを、互いの長手方向を平行にして一体に固定されている。これにより、案内レール43とスライダ33との高精度な平行移動が可能となっている。案内レール43は、金型載置部23における金型15の搬送方向(Y方向)の幅より短く、射出成形機1の型締め部5に向けて進退可能にレール支持部41に支持される。そのため、案内レール43は、レール先端を金型載置部23から型締め部5に向けて突出させることが可能となる。
図4に示すプッシュチェーン61は、複数のリンク部材をピンによって連結したもので、長尺状の一端部(先端)がベース板71を介してスライダ33に連結され、一端部に続く部分が、案内レール43の側方で金型15の搬送方向(Y方向)に沿って配置されている。つまり、プッシュチェーン61は、案内レール43の長手方向と平行に配置される。
チェーン駆動部63は、プッシュチェーン61を金型15の搬送方向に沿って進退駆動する。チェーン駆動部63には、図示は省略するが、プッシュチェーン61に噛合する駆動スプロケットと、駆動スプロケットを回転させる駆動モータとが内蔵されている。チェーン駆動部63が駆動スプロケットを回転させると、プッシュチェーン61が金型15の搬送方向(Y方向)に沿って進退移動する。これにより、プッシュチェーン61の先端の一端部と連結されたスライダ33が、金型15の搬送方向(Y方向)に沿って移動する。
図4に示すように、金型ロック機構73は、スライダ33に設けられ、金型15を着脱自在に係止する。
図6は、射出成形機1に取り付ける金型15の概略斜視図である。
金型15は、金型15の搬送方向に関して、金型交換装置100と対向する側にフック17を備える。フック17は、図2に示す金型固定空間Sに金型15を搬入及び搬出する際、スライダ33に設けられた金型ロック機構73によって、金型15を着脱自在に係止する。これにより、金型15を移動先に残置すること、及び残置された金型15を引き戻す処理を簡単に行える。
図7は、金型ロック機構73の構成図であって、(A)はフック17を係止した状態の斜視図、(B)はフック17の係止を解除した状態の斜視図である。
図7の(A)に示すように、金型ロック機構73は、アクチュエータ77と、係止棒81と、係止棒81を挟む一対のリンク板83とを備える。
アクチュエータ77は、ベース板71に支持されてロッド75を進退させる。係止棒81は、アクチュエータ77のロッド75の先端に、軸80を中心に回転自在に設けられる。一対のリンク板83は、ロッド75の下方の固定部85にそれぞれの一端部が軸82を中心に回転自在に支持され、それぞれの他端部が係止棒81に軸84を中心に回転自在に支持される。
この金型ロック機構73は、アクチュエータ77によるロッド75の進退動作によって係止棒81が揺動して、フック17と係止棒81とを係合又は係合解除する。具体的には、アクチュエータ77がロッド75を延出させた図7の(A)に示す状態では、フック17と係止棒81とが係止される。そして、アクチュエータ77がロッド75を縮退させると、図7の(B)に示すように、係止棒81と一対のリンク板83との軸80,82,84を中心とする回転によって、係止棒81が矢印D方向に回転する。つまり、係止棒81の先端が上方に移動して、フック17が係止棒81の下側を通過できるようになり、フック17と係止棒81との係合が解除される。係合及び係合解除のタイミングは、アクチュエータ77の駆動によって任意に設定できる。
また、本構成の金型移動機構31は、図3に示すプッシュチェーン61によりスライダ33を進退させる構成であるが、案内レール43を直接駆動する機構は備えていない。そこで、案内レール43とスライダ33とを磁力によって互いに吸着させることで、案内レール43の先端が金型載置部23から突出した場合に、案内レール43を金型載置部23側に引き戻すようにしている。
図8は、磁気吸着部の構成と作用を示す説明図であって、(A)は離脱状態の斜視図、(B)は吸着状態の斜視図である。
図8の(A)に示すように、案内レール43の射出成形機側となる先端部には、当接板87がプッシュチェーン61の移動経路側に突出して設けられている。この当接板87は、鉄等の強磁性体から形成される。また、スライダ33には、当接板87に対向する位置に磁石89が設けられている。
図8の(B)に示すように、スライダ33に設けられた磁石89は、スライダ33が射出成形機1側へ向かって移動して、案内レール43の先端部に到達すると、案内レール43の当接板87に磁石89が当接して、双方が磁力によって吸着される。このように、当接板87と磁石89とは、案内レール43とスライダ33とを磁力によって互いに吸着させる磁気吸着部86として機能する。磁気吸着部86の吸着力は、チェーン駆動部63がプッシュチェーン61を引き戻す際に、案内レール43のレール支持部41に対する可動範囲では吸着が維持され、案内レール43の可動限界範囲の外側に引き戻した際(図8の(A)の状態)に吸着が解除されるように設定される。
磁気吸着部86は、上記構成に限らない。案内レール43の当接板87を磁石にし、スライダ33側を鉄等で構成してもよく、双方を極性の異なる磁石同士にしてもよい。また、磁石に代えて、電磁石等の磁力を制御可能な構成にしてもよい。
<金型交換作業の手順>
次に、射出成形機1の金型交換作業の手順を説明する。
図9、図10は、金型交換装置100による金型の搬入工程及び搬出工程を段階的に示す工程説明図である。以下の動作は、各部を統括制御する制御部(図示略)の指令によって行われる。
(金型搬入工程)
金型の搬入する場合は、まず、図10の(A)に示すように、射出成形機1の型締め部5に併設された金型交換装置100の金型載置部23のローラ25,27上に、射出成形機1で使用する金型15を載置する。この金型15を載置する作業はクレーン等の搬送機器を用いて行う。そして、金型ロック機構73のアクチュエータ77(図7の(A)参照)を駆動して、引き込まれていたロッド75を突出させ、係止棒81によりフック17を係止させる。
次に、図10の(B)に示すように、チェーン駆動部63を駆動して、プッシュチェーン61を繰り出し、スライダ33を案内レール43の型締め部5側の先端まで移動させる。これにより、スライダ33の金型ロック機構73に係止された金型15が、ローラ25,27上から型締め部5の金型固定空間Sへ向けて搬送される。また、スライダ33が案内レール43の先端に到達すると、スライダ33に設けられた磁石89(図8参照)が案内レール43の当接板87に吸着する。
そして、図10の(C)に示すように、プッシュチェーン61の繰り出しによってスライダ33を型締め部5側にさらに押し出す。すると、スライダ33の磁石89によって当接板87が吸着された案内レール43は、スライダ33と共に型締め部5に向けて移動を開始する。これにより、案内レール43の先端は、金型交換装置100の金型載置部23から突出して、案内レール43の先端のスライダ33が、金型15を型締め部5へ向けてさらに先方に搬送する。こうして、金型15を金型固定空間Sの所定位置に位置決めする。
金型15を位置決めした後、金型ロック機構73のアクチュエータ77(図7の(B)参照)を駆動して、係止棒81と金型15のフック17との係合を解除する。
その後、図11の(A)に示すように、チェーン駆動部63を駆動して、プッシュチェーン61を引き込み、スライダ33を型締め部5から離隔する方向へ移動させる。これにより、案内レール43がスライダ33と共に移動して、元の金型載置部23上の初期位置に戻される。
さらにプッシュチェーン61が引き込まれると、図11の(B)に示すように、スライダ33の磁石89と当接板87とが引き離され、スライダ33が案内レール43をそのままにして、案内レール43の先端部と反対側の他端部の位置まで移動する。
(金型搬出工程)
次に、型締め部5に位置決めされた金型15を、金型交換装置100に搬出する工程を説明する。
金型15の搬出工程は、図10及び図11に示す各工程を前述の逆順に実施する。
まず、図11の(B)に示す状態からチェーン駆動部63を駆動して、プッシュチェーン61を繰り出し、スライダ33を図11の(A)に示す案内レール43の型締め部5側の先端まで移動させる。更に、図10の(C)に示すように、スライダ33を案内レール43と共に型締め部5へ向かって移動させる。
そして、金型ロック機構73のアクチュエータ77を駆動して、係止棒81と金型15のフック17とを係止させる(図7の(A)参照)。
次に、チェーン駆動部63を駆動して、図10の(B)に示すように、プッシュチェーン61の引き戻しによってスライダ33を型締め部5から離隔する方向に移動させて、金型固定空間S内の金型15を金型交換装置100側に搬出する。このとき、スライダ33の磁石89と当接板87とは吸着されているので、案内レール43はスライダ33と共に移動する。そして、更にプッシュチェーン61を引き込むと、スライダ33の磁石89と当接板87との吸着が解除され、案内レール43が元の金型載置部23上の初期位置で移動を停止する。
さらにプッシュチェーン61を引き込むと、スライダ33は案内レール43に沿って引き戻される。これにより、金型15が金型載置部23のローラ25,27上に配置される。こうして、金型15が射出成形機1の型締め部5から搬出され、金型交換装置100に配置される。
以上のように、本構成の金型交換装置100によれば、金型15を型締め部5に向けて移動させるスライダ33,案内レール43,レール支持部41の各機構にスライドガイドを適用しているため、スライダ33と案内レール43とを高い平行度で円滑に移動できる。これにより、金型15の搬送を高精度で実現でき、搬送先での位置決め精度を向上できる。例えば、スライダ33の移動機構が、溝と、溝に摺動するブロックとの組み合わせである場合と比較して、摩耗の発生が抑えられ、しかも、正確な金型15の平行移動が可能となる。そして、案内レール43を、レール固定部材43cに下側レール43aと上側レール43bとを一体に固定した構成にすることで、特に高い平行度を高い耐久性で実現できる。また、従来のラフなガイドとは異なり、チェーンを進めた距離によらずに摩擦力を一定に保持できるため、チェーンを進める距離をより精密に制御できる。また、チェーンの移動に伴うチェーンの上下と水平方向のずれは、スライダ33と案内レール43との移動が規制されているため、金型15の搬送経路が正確な直線状となる。よって、金型15の高い位置決め精度が実現できる。
さらに、案内レール43が金型交換装置100の搬送方向の幅より短くても、金型載置部23から射出成形機1へ向けて案内レール43を突出させるため、案内レール43に沿って移動するスライダ33を、金型交換装置100からより遠い位置まで移動できる。したがって、金型15の搬送可能範囲を拡大できる。また、案内レール43自体を長尺化する必要がないため、金型交換装置100の小型化が図れ、限られた狭い場所であっても容易に金型交換装置100を配置できる。
そして、磁気吸着部86によってスライダ33に案内レール43の先端を吸着させることで、スライダ33と共に型締め部5へ向かって移動した案内レール43を、金型載置部23側へスライダ33と共に戻すことができる。つまり、案内レール43が型締め部5に向けて突出した状態から、簡単に金型載置部23側の初期位置に簡単に戻せる。
また、本構成の金型交換装置100では、案内レール43と、プッシュチェーン61と、チェーン駆動部63とのそれぞれが基台21に一体に支持されることで、金型交換装置100における金型15の搬送方向が一義的に決定された状態となる。つまり、金型交換装置100を射出成形機1に並設する際、金型交換装置100側の各部を位置調整する必要はなく、金型交換装置100の全体を射出成形機1に位置決めするだけで済む。これにより、金型交換装置100の設置作業が簡単になる。また、金型交換装置100を移動する際に、上記した各部位が基台21に一纏めに搭載され、突出可能な案内レール43も基台21内に収容されるため、移動時に周囲の機器等との干渉が抑えられる。
<金型交換装置の第2構成例>
次に、第1構成例の磁気吸着部に代えて、案内レール43を金型載置部23側に引き戻すレール戻し機構を備える金型交換装置について説明する。
図11は、案内レール43を引き戻すレール戻し機構90を示す模式的な構成図である。以下の説明では、同一の部材又は同一の部位については同一の符号を付与することで、その説明を省略又は簡単にする。
本構成の金型交換装置200のレール戻し機構90は、案内レール43の型締め部5側と反対側(図11の左側)の端部に一端が係止された、長尺状の牽引部材であるワイヤ91と、このワイヤ91を牽引する牽引駆動部93と、を備える。
牽引駆動部93は、ワイヤ91の他端に固定された錘95と、ワイヤ91が掛けられたプーリ97とを有する。
このレール戻し機構90では、案内レール43に一端が係止されたワイヤ91の他端の錘95の自重によって案内レール43を牽引する。このようなワイヤ91と牽引駆動部93とからなる簡易な構造によって、型締め部5側へ移動した案内レール43を確実に基台21側へ引き戻せる。また、案内レール43に常に引き戻し力が負荷されるため、案内レール43のガタつきを抑制して、移動精度を安定して向上できる。この構成によれば、第1構成例で示した案内レール43とスライダ33とに設ける磁気吸着部86を省略できるが、磁気吸着部86と併用した構成にしてもよい。
牽引部材としては、上記したワイヤ91のような紐状の部材の他、板材、棒材等の部材であってもよい。
<金型交換装置の第3構成例>
次に、第1構成例の金型交換装置に射出成形機に対して移動させる移動機構を設けた構成を説明する。
図12は、移動機構を備えた金型交換装置の概略側面図である。
本構成の金型交換装置300は、基台21の底部に、車輪99等の移動機構を設けて、金型交換装置300の移動を容易にしている。基台21に車輪99を設けることで、射出成形機1の型締め部5(図1参照)に金型交換装置300を位置決めする作業が簡単になると共に、金型交換装置300への金型15の供給及び排出を別の場所で行うことができ、段取り替えの作業性が向上する。
以上説明した各構成例の金型交換装置は、設置スペースに余裕があれば、1台の射出成形機における金型搬送方向の両脇にそれぞれ配置してもよい。その場合、両脇側から金型交換に用いる金型15の供給と排出が可能となり、金型交換作業をより効率化できる。また、片脇側に複数台の金型交換装置を配置して、複数種の金型を射出成形機の近くに配置しておけば、金型交換作業が更に簡単になり、タクトタイムを短縮できる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、実施形態の各構成を相互に組み合わせることや、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者が変更、応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 成形機に併設されて、金型を前記成形機へ搬入及び搬出する金型交換装置であって、
前記成形機の型締め部の側方に配置され、前記金型が載置される金型載置部を有する基台と、
前記金型載置部に固定されたレール支持部と、
前記レール支持部に、前記金型の搬送方向に沿って案内する第1案内機構を介して移動自在に支持された直線状の案内レールと、
前記案内レールに、レール長手方向に沿って案内する第2案内機構を介して移動自在に支持されたスライダと、
長尺状の一端部が前記スライダに連結され、前記金型の搬送方向に沿って配置されたプッシュチェーンと、
前記プッシュチェーンを前記金型の搬送方向に沿って進退駆動するチェーン駆動部と、
前記スライダに前記金型を着脱自在に係止する金型ロック機構と、
を備え、
前記スライダを前記案内レールの前記型締め部側の先端部まで移動させるとともに、前記案内レールを前記型締め部側に移動させて前記スライダを前記金型載置部から前記型締め部に向けて突出させ、前記スライダに係止された前記金型を前記型締め部に位置決めする金型交換装置。
この金型交換装置によれば、レール支持部に支持された案内レールが第1案内機構により円滑に移動でき、案内レールに支持されたスライダが第2案内機構により円滑に移動できると共に、案内レールとスライダとを高い平行度で相対移動できる。このため、プッシュチェーンでスライダを移動させて、基台の外側に案内レールを突出させた状態でも、スライダは高精度に位置決めできる。よって、スライダに係止される金型の移動範囲を拡大しつつ、高精度な位置決めが可能となる。
(2) 前記第1案内機構は、複数の転動体と、前記レール支持部及び前記案内レールのそれぞれに前記転動体を転動させる転動面が形成された転動通路と、を有し、
前記レール支持部、前記案内レール及び前記第1案内機構は、前記レール支持部と前記案内レールとを相対移動させるリニアガイドを構成する、(1)に記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、レール支持部と案内レールとがリニアガイドで構成されることで、レール支持部と案内レールとを高い摺動性、及び高い平行度で移動できる。これにより、摩耗による精度低下を招くことなく安定して金型を位置決めできる。
(3) 前記第2案内機構は、複数の転動体と、前記案内レール及び前記スライダのそれぞれに前記転動体を転動させる転動面が形成された転動通路と、を有し、
前記案内レール、前記スライダ及び前記第2案内機構は、前記案内レールと前記スライダとを相対移動させるリニアガイドを構成する、(1)又は(2)に記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、案内レールとスライダとがリニアガイドで構成されることで、案内レールとスライダとを高い摺動性、及び高い平行度で移動できる。これにより、摩耗による精度低下を招くことなく安定して金型を位置決めできる。
(4) 前記案内レールは、
前記レール支持部に支持される下側レールと、
前記スライダを支持する上側レールと、
前記下側レールと前記上側レールとが互いのレール長手方向を平行にして一体に固定するレール固定部材と、
を備える、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、下側レールと上側レールとが同じレール固定部材に固定されるため、双方のレールを高い平行度で固定できる。
(5) 前記金型載置部には、前記金型の搬送方向に沿って複数のローラが配置されている、(1)〜(4)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、金型を複数のローラに支持させて搬送するため、軽荷重で円滑に金型を搬送できる。
(6) 前記金型の搬送方向に関して、前記案内レールの長さは前記基台の幅より短い、(1)〜(5)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、案内レールが金型交換装置から突出可能に配置されることで、案内レールを基台の搬送方向の幅より短くしても、案内レールに支持されたスライダのストロークを長くできる。よって、金型を長いストロークで移動でき、しかも、金型交換装置の小型化が図れる。
(7) 前記案内レールの前記先端部と前記スライダとに設けられ、前記案内レールと前記スライダとを磁力によって互いに吸着させる磁気吸着部を備える、(1)〜(6)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、スライダと案内レールとが磁力で吸着されるので、型締め部へ向かって移動したスライダを、プッシュチェーンの引き戻しにより基台側へ戻す際に、案内レールをスライダと共に基台側へ戻すことができる。
(8) 前記案内レールに一端が固定された牽引部材と、
前記牽引部材を牽引して前記案内レールを前記型締め部側の反対側に引き戻す牽引駆動部と、を備える、(1)〜(7)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、牽引部材と牽引駆動部とからなる簡易的な構造によって、型締め部側へ移動した案内レールを確実に基台側へ引き戻せる。また、案内レールに常に引き戻し力が負荷されるため、案内レールのガタつきを抑制して、移動精度を安定して向上できる。
(9) 前記案内レールと、前記プッシュチェーンと、前記チェーン駆動部とが、前記基台に一体に支持されている、(1)〜(8)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、案内レール、プッシュチェーン及びチェーン駆動部が、基台と一体に支持されることで、スライダの移動経路が一義的に定められる。このため、成形機に金型交換装置を並設する際に、金型交換装置側の各部を互いに位置調整する必要がなく、金型交換装置全体を位置決めするだけで済む。これにより、金型交換装置の設置作業を簡単化できる。また、金型交換装置の移動の際に周囲の機器等への干渉を抑えられる。
(10) 前記基台を前記成形機に対して移動させる移動機構を備える、(1)〜(9)のいずれか1つに記載の金型交換装置。
この金型交換装置によれば、金型交換装置の移動が容易となり、成形機の所望の位置に金型交換装置を簡単に設置できる。
1 射出成形機(成形機)
3 成形機基台
5 型締め部
6 樹脂射出シリンダ
7 固定板
8 タイバー
9 可動板
10 型締め駆動機構
15 金型
17 フック
21 基台
23 金型載置部
25,27 ローラ
29 金型搬送路
31 金型移動機構
33 スライダ
41 レール支持部
43 案内レール
43a 下側レール
43b 上側レール
43c レール固定部材
45 ベース
61 プッシュチェーン
63 チェーン駆動部
71 ベース板
73 金型ロック機構
75 ロッド
77 アクチュエータ
80,82,84 軸
81 係止棒
83 リンク板
85 固定部
86 磁気吸着部
87 当接板
89 磁石
90 レール戻し機構
91 ワイヤ(牽引部材)
93 牽引駆動部
95 錘
97 プーリ
99 車輪(移動機構)
100,200,300 金型交換装置

Claims (10)

  1. 成形機に併設されて、金型を前記成形機へ搬入及び搬出する金型交換装置であって、
    前記成形機の型締め部の側方に配置され、前記金型が載置される金型載置部を有する基台と、
    前記金型載置部に固定されたレール支持部と、
    前記レール支持部に、前記金型の搬送方向に沿って案内する第1案内機構を介して移動自在に支持された直線状の案内レールと、
    前記案内レールに、レール長手方向に沿って案内する第2案内機構を介して移動自在に支持されたスライダと、
    長尺状の一端部が前記スライダに連結され、前記金型の搬送方向に沿って配置されたプッシュチェーンと、
    前記プッシュチェーンを前記金型の搬送方向に沿って進退駆動するチェーン駆動部と、
    前記スライダに前記金型を着脱自在に係止する金型ロック機構と、
    を備え、
    前記スライダを前記案内レールの前記型締め部側の先端部まで移動させるとともに、前記案内レールを前記型締め部側に移動させて前記スライダを前記金型載置部から前記型締め部に向けて突出させ、前記スライダに係止された前記金型を前記型締め部に位置決めする金型交換装置。
  2. 前記第1案内機構は、複数の転動体と、前記レール支持部及び前記案内レールのそれぞれに前記転動体を転動させる転動面が形成された転動通路と、を有し、
    前記レール支持部、前記案内レール及び前記第1案内機構は、前記レール支持部と前記案内レールとを相対移動させるリニアガイドを構成する、
    請求項1に記載の金型交換装置。
  3. 前記第2案内機構は、複数の転動体と、前記案内レール及び前記スライダのそれぞれに前記転動体を転動させる転動面が形成された転動通路と、を有し、
    前記案内レール、前記スライダ及び前記第2案内機構は、前記案内レールと前記スライダとを相対移動させるリニアガイドを構成する、
    請求項1又は2に記載の金型交換装置。
  4. 前記案内レールは、
    前記レール支持部に支持される下側レールと、
    前記スライダを支持する上側レールと、
    前記下側レールと前記上側レールとが互いのレール長手方向を平行にして一体に固定するレール固定部材と、
    を備える、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の金型交換装置。
  5. 前記金型載置部には、前記金型の搬送方向に沿って複数のローラが配置されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の金型交換装置。
  6. 前記金型の搬送方向に関して、前記案内レールの長さは前記基台の幅より短い、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の金型交換装置。
  7. 前記案内レールの前記先端部と前記スライダとに設けられ、前記案内レールと前記スライダとを磁力によって互いに吸着させる磁気吸着部を備える、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の金型交換装置。
  8. 前記案内レールに一端が固定された牽引部材と、
    前記牽引部材を牽引して前記案内レールを前記型締め部側の反対側に引き戻す牽引駆動部と、を備える、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の金型交換装置。
  9. 前記案内レールと、前記プッシュチェーンと、前記チェーン駆動部とが、前記基台に一体に支持されている、
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の金型交換装置。
  10. 前記基台を前記成形機に対して移動させる移動機構を備える、
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の金型交換装置。
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