JPH01283463A - 車両用ベルト式無段自動変速装置 - Google Patents

車両用ベルト式無段自動変速装置

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JPH01283463A
JPH01283463A JP7046489A JP7046489A JPH01283463A JP H01283463 A JPH01283463 A JP H01283463A JP 7046489 A JP7046489 A JP 7046489A JP 7046489 A JP7046489 A JP 7046489A JP H01283463 A JPH01283463 A JP H01283463A
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JP
Japan
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pulley
automatic transmission
vehicle
belt
shaft
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JP7046489A
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English (en)
Inventor
Shiro Sakakibara
史郎 榊原
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01283463A publication Critical patent/JPH01283463A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/48Signals to a parking brake or parking lock; Control of parking locks or brakes being part of the transmission
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/12Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
    • F16H9/16Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts
    • F16H9/18Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts only one flange of each pulley being adjustable

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  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2軸の可変プーリ間に■字形又は台形断面の
無端ベルトを聞は渡し、該無端ベルトがそれぞれの可変
プーリに接触する゛11径方向位置を変化させることに
よって、2個の可変プーリの軸間のu転速度比を無段的
に変換させる形式のベルト式無段自動変速装置、特に車
両用自動変速装置に応用した車両用ベルト式無段自動変
速装置に関する。
(従来の技術) 従来、ベルト式無段変速装置は、車両用とするためtこ
は、逆転用の歯車機構を必要とすること、可変プーリの
径に制限があって減速比を大きくとることができないの
で、出力軸から車輪駆動軸までの間の減速比を歯車式変
速機より太き(する必要があるが、歯車式変速装置に比
べて構造が筒車であり、形状も小さいので、原動機、変
速装置及び差動装置を一体的に組み込むのには適し−で
いる。
この、従来の車両用ベルト弐無段自動変速装置は、入力
軸側に支持されたプライマリ・プーリと出力側に支持さ
れたセカンダリ・プーリとの間を無端ベルトが連結する
1#造になっていて、上記プライマリ・プーリ及びセカ
ンダリ・プーリは、それぞれ固定フランジとそれに対し
て相対的に移動ずろ可動フランジとからなっている。
また、多板式クラッチ、プラネタリ歯車装置及び多板式
ブレーキによって前後進切換装置が形成され、該前後進
切換装置が上記プライマリ・プーリ及びセカンダリ・プ
ーリからなる可変プーリの入力軸側又は出力軸側に配設
されて、車両の前進又は後進の切り換えを行うようにな
っている。
ところで、従来の車両用ベルト弐無段自動変速装置を使
用した車両を停止してパーキングさせる13合に、動力
伝達系をロックするため、回転部材にロック用の係合爪
が形成されている。そして、一方、゛該係合爪に係合す
る部材を設け、該部材を選択的に係合させることによっ
て上記回転部材の回転を阻止するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記従来の車両用ヘルド式無段自動変速装置
においては、ロックするための係合爪が、可変プーリの
出力側に配設された減速歯車装置の出力側に設けられて
いたため、パーキング時におい”ζ、り・イヤから上記
係合爪に逆に伝達される1ルクが大きく、パーキング装
置の耐久性を損なうことがあった。
また、パーキング装置の出力側に前後進切換装置がある
場合においては、該前後進切換装置を構成する各要素が
タイヤから伝達されるトルクによってわずかに回転する
ことにより、動力伝達系を完全にロックすることが困難
であった。
本発明は、上記従来の車両用ベルト式無段自動変速装置
の問題点を除去し、タイヤからバー、トング用の係合爪
に伝達されるトルクを小さくするとともに、完全なロッ
クを行うことを可能としだ車両用ベルト式無段自動変速
装置を堤供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決するために、2個の可変プ
ーリ(31) 、 (41)間に■字形又は台形断面の
無端ベル) (51)を掛け渡し、該無端ベル) (5
1)がそれぞれの可変プーリ(31)、 (41)に接
触する半径方向位置を変化させることによって、2個の
可変プーリ(31) 、 (41)の軸間の回転速度比
を無段的に変換させ、かつ、多板式クラッチ(11)又
は多板式ブレーキ(19)を係合させて車両の前進及び
後進を切り換える前後進切換装置(110)を備えた車
両用ベルト弐無段自動変速装置において、上記可変プー
リ(41)すなわちセカンダリ・プーリの固定フラン’
、; (42)の外周縁近傍に、パーキング用の係合爪
(120)を形成するようにしである。
そして、上記セカンダリ・プーリ(41)の入力側には
、プラネタリ歯車装置(18)で構成される前後速切1
桑装置(110)が配設されるようになっている。
(作用及び発明の効果) 木発′明によれば、上記のようにセカンダリ・プーリ(
41)の固定フランジ(42)の外周縁近傍にパーキン
グ用の係合爪(120)が形成されζいるので、パーキ
ング時において、タイヤからのトルクは減速歯車装置(
IIEI)を介して係合爪(120)に伝達されること
になる。したがって、係合爪(120)に掛かる応力が
低減され、その耐久性を向上させることが可能となる。
また、セカンダリ・プーリ(41)の入力側に前後速切
換装H(110)が配設されるため、それを構成する各
要素、特にプラネタリ歯車装置が、タイヤから伝達され
るトルクによって回転することがなくなるので、動力伝
達系を完全にロックすることが可能となる。
なお、上記記載において、説明の便宜上、各要素に符号
を付しているが、これらは本発明の構成を限定するもの
ではない。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しなからtF
細に説明する。
第1図は車両用ヘル[・弐無段自動変速装置の概要図、
第2図はプライマリ・プーリ、セカンダリ・プーリ及び
差動歯車筐間の回転連結状態を示す概要図、第3図は本
発明の車両用ベルト式無段自動変速装置の断面図である
図において、トルクコンバータ1は内燃機関等の原動機
Aの出力軸に連結されたポンプインペラ2、後述する入
力軸7に連結されたタービンランナ3及び−・方向りン
ノチによりハウジング100に支承されたステーク4で
構成される。また、ピストン5が上記タービンランナ3
又は入力軸7に対して摺動自在とされるか、又は入力軸
7に摺動自在とされたタービンランナ3に固着されてい
る。
そして、該ピストン5に設けられた摩擦機6が、ポンプ
インペラ2と固着されたトルクコンバータlのケーシン
グに対向して、上記ケーシングとピストン5とで直結ク
ラッチを構成している。
変速装置の入力軸7は、ハウジング100に回転自在に
支承されており、その一端は上記タービンランナ3に連
結され、他端は同一軸上に配列された中間軸8を回転自
在に支承している。そして、該中間軸8は、一端が上述
したように入力軸7に支承され、他端がハウジング10
0に支承されるようになっている。
また、入力軸7の端部には、クラッチドラム9が同心的
に固着され、一方、中間軸8の入力軸側端部にはクラッ
チハブ10がスプライン係合によって同心的に連結され
ている。そして、クラ、チ[ラム9及びクラッチハブ1
0の円筒状部材間に多板式クラッチ11が配設され、ク
ラッチドラム9に摺動自在に設けられたピストン12に
より多板式クラッチ11が作動させられて入力軸7と中
間軸8とが係脱される。なお13はピストン12を作動
させるシリンダである。
ところで、中間軸8には、該軸8にスプライン係合して
いるサンギヤ14、該軸8に同心的に回転自在とされた
リングギヤ15、上記サンギヤ14と噛合するプラネタ
リピニオン16、上記リングギヤ15と噛合するプラネ
タリピニオン16’ と、これらプラネタリピニオン1
6.16’を相互に噛合わせた状態で回転自在に支承す
るプラネタリキャリヤ17とから構成されるプラネタリ
歯車装置18が設けられている。
そして、該プラネタリ歯車装置1日のプラネタリキャリ
ヤ17の外周は、上記クラッチドラム9にスプライン係
合されており、上記リングギヤ15の外周とハウジング
100とでシリンダ20が形成される。
該シリンダ20内には、ピストン21が摺動自在に収納
されており、それにより多板式ブレーキ19が作動して
、上記リングギヤ15がハウジング100に対して係脱
されるようになっている。
上記構成において、多板式クラッチ11が係合させられ
ると、入力軸7の回転が中間軸8に伝達されて車両が前
進する。一方、多板式クラ・ノチ11が解放させられ、
多板式ブレーキ19が係合させられると、リングギヤ1
5がハウジング100に係止され入力軸7の回転が逆転
され中間軸8に伝達される。
こうして、人力軸7側から中間軸8側に向けて配列され
た上記多板式クラッチ11、プラネタリ歯車装置18及
び多板式ブレーキ19によって、入力軸7と中間軸8と
の間に正逆転装置、すなわち前後進切換装置110が構
成される。
上記前後進切換装置110においては、前進時に上記多
板式クラッチ11が係合されるだけで入力軸7の回転が
出力軸8に直接伝達され、プラネタリ歯車装置18のギ
ア間の噛み合いを必要としないので、噛み合いによるノ
イズを低減するだけでなく、プラネタリ歯車装置18の
耐久性を向上させることができる。
また、前後進切換装置110は、上述したようにサンギ
ア14とリングギア15の間に)゛う不タリビニオン1
6.16’を配設したダブルピニオン形プラネタリ歯車
装置1日を利用しているので、前進の場合と後進の場合
とで出力が変化しない。
更に、上記多板式ブレーキ19は、上記プラネタリ歯車
装置18の径方向外側に配設され、該プラネタリ歯車装
置18のリングギア15の外周に、上記多板式ブレーキ
1つの回転側薄板が固定されるため、前後進切換装置1
10をコンパクトにすることができる。
次に、上記中間軸8には、前後進切換装置に隣接してプ
ライマリ・プーリ31が配設されていて、後述するセカ
ンダリ・プーリ41と共に可変プーリを形成している。
該プライマリ・プーリ31は、上記中間軸8と同心的に
一体に構成された固定フランジ32と、中間軸8に対し
て同心的に配設され、かつ、軸方向に摺動する可動フラ
ンジ33とからなっている。
該可動フランジ33には、円筒型35が一体に形成され
、中間軸8に固定したシリンダ36の円盤37と同心的
に配列されている。そして、内周が中間軸8に固定され
、外周が上記円筒盤35の内周に嵌合された第1のピス
トニア38と該第1のピストン38と上記シリンダ36
の周壁37との間に嵌合された第2のピストン39とに
よりダブルピストン式の流体圧サーボ40が構成される
ここで、上記前後進切換装置110とプライマリ・プー
リ3】の間には、百行を分離する壁111が設けられ、
該壁11.1の中央に設けられた貫通孔117を上記中
間軸8が貫通ずるようになっている。咳ri1111こ
は、上記前後進切換装置110に向けて開口する凹部1
12が形成されていて、該凹部112内には該前後進切
換装置110を構成する要素の少な(とも一部、例えば
ピストン21が収容されている。
また、上記璧111には、上記貫通孔117の軸心側に
ヘアリング113が配設されている。
したがって、凹部112に収容された前後進切換装置1
10の少なくとも一部が、軸方向上において上記ヘアリ
ング!+3 と重なった位置に配設されることになるの
で、重なった長さだけ装置の軸方向寸法を小さくするこ
とができる。
ところで、上記プライマリ・プーリ31は、その一端が
ベアリング]13により、他端がベアリング114によ
ってハウジング100に直接支持されている。しかも、
各ベアリング113.114は、固定フランジ3I及び
可動フランジ33に近接させて配置される。
一方、可変プーリを介して回転速度比を変化させた後の
出力を取り出すために、出力軸25が上記中間軸8に平
行になるように設けられている。該出力軸25は上記中
間軸8と同様にベアリング115゜116によりハウジ
ング100に直接支持されていて、しかも、ヘアリング
115.116が固定フランジ42及び可動フランジ4
3に近接させて配置される。
このように、中間軸8及び出力軸25が、共に強固にハ
ウジング100に支持されることになるので、後述する
無端ベルト51の張力によって両軸8.25に加えられ
る応力に対して剛性を保つことができ、常に両軸8,2
5を下行な状態に維持することができる。
また、上記出力軸25には、上記プライマリ・プーリ3
1と共に可変プーリを構成するセカンダリ・プーリ4I
の固定フランシイ2が一体に形成されていて、出力軸2
5に対して同心的に配設された可動フランジ43が、該
出力軸25上を軸方向に摺動することができるようにな
っている。
また、該可動フランジ43に一体に形成した円筒I!i
45が、出力軸25に固定したシリンダ46の円盤47
と同心的に配列されている。そして、内周が出力#12
5に固定され、外周が上記円筒盤45の内周に嵌合され
゛た第1のピストン48と、該第1のピストン48と上
記シリンダ46の円盤47との間に嵌合された第2のピ
ストン49とによりダブルピストン式の流体圧サーボ5
0が構成される。
上記シリンダ46内には螺旋スプリング44が設けられ
、可動フランジ43を固定フランジ42に向けて常に押
圧する弾性力を付与している。
51はプライマリ・ブー1J31及びセカンダリ・プー
リ41のそれぞれのフランジの相対向する円錐状傾斜面
に掛け渡される無端ベルトである。該無端ヘル1−51
は、上記円錐状傾斜面に保合する傾斜面52、52に開
口するスリット53.53を穿設形成した金属製ブlコ
ック54を厚さ方向に多数並べ、上記スリット53.5
3に挿入した無端の金属バンドで連設し゛ζ形成したも
のである(例えば特開昭54−52253号公報参照)
。そして、上記プライマリ・プーリ31.セカンダリ・
プーリ41及び無端ヘルド51によってベルト式無段変
速機が構成される。
ところで、左右の車輪に動力を伝達するだめの車輪駆動
軸27.27’ 、該車輪駆動軸27.27’に固着し
た傘歯車を含む差動歯車装置を内蔵した差動歯車筐28
が、上記車輪駆動軸27.27′が出力軸25に平行に
なるようにハウジング100に回転自在に支承されてい
る。そして、上記出力軸25にはスブロケ7)ホイール
26が設けられ、一方、該差動歯車筐28の外周に設け
たスプロケットホイール29と上記スプロケットホイー
ル26との間にチエイン61が川は渡されていて、出力
軸25の回転が重輪駆動lt[h27.27’に伝達さ
れる。
上記出力軸25のスプロケットホイール26は、出力軸
25に直接固着してもよいが、図示の実施例では出力軸
25と同心的に回転するようになっている。
すなわち、出力軸25に固定したサンギヤ55、咳サン
ギヤ55に噛合し、上記サンギヤ55と同心的位置にハ
ウジング100に固定したリングギヤ57及びプラネタ
リピニオン56を回転自在に支承するプラネタリキャリ
ヤ58により減速歯車装置118が構成される。そして
、該プラネタリキャリヤ58は、上記スプロケットホイ
ール26と連結され、出力軸25の回転を減速してスプ
ロケットホイール26に伝達する。゛ 一方、車両をパーキングさせる際に動力伝達系をロック
するため、セカンダリ ブーIJ41の固定フランジ4
2の外周縁近傍にパーキング用の係合爪120が設けら
れている。該係合爪120は、動力伝達系において上記
減速歯車装置118の前方に配設されているので、タイ
ヤから係合爪120に逆に伝達されるトルクを減らずこ
とができる。また、該減速歯車装置7fl18は、動力
伝達系において上記前後進切換装置110より後方に配
設されている。したがって、係合爪]20を係止させた
にもかかわらず、タイヤからのトルクにより前後進切換
装置110内のギアのズレ等によって完全なパーキング
を行うことができなくなるといった問題はなくなる。
なお、中間軸8の外壁及びプライマリ・プーリ31の可
動フランジ33の軸の内壁には、軸方向の凹溝が対向す
るように形成され、コ亥凹溝中に複数個の球体62.6
2  ・・・が挟持される。また、出力軸25の外壁及
びセカンダリ・プーリ41の可動フランジ43の軸の内
壁にも同様に軸方向の凹溝が対向して形成され、該凹溝
中に複数個の球体63.63  ・・・が挟持される。
これら凹溝と球体62.63の保合により、可動フラン
ジ33.43は軸8,25と一体的に回転させられると
ともに、球体62.63に支承されるため軸方向の摺動
抵抗が低減させられる。
また、出力軸25の一端にはガバナバルブ1(11が設
けられ、油ポンプ102によって形成される流体圧に出
力軸25、すなわち車輪の走行速度に比例した因子が加
えられるように調整される。
以上のように構成される車両用ベルト式無段自動変速装
置においては、マニュアルバルブ(図示せず)を前進位
置に操作すると、スロットルバルブ(図示せず)及びガ
バナバルブ101によりill整されたラインプレッシ
ャがシリンダ13に導入され、多板式クラッチ11が係
合されて入力軸7と中間軸8とが結合される。
この時、上記ラインプレッシャを中間軸8の軸孔103
、油孔104及び可動フランジ33の軸筒部に穿設した
油孔105を介して流体圧サーボ40のシリンダ室に導
入する一方、上記ラインプレッシャを出力軸25の軸孔
106、油孔107及び可動フランジ13の軸筒部に穿
設した油孔108を介して流体圧サーボ50のシリンダ
室に導入すると、プライマリ・プーリ31及びセカンダ
リ・ブー1月1のそれぞれの可動フランジ33.43は
固定フランジ33.43は固定フランジ32.42に向
かって押圧され、その円錐杖傾斜面によって無端ベルト
51の傾斜面52が挟圧され、中間軸8の回転が上記無
端ベルト51を介して出力軸25に伝達される。
そし°ζ、プライマリ・プーリ31の流体圧サーボ40
に作用する作動流体の圧力をセカンダリ・ブー7月1の
流体圧サーボ50に作用する作動流体の圧力より大にす
るときは、プライマリ・プーリ31に係合する無端ヘル
ド51の有効駆動半径が次第に大となるとともに、セカ
ンダリ・プーリ41に係合する無端ヘルド51の有効駆
動半径は次第に小となり、−、ルト式変速機は無段階に
出力軸25を増速することになる。
そして、出力軸25の回転はサンギヤ55、プラネタリ
ピニオン56、プラネタリキャリヤ5B及びリングギャ
57で構成される減速歯車装置により所定の減速比でス
プロケットホイール26に伝達され、更にチエイン61
、スプロケットホイール29、差動歯車筐28を介して
左右の車輪駆動軸27.27’に伝達される。
ここで、マニュアルバルブを後進位置に操作すると、ラ
インプレッシャがシリンダ20に送られ、ピストン21
が多板式ブレーキ19を作動させる。その結果、リング
ギヤ15がハウジング100に係止され、中間軸8は、
プラネタリ歯車装置18を介して入力軸7に対し所定の
減速比で逆転させられる。
そして、プライマリ・プーリ31及びセカンダリ・プー
リ41の流体圧サーボ40.50には上記と同様のライ
ンプレッシャが作用して、車輪駆動軸27.27’は後
進方向に回転駆動される。
次に、マニュアルパルプを中立位置に操作すると、シリ
ンダ13.20、流体圧サーボ40のラインプレッシャ
がドレインされて、セカンダリ・プーリ41の流体圧サ
ーボ50内の螺旋スプリング44の弾性力が、可動フラ
ンジ43を固定フランジ41に近接するよう°に押圧す
る。この時、セカンダリ・プーリ41に係合する無端ベ
ルト51の保合位置が半径方向に押し出されるので、車
両の停止中における中間軸8に対する出力軸25の減速
率が最も大きくなる。
上記構成からなる車両用ベルト式無段自動変速装置にお
いては、第2図に示すように出力軸25と車輪駆動軸2
7.27’は平行にされ、かつ両軸間をチエイン61で
駆動伝達するので、歯車で駆動伝達する場合と比較して
、出力軸25と車輪駆動軸27゜27′間の減速率を任
意に選ぶことができる。
また、動力伝達経路を短く、かつ軽量とすることができ
、出力軸25の流体圧サーボ50への作動流体の供給を
出力軸25の端部から行うことができ、中間軸8、出力
軸25、車輪駆動軸27の置方の自由度が大となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それら
を本発明の範囲から排除するものではない。
例えば、本発明において流体継手として、図示のトルク
コンバータのほかフルカン継手など任意の流体継手を用
いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用ベルト式無段自動変速装置の概
要図、第2図は動力伝達系の概要図、第3図は本発明の
車両用ベルト式無段自動変速装置の断面図である。 A・・・原動機、1・・・トルクコンバータ、7・・・
入力軸、8・・・中間軸、11・・・多板式クラッチ、
18・・・プラネタリ歯車装置、19・・・多板式ブレ
ーキ、25・・・出力軸、26.29・・・スプロケッ
トホイール、27.27’・・・車輪駆動軸、28・・
・差動歯車筐、31・・・プライマリ・プーリ、32.
42・・・固定フランジ、33.43・・・可動フラン
ジ、40.50・・・流体圧サーボ、41・・・セカン
ダリ・プーリ、44・・・スプリング、51・・・無端
ベルト、61・・・チエイン、110・・・前後進切換
装置、118・・・減速歯車装置、120・・・係合爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2個の可変プーリ間にV字形又は台形断面の無端
    ベルトを掛け渡し、該無端ベルトがそれぞれの可変プー
    リに接触する半径方向位置を変化させることによって、
    2個の可変プーリの軸間の回転速度比を無段的に変換さ
    せ、かつ、多板式クラッチ又は多板式ブレーキを係合さ
    せて車両の前進及び後進を切り換える前後進切換装置を
    備えた車両用ベルト式無段自動変速装置において、上記
    可変プーリを構成するセカンダリ・プーリの固定フラン
    ジの外周縁近傍に、パーキング用の係合爪を形成したこ
    とを特徴する車両用ベルト式無段自動変速装置。
  2. (2)前記可変プーリを構成するプライマリ・プーリの
    入力側に前後進切換装置を配設した特許請求の範囲第1
    項記載の車両用ベルト式無段自動変速装置。
  3. (3)前記前後進切換装置をプラネタリ歯車装置で構成
    した特許請求の範囲第1項又は第2記載の車両用ベルト
    式無段自動変速装置。
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