JP6882089B2 - 食品容器の接着方法 - Google Patents

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本発明は、食品容器の接着方法に関し、特に、食品を入れて密封し、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店で販売するのに用いて好適な食品容器について、容器本体と蓋体とを接着する方法に関するものである。
前記の如き食品容器として特許文献1に記載のものが知られている。このものは、容器本体と、この容器本体に被せられる蓋体とを有し、前記容器本体に収容された収容物を、前記蓋体を被せた状態で加熱する容器において、前記容器本体及び前記蓋体の少なくとも一方に、前記容器本体と前記蓋体とを接着して密閉するとともに、前記容器本体と前記蓋体との接着を容易に剥がすことのできるシール層を形成したことを特徴とする容器である(特許文献1の請求項1参照)。
前記容器によれば、「容器本体と蓋体とをシール層で接着して密閉することができるので、ラップで容器を包装する必要がなくなり、蓋体を容器本体に対してしっかりと固定することができる。そのため、搬送の途中や保管、陳列中等に蓋体が外れるということもない。また、収容された収容物に含まれる液状の内容物が漏れ出すこともない。さらに、ラップで容器を包装しなくてよいので、電子レンジ等で加熱しても容器本体や蓋体に変形が生じることがない。」(特許文献1の0009段落参照)等の利点があるとされている。
また、前記容器は、前記シール層が、加熱溶着によって前記容器本体と前記蓋体とを接着、密閉するものであるという特徴(特許文献1の請求項3参照)や、前記蓋体又は前記容器本体が、シート状の樹脂材料の表面の一部又は全部に前記シール層を形成した後、加熱成形によって所定形状に形成したものであるという特徴(特許文献1の請求項5参照)や、前記容器本体及び前記蓋体の少なくとも一方が透明であるという特徴(特許文献1の請求項9参照)や、透明に形成された前記蓋体又は前記容器本体の内面に、防曇処理を施したという特徴(特許文献1の請求項11参照)をも有するものとされている。
特開2003−231540号公報
前記の如き容器においては、容器本体に対して蓋体の接着が容易且つ確実に行えるとともに、容器本体からの蓋体の剥離も容易に行えることが必要である。しかし、前記従来の容器においては、「容器本体と蓋体とを接着して密閉するとともに、容器本体と蓋体との接着を容易に剥がすことのできるシール層を形成」することが構成要件とされているのみであり、容器本体に対する蓋体の接着の容易性、確実性をいかにして達成し、且つ、容器本体からの蓋体の剥離の容易性をいかにして達成するかについての具体的な構成については記載も示唆もされていない。
本発明は、容器本体に対して蓋体の接着が容易且つ確実に行えるとともに、容器本体からの蓋体の剥離も容易に行える、食品容器の接着方法を提案しようとするものである。
前記課題を解決するため、請求項1の本発明に係る食品容器の接着方法は、容器本体と、この容器本体に被せられる蓋体とを有し、前記容器本体と前記蓋体の少なくともいずれかに、前記容器本体と前記蓋体とを接着して密封するとともに前記容器本体と前記蓋体との接着を剥がすことのできる加熱溶着式のシール層が形成されている食品容器において、前記容器本体に食品を入れて前記蓋体を被せ、160〜200℃に加熱されたシールヘッドを前記蓋体に対して145〜195kg/cmの圧力で1.3〜2.8秒間押し当てることを、同一のシールヘッドを用いて2回連続して行うことにより、前記容器本体と前記蓋体とを加熱溶着して前記食品容器を密封することを特徴とする。
請求項1の本発明によれば、シールヘッドの温度、押圧力及び押圧時間を前記の範囲とし、且つ、同一のシールヘッドで2回連続してシールすることで、容器本体に対する蓋体の接着が容易且つ確実に行えるとともに、容器本体からの蓋体の剥離も容易に行える。
また、請求項2の本発明に係る食品容器の接着方法は、請求項1に記載のものにおいて、前記容器本体と前記蓋体とを加熱溶着した後に加熱溶着部を冷却することを特徴とする。
請求項2の本発明によれば、加熱溶着部の冷却により食品容器のシール性と蓋体の易剥離性が一層向上する。
また、請求項3の本発明に係る食品容器の接着方法は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記容器本体に、前記蓋体側へ突出することにより加熱溶着時の相互の密着性を高める突条を形成することを特徴とする。
請求項3の本発明によれば、容器本体に形成される突条により、加熱溶着時における容器本体と蓋体との密着性が向上する。よって、突条の部分に接着のための加熱を行うことにより、シール層による加熱溶着が容易且つ確実に行われる。また、突条部分を中心としてシール層による加熱溶着がなされるので、容器本体から蓋体を剥離することも容易に行える。
また、請求項4の本発明に係る食品容器の接着方法は、請求項1,2又は3に記載のものにおいて、前記蓋体が、上向きに凸の被い部と該被い部の開口周縁に一体形成されるフランジ部とを有する盛り上がり蓋であり、前記蓋体の少なくとも前記被い部は透明であり且つ防曇性を有していることを特徴とする。
請求項4の本発明によれば、蓋体が盛り上がり蓋であるので食品容器の容量が大きくなる。よって、大きな内容物をすっきりと収容することができる。盛り上がり蓋は食品容器の意匠性を向上させるという利点もある。さらに、蓋体の少なくとも被い部が透明であり且つ防曇性を有するので、内容物の視認性がよい。
また、請求項5の本発明に係る食品容器の接着方法は、請求項1,2,3又は4に記載のものにおいて、前記容器本体に対して前記蓋体を被せるときに前記容器本体と前記蓋体のいずれか一方の開口周縁の内側に位置する位置決め用の突部を前記容器本体と前記蓋体のいずれか他方に形成することを特徴とする。
請求項5の本発明によれば、容器本体に対して蓋体を被せるときに位置決め用の突部が位置決め作用を奏するので、容器本体に蓋を被せる作業が容易且つ正確に行える。
本発明の実施の一形態に係る食品容器の接着方法が適用される食品容器の、容器本体と蓋体とが分離した状態の全体斜視図である。 図1の食品容器において、容器本体に蓋体を被せた状態の全体斜視図である。 図2の食品容器をヒートシール装置で密封する工程を示す断面図である。 図3のIV矢視部の拡大図である。 図4に対して加熱溶着を行った後の状態の拡大図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1には、本発明の実施の一形態に係る食品容器の接着方法が適用される食品容器1が示されている。この図に示すように、食品容器1は、食品4を収容する容器本体2と、この容器本体2に被せられる蓋体3と、を有する。
容器本体2は、凹状の食品収容部5とフランジ部6とを有する。このフランジ部6は、食品収容部5の開口周縁5aに一体に形成され、食品収容部5の外側に張り出している。容器本体2のフランジ部6は、後で述べる蓋体3のフランジ部7に対して加熱溶着される。容器本体2は、全体が、例えばナイロンやポリプロピレンやポリエチレンやポリエチレンテレフタレート等のプラスチックシートで形成される。容器本体2の肉厚は、例えば0.45〜1.00mm程度とする。容器本体2の形成方法は、例えば、金型を用いてプラスチックシートに対し真空圧空成形法又は真空成形法を適用する。また、射出成形法によって容器本体2を形成することもできる。
図3及び図4に示すように、容器本体2のフランジ部6には、上方(蓋体3側)へ突出することにより加熱溶着時の相互の密着性を高める突条6aが形成されている。この突条6aは、図1に示すように、フランジ部6に沿って食品収容部5の回りを取り囲んでいる。突条6aの断面形状は、山形、台形状、ドーム状等、種々の形状を採用できる。突条6aに対応する凹条を容器本体成型用の金型に形成しておけば、容器本体2の成形時にフランジ部6に対して突条6aを同時に形成することができる。
蓋体3は、上向きに凸の被い部8とフランジ部7とを有する盛り上がり蓋である。フランジ部7は、被い部8の開口周縁8aに一体形成され、被い部8の外側に張り出している。図2に示すように、容器本体2に対して蓋体3を被せると、それらのフランジ部6,7同士が重なり合う。蓋体3は、全体が、例えばポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートやポリスチロール等のプラスチックシートで形成される。蓋体3の肉厚は、例えば0.2〜0.4mm程度とする。蓋体3の形成方法も、容器本体2と同様に、金型を用いてプラスチックシートに対し真空圧空成形法又は真空成形法を適用すればよい。
なお、図3に示すように、蓋体3において、被い部8とフランジ部7との間に、下向きに凸の位置決め用の突部9を形成しておくと好適である。この突部9は、容器本体2に対して蓋体3を被せるときに、容器本体2の食品収容部5の開口周縁5aの内側に位置することで、容器本体2に対する蓋体3の位置決め作用を奏する。このため、容器本体2に蓋体3を被せる作業が容易且つ正確に行える。図示は省略してあるが、前記とは逆に、位置決め用の突部9を、容器本体2の食品収容部5とフランジ部6との間に、上向きに凸となるように形成してもよいことは勿論である。この場合には、容器本体2に対して蓋体3を被せるときに、容器本体2の位置決め用の突部9が蓋体3の被い部8の開口周縁8aの内側に位置することで、容器本体2に対する蓋体3の位置決め作用が奏される。位置決め用の突部9は、蓋体3又は容器本体2の開口周縁に沿って一周するように設けてもよいし、部分的に設けてもよい。
限定はされないが、蓋体3の少なくとも被い部8は透明であり且つ防曇性を有していることが好ましい。防曇性を付与するには、蓋体3の元となるプラスチックシートの成形時に、蓋体3の主体となるプラスチックに対して適宜の防曇剤を混入させておけばよい。また、防曇性の付与は、適宜の防曇剤を蓋体3の少なくとも被い部8の内側に塗布することによって行うこともできる。
防曇剤としては、防曇効果を有するものであれば全て使用可能であり、典型的には、多価アルコールの脂肪酸エステル、そのエチレンオキサイド付加物、高級脂肪酸アミンのエチレンオキサイド付加物、高級脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられ、これらは単独で使用し得るほか、必要により2種類以上を混合して用いることも可能である。その他、グリセリン脂肪酸エステル、モノグリセライド、有機酸モノグリセライド、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等も、防曇剤として使用することができる。
図3及び図4に示すように、蓋体3の少なくともフランジ部7の下面にはシール層10が形成される。このシール層10は、容器本体2に対して蓋体3を加熱溶着するためのものである。したがって、シール層10は、蓋体3の少なくともフランジ部7の下面と、容器本体2の少なくともフランジ部6の上面と、の少なくともいずれかに形成されていればよい。図3の例では、シール層10が、蓋体3の内側の面の全体に形成されている。
シール層10は、容器本体2と蓋体3のフランジ部6,7同士を接着することにより食品容器1を密閉するとともに、内部の食品4を取り出すときにフランジ部6,7同士の接着を容易に剥がすことができる程度の接着力を有する。このシール層10は、所定温度で加熱することによってフランジ部6,7同士を接着する、いわゆるヒートシール式のシール層である。シール層10の材料としては、例えば、延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等を用いることができ、これらの各材料を単独で又はこれらの材料から選択される複数の材料を混合して用いることができる。シール層10の肉厚は、例えば25〜70μm程度とする。シール層10は、蓋体3の元となるプラスチックシートの表面に貼り付けることによって形成してもよいし、蓋体3の元となるプラスチックシートの成形時に、薄膜を複数層積層可能な共押出し法によって形成することもできる。
図3に示すように、本実施の形態によれば、容器本体2に対して蓋体3を被せると、それらのフランジ部6,7同士が重なり合う。蓋体3が盛り上がり蓋であるので食品容器1の容量が大きくなる。よって、大きな内容物4をすっきりと収容することができる。蓋体3を盛り上がり蓋とすることで、食品容器1の意匠性が向上し、また、内部の食品4の見栄えもよくなる等、ディスプレイ性が向上するという効果もある。蓋体3の断面形状は、図3の例のような台形状の他、ドーム状とすることもできる。また、蓋体3の少なくとも被い部8を透明にすることで食品容器1の内部の食品4を視認しやすくなり、少なくとも被い部8に防曇性を持たせることで、食品4から立ち上る湯気によって被い部8の内側が曇ることが防止できる。よって、需要者の購買意欲の喚起に貢献できる。
図3に例示するヒートシール装置11を用いて、容器本体2と蓋体3の互いに重なり合ったフランジ部6,7同士を加熱溶着する。これにより、食品容器1が密封され、内部の食品4が保護される。また、加熱溶着時に食品容器1内を不活性ガスで置換することにより、食品4の鮮度が保持され、食品4の消費期限を延ばすことができる。さらに、加熱溶着後に食品容器1の全体を殺菌処理することで、食品4の鮮度がより長く保持され、食品4の消費期限をより一層延ばすことができる。
ヒートシール装置11は、食品容器1のフランジ部6,7を下から支えるシール台12と、このシール台12との間で食品容器1のフランジ部6,7を挟んで加熱を行うシールヘッド13と、このシールヘッド13をシール台12に対して接近離隔方向に昇降駆動する圧着用シリンダ14と、を備える。
加熱溶着(ヒートシール)に当たっては、容器本体2に食品4を入れて蓋体3を被せ、食品容器1の互いに重なり合ったフランジ部6,7をヒートシール装置11のシール台12に載せる。そして、圧着用シリンダ14を作動させて、所定の温度に加熱されたシールヘッド13をシール台12上のフランジ部6,7に対して所定の圧力で所定の時間だけ押し当てる。これにより、図5に示すように、シールヘッド13の熱によってシール層10が溶融又は軟化し、容器本体2と蓋体3のフランジ部6,7同士が接着される。シールヘッド13の押圧時間が所定の時間に達したら、圧着用シリンダ14でシールヘッド13を上昇させる。
本実施の形態では、容器本体2のフランジ部6に、上方へ突出する突条6aが形成されている。このため、容器本体2と蓋体3のフランジ部6,7の相互接着状態においては、図5に示すように、溶融又は軟化したシール層10が容器本体2のフランジ部6の突条6aの両側にシール溜まり10a,10bとして位置し、容器本体2と蓋体3のフランジ部6,7同士をしっかりと接着している。これにより、食品容器1がしっかりと密封される。
従来、プリンやゼリー等の密封カップ状商品において、カップ状の容器本体に対して、ヒートシール装置を用いて加熱溶着によってフィルムで蓋をする場合、加熱溶着工程の効率化の観点から、高温、高圧で短時間の加熱を行うのが通常であった。これに対し、本発明の発明者等の実験によれば、シールヘッド13の温度と押圧力とを低めに設定し、且つ、シールヘッド13の押圧時間を長めに設定することで、容器本体2と蓋体3との間のシール性及び易剥離性(易開封性)が向上することが分かった。具体的には、シールヘッド13の温度は160〜200℃が好ましく、シールヘッド13の押圧力は145〜195kg/cmが好ましく、シールヘッド13の押圧時間は1.3〜2.8秒間とするのが好ましい。より好ましくは、シールヘッド13の温度を172〜188℃、シールヘッド13の押圧力を145〜175kg/cm、シールヘッド13の押圧時間を1.3〜2.3秒間とする。さらに、前記条件でのヒートシールを同一の食品容器1に対して2回連続して行うと、容器本体2と蓋体3との間のシール性及び易剥離性がより一層向上して好適である。
以上のようにして容器本体2と蓋体3とを加熱溶着した直後に、加熱溶着部15(図5参照)を冷却(急冷)する。蓋体3がプラスチックシートで形成されるので、フィルムシールの場合とは異なり、加熱溶着後に冷却することが特に重要となる。図示してはいないが、加熱溶着部15の冷却は、冷却用シリンダによって昇降駆動される冷却ヘッドをヒートシール装置に設けておくことで好適に実施できる。加熱溶着工程終了後に、冷却用シリンダを作動させて冷却用ヘッドを食品容器1の加熱溶着部15に押し当てる。これにより食品容器1の加熱溶着部15が急冷され、シール溜まり10a,10bが固化することで容器本体2と蓋体3との間のシール性が一層向上する。
前記のような条件で加熱溶着を行い、その直後に加熱溶着部15の冷却を行うことで、容器本体2と蓋体3との接着が確実且つ容易になるとともに、内部の食品4を取り出すときに容器本体2と蓋体3との接着を容易に剥がすことができた。
なお、図2に示すように、蓋体3の角部等に非接着部分となる舌片状の突起16を一つ又は複数形成し、フランジ部6,7同士の接着を剥がすための手掛かりとすると好適である。
1 食品容器
2 容器本体
3 蓋体
4 食品
5 食品収容部
6 容器本体のフランジ部
6a 突条
7 蓋体のフランジ部
8 被い部
9 位置決め用の突部
10 シール層
11 ヒートシール装置
12 シール台
13 シールヘッド
15 加熱溶着部

Claims (5)

  1. 容器本体と、この容器本体に被せられる蓋体とを有し、前記容器本体と前記蓋体の少なくともいずれかに、前記容器本体と前記蓋体とを接着して密封するとともに前記容器本体と前記蓋体との接着を剥がすことのできる加熱溶着式のシール層が形成されている食品容器において、前記容器本体に食品を入れて前記蓋体を被せ、160〜200℃に加熱されたシールヘッドを前記蓋体に対して145〜195kg/cmの圧力で1.3〜2.8秒間押し当てることを、同一のシールヘッドを用いて2回連続して行うことにより、前記容器本体と前記蓋体とを加熱溶着して前記食品容器を密封することを特徴とする、食品容器の接着方法。
  2. 前記容器本体と前記蓋体とを加熱溶着した後に加熱溶着部を冷却することを特徴とする、請求項1に記載の食品容器の接着方法。
  3. 前記容器本体に、前記蓋体側へ突出することにより加熱溶着時の相互の密着性を高める突条を形成することを特徴とする、請求項1又は2に記載の食品容器の接着方法。
  4. 前記蓋体が、上向きに凸の被い部と該被い部の開口周縁に一体形成されるフランジ部とを有する盛り上がり蓋であり、前記蓋体の少なくとも前記被い部は透明であり且つ防曇性を有していることを特徴とする、請求項1,2又は3に記載の食品容器の接着方法。
  5. 前記容器本体に対して前記蓋体を被せるときに前記容器本体と前記蓋体のいずれか一方の開口周縁の内側に位置する位置決め用の突部を前記容器本体と前記蓋体のいずれか他方に形成することを特徴とする、請求項1,2,3又は4に記載の食品容器の接着方法。
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