JP6891194B2 - シートマスクおよびその包装方法 - Google Patents

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Description

本発明はシートマスクおよびその包装方法に関する。
化粧品または薬剤の組成物を皮膚に経皮投与する場合、一般的に当該組成物を手で取り出して皮膚に塗る形態で皮膚に適用する。
このような、一般的な経皮投与の方式は、当該組成物が皮膚に適用された後、空気に露出される面積が広くて組成物が変質したり、蒸発したりすることがあり、組成物が皮膚から流れ落ちない程度のみ皮膚に塗布ができ、多い量を適用することはできず、組成物を適用部位に固定して長時間適用することができず、塗布過程において、多くの量の組成物が手について浪費されるなど、多くの制限が存在した。
このような経皮投与方式の問題点を解決するため、シートに当該組成物を含浸させた後、組成物が含浸されたシートを皮膚に長時間適用するシートマスク(または、シート型マスク)は、薬剤組成物のみならず、化粧料組成物にも広く使用されており、特に、皮膚保湿用の化粧料組成物の場合、空気中で蒸発し易い水分および保湿成分を、空気中の露出を最小化しながら、組成物の多くを長時間皮膚に投与できるようなシートマスクの形態(通常的には、該当業界においてはこのようなシートマスク形態をマスクパックと称する)として多様な製品が市販されている。
しかしながら、このようなシートマスクの長所にもかかわらず、組成物が含浸されたシートを皮膚に適用するとき、一般的な経皮投与方式と同様に、依然として多量の組成物が手につかざるを得ず、組成物の汚染、不便な使用感、目的とした皮膚部位ではない部位に組成物が適用されることによって発生する可能性がある副作用などの問題点が存在している。
上記のように、従来のシートマスクにおいてシートを皮膚に適用するとき、必然的に手でシートを皮膚に適用するしかない構造による問題点を改善するために、シートマスクを包装するときに包装材内に収納されているシートの折れを最小化し、皮膚に適用時、手でシートを広げる操作を最小化するなどの試みは存在した。
しかし、組成物が含浸されたシートマスクが折れている以上、それを広げるための操作は必然的に存在し、このような操作過程によってシートマスクに含浸されている組成物が手につく問題点は依然として存在していた。
大韓民国公開特許公報第2015−0096978号(2015年8月26日)
本発明は、経皮投与流体を皮膚に適用するとき、空気中で蒸発し易い水分および保湿成分を、空気中の露出を最小化しながら、多量の組成物を長時間皮膚に投与することのできるシートマスクの長所を保持しつつも、シートマスクを皮膚に適用する過程において包装するときに折れたシートを広げる操作を最小化して、流体が含浸されたシートに対する触手を最小化することのできるシートマスクおよびその包装方法を提供する。
本発明は、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部(以下、「内容物収容部」という場合がある。)を具備するように形成された包装用ポーチ;穿孔部および/または凹凸部を具備する第1支持フィルム;第2支持フィルム;並びに経皮投与用流体に含浸された皮膚接触用シート;を含むシートマスクであって、上記の皮膚接触用シートは、上記の第1支持フィルムと上記の第2支持フィルムとの間に位置して、上記の第1支持フィルムおよび上記の皮膚接触用シートは、少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するように上記の第2支持フィルムとともに折れるか、または上記の折り線が、上記の第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折れて上記の包装用ポーチの内容物受容部に収納されるシートマスクを提供する。
さらに、本発明は、第2支持フィルム、皮膚接触用シート、並びに穿孔部および/または凹凸部を具備する第1支持フィルムの順で折り重ねて配置する段階;折り重ねて配置された上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するように第2支持フィルムとともに折るか、または上記の折り線が、上記の第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折る段階;上記の折り線を基準に折れた上記の第2支持フィルム、上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物受容部に注入する段階;および上記の包装用ポーチを密封する段階;を含むシートマスクの包装方法を提供する。
本発明は、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチ;第2支持フィルム;および経皮投与用流体に含浸された皮膚接触用シート;を含むシートマスクであって、上記の皮膚接触用シート上に上記の第2支持フィルムが位置し、上記の皮膚接触用シートは、少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するように上記の第2支持フィルムとともに折れるか、または上記の折り線が上記の第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折れて上記の包装用ポーチの内容物受容部に収納されるシートマスクを提供する。
さらに、本発明は、皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムの順で折り重ねて配置する段階;折り重ねて配置された上記の皮膚接触用シートを少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するように第2支持フィルムとともに折るか、または上記の折り線が第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折る段階;上記の折り線を基準に折れた上記の皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物受容部に注入する段階;および上記の包装用ポーチを密封する段階;を含むシートマスクの包装方法を提供する。
本発明によるシートマスクおよびその包装方法は、経皮投与流体を皮膚に適用するとき、流体が空気中に露出されることを最少化しながら、多量の組成物を長時間皮膚に投与することができ、同時にシートマスクを皮膚に適用する過程において、包装するときに折れたシートの包装を開封するとき、シートを広げる操作を最小化して、シートが支持フィルムと接触した面積を最小化し、シートを広げるのに必要な力を最小化することによって、流体が含浸されたシートに対する触手を最小化し、すなわち、流体が手によって汚染されることを最小化し、流体が手につくことを最小化して使用便宜性を向上させることができる。
図1は、包装されたシートマスクを開封した状態を示したものであって、包装ポーチフィルム、皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムが示されており、ここで折り線は1つ存在する(点線で示す)。 図2は、1対のフィルムで製造された包装用ポーチの開封前の包装状態を示すものである。 図3は、皮膚接触用シートがバイオセルロースの場合の包装されたシートマスクを開封した状態を示したものであって、包装ポーチフィルム、第1支持フィルム、皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムが示されており、ここで折り線は1つ存在する(点線で示す)。
以下、本発明によるシートマスクに対して詳細に説明する。
本明細書において、「シートマスク」(sheet or sheet−type mask)とは、人間の皮膚に流体を経皮投与するとき、流体を長時間皮膚に滞留できるように皮膚の一定部位に適用される流体が担持されているシートを意味する。
<経皮投与用流体>
本明細書において、「経皮投与用流体」とは、皮膚の表皮に投与し、皮膚の表皮、真皮、下皮または血管に適用するための流体であれば、それを限定しない。
本明細書において、「流体」(fluid)とは、基本的に常温における液体を意味するが、常温において剪断応力が加わると全部または一部に連続的変形が発生して粘性が存在する固体であり得て、その剤形は、特に限定しないが、液体または液体に固体若しくは体が分散された形態であり得て、具体的に、溶液(solution)剤形、気体/液体のフォーム(foam)剤形、液体/液体のエマルジョン(emulsion)剤形、固体/液体のゾル(sol)剤形、液体/固体の懸濁液(suspension)剤形、または液体/固体のゲル(gel)剤形であり得る。
本発明の一実施形態において、上記の経皮投与用流体は、化粧料組成物であり得る。
本発明の一実施形態において、上記の経皮投与用流体は、薬学組成物であり得る。
本発明の一実施形態において、上記の経皮投与用流体の粘度は、1,000mPas〜4,500mPasである。上記の粘度が1,000mPas未満であれば、上記の流体が流れ落ちて皮膚に適用される流体の量が浪費され、目的とした皮膚適用部位以外に適用されてそれによる使用感の低下および/または副作用が発生することがあり、上記の流体粘度が4,500mPas超過であれば、シートを広げるのに多くの力が必要となり、皮膚に適用時、異物感を誘発して使用感が低下する可能性がある。
本明細書において、粘度は、Brookfield Engineering Laboratories,Inc.で製造された商品名LVT−RVの粘度計を用いて30℃の温度および1気圧下で測定された粘度値を意味する。
<皮膚接触用シート>
本発明の皮膚接触用シートは、上記の経皮投与用流体に含浸されたものであり、本発明においては、上記の第1支持フィルムおよび上記の第2支持フィルムとの間に位置する。
本明細書において、「含浸」(impregnation)とは、流体にシートを浸漬(dipping)してシートが一定量以上の流体を保有できる状態になるようにすることを意味する。
本発明の皮膚接触用シートは、上記の経皮投与用流体に上記のシートの全面積が含浸されたものであり得るが、必要によって、上記のシートの一部面積のみが含浸されたものであり得る。
本明細書において、「皮膚接触用シート」とは、上記の経皮投与用流体に含浸されて上記の経皮投与用流体を一定量以上保有できるものでありながら、皮膚との接触時に皮膚に一定水準以上の刺激および危害を加えるものでなければ、それを限定しない。
本明細書において、「シート」(sheet)とは、平面の単一層または前記単一層が2つ以上積層されたことを意味し、上記の平面の形状は、目的によって後述する内容に限定される場合を除いては、それを限定せず、上記の平面は、その一部が必要によって曲面であり得る。
本発明の一実施形態において、上記の皮膚接触用シートは、皮膚に適用できるものであれば、その形態を限定しないが、目的または皮膚の適用部位によって、その形態が変形され得る。
本発明の一実施形態において、上記の皮膚接触用シートは、顔面部に適用される形態である。
本発明の一実施形態において、上記の顔面部に適用される形態の皮膚接触用シートは、2つの眼球部、1つの鼻部および1つの口部にそれぞれ対応する4つの穿孔を具備することができる。
本発明の一実施形態において、上記の皮膚接触用シートは、厚さが0.25mm〜0.4mmである。上記のシートの厚さが0.25mm未満であれば、支持フィルムから分離してシートを広げるときにシートが破れることがあり、上記のシートの厚さが0.4mm超過であれば、シートに含浸した流体がシートの表面にのみ存在し、皮膚適用面方向に含浸した流体の連続的な供給が行われず、皮膚適用面の反対面に含浸した流体が空気中で素早く蒸発され得る。
本発明の一実施形態において、上記シートの単一層は、天然繊維、合成繊維またはこれらの混紡繊維の繊維からなるものである。
上記の天然繊維は、例えば、マニラ麻、クラフトパルプ(kraft pulp)、麻繊維(hemp fiber)、綿(cotton)、ジオスコリア(dioscorea)などの植物繊維;羊毛、絹などの動物繊維;またはセルロースであり得る。
上記のセルロースは、バイオセルロース(Bio cellulose)であり得て、上記のバイオセルロースは、セルロース生産能力のある菌株を培養して取得されるものであり、バイオセルロースの生産菌株は、アセトバクター(Acetobacter)属、リゾビウム(Rhizobium)属、アグロバクテリウム(Agrobacterium)属、シュードモナス(Pseudomonas)属、エンテロバクター(Enterobacter)属、グルコンアセトバクター(Gluconacetobacter)属、ロドバクター(Rhodobacter)属、コマガタエイバクター(Komagataeibacter)属、プロピオニバクテリウム(Propionibacterium)属、プロテウス(Proteus)属、またはこれらの突然変異であり得て、上記の生産菌株を単独でまたは混合して培養することができ、上記の生産菌株は、具体的にアセトバクターキシリウム(Acetobacter xylinum)、アセトバクターパステウリアヌス(Acetobacter pasteurianus)、アセトバクターアセチ(Acetobacter aceti)、アセトバクターランセンス(Acetobacter ransens)、サルシナヴェントリクリ(Sarcina ventriculi)、バクテリウムキシロイデス(Bacterium xyloides)、ロドバクタースフェロイデス(Rhodobacter sphaeroides)、およびプロテウスミクソファシエンス(Proteus myxofaciens)から選択されるいずれか1つ以上であり得るが、当業界で公開された方法で通常の技術者が製造できるものであれば、それを限定しない。
上記の合成繊維は、ポリアミド(polyamide)、アクリル(acrylic)、ビニルナイロン(vinyl−nylon)、ポリエステル、ポリイミド(polyimide)、アラミド(aramid)、ポリエチレン(polyethylene)、ポリエチレンテレフタラート(polyethylene terephthalate)、ポリ乳酸(polylactic acid)、ナイロンなどであり得る。
本発明の一実施形態において、上記の繊維は、組まれた形態の織物(woven fabric)の形態であるか、化学的、機械的、熱的、または溶媒処理された不織布(nonwoven fabric)の形態である。
本発明の一実施形態において、上記シートは、上記の流体が親水性である場合、含浸を促進するため、親水性繊維をさらに含むことができる。
上記の親水性繊維は、例えば、レーヨン、綿、パルプ、ナイロン、セルロースなどであり得る。
本発明の一実施形態において、上記のシートの単一層は、別途のコーティング層を一面または両面に具備する。
<第1支持フィルム>
本発明の第1支持フィルムは、穿孔部および/または凹凸部を具備するものであり、上記の皮膚接触用シートの一面と接して位置する。
本明細書において、凹凸部は、外部に露出された凸部に該当する陽刻部と上記の陽刻部の反対側に位置し、内部に陥入された凹部に該当する陰刻部からなる。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムは、その凹凸部の陰刻部が位置する面は上記の皮膚接触用シートと接し、その凹凸部の陽刻部が位置する面は上記の包装用ポーチの内容物受容部の一面に接するように位置したものである。上記の凹凸部の陽刻部が上記の包装用ポーチの内容物受容部の一面に接するように位置することによって、上記の皮膚接触用シートに含浸された上記の経皮投与用流体の一部が上記の第1支持フィルムと上記の包装用ポーチの内容物収容部の一面との間に流入されて接着力を形成することを低下または防止し、これによってシートマスクから上記の包装用ポーチの除去を容易にする。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムは、折れた状態で外力が除去されると復元できる材質からなるものであれば、それを限定しないが、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリエステル(PS)、アルミニウム、ナイロン、ポリプロピレン(PP)、方向性ポリプロピレン(Oriented Poly Propylene、OPP)、キャスティングポリプロピレン(Casting Poly Propylene、CPP)、高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene、HDPE)、低密度ポリエチレン(Low Density Polyethylene、LDPE)、線状低密度ポリエチレン(Linear Low Density Polyethylene、LLDPE)などであり得る。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムに具備された全ての凹凸部は、上記の第1支持フィルムの一面に上記の凹凸部の全ての陽刻部が位置し、上記の第1支持フィルムの残り一面に上記の凹凸部の全ての陰刻部が位置する。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムの凹凸部の形状は、円錐、三角錐、四角錐、五角錐、六角錐などであり得て、製造工程の便利性および上記の包装用ポーチの内容物収容部の一面と上記の経皮投与用流体による接着力の防止の側面において、三角錐であることが好ましい
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムの凹凸部の密度は、上記の第1支持フィルムの単位面積1cm基準で15〜30個である。上記の密度が15個未満であれば、上記の包装用ポーチの内容物収容部の一面と上記の経皮投与用流体による接着力の防止効果が微々で上記の包装用ポーチの除去が難しくなり、上記の密度が30個超過であれば、上記の包装用ポーチの内容物収容部の一面と上記の経皮投与用流体による接着力が不足して、包装外部で作用する力によって上記の包装用ポーチの内容物受容部で上記の第1フィルムまたは上記の皮膚接触用シートが意図された包装位置から離脱され得る。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムは、穿孔部を具備することができる。上記の穿孔部によって、経皮投与用流体が上記の穿孔部を通過して上記の皮膚接触用シートを含浸させることを促進することができる。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムの穿孔部は、その形態が円形、楕円形、三角形、四角形、六角形などの多角形であり得るが、その形態が限定されるものではない。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルムの穿孔部の平均直径は、0.1mm〜10mmである。上記の穿孔部の平均直径が0.1mm未満の場合は、粘性を有する経皮投与用流体が上記の穿孔部を通過して上記の皮膚接触用シートを含浸させることが難しく、10mm超過の場合には、ポーチ内部面と付着される面積が小さくなって上記の皮膚接触用シートが離脱され得る問題がある。
本発明の一実施形態において、第1支持フィルムは、皮膚接触用シートの原料によって存在しない場合もあり得る。皮膚接触用シートがバイオセルロースで製造された場合には、バイオセルロースシートと包装用ポーチとの間に接着力が形成されることを低下または防止するため、第1支持フィルムを必要とする。しかしながら、皮膚接触用シートがこれによって限定されるものではないが、例えば、織物または不織布、特に不織布で製造された場合には、第1支持フィルムを必要としないこともある。第1支持フィルムが存在しない場合の例示的な実施形態が図1に示されている。
<第2支持フィルム>
本発明の第2支持フィルムは、上記の皮膚接触用シートの一面に接して位置し、皮膚接触用シートに対して第1支持フィルムと反対面に位置する。あるいは、本発明の第2支持フィルムは、皮膚接触用シートの一面上に位置する。
第2支持フィルムは、例えば、円形または楕円形の形状を有し(形状がそれに限定されるものではない)、皮膚接触用シートの一面全体と接し得て、例えば、半円形または半楕円形の形状を有し(形状がそれに限定されるものではない)、折り線を基準に半分面と接し得る。上記の皮膚接触用シートおよび第1支持フィルム、または皮膚接触用シートは少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するように第2支持フィルムとともに折れるか(第2支持フィルムが、例えば、円形または楕円形の形状を有する場合)、または折り線が上記の第2支持フィルムの切断された境界線と一致される位置で折れることによって(第2支持フィルムが、例えば、半円形または半楕円形の形状を有する場合)、上記の第2支持フィルムは、上記の経皮投与用流体に含浸された上記の皮膚接触用シートが折れることによって、折れたシート面の間に上記の経皮投与用流体が接着力を形成することを低下または防止し、これによってシートマスクから上記の包装用ポーチを除去するときに上記の皮膚接触用シートを広げ易くする。
本発明の一実施形態において、上記の第1支持フィルム、皮膚接触用シートおよび第2支持フィルム、または皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムは、折り重ねられた状態で折り線においてともに折れる。本発明の他の一実施形態において、上記の折り線は、第2支持フィルムの切断された境界線となる。
本発明の一実施形態において、上記の第2支持フィルムは、折れた状態で外力が除去されると復元できる材質からなるものであれば、それを限定しないが、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリエステル(PS)、アルミニウム、ナイロン、ポリプロピレン(PP)、方向性ポリプロピレン(Oriented Poly Propylene、OPP)、キャスティングポリプロピレン(Casting Poly Propylene、CPP)、高密度ポリエチレン(High Density Polyethylene、HDPE)、低密度ポリエチレン(Low Density Polyethylene、LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(Linear Low Density Polyethylene、LLDPE)などであり得る。
本発明の一実施形態において、上記の第2支持フィルムは、穿孔部を具備する。上記の穿孔部によって、経皮投与用流体が上記の穿孔部を通過して上記の皮膚接触用シートを含浸させることを促進することができ、上記の皮膚接触用シートと上記の第2支持フィルムとの間に接触面積を減らして包装するときに折れたシートを広げる操作を容易にする。
本発明の一実施形態において、上記の第2支持フィルムの穿孔部は、その形態が円形、楕円形、三角形、四角形、六角形などの多角形であり得るが、その形態が限定されるものではない。
本発明の一実施形態において、上記の第2支持フィルムの穿孔部の平均直径は、1mm〜10mmである。上記の穿孔部の平均直径が1mm未満の場合は、粘性を有する経皮投与用流体が上記の穿孔部を通過して上記の皮膚接触用シートを含浸させることが難しく、10mm超過の場合には、皮膚接触用シートと付着される面積が小さくなって上記の皮膚接触用シートが離脱され得る問題がある。
本発明の他の一実施形態において、第2支持フィルムの分離を容易にするように、第2支持フィルムは、皮膚接触用シートより大きいか、取っ手がある形態を取ることもあり得る。
<包装用ポーチ>
本発明の包装用ポーチ(pouch)は、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成されたものである。
本発明の一実施形態において、上記の包装フィルムは、上記の第1支持フィルム、上記の第2支持フィルム、および上記の経皮投与用流体に含浸された皮膚接触用シートの荷重によっても破損されず、上記の経皮投与用流体に露出されて上記の内容物収容部が変質または破損しないものであれば、それを限定しないが、例えば、ポリアミド、ポリエチレンテレフタラート、方向性ポリプロピレン、アルミフィルムなどであり得て、上記の荷重による破損および上記の経皮投与用流体に露出による変質または破損を防止する目的内で上記の包装フィルムにコーティング処理などを行い得る。
本発明の一実施形態において、上記の包装用ポーチは、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムは相互接着組成物を塗布して接合または加熱工程、加圧工程によって融着され、上記の包装フィルムの間の内部空間に内容物受容部が具備できるように接合または融着することが、これら接合または融着部位が密封できる処理であれば、それを限定しない。
本発明の一実施形態において、上記の包装用ポーチは、1枚、または1対以上の包装フィルムが少なくとも1つ、または2つ以上の密封線で相互接合または融着されたものであり、上記の密封線は、接着強度が低いイージーピール(easy peel)線である。さらに、密封線が2つ以上の場合、密封線のいずれかは残りの密封線より接着強度が低いイージーピール線であり得る。上記のイージーピール線の接着強度は、人の手で一定大きさ以上の引っ張る力(pulling power)を加えて剥離できる程度であれば、それを限定しない。1対の包装フィルムで製造された包装用ポーチに対する例が図2に示されている。
本明細書において、粘着強度は、上記の包装フィルムを、粘着面を基準に互い反対方向に引くときに、包装フィルムの間に接合または融着が解除され、剥離されるのに必要な最小限の力の大きさを意味する。
本発明の一実施形態において、上記の折り線と上記のイージーピール線は、互いに接しないように位置する。上記の折り線と上記のイージーピール線が互いに接しないように位置すると上記のイージーピール線に引っ張る力を加え、上記の包装ポーチを剥離するとき、上記の折り線が剥離されない包装ポーチの一面に位置して上記の皮膚接触用シートを広げ易くする。
以下、本発明によるシートマスクの包装方法に対して詳細に説明する。
本発明によるシートマスクの包装方法において、特別な言及がなければ、上述した本発明によるシートマスクに関する説明が適用され得る。
<準備段階>
本発明によるシートマスクの包装方法は、皮膚接触用シートを準備する段階を含むことができる。
本発明の一実施形態において、上記の皮膚接触用シートを準備する段階は、皮膚適用部位の形状にカッティングする段階をさらに含む。
本発明の一実施形態において、上記の皮膚適用部位の形状にカッティングする段階は、2つの眼球部、1つの鼻部および1つの口部にそれぞれ対応する4つの穿孔をカッティングする段階をさらに含む。
<配置段階>
本発明の一実施形態において、本発明によるシートマスクの包装方法は、第2支持フィルム、皮膚接触用シート、並びに穿孔部および/または凹凸部を具備する第1支持フィルムの順で折り重ねて配置する段階を含む。
本発明のさらなる一実施形態において、本発明によるシートマスクの包装方法は、第2支持フィルムおよび皮膚接触用シートを折り重ねて配置する段階を含む。
<折る段階>
本発明の一実施形態において、本発明によるシートマスクの包装方法は、折り重ねて配置された上記の第2支持フィルム、上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するようにともに折る段階を含む。
本発明の他の一実施形態において、本発明によるシートマスクの包装方法は、上記の皮膚接触用シートおよび第1支持フィルムを折り線が上記の第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置でともに折る段階を含む。
本発明のさらなる一実施形態において、本発明によるシートマスクの包装方法は、折り重ねて配置された上記の第2支持フィルムおよび上記の皮膚接触用シートを少なくとも1つ以上の折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するようにともに折る段階を含む。
本発明のさらなる一実施形態において、本発明によるシートマスクの包装方法は、上記の皮膚接触用シートを折り線が上記の第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置でともに折る段階を含む。
<包装用ポーチに注入段階>
本発明によるシートマスクの包装方法は、上記の折り線を基準に折れた上記の第2支持フィルム、上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物受容部に注入する段階を含む。
本発明によるシートマスクの包装方法は、上記の折り線を基準に折れた上記の第2支持フィルムおよび上記の皮膚接触用シートを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物受容部に注入する段階を含む。
<密封段階>
本発明によるシートマスクの包装方法は、上記の包装用ポーチを密封する段階;を含む。
以下、実施例を挙げ、本発明をより詳細に説明する。しかしながら、これらの実施例は、本発明を具体的に説明するものであり、これらの実施例によって本発明の権利範囲が限定されるものではない。
[実施例1]凹凸部を具備した第1支持フィルムを含むシートマスクの製造およびその包装
1)バイオセルロースの材質で最長長さ250mm、縦最長長さ190mmの円形で2つの眼球部、1つの鼻部および1つの口部にそれぞれ対応する4つの穿孔をカッティングして皮膚接触用シートを準備した。
2)さらに、上記の皮膚接触用シートと同一な大きさおよび形状にカッティングして第1支持フィルムを下記のような条件に合わせて準備した。
第1支持フィルムの材質:ポリエチレンテレフタラート(PET)
第1支持フィルムの凹凸の形状:四角錐、菱形
第1支持フィルムの凹凸の密度:第1支持フィルム1cm面積当たり20個
第1支持フィルムの厚さ:0.1mm
さらに、第2支持フィルムを下記のような条件に合わせて準備しており、上記の第1支持フィルムと同一な形状で面積が1/2になるように直線にカッティングして得た1片を第2支持フィルムで使用した(図3参照)。
第2支持フィルムの材質:ポリプロピレン(PP)
第2支持フィルムの穿孔部の大きさ:正四角形、5mm(一辺の長さ)
第2支持フィルムの厚さ:0.22mm
3)以降、第2支持フィルム、皮膚接触用シート、および支持フィルムの順で折り重ねて配置した(ここで、第2支持フィルムは、折り線を基準に皮膚接触用シートの片側に位置する)。
4)第2支持フィルムの直線切断面の折り線を基準に上記の第2支持フィルムが中央に位置するようにして折り重ねて配置された上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムをともに折った。
5)少なくとも1対の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチを下記のような条件で準備した。
包装用ポーチの形状:長方形
包装用ポーチの大きさ:150mm×240mm
包装用ポーチの包装フィルムの材質:内面はPET/外面はナイロン(NY)
包装用ポーチの包装フィルムの厚さ:0.15mm
包装用ポーチのイージーピール接合線の位置:四角形の横線2つ、縦線1つ
包装用ポーチのイージーピール接合方法:熱融着、180〜220℃、2Bar、1秒
6)第2支持フィルム、上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、包装用ポーチの内容物受容部に注入した。
上記の注入された経皮投与用流体は、下記の表1の組成を有する組成物20gであり、注入前の粘度を測定した結果、その粘度値は2,000mPasであった。
Figure 0006891194
7)以降、包装用ポーチ中、開封された面を、熱融着法を180〜220℃、2Barの条件で1秒間実施して密封した。
[実施例2]穿孔部を具備した第1支持フィルムを含むシートマスクの製造およびその包装
1)バイオセルロースの材質で最長長さ250mm、縦最長長さ190mmの円形で2つの眼球部、1つの鼻部および1つの口部にそれぞれ対応する4つの穿孔をカッティングして皮膚接触用シートを準備した。
2)さらに、上記の皮膚接触用シートと同一な大きさおよび形状にカッティングして第1支持フィルムを下記のような条件に合わせて準備した。
第1支持フィルムの材質:ポリエチレンテレフタラート(PET)
第1支持フィルムの穿孔部の形状:円形
第1支持フィルムの穿孔部の大きさ:直径3mm
第1支持フィルムの厚さ:0.08mm
さらに、第2支持フィルムを下記のような条件に合わせて準備しており、第2支持フィルムは、上記第1支持フィルムが同一な形状で面積が1/2になるように直線で切り取り線をつくった。
第2支持フィルム(間紙)の材質:ポリプロピレン(PP)
第2支持フィルムの穿孔部の大きさ:正四角形、5mm(一辺の長さ)
第2支持フィルムの厚さ:0.22mm
3)折り重ねて配置された上記の第2支持フィルム、上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを、第2支持フィルムの直線切り取り線である折り線を基準に上記の第2支持フィルムの同一面が互いに接するようにともに折った。
4)少なくとも1対の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物受容部を具備するように形成された包装用ポーチを下記のような条件で準備した。
包装用ポーチの形状:長方形
包装用ポーチの大きさ:150mm×240mm
包装用ポーチの包装フィルムの材質:内面はPET/外面はナイロン(NY)
包装用ポーチの包装フィルムの厚さ:0.15mm
包装用ポーチのイージーピール接合線の位置:四角形の横線2つ、縦線1つ
包装用ポーチのイージーピール接合方法:熱融着、180〜220℃、2Bar、1秒
5)第2支持フィルム、上記の皮膚接触用シート、および上記の第1支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、包装用ポーチの内容物受容部に注入した。
上記の注入された経皮投与用流体は、下記の表2の組成を有する組成物20gであり、注入前の粘度を測定した結果、その粘度値は2,000mPasであった。
Figure 0006891194
6)以降、包装用ポーチ中、開封された面を、熱融着法を180〜220℃、2Barの条件で1秒間実施して密封した。
上記のように本発明内容の特定な部分を詳細に記述したところ、当業界の通常の知識を有する者にとって、このような具体的な記述は単に好ましい実施態様に過ぎず、これにより本発明の範囲が限定されないことは明らかである。したがって、本発明の実質的な範囲は添付された特許請求の範囲とそれらの均等物によって定義され得る。

Claims (15)

  1. 少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物収容部を具備するように形成された包装用ポーチと、
    1支持フィルムと、
    第2支持フィルムと、
    経皮投与用流体に含浸された皮膚接触用シートと、を含むシートマスクであって、
    記皮膚接触用シートは、前記第1支持フィルムと前記第2支持フィルムとの間に位置し、
    前記第1支持フィルムは凹凸部を具備し、
    前記凹凸部は、凹凸部の陰刻部が位置する面が前記皮膚接触用シートと接し、凹凸部の陽刻部が位置する面が前記包装用ポーチの内容物収容部の一面に接するように位置するものであり、
    記第1支持フィルムおよび前記皮膚接触用シートは、少なくとも1つ以上の折り線を基準に前記第2支持フィルムの同一面が互いに接するように前記第2支持フィルムとともに折れるか、または前記折り線が前記第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折れて前記包装用ポーチの内容物収容部に収納されるものであるシートマスク。
  2. 記凹凸部の形状は四角錐である、請求項1に記載のシートマスク。
  3. 前記凹凸部の密度は、前記第1支持フィルムの単位面積1cm基準で15個〜30個である、請求項1に記載のシートマスク。
  4. 少なくとも1枚、または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物収容部を具備するように形成された包装用ポーチと、
    第1支持フィルムと、
    第2支持フィルムと、
    経皮投与用流体に含浸された皮膚接触用シートと、を含むシートマスクであって、
    前記皮膚接触用シートは、前記第1支持フィルムと前記第2支持フィルムとの間に位置し、
    記第1支持フィルムは穿孔部を具備し、
    記穿孔部の平均直径は0.1mm〜10mmであり、
    前記第1支持フィルムおよび前記皮膚接触用シートは、少なくとも1つ以上の折り線を基準に前記第2支持フィルムの同一面が互いに接するように前記第2支持フィルムとともに折れるか、または前記折り線が前記第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折れて前記包装用ポーチの内容物収容部に収納されるものであ、シートマスク。
  5. 記第2支持フィルムは穿孔部を具備し、
    記第2支持フィルムの穿孔部の平均直径は1mm〜10mmである、請求項1または4に記載のシートマスク。
  6. 記経皮投与用流体の粘度は1,000mPas〜4,500mPasである、請求項1または4に記載のシートマスク。
  7. 記包装用ポーチは、少なくとも1枚または1対以上の包装フィルムが少なくとも2つ以上の密封線で相互接合または融着されたものであって、
    記密封線のいずれかは、残りの密封線より接着強度が低いイージーピール線である、請求項1または4に記載のシートマスク。
  8. 記折り線と前記イージーピール線とは互いに接しないように位置するものである、請求項に記載のシートマスク。
  9. 少なくとも1枚または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物収容部を具備するように形成された包装用ポーチと、
    第2支持フィルムと、
    経皮投与用流体に含浸された皮膚接触用シートと、を含むシートマスクであって、
    前記皮膚接触用シート上に前記第2支持フィルムが位置し、
    前記第2支持フィルムは穿孔部を具備し、
    前記穿孔部の平均直径は1mm〜10mmであり、
    記皮膚接触用シートは、少なくとも1つ以上の折り線を基準に前記第2支持フィルムの同一面が互いに接するように前記第2支持フィルムとともに折れるか、または前記折り線が前記第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折れて前記包装用ポーチの内容物収容部に収納されるものであるシートマスク。
  10. 記経皮投与用流体の粘度は1,000mPas〜4,500mPasである、請求項に記載のシートマスク。
  11. 記包装用ポーチは、少なくとも1枚または1対以上の包装フィルムが少なくとも2つ以上の密封線で相互接合または融着されたものであって、
    記密封線のいずれかは、残りの密封線より接着強度が低いイージーピール線である、請求項に記載のシートマスク。
  12. 記折り線と前記イージーピール線とは互いに接しないように位置するものである、請求項11に記載のシートマスク。
  13. 第2支持フィルム、皮膚接触用シート、および凹凸部を具備する第1支持フィルムの順で折り重ねて配置する段階と、
    折り重ねて配置された前記皮膚接触用シート、および前記第1支持フィルムを少なくとも1つ以上の折り線を基準に前記第2支持フィルムの同一面が互いに接するように第2支持フィルムとともに折るか、または前記折り線が第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折る段階と、
    記折り線を基準に折れた前記第2支持フィルム、前記皮膚接触用シートおよび前記第1支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物収容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物収容部に注入する段階と、
    記包装用ポーチを密封する段階と、を含み、
    前記凹凸部は、凹凸部の陰刻部が位置する面が前記皮膚接触用シートと接し、凹凸部の陽刻部が位置する面が前記包装用ポーチの内容物収容部の一面に接するように位置するものである、シートマスクの包装方法。
  14. 皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムの順で折り重ねて配置する段階と、
    折り重ねて配置された前記皮膚接触用シートを少なくとも1つ以上の折り線を基準に前記第2支持フィルムの同一面が互いに接するように第2支持フィルムとともに折るか、または前記折り線が第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折る段階と、
    記折り線を基準に折れた前記皮膚接触用シートおよび第2支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物収容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物収容部に注入する段階と、
    記包装用ポーチを密封する段階と、を含み、
    前記第2支持フィルムは穿孔部を具備し、
    前記第2支持フィルムの穿孔部の平均直径は1mm〜10mmである、シートマスクの包装方法。
  15. 第2支持フィルム、皮膚接触用シート、および穿孔部を具備する第1支持フィルムの順で折り重ねて配置する段階と、
    折り重ねて配置された前記皮膚接触用シート、および前記第1支持フィルムを少なくとも1つ以上の折り線を基準に前記第2支持フィルムの同一面が互いに接するように第2支持フィルムとともに折るか、または前記折り線が第2支持フィルムの切断された境界線と一致する位置で折る段階と、
    前記折り線を基準に折れた前記第2支持フィルム、前記皮膚接触用シート、および前記第1支持フィルムを、経皮投与用流体とともに、少なくとも1枚または1対以上の包装フィルムが相互接合または融着され、その内部空間に内容物収容部を具備するように形成された包装用ポーチの内容物収容部に注入する段階と、前記包装用ポーチを密封する段階と、を含み、
    前記穿孔部の平均直径は0.1mm〜10mmである、シートマスクの包装方法。
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