JP6882119B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機に関する。
パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機には、例えば、遊技の進行を制御するICチップが搭載された基板などが基板ボックスに収容されたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、基板ボックス内には、例えば、リセットスイッチや設定キースイッチなどが設けられている。この基板ボックスには、ICチップなどを収容する収容部と、リセットスイッチ収容部と、設定キースイッチ収容部が形成されている。
特開2014−76292号公報
上記特許文献1に開示された遊技機では、リセットスイッチや設定キースイッチの利便性を保つ等のために、リセットスイッチや設定キースイッチを臨む開口が形成されている。この開口から、ICチップ(マイクロコンピュータ)が収容される収容部に対する不正器具を侵入させられる虞がある。
そこで、本発明の課題は、マイクロコンピュータへの不正な接触を防止する遊技機を提供することである。
(A)所定操作が可能な操作部が設けられた基板が収容された基板ボックスを備える遊技機であって、
前記基板ボックスの特定面には、凹部が設けられており、
前記凹部には、前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口が形成されており、
前記開口の幅は、前記凹部の幅よりも狭く、
前記凹部は、略円形状に形成され、
前記凹部の外周から前記開口に連なる領域は曲面で形成されている、遊技機。
(1)所定操作が可能な操作部(例えば、リセットスイッチ9等)
が設けられた基板(例えば、設定基板3等)が収容された基板ボックスを備える遊技機であって、
前記基板ボックスの特定面(例えば、基板カバー30の下段部43等)には、凹部(例えばリセットスイッチ取付部48)が設けられており、
前記凹部には、前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口(例えば、奥端開口48B等)が形成されており、
前記開口の幅は、前記凹部の幅よりも狭い(例えば、奥端開口48Bの径は、前端開口48A及び側壁部48Cの径より小さい等)ことを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、マイクロコンピュータへの不正な接触を防止することができる。
(2)上記(1)に記載の遊技機において、前記凹部及び前記開口は、それぞれ円形状または略円形状に形成されている(例えば、前端開口48A、奥端開口48B、及び側壁部38Cは、いずれも略円形状をなしている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、いずれの方向からも同様に操作部を操作することができる。
(3)上記(1)または(2)の遊技機において、前記凹部における前記特定面側の端部から前記開口に連なる領域は、角部を含まない(例えば、接続部4Cは、角の無いなめらかな曲面状をなしている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、凹部の特定面側の端部から開口までスムーズに指などを動かすことができる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの遊技機において、前記凹部における前記特定面側の端部から前記開口に連なる領域は、曲面で形成されている(例えば、接続部47Cは、角の無いなめらかな曲面状をなしている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、凹部の特定面側の端部から開口までスムーズに指などを動かすことができる。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかの遊技機において、前記基板には、前記操作部よりも前記基板から前記基板ボックスの外側面に向けた方向への長さが長い部品(例えば、セグメント表示装置8等)が搭載されているようにしてもよい。
このような構成によれば、部品を好適に被覆することができる。
(6)上記(1)〜(4)のいずれかの遊技機において、前記凹部の幅は、19mm以上である(例えば、奥端開口48Bの径は、例えば19mmとされている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、凹部に指などをスムーズに入り込ませることができる。
遊技機に設けられる基板ボックスの斜視図である。 基板ボックスを上側から見た分解斜視図である。 基板ボックスを下側から見た分解斜視図である。 蓋部材を外した基板ボックスの要部斜視図である。 (A)は図4のA−A線断面図、(B)は図4のB−B線断面図である。
本発明に係る遊技機の一例である遊技機を実施するための形態を以下に説明する。なお、以下の実施形態において、各図面の比率等については、実際の比率等と異なることがある。本実施形態のスロットマシンには、図1〜図3に示す基板ボックス1が設けられている。基板ボックス1は、図2に示す主基板2が収容された主基板用の基板ボックスである。基板ボックス1は、例えば、その裏面側がスロットマシンにおける筐体の奥板に固定されて取り付けられる。以下、「上」「下」「左」「右」「奥」「手前」の各方向について、基板ボックス1がスロットマシンの筐体に取り付けられた状態に基づいて説明する。図中のX方向が左右方向、Y方向が上下方向、Z方向が前後方向を意味する。
図1〜3に示すように、基板ボックス1は、取付ベース10と、基板ケース20と、基板カバー30とを備えている。基板ボックス1は、例えば、取付ベース10がスロットマシンにおける筐体の奥板に固定されてスロットマシンに取り付けられている。基板ボックス1における取付ベース10は、図2及び図3に示すように、概略的な形状が横長の矩形をなす底板11を備えている。底板11は、矩形部分からその一部が適宜側方に飛び出す形状をなしている。底板11の手前側の面には、上板部12、下板部13、左側板部14、及び右側板部15が設けられている。上板部12、下板部13、左側板部14、及び右側板部15は、底板11の外縁に沿って立設されており、底板11の手前側を囲っている。下板部13の幅方向略中央における底板11の反対側の縁には、切欠部16が形成されている。この切欠部16には、例えば、主基板2に接続される配線等が通過する。
なお、取付ベース10には、切欠部16が形成されているが、切欠部が形成されていない態様としてもよい。また、取付ベース10、基板ケース20、及び基板カバー30は、横長の矩形とされているが、他の形状でもよく、略正方形上でもよいし、一部に曲線部が形成されているものでもよい。また、取付ベース10における底板の周辺が上板部12、下板部13、左側板部14、及び右側板部15で囲まれているが、囲まれていなくてもよい。
取付ベース10における底板11の上には、基板ケース20が取り付けられている。基板ケース20は、取付ベース10の底板11上に載置される載置板21を備えている。載置板21の上縁及び下縁には、それぞれ上係合片22及び下係合片23が立設されている。上係合片22と下係合片23の奥側から手前方向への高さは、取付ベース10の上板部12及び下板部13の高さよりも低くされている。また、上係合片22と下係合片23の高さは、取付ベース10の上板部12及び下板部13における切欠部16の高さよりも低くされている。このため、上下方向に取付ベース10を見た際には、基板ケース20の上係合片22及び下係合片23は、取付ベース10の上板部12及び下板部13に隠されて視認できない状態になっている。
なお、載置板21の全体が底板11に載置されているが、載置板21が底板11からはみ出すようにしてもよい。また、上係合片22と下係合片23の高さが、取付ベース10の上板部12及び下板部13の高さよりも低くされていることにより、不正用の器具などの侵入を抑制している。上係合片22と下係合片23の高さが、取付ベース10の上板部12及び下板部13の高さと同じか高くてもよい。
基板ケース20の上係合片22及び下係合片23には、幅方向に間隔をあけて係合溝24,24…がそれぞれ設けられている。係合溝24は、略L字形状に切り込まれて形成されており、手前側から奥側に延びる切欠きと左側から右側に延びる切欠きによって形成されている。このうち、手前側から奥側に延びる切欠きは、左側から右側に延びる切欠きよりも短くされている。また、手前側から奥側に延びる切欠きと左側から右側に延びる切欠きの接続部分における角部分は、面取りされた面取り部とされている。
基板ケース20における上係合片22の内側(下側)には、上側位置決め片25が設けられており、下係合片23の内側(上側)には、下側位置決め片26(図5(B)参照)が設けられている。上係合片22と上側位置決め片25、及び下係合片23と下側位置決め片26とは、いずれも略平行に配置されている。
上係合片22と上側位置決め片25との間、及び下係合片23と下側位置決め片26との間には、いずれも隙間が形成されている。この隙間は形成されておらず、上係合片22と上側位置決め片25、下係合片23と下側位置決め片26が密着していてもよい。上側位置決め片25及び下側位置決め片26の奥側から手前方向への高さは、同じ高さとされている。この上側位置決め片25及び下側位置決め片26の高さは、上係合片22と下係合片23の高さよりも低くされている。上側位置決め片25及び下側位置決め片26の奥側から手前方向への高さ位置は、係合溝24の下辺よりも低い位置とされている。
基板ケース20には、主基板2及び設定基板3が載置されている。主基板2及び設定基板3は、基板ケース20における上側位置決め片25及び下側位置決め片26の上に載置されている。このため、主基板2及び設定基板3と基板ケース20の載置板21との間には、基板下空間が形成されている。
主基板2は、左右方向の長さが上下方向の長さよりも長いいわば横長の略矩形状をなしており、基板ケース20の載置板21における左側部分に載置されている。主基板2の表面における右側端部には、主基板2の左端辺に沿って主基板2の上辺から下辺まで延在する右側溝部2Aが設けられている。主基板2の右端側における上下方向略中央よりもやや高い位置には、図示しない主基板側コネクタが搭載されている。
主基板2の裏面における上側端部及び下側端部には、主基板2のそれぞれ上端辺及び下端辺に沿って主基板2の右辺から左辺まで延在する上側溝部2B及び下側溝部2Cが設けられている。上側溝部2B及び下側溝部2Cの上下方向の幅は、基板ケース20における上側位置決め片25及び下側位置決め片26の厚さと略同一である。また、主基板2における下側には、コネクタ類が設けられるコネクタ類搭載領域2Dが設けられている。
主基板2には、マイクロコンピュータ4が搭載されている。マイクロコンピュータ4は、遊技の制御を司り、遊技の進行における主要な役割を果たしている。マイクロコンピュータ4は、主基板2の左端部に搭載されている。主基板2には、マイクロコンピュータ4以外の図示しない電子素子が複数搭載されている。
設定基板3は、左右方向よりも上下方向の方が長いいわば縦長の略矩形を有しており、基板ケース20の載置板21における右側部分に載置されている。設定基板3の上下方向の長さは、主基板2の上下方向の長さと略同一とされている。このため、主基板2と設定基板3を並べた際に、主基板2の上辺と設定基板3の上辺、及び主基板2の下辺と設定基板3の下辺とは連続するようになる。また、設定基板3の厚さは、主基板2の厚さと略同一である。設定基板3の左右方向の幅は、主基板2の左右方向の幅よりも狭くされており、具体的には、設定基板3の左右方向の幅は、主基板2の左右方向の幅の約1/7とされている。
設定基板3における左側端部には、設定基板3の表面から奥側方向に下がる左側溝部3Aが形成されている。左側溝部3Aは、設定基板3の右端辺に沿って設定基板3の上辺から下辺まで延在している。設定基板3の左側溝部3Aの深さは、主基板2の右側溝部2Aの深さと略同一である。また、設定基板3の右端側における上下方向略中央よりもやや高い位置には、設定基板側コネクタ6が搭載されている。設定基板側コネクタ6は、主基板側コネクタと接続可能とされている。
設定基板3には、設定基板側コネクタ6のほか、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9が搭載されている。設定キースイッチ7は、図4及び図5に示すように、円筒形状をなすシリンダ部7Aと、シリンダ部7Aの表面に形成されたキー挿入孔7Bとを備えている。また、シリンダ部7Aは、シリンダ搭載台7Cに搭載されている。シリンダ部7A及びシリンダ搭載台7Cは、いずれも奥側から手前側に延びるように設けられている。
設定キースイッチ7におけるキー挿入孔7Bには、図示しない設定キーが挿入可能とされている。設定キーは、例えば、スロットマシンが設置される遊技場における責任者などが所持する。キー挿入孔7Bに挿入された設定キーを回転させることにより、スロットマシンにおける設定変更及び設定確認を行うことができる。
セグメント表示装置8は、設定キースイッチ7の下側位置に設けられている。セグメント表示装置8は、台座部と、台座部の手前側に設けられた8つの点灯素子を備える表示部を備えている。台座部は、奥側から手前側に延びるように設けられており、奥側から手前側までの台座部の高さは、設定キースイッチ7におけるシリンダ部7A及びシリンダ搭載台7Cの高さよりも低くされている。
表示部は、いわゆる7セグメントの表示装置であり、8つのランプのうち、7つのランプによって「8」の文字を形成し、残りの1つのランプによってドット(「.」)を形成している。この7セグメントによって、例えば「0」〜「9」までの文字やアルファベットの文字などを表示することができる。なお、表示部は、7セグメントの表示装置以外の表示装置でもく、例えば液晶表示装置でもよい。また、7セグメントの表示装置の場合でも、ドット(「.」)が設けられないようにしてもよい。
リセットスイッチ9は、セグメント表示装置8の下側位置に設けられている。リセットスイッチ9は、ボタン搭載部9Aと、ボタン9Bとを備えている。ボタン搭載部9Aは、ボタン9Bを搭載する台座である。ボタン搭載部9Aは、奥側から手前側に延びるように設けられており、ボタン搭載部9Aにおける奥側から手前側までの高さは、セグメント表示装置8における台座部の高さよりも低くされている。ボタン9Bは、略円筒形状をなしている。
基板カバー30は、図3に示す隔壁40を備えており、隔壁40の左側に主基板収容部30Aが形成され、隔壁40の右側に設定基板収容部30Bが形成されている。基板カバー30における主基板収容部30Aには、天板31が設けられている。天板31は、主基板2におけるコネクタ類搭載領域2Dを除いた部分よりやや小さい略同一の略矩形をなしている。天板31の奥側の面には、上外枠片32、下外枠片33、及び左外枠片34が設けられている。上外枠片32、下外枠片33、左外枠片34、及び隔壁40は、天板31の外縁に沿って下方を向いて突設されており、天板31の奥側を囲っている。
上外枠片32の上奥側には、上係合部35Aが設けられている。上係合部35Aは、奥側を向いて開口する断面略コ字形状をなし、上外枠片32に対して略平行に配置されている。上係合部35Aの外面(上面)は、取付ベース10の上板部12に近接して配置されている。
下外枠片33の下奥側には、下係合部35Bが設けられている。下係合部35Bは、奥側を向いて開口する断面略コ字形状をなし、下外枠片33に対して略平行に配置されている。下係合部35Bの外面(下面)は、取付ベース10の下板部13に近接して配置されている。
上係合部35Aにおける開口部には、基板ケース20の上係合片22が挟み込まれている。また、下係合部35Bにおける開口部には、基板ケース20の下係合片23が挟み込まれている。上係合部35A及び下係合部35Bの開口部には、複数の係合突起36が設けられている。係合突起36は、基板ケース20の上係合片22及び下係合片23にそれぞれ設けられた係合溝24に対応する位置に設けられている。これらの係合突起36には、それぞれ係合溝24が係合されている。
図3に示すように、上係合部35Aの内側(下側)間には、上挟込部37Aが設けられている。下係合部35Bの内側(上側)には、下挟込部37Bが設けられている。上挟込部37Aは、基板ケース20の上側位置決め片25との間で主基板2の上側溝部2Bを挟み込んで保持しており、下挟込部37Bは、基板ケース20の下側位置決め片26との間で主基板2の下側溝部2Cの下側端部を挟み込んで保持している。こうして、主基板2は、基板ケース20及び基板カバー30によって位置決めされて保持されている。
隔壁40は、基板カバー30における主基板2と設定基板3との接続部分に対応する位置に設けられている。図5(A)に示すように、隔壁40の奥側端部は、主基板2の右側溝部2A及び左側溝部3Aに入り込んでいる。このため、隔壁40の奥側端部と主基板2及び設定基板3の表面とは、接触しないようにされている。この隔壁40によって、基板ボックス1内おいて、主基板2が設けられる領域と設定基板3が設けられる領域が仕切られている。なお、隔壁40と主基板2及び設定基板3の表面が接触するようにしてもよい。また、隔壁40は、主基板2の右側端部に近い側に配置されており、マイクロコンピュータ4は、主基板2の左側端部に近い位置に配置されている。こうして、マイクロコンピュータ4は、隔壁40から離れて配置されている。
隔壁40における上下方向の中央よりやや上側位置には、図3に示すように、切欠部40Aが設けられている。この切欠部40Aを介して、設定基板3における設定基板側コネクタ6が主基板収容部30A側に突出し、主基板2に設けられた主基板側コネクタに接続されている。切欠部40Aが設けられていることにより、設定基板側コネクタ6を主基板側コネクタに対して容易に接続することができる。また、設定基板3に搭載された設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9は、設定基板3に設けられた配線、主基板に設けられた配線、及びこれらの配線を接続する設定基板側コネクタ6及び主基板側コネクタを介してマイクロコンピュータ4に接続されている。
基板カバー30における設定基板収容部30Bには、天板部41が設けられている。天板部41は、板状の上段部42と板状の下段部43を備えており、全体として平面視した形状が設定基板3と略同一形状とされている。天板部41の奥側の面には、上外枠片44、下外枠片45、及び右外枠片46が設けられている。上外枠片44、下外枠片45、及び右外枠片46は、天板部41の外縁に沿って下方を向いて突設されており、天板部41の奥側を囲っている。
天板部41における上段部42は、下段部43よりの奥側から手前方向への高さが高くなっており、上段部42と下段部43の間には段差が設けられている。上段部42は、設定キースイッチ7の手前側に配置され、下段部43は、セグメント表示装置8及びリセットスイッチ9の手前側に配置されている。
図4に示すように、上段部42の上下方向略中央部には、設定キー取付部47が設けられている。設定キー取付部47は、設定キースイッチ7に対応する位置に設けられており、設定キー取付部47には、図5(B)にも示すように、上段開口部47Aが設けられている。上段開口部47Aは、設定キースイッチ7を操作するための開口部である。設定キースイッチ7は、上段開口部47Aを臨んで設けられている。このため、基板カバー30の外側から設定キーを設定キースイッチ7のキー挿入孔7Bに挿入可能とされている。
上段開口部47Aは、略円形状をなしている。また、基板ケース20に設けられた設定基板3から上段開口部47Aまでの距離は、設定キースイッチ7のシリンダ部7A及びシリンダ搭載台7Cの奥側から手前方向への高さと略同一とされている。このため、円筒状の設定キースイッチ7におけるシリンダ部7Aは、上段開口部47Aの近傍まで延在し、設定キースイッチ7のキー挿入孔7Bは、上段開口部47Aに近接した位置に配置されている。
下段部43には、リセットスイッチ取付部48が設けられている。リセットスイッチ取付部48は、下段部43におけるリセットスイッチ9に対応する位置に設けられている。リセットスイッチ取付部48は、リセットスイッチを操作するための開口部である。リセットスイッチ9は、リセットスイッチ取付部48を臨んで設けられている。このため、基板カバー30の外側から遊技店の店員(責任者)などがリセットスイッチ9を操作可能とされている。リセットスイッチ取付部48の前端には前端開口48Aが設けられ、奥端には奥端開口48Bが設けられている。
前端開口48A及び奥端開口48Bは、いずれも略円形状をなしており、前端開口48Aの面積は、奥端開口48Bの面積よりも大きくなっている。前端開口48Aと奥端開口48Bとの間には、前端開口48Aと奥端開口48Bを繋ぐ側壁部48Cが形成されている。側壁部48Cは、すり鉢状をなしており、角のないなめらかな曲面状をなしている。
基板ケース20に設けられた設定基板3から奥端開口48Bまでの距離は、リセットスイッチ9におけるボタン搭載部9Aの奥側から手前方向への高さと略同一とされている。また、リセットスイッチ9に設けられた円筒形状のボタン9Bの径は、奥端開口48Bの径よりやや小さくされている。このため、リセットスイッチ9のボタン9Bは、奥端開口48Bを通って、奥端開口48Bよりも手前側に張り出している。前端開口48Aの径は、例えば19mmとされている。
設定基板3に設けられたセグメント表示装置8に対応する位置の前方には、下段部43におけるリセットスイッチ取付部48が設けられた位置の上方部分が位置している。セグメント表示装置8の奥側から手前方向への高さは、設定基板3と下段部43の裏面までの距離よりやや短くされている。このため、セグメント表示装置8における表示部は、下段部43に近接した位置に配置されている。
基板カバー30は、光透過性部材で形成されており、透明となっている。このため、基板カバー30を介して、基板カバー30の外側から内側を視認可能とされている。このため、基板カバー30の外側から、基板カバー30の内側に配置された主基板2、設定基板3、設定キースイッチ7、及びセグメント表示装置8等が視認可能とされている。このため、基板カバー30内で不正行為が実行されている際に、その不正行為を基板カバー30の外側から見つけやすくなっている。また、隔壁40も光透過性部材で形成されているため、基板カバー30内の視認性をさらに良好なものにしている。なお、基板カバー30は光透過性材料で形成されているが、取付ベース10及び基板ケース20については、光非透過性材料で形成されている。
基板カバー30における天板部41には、蓋部材50が取り付けられている。蓋部材50は、蓋部51を備えている。蓋部51における左端部の上下位置には、図2及び図5(A)に示すように、基板カバー30に設けられた回転支持用の突起部49Aに嵌め込まれる孔部55が設けられている。蓋部材50は、突起部49Aが嵌め込まれた孔部55を繋ぐ回転軸周りに回転することによって開閉可能とされている。蓋部材50が閉鎖された状態では、蓋部材50は、設定キー取付部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開口48Bを被覆している。また、蓋部材50が開放されると、設定キー取付部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開口48Bの被覆状態が解放されて、設定キースイッチ7に設定キーを挿入可能となるとともに、リセットスイッチ9の操作が可能となる。
さらに、蓋部材50における蓋部51には、奥方に凹む没入部53が設けられている。没入部53は、セグメント表示装置8及びリセットスイッチ9の前方に設けられており、没入部53は、天板部41における上段部42よりも奥方であり、下段部43よりも手前位置まで延在している。また、没入部53における底面には、遮光シールが貼付されている。このため、蓋部材50を閉鎖したときには、遮光シールによって、蓋部材50における没入部53に対応する位置に配置された部材、具体的には、セグメント表示装置8及びリセットスイッチ9が基板ボックス1の外側から視認できないようになっている。セグメント表示装置8及びリセットスイッチ9は、蓋部材50を開放することによって視認できるようになる。
なお、蓋部材50の没入部53に遮光シールが設けられておらず、蓋部材50を閉鎖した状態でもセグメント表示装置8及びリセットスイッチ9が視認できるようにしてもよい。また、セグメント表示装置8及びリセットスイッチ9の他にも、設定キースイッチ7が没入部53に対応する位置に設けられて蓋部材50の閉鎖によって視認できなくなるようにしてもよい。また、遮光シールの取付位置を調整等することにより、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9の一部又は全部が蓋部材50の閉鎖によって視認できなくなるようにしてもよい。
蓋部材50における蓋部51の右側端部であって、上下方向略中央位置には、摘み部54が設けられている。遊技店の店員等は、蓋部材50を開閉する際などにこの摘み部54を摘むことができる。また、蓋部51の右側端部には、図2及び図5(B)に示すように、基板カバー30に設けられた嵌合突起49Bに嵌合する嵌合孔56が形成されている。蓋部材50が閉じているときには、嵌合孔56に嵌合突起49Bが嵌りこみ、蓋部材50が閉じた状態を維持している。また、嵌合突起は半球状であり、摘み部54を所持して蓋部材50を開放させることにより、嵌合状態から容易に解放されるようになっている。
以上の構成を有する本実施形態に係るスロットマシンにおいて、基板ボックス1内には、マイクロコンピュータ4などの遊技の進行に主要な部材が搭載された主基板2及び、設定キースイッチ7やリセットスイッチ9などの遊技店の店員等が操作を行う部材が搭載された設定基板3が設けられている。
そのため、例えば、基板カバー30に開口を形成して設定キースイッチ7やリセットスイッチ9などを基板カバー30から露出させておくと、設定基板3に設けられた設定キースイッチ7やリセットスイッチ9などを操作しやすくなる。ところが、この基板カバー30に形成された開口から不正用の器具などを侵入させることが考えられ、マイクロコンピュータ4などが不正に操作される恐れがある。
この点、上記実施形態に係るスロットマシンでは、基板ボックス1内が隔壁40によって主基板収容部30Aと設定基板収容部30Bに仕切られている。このため、設定基板収容部30Bにおいては、設定キースイッチ7やリセットスイッチ9の操作容易となる一方、隔壁40が設けられていることから。主基板収容部30Aに対する不正な器具等の侵入を抑制することができる。したがって、マイクロコンピュータ4への不正な接触を防止することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンでは、設定キースイッチ7及びリセットスイッチ9は、主基板2とは異なる設定基板3に設けられており、設定基板3は、主基板2が設けられる主基板収容部30Aとは異なる設定基板収容部30Bに設けられている。このため、マイクロコンピュータ4が搭載された主基板2と同じ基板に直接操作部を接続されていないようにできる。したがって、マイクロコンピュータ4への不正な接触をさらに好適に防止することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンでは、隔壁40が光透過部材で形成され、透明となっている。このため、設定基板収容部30Bから主基板収容部30Aへの収容部内の視認性を妨げないようにすることができ、マイクロコンピュータ4への不正な接触をさらに好適に防止することができる。また、隔壁40を含む基板カバー30は、全体として光透過性材料で形成され、透明となっている。さらには、基板カバー30は、スロットマシンには、基板ボックス1における取付ベース10側が取り付けられ、基板カバー30側は露出しているが、この露出した基板カバー30が透明となっている。このため、基板ボックス1の内部を全体的に視認しやすくなっているので、マイクロコンピュータ4への不正な接触をさらに好適に防止することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンにおいて、基板カバー30における天板部41には、蓋部材50が取り付けられ、設定基板収容部30Bは、蓋部材50を閉鎖することによって、蓋部材50は、設定キー取付部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開口48Bを被覆している。このため、設定キースイッチ7やリセットスイッチ9の不正な操作を防止することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンにおいて、主基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4は、主基板2の右端部に設けられている。また、隔壁40は、主基板2の左端部に設けられていることから、マイクロコンピュータ4は、隔壁40からは離れた位置に配置されている。このため、設定基板収容部30Bにおける開口(リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開口48B)を介して不正器具等が挿入された場合でも、マイクロコンピュータ4まで距離が長くなるので、マイクロコンピュータ4への不正な接触をさらに好適に防止することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンにおいて、リセットスイッチ取付部48は、前端開口48A及び奥端開口48Bを備えており、奥端開口48Bの径(幅)は、前端開口48Aの径(幅)よりも小さく(狭く)されている。また、前端開口48Aと奥端開口48Bとは、側壁部48Cによって接続されている。このため、遊技店の店員の指などをリセットスイッチ取付部48に挿入しやすく、リセットスイッチ9の操作を容易にしながらも、リセットスイッチ取付部48からの不正器具等の侵入を抑制することができ、マイクロコンピュータ4への不正な接触を防止することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンにおいて、前端開口48Aと奥端開口48Bは、いずれも略円形状に形成されている。このため、遊技店の店員等が指を挿入しようとする際に、どの方向から指を入れようとしても前端開口48Aや奥端開口48Bに指が引っかかりにくくなる。したがって、いずれの方向からも同様にリセットスイッチ9を操作することができる。前端開口48Aと奥端開口48Bは、いずれも円形状に形成されていてもよいし、一方が円形状、他方が略円形状であるなど、異なる形状であってもよい。なお、略円形状とは、円形に近い形状であり、例えば、楕円形や長円などを含む形状である。また、前端開口48Aと奥端開口48Bは、円形または略円形以外の形状であってもよい。
奥端開口48Bが前端開口48Aより幅が狭くなる態様として、例えば、奥端開口48B及び前端開口48Aの円形の場合にはそれぞれの径を比較して、径が狭いことによってがばが狭い態様としている。また、例えば、奥端開口48Bと前端開口48Aの形状が異なる場合には、例えば、奥端開口48Bのうちの最も広い幅が前端開口48Aのうちの最も広い幅よりも狭くなるようにすればよい。
また、上記実施形態に係るスロットマシンにおいて、リセットスイッチ取付部48における前端開口48Aと奥端開口48Bを繋ぐ側壁部48Cは、角部を含まず、曲面で形成されている。このため、前端開口48Aと奥端開口48Bまで指などをスムーズに動かすことができるので、リセットスイッチ9を容易に操作することができる。
また、上記実施形態に係るスロットマシンにおいて、設定基板3には、リセットスイッチ9よりも奥側から手前方向への高さが高い(長さが長い)セグメント表示装置8が設けられている。このように、リセットスイッチ9よりも奥側から手前方向への高さが高いセグメント表示装置8が設定基板3に設けられていることにより、蓋部材50の没入部53によってセグメント表示装置8を被覆することで、蓋部材50の没入部53によってリセットスイッチ9を被覆することができる。したがって、複数の部品を好適に被覆することができる。
また、上記の実施形態に係るスロットマシンにおいて、前端開口48Aの幅(径)は、「指の爪のはえぎわから指先端までの中間位置における指の幅」を「指定幅」としたとき、男性の約90%が含まれる親指の指定幅である19mmとされている。このため、ほとんどの遊技店の店員が、リセットスイッチ取付部48に指などをスムーズに入り込ませることができる。なお、前端開口48Aの幅は、約90%の男性の親指の指定幅を基準に19mmに設定したが、他の数値に設定してもよい。例えば、約90%の男性の小指の指定幅を基準に13mmとしてもよし、約90%の男性の人差し指の指定幅を基準に15mmとしてもよい。また、約90%の女性の親指や人差し指の指定幅を基準に17mmや15mmなどとしてもよい。また、奥端開口48Bの幅がこれらの幅であり、前端開口48Aの幅は、これらより広くてもよい。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記の実施形態のスロットマシンでは、設定基板3には、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9が設けられているが、他の装置が設けられていてもよい。例えば、スロットマシンに発生したエラー状態を解除するためのエラー解除スイッチ、又はエラーが解除された際に遊技の再開を承認するための確認スイッチなどが設けられていてもよい。このエラースイッチは、例えば、リセットスイッチ9が取り付けられたリセットスイッチ取付部48に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態のスロットマシンでは、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9は、いずれも設定基板3に設けられ、主基板側コネクタ及び設定基板側コネクタ6を介して主基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4に接続されているが、他の態様でもよい。例えば、主基板2に設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9が搭載され、主基板2におけるマイクロコンピュータ4が搭載された部分を主基板収容部30Aに収容し、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9が設けられた部分を設定基板収容部30Bに収容するようにしてもよい。また、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9が主基板2や設定基板3などの基板には搭載されていないが、配線を介して主基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4に接続されていてもよいし、主基板2以外の基板を介在させて、主基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4に接続されていてもよい。また、マイクロコンピュータ収容部に収容されるマイクロコンピュータは、主基板2に搭載され、遊技の進行を制御するマイクロコンピュータ以外のマイクロコンピュータ、例えば、主にスロットマシンの演出を制御する遊技制御基板におけるマイクロコンピュータなどでもよい。
また、上記の実施形態のスロットマシンでは、基板カバー30が光透過性材料で形成され、取付ベース10及び基板ケース20が光非透過性材料で形成されているが、基板カバー30が光非透過性材料で形成されていてもよいし、取付ベース10及び基板ケース20が光透過性材料で形成されていてもよい。また、取付ベース10、基板ケース20、及び基板カバー30の一部が光透過性材料で形成され、他の一部が光非透過性材料で形成されていてもよい。
また、上記の実施形態のスロットマシンでは、基板ボックス1に収容された遊技制御基板は主基板2であるが、他の基板でもよい。例えば、主に遊技機の演出の制御を司る演出制御基板でもよいし、音声制御を行う音声制御基板やランプ制御を行うランプ制御基板、さらには、遊技価値(メダルや遊技球)の払出制御を行う払出基板でもよい。また、基板ボックス1に収容された操作基板は設定基板3であるが、操作が可能な操作部を備える基板であれば、他の基板でもよい。例えば、音声制御基板や払出基板などに操作部が設けられていれば、これらの基板が操作基板であってもよい。
[パチンコ遊技機、雀球、アレパチなどの遊技機について]
基板ボックス1は、パチンコ遊技機、雀球、アレパチなどの遊技機に適用してもよい。雀球、アレパチなどの遊技機とは、例えば、基板ボックス1が、パチンコ遊技機の遊技盤の裏側などに設けられているものである。このようなパチンコ遊技機、雀球、アレパチなどの遊技機においては、基板ボックス1が設けられることにより、演出効果をさらに高めることができる。
次に、前述した実施の形態により得られる主な効果を説明する。
(11)本発明の遊技機は、遊技機の制御を行うマイクロコンピュータ(例えば、マイクロコンピュータ4等)が搭載された制御基板(例えば、主基板2等)が少なくとも収容された基板ボックスを備える遊技機であって、
前記基板ボックスには、所定操作が可能な操作部(例えば、設定キースイッチ7、リセットスイッチ9等)がさらに収容され、
前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口(例えば、設定キー取付部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開口48B等)が形成されており、
前記基板ボックスの収容部は、前記マイクロコンピュータの搭載箇所を含む制御部収容部(例えば、主基板収容部30A等)と前記操作部が収容された操作部収容部(例えば、設定基板収容部30B等)とに隔壁(例えば、隔壁40等)により仕切られていることを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、マイクロコンピュータへの不正な接触を防止することができる。
(12)上記(11)に記載の遊技機において、前記マイクロコンピュータが搭載された遊技制御基板(例えば、主基板2等)と、前記操作部が搭載された操作基板(例えば、設定基板3等)をさらに備え、
前記遊技制御基板は、前記マイクロコンピュータ収容部に収容され(例えば、主基板2が、主基板収容部30Aに収容されている等)、
前記操作基板は、前記操作部収容部に収容されている(例えば、設定基板3が、設定基板収容部30Bに収容されている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、マイクロコンピュータが搭載された基板と同じ基板に直接操作部を接続されていないようにできる。
(13)上記(11)または(12)の遊技機において、前記隔壁は、光透過部材で形成されている(例えば、隔壁40が透明である等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、収容部内の視認性を妨げないようにすることができる。
(14)上記(11)〜(13)のいずれかの遊技機において、前記開口を被覆する被覆部材(例えば、蓋部材50等)をさらに備えるようにしてもよい。
このような構成によれば、操作部への不正な侵入を制限することができる。
(15)上記(11)〜(14)のいずれかの遊技機において、前記マイクロコンピュータは、前記隔壁から離れた位置に配置されている(例えば、マイクロコンピュータ4は、隔壁40から離れた主基板2の左端部に配置されている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、マイクロコンピュータへの不正な接触を防止することができる。
(21)本発明の遊技機は、所定操作が可能な操作部(例えば、リセットスイッチ9等)が設けられた基板(例えば、設定基板3等)が収容された基板ボックスを備える遊技機であって、
前記基板ボックスの特定面(例えば、基板カバー30の下段部43等)には、凹部(例えばリセットスイッチ取付部48)が設けられ、
前記凹部には、前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口(例えば、奥端開口48B等)が形成されており、
前記開口の幅は、前記凹部の幅よりも狭い(例えば、奥端開口48Bの径は、前端開口48A及び側壁部48Cの径より小さい等)ことを特徴とする遊技機。
このような構成によれば、マイクロコンピュータへの不正な接触を防止することができる。
(22)上記(21)に記載の遊技機において、前記凹部及び前記開口は、それぞれ円形状または略円形状に形成されている(例えば、前端開口48A、奥端開口48B、及び側壁部38Cは、いずれも略円形状をなしている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、いずれの方向からも同様に操作部を操作することができる。
(23)上記(21)または(22)の遊技機において、前記凹部における前記特定面側の端部から前記開口に連なる領域は、角部を含まない(例えば、接続部4Cは、角の無いなめらかな曲面状をなしている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、凹部の特定面側の端部から開口までスムーズに指などを動かすことができる。
(24)上記(21)〜(23)のいずれかの遊技機において、前記凹部における前記特定面側の端部から前記開口に連なる領域は、曲面で形成されている(例えば、接続部47Cは、角の無いなめらかな曲面状をなしている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、凹部の特定面側の端部から開口までスムーズに指などを動かすことができる。
(25)上記(21)〜(24)のいずれかの遊技機において、前記基板には、前記操作部よりも前記基板から前記基板ボックスの外側面に向けた方向への長さが長い部品(例えば、セグメント表示装置8等)が搭載されているようにしてもよい。
このような構成によれば、部品を好適に被覆することができる。
(26)上記(21)〜(25)のいずれかの遊技機において、前記凹部の幅は、19mm以上である(例えば、奥端開口48Bの径は、例えば19mmとされている等)ようにしてもよい。
このような構成によれば、凹部に指などをスムーズに入り込ませることができる。
また、上記(11)〜(15)、(21)〜(26)を適宜組み合わせるようにしてもよい。
1 基板ボックス
2 主基板
2A 右側溝部
3 設定基板
3A 左側溝部
4 マイクロコンピュータ
7 設定キースイッチ
7A シリンダ部
7B キー挿入孔
7C シリンダ搭載台
8 セグメント表示装置
9 リセットスイッチ
9A ボタン搭載部
9B ボタン
10 取付ベース
20 基板ケース
30 基板カバー
30A 主基板収容部
30B 設定基板収容部
40 隔壁
40A 切欠部
41 天板部
42 上段部
43 下段部
47 設定キー取付部
47A 上段開口部
47B 上段奥端開口
48 リセットスイッチ取付部
48A 前端開口
48B 奥端開口
48C 側壁部
50 蓋部材
51 蓋部

Claims (1)

  1. 所定操作が可能な操作部が設けられた基板が収容された基板ボックスを備える遊技機であって、
    前記基板ボックスの特定面には、凹部が設けられており、
    前記凹部には、前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口が形成されており、
    前記開口の幅は、前記凹部の幅よりも狭く、
    前記凹部は、略円形状に形成され、
    前記凹部の外周から前記開口に連なる領域は曲面で形成されている、遊技機。
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