JP6892750B2 - 車両搭載用構造体 - Google Patents
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Description
これらの車両においては、走行距離の長距離化に伴い、二次電池の搭載量が増大化している。
二次電池としては、リチウムイオン電池、ニッケル−カドミウム電池、ニッケル水素電池等が実用化されているが、さらなる二次電池の開発も進められている。
そこで本明細書においては、これらの二次電池を総称して電池モジュール類と表現する。
これまでは電池モジュール類の車両への搭載位置が車両の後部等の空間を用いたものであったため、主に前後方向の外部荷重から電池モジュール類を保護するのが目的であった。
しかし、近年の電池モジュール類の搭載量の増大化に伴い、前後方向及び左右方向等の周囲のどの方向からの外部荷重に対しても電池モジュール類を保護する必要がある。
また、これらに搭載される電池モジュール類は、従来の車両バッテリーに比較して、高電圧からなる電気系統である。
そこで、構造体内部への水の浸入を防ぐとともに、冷却系統を確保する必要もある。
また、防水性、冷却性に優れたコンパクトな車両搭載用構造体の提供も目的とする。
本明細書では、本発明に係る構造体を車両に搭載した状態で便宜上、車両の前後方向、車両の進行方向に対して構造体の前後、左右を表現する。
したがって、本発明に係る車両搭載用構造体の車両搭載位置及び方向に何ら制限はない。
中空断面形状部は、この中空方向の荷重に対する変位強度が強いとともに、衝撃吸収量が大きいからである。
このようにすると、アッパパネルの上面からの水が外部に排水されるのが促進される。
このようにすると、構造体とダクト機能との一体化ができ、コンパクトになる。
ここでダクト機能とは、空気等の通路となり、冷却,温調,排ガス等に使用できることをいう。
また、Lサイドフレーム側からあるいはRサイドフレーム側からの荷重は、このLサイドフレームとRサイドフレームとの間に挟み込んだフロントフレームとリアフレームの突っ張りで受けることになる。
これにより、本発明に係る構造体は、前方及び後方からの荷重と左右側部からの荷重のどちら側からであっても構造体全体に伝達し、この構造体全体で荷重変位を吸収することになるので、内部に搭載した電池モジュール類の保護効果が高い。
また、構造もコンパクトである。
また、ロアパネルに中空断面形状部を設けると、この中空断面形状部やフロントフレーム、リアフレーム、Lサイドプロテクター、Rサイドプロテクター等の中空断面形状部等をダクトとして用いた冷却系統をコンパクトに形成することができる。
本発明は、本実施例に限定されない。
説明の便宜上、車両に搭載するに際し、車両の前方側をフロント(Fr)、後方側をリア(Rr)と表現し、車両の前方方向に対して左側を(L)、右側を(R)と表現した。
フロントフレーム11とリアフレーム12との左右両側のそれぞれの端部付近の内側に、Lサイドフレーム13及びRサイドフレーム14の端面部が突き合さるように連結されている。
換言すれば、Lサイドフレーム13とRサイドフレーム14とをフロントフレーム11とリアフレーム12とで挟み込むように連結してある。
また、Lサイドフレーム13の左側にLサイドプロテクター15を連結し、Rサイドフレーム14の右側にRサイドプロテクター16を連結するとともに、このLサイドプロテクター15とRサイドプロテクター16とで、フロントフレーム11の両側の端面部及びリアフレーム12の両側の端面部を挟み込むように連結してある。
上記のように連結した枠体の下部側にロアパネル17を連結し、上部側をアッパパネル18にてカバーする。
本実施例では、フロントフレーム11とリアフレーム12の間に、中間フレーム19を設けた例になっている。
次に、それぞれの連結部の詳細を説明する。
(b)は外側から見た図、(c)はこれを内側から見た図である。
フロントフレーム11は、プレート状の前壁部11aと、その上部側にアッパ中空断面形状部11b、下部側にロア中空断面形状部11cとを有する。
Lサイドフレーム13は、中空断面形状部からなる側壁部13aと、その上部側のアッパフランジ部13d、下部側に中空断面形状の受け部13bを有する。
Lサイドフレーム13の側壁部13aの中空形状の端面部を、フロントフレーム11の前壁部11aの内側に突き合せた状態になっている。
また、フロントフレーム11のアッパ中空断面形状部11bの上面から内側に延在させたアッパ重ねフランジ部11fを、Lサイドフレーム13のアッパフランジ部13dに重ねてある。
フロントフレーム11のロア中空断面形状部11cの上部内側に、ロア重ねフランジ部11dを形成し、Lサイドフレーム13の受け部13bの上面部に、このロア重ねフランジ部11dを重ねるように連結してある。
枠体の4つのコーナー部は、同様の構造になっている。
これにより、フロントフレーム11及びリアフレーム12のアッパ重ねフランジ部とロア重ねフランジ部とが、Lサイドフレーム13とRサイドフレーム14のアッパフランジ部と受け部とに架け渡した状態で連結されている。
また、Lサイドフレーム13の下端部の内側と、フロントフレーム11の下端部の内側とにそれぞれ載置フランジ部13e,11eを形成してある。
枠体の4つのコーナー部にも同様に設けてあり、ロアパネル17がこのフランジ部に載置された状態で連結される。
左右の連結構造は同じであり、Lサイドプロテクター15の例で説明する。
図5(a)は、Lサイドプロテクター15とリアフレーム12との連結部を示し、図5(b)はLサイドプロテクター15とLサイドフレーム13の連結部を示す。
Lサイドプロテクター15は、Lサイドフレーム13に設けたフランジ部13cの下側にて、このLサイドフレーム13と突き合せ連結したベース部15eから立上部15fを介して、中空断面形状部15dからなる曲面部15aを立設してある。
曲面部15aは、下部側の連結フランジ部15cにて立上部15fと連結し、上部側のアッパ連結フランジ部15bをLサイドフレーム13のアッパフランジ部13dの上に重ねるように連結してある。
図5(a)に示すように、この曲面部15aの上部内側にリアフレーム12のアッパ中空断面形状部12bの端面部を突き合せた状態で連結してあり、Lサイドプロテクター15のベース部15eの内側に、リアフレーム12のロア中空断面形状部12cの端面部を突き合せた状態で連結してある。
換言すると、Lサイドプロテクター15とRサイドプロテクター16とで、その内側にフロントフレーム11、リアフレーム12を挟み込むように連結してある。
また、サイドプロテクター15,16の曲面部15a,16aで、外部荷重f1を吸収しながら荷重f2,f3に分散され、フロントフレーム11、リアフレーム12に伝達される。
本実施例では、Lサイドプロテクター15の曲面部15aに合せて断面円弧状に形成してある。
これにより、図1(b)に矢印Wで示すように排水されやすくなる。
アッパパネル18は、一体的な部材でもよい。
例えば、図3に示すように複数の部材を連結してもよい。
その場合、図3(b)に従来例を示すように、単に溶接連結すると水が浸入する恐れがあるので、図3(a)に示すような連結構造が好ましい。
一方のパネル材218に複数の凸部218aを形成し、他方のパネル材118に対応して形成した凹部118aを凸部218aに重ね合わせるようにし、その間にシール材Sを用いるのがよい。
また、機械的締結手段を組み合せることで、止水性能の向上を図ることもできる。
本実施例は、中空断面からなる複数のロアパネル部材17a,17bを連結し、さらに中空断面の中間フレーム19の基部19aをロアパネル17に連結及び立設し、フロントフレーム11、リアフレーム12の内側に挟み込むように連結してある。
このようにすると、例えばロアパネル17の中空部から冷気を枠体内に流し込み、中間フレーム19の中空部19bを排気ダクトとして使用できるので、従来の別部品として排気ダクトを設けるのと比較して、全体としてコンパクトになる。
また、これらの中空部は上記の冷却のみならず、温調空気,排ガスの流路等,各種ダクトとして使用できる。
12 リアフレーム
13 Lサイドフレーム
14 Rサイドフレーム
15 Lサイドプロテクター
16 Rサイドプロテクター
17 ロアパネル
18 アッパパネル
19 中間フレーム
Claims (5)
- 前後方向に2列に配設したフロントフレームとリアフレームとの両側の端部付近内側間に、左右方向に2列に配設したLサイドフレームとRサイドフレームの両側の端面部をそれぞれ突き合せ連結してあり、
前記Lサイドフレームの左側又は前記Rサイドフレームの右側に、それぞれLサイドプロテクター又は/及びRサイドプロテクターを有し、
前記Lサイドフレームの左側に配設したLサイドプロテクターの両側の端部付近の内側をそれぞれ前記フロントフレームとリアフレームの左側の端面部に突き合せ連結してあり、
前記Rサイドフレームの右側に配設したRサイドプロテクターの両側の端部付近の内側をそれぞれ前記フロントフレームとリアフレームの右側の端面部に突き合せ連結してあり、
前記前後方向に2列に配設したフロントフレーム及びリアフレームと、
前記左右方向に2列に配設したLサイドフレーム及びRサイドフレームとで形成した枠体の開口部の上部側全体をカバーするように配設したアッパパネルを有し、
前記アッパパネルは前後左右四方の端部のうち少なくとも一辺に下側に向けて折り曲げ形成した水の排水部を有することを特徴とする車両搭載用構造体。 - 前後方向に2列に配設したフロントフレームとリアフレームとの両側の端部付近内側間に、左右方向に2列に配設したLサイドフレームとRサイドフレームの両側の端面部をそれぞれ突き合せ連結してあり、
前記Lサイドフレームの左側又は前記Rサイドフレームの右側に、それぞれLサイドプロテクター又は/及びRサイドプロテクターを有し、
前記Lサイドフレームの左側に配設したLサイドプロテクターの両側の端部付近の内側をそれぞれ前記フロントフレームとリアフレームの左側の端面部に突き合せ連結してあり、
前記Rサイドフレームの右側に配設したRサイドプロテクターの両側の端部付近の内側をそれぞれ前記フロントフレームとリアフレームの右側の端面部に突き合せ連結してあり、
前記Lサイドプロテクター又は/及びRサイドプロテクターは内側方向に延在した曲面部を有し、前記曲面部の上部内側を前記フロントフレームとリアフレームの端面部に突き合せ連結してあることを特徴とする車両搭載用構造体。 - 前記フロントフレームとリアフレームとの内側に端面部を突き合わせたLサイドフレームとRサイドフレームは前記突き合せ部に中空断面形状部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の車両搭載用構造体。
- 前記Lサイドプロテクター又は/及びRサイドプロテクターの内側に端面部を突き合せたフロントフレームとリアフレームは前記突き合せ部に中空断面形状部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両搭載用構造体。
- 前記前後方向に2列に配設したフロントフレーム及びリアフレームと、
前記左右方向に2列に配設したLサイドフレーム及びRサイドフレームとで形成した枠体の下部側に配設したロアパネルを有し、
前記ロアパネルは中空断面形状部を有し、前記中空断面形状部はダクト機能を有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両搭載用構造体。
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