JP6882639B2 - 搬送装置、画像形成装置 - Google Patents
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Description
まず、画像形成装置10の構成について説明する。図1には、画像形成装置10を正面側から見た構成が示されている。
搬送部50は、予め搬送経路に配置された連帳紙Pを搬送する機能を有する部分である。具体的には、搬送部50は、図1に示されるように、巻出ロール51と、巻取ロール53と、駆動部55と、搬送ロール52、54、56と、を有している。
画像形成部12は、電子写真方式により連帳紙Pに画像を形成する機能を有する部分である。具体的には、画像形成部12は、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成されたトナー画像を連帳紙Pに転写する転写装置30と、を有している。
各色のトナー画像形成部20は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されている。具体的には、各色のトナー画像形成部20は、図2に示されるように、図2における時計周り方向に回転する感光体ドラム21(感光体)と、感光体ドラム21を帯電させる帯電器22と、帯電器22によって帯電された感光体ドラム21を露光して感光体ドラム21に静電潜像を形成する露光装置23と、を有している。さらに、各色のトナー画像形成部20は、露光装置23によって感光体ドラム21に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置24と、後述の転写ベルト31へのトナー画像の転写後に感光体ドラム21の表面に残留したトナーを除去する除去体としてのブレード25と、を有している。
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像を、転写ベルト31(中間転写体)に重畳して一次転写し、該重畳されたトナー画像を二次転写位置NT(ニップ部)で連帳紙Pに二次転写する。具体的には、転写装置30は、図1に示されるように、転写ベルト31と、一次転写ロール33と、二次転写ロール34と、を備えている。
転写ベルト31は、図1に示されるように、無端状を成し、複数のロール32に巻き掛けられて姿勢が決められている。この実施形態では、転写ベルト31は、正面視で装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。複数のロール32のうち、図1に示すロール32Dは、図示しないモータの動力により転写ベルト31を矢印A方向に回転させる駆動ロールとして機能する。転写ベルト31は、矢印A方向に回転することで、一次転写された画像を二次転写位置NTへ搬送する。
一次転写ロール33は、各感光体ドラム21のトナー画像を転写ベルト31に転写させるロールであり、図1に示されるように、転写ベルト31の内側に配置されている。各一次転写ロール33は、転写ベルト31を挟んで対応する色の感光体ドラム21に対して対向配置されている。また、一次転写ロール33には、給電部37(図2参照)によって、トナー極性とは逆極性の一次転写電圧が印加されるようになっている。この一次転写電圧の印加により、感光体ドラム21に形成されたトナー画像が、感光体ドラム21と一次転写ロール33との間の一次転写位置Tで転写ベルト31に転写される。
二次転写ロール34は、転写ベルト31に重畳されたトナー画像を連帳紙Pに転写するロールである。二次転写ロール34は、図1に示されるように、対向ロール32Bとの間に転写ベルト31を挟むように配置されており、二次転写ロール34と転写ベルト31とは予め定められた荷重にて接触している。このように接触している二次転写ロール34と転写ベルト31の間が二次転写位置NT(ニップ部)とされる。この二次転写位置NTには、巻出ロール51から連帳紙Pが供給されるようになっている。二次転写ロール34は、図1における時計周り方向へ回転駆動される。
加熱装置60は、図1に示されるように、二次転写位置NTに対する紙搬送方向下流側であって、定着装置80に対する紙搬送方向上流側に配置されている。この加熱装置60は、定着装置80に先立って、連帳紙Pに転写されたトナー画像を加熱する加熱装置である。加熱装置60は、具体的には、図3に示されるように、加圧ロール64(挟込部材の一例)と、移動機構69と、加熱ロール62(接触部材の一例)と、駆動部62Mと、加熱源62A(加熱部の一例)と、温度センサ68と、巻掛ロール66と、を有している。
加熱ロール62(接触部材の一例)は、駆動部62Mにより回転駆動される駆動ロールであり、外周面が連帳紙Pの画像面に接触する。加熱ロール62は、駆動部62Mにより回転駆動されることで、矢印F方向に回転する。
加圧ロール64(挟込部材の一例)は、移動機構69により、加熱ロール62から離間する離間位置(図4参照)と、加熱ロール62に押し付けられる押付位置(図3参照)と、の間を移動可能に構成されている。移動機構69としては、例えば、カムやリンクやリニアアクチュエータなどの機械要素を用いて構成される。
〔加熱源62A〕
加熱源62A(加熱部の一例)は、加熱ロール62を加熱する機能を有している。この加熱源62Aは、加熱ロール62の内部に設けられている。加熱源62Aとしては、例えば、ハロゲンランプなどが用いられる。このように、加熱源92Aが加熱ロール62を加熱することで、加熱ロール62は、連帳紙Pを加圧ロール64とで挟み込んで搬送しながらトナー画像を加熱する。
温度センサ68は、加熱ロール62の周囲のいずれかの箇所に配置されている。具体的には、温度センサ68は、例えば、加熱ロール62の外周面において連帳紙Pが巻き掛けられていない部分に対向して配置される。この温度センサ68は、加熱ロール62の温度を検知する検知部として機能する。具体的には、温度センサ68は、加熱ロール62が、予め定められた目標温度に達したことを検知する。加熱ロール62の目標温度は、例えば、トナーの溶融温度よりも高く、後述の定着ベルト84の目標温度よりも低い温度に設定される。加熱ロール62の目標温度は、一例として、180℃に設定される。
巻掛ロール66は、加熱ロール62の上側に配置されている。この巻掛ロール66と加熱ロール62とには、連帳紙PがS字状に巻き掛けられている。これにより、加熱ロール62への連帳紙Pの巻き掛け量を増大させて、加熱ロール62による連帳紙Pの加熱時間を確保している。
定着装置80は、連帳紙Pに転写されたトナー画像を加熱及び加圧して連帳紙Pに定着する装置である。具体的には、定着装置80は、図3に示されるように、定着ベルト84を有する定着ベルトモジュール86と、加圧ロール88(挟込部材の一例)と、移動機構81と、を備えている。
定着ベルトモジュール86は、前述の定着ベルト84(接触部材の一例)と、定着ロール89と、駆動部89Mと、内部加熱ロール90と、外部加熱ロール92と、加熱源89A、90A、92A(加熱部の一例)と、温度センサ99と、を有している。また、定着ベルトモジュール86は、対向ロール91と、リフレッシュロール93と、対向ロール94と、従動ロール95と、剥離パッド96と、支持ロール98と、を有している。
定着ベルト84(接触部材の一例)は、環状に形成されており、外周面が連帳紙Pに接触する。この定着ベルト84は、複数のロール(定着ロール89、内部加熱ロール90、外部加熱ロール92、対向ロール94、従動ロール95及び支持ロール98)に後述のように巻き掛けられることで、予め定められた張力が付与された状態で、当該複数のロールで支持されている。
定着ロール89は、定着ベルト84の内周側であって、且つ、定着ベルトモジュール86における加圧ロール88側(下側)に配置されている。この配置位置で、定着ロール89は、定着ベルト84が巻き掛けられている。また、定着ロール89は、駆動部89Mにより回転駆動される駆動ロールとして機能する。定着ロール89は、駆動部89Mにより回転駆動されることで、定着ベルト84を回転させる。
内部加熱ロール90は、定着ベルト84の内周側であって、且つ、定着ベルトモジュール86における加圧ロール88側とは反対側(上側)に配置されている。この配置位置で、定着ロール89は、定着ベルト84が巻き掛けられている。内部加熱ロール90は、例えば、回転する定着ベルト84に従動して回転する。
外部加熱ロール92は、定着ベルト84の外周側に配置されている。この外部加熱ロール92は、定着ベルト84の回転方向における定着ロール89の下流側であって、内部加熱ロール90の上流側で、定着ベルト84に、予め定められた荷重で押し付けられている。これにより、外部加熱ロール92は、定着ベルト84の回転経路を規定している。
加熱源89A、90A、92A(加熱部の一例)は、それぞれ、定着ロール89の内部、内部加熱ロール90の内部、及び外部加熱ロール92の内部に設けられている。加熱源89A、90A、92Aは、定着ロール89、内部加熱ロール90及び外部加熱ロール92のそれぞれを介し、定着ベルト84を加熱する機能を有している。加熱源62Aとしては、例えば、ハロゲンランプなどが用いられる。本実施形態では、加熱源89Aが定着ロール89を介して、定着ベルト84を後述のニップ部N2にて加熱する。
温度センサ99は、定着ベルト84の周囲のいずれかの箇所に配置されている。温度センサ99は、定着ベルト84の温度を検知する検知部として機能する。具体的には、温度センサ99は、定着ベルト84が、予め定められた目標温度に達したことを検知する。定着ベルト84の目標温度は、例えば、トナーの溶融温度よりも高く、加熱ロール62の目標温度よりも高い温度に設定される。定着ベルト84の目標温度は、一例として、200℃に設定される。
剥離パッド96及び支持ロール98は、定着ベルト84の内周側であって、定着ベルト84の回転方向における定着ロール89の下流側の近傍に配置されている。さらに、具体的には、剥離パッド96及び支持ロール98は、紙搬送方向におけるニップ部N2の下流側に配置されている。
リフレッシュロール93は、定着ベルト84の外周側に配置されている。このリフレッシュロール93は、定着ベルト84の回転方向における内部加熱ロール90から定着ロール89までの間で、定着ベルト84に押し付けられている。対向ロール94は、定着ベルト84の内周側におけるリフレッシュロール93に対向する位置で、定着ベルト84が巻き掛けられている。
加圧ロール88(挟込部材の一例)は、移動機構81により、定着ベルト84から離間する離間位置(図4参照)と、定着ベルト84に押し付けられる押付位置(図3参照)と、の間を移動可能に構成されている。移動機構81としては、例えば、カムやリンクやリニアアクチュエータなどの機械要素を用いて構成される。
制御部70は、画像形成装置10の各部の動作を制御する機能を有する部分である。制御部70には、温度センサ68及び温度センサ99が接続されている。これにより、温度センサ68及び温度センサ99の検知結果が、温度センサ68及び温度センサ99から制御部70へ送られる。
本実施形態では、まず、例えば、作業者の手作業により、連帳紙Pが画像形成装置10の搬送経路に予め配置される。このように、連帳紙Pが搬送経路に予め配置されることで、加熱ロール62及び定着ベルト84と連帳紙Pとが接触した状態になる。
上記実施形態では、搬送装置の一例として、画像形成部12を備える画像形成装置10について説明したが、これに限られない。例えば、搬送装置としては、例えば、被搬送体への画像形成を行わず、被搬送体を加熱しながら搬送する装置であってもよい。
50 搬送部
62 加熱ロール(接触部材の一例)
62A 加熱源(加熱部の一例)
64 加圧ロール(挟込部材の一例)
84 定着ベルト(接触部材の一例)
88 加圧ロール(挟込部材の一例)
89A、90A、92A 加熱源
P 連帳紙(被搬送体の一例)
Claims (4)
- 予め搬送経路に配置された被搬送体に接触する接触部材と、
前記接触部材を目標温度に加熱する加熱部と、
前記接触部材の温度が前記目標温度よりも低い予め定められた基準温度に達したら、前記被搬送体の搬送を開始する搬送部と、
を備え、
前記接触部材は、前記基準温度に達したら回転を開始し、
前記接触部材の温度が目標温度に達するまでは、前記接触部材は、前記搬送部による前記被搬送体の搬送速度以上の速度で回転する
搬送装置。 - 予め搬送経路に配置され且つ軟化層を一部に有さない被搬送体に接触する接触部材と、
前記接触部材を目標温度に加熱する加熱部と、
前記接触部材の温度が前記目標温度よりも低い予め定められた基準温度に達したら、前記被搬送体の搬送を開始する搬送部と、
を備え、
前記接触部材は、前記基準温度に達したら回転を開始し、
前記接触部材の温度が目標温度に達するまでは、前記接触部材は、前記搬送部による前記被搬送体の搬送速度以上の速度で回転する
搬送装置。 - 前記接触部材とで前記被搬送体を挟み込む挟込部材であって、前記加熱部が前記接触部材の加熱を開始してから前記接触部材の温度が目標温度に達するまでは前記被搬送体から離間する前記挟込部材
を備える請求項1又は2に記載の搬送装置。 - 予め搬送経路に配置された前記被搬送体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって画像が形成された被搬送体を前記目標温度にて加熱して該画像を定着する前記接触部材としての定着部材と、
を備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送装置としての画像形成装置。
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