JP6898817B2 - 振込装置および振込管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は,振込装置および振込管理装置に関する。
振込時に振込先の口座番号を間違えると,意図しない口座に振込みが行われてしまう(誤振込)。振り込め詐欺も意図しない口座に対する振込であるから,これも誤振込の一種と考えることができる。
特許文献1は,受取人が振込を承諾または拒否することができるシステムを開示する。受取人が拒否すれば振込人は誤振込に気づくことができる。しかしながら,受取人において承諾されると振込人は誤振込に気づくことができない。
特開2005−284869号公報
この発明は誤振込の減少を図ることを目的とする。
この発明はまた,振込時の手間を省くことを目的とする。
この発明による振込装置は,口座特定情報を含む振込依頼を受け付ける操作受付手段,上記操作受付手段によって受け付けられた振込依頼を,金融機関の振込管理装置に送信する送信手段,上記振込管理装置から送信される,上記操作受付手段によって受け付けられた口座特定情報によって特定される口座を所有する受取人の氏名および上記受取人に関連する画像を表すデータを受信する受信手段,ならびに上記受信手段によって受信された受取人の氏名および上記受取人に関連する画像を表示する受取人確認画面表示手段を備えたものである。受取人の氏名は受取人が法人であれば法人名であってもよい。振込装置は典型的にはATM(Automated Teller Machine)であるが,インターネットバンキングであればパーソナル・コンピュータ,スマートフォン等の端末を振込装置として用いることができる。
この発明は上記振込装置と協働する金融機関の振込管理装置(処理装置)も提供する。この発明による振込管理装置は,複数の口座のそれぞれについて,口座番号,氏名および画像を表すデータを含む口座情報を記憶するデータベース,振込装置から送信される,依頼人情報,受取人の口座の口座特定情報および振込金額を含む振込依頼情報を受信する受信手段,ならびに上記受信手段によって受信される振込依頼情報に含まれる口座特定情報によって特定される受取人の口座情報に含まれる氏名および画像を表すデータを上記データベースから読出し,上記振込装置に送信する送信手段を備えている。
この発明によると,振込装置には,受取人の氏名のみならず,受取人に関連する画像も表示される。振込人は,氏名(典型的には片仮名文字列)に加えて画像によっても受取人を確認することができる。間違った口座番号を入力してしまったときであってもその誤りに気が付く可能性を大幅に高めることができ,誤振込を効果的に抑制することができる。
一実施態様では,表示される上記受取人に関連する画像は上記受取人の顔画像である。振込依頼が正しいことおよび誤っていることを,分かりやすく示すことができる。
好ましくは,表示される上記受取人に関連する画像が依頼人にも関連する画像であり,上記依頼人に応じて切り換えられるものである。この場合には振込管理装置が備えるデータベースに記憶される口座情報は複数の画像データを含み,画像データのそれぞれが依頼人情報に対応づけられており,振込管理装置の送信手段は,複数の画像データのうち上記振込装置から送信される依頼人情報に対応する画像データを上記振込装置に送信するものとされる。振込依頼人ごとに画像データを異ならせてもよいし,複数の振込依頼人から構成されるグループ(複数の振込依頼人のまとまり)ごとに画像データを異ならせてもよい。振込を行う依頼人にとって振込依頼が正しいことを認識しやすい画像を表示することができる。
一実施態様では,口座特定情報が口座番号または特定の口座番号に関連付けられた振込専用画像である。振込専用画像が用いられる場合,振込装置から受取人の口座の口座番号は入力されず,これに代えて受取人の口座を特定する振込専用画像が入力(送信)される。口座番号を入力せずに済むので振込時の手間を省くことができる。また口座番号(数字)の誤入力に起因する誤振込も防止することができる。
好ましくは,上記受信手段によって受信される振込依頼情報に含まれる振込専用画像に一致する画像を含む口座情報を上記データベースから検索する検索手段を備えている。口座番号に代えて入力(送信)される画像によって,振込先の口座を正しく特定することができる。
振込システムを概略的に示す。 振込システムを構成するATMおよび振込管理装置の電気的構成を概略的に示すブロック図である。 顧客情報データベースに記憶されている顧客情報の一例を示す。 ATMを用いて振込を行うときのATMおよび振込管理装置の処理を示すフローチャートである。 受取人の顧客情報に顔写真データが含まれているときの受取人確認画面の一例を示している。 顧客情報データベースに記憶されている顧客情報の他の例を示す。 顧客情報データベースに記憶されている顧客情報のさらに他の例を示す。 ATMを用いて振込を行うときのATMおよび振込管理装置の処理の他の例を示すフローチャートである。 他の変形例においてATMのタッチパネル装置に表示される画面例を示す。 顧客が所有するコンピュータ装置(たとえばパーソナル・コンピュータ)に表示される顧客情報の管理設定画面例を示す。 ネットバンキング・システムを概略的に示す。 顧客情報データベースに記憶されている顧客情報のさらに他の例を示す。 ネットバンキング・システムにおける振込処理を示すフローチャートである。
図1は振込システム(銀行システム)を概略的に示している。図2は振込システムを構成するATM(Automated Teller Machine)10および振込管理装置20の電気的構成を概略的に示すブロック図である。
振込システム(銀行システム)は,銀行口座への現金の預け入れ,銀行口座からの現金の引き出し,残高照会,通帳記入,振込,振替などを,顧客自身の操作によって行うことができるATM10と,顧客情報および取引情報を管理する振込管理装置20とによって構成される。ATM10と振込管理装置20とはネットワーク30によって接続されている。
ATM10は,ATM10の動作を全体的に統括するコンピュータ11を備え,コンピュータ11に,タッチパネル装置によって実現される操作部および表示部12,ネットワーク30を通じてデータを送受信する通信装置13,ならびに紙幣および貨幣を出納する紙幣/貨幣出納部14が接続されている。
振込管理装置20は,振込管理装置20の動作を全体的に統括するコンピュータ21を備え,コンピュータ21に,データを送受信するための通信装置22,顧客ごとのデータ(顧客情報)を記憶する顧客情報データベース(DB)23および取引ごとのデータ(取引情報)を記憶する取引情報データベース(DB)24が接続されている。
図3は顧客情報データベース23に記憶されている顧客情報40の一例を示している。
顧客情報40は,開設されている複数の口座のそれぞれについて設けられるもので,口座を特定する口座番号,上記口座番号によって特定される口座を所有する顧客の氏名,生年月日,住所および電話番号,キャッシュカードを用いて現金を引き出すときに入力される暗証番号,ならびに顔写真データを含む。
顧客情報40に含まれる顔写真データは,後述するようにATM10を用いて振込を行うときに用いられる。顔写真データの登録は任意であり,顔写真データが登録された顧客情報と,顔写真データが登録されていない顧客情報とが,顧客情報データベース23には存在する。
図4はATM10を用いて振込を行うときのATM10および振込管理装置20の処理を示すフローチャートである。
ATM10のタッチパネル装置12から振込依頼が入力される(ステップ51)。振込依頼では,振込依頼人の情報(典型的には自分自身(振込依頼人)の氏名),振込先および振込金額が入力される。振込先の入力では,振込先の金融機関名,支店名,科目(普通,当座または貯蓄のいずれか),口座番号等が入力される。入力された振込依頼人情報,振込先および振込金額を表すデータは,ネットワーク30を通じてATM10から振込管理装置20に送信される。
振込管理装置20は,たとえば受信した振込先の口座番号にしたがって,顧客情報データベース23に記憶されている特定の口座,ここでは受取人の顧客情報40(図3)を読み出す(ステップ61)。
受取人の顧客情報40に顔写真データが含まれているかどうかが判断される(ステップ62)。受取人の顧客情報40に顔写真データが含まれていない場合には,受取人氏名が振込管理装置20からATM10に送信される(ステップ62で無,ステップ64)。受取人の顧客情報40に顔写真データが含まれている場合には,受取人氏名とともに,顔写真データが振込管理装置20からATM10に送信される(ステップ62で有,ステップ63)。
ATM10において受取人確認画面が表示される(ステップ52)。図5は,受取人の顧客情報40に顔写真データが含まれているときにタッチパネル装置12に表示される受取人確認画面の一例を示している。
受取人確認画面(振込確認画面)は,振込先の金融機関名,受取人名,依頼人名,振込金額および手数料を含む基本情報12aとともに,受取人画像12bを含む。受取人確認画面に表示される受取人画像12bが,振込管理装置20の顧客情報データベース23に記憶されている顧客情報40(図3)に記憶された顔画像データに基づく画像である。
振込依頼人は,基本情報12aに含まれる受取人名(片仮名の文字列)のみならず,受取人画像12bによっても,これから振込を行うべき振込先の人物(受取人)を確認することができる。受取人名だけによって振込先を確認する場合と比べて,より安心して入金(振込)をすることができる。また,誤った口座番号の入力によって発生する誤振込が,未然に防止される。
図4に戻って,振込先の人物(受取人)が正しければ振込が実行される(ステップ53でYES )。誤りに気づけば振込依頼が再度入力される(ステップ53でNO,ステップ51)。振込が実行されると,振込電文がATM10から振込管理装置20に送信される(ステップ54)。振込管理装置20において勘定処理が行われ,取引情報データベース24が更新される(ステップ65)。受取人の口座に振込金額が振り込まれる。
顧客情報40に登録される顔写真を表す画像データは,その受取人本人を表わす画像であることをあらかじめ確認しておくのが好ましい。たとえば,顧客情報40に受取人画像を登録する際にマイナンバー登録写真の提出を求めてもよい。マイナンバー登録写真と同一人物の画像であることが確認された場合にだけ,受取人の顔写真を表す画像データを顧客情報40に登録する運用が考えられる。
図6は変形例を示すもので,顧客情報データベース23に記憶されている顧客情報の他の例を示している。図3に示す顧客情報40とは,複数の顔写真データが振込依頼人を特定するデータとともに記憶されている点が異なる。
変形例の顧客情報41には,振込依頼人を特定するデータに関連付けられて顔写真データが記憶されている。図6に示す例では,3名の振込依頼人1〜3のそれぞれに別々の顔写真データが関連付けられている。「その他」は振込依頼人1〜3以外の振込依頼人を意味しており,これにも顔写真データが関連付けられている。振込依頼人を特定するデータには典型的には振込依頼人名が用いられるが,振込依頼人の口座番号,ニックネーム,メールアドレス,電話番号など,振込依頼人を特定する他のデータを顧客情報41に登録しておき,これらを用いて振込依頼人を特定するようにしてもよい。
上述したように,ATM10を用いた振込処理では振込依頼人名等,振込依頼人を特定する振込依頼人情報が入力される。この振込依頼人情報に応じて,受取人確認画面(図5)に表示する受取人画像12bを異ならせることができる。たとえば振込依頼人が数十年前に卒業した高校の同級生であれば,その振込依頼人名に関連付けて高校生のときの顔写真を顧客情報41に記憶させておくと,振込依頼人が見る受取人確認画面(図5)に,高校生のときの顔写真を表示することができる。また,受取人確認画面には,振込人が受取人を確認することができる画像であれば,受取人の顔写真に代えてまたは加えて,顔写真ではない他の画像(たとえば,受取人の趣味の画像,SNSで使う写真など)を表示するようにしてもよい。
図7〜図10は他の変形例を示している。図7は他の変形例において顧客情報データベース23に記憶されている顧客情報42を示している。図8は他の変形例においてATM10を用いて振込を行うときのATM10および振込管理装置20の処理を示すフローチャートである。図9は他の変形例においてATM10のタッチパネル装置12に表示される画面例を,図10は他の変形例において顧客が所有するコンピュータ装置(たとえばパーソナル・コンピュータ)に表示される画面例を,それぞれ示している。
上述した変形例の顧客情報41(図6)には複数の顔写真データのそれぞれが一人の振込依頼人を特定するデータとともに記憶されている。他の変形例の顧客情報42(図7)には,複数の顔写真データのそれぞれが,複数の振込依頼人(複数の振込依頼人から構成されるグループ)ごとに記憶される。
顧客情報42にはまた,顔写真データ(グループ)ごとに,グループ(グループの属性)を説明する備考欄が設けられている。図7を参照して,たとえばtaro.xx.jpg の画像データは,「特許一郎」,「実用二郎」および「著作権次」の3名の振込依頼人から構成されるグループに関連付けられており,そのグループの説明として「会社の同僚」であることがさらに関連付けられている。
図8を参照して,ATM10を用いた振込処理では,振込先(受取人)を特定する情報とともに,振込依頼人名等,振込依頼人を特定する振込依頼情報が入力される(ステップ51)。振込管理装置20は受取人の顧客情報42(図7)を読み出す(ステップ61)。
振込管理装置20は,読み出された受取人の顧客情報42(図7)を用いて,振込依頼情報に含まれる振込依頼人の氏名データを検索する(ステップ66)。ATM10から送信された振込依頼情報に含まれる振込依頼人の氏名データが受取人の顧客情報42に含まれている場合,顔写真データは存在するので(ステップ62で「有」),上述と同様に,受取人名のみならず,受取人の顔写真を表すデータが振込管理装置20からATM10に送信され(ステップ63),ATM10において受取確認画面が表示される(ステップ52)。振込依頼人が属するグループごとにATM10に表示される顔写真は異なるものとなる。
他方,ATM10から送信された振込依頼情報に含まれる振込依頼人の氏名データが受取人の顧客情報42に含まれていない場合,顔写真データは存在しないと判断される(ステップ62で「無」)。この場合,振込管理装置20は上述した備考欄のデータをATM10に送信する(ステップ67)。備考欄選択画面がATM10に表示される(ステップ55)。
図9は,振込管理装置20からの備考欄データを受信したATM10のタッチパネル装置12に表示される備考欄選択画面の一例を示している。
図9に示す画面がATM10に表示された振込依頼人は,受取人との関係を選択(回答)する。選択結果を表す備考欄データ(会社の同僚,幼なじみ,学生時代の同期,またはいずれでもない)がATM10から振込管理装置20に送信されて受け付けられ(ステップ68),該当する備考欄データに関連付けられて新たに顧客情報42に振込依頼人名が登録されることになる。その後,受取人氏名および顔写真を表すデータが振込管理装置20からATM10に送信される(ステップ69)。
上述のようにATM10を用いて各グループに属する振込依頼人を新たに登録するのに加えて,受取人が,自己の顧客情報42に,各グループに属する振込依頼人を管理設定できるようにしてもよい。図10は,受取人が自己の顧客情報42を管理設定するための画面例を示している。図10に示す管理設定画面75は,たとえば受取人が,コンピュータ装置(パーソナル・コンピュータなど)を用いて銀行システムの振込管理装置20にログインすることによって表示される。
管理設定画面75では,顔写真と,振込依頼人名と,備考欄との関連付けが行われる。たとえば,住所録76にあらかじめ登録されている友人のデータを,管理設定画面75の特定の振込依頼人欄にドラッグ&ドロップすることで,顔写真と,振込依頼人と,備考欄との関連付けが行われる。
上述した第1実施例では,受取人に関連する画像(典型的には顔写真)を振込人による振込先(受取人)の確認のために利用している。以下に示す第2実施例は,画像を,振込先の特定に用いるものである。
図11はネットバンキング・システムを概略的に示している。ネットバンキング・システムでは,ATM10に代えてパーソナル・コンピュータその他の個人所有の情報端末が用いられる。この実施例では受取人が所持する受取人側コンピュータ装置(受取人側PC)70と,振込人が所持する振込人側コンピュータ装置(振込人側PC)80とが用いられて振込が行われるものとする。受取人側PC70および振込人側PC80は,いずれもネットワーク30を介して振込管理装置20に接続される。
図12は,振込管理装置20の顧客情報データベース23に記憶されている顧客情報43を示している。上述した顧客情報40(図3)とは振込専用画像を表すデータが追加されている点が異なる。
以下の説明では,不特定多数の者から寄付を募るクラウドファンディングを例にする。クラウドファンディングでは,不特定多数の者が振込人となり,クラウドファンディングの運営組織またはその代表者が受取人となる。
図13は受取人側PC70,振込管理装置20および振込人側PC80の処理の流れを示すフローチャートである。
はじめに,クラウドファンディングに出資しようとする振込人(出資者)は振込人側PC80を用いて振込専用画像45を取得する。振込専用画像45はたとえばクラウドファンディングのホームページからダウンロードして取得する態様であってもよいし,クラウドファンディングの担当者(受取人)(受取人側PC70)からたとえば電子メールの添付データによって送信してもらう態様であってもよい。図13にはクライアントファンディングの担当者(受取人)から振込専用画像データを送信してもらう態様が示されている。この場合には,受取人側PC70から振込専用画像45が送信され(ステップ71),振込人側PC80によって受信される(ステップ91)。
振込人(出資者)は振込依頼をする(ステップ92)。この振込依頼のときに,受取人からあらかじめ入手した振込専用画像45が用いられる。具体的には,振込専用画像45を表すデータ,振込金額,振込依頼人名等が,振込人側PC80から振込管理装置20に送信される。第2実施例において,振込先(受取人)の銀行口座の口座番号は入力(送信)されない。
振込依頼を受信した振込管理装置20は,受信した振込専用画像45を用いて受取人の口座を特定する。すなわち,振込管理装置20は受信した振込専用画像45と同一の画像データが記憶されている顧客情報43(図12)を顧客情報データベース23において検索する。検索によって同一画像が記憶されている顧客情報43が見つけられることで,受取人(受取人の口座)を振込管理装置20は特定することができる。
振込管理装置20は,特定された顧客情報43に記憶されている顔写真を表す画像データを振込人側PC80に送信する(ステップ81)。これは振込先に誤りがないかどうかを振込人に確認してもらうためである。たとえばクラウドファンディングの代表者の顔写真が振込管理装置20から振込人側PC80に送信される。
振込先に誤りがあれば,処理が再度繰り返される(ステップ93でNO,ステップ91)。誤りがないことが確認されると,振込電文が振込人側PC80から振込管理装置20に送信される(ステップ93でYES ,ステップ94)。振込管理装置20において取引情報データベース24が更新される(ステップ82)。受取人の口座に出資金が振り込まれる。
振込人は口座番号を入力せずに済むので振込時の手間を省くことができる。これは誤振込みの減少にもつながる。また,受取人は口座番号を教えなくて済むので,個人情報の保護および手間の減少につながる。
10 ATM
12b 受取人画像
20 振込管理装置
30 ネットワーク
12 操作部/表示部
13,22 通信装置
23 顧客情報データベース
40,41,42,43 顧客情報
45 振込専用画像
70 受取人側コンピュータ装置
80 振込人側コンピュータ装置

Claims (6)

  1. 口座特定情報を含む振込依頼を受け付ける操作受付手段,
    上記操作受付手段によって受け付けられた振込依頼を,金融機関の振込管理装置に送信する送信手段,
    上記振込管理装置から送信される,上記操作受付手段によって受け付けられた口座特定情報によって特定される口座を所有する受取人の氏名および上記受取人に関連する画像を表すデータを受信する受信手段,ならびに
    上記受信手段によって受信された受取人の氏名および上記受取人に関連する画像を表示する受取人確認画面表示手段,
    を備え
    表示される上記受取人に関連する画像が依頼人にも関連する画像であり,上記依頼人に応じて切り換えられるものである,
    振込装置。
  2. 表示される上記受取人に関連する画像が上記受取人の顔画像である,
    請求項1に記載の振込装置。
  3. 上記口座特定情報が口座番号または特定の口座番号に関連付けられた振込専用画像である,
    請求項1または2に記載の振込装置。
  4. 複数の口座のそれぞれについて,口座番号,氏名および画像を表すデータを含む口座情報を記憶するデータベース,
    振込装置から送信される,依頼人情報,受取人の口座の口座特定情報および振込金額を含む振込依頼情報を受信する受信手段,ならびに
    上記受信手段によって受信される振込依頼情報に含まれる口座特定情報によって特定される受取人の口座情報に含まれる氏名および画像を表すデータを上記データベースから読出し,上記振込装置に送信する送信手段,を備え,
    上記口座情報が複数の画像データを含み,画像データのそれぞれが依頼人情報に対応づけられており,
    上記送信手段が,複数の画像データのうち上記振込装置から送信される依頼人情報に対応する画像データを上記振込装置に送信するものである,
    振込管理装置。
  5. 上記口座特定情報が口座番号または特定の口座番号に関連付けられた振込専用画像である,
    請求項に記載の振込管理装置。
  6. 上記受信手段によって受信される振込依頼情報に含まれる振込専用画像に一致する画像を含む口座情報を上記データベースから検索する検索手段を備えている,
    請求項に記載の振込管理装置。
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