JP6894072B2 - 排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置 - Google Patents

排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置 Download PDF

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Description

本発明は、道路脇のU字溝や、ビルの周囲、公園等に設置される排水路の集水口に嵌め込まれたグレーチングを外れ止めするための排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置に関する。
従来、道路の側溝などに使用されているU字溝等の排水路の溝蓋や集水桝の開口部に形成された集水口にグレーチングが着脱可能に設置されている。また、排水路としてプラスチック製の排水管を使用し、この排水管の上面に開けた細長の開口に縦向きの通水筒を連結し、その集水筒を、その上端に細幅(幅数cm程度)の集水口を路面上に露出させた状態で地中に埋設し、集水口に、これに嵌まり合う大きさの細長のグレーチングを着脱自在に嵌め合わせた構造の排水設備がある(例えば特許文献1)。
また従来、道路側溝の集水口用のグレーチングは、車両の通行時にその衝撃によって浮き上がって外れることがあるため、その外れ止め装置が使用されている。
この外れ止め装置は、溝蓋や集水桝の埋め込んだ枠状のクレーチング受けに対し、ボルトを使用してグレーチングを固定する方法の他、グレーチングをグレーチング受け内に嵌め合わせることによって自動的に外れ止めがなされる構造のものが開発されている。
この種の外れ止め装置としては、グレーチングに外れ止め用の爪をスプリングによって押し出し方向に付勢させておくとともに、グレーチング受けに前記外れ止め爪が下側に入り込む形状の爪受けを形成しておき、グレーチングの嵌めこみによって、ラチェット構造により外れ止め爪が押し込まれ、爪受け部分を通過した位置でその下側に突出するようにした構造のものが知られている。(例えば特許文献2)。
特開2009−243185号公報 実用新案登録第3192428号公報
特許文献1に示されているような細幅のグレーチングを使用した排水設備は、従来、車道以外の部分、例えば建物の敷地やその他の広場の周囲や歩道に設置される場合が多く、車両の通行による衝撃を受けないため、外れ止め装置が使用されなかったが、近年、この種のグレーチングの軽量化が進み、少ない衝撃でも浮き上がり易い構造となりつつある。
また、特許文献2に示されているようなグレーチングをグレーチング受け内に装着することによって外れ止めされる構造のものにあっては、その形状が大きく、細幅のグレーチングに使用できるように小型化するには材料の強度等の条件に制約されて一定以上の小型化が困難であり、しかも雨水や場合によっては不凍結材にさらされるために腐食し易く、耐久性に問題があった。
本発明は、このような従来の問題に鑑み、構造が簡単で小型化が容易となり、耐久性に富み、しかも細幅のグレーチングに対しても適応できる排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置の提供を目的としてなされたものである。
上述の如き従来の問題を解決するための本発明の第1の特徴は、エンドプレート間に細長板状の複数の主部材が所定の間隔を隔てて互いに並行配置に固定され、前記各主部材に対し直交方向に横切る配置に貫通させて固定したクロスバーを有するグレーチングを、該グレーチングが嵌め込まれた集水口周縁のグレーチング受けに対して外れ止めする排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置において、互に隣り合う前記主部材間で回動可能な厚さの板材からなり、その上端部側を前記主部材に貫通させた支軸を中心に回動可能に支持され、下半分が方形状に形成された鉤材を備え、該鉤材には、前縁側を切り欠いた形状に一体に形成され、前記グレーチング受けに備えた鉤係合部下に入り込んでこれに係合する鉤部と、下端縁に上向きに窪ませた形状の外し具係合部と、下端縁の前記外し具係合部と隣り合う位置に鉤材の両面に突出するように貫通させて全長が前記主部材間の間隔より長い棒状材からなる飛び出し防止具とを備え、前記鉤材の自重及び前記飛び出し防止具の自重による前記支軸を中心とした回転モーメントにより前記鉤部が前記鉤係合部側に付勢されるようにしたことにある。
本発明の第2の特徴は、前記第1の特徴に加え、前記鉤材の係合面に、該鉤材板厚方向に向けた凸条が平行配置に多数形成されていることにある。
本発明の第3の特徴は、前記第1又は第2の特徴に加え、前記鉤材の下端部分の前記鉤部の背面側に片寄せた位置に、基端側が戻り止め片用の支軸によって回動可能に取り付けられた戻り止め片を備え、該戻り止め片の先端側には、前記鉤材に対し重なり合うように畳まれた状態で前記クロスバー側に配置され、前記クロスバーに係合する係合凹部が形成されており、該戻り止め片を前記鉤材に対し重なり合うように畳まれた状態から回動させて係合凹部を前記クロスバーに係合させることによって、前記鉤材が、該鉤材の鉤部が前記グレーチング受けの鉤係合部から外れた状態に維持されるようにしたことにある。
本発明の第4の特徴は、前記第1〜第3の何れか1の特徴に加え、前記グレーチング受けの鉤係合部は、該グレーチング受けの長辺間方向にむけて一体に架け渡されたグレーチング受け桟であることにある。
本発明に係る排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置は、前記第1の特徴のように、エンドプレート間に細長板状の複数の主部材が所定の間隔を隔てて互いに並行配置に固定され、前記各主部材に対し直交方向に横切る配置に貫通させて固定したクロスバーを有するグレーチングを、該グレーチングが嵌め込まれた集水口周縁のグレーチング受けに対して外れ止めする排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置において、互に隣り合う前記主部材間で回動可能な厚さの板材からなり、その上端部側を前記主部材に貫通させた支軸を中心に回動可能に支持され、下半分が方形状に形成された鉤材を備え、該鉤材には、前縁側を切り欠いた形状に一体に形成され、前記グレーチング受けに備えた鉤係合部下に入り込んでこれに係合する鉤部と、下端縁に上向きに窪ませた形状の外し具係合部と、下端縁の前記外し具係合部と隣り合う位置に鉤材の両面に突出するように貫通させて全長が前記主部材間の間隔より長い棒状材からなる飛び出し防止具とを備え、前記鉤材の自重及び前記飛び出し防止具の自重による前記支軸を中心とした回転モーメントにより前記鉤部が前記鉤係合部側に付勢されるようにしたことにより、グレーチングをグレーチング受け内に嵌め込むだけで自動的に鉤部が鉤係合部下に入り込ませた後は、鉤材をふくむ全体の重量による回転モーメントによって抜け止め状態が維持され、車両の通行などによるグレーチングの跳ね上がりが防止される。
また、鉤材は、板材の切断によって容易に形成でき、しかも鉤材に何らかの外力が作用して外れ方向に回動されたとしても、主部材間の間隔より長い棒状材からなる飛び出し防止具があるため、鉤材がグレーチングの表面より高く飛び出すことがなく安全性がより高く、しかも飛び出し防止具が鉤材を外れ止め方向側へ付勢するための錘としても役立ち、グレーチングの外れ止め効果を高めるものとなる。
本発明は、前記第2の特徴のように、鉤材の係合面に、該鉤材板厚方向に向けた凸条が平行配置に多数形成されていることにより、この凸条がグレーチング受けの鉤係合部のエッジに係合することによって、グレーチング外れ方向の動きによってもグレーチング受けの鉤係合部に対する外れ止め作用が高いものとなる。
本発明は前記第3の特徴のように、前記鉤材の下端部分の前記鉤部の背面側に片寄せた位置に、基端側が戻り止め片用の支軸によって回動可能に取り付けられた戻り止め片を備え、該戻り止め片の先端側には、前記鉤材に対し重なり合うように畳まれた状態で前記クロスバー側に配置され、前記クロスバーに係合する係合凹部が形成されており、該戻り止め片を前記鉤材に対し重なり合うように畳まれた状態から回動させて係合凹部を前記クロスバーに係合させることによって、前記鉤材が、該鉤材の鉤部が前記グレーチング受けの鉤係合部から外れた状態に維持されるようにしたことにより、1のグレーチングに外れ止め装置を3つ以上設置した場合のように、一人で同時に外し操作ができない場合であっても、1の外れ止め装置毎に順次外し操作を行い止め片にて戻り止めすることによって1つの外し具によって順次外し操作が可能となる。
本発明は、前記第4の特徴のように、前記グレーチング受けの鉤係合部は、該グレーチング受けの長辺間方向にむけて一体に架け渡されたグレーチング受け桟であることにより、グレーチングを薄型化した際の補強部材を鉤係合部と兼用することができ、特別に外れ止めのための鉤係合部を設置する必要がなく低コストとなる。
本発明に係る排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置の第1実施例を示す平面図である。 同上の縦断面図である。 同上のグレーチング脱着状態を示す縦断面図である。 同上のグレーチング外れ止め装置部分の拡大平面図である。 同縦断面図である。 第1実施例における着脱時の鉤材位置を示す拡大平面図である。 同縦断面図である。 本発明におけるグレーチング外れ止め装置のグレーチング着脱に使用する外し具の側面図である。 同正面図である。 本発明に係る排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置の第2実施例を示す平面図である。 同上の縦断面図である。 同上のグレーチング脱着状態を示す縦断面図である。 同上のグレーチング外れ止め状態時の拡大平面図である。 同縦断面図である。 第2実施例における着脱時の鉤材位置を示す拡大平面図である。 同縦断面図である。
次に本発明の第1実施例を図1〜図9について説明する。
この実施例は、プラスチック製の排水管等の排水路の集水口等に使用される細長の集水口1に使用される全幅3〜5cm程度の細幅のグレーチング2に使用した場合を示している。
集水口2には、その内周面に断面がL型の金属製のグレーチング受け3が設置され、その背面のアンカー4を舗装コンクリート5内に埋設することによって抜け止めされている。
グレーチング受け3は、水平辺部と縦向き片部とからなる断面がL型のアングル材を、その水平辺部を内周側に向けて長方形の枠状に形成されており、グレーチング2は、グレーチング受け3のL型の水平辺部上に周縁部が載せられた状態で嵌めこまれるようになっている。
グレーチング受け3は、その長さ方向に向いている2長辺3a,3a間に、幅方向に向けたグレーチング受け桟3bが所定の間隔を置いて一体に架け渡されており、その上にグレーチング2の下面が支持されるようになっており、このグレーチング受け桟3bの存在によってグレーチング2に対する下向き荷重が分散されてグレーチング2に対する曲げモーメントが小さくなり、その結果グレーチング2の厚さ(梁背)を低くし、軽量とすることができるようになっている。
グレーチング2は、細長板状をなし、その幅方向を上下に向けて所定間隔を隔てて平行に配置された多数の主部材7と、その各主部材7の端部が溶接された一対の平行なエンドプレート8と、主部材7に対して直交配置の向きで貫通させた棒状のクロスバー9とから構成されている。
グレーチング2の両端部にあってその幅方向中央部分の主部材7,7間にグレーチング外れ止め装置12が備えられている。
グレーチング外れ止め装置12は、隣り合う主部材7,7間の間隔より小さい厚さの板材を切断することによって形成された鉤材13と、該鉤部材13を隣り合う主部材7,7に対し、これと直交する向きに跨らせて貫通させた支軸14とを有し、支軸14によって鉤材13を主部材7,7間に回動可能に支持させている。
鉤材13は、上端に軸受穴15を有し、その下側であって鉤材13の上半分側に片寄せて鉤部16が鉤材13の前縁側を切り込んだ形状に形成されている。鉤部16は上向きの係合面17を有している。
係合面17には、鉤材13の回動方向と直交する向き、即ち鉤材13の厚さ方向と平行な向きに、断面が山形をした多数の凸条17aが連続した配置に形成されており、この凸条17aが外れ止め状態時に鉤係合部18のエッジ18aに係合されるようになっている。尚この例では鉤係合部18をグレーチング受け3のグレーチング受け桟3bを鉤係合部18としている。
鉤材13の下半分は方形状に形成されており、下端縁部に下向きの凹陥部からなる外し具係合部19が形成されている。
鉤材13の下端部には、外し具係合部19と隣り合う位置に飛び出し防止具20が固定されている。この飛び出し防止具20によって、鉤材13が鉤係合部18から離れる方向に回動された際に、該鉤材13がグレーチング2の上面より上側に突出するのを防止している。
飛び出し防止具20は、鉤材13を貫通させた棒材を使用している。この棒材は、全長が主部材7,7間の間隔より長く形成され、両端が鉤材13の両面に突出し、これが主部材7の下縁に当たることによって、鉤材13の更なる上側への回動が阻止されるようになっている。
飛び出し防止具20が主部材7の下縁に当接した状態において、鉤材13の側縁部が主部材7の上縁の下側にあるように鉤材13の大きさ及び飛び出し防止具20の固定位置が選定されている。
鉤材13は、前述した飛び出し防止具20の重量も含めた重量による支軸14を中心にした回転モーメントによって、該鉤部16が鉤係合部18の下に入り込む方向に付勢されるようになっている。
尚、鉤材13の鉤部16より下側の前面側片部は、後方側に傾斜した傾斜面22とし、鉤材13が自重で自然垂下状態にあるとき、傾斜面22の下端が、鉤係合部18より後退した位置にあるように形成しておき、この自然垂下状態からグレーチング2をグレーチング受け3内に降下させることによって、傾斜面22が鉤係合部18によって押され、鉤材13が後方側に逃げる方向に回動され、係合面17が鉤係合部18の下に達したとき、鉤材13の自重によって回動し係合面17が鉤係合部18の下に入り込んで外れ止め状態となるいわゆるラチェット構造となるようにしてもよい。
外れ止め状態のグレーチング2のグレーチング受け3に対する着脱には、例えば図8、図9に示すような外し具25を使用する。この外し具25は、グレーチング2の主部材7,7間の間に入り込む厚さの板材からなる本体部26を有し、その本体部26の先端を先細り形状にし、且つこれをU字型に折り返した形状の係合爪部27を有している。本体部26の他端側には、これを貫通した継承に棒状の取っ手28を有している。
使用に際しては、取っ手28部分に指を掛け、係合爪部28をグレーチング2の主部材7,7間に挿入し、外し具係合部19に係合爪部27を引っかけて引き上げる。この操作によって鉤材13を、鉤係合部18から離れる側に回動させ、飛び出し防止具20が主部材7の下面に当接させた状態で更に持ち上げることによりグレーチング2を持ち上げ、グレーチング受け3内に挿入する。挿入後に外し具25を取り外すことによって鉤材13が自重で鉤係合部18側に回動し、外れ止めされた状態となる。
また、グレーチング受け3内からグレーチング2を取り外す際には、外し具25の係合爪部28をグレーチング2の主部材7間に挿入し、外し具係合部19に係合爪部27を引っかけて引き上げる。この操作によって鉤材13を、鉤係合部18から離れる側に回動させ、飛び出し防止具20が主部材7の下面に当接させた状態で更に持ち上げる。
次に、図10〜図16について本発明の第2実施例を説明する。
この例は、U字溝や集水桝の蓋として第1実施例に比べて広幅のグレーチング2Aに使用した場合を示している。尚、第1実施例と同じ部分には同じ符号を付して重複説明を省略する。
この例では方形状をしたグレーチング2Aの4隅部分にグレーチング外れ止め装置12Aを設けている。このグレーチング外れ止め装置12Aの鉤材13は第1実施例と同様であるが、この鉤材13が係合される鉤係合部18をグレーチング受け3の額縁状の枠部31としており、鉤材13の鉤部16がグレーチング受け3の枠部31の内周縁部下に入り込むことによって鉤部上面の凸条17aが枠部31の内周縁下側のエッジ31aに係合されるようになっている。
尚、鉤係合部18は、グレーチング受け3を埋め込むコンクリート部分32の打設の際に、形材(図示せず)を枠部31の下に設置しておき、コンクリート固化後にこの形材を取り外すことにより枠部31下に鉤材13が入り込むことができる空間を形成することによって形成できる。
この例では、鉤係合部18から外す側に回動させた鉤材13を、その外れ状態が維持できる戻り止め片32を備えている。
戻り止め片32は、基端側が鉤材13の下端部分の背面側に片寄せた位置に支軸33によって回動可能に取り付けられており、該戻り止め片32の先端側には、その背面側にクロスバー9に係合する係合凹部34が形成されている。
この係合凹部34を図12、図15、図16に示すように、鉤材13を外し方向に回動させた状態クロスバー9に係合させることによって鉤材13のグレーチング外れ止め側への回動が阻止され、これによって4か所のグレーチング外れ止め装置12を順に1つずつ解除させることができるようになっている。
尚、戻り止め片32は、鉤材13の側面に添わせた1対の縦板部32a,32aと、両縦板部の上端部間に跨らせたブリッジ部32bとを有しており、ブリッジ部32bの位置で断面がU字型となっており、このブリッジ部32bが図 に示すように鉤材13の背面側縁部に当接することにより、鉤材13に対して重なり合う状態に畳まれるようになっている。
このグレーチング2Aのグレーチング受け3への装着に際しては、図12、図15、図16に示すように全てのグレーチング外れ止め装置12Aの戻り止め片32をクロスバー9に係合させ、鉤材13を鉤係合部18から外す側に回動させた状態でグレーチング受け3内に挿入する。挿入後戻り止め片32をクロスバー9から外すことにより鉤材13が自重によって外れ止め側に回動し、グレーチング外れ止め状態となる。
グレーチング受け3内に挿入されて外れ止めされた状態にあるグレーチング3の取り外しは、外し具25の係合爪部28をグレーチング2Aの主部材7間に挿入し、外し具係合部19に係合爪部27を引っかけて引き上げる。この操作によって鉤材13を、鉤係合部18から離れる側に回動させ、戻り止め片32の係合凹部34をクロスバー9に係合させて鉤材13による外れ止め状態を解除する。これを全てのグレーチング外れ止め装置12Aにて行い、全ての外れ止めを解除させた状態でグレーチング2Aを取り外す。
1 集水口
2,2A グレーチング
3 グレーチング受け
3a,3a 長辺
3b グレーチング受け桟
4 アンカー
5 舗装コンクリート
7 主部材
8 エンドプレート
9 クロスバー
12,12A グレーチング外れ止め装置
13 鉤材
14 支軸
15 軸受穴
16 鉤部
17 係合面
17a 凸条
18 鉤係合部
18a エッジ
19 外し具係合部
20 飛び出し防止具
22 傾斜面
25 外し具
26 本体部
27 係合爪部
28 取っ手
31 枠部
32 戻り止め片
32a 縦板部
32b ブリッジ部
33 支軸
34 係合凹部

Claims (4)

  1. エンドプレート間に細長板状の複数の主部材が所定の間隔を隔てて互いに並行配置に固定され、前記各主部材に対し直交方向に横切る配置に貫通させて固定したクロスバーを有するグレーチングを、該グレーチングが嵌め込まれた集水口周縁のグレーチング受けに対して外れ止めする排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置において、
    互に隣り合う前記主部材間で回動可能な厚さの板材からなり、その上端部側を前記主部材に貫通させた支軸を中心に回動可能に支持され、下半分が方形状に形成された鉤材を備え、
    該鉤材には、前縁側を切り欠いた形状に一体に形成され、前記グレーチング受けに備えた鉤係合部下に入り込んでこれに係合する鉤部と、下端縁に上向きに窪ませた形状の外し具係合部と、下端縁の前記外し具係合部と隣り合う位置に鉤材の両面に突出するように貫通させて全長が前記主部材間の間隔より長い棒状材からなる飛び出し防止具とを備え、
    前記鉤材の自重及び前記飛び出し防止具の自重による前記支軸を中心とした回転モーメントにより前記鉤部が前記鉤係合部側に付勢されるようにしたことを特徴とする排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置 。
  2. 前記鉤材の係合面に、該鉤材板厚方向に向けた凸条が平行配置に多数形成されている請求項1に記載の排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置。
  3. 前記鉤材の下端部分の前記鉤部の背面側に片寄せた位置に、基端側が戻り止め片用の支軸によって回動可能に取り付けられた戻り止め片を備え、該戻り止め片の先端側には、前記鉤材に対し重なり合うように畳まれた状態で前記クロスバー側に配置され、前記クロスバーに係合する係合凹部が形成されており、該戻り止め片を前記鉤材に対し重なり合うように畳まれた状態から回動させて係合凹部を前記クロスバーに係合させることによって、前記鉤材が、該鉤材の鉤部が前記グレーチング受けの鉤係合部から外れた状態に維持されるようにした請求項1又は2に記載の排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置。
  4. 前記グレーチング受けの鉤係合部は、該グレーチング受けの長辺間方向にむけて一体に架け渡されたグレーチング受け桟である請求項1〜3の何れか1に記載の排水路の集水口用グレーチング外れ止め装置。
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