JP6894240B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、一定の縫いピッチで縫いを行うミシンに関する。
従来より、ミシンのフレームに固定装備された光学式のセンサーにより針板上の被縫製物の移動量を求め、一定の移動量で針落ちを行うようにミシンモーターの回転数を制御することにより、縫いピッチを一定に維持するミシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4724938号公報
しかしながら、上記従来のミシンは、被縫製物の移動量を検出する光学式のセンサーに対して制御装置が一定のサンプリング周期でアクセスして移動量を取得していた。
例えば、α[μm]の分解能のセンサーの場合、移動量をα[μm]検出するごとに1パルスをカウントするが、制御装置が一定時間のサンプリング周期でアクセスする場合、被縫製物が速く送られると移動量が多いため数多くのパルスを受信し、被縫製物がゆっくり送られると移動量が少ないため少数のパルスを受信する。
一方、センサーの検出時或いは制御装置によるアクセス時には、ノイズが発生する場合があり、制御装置による一回のアクセスで数多くのパルスを受信する場合には、ノイズの影響は小さくなり、一回のアクセスで少数のパルスを受信する場合には、ノイズの影響は大きくなる。
つまり、被縫製物がゆっくり送られる場合には、被縫製物の移動量の検出精度が低下するおそれがあった。
本発明は、被縫製物の移動量の検出精度の向上を図ることをその目的とする。
請求項1記載の発明は、ミシンにおいて、
被縫製物の移動量を検出する検出部と、
針棒の上下動の駆動源となるミシンモーターと、
前記検出部の検出に基づいて前記ミシンモーターを制御し、一定の縫いピッチを維持する制御を行う制御装置とを備えるミシンにおいて、
前記検出部は、光学的に被縫製物の移動量を検出し、当該移動量の変化を分解能の単位でカウントし、前記制御装置の周期的な要求に対してカウント値を入力し、
前記制御装置は、前記検出部の検出に基づく単位時間当たりの前記被縫製物の移動量が小さくなる場合に前記検出部の出力を取得する周期を長くし、前記検出部の検出に基づく単位時間当たりの前記被縫製物の移動量が大きくなる場合に前記検出部の出力を取得する周期を短くすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のミシンにおいて、
前記ミシンの針落ち位置に対して前記被縫製物を手動にて移動させてフリーモーション縫いを行うことを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のミシンにおいて、
前記被縫製物に対して前記ミシンを手動にて移動させてフリーモーション縫いを行うことを特徴とする。
本発明は、制御装置が、検出部の検出に基づく被縫製物の移動量が小さくなるにつれて、検出部の出力の取得する周期を長くするので、布移動量が少ない場合でも、一周期で受信する検出部からの信号数を増やすことができ、ノイズの影響を低減して、検出精度の向上を図ることが可能となる。
発明の実施形態であるミシンの斜視図である。 ミシンの制御系を示すブロック図である。 制御装置による縫製時の処理を示すフローチャートである。 各センサーの出力を取得する周期を一定とした場合のセンサーの検出状態を示す説明図であり、図4(A)は布移動量が小さい場合を示し、図4(B)は布移動量が大きい場合を示す。
[発明の実施形態の概略]
以下、図面を参照して、本発明にかかるミシンについて説明する。図1はミシン100の斜視図、図2はミシン100の制御系を示すブロック図である。
なお、本実施形態のミシン100は、作業者が手動操作により被縫製物を自由に移動させ、針落ち位置に対して布地Cを相対的に位置決めしながら布地に縫製を行ういわゆるフリーモーション縫いを行うことが可能なミシンである。
なお、本実施形態では、保持台の図示及び構造の説明は周知の保持台と同じなので省略する。
ミシン100は、縫い針12を下端部に保持する針棒13を上下動させる針棒上下動機構と、縫い針12に通された上糸を捕捉して下糸に絡める釜機構と、上糸を引き上げて結節を形成する天秤機構と、上糸に所定の張力を付与する糸調子器と、これらを格納又は保持するミシンフレーム11と、各部の動作制御を行う制御部としての制御装置90とを備えている。
上記針棒上下動機構、釜機構、天秤機構及び糸調子器は、ミシンにおける周知の構成と同一であることから詳細な説明は省略する。
ミシンフレーム11は、ミシン本体下部に位置するミシンベッド部と、ミシンベッド部の一端部から立設された立胴部と、立胴部からミシンベッド部に同じ方向に延出されたミシンアーム部とからなる。
以下の説明では、水平方向であってミシンベッド部111の長手方向に沿った方向をX軸方向、水平方向であってX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する鉛直上下方向をZ軸方向とする。
また、ミシン100は、縫い針12の上昇時に布地Cから円滑に抜けるように布地Cを押さえる中押さえ14を備えている。この中押さえ14は中押さえ棒141の下端部に支持されている。そして、中押さえ14は、縫い針12を遊挿可能な小型の枠体であり、針棒13を上下動させる駆動源であるミシンモーター30(図2参照)から周知の伝達機構を介して動力を得て、針棒13よりも小さい振幅で上下動を行う。なお、この中押さえ14は、針棒13とは位相がずれており、縫い針12の上昇時に中押さえ14が下降する。また、中押さえ14は、布地Cの移動を妨げないようにその下死点位置において針板16に対して幾分隙間ができるように設定されている。
また、ミシン100は、図2に示すように、縫製終了時に縫い糸を切断する糸切り装置43を備えている。この糸切り装置43は、針板16の下側において針穴の真下を通過するように往復回動を行うことが可能な動メスと、動メスとの協働により縫い糸を切断する固定メスと(何れも図示略)、動メスを往復回動させる糸切りモーター431と、制御装置90の指令にしたがって糸切りモーター431を駆動させる駆動回路432とを備えている。
また、ミシンベッド部111には、針板16の針穴(図示略)におけるX軸方向の両側に、手動で送られる布地Cに対するミシン100の針落ち位置の近傍であってその相対的な移動量を検出する検出部としての第一と第二のセンサー21,22がそれぞれ設けられている。
これらの第一と第二のセンサー21,22は、針板16の上面から上方に向けられた状態で固定装備された二次元のイメージセンサーである。
さらに、第一と第二のセンサー21,22は、何れも光軸がZ軸方向に並行であって、針棒13の中心線及び中押さえ棒141の中心線を含む平面を基準に対称となるように配置されている。
これらのセンサー21,22の分解能はいずれも3[μm]である。また、それぞれのセンサー21,22は、針板16上の布地Cの下面を随時検出しており、その検出データを併設された処理装置23に入力する。
なお、センサー21,22の分解能の数値は一例であって上記数値に限定されない。
第一及び第二のセンサー21,22に併設された処理装置23は、各センサー21,22から随時入力される連続的な検出データから、布地Cの移動量の変化を分解能の単位で監視し、分解能である3[μm]の変化を生じる度に、布地Cの移動量をカウントアップする。
そして、処理装置23は、制御装置90から、カウントした布地Cの移動量の要求を受けると、カウント値と同じ数のパルス信号を制御装置90に入力する。
処理装置23は、パルス信号出力後、カウント値をリセットして、制御装置90から次の要求を受けるまで、布地Cの移動量を0から再びカウントする。
なお、処理装置23は、第一と第二のセンサー21,22のそれぞれについて個別に布地Cの移動量のカウントを行っており、いずれか一方のセンサー21又は22の検出不良が生じた場合には、正常に検出した他方のセンサー21又は22の検出に基づくカウント値を制御装置90に入力し、両方とも正常に検出した場合にはセンサー21又は22の検出の平均値に基づくカウント値を制御装置90に入力する。
[ミシンの制御系]
ミシン100は、その各構成の動作制御を行う制御装置90を備え、当該制御装置90に対して、縫製動作の駆動源となるミシンモーター30及びその出力軸角度(上軸角度)を検出するエンコーダー31が駆動回路32を介して接続されている。
また、制御装置90に対して、前述した糸切り装置43の糸切りモーター431が駆動回路432を介して接続され、前述した第一及び第二のセンサー21,22は処理装置23を介して接続されている。
また、制御装置90に対して、ミシンの操作者がミシンに対する操作入力を行う操作手段としての操作パネル41と、縫製を開始するスタートボタン42と、ミシンモーター30を駆動させるペダル44とが、それぞれ図示しないインターフェイスを介して接続されている。
操作パネル41からは、例えば、一針ごとの縫い目の長さである縫いピッチの設定が行われる。また、操作パネル41には表示部が設けられ、各種の情報の表示が行われる。
制御装置90は、主に、ミシンモーター30の制御を行うCPU91と、CPU91の作業エリアとなるRAM92と、CPU91が処理するプログラムが記憶されたROM93と、演算処理に用いられるデータが記憶されるとともに当該データを書き換え可能に構成された記憶部としてのEEPROM94とを備えている。
[縫製時の動作制御]
次に、ミシン100の制御装置90が行う縫製動作制御について説明する。
前述したように、ミシン100は、縫製作業者が針落ち位置に対して、布地Cを任意に移動させながら縫製が行われる。
制御装置90は、ミシン操作者の手によって任意に布地Cを移動操作した際に、操作パネル41から設定された一定の縫いピッチを維持して縫いが行われるようにミシンモーター30の回転数を制御する。
また、制御装置90は、縫いピッチを一定に維持する上記縫製動作の中で、第一及び第二のセンサー21,22の検出に基づく単位時間当たりの布地Cの移動量に応じて、処理装置23に対して第一及び第二のセンサー21,22の出力を取得する周期を変更する処理を実行する。
即ち、制御装置90は、単位時間当たりの布地Cの移動量が小さい場合には、次に各センサー21,22の出力を取得するまでの周期を長くし、単位時間当たりの布地Cの移動量が大きい場合には、次に各センサー21,22の出力を取得するまでの周期を短くする。
なお、制御装置90は、EEPROM94内に、布地Cの移動量と第一及び第二のセンサー21,22の出力を取得するまでの周期との対応関係を示したテーブルデータを記憶している。そして、制御装置90は、単位時間当たりの布地Cの移動量を取得すると、テーブルデータを参照して、次回の各センサー21,22の出力を取得するまでの周期を決定する。
テーブルデータは、一定の移動量の数値範囲ごとに段階的に周期を定めたものでもよいし、任意の移動量に対して線形に対応する周期の関係を定めたものでもよい。或いは、任意の移動量の値に対して一定の周期を算出する関数を定めたものでもよい。
図3は縫製時に制御装置90のCPU91が実行する処理を示すフローチャートである。これに基づいて、縫製時にCPU91が実行する処理について詳細に説明する。
まず、CPU91は、当初、ペダル44の踏み込みの検出を行い(ステップS1)、ペダル44の踏み込みを検出すると、ミシンモーター30の駆動を開始するとともに、各センサー21,22の出力を取得するまでの周期の計時を開始する(ステップS3)。なお、駆動開始時の各センサー21,22の出力を取得するまでの周期の初期値は、予め、規定値が定められている。
そして、CPU91は、各センサー21,22の出力を取得するまでの一周期の経過を判定する(ステップS5)。
そして、規定の一周期が経過していない場合には、ペダル44の踏み込みが停止されたか否かを判定し(ステップS11)、踏み込みが停止されていない場合には、ステップS5に処理を戻す。また、ペダル44の踏み込みが停止された場合には、ミシンモーター30を停止させて、縫製を終了する。
一方、ステップS5において、規定の一周期が経過したと判断した場合には、CPU91は、処理装置23に対して、各センサー21,22の検出に基づく布移動量を要求する(ステップS7)
これにより、処理装置23は、各センサー21,22の検出に基づくカウント値と同じ数のパルス信号を制御装置90に入力する。
ついで、CPU91は、規定の周期とパルス信号に基づく布移動量とにより、単位時間当たりの布移動量を算出する。さらに、これに基づいて、設定された縫いピッチとなるように、ミシンモーター30の回転数(回転速度)を制御する。
また、CPU91は、算出した単位時間当たりの布移動量に基づいて前述したテーブルデータを参照して、各センサー21,22の出力を取得するまでの次回の周期を決定するとともに、当該次の周期までの計時を開始する(ステップS9)。
そして、ステップS5に処理を戻し、ステップS5〜S9の処理を繰り返した後、ステップS11においてペダルOFFにより、縫製を終了する。
[発明の実施形態の技術的効果]
上記ミシン100の技術的効果について図4を参照しつつ説明する。
前述したように、制御装置90は、第一及び第二のセンサー21,22の検出に基づく単位時間当たりの布地Cの移動量が小さくなるにつれて、各センサー21,22の出力を取得する周期を長くすることを特徴としている。
仮に、第一及び第二のセンサー21,22の検出に基づく単位時間当たりの布地Cの移動量の大きさに関係なく、各センサー21,22の出力を取得する周期を一定とした場合の検出状態を図4(A)及び図4(B)に示す。
仮に、各センサー21,22の出力を取得する周期を1[ms]に固定すると、図4(A)のように、布地Cの単位時間当たりの布移動量が3[mm/s](低速)の場合、一回の周期で検出される布移動量は1回のパルス、即ち、1カウント分(3[μm])となる。
また、図4(B)のように、布地Cの単位時間当たりの布移動量が45[mm/s](高速)の場合、一回の周期で検出される布移動量は15回のパルス、即ち、15カウント分(45[μm])となる。
図4(A)のように、一回の周期で検出される布移動量のパルス数が少ないと、その際にノイズが含まれると、ノイズによる検出誤差の影響が非常に大きくなり、低速の布移動時の検出精度が大きく低下する。
したがって、布移動量が低速の場合には、各センサー21,22の出力を取得する周期をより長くすることにより、一回の周期で検出される布移動量のパルス数を増やすことができ、ノイズによる影響を低減して低速の布移動時の検出精度が向上させることが可能となる。
また、第一及び第二のセンサー21,22の検出に基づく単位時間当たりの布地Cの移動量の大きさに関係なく、各センサー21,22の出力を取得する周期を予め比較的長い一定時間に固定することも考えられるが、その場合には、布移動量が高速の場合に、ミシンモーター30の制御の応答が遅くなり、追従性が低下するおそれがある。
したがって、制御装置90が、第一及び第二のセンサー21,22の検出に基づく単位時間当たりの布地Cの移動量が大きくなるにつれて、各センサー21,22の出力を取得する周期を短くすることにより、低速の布移動時の検出精度を向上しつつ、ミシンモーターの制御の追従性を高く維持することが可能となる。
[その他]
上記ミシン100は、ミシン100に対して布地Cを手動で移動させる場合を例示したが、布地Cに対してミシン100を手動で移動させてフリーモーション縫いを行うミシンでもよいことは言うまでもない。
11 ミシンフレーム
12 針
13 針棒
16 針板
21 センサー
21 第一のセンサー(検出部)
22 第二のセンサー(検出部)
23 処理装置
30 ミシンモーター
31 エンコーダー
32 駆動回路
41 操作パネル
42 スタートボタン
43 装置
44 ペダル
90 制御装置
100 ミシン
111 ミシンベッド部
141 棒
431 モーター
432 駆動回路
C 布地(被縫製物)

Claims (3)

  1. 被縫製物の移動量を検出する検出部と、
    針棒の上下動の駆動源となるミシンモーターと、
    前記検出部の検出に基づいて前記ミシンモーターを制御し、一定の縫いピッチを維持する制御を行う制御装置とを備えるミシンにおいて、
    前記検出部は、光学的に被縫製物の移動量を検出し、当該移動量の変化を分解能の単位でカウントし、前記制御装置の周期的な要求に対してカウント値を入力し、
    前記制御装置は、前記検出部の検出に基づく単位時間当たりの前記被縫製物の移動量が小さくなる場合に前記検出部の出力を取得する周期を長くし、前記検出部の検出に基づく単位時間当たりの前記被縫製物の移動量が大きくなる場合に前記検出部の出力を取得する周期を短くすることを特徴とするミシン。
  2. 前記ミシンの針落ち位置に対して前記被縫製物を手動にて移動させてフリーモーション縫いを行うことを特徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 前記被縫製物に対して前記ミシンを手動にて移動させてフリーモーション縫いを行うことを特徴とする請求項1記載のミシン。
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