JP6891407B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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図1に示されるように、複合機10(インクジェット記録装置の一例)は、薄型の直方体に概ね形成されている。複合機10の下部にプリンタ部11が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。複合機10は、プリント機能として、インクジェット方式で用紙12(図2参照、シートの一例)の片面に画像を記録する機能を有している。なお、複合機10は、用紙12の片面及び両面に画像を記録するものであってもよい。
図1に示されるように、プリンタ部11の正面には、開口13が形成されている。給送トレイ20が、前後方向8に移動することによって、開口13を介してプリンタ部11に対して挿入及び脱抜可能である。給送トレイ20は、上方が開放された箱形状の部材である。図2に示されるように、給送トレイ20の底板22は、用紙12を重ねた状態で支持する。給送トレイ20の前部の上方には、排出トレイ21が支持されている。排出トレイ21は、給送トレイ20と一体に前後方向8に移動する。排出トレイ21の上面には、記録部24によって画像を記録された用紙12が排出される。なお、排出トレイ21は、プリンタ部11に支持されていてもよい。
図2に示されるように、給送部16は、記録部24の下方に配置されている。給送部16は、給送ローラ25、給送アーム26、駆動伝達機構27、及び軸28を備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端部で回転可能に支持されている。給送アーム26は、基端部に設けられた軸28を中心として、矢印29の方向に回動する。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20または給送トレイ20に支持された用紙12に対して、当接及び離間が可能である。
図2に示されるように、給送トレイ20の後端部から搬送路65が延出されている。搬送路65は、用紙12が通過する経路である。搬送路65は、湾曲部33と直線部34とを備える。湾曲部33は、上方へ向かいつつ後方から前方へUターンするように延びている。直線部34は、概ね前後方向8に沿って延びている。
図2に示されるように、記録部24は、直線部34の上方に配置されている。直線部34の下方且つ記録部24が有する記録ヘッド38と対向する位置には、プラテン42が配置されている。つまり、プラテン42は、直線部34の下方に配置されている。以上より、記録部24は、直線部34における上下方向7(直交方向の一例)の一方に配置されており、プラテン42は、直線部34における上下方向7の他方に配置されている。
図2に示されるように、直線部34における記録ヘッド38よりも搬送向き15の上流には、搬送ローラ対59(搬送部の一例)が配置されている。直線部34における記録ヘッド38よりも搬送向き15の下流には、排出ローラ対44が配置されている。
図2に示されるように、直線部34におけるノズル39よりも搬送向き15の上流には、当接部材81が配置されている。当接部材81は、合成樹脂(例えばポリアセタール(POM))により成形されている。
図4に示されるように、波形状付与機構75は、上述した複数のリブ76と複数の当接部材81とを備えている。波形状付与機構75は、用紙12に左右方向9に沿った波形状を付与するものである。
図2に示されるように、搬送路65におけるニップ位置NPよりも搬送向き15の上流には、検知部110が設けられている。図2及び図3に示されるように、検知部110は、軸111と、軸111を中心に回動可能なアーム112(移動部材の一例)と、光を照射する発光素子117及び発光素子117から照射された光を受光する受光素子118を有する光学センサ113(センサの一例)と、付勢部材114と、を備えている。
図3及び図5に示されるように、左右方向9において、アーム112の一端部112Aの位置は、間隔I2の範囲に含まれる。換言すると、左右方向9において、間隔I2は、アーム112と対応している。ここで、間隔I2は、上述したように、隣り合う複数のニップ位置NPの間の3つの間隔I1、I2、I3のうち、左右方向9の中央に位置する間隔である。つまり、左右方向9において、アーム112の一端部112Aの位置は、複数のニップ位置NPと重複していない。また、左右方向9において、アーム112の一端部112Aは、間隔I2、I3よりも左右方向9に長い間隔I1と対応している。
本実施形態によれば、用紙12におけるアーム112の一端部112Aと当接する部分は、付勢部材114に付勢されたアーム112の一端部112Aに押されて上方へ変形する。また、用紙12に波形状が付与された場合、用紙12における当接部材81の下流端部81Bと当接している部分は下方へ変形して波形状の凹部となる。そして、上記実施形態によれば、左右方向9において、アーム112の一端部112Aの位置は、複数の当接部材81の下流端部81Bの位置と重複していない。つまり、左右方向9において、用紙12の上方へ変形する部分と、用紙12の下方へ変形する部分とは、異なる位置となる。これにより、用紙12に対して波形状を安定して付与できない事態を回避することができる。
上記実施形態では、左右方向9において、アーム112の一端部112Aの位置は、リブ76の位置と重複していた。しかし、図6に示すように、左右方向9において、アーム112の一端部112Aの位置は、リブ76の位置と重複していなくてもよい。
9・・・左右方向(幅方向)
10・・・複合機(インクジェット記録装置)
12・・・用紙(シート)
15・・・搬送向き
38・・・記録ヘッド
39・・・ノズル
42・・・プラテン
59・・・搬送ローラ対(搬送部)
65・・・搬送路
75・・・波形状付与機構
81・・・当接部材
81B・・・下流端部(第1当接部)
112・・・アーム
112A・・・一端部(突出部)
113・・・光学センサ(センサ)
NP・・・ニップ位置
Claims (7)
- シートが通過する搬送路に設けられており、シートの搬送向きと直交する幅方向に間隔を空けた複数のニップ位置においてシートを挟持して当該搬送向きに搬送する搬送部と、
上記搬送路における上記複数のニップ位置よりも上記搬送向きの下流に設けられており、上記搬送路における上記搬送向き及び上記幅方向と直交する直交方向の一方に配置されており、上記搬送路を搬送されるシートへ向けてノズルからインク滴を吐出する記録ヘッドと、
上記記録ヘッドと対向して設けられており、上記搬送路における上記直交方向の他方に配置されており、シートを支持するプラテンと、
シートに上記幅方向に沿った波形状を付与する波形状付与機構と、
上記搬送路における上記複数のニップ位置よりも上記搬送向きの上流において、上記直交方向の他方から一方へ向けて上記搬送路内へ突出した突出部を有し、第1位置、及び当該第1位置よりも当該突出部の上記搬送路内への突出量が少ない第2位置に移動可能であり、当該第1位置へ向けて付勢された移動部材と、
上記第1位置または上記第2位置の上記移動部材を検知するセンサと、を備え、
上記波形状付与機構は、
上記搬送路における上記複数のニップ位置及び上記ノズルの間において、シートにおける上記ノズルと対向する第1面に当接し、上記幅方向に間隔を空けて設けられた複数の第1当接部と、
上記幅方向において隣り合う上記複数の第1当接部の間に位置し、シートにおける上記第1面の裏の第2面に当接することによって上記複数の第1当接部と協同してシートに上記幅方向に沿った波形状を付与する第2当接部と、を有し、
上記幅方向において、上記突出部の位置は、上記複数の第1当接部の位置と重複しておらず、且つ、上記第2当接部の位置と重複しているインクジェット記録装置。 - 上記幅方向において、上記突出部の位置は、上記複数のニップ位置と重複していない請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 隣り合う上記複数のニップ位置の間の間隔のうち上記幅方向において上記突出部と対応する間隔は、隣り合う上記複数のニップ位置の間の間隔のうち上記幅方向において上記突出部と対応していない間隔よりも大きい請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 上記突出部は、上記幅方向における上記搬送路の中央に配置されており、
上記複数の第1当接部は、上記直交方向に沿った視点において、上記幅方向における上記搬送路の中央を通り且つ上記搬送向きに沿って延びた仮想線に対して線対称に配置されている請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。 - 上記搬送部は、駆動ローラと、当該駆動ローラに対向して配置されており、当該駆動ローラに従動する従動ローラと、を備える請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
- 上記駆動ローラは、シートの上記第1面に当接し、
上記従動ローラは、シートの上記第1面の裏の第2面に当接する請求項5に記載のインクジェット記録装置。 - 上記従動ローラは、上記幅方向に間隔を空けて複数設けられている請求項5または6に記載のインクジェット記録装置。
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JP2016116446A JP6891407B2 (ja) | 2016-06-10 | 2016-06-10 | インクジェット記録装置 |
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