JP6895854B2 - リモコン装置及びトイレ装置 - Google Patents

リモコン装置及びトイレ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6895854B2
JP6895854B2 JP2017178001A JP2017178001A JP6895854B2 JP 6895854 B2 JP6895854 B2 JP 6895854B2 JP 2017178001 A JP2017178001 A JP 2017178001A JP 2017178001 A JP2017178001 A JP 2017178001A JP 6895854 B2 JP6895854 B2 JP 6895854B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electric power
toilet
power
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017178001A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019054442A (ja
Inventor
昌史 石川
昌史 石川
宙 奥澤
宙 奥澤
陽平 行武
陽平 行武
卓 大川
卓 大川
佳史 小川
佳史 小川
智和 戸屋
智和 戸屋
俊彦 小松
俊彦 小松
賢太郎 辻
賢太郎 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2017178001A priority Critical patent/JP6895854B2/ja
Publication of JP2019054442A publication Critical patent/JP2019054442A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6895854B2 publication Critical patent/JP6895854B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Description

本発明は、リモコン装置及びトイレ装置に関する。
下記特許文献1には、操作ボタンの押下したときに発電する、いわゆる電池レスリモコン装置が開示されている。この電池レスリモコン装置は、この押下したときに発電した電力を用いて操作ボタンに応じた無線制御信号をトイレ装置に送信することで、その無線制御信号に応じて所定の動作をトイレ装置に実行させることができる。
特開2016−19258号公報
ところで、ユーザビリティの観点から、操作ボタンが確実に押下されたこと、すなわち無線制御信号が確実にトイレ装置に送信されたことをユーザに報知することが望ましい。しかしながら、電池レスリモコン装置では、操作ボタンが押下されたときに発電した電力は微小であって、その発電した電力を無線制御信号の送信に用いる必要がある。そのため、従来の電池レスリモコン装置では、報知するための電力を確保できず、発電した電力を用いて報知することができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、発電した電力により報知可能なリモコン装置及びトイレ装置を提供することである。
本発明の一態様は、トイレ装置と通信する発電式のリモコン装置であって、操作部と、前記操作部への操作が行われることで第1の電力を発電し、前記操作部が前記操作から解放されることで前記第1の電力と逆極性の第2の電力を発電する発電部と、前記第1の電力と前記第2の電力のうち、少なくともいずれか一方の電力を用いて前記操作が行われたことを報知する報知部と、前記第1の電力と前記第2の電力のうち、少なくともいずれか一方の電力を用いて前記操作部に応じた操作信号を前記トイレ装置に送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記第1の電力を用いて前記操作部に応じた操作信号を前記トイレ装置に送信し、前記報知部は、前記第2の電力を用いて前記操作が行われたことを報知する、リモコン装置である。
本発明の一態様は、上述のリモコン装置であって、前記第1の電力及び前記第2の電力のそれぞれを整流する整流部を備え、前記整流部は、整流した前記第1の電力を前記送信部のみに供給し、整流した前記第2の電力を前記報知部のみに供給する。
本発明の一態様は、上述のリモコン装置であって、前記第1の電力のみを整流する整流部を備え、前記送信部は、前記整流部により整流された前記第1の電力を用いて前記操作信号を前記トイレ装置に送信し、前記報知部は、前記発電部から直接供給された前記第2の電力を用いて前記操作が行われたことを報知する。
本発明の一態様は、上述のリモコン装置から送信された操作信号を取得した場合には、その取得した前記操作信号に応じた機能を実行するトイレ装置である。
以上説明したように、本発明によれば、発電した電力により報知することができる。
本発明の一実施形態に係るリモコン装置を備えたトイレシステムAの概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリモコン装置2の前面を示す図である。 本発明の一実施形態に係るリモコン装置2の概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る操作ボタン8の横断図であり、図2のA−A線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態に係る操作ボタン8の縦断面図であり、図2のB−B線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態に係る発電部11及びリンク機構12を模式的に表した図である。 本発明の一実施形態に係るリンク機構12の概略構成の一例を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る操作ボタン8が押下操作されていない状態(定常位置H1の状態)のリンク機構12の断面図である。 本発明の一実施形態に係る操作ボタン8が押下操作されたときの状態(最下点位置H2の状態)のリンク機構12の断面図である。 本発明の一実施形態に係る制御部13の概略構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る制御部13の動作の流れを説明する図である。 本発明の一実施形態に係る変形例1の制御部13の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る変形例1の制御部13の動作の流れを説明する図である。
以下、本発明の一実施形態に係るリモコン装置及びトイレ装置を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るリモコン装置及びトイレ装置を備えたトイレシステムAの概略構成の一例を示す図である。図1に示すように、トイレシステムAは、トイレ装置1及びリモコン装置2を備える。
トイレ装置1は、便座装置3及び便器本体4を備える。
便座装置3は、リモコン装置2と無線通信することで情報を送受する。この無線通信とは、例えば、電波による通信である。
便座装置3は、トイレルーム内に設けられた便器本体4上に設置されている。便座装置3は、便座ボックス5、便蓋6及び便座7を備える。
便座ボックス5は、便器本体4の後部に設置されている。
便蓋6及び便座7は、便座ボックス5に対して上下方向に回動可能に支持されている。
リモコン装置2は、トイレルームの所定位置に着脱可能に設置されている。例えば、この所定位置とは、例えば、トイレルームの壁面である。このリモコン装置2は、便座装置3と電波通信する。このリモコン装置2は、発電式のリモコンである。
図2は、本発明の一実施形態に係るリモコン装置2の前面を示す図である。
図2に示すように、リモコン装置2は、複数の操作ボタン8及び報知部9を備える。なお、操作ボタン8は、本発明の「操作部」の一例である。
複数の操作ボタン8は、便座装置3の各機能に対応するボタンであって、リモコン装置2の前面に設けられている。ユーザは、所望の機能(例えば、便器洗浄や衛生洗浄の吐水)に対応した操作ボタン8を押下操作することで、便座装置3に対して所望の機能を実行させることができる。例えば、操作ボタン8は、押ボタンである。本実施形態では、リモコン装置2の前面には、操作ボタン8として、おしり洗浄ボタン8a、ビデ洗浄ボタン8b、洗浄調節ボタン8c、乾燥ボタン8d及び停止ボタン8eがそれぞれ設けられている。
おしり洗浄ボタン8aは、トイレ装置1に対しておしり洗浄を開始させるためのボタンである。
ビデ洗浄ボタン8bは、トイレ装置1に対してビデ洗浄を開始させるためのボタンである。
洗浄調節ボタン8cは、おしり洗浄又はビデ洗浄の吐水の強さを調整するためのボタンである。
乾燥ボタン8dは、トイレ装置1に対して局部乾燥を開始させるためのボタンである。
停止ボタン8eは、トイレ装置1に対しておしり洗浄、ビデ洗浄、又は局部乾燥を停止させるためのボタンである。
報知部9は、リモコン装置2で発電された電力を用いて押下操作が行われたことを報知する。この報知部9の報知は、ブザーでもよいし、音声でもよいし、表示でもよいし、それらの組み合わせでもよい。表示とは、例えば、LED(Light Emitting Diode)の点灯又は点滅を含む。
以下に、本発明の一実施形態に係るリモコン装置2の構成について具体的に説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るリモコン装置2の概略構成の一例を示す図である。
図3に示すように、リモコン装置2は、複数の操作検出部10(10a〜10e)、発電部11、リンク機構12、及び制御部13を更に備える。
操作検出部10は、複数の操作ボタン8ごとに設けられている。すなわち、操作検出部10は、複数の操作ボタン8のそれぞれに対応して設けられている。また、複数の操作検出部10は、制御部13にそれぞれ電気的に接続されている。
この操作検出部10は、対応する操作ボタン8が操作されたこと(操作ボタン8への操作)を検出する。例えば、操作ボタン8が押ボタンである場合には、操作検出部10は、対応する操作ボタン8への押下操作を検出する。
本実施形態では、操作検出部10aがおしり洗浄ボタン(操作ボタン)8aに対応して設けられ、操作検出部10bがビデ洗浄ボタン(操作ボタン)8bに対応して設けられ、操作検出部10cが洗浄調節ボタン(操作ボタン)8cに対応して設けられ、操作検出部10dが乾燥ボタン(操作ボタン)8dに対応して設けられ、操作検出部10eが停止ボタン(操作ボタン)8eに対応して設けられている。
操作検出部10は、例えば、プッシュボタンスイッチである。以下に、操作検出部10における、操作ボタン8に対する押下操作の検出方法について、図4,5を用いて説明する。図4は、本発明の一実施形態に係る操作ボタン8の横断図(図2のA−A線断面図)である。図5は、本発明の一実施形態に係る操作ボタン8の縦断面図(図2のB−B線断面図)である。
図4に示すように、操作ボタン8は、リモコン装置2の前面側のケースである上蓋部40に設けられたボタン孔41に挿着されている。これにより、操作ボタン8は、ボタン孔41の軸方向(リモコン装置2の厚さ方向)に対して移動可能となる。
ボタン孔41の周りには、リング状の補強部14が形成されている。
操作ボタン8は、被押圧部21、カム部25、及びスイッチ押圧部26を備えている。
被押圧部21は、例えば、円板状である。この被押圧部21の上面は、ユーザに押圧される部分である。また、被押圧部21の周縁には、上面と反対側に向かって垂れ下がった縁取り部23が設けられている。
縁取り部23は、リング状であって、その外径寸法が補強部14の内径寸法に略等しい。この縁取り部23は、補強部14に対して摺動可能である。縁取り部23の下端は、外方に折れ曲がってフランジ24を構成する。
フランジ24は、補強部14の下端に当接して、操作ボタン8が上蓋部40から外れないようにしている。
カム部25は、被押圧部21の裏面において、スイッチ押圧部26を挟むように一対で突設されている。
カム部25は、例えば板状であって、一端が被押圧部21に接続され、他端である自由端には両角に傾斜面が形成されている(図5参照)。この傾斜面が図5に示す第1カム部27である。
スイッチ押圧部26は、被押圧部21の裏面の略中央において、被押圧部21の上面と反対側に向かって突設している。
スイッチ押圧部26は、操作検出部10に対向して設けられており、操作ボタン8が押下操作された場合に操作検出部10を押圧する。これにより、操作検出部10は、オン状態となり、操作ボタン8に対する押下操作を検出することになる。なお、スイッチ押圧部26の形状は、操作検出部10を押圧できるような任意の形状に変更可能である。
図3に戻り、発電部11は、各操作ボタン8の少なくともいずれかが押下操作されることで第1の電力を発電し、押下操作された操作ボタン8がその押下操作から解放されることで第1の電力と逆極性の第2の電力を発電する。例えば、第1の電力は正極の交流電力であり、第2の電力は負極の交流電力である。
リンク機構12は、各操作ボタン8と発電部11との間に設けられている。そして、リンク機構12は、各操作ボタン8に対する力を発電部11に伝達する。
具体的には、リンク機構12は、複数の操作ボタン8のうち、少なくとも一つの操作ボタン8が押下操作された場合には、その押下操作の押力を発電部11に伝達することができる。また、このリンク機構12は、複数の操作ボタン8のうち、少なくとも一つの操作ボタン8の押下操作が解放された場合には、その解放による反力を発電部11に伝達することができる。
以下に、本実施形態に係る発電部11の発電方法について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の一実施形態に係る発電部11及びリンク機構12を模式的に表した図である。
発電部11は、発電素子11a及び可動部11bを備える。そして、発電素子11aは、リンク機構12により可動部11bが操作されることで発電する。
例えば、ユーザが定常位置H1にある操作ボタン8を押下操作すると、その操作ボタン8は、定常位置H1から最下点位置H2に移動する。この場合には、リンク機構12は、この操作ボタン8の押下操作により摺動して可動部11bを押し下げる(図6(a)から図6(b))。これにより、発電部11は、第1の電力を発電する。
一方、ユーザが押下操作を解放すると、リンク機構12は、元の位置に戻る。そのため、操作ボタン8を最下点位置H2から定常位置H1に押し上げる。これにより、可動部11bも同時に押し下げられるため、発電部11は、第2の電力を発電する。(図6(b)から図6(a))。
このように、発電部11は、操作ボタン8が押下操作されることで定常位置H1から最下点位置H2に移動するときのその押下操作の押力を電力に変換して第1の電力を発電する。一方、発電部11は、押下操作が解放されることで操作ボタン8が最下点位置H2から定常位置H1に戻るときの反力を電力に変換して第2の電力を発電する。なお、例えば、発電部11は、電磁誘導により上記押力及び反力を電力に変換してもよいし、圧電素子を用いて上記押力及び反力を電力に変換してもよい。
以下に、本実施形態に係るリンク機構12の具体的な構成について、図7〜9を用いて説明する。図7は、本発明の一実施形態に係るリンク機構12の概略構成の一例を示す平面図である。図8は、本発明の一実施形態に係る操作ボタン8が押下操作されていない状態(定常位置H1の状態)のリンク機構12の断面図である。図9は、本発明の一実施形態に係る操作ボタン8が押下操作されたときの状態(最下点位置H2の状態)のリンク機構12の断面図である。
リンク機構12は、本体部101及び圧縮コイルバネ115を備える。
本体部101は、ラダー形状である。本体部101は、縦木部110及び横木部130を備える。
縦木部110は、長板状の部材である。この縦木部110は、本体部101に一対で設けられている。
縦木部110には、スライド部111、被ガイド部112、及び第2カム部120が形成されている。
スライド部111は、縦木部110の下面に形成されており、リモコン装置2の後面側のケースである下蓋部42に対して接触且つ摺動可能に構成されている。スライド部111は、リモコン装置2の操作ボタン8に対向する位置に形成されていることが好ましい。なお、縦木部110の下面を全面的に下蓋部42に接触させると接触抵抗が増大するため、本実施形態では、スライド部111のみが下蓋部42に接触し、スライド部111以外の下面は、下蓋部42から離隔している。
被ガイド部112は、下蓋部42から離隔した下面の一部に形成された板状部材である。この被ガイド部112は、下蓋部42に形成されているガイドレール31に挟み込まれている。これにより、本体部101は、被ガイド部112がガイドレール31に案内されることにより、下蓋部42に対してリモコン装置2の長手方向に摺動する。
圧縮コイルバネ115は、縦木部110の自由端と下蓋部42との間に設けられている。この圧縮コイルバネ115は、縦木部110に対して移動方向とは反対方向に付勢する。
第2カム部120は、縦木部110の外方側面に形成されている。この第2カム部120は、発電部11の可動部11bに対向している。
横木部130は、一対の縦木部110に複数懸架されている。本実施形態では、横木部130は、操作ボタン8の第1カム部27に対向する棒状のローラである。
次に、本実施形態に係る操作ボタン8の押下操作によるリンク機構12の動作について説明する。
ユーザにより操作ボタン8が押下操作されると、操作ボタン8の第1カム部27である傾斜面又は曲面が本体部101の横木部130を押圧する。そして横木部130が押圧されると、この押圧力が第1カム部27から縦木部110に伝達され、本体部101はガイドレール31に案内されながら、下蓋部42の面に沿って移動する(図8における右側の方向に移動する)。この本体部101の移動に伴い、第2カム部120が発電素子11aに作用して、その発電素子11aの可動部11bを変位させる。これにより、発電部11が第1の電力を発電する。
一方、操作ボタン8の押下操作が解放されると、圧縮コイルバネ115の付勢力により縦木部110が元の位置に戻される。そして、縦木部110が元の位置に戻ることにより、縦木部110が第1カム部27を押圧して操作ボタン8を持ち上げる。また、この本体部101の移動に伴い、その発電素子11aの可動部11bを上方に変位させる。これにより、発電部11が第2の電力を発電する。なお、操作ボタン8は、操作検出部10に内蔵されている圧縮コイルバネの付勢力(押下方向と反対方向に付勢する力)によって持ち上げられてもよい。
次に、本実施形態に係る制御部13について説明する。
図10は、本発明の一実施形態に係る制御部13の概略構成の一例を示す図である。
図10に示すように、制御部13は、整流部131、送信部132及びアンテナ133を備える。
整流部131は、発電部11で発電した第1の電力及び第2の電力のそれぞれを整流す。本実施形態では、この第1の電力は、送信部132により用いられ、第2の電力は、報知部9により用いられる。
具体的には、整流部131は、複数のダイオード131a〜131dを備える。
ダイオード131aのアノードは、ダイオード131bのアノードと接続点N1で接続されている。そして、この接続点N1は、報知部9の負極端子に接続されている。また、接続点N1は、送信部132の負極端子に接続されている。
ダイオード131aのカソードは、ダイオード131cのアノードと接続点N2で接続されている。そして、この接続点N2は、発電部11の一方の出力端子に接続されている。
ダイオード131bのカソードは、ダイオード131dのアノードと接続点N3で接続されている。そして、この接続点N3は、発電部11の他方の出力端子に接続されている。
ダイオード131cのカソードは、送信部132の正極端子に接続されている。
ダイオード131dのカソードは、報知部9の正極端子に接続されている。
送信部132は、整流部131で整流された第1の電力を動作電源として動作する。具体的には、送信部132は、整流部131から第1の電力が供給されると、操作検出部10からの検出信号に基づいて、複数の操作ボタン8の中から押下操作された操作ボタン8を判別する。例えば、送信部132は、検出信号を送信した操作検出部10を特定し、その特定した操作検出部10の検出対象である操作ボタン8を特定することで押下操作された操作ボタン8を判別する。
そして、送信部132は、押下操作された操作ボタン8に応じた操作信号をアンテナ133を介してトイレ装置1に送信する。
アンテナ133は、送信部132から送信された操作信号を便座装置3に対して無線送信する。
便座装置3は、アンテナ133から送信された操作信号を取得した場合には、その取得した操作信号に応じた機能を実行する。この操作信号に応じた機能とは、例えば、操作ボタン8に対応して決定されている機能であって、便器洗浄や衛生洗浄の吐水等である。このように、ユーザは、所望の機能に対応した操作ボタン8を押下操作することで、便座装置3に対して所望の機能を実行させることができる。
以下に、本実施形態に係る制御部13の動作の流れについて図11を用いて説明する。
まず、図11(a)を用いて、操作ボタン8が押下操作された場合の制御部13の動作について説明する。
操作ボタン8が押下操作されると、発電部11で発電した正極性の第1の電力は、発電部11の一方の出力端子から出力され、接続点N2、ダイオード131c、送信部132の正極端子、送信部132の負極端子、接続点N1、ダイオード131b、及び接続点N3を経由する経路W1を通り、発電部11の他方の出力端子に戻る。したがって、整流部131で整流された第1の電力は、送信部132に供給される。なお、この第1の電力は、送信部132にのみに供給され、報知部9には供給されない。これにより、送信部132は、操作信号を生成及び送信するための十分な電力を確保することができる。
次に、図11(b)を用いて、操作ボタン8の押下操作が解放された場合の制御部13の操作について説明する。
操作ボタン8の押下操作が解放されると、発電部11で発電した負極性の第2の電力は、発電部11の他方の出力端子から出力され、接続点N3、ダイオード131d、報知部9の正極端子、報知部9の負極端子、接続点N1、ダイオード131a、接続点N2を経由するW2を通り、発電部11の一方の出力端子に戻る。したがって、整流部131で整流された第2の電力は、報知部9に供給される。これにより、報知部9は、整流部131で整流された第2の電力を用いて、操作ボタン8の押下操作が行われたことを報知する。なお、この第2の電力は、報知部9にのみに供給され、送信部132には供給されない。これにより、報知部9は、報知するための十分な電力を確保することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
(変形例1)
本発明の一実施形態に係る制御部13は、図12に示す構成を採用することができる。以下に、変形例1に係る制御部13について、説明する。
図12は、本発明の一実施形態に係る変形例1の制御部13の概略構成を示す図である。図12に示すように、制御部13は、整流部131、送信部132、アンテナ133、及びダイオード134を備える。
変形例1の整流部131は、発電部11に発電した第1の電力のみを整流する。すなわち、変形例1では、第1の電力は整流部131により整流された後に送信部132に供給されるが、第2の電力は整流部131により整流されずに報知部9に供給される。
具体的には、変形例1の整流部131は、複数のダイオード131e,131fを備える。
ダイオード131eのアノードは、発電部11の一方の出力端子に接続されている。ダイオード131eのカソードは、送信部132の正極端子に接続されている。
ダイオード131fのアノードは、送信部132の負極端子に接続されている。ダイオード131fのカソードは、発電部11の他方の出力端子及び報知部9の正極端子に接続されている。
なお、変形例1の送信部132及びアンテナ133の動作は、上記実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ダイオード134のアノードは、報知部9の負極端子に接続されている。また、ダイオード134のカソードは、発電部11の一方の出力端子に接続されている。
以下に、変形例1に係る制御部13の動作の流れについて図13を用いて説明する。
まず、図13(a)を用いて、操作ボタン8が押下操作された場合の変形例1の制御部13の動作について説明する。
操作ボタン8が押下操作されると、発電部11で発電した正極性の第1の電力は、発電部11の一方の出力端子から出力され、ダイオード131e、送信部132の正極端子、送信部132の負極端子、ダイオード131fを経由する経路W´1を通り、発電部11の他方の出力端子に戻る。したがって、整流部131で整流された第1の電力は、送信部132に供給される。なお、この第1の電力は、送信部132にのみに供給され、報知部9には供給されない。これにより、送信部132は、操作信号を生成及び送信するための十分な電力を確保することができる。
次に、図13(b)を用いて、操作ボタン8の押下操作が解放された場合の制御部13の操作について説明する。
操作ボタン8の押下操作が解放されると、発電部11で発電した負極性の第2の電力は、発電部11の他方の出力端子から出力され、報知部9の正極端子、報知部9の負極端子、ダイオード134を経由するW´2を通り、発電部11の一方の出力端子に戻る。したがって、発電部11で発電された第2の電力は、整流部131を介さずに直接報知部9に供給される。これにより、報知部9は、第2の電力を用いて、操作ボタン8の押下操作が行われたことを報知する。なお、この第2の電力は、報知部9にのみに供給され、送信部132には供給されない。これにより、報知部9は、報知するための十分な電力を確保することができる。
(変形例2)
上記実施形態では、リモコン装置2は、第1の電力を送信部132に供給し、第2の電力を報知部9に供給したが、これに限定されない。例えば、リモコン装置2は、第2の電力を送信部132に供給し、第1の電力を報知部9に供給してもよい。
(変形例3)
上記実施形態では、リモコン装置2は、第1の電力のみを送信部132に供給し、第2の電力のみを報知部9に供給したが、これに限定されない。例えば、リモコン装置2は、第1の電力及び第2の電力を、送信部132及び報知部9の両方に供給してもよい。すなわち、報知部9は、第1の電力と第2の電力のうち、少なくともいずれか一方の電力を用いて報知する。また、送信部132は、第1の電力と第2の電力のうち、少なくともいずれか一方の電力を用いて操作ボタン8に応じた操作信号をトイレ装置1に送信する。
上述したように、本実施形態に係るリモコン装置2は、発電部11及び報知部9を備える。この発電部11は、操作ボタン8が押下操作されることで第1の電力を発電し、操作ボタン8が押下操作から解放されることで第1の電力と逆極性の第2の電力を発電する。報知部9は、第1の電力と第2の電力のうち、どちらか一方の電力を用いて押下操作が行われたことを報知する。これにより、リモコン装置2は、発電した電力により報知することが可能となり、ユーザビリティを向上させることができる。
A トイレシステム
1 トイレ装置
2 リモコン装置
8 操作ボタン(操作部)
9 報知部
11 発電部
13 制御部
131 整流部
132 送信部

Claims (4)

  1. トイレ装置と通信する発電式のリモコン装置であって、
    操作部と、
    前記操作部への操作が行われることで第1の電力を発電し、前記操作部が前記操作から解放されることで前記第1の電力と逆極性の第2の電力を発電する発電部と、
    前記第1の電力と前記第2の電力のうち、少なくともいずれか一方の電力を用いて前記操作が行われたことを報知する報知部と、
    前記第1の電力と前記第2の電力のうち、少なくともいずれか一方の電力を用いて前記操作部に応じた操作信号を前記トイレ装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記送信部は、前記第1の電力を用いて前記操作部に応じた操作信号を前記トイレ装置に送信し、
    前記報知部は、前記第2の電力を用いて前記操作が行われたことを報知する、
    モコン装置。
  2. 前記第1の電力及び前記第2の電力のそれぞれを整流する整流部を備え、
    前記整流部は、整流した前記第1の電力を前記送信部のみに供給し、整流した前記第2の電力を前記報知部のみに供給する、
    請求項に記載のリモコン装置。
  3. 前記第1の電力のみを整流する整流部を備え、
    前記送信部は、前記整流部により整流された前記第1の電力を用いて前記操作信号を前記トイレ装置に送信し、
    前記報知部は、前記発電部から直接供給された前記第2の電力を用いて前記操作が行われたことを報知する、
    請求項に記載のリモコン装置。
  4. 請求項から請求項のいずれか一項に記載のリモコン装置から送信された操作信号を取得した場合には、その取得した前記操作信号に応じた機能を実行することを特徴とするトイレ装置。
JP2017178001A 2017-09-15 2017-09-15 リモコン装置及びトイレ装置 Active JP6895854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178001A JP6895854B2 (ja) 2017-09-15 2017-09-15 リモコン装置及びトイレ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017178001A JP6895854B2 (ja) 2017-09-15 2017-09-15 リモコン装置及びトイレ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019054442A JP2019054442A (ja) 2019-04-04
JP6895854B2 true JP6895854B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=66015380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017178001A Active JP6895854B2 (ja) 2017-09-15 2017-09-15 リモコン装置及びトイレ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6895854B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019122006A (ja) * 2018-01-11 2019-07-22 凸版印刷株式会社 遠隔操作装置及び遠隔操作方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006009280A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Usc Corp 衛生洗浄装置のリモートコントローラ
WO2009145747A1 (en) * 2007-05-24 2009-12-03 Face Bradbury R Lighting fixture with low voltage transformer & self-powered switching system
JP5859763B2 (ja) * 2011-07-07 2016-02-16 アルプス電気株式会社 発電入力装置および前記発電入力装置を使用した電子機器
JP2015179562A (ja) * 2012-07-20 2015-10-08 パナソニック株式会社 調光装置
JP5907434B2 (ja) * 2014-02-17 2016-04-26 Toto株式会社 リモコン装置
CN205005033U (zh) * 2015-08-18 2016-01-27 刘远芳 自发电无线开关模组

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019054442A (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW201239938A (en) Load control switch and load control switch system
JP6895854B2 (ja) リモコン装置及びトイレ装置
US20120001738A1 (en) System for controlling a device
US8648564B2 (en) Power transmitting device
WO2016074588A1 (zh) 可切换有声、无声的光电开关
WO2009028195A1 (ja) 無線通信装置および無線通信システム
CN102710276A (zh) 一种卫浴设备的无线收发装置的配对方法
JP6349688B2 (ja) 無線通信システム、及びそれを備えたトイレ装置
JP4803082B2 (ja) 負荷制御システム
KR101560814B1 (ko) 마우스와 쿼티 자판이 장착된 리모컨
JP2015154311A (ja) リモコン装置
JP6854224B2 (ja) トイレシステム及びトイレ装置
JP6906406B2 (ja) トイレシステム
KR101072489B1 (ko) 대기전력 차단장치 및 그것의 제어방법
WO2012035738A1 (ja) 充電装置及び充電方法
JP6194478B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP6025092B2 (ja) 照明制御システム
JP6814408B2 (ja) メインリモコン、サブリモコン及びリモコンシステム
JP2013098039A (ja) 受信器及び負荷制御システム
JP5909717B2 (ja) 送信器及び受信器並びに負荷制御システム
KR102175204B1 (ko) 수전장치 제어용 유량조절형 푸싱패드
KR102144503B1 (ko) 노약자용 비상벨
CN215345179U (zh) 智能灯
CN219961656U (zh) 一种无线宠物铃
JP6179882B2 (ja) 照明制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201126

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6895854

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150