JP6887577B2 - ケーブル長計算システム及びケーブル長計算方法 - Google Patents

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Description

この発明は、通信機器間を接続するケーブルの長さを計測する技術に関する。
コントローラと多数の空気調和機と多数の照明と多数のセンサとが、制御及び状態監視といった目的で有線ネットワークにより接続される。近年は、空気調和機といった機器を統合制御することにより省エネルギー性を高めるといった考え方が浸透しつつある。そのため、高速で、施工性及び保守性がよく、ビルの構造に応じた柔軟な構成を取れるネットワークが求められている。
特に、施工後に実施される試験と、異常発生時の点検とにおいて、ケーブルの断線位置の特定といった目的で、機器間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることが求められている。
また、工場におけるFA(Factory Automation)設備及び受配電設備と、プラントにおける計装設備と、公共インフラと等においても、コントローラとアクチュエータとセンサといった機器が有線ネットワークで接続される。これらの設備におけるケーブルの断線は影響が大きいため、機器間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることが求められている。
特許文献1には、信号を相手の装置に送信して、相手の装置から戻ってきた信号を受信するまでのクロック数をカウントし、ケーブルの長さを測定する技術が記載されている。
特開2011−172117号公報
特許文献1に記載された技術によりケーブルの長さを求める場合、相手の装置が信号を受信してから送り返すまでの時間が考慮されていない。受信した信号をそのまま折り返して送信することにより、折り返しの時間を限りなく小さくすることも考えられる。しかし、半二重システムでは、信号の受信中に送信できないため、折り返し送信ができない。また、全二重システムでも、受信した信号を信号処理せずに送信すると、信号劣化により本来の通信性能を発揮できなくなってしまう。
この発明は、簡便な構成により、機器間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることを目的とする。
この発明に係るケーブル長計算システムは、
ケーブルを介して接続されたコントローラと複数の通信機器とを備えるケーブル長計算システムであり、
前記複数の通信機器のうちのある通信機器である計測マスターは、測定パケットを前記ケーブルに送信してから応答パケットを前記ケーブルから受信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第1数としてカウントし、
前記複数の通信機器のうちの前記計測マスターとは異なる通信機器である計測スレーブは、前記計測マスターによって送信された前記測定パケットを前記ケーブルから受信してから前記応答パケットを前記ケーブルに送信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第2数としてカウントし、
前記コントローラは、前記計測マスターによってカウントされた前記第1数と、前記計測スレーブによってカウントされた前記第2数とから前記計測マスターと前記計測スレーブとの間の前記ケーブルの長さを計算する。
この発明では、計測マスターが、測定パケットを送信してから応答パケットを受信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第1数としてカウントし、計測スレーブが、測定パケットを受信してから応答パケットを送信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第2数としてカウントする。そして、第1数と第2数とから計測マスターと計測スレーブとの間のケーブルの長さが計算される。これにより、機器間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることが可能である。
実施の形態1に係るケーブル長計算システム10の構成図。 実施の形態1に係るコントローラ20の構成図。 実施の形態1に係る通信機器30の構成図。 実施の形態1に係るケーブル長計算システム10の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る計測マスターの第1数のカウント処理の説明図。 実施の形態1に係る計測スレーブの第2数のカウント処理の説明図。 変形例2に係るコントローラ20の構成図。 実施の形態2に係るケーブル長計算システム10の動作を示すフローチャート。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係るケーブル長計算システム10の構成を説明する。
ケーブル長計算システム10は、ケーブル40を介して接続されたコントローラ20と複数の通信機器30とを備える。図1では、ケーブル長計算システム10は、複数の通信機器30として、通信機器30Aと通信機器30Bと通信機器30Cとを備えている。
図2を参照して、実施の形態1に係るコントローラ20の構成を説明する。
コントローラ20は、コンピュータである。
コントローラ20は、プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、通信インタフェース24とのハードウェアを備える。プロセッサ21は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ21は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ21は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ22は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ22は、具体例としては、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ストレージ23は、データを保管する記憶装置である。ストレージ23は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ23は、SD(登録商標,Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash,登録商標)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。
通信インタフェース24は、外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース24は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標,High−Definition Multimedia Interface)のポートである。
コントローラ20は、機能構成要素として、設定部211と、第1数取得部212と、第2数取得部213と、ケーブル長計算部214とを備える。コントローラ20の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ23には、コントローラ20の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが格納されている。このプログラムは、プロセッサ21によりメモリ22に読み込まれ、プロセッサ21によって実行される。これにより、コントローラ20の各機能構成要素の機能が実現される。
図3を参照して、実施の形態1に係る通信機器30の構成を説明する。
通信機器30は、通信制御回路31と、PHY(PHYsical layer)チップ32と、MAC(Medium Access Control)チップ33とを備える。
通信制御回路31は、CPU311と、期間検出回路312と、カウンタ313と、発振器314とを備える。PHYチップ32は、送信回路321と、受信回路322と、トランシーバ323と、レシーバ324とを備える。
***動作の説明***
図4から図6を参照して、実施の形態1に係るケーブル長計算システム10の動作を説明する。
実施の形態1に係るケーブル長計算システム10の動作は、実施の形態1に係るケーブル長計算方法に相当する。
ステップS101では、コントローラ20の設定部211は、ケーブル40に接続された全ての通信機器30を特定する。
具体的には、設定部211は、Ping(Packet INternet Groper)による総当たりの確認と、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によるIP(Internet Protocol)アドレス貸出のシーケンスといった手段を用いて、ケーブル40に接続されている全ての通信機器30を特定する。
ステップS102では、コントローラ20の設定部211は、ステップS101で特定された通信機器30から、機器間のケーブルの長さを特定する2つの通信機器30の組合せを選択する。
具体例としては、設定部211は、ケーブル40を介して接続された入力装置に対するユーザの操作を受け付け、操作によって指定された2つの通信機器30の組合せを選択する。ここでは、2つの通信機器30の一方を計測マスター、他方を計測スレーブと呼ぶ。
ステップS103では、コントローラ20の設定部211は、ステップS102で特定された2つの通信機器30のうち一方である計測マスターをマスターとして指定し、他方である計測スレーブをスレーブとして指定して、マスターとスレーブとの間のケーブル40の長さを測定することを通知するメッセージを、ステップS101で特定された全ての通信機器30に送信する。
具体的には、設定部211は、メッセージをブロードキャストにより送信することにより、計測マスターと計測スレーブとの間のケーブル40の長さを測定することを、全ての通信機器30に通知する。
ステップS104では、ステップS103で送信されたメッセージでマスターとスレーブとのどちらにも指定されていない通信機器30のCPU311は、ウェイトモードに動作モードを切り替える。つまり、ステップS102で選択された計測マスター及び計測スレーブ以外の通信機器30は、ウェイトモードに動作モードを切り替える。
ウェイトモードに切り替えられると、通信機器30は、基準期間の間、ケーブル40へのパケットの送信を停止する。基準期間は、後述するステップS105からステップS110までの処理が実行される期間以上の期間であり、計測マスターが測定パケットを送信してから応答パケットを受信するまでの期間以上の期間である。ケーブル長計算システム10が備えるケーブル40の長さと信号伝搬速度と等から、高々どの程度の期間を基準期間に設定すればよいかは特定可能である。
ステップS105では、ステップS103で送信されたメッセージでマスターとして指定された通信機器30である計測マスターのCPU311は、計測マスターモードに動作モードを切り替える。
計測マスターモードに切り替えられると、計測マスターのCPU311は、期間検出回路312にモード信号51を送信して、測定パケットがケーブル40に送信されてから応答パケットをケーブル40から受信するまでの間、イーネーブル信号52を出力するように期間検出回路312に設定する。また、計測マスターのCPU311は、カウンタ313にリセット信号53を送信して、カウント値を0にリセットする。
ステップS106では、ステップS103で送信されたメッセージでスレーブとして指定された通信機器30である計測スレーブのCPU311は、計測スレーブモードに動作モードを切り替える。
計測スレーブモードに切り替えられると、計測スレーブのCPU311は、期間検出回路312にモード信号51を送信して、測定パケットをケーブル40から受信してから応答パケットをケーブル40に送信するまでの間、イーネーブル信号52を出力するように期間検出回路312に設定する。また、計測スレーブのCPU311は、カウンタ313にリセット信号53を送信して、カウント値を0にリセットする。
ステップS107では、計測マスターのCPU311は、MACチップ33に対して、計測開始を指示する制御信号54を送信する。すると、MACチップ33の制御に基づき、PHYチップ32の送信回路321は、計測スレーブに宛てた計測パケットをトランシーバ323を介してケーブル40に送信する。この際、送信回路321は、期間検出回路312に対して、送信タイミング信号55を送信する。
計測マスターの期間検出回路312は、送信タイミング信号55を受信すると、計測パケットが送信されたとして、ステップS105での設定に従い、イーネーブル信号52の出力を開始する。図5に示すように、イーネーブル信号52が出力されている間、計測マスターのカウンタ313は、発振器314によって出力されるクロック信号57の数(カウント値58)を第1数としてカウントする。
ステップS108では、計測スレーブのPHYチップ32の受信回路322は、ステップS107で計測マスターによって送信された計測パケットをレシーバ324を介して受信する。すると、受信回路322は、期間検出回路312に対して受信タイミング信号56を送信する。
計測スレーブの期間検出回路312は、受信タイミング信号56を受信すると、計測パケットが受信されたとして、ステップS106での設定に従い、イーネーブル信号52の出力を開始する。図6に示すように、イーネーブル信号52が出力されている間、計測スレーブのカウンタ313は、発振器314によって出力されるクロック信号57の数(カウント値58)を第2数としてカウントする。
ステップS109では、計測スレーブのCPU311は、MACチップ33に対して、応答送信を指示する制御信号54を送信する。すると、MACチップ33の制御に基づき、PHYチップ32の送信回路321は、計測マスターに宛てた応答パケットをトランシーバ323を介してケーブル40に送信する。この際、送信回路321は、期間検出回路312に対して、送信タイミング信号55を送信する。
計測スレーブの期間検出回路312は、送信タイミング信号55を受信すると、応答パケットが送信されたとして、ステップS106での設定に従い、イーネーブル信号52の出力を停止する。図6に示すように、イーネーブル信号52の出力が停止すると、計測スレーブのカウンタ313は、カウントを終了する。
ステップS110では、計測マスターのPHYチップ32の受信回路322は、ステップS109で計測スレーブによって送信された応答パケットをレシーバ324を介して受信する。すると、受信回路322は、期間検出回路312に対して受信タイミング信号56を送信する。
計測マスターの期間検出回路312は、受信タイミング信号56を受信すると、応答パケットが受信されたとして、ステップS105での設定に従い、イーネーブル信号52の出力を停止する。図5に示すように、イーネーブル信号52の出力が停止すると、計測マスターのカウンタ313は、カウントを終了する。
ステップS111では、計測マスターのCPU311は、カウンタ313からカウント値58である第1数を読み出す。CPU311は、MACチップ33に対して、第1数を含めた制御信号54を送信する。すると、MACチップ33の制御に基づき、PHYチップ32の送信回路321は、第1数を含むパケットをコントローラ20に宛てて送信する。
すると、コントローラ20の第1数取得部212は、第1数を含むパケットを受信することにより、第1数を取得する。
ステップS112では、計測スレーブのCPU311は、カウンタ313からカウント値58である第2数を読み出す。CPU311は、MACチップ33に対して、第2数を含めた制御信号54を送信する。すると、MACチップ33の制御に基づき、PHYチップ32の送信回路321は、第2数を含むパケットをコントローラ20に宛てて送信する。
すると、コントローラ20の第2数取得部213は、第2数を含むパケットを受信することにより、第2数を取得する。
ステップS113では、コントローラ20のケーブル長計算部214は、ステップS111で取得された第1数と、ステップS112で取得された第2数とから計測マスターと計測スレーブとの間のケーブル40の長さを計算する。
具体的には、ケーブル長計算部214は、第1数から前記第2数を減算した値に、発振器314の発振周期と、ケーブル40の信号伝搬速度とを乗じて、2で割ることにより、計測マスターと計測スレーブとの間のケーブル40の長さを計算する。なお、発振器314の発振周期と、ケーブル40の信号伝搬速度は事前に特定されているものとする。
ステップS114では、コントローラ20の設定部211は、計測対象となる2つの通信機器30の組合せに、未だケーブル40の長さが計測されていない組合せが残っている場合には、処理をステップS102に戻す。そして、未だケーブル40の長さが計測されていない組合せについて、2つの通信機器30の一方を計測マスター、他方を計測スレーブとして処理が実行される。一方、設定部211は、計測対象となる2つの通信機器30の組合せについて、全て計測が済んでいる場合には、処理を終了する。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係るケーブル長計算システム10は、計測マスターが、測定パケットを送信してから応答パケットを受信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号57の数を第1数としてカウントし、計測スレーブが、測定パケットを受信してから応答パケットを送信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号57の数を第2数としてカウントする。そして、第1数と第2数とから計測マスターと計測スレーブとの間のケーブルの長さが計算される。これにより、通信機器30間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることが可能である。
特に、実施の形態1に係るケーブル長計算システム10は、一般的なPHYチップ32によって出力される計測パケットと、簡易かつ安価に実現可能なコントローラ20とによって、通信機器30間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることが可能である。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、通信機器30間のケーブル40の長さを計測する場合を説明した。しかし、同様の方法により、コントローラ20と通信機器30との間のケーブル40の長さを計測することも可能である。この場合には、コントローラ20が計測マスターになってもよいし、計測スレーブになってもよい。
<変形例2>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例2として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例2について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図7を参照して、変形例2に係るコントローラ20の構成を説明する。
各機能構成要素がハードウェアで実現される場合には、コントローラ20は、プロセッサ21とメモリ22とストレージ23とに代えて、電子回路25を備える。電子回路25は、各機能構成要素と、メモリ22と、ストレージ23との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路25としては、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各機能構成要素を1つの電子回路25で実現してもよいし、各機能構成要素を複数の電子回路25に分散させて実現してもよい。
<変形例3>
変形例3として、一部の各機能構成要素がハードウェアで実現され、他の各機能構成要素がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ21とメモリ22とストレージ23と電子回路25とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
実施の形態2.
実施の形態2は、コントローラ20が計測マスターと計測スレーブとから発振器314の発振周期を取得する点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明し、同一の点については説明を省略する。
***動作の説明***
図8を参照して、実施の形態2に係るケーブル長計算システム10の動作を説明する。
実施の形態2に係るケーブル長計算システム10の動作は、実施の形態2に係るケーブル長計算方法に相当する。
ステップS201からステップS210の処理は、図4のステップS101からステップS110の処理と同じである。また、ステップS214の処理は、図4のステップS114の処理と同じである。
ステップS211では、計測マスターのCPU311は、MACチップ33に対して、第1数と、発振器314の発振周期である第1周期とを含めた制御信号54を送信する。すると、MACチップ33の制御に基づき、PHYチップ32の送信回路321は、第1数及び第1周期を含むパケットをコントローラ20に宛てて送信する。
すると、コントローラ20の第1数取得部212は、第1数及び第1周期を含むパケットを受信することにより、第1数及び第1周期を取得する。
ステップS212では、計測スレーブのCPU311は、MACチップ33に対して、第2数と、発振器314の発振周期である第2周期とを含めた制御信号54を送信する。すると、MACチップ33の制御に基づき、PHYチップ32の送信回路321は、第2数及び第2周期を含むパケットをコントローラ20に宛てて送信する。
すると、コントローラ20の第2数取得部213は、第2数及び第2周期を含むパケットを受信することにより、第2数及び第2周期を取得する。
ステップS213では、コントローラ20のケーブル長計算部214は、第1数に第1周期を乗じた値から第2数に第2周期を乗じた値を減算する。ケーブル長計算部214は、減算して計算された値にケーブル40の信号伝搬速度を乗じて、2で割ることにより、計測マスターと計測スレーブとの間のケーブル40の長さを計算する。
***実施の形態2の効果***
以上のように、実施の形態2に係るケーブル長計算システム10は、コントローラ20が通信機器30の発振器314の発振周期を事前に把握することなく、通信機器30間のケーブルの長さをオンラインで正確に測定可能にすることが可能である。
そのため、ケーブル40の長さを測定するための専用の発振器314を設ける必要がないので、通信機器30のラインナップを容易に拡充することが可能である。
10 ケーブル長計算システム、20 コントローラ、21 プロセッサ、22 メモリ、23 ストレージ、24 通信インタフェース、25 電子回路、211 設定部、212 第1数取得部、213 第2数取得部、214 ケーブル長計算部、30 通信機器、31 通信制御回路、311 CPU、312 期間検出回路、313 カウンタ、314 発振器、32 PHYチップ、321 送信回路、322 受信回路、323 トランシーバ、324 レシーバ、33 MACチップ、40 ケーブル、51 モード信号、52 イーネーブル信号、53 リセット信号、54 制御信号、55 送信タイミング信号、56 受信タイミング信号、57 クロック信号、58 カウント値。

Claims (5)

  1. ケーブルを介して接続されたコントローラと複数の通信機器とを備えるケーブル長計算システムであり、
    前記複数の通信機器のうちのある通信機器である計測マスターは、測定パケットを前記ケーブルに送信してから応答パケットを前記ケーブルから受信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第1数としてカウントし、
    前記複数の通信機器のうちの前記計測マスターとは異なる通信機器である計測スレーブは、前記計測マスターによって送信された前記測定パケットを前記ケーブルから受信してから前記応答パケットを前記ケーブルに送信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第2数としてカウントし、
    前記コントローラは、前記計測マスターによってカウントされた前記第1数と、前記計測スレーブによってカウントされた前記第2数とから前記計測マスターと前記計測スレーブとの間の前記ケーブルの長さを計算し、
    前記コントローラは、2つの通信機器の間のケーブルの長さを測定する場合に、前記2つの通信機器のうち一方をマスターとして指定し、他方をスレーブとして指定することを通知するメッセージを前記複数の通信機器に送信し、
    前記複数の通信機器のうちマスターとして指定された通信機器が前記計測マスターとして動作し、スレーブとして指定された通信機器が前記計測スレーブとして動作する
    ケーブル長計算システム。
  2. 前記複数の通信機器のうちの前記計測マスターと前記計測スレーブとの2つの通信機器以外の通信機器は、前記計測マスターが測定パケットを送信してから応答パケットを受信するまでの間、前記ケーブルへのパケットの送信を停止する
    請求項1に記載のケーブル長計算システム。
  3. 前記コントローラは、前記第1数から前記第2数を減算した値に、発振器の発振周期と、前記ケーブルの信号伝搬速度とを乗じて、2で割って前記ケーブルの長さを計算する
    請求項1又は2に記載のケーブル長計算システム。
  4. 前記コントローラは、前記第1数とともに、前記計測マスターの前記発振器の発振周期を第1周期として前記計測マスターから取得し、前記第2数とともに、前記計測スレーブの前記発振器の発振周期を第2周期として前記計測スレーブから取得して、前記第1数に前記第1周期を乗じた値から前記第2数に前記第2周期を乗じた値を減算して、減算して計算された値に前記ケーブルの信号伝搬速度を乗じて、2で割って前記ケーブルの長さを計算する
    請求項1又は2に記載のケーブル長計算システム。
  5. ケーブルを介して接続された複数の通信機器のうちのある通信機器である計測マスターが、測定パケットを前記ケーブルに送信してから応答パケットを前記ケーブルから受信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第1数としてカウントし、
    前記複数の通信機器のうちの前記計測マスターとは異なる通信機器である計測スレーブが、前記計測マスターによって送信された前記測定パケットを前記ケーブルから受信してから前記応答パケットを前記ケーブルに送信するまでの間に発振器によって出力されたクロック信号の数を第2数としてカウントし、
    コントローラが、前記計測マスターによってカウントされた前記第1数と、前記計測スレーブによってカウントされた前記第2数とから前記計測マスターと前記計測スレーブとの間の前記ケーブルの長さを計算し、
    前記コントローラが、2つの通信機器の間のケーブルの長さを測定する場合に、前記2つの通信機器のうち一方をマスターとして指定し、他方をスレーブとして指定することを通知するメッセージを前記複数の通信機器に送信し、
    前記複数の通信機器のうちマスターとして指定された通信機器が前記計測マスターとして動作し、スレーブとして指定された通信機器が前記計測スレーブとして動作するケーブル長計算方法。
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