JP2018185379A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、定着装置により定着処理を行う場合とラミネート処理を行う場合とを簡単に切り換えることができ、ラミネート処理時に、消費電力を少なくして、短時間で適切なラミネート処理が行えるようにする。【解決手段】 加熱部材41と加圧部材42とを圧接させた定着ニップ部間でトナー画像tを記録媒体Sに定着させる定着装置40を備えた画像形成装置1において、定着ニップ部よりも記録媒体の搬送方向下流側の位置に、記録媒体の幅方向全体を加圧可能な一対の制御用搬送ローラー50を設け、前記のように定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムFをラミネート処理する場合とで、制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力と、定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおけるニップ部との間の距離との少なくとも一方を切り換えるようにした。【選択図】 図5

Description

本発明は、加熱部材と加圧部材とを圧接させて形成した定着ニップ部に未定着トナー画像が形成された記録媒体を通過させ、前記の定着ニップ部において未定着トナー画像を記録媒体に加熱・加圧させて、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に関するものである。特に、前記のように定着装置によってトナー画像を記録媒体に定着させる定着処理を行う以外に、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する動作が行えるようにした画像形成装置において、定着処理を行う場合とラミネート処理を行う場合とを、簡単に切り換えることができるようにすると共に、ラミネート処理を行うにあたり、前処理時間を必要とせずに、短時間で十分な品質のラミネート処理が行えるようにした点に特徴を有するものである。
従来から、複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置においては、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置として、加熱部材と加圧部材とを圧接させた定着ニップ部に、未定着トナー画像が形成された記録媒体を通過させ、この定着ニップ部において未定着トナー画像を記録媒体に加熱・加圧させて、トナー画像を記録媒体に定着させるようにしたものが用いられている。
また、近年においては、定着装置における電力消費を削減するため、前記の定着装置における加圧部材には熱源を設けないことが多く、また加熱部材や加圧部材に使用する定着装置用のローラー部材を小径化させ、さらに加圧部材を低熱容量部材で構成するようにしている。そのため、加熱部材に対して加圧部材は低温になり、また熱保持量も減っている。
一方、近年においては、飲食店等のメニューや写真、地図等の記録媒体を汚れや傷等から保護するためのラミネート処理することが行われており、特許文献1、2等に示されるように、前記のような画像形成装置において、定着装置によってトナー画像を記録媒体に定着させる定着処理を行う以外に、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理させることができるようにしたものが提案されている。
ここで、ラミネートフィルムは、一般に2〜3層式(基材フィルム+熱可塑性樹脂)になっており、基材フィルム側から加熱し、内部の熱可塑性樹脂を軟化・溶融させ糊状接着剤にして圧力をかけて貼り合わせるようにしており、前記のように画像形成装置における定着装置によって記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理させる場合、ラミネートフィルムが加熱部材と接触する面と加圧部材と接触する面との間で温度差が生じ、加圧部材が接触する面の温度が低く、加圧部材側におけるラミネートフィルムと記録媒体との接着性が不十分となり、ラミネートフィルムと記録媒体との間に気泡等が混入するという問題があった。
そして、特許文献1においては、加熱ローラーと加圧ローラーとの間を通して、転写紙にラミネートフィルムを溶融接着させるにあたり、ラミネートフィルムの厚さにより、加圧ローラーを移動させて加熱ローラーと加圧ローラーとの間のニップ幅を変更させたり、加熱ローラーや加圧ローラーの表面温度を変更させたり、加熱ローラーの回転速度を変更させたりするようにしたものが提案されている。
しかし、特許文献1に示されるように、加圧ローラーを移動させて加熱ローラーと加圧ローラーとの間の定着ニップ部の幅を変更させて、加熱ローラーと加圧ローラーとの間の圧接力を調整する場合、定着ニップ部を通過するラミネートフィルムは徐々に温度が上昇し、定着ニップ部の出口で一番温度が高くなる一方、定着ニップ部のニップ圧を上げる構成では、定着ニップ部の出口で一番ニップ圧が高いわけではなく、ニップ中央部で圧が高くなっており、ラミネートフィルムの温度が上がり切らず、接着剤が溶融しきれていないうちに、高いニップ圧をかけるので接着効果が低下するという問題があった。また、加熱ローラーや加圧ローラーの表面温度を変更させたり、加熱ローラーの回転速度を変更させたりする場合、加熱ローラーや加圧ローラーの温度や加熱ローラーの回転速度を制御する必要があり、コストが高くつくと共に、設備や制御が複雑になる等の問題があった。
また、特許文献2においては、ラミネート処理するにあたり、加圧部材の蓄熱情報に基づいて前処理空回転時間を決定し、加熱部材と加圧部材とを所定時間接触させて回転させて、加圧部材の加圧温度を上げた後で、ラミネート処理を行うため、ラミネート処理を行うまでの時間が大幅に長くなり、また加圧部材を予熱させるために消費電力が多く必要になり、ランニングコストが高くつく等の問題があった。
また、加圧部材の側面におけるラミネートフィルムと記録媒体との接着性を高めるため、前記の加熱部材の温度を上げると、ラミネートフィルムに熱変形、波うち等の不具合が生じるという問題もあった。
特開平9−164593号公報。 特開2015−25908号公報。
本発明は、複写機,プリンター,ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置において、定着装置により、加熱部材と加圧部材とを圧接させて形成した定着ニップ部に未定着トナー画像が形成された記録媒体を通過させ、前記の定着ニップ部において未定着トナー画像を記録媒体に加熱・加圧させて、トナー画像を記録媒体に定着させる以外に、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する動作を行う場合における前記のような問題を解決することを課題とするものである。
そして、本発明においては、前記のような画像形成装置において、定着装置によって、定着処理動作を行う場合とラミネート処理動作を行う場合とを簡単に切り換えることができるようにすると共に、ラミネート処理を行うにあたり、加圧部材を予熱させるための前処理時間を設ける必要がなくなると共に消費電力を少なくすることができ、短時間で十分な品質のラミネート処理を行えるようにすることを課題とするものである。
本発明に係る画像形成装置においては、前記のような課題を解決するため、加熱部材と加圧部材とを圧接させて形成した定着ニップ部に未定着トナー画像が形成された記録媒体を通過させ、前記の定着ニップ部において未定着トナー画像を記録媒体に加熱・加圧させて、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記の定着ニップ部よりも記録媒体の搬送方向下流側の位置に、少なくとも一対の制御用搬送ローラーを、前記制御用搬送ローラーのニップ部において記録媒体の幅方向全体を加圧可能な状態で設け、トナー画像を記録媒体に定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合とで、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力と、前記定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおける前記のニップ部との間の距離との少なくとも一方を切り換えるようにした。
そして、本発明の画像形成装置においては、前記のように定着ニップ部よりも記録媒体の搬送方向下流側の位置に、少なくとも一対の制御用搬送ローラーを、前記制御用搬送ローラーのニップ部において記録媒体の幅方向全体を加圧可能な状態で設け、トナー画像を記録媒体に定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合とを切り換えるにあたり、この制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力と、前記定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおける前記のニップ部との間の距離との少なくとも一方を切り換えるようにした。このため、トナー画像を記録媒体に定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合とを切り換える操作が簡単に行えるようになる。
ここで、前記の画像形成装置において、前記のようにラミネート処理を行う場合には、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を、前記定着処理を行う場合よりも高くさせることが好ましい。
また、前記の画像形成装置において、前記のようにラミネート処理を行う場合には、前記定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおける前記のニップ部との間の距離を、前記定着処理を行う場合よりも短くすることが好ましい。
ここで、前記のように記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理するにあたり、記録媒体にラミネートフィルムを合わせた状態で、前記の加熱部材と加圧部材とを圧接させた定着ニップ部を通過させた場合、通過した直後が最もラミネートフィルム内の接着剤が熱溶融された状態にある。このため、記録媒体にラミネートフィルムを合わせた状態で、定着ニップ部を通過した直後において、前記の制御用搬送ローラーのニップ部において記録媒体の幅方向全体を加圧させることにより、ラミネートフィルム内の接着剤が適切に溶融された状態で制御用搬送ローラーのニップ部において加圧され、特に、加熱部材が接触する面よりも低温の加圧部材と接触する面においても、ラミネートフィルム内の接着剤が適切に溶融された状態で、再加圧処理することができ、気泡の混入等を抑制しながら記録媒体の両面にラミネートフィルムを効果的に接着させることができ、さらに前記の制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を強くすることにより、より高い接着性が得られるようになる。
また、前記の画像形成装置において、前記のようにラミネート処理を行う場合には、前記ラミネートフィルムの厚さに対応させて、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を変化させることができる。ここで、ラミネートフィルムの厚さに対応させて、制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を変化させるにあたっては、ラミネートフィルムが厚くなる程、ラミネートフィルム内部の接着剤へ熱が伝わりにくくなるため、制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を高くさせるようにする。
また、前記の画像形成装置において、前記のようにラミネート処理を行う場合には、前記の制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を、ラミネート処理するラミネートフィルムがこの制御用搬送ローラーのニップ部を通過するに従って高くすることが好ましい。これは、加熱部材と加圧部材とが圧接された定着ニップ部を通して、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合に、ラミネートフィルムが前記の定着ニップ部に導かれる前は、加圧部材が加熱部材に接触して加熱され、加圧部材の表面温度がある程度加熱された状態にあるが、ラミネートフィルムが前記の定着ニップ部を通過するにつれて、加圧部材の表面の熱がラミネートフィルムに奪われ、加圧部材の表面温度が徐々に低下するようになり、ラミネートフィルムの移動方向下流側に向かうに連れて、記録媒体に対するラミネートフィルムの接着性が次第に低下する。これに対して、前記のように制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を、ラミネート処理するラミネートフィルムが制御用搬送ローラーのニップ部を通過するに従って高くすると、前記のように記録媒体に対するラミネートフィルムの接着性が低下する部分が、制御用搬送ローラーのニップ部において強く圧接され、ラミネートフィルムの移動方向下流側の部分においても、記録媒体にラミネートフィルム十分に接着されるようになる。
また、前記の画像形成装置においては、前記の制御用搬送ローラーの表面層を熱伝導性の低い材料で構成することが好ましい。これは、前記のようにラミネート処理を行う場合に、前記の制御用搬送ローラーの温度が低下するのを防止して、制御用搬送ローラーのニップ部において記録媒体にラミネートフィルムが適切にラミネートされるようにするためである。
また、前記の画像形成装置において、ラミネート処理を行う状態から、定着処理を行う状態に切り換えるにあたっては、前記の制御用搬送ローラーを冷却させることが好ましい。これは、定着処理を行う状態において、制御用搬送ローラーの表面温度が高いと、記録媒体に定着されたトナー画像におけるトナーの一部が制御用搬送ローラーの表面に転移して、記録媒体に定着されたトナー画像が乱れたり、制御用搬送ローラーの表面が汚れたりするためである。
本発明の画像形成装置においては、前記のように定着ニップ部よりも記録媒体の搬送方向下流側の位置に、少なくとも一対の制御用搬送ローラーを、前記制御用搬送ローラーのニップ部において記録媒体の幅方向全体を加圧可能な状態で設け、トナー画像を記録媒体に定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合とを切り換えるにあたり、この制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力と、前記定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおける前記のニップ部との間の距離との少なくとも一方を切り換えるようにした。
この結果、本発明の画像形成装置においては、トナー画像を記録媒体に定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合とを切り換える操作が簡単に行えるようになり、従来のように、加圧部材を予熱させるための前処理時間を設ける必要がなくなると共に消費電力を少なくすることができ、短時間で十分な品質のラミネート処理が行えるようになる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置において、記録媒体にトナー画像を記録媒体に定着させる状態を示した画像形成装置の概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記録媒体にトナー画像を記録媒体に定着させる定着装置の状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において使用するラミネートフィルムに記録媒体を挟んだフィルムセットシートを示した概略斜視図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、手差しトレイにセットされた前記のフィルムセットシートを給紙して、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する状態を示した画像形成装置の概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、定着装置に対して一対の制御用搬送ローラーを移動させる状態を示し、(A)はトナー画像を記録媒体に定着させる場合の状態を示した概略説明図、(B)は記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理させる場合の状態を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、前記の一対の制御用搬送ローラー間のニップ部における圧接力を変化させる例を示した概略説明図である。 前記の実施形態に係る画像形成装置において、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理させる場合の状態を示し、(A)はフィルムセットシートを定着ニップ部間において圧接させてラミネート処理を行う場合に、加圧部材の表面温度が徐々に低下する状態を示した概略説明図、(B)は加圧部材の表面温度が徐々に低下する場合に、制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を徐々に高める状態を示した概略説明図である。
次に、この発明の実施形態に係る画像形成装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像形成装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
ここで、本発明の実施形態に係る画像形成装置1は、図1に示すように、その内部に4つのイメージングカートリッジ10A〜10Dを装着させている。
ここで、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいては、感光体11と、この感光体11の表面を帯電させる帯電装置12と、帯電された感光体11の表面に画像情報に応じた露光を行って感光体11の表面に静電潜像を形成する潜像形成装置13と、感光体11の表面に形成された静電潜像にトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置14と、感光体11の表面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト22に転写させた後に残留するトナーを感光体11の表面から除去する第1クリーニング装置15とを設けている。
また、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける現像装置14においては、それぞれ色彩の異なったトナーを収容させ、黒色,黄色,マゼンダ色,シアン色のトナーを収容させている。
そして、この画像形成装置1においては、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいて、それぞれ感光体11の表面を帯電装置12によって帯電させ、このように帯電された各感光体11の表面に、それぞれ潜像形成装置13によって画像情報に応じた露光を行い、各感光体11の表面にそれぞれ画像情報に応じた静電潜像を形成し、このように各感光体11の表面に形成された静電潜像に、前記の各現像装置14からそれぞれの色彩のトナーを供給して、各感光体11の表面にそれぞれの色彩のトナー画像を形成するようにしている。
次いで、このように各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおける各感光体11の表面に形成された各色彩のトナー画像を、駆動ローラー21aと回転ローラー21bとに掛け渡されて回転駆動される中間転写ベルト22の上に一次転写ローラー23により順々に転写させて、この中間転写ベルト22の上に合成されたトナー画像を形成し、このように形成されたトナー画像を中間転写ベルト22により二次転写ローラー24と対向する位置に導く一方、転写後の各感光体11の表面に残留するトナーを、それぞれ対応する第1クリーニング装置15によって各感光体11の表面から除去するようにしている。
また、この画像形成装置1においては、画像形成装置1内の下部に設けられた給紙カセット2内に収容された複数の記録媒体Sや、画像形成装置1の側部に設けられた開閉可能な手差しトレイ3に積載された記録媒体Sから、それぞれ対応して設けられた給紙装置30a、30bによって記録媒体Sを1枚ずつ給紙し、給紙した1枚の記録媒体Sをタイミングローラー25に導くようにしている。
ここで、給紙カセット2から記録媒体Sを給紙する給紙装置30aは、第1給紙ローラー33a及び第1捌きローラー34aを有し、給紙カセット2内の用紙載置板31a上に積載された記録媒体Sを、1枚ずつタイミングローラー25に送るようにしている。
一方、手差しトレイ3から記録媒体Sを給紙する給紙装置30bは、第2給紙ローラー33b及び第2捌きローラー34bを有し、手差しトレイ3の上に積載された記録媒体を、1枚ずつタイミングローラー25に送るようにしている。
そして、タイミングローラー25に送られた記録媒体Sを、このタイミングローラー25によって適当なタイミングで前記の中間転写ベルト22と二次転写ローラー24との間に導き、この記録媒体Sに、中間転写ベルト22の上に形成された前記のトナー画像を二次転写ローラー24により転写させる一方、記録媒体Sに転写されずに中間転写ベルト22の上に残ったトナーを、第2クリーニング装置26によって中間転写ベルト22から除去するようにしている。
次いで、このようにトナー画像が転写された記録媒体Sを定着装置40に導き、記録媒体Sに転写された未定着のトナー画像を、定着装置40において記録媒体Sに定着させた後、トナー画像が定着された記録媒体Sを一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を通して排紙ローラー28に導き、この排紙ローラー28によりトナー画像が定着された記録媒体Sを画像形成装置1内から排紙部4に排紙させるようにしている。
そして、前記のように定着装置40においてトナー画像が定着された記録媒体Sを一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)に導いて排紙ローラー28に送るにあたり、この一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)が定着装置40に近いと、記録媒体Sに加熱定着されたトナー画像が熱い状態で一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)に導かれて、これらの制御用搬送ローラー50(50a,50b)の表面温度が高くなり、記録媒体Sに加熱定着されたトナー画像におけるトナーの一部がトナー画像と対面する制御用搬送ローラー50の表面に転移して、記録媒体Sに定着されたトナー画像が乱れたり、制御用搬送ローラー50の表面がトナーで汚れたりする。このため、この実施形態においては、図1や図5(A)に示すように、定着装置40によってトナー画像tが加熱定着された記録媒体Sを一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)に導くにあたり、この一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を定着装置40から離れた位置に移動させ、記録媒体Sに加熱定着されたトナー画像tの温度を低下させた状態で、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)に導くようにすると共に、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)のニップ部における圧接力を弱くしている。
ここで、前記の実施形態における定着装置40においては、図1及び図2等に示すように、トナー画像tが転写された記録媒体Sを、加熱部材41に加圧部材42を圧接させて形成した定着ニップ部を通過させるようにし、この定着ニップ部において、未定着のトナー画像tを記録媒体Sに加熱・加圧させて定着させるようにしている。
そして、この実施形態において、前記の加熱部材41においては、内部に加熱装置としてヒーターランプ411が設けられた回転可能に支持された加熱ローラー412と、前記の二次転写ローラー24と対向するようにして回転可能に支持された定着ローラー413とに定着ベルト414を架け渡すようにしている。また、前記の加圧部材42としては、回転装置(図示せず)によって回転駆動される加圧ローラー42を用い、この加圧ローラー42を前記の定着ベルト414を介して定着ローラー413に圧接させて定着ニップ部を形成すると共に、この加圧ローラー42の回転に伴って、前記の加熱部材41における定着ローラー413や定着ベルト414等が回転されるようにしている。
また、前記の加熱部材41においては、前記のヒーターランプ411によって加熱ローラー412を加熱させると共に、この加熱ローラー412の熱により前記の定着ベルト414を加熱させるようにすると共に、前記の加熱ローラー412の温度をサーミスター415により検出し、このように検出された温度に基づいて、前記のヒーターランプ411のオン・オフを制御し、前記の加熱ローラー412によって定着ベルト414が適切な温度に加熱されるようにしている。なお、加熱ローラー412や定着ベルト414等を加熱させる方法はこのようなものに限定されず、図示していないが、従来から用いられている誘導加熱装置やセラミックヒーター等によって、加熱ローラー412や定着ベルト414を加熱させることもできる。
また、前記の加熱ローラー412としては、芯金412aの外周に表層412bを設けたものを用いている。そして、この加熱ローラー412としては、その外径が20〜40mm程度であり、前記の芯金412aとしては、アルミニウム又は鉄製のパイプ形状の部品で構成され、その厚さが0.1〜5mm程度のものを用い、また前記の表層412bとしては、耐熱性及び耐摩耗性に優れたPTFが塗装させたものを用いるようにしている。
また、前記の定着ローラー413としては、芯金413aの外周に弾性層413bを設けたものを用いている。そして、この定着ローラー413としては、その外径が20〜40mm程度であり、前記の芯金413aとしては、その厚さが1〜5mm程度のものを用い、また前記の弾性層413bとしては、シリコーンゴムやシリコーンスポンジなどの耐熱性を有する材料で構成され、その厚さが1〜10mm程度のものを用いるようにしている。
また、前記の定着ベルト414としては、例えば、リング状になった基層の外周に、弾性層と、必要に応じて表層を設けたものを用いるようにしている。そして、前記の基層としては、ポリイミドフィルムで構成され、内径が60mm、幅が330mm、厚さが70μm程度のものを用い、また弾性層としては、シリコーンゴムで構成され、厚さが100〜200μm程度のものを用い、また表層としては、厚さ30μm程度になったフッ素コートからなる離型層を被覆させるようにして設けることができる。
一方、前記の加圧ローラー42としては、芯金42aの外周に中間層42bと表層42cとが設けられ、その外径が20〜40mm程度のものを用いるようにしている。そして、前記の芯金42aとしては、アルミニウム又は鉄製のパイプ形状の部品で構成され、その厚さが0.1〜5mm程度のものを用い、また前記の中間層42bとしては、シリコーンゴムやシリコーンスポンジなどの耐熱性を有する弾性材料で形成され、その厚さが1〜20mm程度のものを用い、また前記の表層42cとしては、フッ素チューブなどの離型性を有する材料から形成され、その厚さが5〜100μm程度のものを用いるようにしている。
また、前記の定着装置40によってトナー画像tが定着された記録媒体Sが導かれる前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)においては、この一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)が接触するニップ部において、記録媒体S等を幅方向全体で加圧できるようにするため、記録媒体S等の幅方向に連続した長尺の通しローラーを用いるようにしている。
そして、前記の各制御用搬送ローラー50(50a,50b)としては、芯金の外周側に表層を設けたものを用い、この表層にはシリコーンゴムや樹脂等の低熱伝導材料を用いるようにしている。なお、前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)は、後述するように前記の定着装置40に対して近接・離間できるように移動可能に設けると共に、この一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)間のニップ部における圧接力を調整できるようにしている。
次に、前記の実施形態に係る画像形成装置1を使用して、記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネート処理する場合について説明する。
ここで、記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネート処理するにあたっては、図3に示すように、ラミネートフィルムFに記録媒体Sを挟んだフィルムセットシートSFを用いるようにしている。
そして、図4に示すように、このフィルムセットシートSFを画像形成装置1における前記の手差しトレイ3の上にセットし、この手差しトレイ3から前記の給紙装置30bによってこのフィルムセットシートSFを給紙し、このように給紙されたフィルムセットシートSFを前記のタイミングローラー25に導き、このタイミングローラー25によりフィルムセットシートSFを前記の中間転写ベルト22と二次転写ローラー24との間を通して前記の定着装置40に導くようにしている。なお、前記のようにフィルムセットシートSFを、前記の中間転写ベルト22と二次転写ローラー24との間を通して定着装置40に導くにあたっては、前記の各イメージングカートリッジ10A〜10Dにおいて画像形成動作を行わないようにし、中間転写ベルト22の上にトナー画像を形成しないようにしている。
そして、前記のように定着装置40に導かれたフィルムセットシートSFを、加熱部材41に加圧部材42を圧接させて形成した定着ニップ部において加熱・加圧させて、前記の記録媒体Sの両面にラミネートフィルムFを密着させると共に、このフィルムセットシートSFを前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)間のニップ部において加圧し、このニップ部を通して記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネート処理し、このようにラミネート処理されたフィルムセットシートSFを前記の排紙ローラー28に導き、この排紙ローラー28によりラミネート処理されたフィルムセットシートSFを画像形成装置1内から排紙部4に排紙させるようにしている。
ここで、前記のように定着装置40において加熱・加圧させて、記録媒体Sの両面にラミネートフィルムFを密着させたフィルムセットシートSFを、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)間において加圧し、このニップ部を通して記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネート処理するにあたり、この実施形態においては、図4や図5(B)に示すように、未定着のトナー画像tを記録媒体Sに加熱・加圧させて定着させる場合に、定着装置40から離れた位置にある前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を定着装置40に近づけると共に、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)のニップ部における圧接力を強くするようにしている。
このようにすると、定着装置40における定着ニップ部において加熱・加圧させたフィルムセットシートSFが加熱された熱い状態で、一対の制御用搬送ローラー50のニップ部において速やかに強く加圧されるようになり、記録媒体SにラミネートフィルムFを適切にラミネート処理できるようになる。
また、前記のようにすると、未定着のトナー画像tを記録媒体Sに定着処理させている状態から、記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネート処理する状態に切り換えるにあたり、従来のように、加圧部材42を予熱させるための前処理時間を設ける必要がなくなり、消費電力を少なくすることができると共に、未定着のトナー画像tを記録媒体Sに定着させる処理と、記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネートさせるラミネート処理とを切り換える操作を、簡単かつ低コストで行えるようになり、短時間で十分な品質のラミネート処理が行えるようになる。
ここで、前記のようにトナー画像tを記録媒体Sに定着処理する場合と、記録媒体SにラミネートフィルムFをラミネート処理する場合とにおいて、前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を、定着装置40から離れた位置に移動させたり、定着装置40に近づけたりするにあたり、この実施形態においては、図5(A),(B)に示すように、回動アーム51の支点側に回転駆動ギア52と噛み合って回転するギア部材53を設ける一方、回動アーム51の他端側に前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を設けている。
そして、回転駆動ギア52の回転に伴うギア部材53の回転に伴って回動アーム51を回動させて、回動アーム51の他端側に設けた前記一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を、定着装置40から離れるように移動させたり、定着装置40に近づけるように移動させたりするようにしている。
また、この実施形態においては、回動アーム51の他端側に設けた一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)における支点側の前記の制御用搬送ローラー50aを、他方の制御用搬送ローラー50bに対して移動可能に設けると共に、前記の支点側の制御用搬送ローラー50aの軸受け部50cを回転カム54に当接させ、この回転カム54を回転させて支点側の制御用搬送ローラー50aを他方の制御用搬送ローラー50bに対して移動させ、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)間における圧接力を調整するようにしている。
そして、前記のように回転カム54を回転させて支点側の制御用搬送ローラー50aを他方の制御用搬送ローラー50bに対して移動させ、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)間における圧接力を調整するにあたり、この実施形態においては、図6に示すように、前記の回転カム54の回転軸54aの端部に設けた伝達ギア54bを、回転装置55によって回転される回転ギア55aに噛み合わせ、回転装置55によって回転される回転ギア55aにより、前記の回転カム54における伝達ギア54bを介して回転カム54を所要角度回転させて、一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)間における圧接力を調整するようにしている。
ここで、前記のようにしてラミネート処理を行う場合において、前記のフィルムセットシートSFを加熱部材41と加圧部材42との定着ニップ部を通してラミネート処理する前においては、加熱部材41と加圧部材42とが圧接されて、加圧部材42の表面温度がある程度加熱された状態にあるが、フィルムセットシートSFを加熱部材41と加圧部材42との定着ニップ部間において圧接させてラミネート処理を開始すると、図7(A)に示すように、加圧部材42の表面の熱がフィルムセットシートSFに奪われて、加圧部材42の表面温度が徐々に低下し、フィルムセットシートSFの移動方向下流側に向かうにつれて、記録媒体Sに対するラミネートフィルムFの接着性が次第に低下することになる。
このため、この実施形態においては、加圧部材42の表面の熱がフィルムセットシートSFに奪われて、加圧部材42の表面温度が徐々に低下し始めると、図7(B)に示すように、前記の制御用搬送ローラー50(50a,50b)のニップ部における圧接力を上昇させて、制御用搬送ローラー50(50a,50b)のニップ部を通過するフィルムセットシートSFを強く圧接させるようにしている。このようにすると、記録媒体Sに対するラミネートフィルムFの接着性が低下する部分が、前記の制御用搬送ローラー50(50a,50b)のニップ部において強く圧接され、フィルムセットシートSFの移動方向下流側の部分においても、記録媒体SにラミネートフィルムFが十分に接着されるようになる。
また、前記の実施形態においては、前記のようにラミネート処理を行う状態から、定着処理を行う状態に切り換える場合、図5(A)に示すように、前記の一対の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を定着装置40から離れた位置に移動させると共に、前記の制御用搬送ローラー50(50a,50b)を冷却装置60によって冷却させるようにしている。このようにすると、定着処理を行う状態において、前記の制御用搬送ローラー50(50a,50b)の表面温度が高くなって、記録媒体Sに定着されたトナー画像tにおけるトナーの一部がトナー画像tと対面する制御用搬送ローラー50の表面に転移して、記録媒体Sに定着されたトナー画像tが乱れたり、トナー画像tと対面する制御用搬送ローラー50の表面がトナーによって汚れたりするのが防止されるようになる。
1 :画像形成装置
2 :給紙カセット
3 :手差しトレイ
4 :排紙部
10A〜10D :イメージングカートリッジ
11 :感光体
12 :帯電装置
13 :潜像形成装置
14 :現像装置
15 :第1クリーニング装置
21a :駆動ローラー
21b :回転ローラー
22 :中間転写ベルト
23 :一次転写ローラー
24 :二次転写ローラー
25 :タイミングローラー
26 :第2クリーニング装置
28 :排紙ローラー
30a :給紙装置
30b :給紙装置
31a :用紙載置板
33a :第1給紙ローラー
33b :第2給紙ローラー
34a :第1捌きローラー
34b :第2捌きローラー
40 :定着装置
41 :加熱部材
42 :加圧部材(加圧ローラー)
42a :芯金
42b :中間層
42c :表層
50(50a,50b) :制御用搬送ローラー
50c :軸受け部
51 :回動アーム
52 :回転駆動ギア
53 :ギア部材
54 :回転カム
54a :回転軸
54b :伝達ギア
55 :回転装置
55a :回転ギア
60 :冷却装置
411 :ヒーターランプ
412 :加熱ローラー
412a :芯金
412b :表層
413 :定着ローラー
413a :芯金
413b :弾性層
414 :定着ベルト
415 :サーミスター
F :ラミネートフィルム
S :記録媒体
SF :フィルムセットシート
t :トナー画像

Claims (7)

  1. 加熱部材と加圧部材とを圧接させて形成した定着ニップ部に未定着トナー画像が形成された記録媒体を通過させ、前記の定着ニップ部において未定着トナー画像を記録媒体に加熱・加圧させて、トナー画像を記録媒体に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記の定着ニップ部よりも記録媒体の搬送方向下流側の位置に、少なくとも一対の制御用搬送ローラーを、前記制御用搬送ローラーのニップ部において記録媒体の幅方向全体を加圧可能な状態で設け、トナー画像を記録媒体に定着処理する場合と、記録媒体にラミネートフィルムをラミネート処理する場合とで、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力と、前記定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおける前記のニップ部との間の距離との少なくとも一方を切り換えるようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記ラミネート処理を行う場合に、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を、前記定着処理を行う場合よりも高くすることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記ラミネート処理を行う場合に、前記定着装置における定着ニップ部と制御用搬送ローラーにおける前記のニップ部との間の距離を、前記定着処理を行う場合よりも短くすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記ラミネート処理を行う場合に、前記ラミネートフィルムの厚さに対応させて、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を変化させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記ラミネート処理を行う場合に、前記制御用搬送ローラーのニップ部における圧接力を、ラミネート処理するラミネートフィルムが前記制御用搬送ローラーのニップ部を通過するに従って高くすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記制御用搬送ローラーの表面層を熱伝導性の低い材料で構成することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置において、ラミネート処理を行う状態から、定着処理を行う状態に切り換えるにあたり、前記制御用搬送ローラーを冷却させることを特徴とする画像形成装置。
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