JP6885994B2 - トンネル防災システム - Google Patents
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Description
ンネル躯体やダクト内を火災から防護するために水噴霧ヘッドから消火用水を散水させる水噴霧などが設置され、これらの非常用施設の端末機器を監視制御する防災受信盤を設けることで、トンネル防災システムを構築している。
電圧a接点スイッチがオンすると信号回線に電流が流れ、防災受信盤から見た信号回線間の電圧は略零ボルトに低下し、防災受信盤は信号回線の消費電流の増加又は信号回線間の電圧低下を検出して端末機器の操作又は検知を示す受信信号を制御部に出力する。
本発明は、防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、
信号回線に流れる電流値を測定可能に接続され、測定した電流値が所定の閾値以上であるか又は所定の閾値を超えた場合に、電流値異常と判定して電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させる回線電流監視手段を設け、
回線電流監視手段は、電流値異常と判定した場合に、電流値の測定を中断することを特徴とする。
本発明は、防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、
信号回線に流れる電流値を測定可能に接続され、測定した電流値が所定の閾値以下であるか又は所定の閾値を下回る場合に、電流値異常と判定して電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させる回線電流監視手段を設け、
回線電流監視手段は、電流値異常と判定した場合に、電流値の測定を中断することを特徴とする。
回線電流監視手段は、所定の閾値として回線単位に電流値異常を判定する閾値を設定し、複数の信号回線の何れかで電流値異常と判定した場合に、当該電流値異常と判定した信号回線の閾値を変更して、変更前に比べて当該電流値異常と判定し難くなるようにする。
回線電流監視手段は、複数の信号回線の何れかで電流値異常と判定した場合、当該電流値異常と判定した信号回線を電流値の測定対象から除外する。
回線電流監視手段は、信号回線の電流値と共に所定の環境条件を測定し、測定した信号回線の電流値及び環境条件に応じて電流値異常を判定する。
回線電流監視手段は、所定の環境条件の測定結果に基づき、電流値異常を判定する所定の閾値を変更する。
回線電流監視手段は、所定の環境条件の測定結果に基づき、電流値異常と判定する所定の閾値を所定の期間、変更する。
回線電流監視手段は、季節又は一日の時間帯における所定の環境条件の測定結果に基づき、電流値異常と判定する所定の閾値を季節又は一日の時間帯に応じて変更する。
回線電流監視手段は、所定の閾値を所定の基準閾値として予め設定し、所定の環境条件の測定結果から高温多湿と判定した場合に基準閾値をそれより高い閾値に変更し、所定の環境条件の測定結果から低温乾燥と判定した場合に基準閾値をそれより低い閾値に変更する。
回線電流監視手段は、同一の信号回線について所定回数継続して電流値異常と判定した場合に、外部の設備に電流値異常信号を送信して警報させる。
回線電流監視手段は、所定周期毎に信号回線の電流値を測定し、所定周期毎の信号回線の電流値測定で電流値異常と判定した場合は、該電流値異常と判定された信号回線について、所定周期より短い周期毎に、信号回線の電流値を測定する。
回線電流監視手段は、電流値異常と判定した場合に、電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させ、その後、当該通報から所定時間を経過した場合に、警報を解除させる。
本発明は、防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、
信号回線に流れる電流値を測定可能に接続され、測定した電流値が上限閾値以上であるか若しくは前記上限閾値を超えた場合、又は下限閾値以下であるか若しくは前記下限閾値を下回る場合に、前記電流値異常と判定して電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させる回線電流監視手段を設け、
回線電流監視手段は、電流値異常と判定した場合に、前記電流値の測定を中断することを特徴とする。
本発明は、防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に通報装置及び検知器を含む端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、所定周期毎に端末機器を接続した信号回線に流れる電流値を測定して記録し、測定した電流値が所定の閾値以上又は閾値を超えた場合に電流値異常と判定して警報すると共に電流値異常信号を外部の上位設備に送信して警報させ、防災受信盤又は上位設備による復旧操作を検出した場合に、電流値異常を解除して所定周期毎の電流値測定を再開する回線電流監視手段を設けるようにしたため、一度、電流値異常が発生して警報が出されても、復旧操作を行うことで、継続して電流値の警報を測定記録することができ、記録した電流値の変化から信号回線の絶縁劣化の傾向を判断して適切に対処可能とする。
また、回線電流監視手段は、回線単位に電流値異常を判定する閾値を設定し、電流値異常と判定した場合に、当該電流値異常と判定しないように閾値を変更するようにしたため、一度、電流値異常が発生して警報が出されても、この電流値異常と判定しないように例えば閾値をそれより高い値に変更することで、変更した閾値により電流値異常と判定されるまでは電流値異常の警報が出されることはなく、電流値異常の警報に煩わされることなく継続して電流値を測定記録することができ、記録した電流値の変化から信号回線における絶縁劣化の傾向を判断して適切に対処可能とする。
また、回線電流監視手段は、複数の信号回線の何れかで電流値異常と判定した場合、電流値異常と判定した信号回線の電流値の測定を抑止するようにしたため、電流値異常が判定された信号回線を測定対象から除外することで、特定の信号回線に絶縁劣化が起きても、他の信号回線の電流値の測定記録を継続できる。
また、回線電流監視手段は、信号回線の電流値と共に所定の環境条件を測定し、測定した環境条件に関連して電流値異常を判定し、例えば、回線電流監視手段は、環境条件として温度と湿度の何れか一方又は両方を測定し、温度と湿度の何れか一方又は両方に応じて電流値異常を判定する閾値を変更し、具体的には、回線電流監視手段は、所定の基準閾値を予め設定し、温度及び湿度から高温多湿と判定した場合に基準閾値をそれより高い閾値に変更し、温度及び湿度から低温乾燥と判定した場合に基準閾値をそれより低い閾値に変更するようにしたため、例えば高温多湿といった環境条件により一時的に絶縁劣化が発生した場合、環境条件の変化に応じて閾値を変更することで、電流値異常と判定されることが回避され、不要な警報出力を未然に抑止することを可能とする。
また、回線電流監視手段は、記環境条件と電流値の時間的な測定結果に基づき、電流値異常を判定する記閾値を時間的に変更、例えば温度と湿度の何れか一方又は両方と電流値の時間的な測定結果に基づき、電流値異常を判定する閾値を時間的に変更するようにしたため、温度又は湿度と電流値の測定結果となるログを人為的に確認し、例えば高温多湿となって電流値が増加する傾向にある6月から9月は閾値を高い値に変更し、また、一日の時間帯で気温が高めとなる例えば10時から18時までの時間帯は閾値を高めに変更し、環境条件の時間的な変化に応じて閾値を変更することで、電流値異常と判定されることが回避され、不要な警報出力を未然に抑止することを可能とする。
また、回線電流監視手段は、電流値異常と所定回数継続して判定した場合に上位設備に電流値異常信号を送信して警報させるようにしたため、環境条件の変化等により一時的な信号回線の絶縁劣化が起きても、絶縁劣化が継続しない限り、電流値異常と判定しても上位設備として例えば遠方監視制御設備等に電流値異常信号は送信されず、一過性の要因による電流値異常に対し不必要な警報を抑止することを可能とする。
また、回線電流監視手段は、所定周期毎の信号回線の電流値測定で電流値異常と判定した場合、所定周期より短い所定の第2周期毎に、信号回線の電流値を測定して記録するようしたため、例えば1日1回の所定周期毎の電流値測定で電流値異常と判定した場合、それより短い例えば1時間毎の第2周期に変更することで、電流値異常と判定した信号回線の電流値を短い時間間隔で測定記録して、絶縁劣化による電流値の変化をより正確に把握して対処することを可能とする。
また、回線電流監視手段は、電流値異常と判定した場合に、信号回線情報を含めた電流値異常信号を上位設備に送信して警報させ、当該通報から所定時間を経過した場合に電流値異常信号の送信を停止して警報を解除させるようにしたため、防災受信盤で信号回線の電流値異常と判定されて警報が出力されても、外部の上位設備となる例えば遠方監視制御設備では、所定時間の間のみ電流値異常の警報が出力されるだけであり、電流値異常の警報状態が継続して管理業務に支障を来たすことを回避可能とする。
図1はトンネル防災システムの概要を示した説明図である。図1に示すように、自動車専用道路のトンネルとして、上り線トンネル1aと下り線トンネル1bが構築され、上り線トンネル1aと下り線トンネル1bは避難連絡坑2でつながっている。
器16は左右25メートル又は50メートルとなる両側に監視エリアを設定し、火災による炎を検出して火災発報する。
図2はトンネル防災システムの機能構成の概略を示したブロック図である。図2に示すように、防災受信盤10は制御部40を備え、制御部40は例えばプログラムの実行により実現される機能であり、ハードウェアとしてはCPU、メモリ、AD変換ポートを含む各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等を使用する。
御、換気設備28により手動通報区画を換気する制御、照明設備36により手動通報区画を照明する制御等を行う。
図3は防災受信盤に設けたP型伝送部の詳細を示したブロック図である。図3に示すように、P型伝送部42には、トンネル内に設置している端末機器の区画に対応して複数の区画モジュール60を設けており、例えば最初の区画モジュール60に対応したトンネル内の区画には、その右側に代表して示す消火栓装置20とダクト内温度検知器18を複数台配置している。
に出力する。また、消防隊員が消火栓装置20の扉を開いて給水栓に消防ホースを接続し、ポンプ起動スイッチ58をオン操作した場合にも、回線電流が流れることで回線受信部62bがポンプ起動信号を受信し、区画を特定したポンプ起動信号を制御部40に出力する。
I=(Vc−VL)/R (式3)
として電流値Iを求めて記録すると共に、所定の閾値と比較して信号回線の絶縁劣化による電流値異常と判定して警報することになる。
図5は電流値異常の警報を復旧操作により解除する回線電流監視制御の第1実施形態を示したフローチャートである。図2の制御部40に設けた回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第1実施形態は、前述したように、電流値異常を判定して警報すると共に電流値異常信号を遠方監視制御設備27に送信して警報させ、警報中に防災受信盤10又は遠方監視制御設備27による復旧操作を検出した場合に、電流値異常による警報状態を解除して所定周期毎の電流値測定を再開するようにしたことを特徴とする。
図6は閾値変更により電流値異常の警報を解除する回線電流監視制御の第2実施形態を示したフローチャートである。図2の回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第2実施形態は、回線単位に電流値異常を判定する閾値を設定し、電流値異常と判定した場合に、当該電流値異常と判定しないように閾値を変更するようにしたことを特徴とする。
の回線電流の測定タイミングを待つ。
図7は電流値異常の回線の電流値測定をマスクする回線電流監視制御の第3実施形態を示したフローチャートである。図2の回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第3実施形態は、複数の信号回線の何れかで電流値異常を判定した場合、電流値異常と判定した信号回線の電流値の測定を抑止するマスク処理を行うことを特徴とする。
図8は環境条件に応じた閾値により電流値異常を判定する回線電流監視制御の第4実施形態を示したフローチャートである。図2の回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第4実施形態は、信号回線の電流値と共に所定の環境条件、例えば温度及び湿度を測定し、温度及び湿度に応じて電流値異常を判定する閾値を変更することを特徴とする。
多湿となる環境条件では、信号回線12の絶縁劣化が起きやすいことから、基準閾値をそれより高い閾値に変更し、環境条件に起因した一時的な絶縁劣化により電流値異常と判定して警報しないようにできる。
図9は電流値異常が所定回数を超えた場合に上位設備に通報する回線電流監視制御の第5実施形態を示したフローチャートである。図2の回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第5実施形態は、信号回線の電流値異常を所定回数継続して判定した場合に前記上位設備に電流値異常信号を送信して警報させることを特徴とする。
図10は電流値異常が所定回数を超えた場合に上位設備に通報する回線電流監視制御の第6実施形態を示したフローチャートである。図2の回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第6実施形態は、電流値異常と判定した場合に測定周期を短くして電流値を
測定記録するようにしたことを特徴とする。
図11は電流値異常と判定した場合に一定時間だけ上位設備に通報して警報させる回線電流監視制御の第7実施形態を示したフローチャートである。図11の回線電流監視手段72による回線電流監視制御の第7実施形態は、信号回線の電流値異常と判定した場合に、信号回線情報を含めた電流値異常信号を遠方監視制御設備27に送信して警報させ、所定時間を経過した場合に電流値異常信号の送信を停止して遠方監視制御設備27での電流値異常の警報を解除させることを特徴とする。
(端末機器)
上記の実施形態は、絶縁劣化による電流値を測定して監視する信号回線に接続した端末機器として、手動通報装置、消火栓弁開閉検出スイッチ、ポンプ起動スイッチ、ダクト内温度検知器を例にとっているが、無電圧a接点スイッチを防災受信盤からの信号回線に接続している端末機器であれば、それ以外の適宜の端末機器が含まれる。
また、上記の実施形態は、信号回線の測定電流値が絶縁劣化により所定の閾値以上又は上限の閾値を超えた場合に電流値異常と判定しているが、通常監視状態で信号回線に流れている消費電流に対し、それより低い所定の下限の閾値を設定し、測定電流値が下限の閾値以下又は下限の閾値を下回った場合に電流値異常と判定して警報するようにしても良い。このように下限の閾値以下又は下回るような電流値異常は信号回線の断線障害を検出して警報することになる。
また、本発明は、その目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
1b:下り線トンネル
10:防災受信盤
12:信号回線
14:端末機器
16:火災検知器
18:ダクト内温度検知器
20:消火栓装置
22:自動弁装置
24:消火ポンプ設備
25:冷却ポンプ設備
26:IG子局設備
27:遠方監視制御設備
28:換気設備
30:警報表示板設備
32:ラジオ再放送設備
34:テレビ監視設備
36:照明設備
40:制御部
42,52:P型伝送部
44:警報部
46:表示部
48:操作部
54:手動通報装置
56:消火栓弁開閉検出スイッチ
58:ポンプ起動スイッチ
60:区画モジュール
62:回線受信部
64:電流測定部
65:セレクタ部
68:無電圧a接点スイッチ
70:監視制御手段
72:回線電流監視手段
Claims (16)
- 防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、
前記信号回線に流れる電流値を測定可能に接続され、測定した電流値が所定の閾値以上であるか又は前記所定の閾値を超えた場合に、電流値異常と判定して電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させる回線電流監視手段を設け、
前記回線電流監視手段は、前記電流値異常と判定した場合に、前記電流値の測定を中断することを特徴とするトンネル防災システム。
- 防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、
前記信号回線に流れる電流値を測定可能に接続され、測定した電流値が所定の閾値以下であるか又は前記所定の閾値を下回る場合に、電流値異常と判定して電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させる回線電流監視手段を設け、
前記回線電流監視手段は、前記電流値異常と判定した場合に、前記電流値の測定を中断することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1又は2記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、測定した前記信号回線に流れる電流値を記録することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1又は2記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記防災受信盤又は前記外部の設備による所定の復旧操作を検出した場合に、前記電流値異常の警報を解除することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項3又は4記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記防災受信盤又は前記外部の設備による所定の復旧操作を検出した場合に、前記信号回線に流れる電流値の測定を再開することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記所定の閾値として前記信号回線単位に電流値異常と判定する閾値を設定し、複数の信号回線の何れかで前記電流値異常と判定した場合に、当該電流値異常と判定した信号回線の閾値を変更して、変更前に比べて当該電流値異常と判定し難くなるようにすることを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、複数の信号回線の何れかで電流値異常と判定した場合、当該電流値異常と判定した信号回線を電流値の測定対象から除外することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記信号回線の電流値と共に所定の環境条件を測定し、測定した前記信号回線の電流値及び前記環境条件に応じて前記電流値異常を判定することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項8記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記所定の環境条件の測定結果に基づき、前記電流値異常を判定する前記所定の閾値を変更することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項9記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記所定の環境条件の測定結果に基づき、前記電流値異常と判定する前記所定の閾値を所定の期間、変更することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項10記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、季節又は一日の時間帯における前記所定の環境条件の測定結果に基づき、前記電流値異常と判定する前記所定の閾値を前記季節又は一日の時間帯に応じて変更することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項9又は11記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記所定の閾値を所定の基準閾値として予め設定し、前記所定の環境条件の測定結果から高温多湿と判定した場合に前記基準閾値をそれより高い閾値に変更し、前記所定の環境条件の測定結果から低温乾燥と判定した場合に前記基準閾値をそれより低い閾値に変更することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、同一の前記信号回線について所定回数継続して前記電流値異常と判定した場合に、前記外部の設備に前記電流値異常信号を送信して警報させることを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、所定周期毎に前記信号回線の電流値を測定し、前記所定周期毎の前記信号回線の電流値測定で電流値異常と判定した場合は、当該電流値異常と判定された前記信号回線について、前記所定周期より短い周期毎に、前記信号回線の電流値を測定することを特徴とするトンネル防災システム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載のトンネル防災システムに於いて、前記回線電流監視手段は、前記電流値異常と判定した場合に、前記電流値異常信号を前記外部の設備に送信して警報させ、その後、所定時間を経過した場合に、前記警報を解除させることを特徴とするトンネル防災システム。
- 防災受信盤からトンネル内に引き出した信号回線に端末機器を接続して監視するトンネル防災システムに於いて、
前記信号回線に流れる電流値を測定可能に接続され、測定した電流値が上限閾値以上であるか若しくは前記上限閾値を超えた場合、又は下限閾値以下であるか若しくは前記下限閾値を下回る場合に、前記電流値異常と判定して電流値異常信号を外部の設備に送信して警報させる回線電流監視手段を設け、
前記回線電流監視手段は、前記電流値異常と判定した場合に、前記電流値の測定を中断することを特徴とするトンネル防災システム。
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