JP6889547B2 - 建築板の施工構造および建築板の施工方法 - Google Patents
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Description
本実施形態の建築板2の施工構造は、図1に示すように、外壁の構造であり、建築板2としての外壁板20を鎧張り状に下地1に取り付けた構造である。鎧張り状の外壁構造は、少なくとも上下方向に並ぶように複数の外壁板20が配置されている。以下において、上下隣り合わせの外壁板20のうちの下側の外壁板20を下段建築板21と言うと共に、上側の外壁板20を上段建築板22という。また、建築板2に対して表側を屋外側といい、裏側を屋内側という。
以上説明したように、本実施形態の建築板支持具3は、上下隣り合わせの建築板2のうちの上段建築板22の一部を、下段建築板21の屋外側から重ねて下地1に取付施工する際に用いられる建築板支持具3である。建築板支持具3は、固定部31と、支持部35とを備える。固定部31は、下段建築板21の上方において下地1に固定される。支持部35は、固定部31から屋外側に突出しており、上段建築板22に設けられた貫通部23の上縁部を支持する。
上記実施形態の建築板2に設けられた貫通部23は、上下方向に延びるスリット230であったが、例えば、図7A,7Bに示すような形状であってもよい。
上記実施形態の建築板支持具3は、壁下地10に固着具6を介して固定されたが、例えば、図8A,8Bに示すように、壁下地10にレール部5を固定し、このレール部5に建築板支持具3を固定してもよい。
次に、実施形態2について図9に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
実施形態2の固定部31は、押さえ部34が設けられていたが、図12Aに示すように、押さえ部34はなくてもよい。なお、この場合、下段建築板21の上端部は、上段建築板22によって押さえられるため、下段建築板21の取付強度に問題はない。
次に、実施形態3について図13に基づいて説明する。なお、本実施形態は実施形態1と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
以上説明したように、実施形態2,3および変形例の建築板2の施工構造は、実施形態1における特徴に加えて、次の付加的な構成を備える。すなわち、本実施形態の建築板2の施工構造は、貫通部23が、下段建築板21に設けられた貫通孔232により構成されている。
上記実施形態では、建築板として外壁板を例示したが、これに限定されず、例えば屋根板、内装板等であってもよい。屋根板に適用する場合には、急勾配の屋根面に施工する際に有効である。
2 建築板
21 下段建築板
22 上段建築板
230 スリット
232 貫通孔
24 位置決め部
3 建築板支持具
33 当接部
34 押さえ部
35 支持部
37 立上部(傾き規制手段)
Claims (6)
- 建築板支持具が用いられた建築板の施工構造であって、
前記建築板支持具は、上下隣り合わせの建築板のうちの上段建築板の一部を、下段建築板の表側から重ねて施工する際に用いられる建築板支持具であって、前記下段建築板の上方において下地に固定される固定部と、前記固定部から表側に突出して前記上段建築板を貫通して支持する支持部とを備えたものであり、
前記固定部が前記下段建築板の上方において前記下地に固定され、
前記上段建築板が前記下段建築板の表側に一部が重ねられた状態で、前記上段建築板が前記支持部によって貫通され且つ支持され、
前記上段建築板は、下端から上方に延びるスリットが形成されており、前記スリットを貫通した前記支持部により支持され、
前記支持部と前記スリットの上縁部が、前記上段建築板のさらに上段に施工された前記建築板に覆われるように、前記スリットの上下方向の長さは、前記上段建築板の働き幅よりも長く形成されている
ことを特徴とする建築板の施工構造。 - 前記支持部は、前記上段建築板が表側に傾くのを規制する傾き規制手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の建築板の施工構造。 - 前記固定部は、前記下段建築板の上端部を前記下地側に押さえる押さえ部を有する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の建築板の施工構造。 - 前記固定部は、前記下段建築板の上端面に当接する当接部を有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の建築板の施工構造。 - 前記下段建築板の上端部には、前記建築板支持具の配置位置を示す位置決め部が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の建築板の施工構造。 - 建築板支持具を用いた建築板の施工方法であって、
前記建築板支持具は、上下隣り合わせの建築板のうちの上段建築板の一部を、下段建築板の表側から重ねて施工する際に用いられる建築板支持具であって、前記下段建築板の上方において下地に固定される固定部と、前記固定部から表側に突出して前記上段建築板を貫通して支持する支持部とを備えたものであり、
前記下地に固定された前記下段建築板の上方において前記建築板支持具を前記下地に固定する工程と、
前記上段建築板を前記下段建築板の表側から重ねて、前記建築板支持具の前記支持部に前記上段建築板を貫通して支持させる工程と、を備え、
前記上段建築板は、下端から上方に延びるスリットが形成されており、前記スリットを貫通した前記支持部により支持され、
前記スリットの上下方向の長さは、前記上段建築板の働き幅よりも長く形成されており、前記支持部と前記スリットの上縁部は、前記上段建築板のさらに上段に施工された建築板により隠蔽される
ことを特徴とする建築板の施工方法。
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