JP6893382B2 - チップ排出孔アレイを有するカッターホイール - Google Patents

チップ排出孔アレイを有するカッターホイール Download PDF

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Description

本発明は、加工用カッターの分野に関し、特に、チップ排出孔アレイを有するカッターホイールに関する。
従来のカッターホイールでは、使用中に、回転するカッターホイールが加工材料を切削する場合、粉塵及びチップが発生し、例えば、ガラスを切削する場合、切削中に、ガラス削り屑がカッターホイールの回転に連れてカッターホイールの外側円の刃先からカッターシャフトとカッターホイール間の隙間及びカッターホルダー間の隙間に入り込み、カッターシャフト及びカッターホイールがスムーズに回転できなくなるため、カッターホイールの「かじり」及び「滑り」現象が発生すると共に、粉塵及びチップが大量にカッターホイールの刃先の歯の隙間の間に付着することになり、切削品質が低下してしまう。
従来の技術では、主に手直し方法により、チップ詰まりの現象を解決し、即ち、カッターホイールを所定期間使用した後、カッターホイールを洗浄し、チップ詰まりによる悪影響を軽減することができる。しかしながら、この方法は、洗浄工程をさらに含むので、生産コストが上昇すると共に、ごみチップ蓄積のために、作業時のカッターホイールの状態が不安定であり、これは切削の安定性および合格率に影響を及ぼす。
したがって、チップ詰まり現象を効果的に解消するカッターホイールを提供することは、生産において非常に重要である。
本発明は、かかる従来技術の問題を克服するために、単純な構造を有し、チップ詰まり現象を効果的に解決することができる、チップ排出孔アレイを有するカッターホイールを提供することを目的とする。
記目的を達成するために、本発明は、以下のような技術案を利用する。
チップ排出孔アレイを有するカッターホイールである。
互いに平行な二つのディスク面2を有する円板の中心を連通する軸孔4がディスク面に垂直方向に形成され、該円板の側面が二つのディスク面2の外周から他方の面に向かって同じ比率で大きくなるように円錐状に形成された円錐面1であり、その交差部に刃先3が形成される、カッターホイールにおいて、
前記ディスク面2の外周に沿って、前記円錐面1と前記ディスク面2の連結箇所には、多数のチップ排出孔5が設けられることを特徴とするチップ排出孔アレイを有するカッターホイールである。
選択的に、前記チップ排出孔5はザグリ孔(counter bore)であり、その横断面の形状は、円形、半円形、三角形または他の多角形のうちのいずれか一種又は多種の組み合わせであるである。
選択的に、前記チップ排出孔5の底部は、平面、円弧面または傾斜面のうちのいずれか一種又は多種の組み合わせである。
選択的に、前記カッターホイールの直径Dの範囲は2.0〜4.0mmであり、
前記カッターホイールの直径Dの範囲内において、前記カッターホイールの直径Dが2.0〜3.0mmである場合、前記カッターホイールの同じ側のチップ排出孔5の数は4〜15個であり、前記カッターホイールの直径Dが3.0〜4.0mmである場合、前記カッターホイールの同じ側のチップ排出孔5の数は10〜20個である。
選択的に、前記チップ排出孔5の直径d1は前記カッターホイールの直径Dの5%〜20%である。
選択的に、前記チップ排出孔5の深さhは前記カッターホイールの厚さTの30%〜50%であり、前記カッターホイールの厚さTはディスク面2の間の距離であり、カッターホイールの厚さTの範囲は0.65〜1.0mmである。
選択的に、カッターホイールの同じ側の前記チップ排出孔5は円錐面1上に設けられ、前記チップ排出孔5は前記円錐面1の外周の円周方向に沿って均等に分布されるか、
または、カッターホイールの同じ側の前記チップ排出孔5は円錐面1とディスク面2とが互いに交差する箇所に設けられ、前記チップ排出孔5は前記円錐面1とディスク面2とが互いに交差する線上に均等に分布される。
カッターホイールの両側に同数のチップ排出孔5がそれぞれ設けられ、前記チップ排出孔5が刃先3を含む平面に対して対称に設けられるか、
または、前記カッターホイールの両側にチップ排出孔5がそれぞれ設けられ、 前記チップ排出孔5が刃先3を含む平面に対して互い違いに配置される。
選択的に、前記軸孔4の孔壁の内周面に、二つのディスク面2を連通する多数の貫通凹溝61が均等に分布され、
前記貫通凹溝61の数は5〜12本であり、半径方向の最大深さは軸孔4の直径dの0.375%〜0.625%である。
選択的に、前記軸孔4の二つの開口端部にはそれぞれ凹溝62が設けられ、各開口端部の凹溝62は、すべてこの開口端部のカッターホイールディスク面2と連通しており、
前記凹溝62の数は5〜12本であり、凹溝62の縦深さはカッターホイールの厚さTの15.385%〜23.077%であり、半径方向の最大深さは軸孔4の直径dの0.375%〜0.625%である。
本発明は、カッターホイールの円錐面1または円錐面1とディスク面2との交差部にチップ排出孔5を設けることにより、切削時に発生したチップ及び粉塵をチップ排出孔5内に堆積させて、チップ及び粉塵が軸孔4及びカッターシャフトとカッターホルダーとの隙間に入り込む確率を減らし、チップ詰まり現象が発生する確率を低減し、その結果、切削品質及び生産效率を向上させることができる。また、カッターホイールの軸孔の壁面に貫通するかまたは貫通しないチップ排出溝を設けることにより、チップ排出機能をより高めることができ、これによりカッターホイール及びカッターシャフトの回転をよりスムーズにすることができる。
以下、本発明の技術案をより明確に説明するために、実施形態で使用される図面について簡単に説明するが、当業者であれば創造的な努力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができることは明らかである。
本発明の第1実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第1実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの左側面図である。 本発明の第1実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールのラベル付き模式図である。 本発明の第2実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第2実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。 本発明の第3実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第3実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。 本発明の第4実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第4実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。 本発明の第5実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第5実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。 本発明の第6実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第6実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。 本発明の第7実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第7実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。 本発明の第8実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの正面図である。 本発明の第8実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールの構造模式図である。
本発明実施形態の目的、技術案をよりはっきりに説明するために、以下、本発明実施形態の図面を参照しながら、本発明実施形態の技術案を明確かつ完全に記述する。なお、記述する実施形態は本発明の実施形態の一部であり、すべての実施形態ではない。記述する本発明の実施形態に基づいて、当業者が、創造的な労働を必要とせず得られるすべてのその他の実施形態は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
本発明の第1実施形態に係るチップ排出孔アレイを有するカッターホイールでは、図1乃至図3に示すように、前記カッターホイールは、円盤状を呈し、両側に互いに平行な ディスク面2を有し、両側の前記ディスク面2の外周が外側に延びて対称性を有する円錐面1を有し、2つの前記円錐面1の交差部にカッターホイールの刃先3が形成される。
前記カッターホイールの中心に二つのディスク面2を連通する軸孔4がカッターホイールの軸方向に沿って形成される。前記ディスク面2の外周に沿って、前記円錐面1の上に、または前記円錐面1と前記ディスク面2の連結箇所には多数のチップ排出孔5が設けられ、前記チップ排出孔5はザグリ孔であり、その横断面の形状は円形であり、前記チップ排出孔5の底部は、平面状を呈する。
本発明では、チップ排出孔5を設けることにより、切削中に発生する粉塵及びチップを直接にチップ排出孔5に進入させて収納することができるので、切削製品及びカッターホイールそのものを迅速かつ効果的に清掃することができ、その結果、チップ詰まり現象を効果的に低減し、切削品質及び生産效率を向上させることができる。
具体的に、前記チップ排出孔5の数とカッターホイールの直径Dの大きさは、正の相関関係であり、図3に示すように、前記カッターホイールの直径Dの範囲は2.0〜4.0mmであり、前記カッターホイールの軸孔4の直径dは0.8mmである。カッターホイールの直径Dが2.0〜3.0mmである場合、前記カッターホイールの同じ側のチップ排出孔5の数は4〜15個であり、前記カッターホイールの直径Dが3.0〜4.0mmである場合、前記カッターホイールの同じ側のチップ排出孔5の数は10〜20個である。前記チップ排出孔5の直径d1は前記カッターホイールの直径Dの10%〜20%である。
前記チップ排出孔5の直径d1の大きさは、チップ排出性能及び切削品質を直接に決定する。粉塵発生量の多い製品では、多数で大径のチップ排出孔を必要とするが、チップ排出孔の数が多すぎるか直径が大きすぎると、カッターホイールの強度が低下するだけでなく、さらに生産コストが高くなる。本発明においては、カッターホイールの直径Dが大きくなるにつれてチップ排出孔5の数を4から20に増やすことにより、生産のニーズを満たすことはもとより、カッターホイールの使用寿命を延ばすことができ、さらに加工コストを削減することができる。
図3に示すように、カッターホイールの同じ側の前記チップ排出孔5は、前記円錐面1とディスク面2との交差線上に均等に分布され、前記各チップ排出孔5の深さhは前記カッターホイールの厚さTの30%〜50%であり、前記カッターホイールの厚さTは二つのディスク面2の間の距離を指し、ここで、前記カッターホイールの厚さTの範囲は0.65mm〜1.0mmである。
前記チップ排出孔5の深さhは、刃先3の角度θの影響を受け、刃先3の角度θが小さいほど、所望のチップ排出孔5の深さhは大きくなる。具体的には、図3のチップ排出孔5上の破線を参照すると、前記刃先3の角度θは小さくなり、角度θが大きければカッターホイールの縁部が薄くなり、図3のチップ排出孔5の刃先3に近い側の端面が消失し、三つの端面が二つの端面となるため、チップ排出孔5が開放型の孔となり、ごみチップを収納する効果を失う。排気口5が開放溝にならないようにするためには、排気口5の深さhを大きくすればよい。チップ排出孔5が開放型の溝にならないようにするためには、チップ排出孔5の深さhを大きくせざるを得ない。本発明のカッターホイールの刃先3の角度θの範囲は100°〜160°であり、前記チップ排出孔5の深さhはカッターホイールの厚さTの30〜50%であり、この時、発生する粉塵およびチップがこぼれないことはもとより、刃先3の角度θが限定されないことを確保することができるので、カッターホイールの使用寿命に影響を与えない。
具体的に、前記カッターホイールの両側には同数のチップ排出孔5がそれぞれ設けられ、前記カッターホイールの両側のチップ排出孔5は、刃先3のある平面に対して軸対称をなすので、カッターホイールの均一な切削性能を一層確保することができる。もちろん、前記両側のチップ排出孔5を互い違いに配置してもよく、両側のチップ排出孔5の数を等しくしなくてもよいなど、本発明はこれらに特に限定されるものではない。
前記チップ排出孔5を他の方法により設けることができ、図4及び図5に示すように、本発明の第2実施形態に係る前記チップ排出孔5は、円錐面1に設けられるザグリ孔であり、半円形状の断面を有し、チップ排出孔5の直径d1の大きさ及び深さhを第1実施形態と同様にする。なお、図6乃至図9に示すように、本発明の第3及び第4実施形態に係る前記チップ排出孔5は、三角形、正方形または他の多角形の断面を有することができ、チップ排出孔5の他の主なパラメータを第1実施形態と同様にする。
また、前記チップ排出孔5の断面形状に応じて適切なチップ排出孔5の底部形状を選択することもでき、即ち、異なる環境での要件を満たすために、前記チップ排出孔の底部は、 図1に示す平面形状にしてもよく、さらに円弧形の底面または傾斜面にしてもよい。
図4乃至図7に示すように、前記チップ排出孔は、円錐面1とディスク面2との交差部に設けてもよく、円錐面1上にのみ設け、ディスク面2には連結しないようにしてもよい。ディスク面2の同じ側の前記チップ排出孔5が円錐面1に設けられる場合、前記チップ排出孔5は前記円錐面1の周方向に沿って均等に分布される。
カッターホイールがガラスまたは他の製品を切削する際に、発生したチップは刃先3と円錐面1を経て円錐面1に設けられたチップ排出孔5に入り込んで収納されることにより、チップ詰まり現象を低減する効果を達成する。一方、前記チップ排出孔5は、ディスク面2にのみ設けるのには適していない。このため、粉塵およびチップが切削製品の刃先3からチップ排出孔5に入り込むのが困難となり、チップを収納する効果に影響を及ぼすことがある。
本発明は、チップ排出孔5に加えて、カッターホイールの他の位置に補助的なチップ排出を補助する構造をさらに設けてもよい。例えば、軸孔4の軸孔壁にチップ排出溝を設けてチップ排出を助けることができ、即ち、カッターシャフトとカッターホイールの軸孔壁との間に落ちるチップや粉塵を、チップ排出溝に沿ってカッターホイールの外側に排出することができ、さらにチップ詰まり現象をさらに防止することができる。
図10及び図11に示すように、本発明の第5実施形態においては、前記カッターホイールの円錐面1とディスク面2との交差部に円柱状のチップ排出孔5が設けられる。前記軸孔4の孔壁の内周面には、二つのディスク面2を連通する多数の貫通凹溝61が均等に分布されており、前記貫通凹溝61の断面形状はU字型、V字型または台形であり、その数は5〜12本であり、数が少なすぎると、チップ排出の役割を果たしにくくなり、数が多すぎると、カッターホイールの回動時にカッターホイールの振れが大きくなりすぎて、カッターホイールの動きの安定性に影響を与えるおそれがある。
貫通凹溝61の半径方向の最大深さは、軸孔4の直径dの0.375%〜0.625%である。チップ排出溝の半径方向の深さが浅すぎると、チップ排出の役割を果たしにくく、深すぎると、カッターホイールの軸孔の強度が低下してしまう可能性がある。
前記カッターホイールによりガラスを切削する過程において、カッターシャフトと軸孔壁の間に落ちたチップをチップ排出溝に沿ってカッターホイールの外側に排出することができるので、チップ詰まり現象の発生を防止することができる。
図12及び図13に示すように、本発明の第6実施形態においては、前記チップ排出孔5は、円錐面1に設けられ、半円形の半径方向の断面を有する。前記軸孔4の孔壁の内周面に二つのディスク面を連通する多数の貫通凹溝61が均等に分布される。実際の適用において、前記チップ排出孔5は、三角形、正方形または他の多角形の断面形状を有するように構成することができる。
貫通するチップ排出溝を設けるほか、前記チップ排出溝を他の形態で設けてもよい。図14及び図15に示すように、本発明の第7実施形態においては、前記カッターホイールの円錐面1とディスク面2とが互いに交差する箇所には、円柱状のチップ排出孔5が設けられ、前記チップ排出溝は、軸孔4の開口端部に設けられる凹溝62であり、各開口端部の凹溝62は、いずれも前記開口端部のカッターホイールディスク面2と連通している。前記凹溝62は、U字型、V字型または台形などの断面形状を有し、その数は5〜12本である。
ここで、前記各凹溝62の縦深さはカッターホイールの厚さTの15.385%〜23.077%であり、半径方向の最大深さは軸孔4の直径dの0.375%〜0.625%である。
前記凹溝62はカッターホイールの二つのディスク面と連通していないので、カッターホイールにおいてカッターシャフトが回動すると、カッターシャフトと軸孔との接触面積を小さくなり、カッターシャフトとカッターホイールとの間のチップ詰まり現象を低減することができ、なお、切削工程中に発生したチップ粉末を凹溝62に沿ってカッターホイールの外側に排出することができる。
さらに、第6実施形態と同様に、凹溝62が設けられるカッターホイール上のチップ排出孔5の形状を半円形としてよく、また、前記チップ排出孔5を円錐面1にのみ設けてもよい。
本発明は、カッターホイールの円錐面1または円錐面1とディスク面2との交差部にチップ排出孔5を設けることにより、切削時に発生したチップ及び粉塵がチップ排出孔5内に堆積させて、チップ及び粉塵が軸孔4及びカッターシャフトとカッターホルダーとの隙間に入り込む確率を減らし、チップ詰まり現象が発生する確率を低減し、その結果、切削品質及び生産效率を向上させることができる。また、カッターホイールの軸孔の壁面に貫通するかまたは貫通しないチップ排出溝を設けることにより、チップ排出機能をより高めることができ、これによりカッターホイール及びカッターシャフトの回動をよりスムーズにすることができる。
当業者は、本明細書を参考し、且つ本明細書に開示された発明を実施した後、本発明の他の実施形態を容易に想到できる。本願は、本発明に対する全ての変形、用途または適当な変化を含み、このような変形、用途または適当な変化は、本発明の一般的な原理に従うものであり、本開示に開示されていない本技術分野の周知の常識又は従来の技術を含む。 明細書と実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲によってのみ限定される。
1 円錐面
2 ディスク面
3 刃先
4 軸孔
5 チップ排出孔
61 貫通凹溝
62 凹溝
d1 チップ排出孔の直径
θ 刃先角度
h チップ排出孔の深さ
T カッターホイールの厚さ
d 軸孔の直径
D カッターホイールの直径

Claims (10)

  1. 互いに平行な二つのディスク面(2)を有する円板の中心を連通する軸孔(4)がディスク面に垂直方向に形成され、該円板の側面が二つのディスク面(2)の外周から他方の面に向かって同じ比率で大きくなるように円錐状に形成された円錐面(1)であり、その交差部に刃先(3)が形成される、カッターホイールにおいて、
    前記ディスク面2の外周に沿って、前記円錐面1と前記ディスク面2の連結箇所には、多数のチップ排出孔5が設けられることを特徴とするチップ排出孔アレイを有するカッターホイールである。
  2. 前記チップ排出孔(5)はザグリ孔であり、その横断面の形状は、円形、半円形、三角形または他の多角形のうちのいずれか一種又は多種の組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  3. 前記チップ排出孔(5)の底部は、平面、円弧面または傾斜面のうちのいずれか一種又は多種の組み合わせであることを特徴とする請求項2に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  4. 前記カッターホイールの直径(D)の範囲は2.0〜4.0mmであり、
    前記カッターホイールの直径(D)の範囲内において、前記カッターホイールの直径(D)が2.0〜3.0mmである場合、前記カッターホイールの同じ側のチップ排出孔(5)の数は4〜15個であり、前記カッターホイールの直径(D)が3.0〜4.0mmである場合、前記カッターホイールの同じ側のチップ排出孔(5)の数は10〜20個であることを特徴とする請求項1に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  5. 前記チップ排出孔(5)の直径(d1)は、前記カッターホイールの直径(D)の5%〜20%であることを特徴とする請求項4に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  6. 前記チップ排出孔(5)の深さ(h)は前記カッターホイールの厚さ(T)の30%〜50%であり、前記カッターホイールの厚さ(T)は前記ディスク面(2)の間の距離であり、前記カッターホイールの厚さ(T)の範囲は0.65〜1.0mmであることを特徴とする請求項4に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  7. 前記チップ排出孔(5)は前記円錐面(1)とディスク面(2)とが互いに交差する線上に均等に分布されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちのいずれか一項に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  8. カッターホイールの両側に同数のチップ排出孔(5)がそれぞれ設けられ、前記チップ排出孔(5)が刃先(3)を含む平面に対して対称に設けられるか、
    または、前記カッターホイールの両側にチップ排出孔(5)がそれぞれ設けられ、 前記チップ排出孔(5)が刃先(3)を含む平面に対して互い違いに配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のうちのいずれか一項に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  9. 前記軸孔(4)の孔壁の内周面に、二つのディスク面(2)を連通する多数の貫通凹溝(61)が均等に分布され、
    前記貫通凹溝(61)の数は5〜12本であり、半径方向の最大深さは軸孔(4)の直径(d)の0.375%〜0.625%であるあることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちのいずれか一項に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
  10. 前記軸孔(4)の二つの開口端部にはそれぞれ凹溝(62)が設けられ、各開口端部の凹溝(62)は、すべてこの開口端部のカッターホイールディスク面(2)と連通しており、
    前記凹溝(62)の数は5〜12本であり、凹溝(62)の縦深さはカッターホイールの厚さ(T)の15.385%〜23.077%であり、半径方向の最大深さは軸孔(4)の直径(d)の0.375%〜0.625%であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちのいずれか一項に記載のチップ排出孔アレイを有するカッターホイール。
JP2018115477A 2017-06-20 2018-06-18 チップ排出孔アレイを有するカッターホイール Active JP6893382B2 (ja)

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