JP6883831B1 - 変速機構 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、この自転駆動機構では、2つのスプロケットを相反対方向へ回転させる構造であるから、チェーンに張力又は圧縮力を作用させるだけでなく、何れか1つのスプロケットはチェーンの移動方向と反対方向へ自転するため、大きな変速操作力が必要となり変速操作機構が大型化する。
そして、チェーンとセクターギヤ部材が噛み合う瞬間にセクターギヤ部材の位相が合っていないため、常に多くの衝突音が発生する。
前記各伝動輪を自転禁止状態と自転許可状態とに切換え可能な少なくとも1つのクラッチ機構を設け、前記クラッチ機構を介して、変速操作時に各伝動輪を自転許可状態にすると共に、変速操作以外の時に各スプロケットを自転禁止状態にすることを特徴としている。
しかも、変速操作以外の時に各伝動輪を自転禁止状態にするため、複合伝動輪を介してトルク伝達が可能になる。
第1の形態では、変速操作時に前記第1,第2のディスクセットにおける第1ディスクに対する第2ディスクの回転位相を変更可能な位相変更機構を有する。
第4の形態では、前記第1,第2のドッグクラッチ機構のうち何れか1つは変速操作時に半クラッチ状態になり、変速操作以外のときに前記伝動輪を自転禁止状態にする。
図1〜図2に示すように、この変速装置Tは、2組の同構造の変速機構1A,1B を併設し、それら変速機構1A,1Bに駆動力伝達用チェーン2(図8参照)を掛け渡し、一方の変速機構1Aに駆動力を入力し、他方の変速機構1Bから駆動力を出力するようにしたものである。尚、上記の駆動力伝達用チェーン2として、ローラーチェーン、サイレントチェーンの何れかを採用することができる。
図4〜図10に示すように、変速機構1Aは、基台3と、基台3に立設された1対の支持コラム4と、これら支持コラム4に軸受5(図11参照)を介して両端部が支持された主軸6と、主軸6に間隔を空けて且つ対向状に装着された第1,第2のディスクセット7A,7Bと、4つのスプロケットユニット8と、4つのガイドロッド9とを有する。尚、3つ又は5つ以上の複数のスプロケットユニット8を採用してもよい。3つ又は5つ以上の複数のガイドロッド9を採用してもよい。尚、変速機構1Aの正転方向は、図10に示す矢印Aの方向である。尚、主軸6の軸心を軸心Xとして図示した。尚、本実施例におけるスプロケットが伝動輪に相当し、複合スプロケットが複合伝動輪に相当する。
1対の第1ディスク10A,10Bは相対向状にスプロケットユニット8側に配設され、1対の第2ディスク11A,11Bは第1ディスク10に対してスプロケットユニット8と反対側に配設されている。主軸6の軸心Xと、第1ディスク10A,10Bの軸心と、第2ディスク11A,11Bの軸心は同心状である。第1ディスク10A,10Bは、主軸6に対して回転不能に且つ軸心X方向へ移動可能に装着され、第2ディスク11A,11Bは主軸6に対して回転可能に且つ軸心X方向へ移動不能に装着されている。
を自動的に又は手動により微調整可能に構成してもよい。
尚、主軸6の長さ方向中央部には、複合スプロケットSの半径を最小化した際に、スプロケット18の歯との干渉を避けるための小径部6aが形成されている。
尚、上記の油圧シリンダ52は一例を示すもので、油圧シリンダ52に代えて電動モータとギヤ機構等により主軸6を左右方向へ精密に移動駆動する位相変更機構を採用することもできる。
第1,第2のクラッチ機構21,22は夫々ドッグクラッチ機構である。第1のクラッチ機構21は、スプロケット18の一端部に一体形成された第1環状部23と、この第1環状部23に対向状に支持軸20に装着された第1クラッチ部材25と、第1環状部23と第1クラッチ部材25の相対向する環状面に形成された1対の第1クラッチ歯21a,21bと、第1環状部23と第1クラッチ部材25の内側凹部に装着されてスプロケット18に対して第1クラッチ部材25を離隔側へ付勢する第1スプリング26(圧縮スプリング)とを有する。
第1クラッチ部材25は、円板部25aと、この円板部25aからスプロケット18と反対側へ突出する断面矩形の係合凸部25bであって直線状放射状スリット13に常時係合して第1クラッチ部材25の自転を禁止する係合凸部25bと、円板部25aのうちの係合凸部25bが突出する端面において係合凸部25bの両側に形成された係合歯25cであって、直線状放射状スリット13の両側のラック歯13aに係脱自在の係合歯25cを有する。尚、係合歯25cは、側面視で先端が尖った矩形歯である。
尚、前記の第1クラッチ機構21は、一例を示すもので、正転、逆転の両方向に駆動力伝達可能な、ドッグクラッチ機構以外のクラッチ機構を採用することができる。
スプロケット18及び第2クラッチ部材27は、変速操作以外の時には径方向へ移動しないように強固にロックされ且つ変速操作時には複合スプロケットSの径を変更するため径方向へ移動可能に切換えられる。これを達成するためのロック機構29Bが設けられている。
第2クラッチ部材27は、円板部27aと、この円板部27aからスプロケット18と反対側へ突出する断面矩形の係合凸部27bであって直線状放射状スリット13に常時係合して第2クラッチ部材27の自転を禁止する係合凸部27bと、円板部27aのうちの係合凸部27bが突出する端面において係合凸部27bの両側に形成された係合歯27cであって、直線状放射スリット13の両側のラック歯13aに係脱自在の係合歯27cを有する。尚、係合歯27cは側面視で先端が尖った矩形歯である。
これら小径部20a,20bのスプロケット側端部にはワッシャ20m,20nが装着されている。尚、スプロケット18と第1,第2環状部23,24、第1,第2クラッチ部材25,27は、支持軸20に自転可能に装着されている。
尚、前記の第2クラッチ機構22の代わりに、1又は複数の摩擦板を含む摩擦クラッチ機構を採用してもよい。
図17、図18に示すように、ガイドロッド9は、支持軸60と、第1,第2係合部材
61,62を有し、第1,第2係合部材61,62は止め輪63により支持軸60に対して位置決めされている。支持軸60における第1,第2係合部材61,62の間にはチェーン2が噛み合うガイド部64が形成されている。第1係合部材61は、第1ディスク10Aの周方向に広幅の本体部61aと、この本体部61aから第1ディスク10A側へ延びる係合部61bであって、第1ディスク10Aの直線状放射状スリット14に径方向へ移動自在に且つ自転不能に係合された係合部61bを有する。
そのため、スプロケット18は自転許可状態となるものの、第2スプリング28と、第2クラッチ機構22により自転抵抗が作用し、スプロケット18に自転トルクが作用するとそのトルクに応じて自転する。
変速操作以外のとき(通常運転時)には、第1ディスク10A,10Bが離隔側へ操作されていない通常位置にあり、スプロケットユニット8の第1,第2クラッチ機構21,22が接続状態となっているため、スプロケット18が自転禁止状態になっている。この状態では、駆動力伝達用チェーン2から伝達される回転駆動力が4つのスプロケット18及び4つのガイドロッド9を介して第1,第2ディスクセット7A,7Bに伝達されて第1,第2ディスク10A,10B,11A,11Bが確実に回転駆動される。
変速操作時には、ディスク移動機構40A,40Bを操作して第1ディスク10A,10Bを外側(離隔位置)に切換えると、スプロケットユニット8の第1クラッチ機構21が遮断状態に切換えられ、第2クラッチ機構22が半クラッチ状態を維持し、スプロケット18が自転可能になる。これと並行して、ロック機構29A,29Bの係合歯25c,27cが直線状放射状スリット13の両側のラック歯13aから離脱し、ガイドロッド9の係合歯61c,62cが直線状放射状スリット14の両側のラック歯14aから離脱するから、複数のスプロケットユニット8及び複数のガイドロッド9が径方向へ移動可能になる。
ここで、この変速機構1Aの設計に際して考慮すべき事項について説明する。
位相変更機構50により複合スプロケットSの半径を切換える際に、チェーン2を巻き掛けた状態で主軸6が1回転した時に、スプロケット18の位相が同じ位相になるように半径を設定する必要がある。つまり、複合スプロケットSの1周の外周長をチェーン2のリンクピッチの整数倍にする必要がある。これは、隣接するスプロケット間(ガイドロッドを含む)の隣接外周長が下記の式を充足する場合である。
L=P×m+(P/N)×0 (1)
L=P×m+(P/N)×1 (2)
: :
L=P×m+(P/N)×(N−1) (n)
L=P×m+0×P (1a)
L=P×m+0.25×P (2a)
L=P×m+0.5×P (3a)
L=P×m+0.75×P (4a)
そして、ラック歯13a,14aのピッチは、上記の(1a)〜(4a)を満たす場合の変速段に適合するように設定することが必要である。
(1)式以外の場合には、隣接するスプロケッ18に位相差が発生する。
上記(1)〜(n)式と関連付けて隣接するスプロケッ18の位相差を次のように求めることができる。
θ:隣接するスプロケット18の位相差、A:スプロケット18の歯数、N:スプロケット18の数、とすると、
上記式(1)の場合、θ=(360°/A)×0/N
上記式(2)の場合、θ=(360°/A)×1/N
:
上記式(n)の場合、θ=(360°/A)×(N−1)/N
上記(1a)式の場合は、θ=0° (1b)
上記(2a)式の場合は、θ=9° (2b)
上記(3a)式の場合は、θ=18° (3b)
上記(4a)式の場合は、θ=27° (4b)
上記のように、チェーン2を巻き掛けた状態で主軸6が1回転した時に、スプロケット18の位相が同じ位相になるため、スプロケット18の歯とチェーン2との干渉が生じることがなく、円滑に静粛に作動することになる。尚、変速操作終了に際して、変速動作完了後、複合スプロケットSが少なくとも約180°回転してから変速操作を終了することが望ましい。
しかも、スプロケット18の歯18aの先端が尖っているため、スプロケット18の歯18aと、チェーン2との干渉は発生しない。
複合スプロケットSを最小径にした場合の複合スプロケットSの半径を小さくして変速機構1Aの小型化を図ることができる。
前記変速機構1A,1Bに代えて以下に説明する変速機構1Cを採用することができる。
変速機構1Cの要部は図19に示すとおりであり、この変速機構1Cではスプロケットユニット70のクラッチ機構にスプライン結合式クラッチ機構を採用している。
スプロケットユニット70は、図20〜図23に示すようにスプロケット71を挟んで軸方向に対称の構造であるので、片側の構造について説明する。尚、実施例1と同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。尚、スプロケットが伝動輪に相当し、複合スプロケットが複合伝動輪に相当する。
ガイドロッド90は、大径軸部91aと小径軸部91bを含む支持軸91と、この支持軸91の大径軸部91aに外嵌され且つ止め輪94で位置決めされた1対の規制部材92と、それら規制部材92を内方(第1ディスク10Aから離隔する方向)へ付勢する圧縮スプリング93とを有する。
図25、図27に示すように、第1放射状スリット83は、広幅スリット部83a,83bと狭幅スリット部83cを有する段付きスリットに形成され、狭幅スリット部83c は第1ディスク10Aのうちの分割ディスク10nと反対側部分に形成されている。
この変速機構1Cも前記変速機構1Aと同様に作用するため、簡単に説明する。
変速操作時には、第1クラッチ機構80が遮断状態とされ、第2クラッチ機構81が半クラッチ状態を維持し、スプロケットユニット71は、第2クラッチ機構81が半クラッチ状態を介して自転許可状態になり、径方向へ移動可能になる。その状態で、複合スプロケットSの半径を変えて変速比を変えることができる。スプロケット71が自転許可状態になるため、スプロケット71の位相が確実にチェーンに適合する。
(1)前記変速機構1A,1Cにおいて、スプロケット18,71の代わりにピニオンを採用し、動力伝達用チェーン2の代わりに歯付きベルトを採用してもよい。
(2)第2クラッチ機構22の第2クラッチ歯22a,22bを省略し、その代わりに摩擦接触する1又は複合の摩擦面を形成してもよい。この場合、ディスク移動機構40Bとその付随機構を省略することができる。
(4)スプロケットユニット70では、第2クラッチ機構81の波形のクラッチ歯の代わりに、1又は複合の摩擦面を設けてもよい。
(6)第1ディスク10A,10Bのぎヤ歯10a,10bを省略し、主軸6にクラッチ機構を介して駆動力の入出力を行ってもよい。
(7)クラッチ機構19m,19nの何れか1つを省略してもよい。
(8)第1,第2ロック機構29A,29B、クラッチ機構21,22,80,81にはシンクロメッシュ機構を採用してもよい。
S 複合スプロケット
1A,1B,1C 変速機構
2 駆動力伝達用チェーン
6 主軸
7A,7B 第1,第2ディスクセット
8 スプロケットユニット
9 ガイドロッド
10A,11A 第1,第2ディスク
10B,11B 第1,第2ディスク
10a,10b ギヤ歯
13,14 第1放射状スリット
13a,14a 第1,第2ラック歯
16,17 第2放射状スリット
18,71 スプロケット
19a,19b ギヤ部材
29A,29B 第1,第2ロック機構
21,22,80,81 クラッチ機構
40A,40B ディスク移動機構
50 位相変更機構
80 スプライン結合式クラッチ機構
Claims (12)
- 主軸と、この主軸と直交状に近接状に配置された第1,第2ディスクを夫々有し且つ主軸に間隔を空けて且つ対向状に装着された第1,第2のディスクセットと、前記第1,第2ディスクに夫々形成された複数の第1,第2放射状スリットと、第1,第2のディスクセットにおける第1,第2放射状スリットの交差部に支持された複数のスプロケット又はピニオンからなる伝動輪及び複数のガイドロッドを有し、
前記複数の伝動輪と複数のガイドロッドを含む且つ動力伝達用チェーン又は歯付きベルトを掛ける為の複合伝動輪を構成し、第1ディスクに対する第2ディスクの回転位相を変えることで、前記複合伝動輪の半径を変えて変速可能に構成した変速機構において、
前記各伝動輪を自転禁止状態と自転許可状態とに切換え可能な少なくとも1つのクラッチ機構を設け、
前記クラッチ機構を介して、変速操作時に各伝動輪を自転許可状態にすると共に、変速操作以外の時に各伝動輪を自転禁止状態にすることを特徴とする変速機構。 - 変速操作時に前記第1,第2のディスクセットにおける第1ディスクに対する第2ディスクの回転位相を変更可能な位相変更機構を有することを特徴とする請求項1に記載の変速機構。
- 変速操作時に第1,第2のディスクセットの第1ディスクのうち前記クラッチ機構側の少なくとも1つの第1ディスクを、前記伝動輪を自転許可状態とする方向へ所定距離移動可能なディスク移動機構を有することを特徴とする請求項2に記載の変速機構。
- 前記少なくとも1つのクラッチ機構は、前記伝動輪の両側に設けられた第1,第2のドッグクラッチ機構を含むことを特徴とする請求項3に記載の変速機構。
- 前記第1,第2のドッグクラッチ機構のうち何れか1つは変速操作時に半クラッチ状態になり、変速操作以外のときに前記伝動輪を自転禁止状態にすることを特徴とする請求項4に記載の変速機構。
- 前記第1,第2ディスクセットの1対の第1ディスクにおいて前記伝動輪を支持する支持軸が挿入される第1放射状スリットの近傍部に第1ラック歯が形成され、
変速操作以外の時に前記伝動輪が第1ディスクの径方向へ移動不能となるように前記第1ラック歯と協働してロックすると共に変速操作時に前記伝動輪が第1ディスクの径方向へ移動可能とする第1ロック機構を設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機構。 - 前記第1,第2ディスクセットの1対の第1ディスクにおいて前記ガイドロッドが挿入される第1放射状スリットの近傍部に第2ラック歯が形成され、
変速操作以外の時に前記ガイドロッドが径方向へ移動不能となるように前記第2ラック歯と協働してロックすると共に変速操作時に前記ガイドロッドが径方向へ移動可能とする第2ロック機構を設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機構。 - 第1,第2ディスクセットのうちの少なくとも一方のディスクセットの第1ディスクの外周部にギヤ歯を形成し、このギヤ歯に噛み合う駆動力入力用又は駆動力出力用のギヤ部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速機構。
- 前記少なくとも1つのクラッチ機構は、前記伝動輪の両側に設けられた第1,第2のスプライン結合式クラッチ機構を含むことを特徴とする請求項3に記載の変速機構。
- 前記伝動輪がスプロケットであり、変速操作時に前記位相変更機構を介して前記複合伝動輪の半径を変更する際に、前記複合伝動輪の外周長が前記動力伝達用チェーンのリンクピッチの整数倍となるように前記半径を設定することを特徴とする請求項2に記載の変速機構。
- 前記伝動輪がスプロケットであり、変速操作時に前記複合伝動輪の半径を設定する際に、前記複合伝動輪の外周長が前記動力伝達用チェーンのリンクピッチの整数倍となるようなスプロケットの位相にした状態でスプロケットを自転禁止状態にすることを特徴とする請求項1に記載の変速機構。
- 前記伝動輪がスプロケットであり、変速操作時に前記複合伝動輪の半径を設定する際に、前記半クラッチ状態になるクラッチ機構により、前記複合伝動輪の外周長が前記動力伝達用チェーンのリンクピッチの整数倍となるような位相に前記スプロケットを引き込むことを特徴とする請求項5に記載の変速機構。
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