JP6887820B2 - 検出装置、監視システム及び監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検出装置、監視システム及び監視方法に関する。
船舶等においては、火災検知器や煙検知器により火災などの災害を検知している。この検知情報は、集中監視装置に集約され、集中監視装置によって操作員に災害の発生が周知され、操作員の手動遠隔操作により、付近の消火装置を作動させていた。特許文献1には、建築物内の警戒区画における災害の発生を遠隔監視装置に通知する技術が開示されている。
特開2016−202772号公報
ところが、特許文献1に記載の技術では、集中監視装置と被害区画との通信がとれている場合には、火災検知や対処が可能であるが、火災による通信線の断線等により通信手段が途絶えた場合には、対処ができない可能性がある。また、集中監視装置と被害区画との通信を無線通信により行うことが考えられるが、無線通信によって計器の誤作動が生じ、または不正通信がなされる可能性があり、無暗に無線での送信を行うことは好ましくないことがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、無線通信の利用を控えつつ、通信の確実性を高めることができる検出装置、監視システム及び監視方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、検出装置は、複数の他の検出装置と有線通信路を介して通信可能に接続される検出装置であって、周囲環境の状態の検出値を取得する取得部と、前記有線通信路を介して前記検出値の送信を試みる第1通信部と、前記複数の他の検出装置の少なくとも1つと前記第1通信部による通信ができない場合に、無線通信路を確立する無線通信制御部と、前記第1通信部による送信ができない場合に、前記無線通信路を介してブロードキャストで前記検出値の送信を試みる第2通信部とを備え、前記第2通信部は、前記複数の他の検出装置の少なくとも1つから前記無線通信路を介して受信した前記検出値を、前記無線通信路を介してブロードキャストで転送することを試みる
本発明の第5の態様によれば、監視システムは、複数の検出装置と中央制御装置とを備え、前記複数の検出装置のそれぞれは第1から第4の何れかの態様に係る検出装置である。
本発明の第6の態様によれば、第5の態様に係る監視システムは、複数の中央制御装置をさらに備え、前記複数の中央制御装置のそれぞれは、前記中央制御装置であるものであってよい。
本発明の第7の態様によれば、監視方法は、複数の他の検出装置と有線通信路を介して通信可能に接続される検出装置を用いた監視方法であって、周囲環境の状態の検出値を取得することと、前記有線通信路を介して前記検出値の送信を試みることと、前記複数の他の検出装置の少なくとも1つと前記有線通信路を介した通信ができない場合に、無線通信路を確立することと、前記有線通信路を介した前記検出値の送信ができない場合に、前記無線通信路を介してブロードキャストで前記検出値の送信を試みることと、前記複数の他の検出装置の少なくとも1つから前記無線通信路を介して受信した前記検出値を、前記無線通信路を介してブロードキャストで転送することを試みることとを有する。
上記態様のうち少なくとも1つの態様によれば、検出装置は、有線での送信ができない場合に、周囲環境の状態の検出値を無線で送信する。これにより、検出装置は、無線通信の利用を控えつつ、通信の確実性を高めることができる。
第1の実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る検出値情報の送信方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る検出値情報の転送方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る検出値情報の送信方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る検出値情報の転送方法を示すフローチャートである。 少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
〈第1の実施形態〉
《全体構成》
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
図1は、第1の実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る監視システム1は、複数の検出装置10と、複数の中央制御装置50とを備える。第1の実施形態に係る監視システム1は、船舶に設けられ、当該船舶における災害の有無を監視する。
検出装置10は、船舶の監視対象区画に設けられ、当該監視対象区画の状態を検出する。
中央制御装置50は、検出装置10から受信した検出値情報に基づいて、災害発生の有無、または災害対処の要否を判定する。中央制御装置50は、災害対処が必要な場合、管理者、または災害対処等の処置を実行する処置装置に指令を送信する。中央制御装置50は、船舶内に分散して配置される。例えば、中央制御装置50は、船舶の船首と船尾とに分散して配置される。
中央制御装置50と検出装置10とは、有線通信路N1および無線通信路N2を介して接続される。なお、無線通信路N2の例としては無線LAN(Local Area Network)が挙げられる。無線通信路N2は、複数の検出装置10および複数の中央制御装置50どうしの直接通信により構成されるピアツーピアネットワークである。
《検出装置の構成》
検出装置10は、画像検知器11、温度検知器12、湿度検知器13、炎検知器14、超音波検知器15、音声検知器16、煙検知器17、人体状態検知器18、取得部19、第1通信部20、第2通信部21、通信判定部22、バッテリ30を備える。検出装置10は、船舶内の電源装置に接続され、電源装置から供給される電力により動作する。
画像検知器11は、赤外線カメラ等により、周囲環境の画像を撮像する。撮像した画像は、取得部19に取り込まれる。周囲環境の画像は、周囲環境の状態の一例である。
温度検知器12は、周囲環境における温度を検出して温度の値を示す温度データを生成する。温度データは取得部19に取り込まれる。温度の値は、周囲環境の状態の一例である。
湿度検知器13は、周囲環境における湿度を検出して湿度の値を示す湿度データを生成する。湿度データは取得部19に取り込まれる。湿度の値は、周囲環境の状態の一例である。
炎検知器14は、周囲環境における炎を検出して炎の有無を示す炎データを生成する。炎データは取得部19に取り込まれる。炎の有無は、周囲環境の状態の一例である。
超音波検知器15は、周囲環境における超音波を検出して超音波の大きさを示す超音波データを生成する。超音波データは取得部19に取り込まれる。超音波の大きさは、周囲環境の状態の一例である。例えば、超音波は、物が振動することによって発生するために、超音波を検出することで災害現場の異常を推定することができる。
音声検知器16は、周囲環境における音声を検出して音声の波形を示す音声データを生成する。音声データは取得部19に取り込まれる。ここで、音声データは、人の存在の有無を認識するのに用いられる。音声の波形は、周囲環境の状態の一例である。
煙検知器17は、周囲環境における煙を検出して煙の有無を示す煙データを生成する。煙データは取得部19に取り込まれる。煙の有無は、周囲環境の状態の一例である。
人体状態検知器18、周囲環境に存在する人体を検出して、当該人体の状態を示す人体データを生成する。人体データは取得部19に取り込まれる。なお、人体状態検知器18としては、人感センサやハートビートセンサを用いることができる。人体の状態は、周囲環境の状態の一例である。
取得部19は、画像検知器11、温度検知器12、湿度検知器13、炎検知器14、超音波検知器15、音声検知器16、煙検知器17および人体状態検知器18から取り込んだ各データを、例えば演算処理して通信可能な検出値情報に変換する。取得部19が変換した検出値情報は、第1通信部20および第2通信部21に与えられる。
第1通信部20は、取得部19から取得した検出値情報を、有線通信路N1を介して送信する。第1通信部20は、他の検出装置10から取得した検出値情報を有線通信路N1を介して中央制御装置50に転送する。
第2通信部21は、取得部19から取得した検出値情報を、無線通信路N2を介して送信する。第2通信部21は、他の検出装置10から取得した検出値情報を無線通信路N2を介して中央制御装置50に転送する。
通信判定部22は、第1通信部20による検出値情報の送信の可否を判定する機能を有する。例えば、通信判定部22は、第1通信部20から通信ログを読み取ることで、検出値情報の送信に失敗したか否かを判定することができる。有線通信路N1を介した通信が失敗する例として、有線通信路N1の物理的な断線や、有線通信路N1を構成する機器の故障が挙げられる。通信判定部22は、第1通信部20による送信ができないと判定した場合、第1通信部20に代えて第2通信部21によって検出値情報を送信することを決定する。
バッテリ30は、船舶内の電源装置から電力の供給を受けることができなくなった場合に、各処理部に電力を供給する。
《動作》
図2は、第1の実施形態に係る検出値情報の送信方法を示すフローチャートである。
検出装置10は、所定の送信周期に係るタイミングにおいて、各検知器から取得したデータを中央制御装置50に送信する。送信周期に係るタイミングなると、まず取得部19は、画像検知器11、温度検知器12、湿度検知器13、炎検知器14、超音波検知器15、音声検知器16、煙検知器17および人体状態検知器18からデータを取り込み、検出値情報を生成する(ステップS101)。次に、第1通信部20は、有線通信路N1を介して取得部19が生成した検出値情報を中央制御装置50へ送信する(ステップS102)。
通信判定部22は、第1通信部20による検出値情報の送信が成功したか否かを判定する(ステップS103)。第1通信部20による検出値情報の送信が成功した場合(ステップS103:YES)、検出装置10は、処理を終了する。第1通信部20による検出値情報の送信に失敗した場合(ステップS103:NO)、通信判定部22は、第2通信部21によって検出値情報を送信することを決定する。第2通信部21は、取得部19が生成した検出値情報を無線通信路N2を介してブロードキャスト送信する(ステップS104)。
これにより、検出装置10は、有線通信路N1を介した通信が可能な限り、無線通信によらずに検出値情報を送信することができる。
図3は、第1の実施形態に係る検出値情報の転送方法を示すフローチャートである。
検出装置10は、第2通信部21を介して他の検出装置10から検出値情報を受信したか否かを判定する(ステップS111)。他の検出装置10から検出値情報を受信していない場合(ステップS111:NO)、検出装置10は、処理を終了する。他方、他の検出装置10から検出値情報を受信した場合(ステップS111:YES)、第1通信部20は、有線通信路N1を介して取得部19が生成した検出値情報を中央制御装置50へ転送する(ステップS112)。
通信判定部22は、第1通信部20による検出値情報の転送が成功したか否かを判定する(ステップS113)。第1通信部20による検出値情報の転送が成功した場合(ステップS113:YES)、検出装置10は、処理を終了する。第1通信部20による検出値情報の転送に失敗した場合(ステップS113:NO)、通信判定部22は、第2通信部21によって検出値情報を転送することを決定する。第2通信部21は、他の検出装置10から受信した検出値情報を無線通信路N2を介してブロードキャスト転送する(ステップS114)。
これにより、検出装置10は、断線等により有線通信路N1を介した通信ができなくなった他の検出装置10から受信した検出値情報を、可能な限り無線通信によらずに転送することができる。なお、通信判定部22は、一度送信したことのある検出値情報を再度受信した場合には、これを転送しなくてもよい。送信したことのある検出値情報は、例えば当該検出値情報を生成した検出装置10のIDと検出時刻の組み合わせなどによって特定される。
《作用・効果》
これにより、中央制御装置50は、有線通信路N1の一部に障害が生じたとしても、可能な限り多くの検出装置10から、可能な限り無線通信によらずに、検出値情報を受信することができる。これにより、監視システム1は、無線通信の利用を控えつつ、検出値情報の通信の確実性を高めることができる。
第1の実施形態に係る監視システム1によれば、複数の検出装置10から受信した検出値情報に基づいて、災害発生の有無や災害対処の要否を判定することができる。災害対処が必要な場合、管理者に通知や処置を行う処置装置に指令を与えることができる。
第1の実施形態に係る監視システム1によれば、複数の区画において検出した周囲環境の物理量の検出値を複数の中央制御装置50で処理できるために、一部の検出装置10による検出結果がある中央制御装置50に到達しない場合にも、当該検出結果が他の中央制御装置50に到達すれば、当該他の中央制御装置50において災害対処の要否を判定することができる。つまり、第1の実施形態によれば、中央制御装置50の冗長構成をとることで、災害対処の判定の漏れが生じる可能性を低減することができる。
また、第1の実施形態に係る検出装置10は、外部電源の供給が途絶えたときに、電力の供給を開始するバッテリ30を備える。これにより、船舶に生じた災害等により外部電源の供給を受けられなくなった場合にも、バッテリ30の電力により検出値情報の伝送を行うことができる。なお、他の実施形態においては、中央制御装置50がバッテリを備えていてもよい。また、他の実施形態においては、検出装置10はバッテリ30を備えていなくてもよい。
《第2の実施形態》
第1の実施形態に係る監視システム1においては、検出装置10と中央制御装置50とが常時有線通信路N1および無線通信路N2を介して接続されており、送信の経路を切り替えるものである。一方で、無線通信路N2を確立するためには、データのやりとりを行っていない間も、検出装置10および中央制御装置50が電波を発しておく必要がある。そのため、計器への影響がないとはいえず、また当該無線通信路N2が、内部の情報網への不正侵入の入口になる可能性がある。
第2の実施形態に係る監視システム1は、可能な限り無線通信を遮断し、必要なときだけ無線通信路N2を確立するものである。
《検出装置の構成》
図4は、第2の実施形態に係る監視システムの構成を示すブロック図である。
第2の実施形態に係る監視システム1は、第1の実施形態と検出装置10の構成が異なる。
第2の実施形態に係る検出装置10は、第1の実施形態の構成に加え、無線通信制御部23をさらに備える。無線通信制御部23は、無線通信路N2の確立および遮断を制御する。
《動作》
図5は、第2の実施形態に係る検出値情報の送信方法を示すフローチャートである。
検出装置10は、初期状態において、無線通信路N2は遮断されている。つまり、検出装置10は、初期状態において、図示しないアンテナを介した電波の送受信を行わない。送信周期に係るタイミングなると、まず取得部19は、画像検知器11、温度検知器12、湿度検知器13、炎検知器14、超音波検知器15、音声検知器16、煙検知器17および人体状態検知器18からデータを取り込み、検出値情報を生成する(ステップS201)。次に、第1通信部20は、有線通信路N1を介して取得部19が生成した検出値情報を中央制御装置50へ送信する(ステップS202)。
通信判定部22は、第1通信部20による検出値情報の送信が成功したか否かを判定する(ステップS203)。第1通信部20による検出値情報の送信が成功した場合(ステップS203:YES)、検出装置10は、処理を終了する。第1通信部20による検出値情報の送信に失敗した場合(ステップS203:NO)、無線通信制御部23は、図示しないアンテナを介して電波の送受信を開始し、他の検出装置10および中央制御装置50に接続する無線通信路N2を確立する(ステップS204)。次に、第2通信部21は、取得部19が生成した検出値情報を無線通信路N2を介してブロードキャスト送信する(ステップS205)。
これにより、検出装置10は、有線通信路N1を介した通信が可能な限り、無線通信路N2を遮断しておくことができる。
図6は、第2の実施形態に係る検出値情報の転送方法を示すフローチャートである。
検出装置10の通信判定部22は、有線通信路N1を介して、全ての他の検出装置10との通信が可能であるか否かを判定する(ステップS211)。全ての他の検出装置10との通信が可能である場合(ステップS211:YES)、無線通信制御部23は、図示しないアンテナを介した電波の送受信を終了し、無線通信路N2を遮断し(ステップS212)、検出装置10は処理を終了する。
他方、他の検出装置10の何れかとの通信ができない場合(ステップS211:NO)、無線通信制御部23は、図示しないアンテナを介して電波の送受信を開始し、無線通信路N2を確立する(ステップS213)。次に、通信判定部22は、第2通信部21を介して他の検出装置10から検出値情報を受信したか否かを判定する(ステップS214)。他の検出装置10から検出値情報を受信していない場合(ステップS214:NO)、検出装置10は、処理を終了する。他方、他の検出装置10から検出値情報を受信した場合(ステップS214:YES)、第1通信部20は、有線通信路N1を介して取得部19が生成した検出値情報を中央制御装置50へ転送する(ステップS215)。
通信判定部22は、第1通信部20による検出値情報の転送が成功したか否かを判定する(ステップS216)。第1通信部20による検出値情報の転送が成功した場合(ステップS216:YES)、検出装置10は、処理を終了する。第1通信部20による検出値情報の転送に失敗した場合(ステップS216:NO)、通信判定部22は、第2通信部21によって検出値情報を転送することを決定する。第2通信部21は、他の検出装置10から受信した検出値情報を無線通信路N2を介してブロードキャスト送信する(ステップS217)。
これにより、検出装置10は、断線等により他の検出装置10との通信ができなくなるまで無線通信路N2を遮断し、他の検出装置10との通信ができなくなった場合に、当該他の検出装置10から検出値情報を受信できるよう無線通信路N2を確立する。
中央制御装置50も、同様に、断線等により他の検出装置10との通信ができなくなるまで無線通信路N2を遮断し、検出装置10との通信ができなくなった場合に、当該検出装置10から検出値情報を受信できるよう無線通信路N2を確立する。
《作用・効果》
このように、第2の実施形態に係る監視システム1によれば、検出装置10と中央制御装置50とは、基本的に有線通信路N1にのみ接続されており、有線通信路N1を介した通信の一部に障害が発生したときに無線通信路N2を確立する。これにより、監視システム1は、計器への影響を最小限にとどめ、かつ内部の情報網への不正侵入の可能性をさらに低減することができる。
以上、図面を参照して一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上述した実施形態に係る無線通信路N2はピアツーピアネットワークであるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る無線通信路N2は、アクセススポットを介した通信であってもよい。一方、この場合、アクセススポットの故障等により検出装置10と中央制御装置50との通信ができなくなる可能性がある。
また、上述した実施形態に係る監視システム1は、複数の中央制御装置50を備えるが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る監視システム1は、中央制御装置50を1つだけ備えるものであってもよい。また、上述した実施形態に係る監視システム1は、無線通信路N2を介して検出値情報を送信または転送する際に、ブロードキャストにより送信または転送するが、これに限られない。例えば、他の実施形態に係る監視システム1は、既知のルーティング情報に基づいて検出値情報を送信または転送してもよい。一方で、監視システム1は、ブロードキャストによる転送を行うことで、できる限り多くの経路により中央制御装置50への検出値情報の転送を試み、中央制御装置50への到達確率を向上させることができる。
また、上述した実施形態に係る検出装置10は、画像検知器11、温度検知器12、湿度検知器13、炎検知器14、超音波検知器15、音声検知器16、煙検知器17、人体状態検知器18を備えるが、これに限られない。他の実施形態に係る検出装置10は、別の検知器をさらに備えてもよいし、これらの一部を備えなくてもよい。
また、上述した実施形態に係る監視システム1は船舶に設けられるが、これに限られない。例えば、他の実施形態においては、ビルや工場等の建造物に設けられてもよい。
〈コンピュータ構成〉
図7は、少なくとも1つの実施形態に係るコンピュータの構成を示す概略ブロック図である。
コンピュータ90は、CPU91、主記憶装置92、補助記憶装置93、インタフェース94を備える。
上述の検出装置10は、コンピュータ90に実装される。そして、上述した各処理部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置93に記憶されている。CPU91は、プログラムを補助記憶装置93から読み出して主記憶装置92に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。
補助記憶装置93の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。補助記憶装置93は、コンピュータ90のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース94または通信回線を介してコンピュータ90に接続される外部メディアであってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ90に配信される場合、配信を受けたコンピュータ90が当該プログラムを主記憶装置92に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置93は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置93に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1 監視システム
10 検出装置
19 取得部
20 第1通信部
21 第2通信部
22 通信判定部
50 中央制御装置
N1 有線通信路
N2 無線通信路

Claims (4)

  1. 複数の他の検出装置と有線通信路を介して通信可能に接続される検出装置であって、
    周囲環境の状態の検出値を取得する取得部と、
    前記有線通信路を介して前記検出値の送信を試みる第1通信部と、
    前記複数の他の検出装置の少なくとも1つと前記第1通信部による通信ができない場合に、無線通信路を確立する無線通信制御部と、
    前記第1通信部による送信ができない場合に、前記無線通信路を介してブロードキャストで前記検出値の送信を試みる第2通信部と
    を備え、
    前記第2通信部は、前記複数の他の検出装置の少なくとも1つから前記無線通信路を介して受信した前記検出値を、前記無線通信路を介してブロードキャストで転送することを試みる
    検出装置。
  2. 複数の検出装置と中央制御装置とを備え、
    前記複数の検出装置のそれぞれは、請求項1に記載の検出装置である
    監視システム。
  3. 複数の中央制御装置をさらに備え、
    前記複数の中央制御装置のそれぞれは、前記中央制御装置である
    請求項2に記載の監視システム。
  4. 複数の他の検出装置と有線通信路を介して通信可能に接続される検出装置を用いた監視方法であって、
    周囲環境の状態の検出値を取得することと、
    前記有線通信路を介して前記検出値の送信を試みることと、
    前記複数の他の検出装置の少なくとも1つと前記有線通信路を介した通信ができない場合に、無線通信路を確立することと、
    前記有線通信路を介した前記検出値の送信ができない場合に、前記無線通信路を介してブロードキャストで前記検出値の送信を試みることと、
    前記複数の他の検出装置の少なくとも1つから前記無線通信路を介して受信した前記検出値を、前記無線通信路を介してブロードキャストで転送することを試みることと
    を有する監視方法。
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