JP2014197387A - 施工状況検査システム及び施工状況検査方法 - Google Patents

施工状況検査システム及び施工状況検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】工事における施工状況の検査用画像を示す画像データを送信する場合にどの工事の検査用画像であるのかを適切に特定することが可能な施工状況検査システムを提供する。【解決手段】工事を識別するための工事識別データとともに、工事識別データから特定される工事における施工状況の検査用画像を示す検査用画像データを送信する携帯情報端末1と、携帯情報端末1と通信するセンターサーバ2と、を有する施工状況検査システムにおいて、センターサーバ2は、携帯情報端末1により送信された工事識別データ及び検査用画像データを受信する受信部21と、受信部21により受信された工事識別データから工事を特定する特定部22と、受信部により受信された検査用画像データを特定部22が特定した工事別に仕分ける仕分け部23と、仕分け部23により工事別に仕分けられた検査用画像データを工事別に記憶する記憶部24と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、建物の工事における施工状況を検査する施工状況検査システム及び施工状況検査方法に係り、施工状況を検査するために撮像された検査用画像を取り扱う検査システム及び検査方法に関する。
建物の施工状況を検査する上で検査箇所の画像を撮像し、当該検査用画像を見て施工評価を行うことは、既に周知である。一方、検査作業については、より効率的な作業を実現すべく省力化や短時間化が求められている。こうした状況において、建設現場の施工業者がカメラ内蔵の携帯電話を用いて上記の検査用画像を撮像し、当該検査用画像の画像データを通信回線経由でセンターサーバに送信する技術が開発されている。例えば、特許文献1に記載の工事品質管理システムでは、施工業者が携帯電話に付属している電子カメラを用いて作業指示書で指定された撮像箇所を撮像し、当該撮像画像のデータを電子メールにてセンターサーバに送信する。
特開2003−316854号公報
ところで、施工業者が検査用画像を撮像してそのデータをネットワーク経由でセンターサーバに送信する場合、センターサーバ側では当該画像データがどの工事の検査用画像であるのかを特定しなければならない。ここで、工事を特定するための識別情報を上記の画像データに付与する方法としては、例えば、画像データのデータファイル名に工事名を示す文字を入れ込むことが考えられる。ただし、データファイル名に工事名を示す文字列を入れ込む場合、施工業者が当該文字列を入力する操作を行わなければならないために手間を要する。
また、検査用画像の撮像日時を示すタイムスタンプが画像データに付与されているので、このタイムスタンプから工事を特定することも考えられる。しかしながら、複数の建設現場でほぼ同時刻に検査用画像が撮像された場合には、タイムスタンプから工事を特定することが困難となる。
さらに、検査用画像を撮像するカメラに割り当てられたID情報を検査用画像の画像データに組み込み、当該ID情報から工事を特定することも考えられる。しかしながら、同一の建設現場で検査用画像を取る場合には同じカメラを用いなければならず、例えば施工業者がカメラを所持し忘れた場合には検査用画像を撮像することができなくなってしまう。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、工事における施工状況を検査するために撮像された検査用画像の画像データを送信する場合にどの工事の検査用画像であるのかを適切に特定することが可能な施工状況検査システム及び施工状況検査方法を提供することである。
また、本発明の他の目的は、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するためのデータをより容易に取得することである。
前記課題は、本発明の施工状況検査システムによれば、建物の工事における施工状況を検査する施工状況検査システムであって、前記工事を識別するための工事識別データとともに、該工事識別データから特定される前記工事において前記施工状況を検査するために撮像された検査用画像を示す検査用画像データを送信する情報端末と、該情報端末と通信して、該情報端末により送信された前記工事識別データ及び前記検査用画像データを受信する受信部と、該受信部により受信された前記工事識別データから前記工事を特定する特定部と、前記受信部により受信された前記検査用画像データを前記特定部が特定した前記工事別に仕分ける仕分け部と、前記仕分け部により前記工事別に仕分けられた前記検査用画像データを前記工事別に記憶する記憶部と、を有することにより解決される。
上記の施工状況検査システムでは、工事識別データから工事を特定することができ、特定された工事別に検査用画像データを管理することが可能である。したがって、本発明の施工状況検査システムであれば、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを適切に特定することが可能となる。
また、上記の施工状況検査システムにおいて、前記情報端末は、前記工事識別データとして、前記建物の建設現場において前記工事を識別するために表示された工事識別画像を撮像することにより得られる工事識別画像データを送信すると好適である。
上記の構成であれば、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するための工事識別データが、建物の建設現場で表示されている工事識別画像を撮像することで取得される。したがって、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するためのデータをより容易に取得することが可能となる。
また、上記の施工状況検査システムにおいて、前記情報端末は、前記検査用画像及び前記工事識別画像を撮像するためのカメラが内蔵された携帯情報端末であり、前記受信部、前記特定部、前記仕分け部及び前記記憶部は、通信ネットワークを介して前記携帯情報端末と通信可能に接続されたセンターサーバに備えられているとより好適である。
上記の構成であれば、検査用画像を撮像する際に専用端末を用いる必要がなく、施工業者が所持する携帯情報端末を利用することが可能となるため、システムの汎用性が向上する。
また、上記の施工状況検査システムにおいて、前記センターサーバは、前記検査用画像を表示画面に表示させるための画像表示データを生成する画像表示データ生成部を備え、該画像表示データ生成部は、前記仕分け部により前記工事別に仕分けられた前記検査用画像データに基づき、同一の前記工事において撮像された前記検査用画像を前記表示画面に一覧表示させるための前記画像表示データを生成するとより一層好適である。
上記の構成であれば、同一の前記建設現場で撮像された検査用画像が表示画面に一覧表示されるので、検査用画像を見て施工状況を検査する検査者にとって使い勝手がよいシステムとなる。
また、上記の施工状況検査システムにおいて、前記情報端末は、前記工事識別データを前記受信部に向けて送信する第1送信処理と前記検査用画像データを前記受信部に向けて送信する第2送信処理とを実行する送信処理実行部を備えており、該送信処理実行部は、前記第2送信処理を実行する都度、前記第2送信処理の実行前に前記第1送信処理を実行し、前記送信処理実行部が前記第1送信処理を実行せずに前記第2送信処理を実行した場合、前記受信部は、前記第2送信処理において送信されてくる前記検査用画像データの受信を拒否すると更に好適である。
上記の構成であれば、検査用画像データを送信する第2送信処理の実行前には工事識別画像データを送信する第1送信処理が実行されるので、検査用画像が送信される際には、当該検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するための工事識別データが送信されることになる。さらに、万が一、第1送信処理が実行されないのに第2送信処理が実行されたとしても検査用画像データについて受信拒否となるため、工事識別データがないままの状態で検査用画像データが管理されてしまうのを未然に防ぐことが可能となる。
また、上記の施工状況検査システムにおいて、前記情報端末は、前記検査用画像の撮像日時及び前記検査用画像の撮像場所のうち少なくとも一方の情報を示すデータが組み込まれた前記検査用画像データを送信し、前記検査用画像を表示画面に表示させるための画像表示データを生成する画像表示データ生成部を有し、該画像表示データ生成部は、前記検査用画像を前記少なくとも一方の情報とともに前記表示画面に表示させるための前記画像表示データを生成すると尚一層好適である。
上記の構成では、検査用画像を表示画面に表示する際に、検査用画像の撮像日時及び撮像場所のうち、少なくとも一方の情報とともに表示する。このように撮像日時や撮像場所とともに表示することにより、検査用画像が検査対象の施工状況を正しく撮像した画像であることの信憑性が高くなり、検査において画像偽装等の不正行為が行われていないことを保証することが可能となる。
また、前述の課題は、本発明の施工状況検査方法によれば、建物の工事における施工状況を検査する施工状況検査方法であって、情報端末を用いて、前記工事を識別するための工事識別データとともに、該工事識別データから特定される前記工事において前記施工状況を検査するために撮像された検査用画像を示す検査用画像データを送信する送信工程と、前記情報端末と通信して、前記データ送信工程において前記情報端末により送信された前記工事識別データ及び前記検査用画像データを受信する受信工程と、該受信工程において受信した前記工事識別データから前記工事を特定する工事特定工程と、前記受信工程において受信した前記検査用画像データを、前記工事特定工程で特定した前記工事別に仕分ける仕分け工程と、該仕分け工程により前記工事別に仕分けられた前記検査用画像データを前記工事別に記憶する記憶工程と、を有することにより解決される。
上記の方法によれば、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを適切に特定することが可能となる。
また、上記の施工状況検査方法において、前記送信工程では、前記工事識別データとして、前記建物の建設現場において前記工事を識別するために表示された工事識別画像を撮像することにより得られる工事識別画像データを送信すると好適である。
上記の方法によれば、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するためのデータをより容易に取得することが可能となる。
本発明の施工状況検査システム及び施工状況検査方法によれば、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを適切に特定することが可能となる。また、本発明の施工状況検査システム及び施工状況検査方法によれば、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するためのデータをより容易に取得することが可能となる。
本発明に係る施工状況検査システムの概念図である。 本発明に係る工事識別画像の説明図である。 工事識別画像と工事との対応関係を示す図である。 本発明に係る施工状況検査システムの構成を示すブロック図である。 検査用画像を一覧表示した表示画面を示す図である。 工種単位別に検査用画像を表示した表示画面を示す図である。 本発明に係る施工状況検査方法の流れを示す図である。 工事識別画像を携帯情報端末のカメラで撮像する際の様子を示す図である。 工事識別画像が正常に撮像されたときに携帯情報端末の画面に表示されるメッセージを示す図である。 工事識別画像が正常に撮像されなかったときに携帯情報端末の画面に表示されるメッセージを示す図である。 検査用画像データを送信する手順についての説明図である。 検査用画像データの仕分け方に関する概念図である。 検査用画像データを再度仕分ける際の操作画面を示す図である。 変形例に係る施工状況検査システムの概念図である。 変形例において各種画像データを送信する手順についての説明図である。
以下、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)に係る施工状況検査システム及び施工状況検査方法について、図1〜15を参照しながら説明する。なお、図1〜図15のうち、図1〜13については、本実施形態に係る施工状況検査システム及び施工状況検査方法の一例に関するものであり、図14、15については、本実施形態に係る施工状況検査システム及び施工状況検査方法の変形例に関するものである。
<<施工状況検査システムの全体構成>>
先ず、本実施形態に係る施工状況検査システム(以下、本システム)Sの全体構成を概説する。本システムSは、住宅、商業ビル及び工場内の建屋等をはじめとする建物の工事における施工状況を検査するために構築されたものである。具体的に説明すると、本システムSによる施工状況検査では、建物の建設工事において建設現場の検査箇所を撮像し、その検査用画像を視認して施工状況の良否を判断する。なお、建設現場で撮像された検査用画像は、符号化された画像データ(以下、検査用画像データ)として管理センターに送信される。
本システムSは、図1に示す通り、携帯情報端末1、センターサーバ2及び表示用端末3を主な構成要素として有する。携帯情報端末1は、建設現場において施工業者が検査用画像データを取得し同データをセンターサーバ2に向けて送信するために携帯する機器であり、具体的には、各種画像を撮像するためのカメラが内蔵されたスマートフォンである。ただし、携帯情報端末1については、施工業者によって持ち運び可能であり、画像撮像機能及び画像データ送信機能を有する機器であればスマートフォン以外の機器でもよく、例えば、カメラ内蔵のタブレット端末、通信機能内蔵のデジタルカメラであってもよい。
なお、携帯情報端末1には、センターサーバ2へのデータ送信を行うための専用のアプリケーションプログラム(以下、専用プログラム)がインストールされている。専用プログラムは、所定のサイトからダウンロード可能である。ここで、専用プログラムが不正に利用されることを防止する上で同プログラムがダウンロードされた場合には課金することとしてもよい。
センターサーバ2は、管理センターに設置されたサーバであり、モバイルネットワークやインターネットからなる通信ネットワークを介して携帯情報端末1と通信可能に接続されている。そして、センターサーバ2は、携帯情報端末1から通信ネットワークを経由して送信されてくる検査用画像データを受信し、受信したデータを記憶する。
表示用端末3は、検査用画像を表示する表示画面31を備えており、センターサーバ2と通信可能に接続されている。そして、表示用端末3は、センターサーバ2から伝送されてくるデータを展開することにより表示画面31に検査用画像を表示する。検査者は、表示画面31に表示された検査用画像を視認して、当該検査用画像に現れている施工状況の良否を判断する。なお、図1に示すケースでは、表示用端末3がセンターサーバ2とともに管理センターに設けられていることとしたが、これに限定されるものではなく、管理センターとは別の場所、例えば、工事の元請け会社や施工業者の事務所等に設けられていてもよい。
ところで、本システムSにおいて、携帯情報端末1がセンターサーバ2に向けて送信する画像データ中には、上述した検査用画像データの他に、工事識別画像の画像データ(以下、工事識別画像データ)が含まれる。工事識別画像データは、工事を識別するための工事識別データの一例であり、工事識別画像Pgを携帯情報端末1のカメラにて撮像することにより取得される。
ここで、工事識別画像Pgについて説明すると、工事識別画像Pgは、建物の建設現場において当該建設工事を識別するために表示される画像である。より具体的に説明すると、工事識別画像Pgは、図2に示すように、建設現場において工事内容等を示すために設置される看板Gに貼付され、例えば、二次元バーコードからなる識別コードによって構成される。以上のように本システムSでは、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを特定するための工事識別データが、建物の建設現場で表示されている工事識別画像Pgを撮像することで取得されるので、より容易に工事識別データを取得することが可能となる。
なお、工事識別画像Pgは、工事の受注が完了して当該工事の名称及び識別番号が所定の登録端末(不図示)にて登録されると、当該登録端末の機能により自動的に割り当てられる。そして、図3に図示したような工事識別画像Pgと工事(厳密には工事名と工事番号)との対応関係がテーブルデータとして管理されるようになる。このテーブルデータは、センターサーバ2に記憶され、センターサーバ2は、携帯情報端末1から工事識別画像データを受信すると、同データが示す工事識別画像Pgと上記のテーブルデータとを照合して工事を特定する機能を有する。
<<携帯情報端末とセンサーサーバの構成>>
次に、本システムSを構成する機器のうち、携帯情報端末1及びセンターサーバ2の各々の構成について図4を参照しながら説明する。
先ず、携帯情報端末1について説明すると、本システムSにおける携帯情報端末1は、前述したようにカメラ付きのスマートフォンにより構成され、その構造については既知である。携帯情報端末1は、建物の建設現場における検査箇所を示す検査用画像や前述の工事識別画像Pgを撮像し、各種画像データをセンターサーバ2に向けて送信する機能を有する。換言すると、携帯情報端末1は、図4に示すように、撮像処理実行部11と送信処理実行部12とを有する。
撮像処理実行部11は、携帯情報端末1に内蔵されたCPU、メモリ及びカメラ、並びに携帯情報端末1にインストールされた専用プログラムにより実現され、検査用画像や工事識別画像Pgを撮像し、これらの画像の画像データを取得する。なお、撮像処理実行部11により取得される画像データは、Exif(Exchangeable Image File Format)形式のデータでありメタデータが埋め込まれている。このメタデータには、携帯情報端末1に割り当てられているID情報や撮像日時を示すデータが含まれている。本実施形態では、上記のメタデータに、さらに、画像の撮像場所を示すデータが含まれている。ここで、撮像場所とは、画像撮像時における携帯情報端末1の位置であり、具体的にはGPSにより特定される位置情報(厳密には、携帯情報端末1が位置する緯度・経度を示す情報)のことである。
送信処理実行部12は、携帯情報端末1に内蔵されたCPU、メモリ、データ送信用機器並びに携帯情報端末1にインストールされた専用プログラムにより実現され、撮像処理実行部11により取得された画像データをセンターサーバ2に向けて送信する。この送信処理実行部12は、工事識別画像データを送信する第1送信処理と、検査用画像データを送信する第2送信処理を別々に実行する。なお、送信処理実行部12は、第1送信処理及び第2送信処理の各々において画像データを送信するにあたり、画像データの画像サイズをリサイズ、より具体的には縮小化する。これにより、送信される時点の画像データの容量がリサイズ前の画像データの容量よりも幾分小さくなり、携帯情報端末1に掛かる送信負荷やセンターサーバ2における受信負荷等が軽減される。
また、本システムSにおいて、送信処理実行部12は、第2送信処理を実行する都度、第2送信処理の実行前に第1送信処理を実行することになっている。より詳細に説明すると、専用プログラムを実行することにより第1送信処理及び第2送信処理が実行されることになるが、専用プログラムの機能上、第1送信処理を実行せずに第2送信処理のみを実行することができないように設定されている。つまり、本システムSにおいて送信処理実行部12は、必ず第1送信処理と第2送信処理をセットで実行する。換言すると、本システムSにおいて検査用画像データは工事識別画像データとセットで送信される。
次に、センターサーバ2の構成について説明する。センターサーバ2は、CPU、メモリ、ハードディスク及び通信用インターフェース等をハードウェア機器として備える。さらにセンターサーバ2は、携帯情報端末1から送信されてくる画像データを受信する機能と、受信した画像データのうちの工事識別画像データに基づいて工事を特定する機能と、特定した工事別に検査用画像データを仕分けする機能と、工事別に仕分けした検査用画像データを工事別に記憶する機能とを有している。さらに、センターサーバ2は、表示用端末3の表示画面31に検査用画像を表示させるためのデータ(以下、画像表示データ)を生成する機能を備えている。以上までに説明したセンターサーバ2の機能は、センターサーバ2にインストールされたプログラム(以下、サーバ用プログラム)がCPUによって実行されることにより実現される。
ここで、センターサーバ2の構成を機能面から再度説明すると、図4に示すように、センターサーバ2には受信部21、特定部22、仕分け部23、記憶部24及び画像表示データ生成部25とが備えられている。これらの部分は、センターサーバ2のCPU、メモリ、ハードディスク及び通信用インターフェース、並びにセンターサーバ2にインストールされたサーバ用プログラムにより実現される。
受信部21は、携帯情報端末1と通信して、携帯情報端末1により送信された工事識別データ及び検査用画像データを受信するものである。ここで、工事識別データ及び検査用画像データは、前述したように、互い異なる送信処理(すなわち、第1送信処理及び第2送信処理)において送信され、第2送信処理の実行前には必ず第1送信処理が実行される。したがって、受信部21は、第1送信処理において携帯情報端末1から送信されてくる工事識別データを受信してから、第2送信処理において携帯情報端末1から送信されてくる検査用画像用データを受信する。
なお、仮に送信処理実行部12が第1送信処理を実行せずに第2送信処理を実行した場合、受信部21は、第2送信処理において送信されてくる検査用画像データの受信を拒否する。つまり、例えば携帯情報端末1に発生したエラー等により工事識別画像データが実行されないまま検査用画像データがセンターサーバ2に向けて送信されたとしても、サーバ用プログラムの性能上、当該検査用画像データを受け付けないようになっている。これにより、工事識別画像データがないままの状態で検査用画像データが記憶・保管されてしまうのを未然に防ぐことが可能となる。
特定部22は、受信部21により受信された工事識別画像データから工事を特定するものである。より具体的に説明すると、特定部22は、受信部21により受信された工事識別画像データを展開して工事識別画像Pgを認識する。その後、特定部22は、図3に図示した工事識別画像Pgと工事との対応関係を示すテーブルデータを参照し、当該テーブルデータと工事識別データから認識した工事識別画像Pgとを照合して工事を特定する。
仕分け部23は、受信部21により受信された検査用画像データを特定部22が特定した工事別に自動的に仕分けるものである。つまり、本システムSにおいて、工事識別画像データとセットで送信される検査用画像データは、当該工事識別画像データから特定される工事において撮像された検査用画像のデータとして仕分けられることになる。
さらに、本システムSにおいて仕分け部23は、工事別に仕分けられた検査用画像データを工種単位別に再度仕分けることが可能である。具体的に説明すると、工事別に仕分けられた検査用画像データは、仕分け部23によって基礎工程、建て方工程、棟上工程、外装工程等の各工程に再度仕分けられる。
なお、工種単位別の仕分けについては、表示用端末3側で検査者が工種単位別に検査用画像データを分類するための操作(以下、分類操作と言い、その詳細については後述する)を行うのを契機として実行される。より分かり易く説明すると、表示用端末3が検査者による分類操作を受け付けると、その分類結果を示すデータが表示用端末3からセンターサーバ2に伝送される。仕分け部23は、表示用端末3から送信されてくるデータを受信した上で、当該データが示す分類結果が反映されるように検査用画像データを工種単位別に仕分けるようになる。
記憶部24は、仕分け部23により工事別に仕分けられた検査用画像データを工事別に記憶するものである。なお、本システムSでは、前述したように、工事別に仕分けられた検査用画像データが更に工種単位別に仕分けられる。このため、記憶部24においても、工事別に仕分けられた検査用画像データが更に工種単位別に分けられて記憶されることになる。
画像表示データ生成部25は、検査用画像を表示用端末3の表示画面31に表示させるための画像表示データを生成して表示用端末3に伝送するものである。本システムSにおいて、画像表示データ生成部25は、仕分け部23により工事別に仕分けられた検査用画像データに基づき、同一の工事において撮像された検査用画像を表示画面に一覧表示させるための画像表示データを生成する。
より詳しく説明すると、画像表示データ生成部25が画像表示データを生成するにあたり、表示用端末3側で画像表示データを要求するための操作(以下、要求操作)が検査者によって行われる。表示用端末3が要求操作を受け付けると、画像表示データの生成・送信を命令するデータが表示用端末3からセンターサーバ2に伝送される。このデータには、検査者が検査用画像の閲覧を希望する工事として指定した指定工事を示すデータが組み込まれている。
一方、画像表示データ生成部25は、上記のデータを受信すると、記憶部24において工事別に記憶された検査用画像データの中から、上記の指定工事において撮像された検査用画像のデータを読み出す。ここで、記憶部24において工事別に記憶された検査用画像データについては、前述したように、工種単位別に分かれた状態で記憶されている。これに応じて、画像表示データ生成部25は、指定工事の検査用画像データを工種単位別に読み出す。そして、画像表示データ生成部25は、工種単位別に読み出した指定工事の検査用画像データに基づき、指定工事において撮像された検査用画像を工種単位別に一覧表示させるための画像表示データを生成し、表示用端末3に伝送する。
画像表示データについては、表示用端末3に受信された後に表示用端末3により展開される。この結果、図5に示すように、指定工事の検査用画像が表示画面31に一覧表示されるようになる。このように本システムSは、同一の工事で撮像された検査用画像を表示画面31に一覧表示することができるため、検査用画像から施工状況を検査する検査者にとって使い勝手がよいシステムとなる。
なお、図5に図示した通り、表示画面31には、指定工事の検査用画像と併せて指定工事の工事名及び工事番号が表示される。また、検査用画像については、工種単位別に表示されることになっており、具体的には、図5に示したように、表示画面31中、検査用画像の表示スペースが工種単位毎に分かれて設けられており、各表示スペースには、対応する工種に属する検査用画像が表示されるようになっている。
さらに、各表示スペースの左端部に配置された工種選択ボタン(図5中、「基礎」、「建て方」、「棟上」、「外装」と表記されたボタン)を押すと、画面が切り替わり、図6に示すように、ボタンが押された工種に属する検査用画像のみが表示画面31に表示されるようになる。すなわち、工種選択ボタンが押されたことをトリガーとして、表示用端末3がセンターサーバ2に対して上記検査用画像の画像表示データを要求し、画像表示データ生成部25が当該要求に応答して上記検査用画像の画像表示データを生成し、表示用端末3に向けて送信する。
そして、選択工種画像が表示画面31に表示されている状態で、検査者は、表示された各検査用画像を視認して施工状況の良否を判断し、具体的には、図6において各検査用画像の右脇位置に配置された2つの評価ボタン(図6中、「OK」、「NG」と表記されたボタン)のいずれかを押す。また、本実施形態において検査用画像は、図6に示すように、その撮像日時、撮像に用いられた撮像機器及び撮像場所と併せて表示される。これらの付属情報により、検査者は、検査用画像が検査対象工事の施工現場で正しく撮像されたものであるかを確認することが可能となる。この結果、検査用画像が検査対象の施工状況を示す画像であることの信憑性が高くなり、当該検査用画像を用いた施工状況の検査において画像偽装(データ改ざん)等の不正行為が行われていないことを保証することが可能となる。
<<施工状況検査方法について>>
次に、本システムSを用いた施工状況検査方法(以下、本検査方法)について、図7〜図13を参照しながら説明する。
本検査方法は、携帯情報端末1側で行われる工程と、センターサーバ2側で行われる工程とからなる。ここで、携帯情報端末1側で行われる工程には、撮像処理実行部11による撮像工程、及び、送信処理実行部12による送信工程が含まれる。なお、送信工程では、前述したように、工事識別画像データを送信する第1送信処理と、検査用画像データを送信する第2送信処理とがセットで実行される。一方、センターサーバ2側で行われる工程には、受信部21による受信工程、特定部22による工事特定工程、仕分け部23による仕分け工程、記憶部24による記憶工程、画像表示データ生成部25による画像表示データ生成工程が含まれる。
本検査方法の手順について説明すると、本検査方法は、図7に示すように、施工業者が自己の携帯情報端末1を用いて工事識別画像Pgを撮像する撮像工程S001から始まる。本工程S001について詳しく説明すると、施工業者は、工事識別画像Pgを撮像するにあたり、携帯情報端末1にて所定の操作を行って既述の専用プログラムを起動する。専用プログラムが起動すると、図8に示すように、工事識別画像Pg(厳密には、工事識別画像を構成する識別コード)の撮像を指示するメッセージが携帯情報端末1のタッチパネルに表示される。施工業者は、上記のメッセージに従い、建設現場に設置された看板Gに貼付されている工事識別画像Pgを携帯情報端末1に内蔵されたカメラで撮像する。これにより、工事識別画像データが取得され、携帯情報端末1のメモリに記憶される。
工事識別画像Pgの撮像が完了した後には、工事識別画像データをセンターサーバ2に向けて送信する第1送信処理が携帯情報端末1において実行される(S002)。その後、センターサーバ2において、通信ネットワークを介して携帯情報端末1から送信されてくる工事識別画像データを受信する受信工程が実行される(S003)。そして、センターサーバ2では、前工程S003にて受信した工事識別画像データから工事を特定する工事特定工程S004が実行される。具体的には、受信した工事識別画像データを展開して工事識別画像Pgを認識した上で、当該工事識別画像Pgと図3に図示した対応関係を示すテーブルデータとを照合して工事を特定する。
そして、工事特定工程S004において工事が特定できた場合には、当該特定結果を示すデータがセンターサーバ2から携帯情報端末1に向けて送信される。当該データを受信した携帯情報端末1では、図9に示すように、工事の特定結果を示す情報として特定した工事の工事名及び工事番号がタッチパネルに表示されるようになる。このとき、タッチパネルには上記の情報とともに撮像開始ボタン(図9中、「現場撮影」と表記されたボタン)が表示される。この撮像開始ボタンが施工業者によって押された場合には、以降の工程に移行する。
一方、撮像された工事識別画像Pgが不鮮明である等の理由により工事特定工程S004において工事が正常に特定できなかった場合には、工事識別画像Pgの再撮像を命令するデータがセンターサーバ2から携帯情報端末1に向けて送信される。当該データを受信した携帯情報端末1では、図10に示すように、工事識別画像Pgの再撮像を指示するメッセージがタッチパネルに表示されるようになる。施工業者は、当該メッセージに従って工事識別画像Pgを再撮像し、前述した工程S002〜S004が繰り返し実行される。
前述した撮像開始ボタンが施工業者によって押された場合、施工業者は、建設現場における検査箇所の画像、すなわち検査用画像を携帯情報端末1にて撮像する(S005)。これにより、検査用画像データが取得され、携帯情報端末1のメモリに記憶される。
そして、すべての検査箇所について検査用画像の撮像が完了した後、施工業者が携帯情報端末1にて所定の操作を行う(例えば、不図示の完了ボタンを押す)と、図11に示すように、前工程S005において撮像した検査用画像が携帯情報端末1のタッチパネルに一覧表示される。このとき、各検査用画像の左斜め上の位置には、チェックボックスが表示される。施工業者は、一覧表示された検査用画像のうち、データ送信対象とする検査用画像を選択し、当該検査用画像に対応するチェックボックスにチェックを入れる。
データ送信の対象とする検査用画像すべてについてチェックボックスにチェックが入れられた上で、タッチパネルに表示されている選択完了ボタン(図11中、「選択完了」と表記されたボタン)を押すと、選択された検査用画像についてデータ送信を行うか否かを問い合わせるメッセージが携帯情報端末1のタッチパネルに表示される。そして、当該メッセージとともに表示された送信実施ボタン(図11中、「送信する」と表記されたボタン)が施工業者によって押されると、選択された検査用画像の画像データ(検査用画像データ)をセンターサーバ2に向けて送信する第2送信処理が実行される(S006)。
その後、センターサーバ2において、通信ネットワークを介して携帯情報端末1から送信されてくる検査用画像データを受信する受信工程が実行される(S007)。一方、第2送信処理が完了すると、図11に示すように、送信完了を示すメッセージが携帯情報端末1のタッチパネルに表示されるようになる。
センターサーバ2では、受信した検査用画像データを工事別に仕分ける仕分け工程が実行される(S008)。以下、本工程S008において検査用画像データを仕分ける手順について図12を参照しながら具体的に説明する。なお、以下では、ある工事(以下、工事Xという)において3回の送信工程が行われるケースを具体例に挙げて説明する。
工事Xにおいて1回目に実行される送信工程で複数の検査用画像データ(具体的には、図12に図示した4つの画像データT1,T2,T3,T4)がセンターサーバ2に向けて送信されたとする。ここで、前述したように、検査用画像データの送信処理、すなわち第2送信処理の直前には、工事識別画像データを送信する第1送信処理が実行され、図12に図示したケースでは、当然ながら、工事Xに対して付与された工事識別画像Pgを示す工事識別画像データを送信する第1送信処理が実行される。
また、第1送信処理が実行された後には、前述したように、工事特定工程S004において工事識別画像データから工事識別画像Pgを認識し、認識した工事識別画像Pgから工事を特定する。ここで特定された工事は、直後に実行される第2送信処理において送信される検査用画像データと紐付けされる。つまり、第2送信処理において送信される検査用画像データは、その直前に実行される第1送信処理(厳密に説明すると、第2送信処理が実行された携帯情報端末1と同一の端末にて直前に実行された第1送信処理)において送信された工事識別画像データから特定される工事に紐付けられることになる。したがって、図12に図示したケースにおいて、第1回目の送信工程において送信される検査用画像データは、その直前に送信された工事識別画像データから特定される工事、すなわち、工事Xと紐付けされる。この結果、仕分け工程S008では、第1回目の送信工程において送信された検査用画像データが工事Xのデータとして仕分けられることになる。
以降、図12に示すケースでは、2回目及び3回目の送信工程のそれぞれにおいて、複数の検査用画像データ(具体的には、図12に図示した画像データT5,T6,T7,T8,T9)を送信する処理、すなわち第2送信処理が実行される。そして、図12に示すように、第2送信処理が実行される都度、当該第2送信処理が実行される直前に第1送信処理が実行されて工事識別画像Pgを示す工事識別画像データが送信される。これにより、2回目及び3回目の送信工程において送信された検査用画像データについても、図12に示すように、工事Xのデータとして仕分けられることになる。
検査用画像データの仕分けが完了した後には、センターサーバ2の記憶部24に検査用画像データを記憶する記憶工程S009が実行される。本工程S009では、前工程S008により工事別に仕分けられた検査用画像データを当該工事別に記憶する。
以上までに説明してきた一連の工程S001〜S009については、検査用画像を撮像する都度、繰り返し実行される。
ところで、施工状況を検査する検査者は、ある工事の検査用画像を表示用端末3にて閲覧しようとするとき、検査用画像の閲覧を希望する工事(すなわち、指定工事)を表示用端末3にて指定する。より詳しく説明すると、検査者は、指定工事の検査用画像を表示用端末3の表示画面31に一覧表示させるための画像表示データを要求する操作(すなわち、要求操作)を行う。表示用端末3は、当該要求操作を受け付けると、画像表示データの生成・送信を命令するデータをセンターサーバ2に伝送する。センターサーバ2は、表示用端末3から伝送されてくるデータを受信すると、同データを解析して指定工事を認識した上で、上記の画像表示データを生成する画像表示データ生成工程を実行する(S010)。
具体的に説明すると、センターサーバ2は、工事別に記憶された検査用画像データのうち、指定工事のデータとして仕分けられた検査用画像データを読み出し、読み出した検査用画像データに基づいて画像表示データを生成し、同データを表示用端末3に伝送する。そして、表示用端末3では、センターサーバ2から受信した画像表示データが展開されることにより、指定工事の検査用画像が表示画面31に一覧表示されるようになる。
なお、指定工事の検査用画像については、表示画面31に最初に表示されるとき、所定の配列順序(例えば、撮像日時順もしくはデータ容量の大きさ順)にて一覧表示される。かかる画面表示において、検査者は、指定工事の検査用画像を示す画像データを更に工種単位別に分類するための操作(分類操作)を行う。
分類操作について図13を参照しながら説明すると、指定工事の検査用画像が表示された表示画面31には、工種単位別に設けられた分類スペース(図13中、「基礎」、「建て方」、「棟上」、「外装」と書かれた矩形状の領域)が表示されている。検査者は、各検査用画像がいずれの工種に属するのかを決定した上で、図13に示すように、表示画面31に表示された各検査用画像を所属先の工種に対応する分類スペースへ移動させる操作(例えば、クリックアンドドラッグ)を行う。そして、表示画面31に表示された検査用画像すべてが所属先の工種に対応する分類スペースに移動した時点で、検査者は、表示画面31に表示された再仕分け実行命令ボタン(図13中、「再仕分け実行」と表記されたボタン)を押す。以上のような手順を経て分類操作が完了する。
検査者が再仕分け実行命令ボタンを押すと、再仕分け実行命令が表示用端末3からセンターサーバ2へ伝送される。この命令を受信したセンターサーバ2は、当該命令を解析して検査者による分類結果を認識した上で、工事別に記憶された検査用画像データのうち、分類操作が行われた工事の検査用画像データを読み出す。その後、センターサーバ2は、検査者による分類結果に基づき、読み出した検査用画像データを工種単位別に再仕分けする(S011)。工種単位別に再仕分けされた検査用画像データについては、工事別且つ工種単位別に記憶部24に改めて記憶されるようになる(S012)。
そして、再仕分け工程S011及び再記憶工程S012の実行後、検査者が再仕分けの対象となった工事の検査用画像を閲覧しようとするとき、表示用端末3が改めて検査者による要求操作を受け付ける。これにより、画像表示データの生成・送信を命令するデータが表示用端末3からセンターサーバ2に伝送されるようになる。センターサーバ2は、表示用端末3から伝送されてくるデータを受信すると、当該データを解析した上で、指定工事のデータの検査用画像を工種単位別に表示する画像表示データ(以下、工種別画像表示データ)を生成し、同データを表示用端末3に伝送する(S013)。表示用端末3では、センターサーバ2から受信した工種別画像表示データが展開されることにより、図5に示すように指定工事の検査用画像が工種単位別に表示画面31に表示されるようになる。
さらに、検査者が一の工種を選択する操作、具体的には、図5中、「基礎」、「建て方」、「棟上」、「外装」と表記されたボタンのいずれかを押す操作を行うと、表示用端末3が当該操作を受け付け、押されたボタンに対応する工種の検査用画像の画像表示データをセンターサーバ2に要求する。センターサーバ2は、記憶部24から、上記の検査用画像のデータ(検査用画像データ)を読み出し、当該検査用画像を表示する画像表示データを生成し、同データを表示用端末3に伝送する。表示用端末3では、センターサーバ2から受信した画像表示データが展開されることにより、図6に示すように指定工事のうち、検査者が選択した工種の検査用画像が表示画面31に表示されるようになる。このとき、表示画面31には、上記の検査用画像と併せて当該検査用画像の撮像日時、撮像に用いられた撮像機器及び撮像場所が表示される。換言すると、センターサーバ2は、選択された工種の検査用画像を表示する画像表示データを生成する際には、当該検査用画像の撮像日時、撮像機器及び撮像場所を表示するデータを組み込むこととしている。
<<本実施形態の有効性について>>
以上のように、本実施形態に係る施工状況検査システム(すなわち、本システムS)及び施工状況検査方法(すなわち、本検査方法)では、検査用画像データ及び工事識別画像データがセットでセンターサーバ2に送信される。これにより、工事識別画像データから特定される工事別に検査用画像データを管理することが可能となり、検査用画像がどの工事の検査用画像であるのかを適切に特定することが可能となる。
また、本システムS及び本検査方法では、施工業者が検査用画像及び工事識別画像を撮像し、検査者が検査用画像を視認して施工状況を検査することになっており、画像撮像と検査とが明確に分業している。したがって、施工業者自体が検査を行うことはなく、換言すると、施工業者は、画像撮像に専念することができる。このため、作業時間の短縮と作業量の軽減を図ることが可能となる。
さらに、本システムS及び本検査方法では、検査用画像を撮像して直ちに送信するので、リアルタイムに施工状況を確認することが可能となり、施工状況に問題があるのに施工を続行するという事態を回避することが可能となる。そして、検査用画像を表示する際には、その撮像日時、撮像に用いた機器及び撮像場所が併せて表示されるので、検査用画像が検査対象の施工状況を正しく撮像した画像であることの信憑性が高くなる。これにより、検査用画像に基づく施工状況の検査において、例えば他の施工現場で撮像された画像を検査対象工事の施工現場で撮像されたものと偽る等の不正行為が行われていないことが保証されることになる。
さらにまた、本システムS及び本検査方法では、施工業者が自己の携帯情報端末1を用いて検査用画像及び工事識別画像を撮像してこれらの画像データを取得し、同データを携帯情報端末1からセンターサーバ2に向けて送信する。このように本システムS及び本検査方法では、検査用画像データや工事識別画像データの取得・送信を実施する際に専用端末を用いる必要がなく、施工業者の携帯情報端末1を利用することが可能となるため、システムの汎用性が向上する。つまり、本システムS及び本検査方法では、検査用画像データや工事識別画像データの取得・送信を実施する際に携帯情報端末1の異同を問わないので、誰であっても、また、どのような機種の携帯情報端末1であっても、検査用画像データや工事識別画像データを取得し同データを送信することが可能となる。
<<本実施形態に係る施工状況検査システム及び施工状況検査方法の変形例>>
以上までに説明した実施形態(以下、本件例)では、検査用画像データや工事識別画像データの取得及び送信を実施する際に施工業者の携帯情報端末1、より具体的にはカメラ内蔵のスマートフォンを利用することとした。つまり、本件例では、検査用画像データや工事識別画像データの取得及び送信が単一の機器によって実施されることとした。ただし、本システムS及び本検査方法の構成としては、図14に示すように検査用画像データや工事識別画像データを取得する機器と各種画像データを送信する機器とが別機器となるケースも考えられる。かかる変形例について、以下、図14及び15を参照しながら説明する。なお、図14中、図1と同じ符号が付された機器については、本件例と同一の機器であるため、説明を省略する。
変形例に係る施工状況検査システム(以下、変形例に係るシステム)S2は、図14に示すように、カメラが内蔵された携帯情報端末1の代わりに、デジタルカメラ5と、デジタルカメラ5がコネクト可能なPC6とを有する。デジタルカメラ5は、検査用画像や工事識別画像Pgを撮像してこれらの画像データを取得する。すなわち、本件例において携帯情報端末1に備えられた撮像処理実行部11が、変形例では、デジタルカメラ5によって実現されることになる。
PC6は、変形例に係るシステムS2における情報端末に相当し、デジタルカメラ5から画像データを取り込んで同データをセンターサーバ2に送信する。すなわち、本件例において携帯情報端末1に備えられた送信処理実行部12が、変形例では、PC6によって実現されることになる。なお、PC6には、センターサーバ2へのデータ送信を行うための専用のアプリケーションプログラム、すなわち、専用プログラムがインストールされている。専用プログラムについては、所定のサイトからダウンロード可能である。
以上のように変形例に係るシステムS2は、検査用画像データや工事識別画像データを取得する機器と各種画像データを送信する機器とが別機器となっているが、それ以外の構成については、本件例に係るシステム(本システムS)と同様である。
次に、変形例に係るシステムS2を用いた施工状況検査方法(以下、変形例に係る検査方法)について説明する。変形例に係る検査方法は、撮像工程及び送信処理の点で本件例に係る検査方法(本検査方法)と異なるものの、基本的な流れについては本検査方法とほぼ同様である。
変形例に係る検査方法での撮像工程について説明すると、同工程では、施工業者がデジタルカメラ5にて検査用画像及び工事識別画像Pgを撮像する。この際、施工業者は、検査用画像及び工事識別画像Pgのうち、いずれの画像を先に撮像することとしてもよい。撮像完了後には、デジタルカメラ5がPC6にコネクトされる。
変形例に係る検査方法での送信工程について説明すると、同工程では、コネクトされたデジタルカメラ5からPC6に画像データが取り込まれ、さらにPC6が取り込んだ画像データをセンターサーバ2に送信する。
具体的に説明すると、施工業者は、画像データの送信にあたり、PC6を操作して既述の専用プログラムを起動する。専用プログラムが起動すると、図15に示すように、画像データ送信用ウィンドウW1がPC6のモニタに表示される。一方、PC6のモニタには、デジタルカメラ5から取り込んだ画像データに基づいて表示されるサムネイル画像が一覧表示された画像表示用ウィンドウW2が画像データ送信用ウィンドウW1の隣に表示される。かかる状態において、施工業者は、画像データ送信用ウィンドウW1上に現れるメッセージに従って画像データの送信を行う。
より詳しく説明すると、画像データ送信用ウィンドウW1上には、先ず、図15の(A)に示すように、画像表示用ウィンドウW2に表示されたサムネイル画像の中から工事識別画像Pgに相当するサムネイル画像を指定するメッセージが現れる。施工業者は、当該メッセージに従い、工事識別画像Pgに相当するサムネイル画像を見つけ、同画像を画像データ送信用ウィンドウW1の所定領域にクリックアンドドラッグする。かかる操作に伴ってPC6が、クリックアンドドラッグされたサムネイル画像に対応する工事識別画像データをセンターサーバ2に向けて送信する送信処理、すなわち、第1送信処理を実行する。
第1送信処理により送信された工事識別画像データがセンターサーバ2により受信されると、センターサーバ2において工事特定工程が実行される。工事特定工程の手順については本件例と同様であるため、説明を省略する。そして、工事特定工程において工事が特定できた場合には、当該特定結果を示すデータがセンターサーバ2からPC6に向けて送信される。当該データを受信した携帯情報端末1では、図15の(B)に示すように、工事の特定結果を示す情報として特定した工事の工事名及び工事番号が画像データ送信用ウィンドウW1に表示されるようになる。このとき、画像データ送信用ウィンドウW1には上記の情報とともに画像選択ボタン(図15の(B)中、「画像選択」と表記されたボタン)が表示される。
上記の画像選択ボタンが施工業者によって押されると、図15の(C)のように、画像表示用ウィンドウW2に表示されたサムネイル画像の中から検査用画像に相当するサムネイル画像を指定するメッセージが画像データ送信用ウィンドウW1上に現れる。施工業者は、当該メッセージに従い、データ送信対象の検査用画像に相当するサムネイル画像を見つけ、同画像を画像データ送信用ウィンドウW1の所定領域にクリックアンドドラッグする。
そして、施工業者は、データ送信対象の検査用画像すべてについてサムネイル画像をクリックアンドドラッグした後、画像データ送信用ウィンドウW1に表示されたデータ送信ボタン(図15の(C)中、「データ送信」と表記されたボタン)を押す。このデータ送信ボタンが押されると、PC6は、クリックアンドドラッグされたサムネイル画像に対応する検査用画像データをセンターサーバ2に向けて送信する送信処理、すなわち、第2送信処理を実行する。第2送信処理が完了すると、図15の(D)に示すように、送信完了を示すメッセージが画像データ送信用ウィンドウW1に現れるようになる。
以降の手順については、本件例と同様であるため、説明を省略する。
以上のように変形例に係る検査方法においても、検査用画像データは工事識別画像データとセットで送信され、検査用画像データをセンターサーバ2に向けて送信する第2送信処理が実行される都度、当該第2送信処理が実行される直前に第1送信処理が実行される。したがって、変形例に係るシステムS2及び変形例に係る検査方法においても、本件例と同様の効果を得ることが可能である。
<<その他の実施形態>>
上記の実施形態では、本発明の施工状況検査システム及び施工状況検査方法について、一例を挙げて説明した。ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
また、上記の実施形態では、工事識別画像Pgが建物の建設現場において看板Gに貼付されており、施工業者は、当該看板Gに貼付された工事識別画像Pgを携帯情報端末1等により撮像することとした。ただし、これに限定されるものではなく、工事識別画像Pgについては、看板G以外の媒体、例えば、建設現場において作業員が見る作業指示書に印刷されていることとしてもよい。
また、上記の実施形態では、工事において撮像される検査用画像がどの工事の画像であるのかを特定するための工事識別データを取得するうえで、2次元コード等の識別コードからなる工事識別画像Pgを撮像することとしたが、これに限定されるものではない。工事識別データについては、例えば、工事番号、工事の施主若しくは建設現場の住所等、各工事を特定するための文字列情報を施工業者が携帯情報端末1を通じて入力することによって取得することとしてもよい。ただし、識別コードからなる工事識別画像Pgを用いる場合、当該工事識別画像Pgを撮像することにより工事識別データを取得することができ、より容易に工事識別データを得ることが可能となる点では上記の実施形態の方が望ましい。
また、工事識別画像データと検査用画像データとがセットで送信されることになっているが、上記の実施形態では、検査用画像データを送信する第2送信処理が実行される前に、工事識別画像データを送信する第1送信処理が実行されることとした。ただし、これに限定されるものではなく、検査用画像データと工事識別画像データとが一回の送信処理で一斉に送信されることとしてもよい。
また、上記の実施形態では、受信部21、特定部22、仕分け部23、記憶部24、画像表示データ生成部25が1台の機器、具体的にはセンターサーバ2に集約されていることとした。ただし、これに限定されるものではなく、受信部21、特定部22、仕分け部23、記憶部24、画像表示データ生成部25が、それぞれ異なる機器によって実現されてもよい。
また、上記の実施形態では、検査用画像データを工事別に仕分けた上で、さらに工種単位別に仕分けることとした。ただし、これに限定されるものではなく、工事別に仕分けた検査用画像データを更に仕分ける際、工種単位に代えて、若しくは、工種単位に加えて検査用画像の撮像年月日、撮像に用いた機器を仕分け単位とし、撮像年月日別に仕分けたり、撮像機器別に仕分けることとしてもよい。
また、上記の実施形態では、施工業者が所持する情報端末には、センターサーバ2に各種画像データを送信するための専用プログラムがインストールされており、検査用画像データや工事識別画像データをセンターサーバ2に向けて送信する際には当該専用プログラムを起動することとした。ただし、検査用画像データ及び工事識別画像データをセンターサーバ2に向けて送信するためのプログラムについては、専用プログラムに限定されず、例えば、通常のメーラーを用いることとしてもよい。
1 携帯情報端末、2 センターサーバ
3 表示用端末、5 デジタルカメラ
6 PC
11 撮像処理実行部
12 送信処理実行部
21 受信部、22 特定部
23 仕分け部、24 記憶部
25 画像表示データ生成部
31 表示画面
G 看板、Pg 工事識別画像
S 本システム、S2 変形例に係るシステム
W1 画像データ送信用ウィンドウ、W2 画像表示用ウィンドウ

Claims (8)

  1. 建物の工事における施工状況を検査する施工状況検査システムであって、
    前記工事を識別するための工事識別データとともに、該工事識別データから特定される前記工事において前記施工状況を検査するために撮像された検査用画像を示す検査用画像データを送信する情報端末と、
    該情報端末と通信して、該情報端末により送信された前記工事識別データ及び前記検査用画像データを受信する受信部と、
    該受信部により受信された前記工事識別データから前記工事を特定する特定部と、
    前記受信部により受信された前記検査用画像データを前記特定部が特定した前記工事別に仕分ける仕分け部と、
    前記仕分け部により前記工事別に仕分けられた前記検査用画像データを前記工事別に記憶する記憶部と、を有することを特徴とする施工状況検査システム。
  2. 前記情報端末は、前記工事識別データとして、前記建物の建設現場において前記工事を識別するために表示された工事識別画像を撮像することにより得られる工事識別画像データを送信することを特徴とする請求項1に記載の施工状況検査システム。
  3. 前記情報端末は、前記検査用画像及び前記工事識別画像を撮像するためのカメラが内蔵された携帯情報端末であり、
    前記受信部、前記特定部、前記仕分け部及び前記記憶部は、通信ネットワークを介して前記携帯情報端末と通信可能に接続されたセンターサーバに備えられていることを特徴とする請求項2に記載の施工状況検査システム。
  4. 前記センターサーバは、前記検査用画像を表示画面に表示させるための画像表示データを生成する画像表示データ生成部を備え、
    該画像表示データ生成部は、前記仕分け部により前記工事別に仕分けられた前記検査用画像データに基づき、同一の前記工事において撮像された前記検査用画像を前記表示画面に一覧表示させるための前記画像表示データを生成することを特徴とする請求項3に記載の施工状況検査システム。
  5. 前記情報端末は、前記工事識別データを前記受信部に向けて送信する第1送信処理と前記検査用画像データを前記受信部に向けて送信する第2送信処理とを実行する送信処理実行部を備えており、
    該送信処理実行部は、前記第2送信処理を実行する都度、前記第2送信処理の実行前に前記第1送信処理を実行し、
    前記送信処理実行部が前記第1送信処理を実行せずに前記第2送信処理を実行した場合、前記受信部は、前記第2送信処理において送信されてくる前記検査用画像データの受信を拒否することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の施工状況検査システム。
  6. 前記情報端末は、前記検査用画像の撮像日時及び前記検査用画像の撮像場所のうち少なくとも一方の情報を示すデータが組み込まれた前記検査用画像データを送信し、
    前記検査用画像を表示画面に表示させるための画像表示データを生成する画像表示データ生成部を有し、
    該画像表示データ生成部は、前記検査用画像を前記少なくとも一方の情報とともに前記表示画面に表示させるための前記画像表示データを生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の施工状況検査システム。
  7. 建物の工事における施工状況を検査する施工状況検査方法であって、
    情報端末を用いて、前記工事を識別するための工事識別データとともに、該工事識別データから特定される前記工事において前記施工状況を検査するために撮像された検査用画像を示す検査用画像データを送信する送信工程と、
    前記情報端末と通信して、前記データ送信工程において前記情報端末により送信された前記工事識別データ及び前記検査用画像データを受信する受信工程と、
    該受信工程において受信した前記工事識別データから前記工事を特定する工事特定工程と、
    前記受信工程において受信した前記検査用画像データを、前記工事特定工程で特定した前記工事別に仕分ける仕分け工程と、
    該仕分け工程により前記工事別に仕分けられた前記検査用画像データを前記工事別に記憶する記憶工程と、を有することを特徴とする施工状況検査方法。
  8. 前記送信工程では、前記工事識別データとして、前記建物の建設現場において前記工事を識別するために表示された工事識別画像を撮像することにより得られる工事識別画像データを送信することを特徴とする請求項7に記載の施工状況検査方法。

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