JP2000085708A - 容器の密封方法 - Google Patents

容器の密封方法

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JP2000085708A
JP2000085708A JP10257397A JP25739798A JP2000085708A JP 2000085708 A JP2000085708 A JP 2000085708A JP 10257397 A JP10257397 A JP 10257397A JP 25739798 A JP25739798 A JP 25739798A JP 2000085708 A JP2000085708 A JP 2000085708A
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flange
heat
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Takashi Shirane
隆志 白根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夾雑物シール性に優れ、信頼性の高い密封処
理が可能なポリエステル容器の密封方法を提供する。 【解決手段】 容器10のフランジ11に蓋材12をヒ
ートシールするにあたり、格子状凹部24が設けられた
第1シール盤21により仮シールした後、リング状凸部
25が設けられた第2シール盤22により本シールす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に食品等が充
填されたプラスチック容器の密封方法に関し、特に夾雑
物シール性に優れると共に、密封後に熱処理を行っても
密封性を維持できる密封方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品・飲料等を収容する容器の密封方法
としては、上部開口にフランジ部を有する熱融着性のプ
ラスチック容器内に内容物を充填した後、熱融着性の蓋
材を容器本体に被せ、この蓋材をフランジ部分にヒート
シールする方法が広く採用されている。
【0003】かかる食品等の密封容器においては、十分
な密封性と同時に容易に蓋材を開封できること(易開封
性)が要求される。
【0004】従来、このような要求を満足させるヒート
シール方法として、例えば特開昭57−153806号
公報には、第1段階ではフランジ上面全面と蓋材とを軽
く溶着し、次の第2段階ではこの全面にわたって溶着し
た面に対し、狭い幅のリング状の強い溶着を行う方法が
提案されている。
【0005】しかしながら、容器内に流動性の食品等を
充填するときに充填ノズルから液垂れしたり、食品等が
充填された容器をヒートシールステーションまで搬送す
る間に、内容物がこぼれたりすることがあり、このよう
な場合にはフランジ上面が濡れてフランジと蓋材との間
への充填物の夾雑が避け得ず、その結果、必要なシール
強度が得られずに要求される密封性が得られない場合が
あった。
【0006】このような問題を解決する方法として、例
えば特開平2−109835号公報には、第1段階で
は、上治具における蓋押さえ面および下治具におけるフ
ランジ受け面のうち少なくともいずれか一方の幅方向の
中間部が、相手側の治具の方に突出せしめられてその先
端が相手側の治具に線接触するとともに、幅の両側に向
かって徐々に相手側の治具から遠ざかるように構成され
たヒートシール装置を用い、第2段階では、上治具にお
ける蓋押さえ面および下治具におけるフランジ受け面が
平坦なヒートシール装置を用いる方法が提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2−109
835号公報に記載された方法によれば、第1段階のヒ
ートシールにおいて、フランジと蓋材との間の夾雑物を
追い出すようにして仮ヒートシールされ、第2段階のヒ
ートシールにおいて本ヒートシールされる。このため、
フランジと蓋材との間に充填物の夾雑があったとして
も、十分な密着性が得られる可能性が高い。
【0008】しかしながら、第1段階のヒートシールで
用いる上下の治具が線接触する装置構成において、非接
触部分における上下の治具の距離を厳密に設計しないと
フランジと蓋材との間に夾雑物が残ることがある。ま
た、このように厳密に設計されたとしても、夾雑物の量
によってはフランジと蓋材との間から夾雑物を十分に追
い出すことができない場合がある。
【0009】このようにフランジと蓋材との間に夾雑物
が残ったまま、上治具における蓋押さえ面および下治具
におけるフランジ受け面が平坦なヒートシール装置によ
って第2段階の本シールを行うと、本シール部内に夾雑
物が巻き込まれることになり、十分な密着性が得られな
いことになる。
【0010】また、食品・飲料等の密封用のプラスチッ
ク容器として従来一般に用いられていた耐熱性に乏しい
ポリエステル容器では、内容物充填後に熱処理(ボイル
処理による熱殺菌)されることがなかった。しかしなが
ら、近年、耐熱性のあるポリエステル容器が開発され、
特にこのような耐熱性容器の密封後に熱処理を行う場合
には、シール部の密着性が不十分であると、破裂(内容
物漏れ)の原因となり問題であった。
【0011】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、易開封性であると同時に、フランジと蓋材との間に
充填物の夾雑がある場合にも十分な密封性を実現し得る
容器の密封方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく成
された本発明は、上部開口にフランジ部を有するポリエ
ステル製の容器を蓋材により密封する方法において、フ
ランジ面に蓋材をヒートシールする工程が、格子状の凹
部が設けられた第1シール盤による第1シール工程と、
リング形状の凸部が設けられた第2シール盤による第2
シール工程を有することを特徴とする容器の密封方法と
しているものである。
【0013】本発明の容器の密封方法は、本発明の目的
をより効果的に達成するためにさらなる特徴として、
「前記第1シール盤に設けられた格子状の凹部及び該凹
部間の凸部の幅が、0.3〜0.7mmの範囲内であ
る」こと、「前記第2シール盤に設られたリング形状の
凸部の幅が、1.0〜2.5mmの範囲内である」こ
と、「前記容器のフランジ部を金属製バケットに載置し
て、前記第1及び第2シール工程を行う」こと、も含ま
れる。
【0014】本発明の密封方法によれば、第1シール工
程においては第1シール盤に設けられた格子状の凹部に
対応する部分はヒートシールされず、蓋材は格子状の凹
部間の凸部に対応する部分でフランジ面に散点状にヒー
トシールされる。この時、フランジと蓋材との間に充填
物の夾雑があると、夾雑物はヒートシールされない連続
模様の格子状部分を多方向に自由に移動することがで
き、押圧の程度によってほぼ完全にフランジと蓋材の間
から排出されるか、若しくはその一部が格子状部分に残
存する。そして、その後の第2シール工程において第2
シール盤に設けられたリング形状の凸部により押圧され
ると、この押圧部分に残存している夾雑物はヒートシー
ルされていない連続模様の格子状部分に追いやられるた
め、シール不良のない完全なリング形状でヒートシール
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用することの
できる容器の一例を示している。図1に示されるよう
に、容器10は上部開口にフランジ部11を有する。
【0016】本発明は、上記のような容器10のフラン
ジ上面に蓋材をヒートシールして密封する方法であり、
かかるヒートシール工程は、図2に示すように、第1シ
ール盤21による第1シール工程(図2(a)参照)
と、第2シール盤22による第2シール工程(図2
(b)参照)で構成されている。
【0017】以下、本発明の容器の密封方法を具体的に
説明する。
【0018】内容物が充填された容器10は、搬送用バ
ケット23にフランジ11を載置した状態で蓋材12に
よって覆われ、まず第1シール工程によって仮シールさ
れる。この第1シール工程で用いる第1シール盤21に
は、図3に示すように、容器10のフランジ11に対応
するシール面に凹部24が格子状に設けられている。こ
のため、第1シール工程においては格子状凹部24の部
分はヒートシールされず、蓋材12は格子状凹部24間
の凸部(図3(b)中の斜線部分)に対応する部分で散
点状に仮シールされる。
【0019】仮シールされた容器10は、続いて第2シ
ール工程において本シールされる。この第2シール工程
で用いる第2シール盤22には、図4に示すように、容
器10のフランジ11に対応するシール面に幅の狭いリ
ング状の凸部25が設けられている。このため、第2シ
ール工程においては、蓋材12はリング状凸部25に対
応する部分で幅の狭いリング状に本シールされる。
【0020】上記のヒートシール工程において、フラン
ジ11と蓋材12との間に充填物の夾雑があった場合、
第1シール工程では夾雑物はヒートシールされない部分
を通って移動する。特に本発明においては、このヒート
シールされない部分は多方向に分岐した格子状の連続模
様を呈するため、夾雑物は極めて自由に移動することが
できる。
【0021】第1シール工程を経た段階においては、夾
雑物の一部はヒートシールされない格子状部分に残存し
ているか、夾雑物の量および押圧の程度によってはほぼ
完全にフランジ11と蓋材12の間から排出されてい
る。
【0022】そして、第2シール工程において幅の狭い
リング状凸部25によって押圧されると、この押圧部分
に夾雑物が残存していたとしても、夾雑物はヒートシー
ルされていない格子状部分に追いやられるため、押圧部
分において極めて良好なシールがなされ、シール不良の
ない完全なリング状にシールがなされる。
【0023】本発明の容器の密封方法においては、夾雑
物存在時のシール性および易開封性等の点から、第1シ
ール盤21に設ける格子状凹部24の幅W1 およびこの
格子状凹部24間の凸部の幅W2 は、0.3〜0.7m
mの範囲内であることが好ましい。
【0024】格子状凹部24の幅W1 が0.3mm未満
であると、夾雑物の自由な移動が阻害され易くなりシー
ル性が低下する場合があり、幅W1 が0.7mmを超え
ると、本シール完了後にも比較的多くの夾雑物が非シー
ル部分に残存する場合があり、その後の熱処理工程にお
いて気泡が発生しシール性が損なわれる場合がある。
【0025】格子状凹部24間の凸部の幅W2 が0.3
mm未満であると、仮シールが不十分な場合があり、幅
2 が0.7mmを超えると、仮シール部分の内部に夾
雑物が残る場合があり、その後の熱処理工程において気
泡が発生しシール性が損なわれる場合がある。
【0026】また、第2シール盤22に設られるリング
形状の凸部25の幅W3 は、密封性および易開封性の点
から1.0〜2.5mmの範囲内であることが好まし
い。この幅W3 が1.0mm未満であると十分な密封性
が得られない場合があり、2.5mmを超えると易開封
性及び密封性が得られない場合がある。
【0027】本発明において、第1シール盤21に設け
る格子状凹部24は、通常、容器10のフランジ11全
面に対応する領域に形成され、蓋材12はフランジ11
の上面全面に散点状に仮シールされる。一方、第2シー
ル盤22に設けるリング形状の凸部25は、フランジ1
1の面内に対応する領域であれば特に限定されるもので
はないが、容器内圧力に対する耐圧性を考慮するとフラ
ンジ11面内のフランジ巾中心より内側寄りに設けるこ
とが好ましい。
【0028】本発明の容器の密封方法は、熱可塑性ポリ
エステル単独、もしくは熱可塑性ポリエステルと異種材
料からなる積層材によって構成されたポリエステル容器
に適用されるものであり、特に耐熱性、透明性、紫外線
バリア性等に優れることから、ポリアリレート樹脂と熱
可塑性ポリエステル樹脂とのブレンド層と、熱可塑性ポ
リエステル樹脂層との積層材で構成された容器を好まし
く用いることができ、この積層材を構成する熱可塑性ポ
リエステル樹脂がポリエチレンテレフタレート樹脂(P
ET)であるものが特に好ましいものである。
【0029】本発明のようにフランジ部を有するプラス
チック製の容器に蓋材をヒートシールする際には、全面
に加圧圧力が均等に伝わるように、従来は搬送用バケッ
ト23(図2参照)としてラバー付きのアルミ製台車が
用いられていた。しかしながら、上記のような耐熱性P
ET容器に本発明を適用する場合には、ラバー無しの例
えば鉄、銅、アルミニウムからなる金属製バケットを用
いることが好ましい。即ち、本発明において特に好まし
く適用される耐熱性PET容器は従来のポリプロピレン
容器に比べ硬いため、加圧時に容器のエッジでラバーを
削ったり、シール面が変形し気泡(シール不良)が発生
し易くなるからである。さらには、このような耐熱性P
ET容器へのヒートシールは比較的高温で行われるた
め、ラバーの耐久性が問題になる場合があるからであ
る。
【0030】
【実施例】次に本発明の実施例を説明するが、その前に
本発明に関連して行った実験例を説明する。
【0031】[実験例]図1に示したような容器10に
果汁ゼリーを充填後、様々な形状のシール盤を用いて蓋
材をヒートシールし、さらに熱処理した後に各種評価を
行った結果を表1に示す。
【0032】尚、ヒートシールの諸条件は以下の通りで
ある。
【0033】 容器 :耐熱PET容器 (容器内径63mm,フランジ外径74mm) 蓋材 :PET25μm/アルミニウム箔30μm/ポリエステルフィル ム5〜30μm シール機 :シンワ機械製4連機 シール時間:2秒1回 シール圧力:160Kg/カップ カップホルダー:アルミフラット台車 熱処理 :85℃,30分
【0034】
【表1】
【0035】表1に示されるように、フラットベタに限
らず格子状凹部及びリング状凸部を設けたいずれのシー
ル盤も単独では満足のいく結果が得られなかった。
【0036】[実施例1及び比較例1]次に、本発明の
第1の実施例を比較例と共に説明する。
【0037】本実施例では、上記実験例と同様の容器及
び蓋材を用い、図2に示したようにしてヒートシールを
行った。具体的には、容器10に果汁ゼリーを充填後、
0.5mmピッチの格子状凹部24(格子状凹部24の
幅W1 =0.5mm、格子状凹部24間の凹部の幅W2
=0.5mm)が設けられた第1シール盤21を用いた
第1シール工程(図2(a))、及びリング状凸部25
(幅W3 =1.5mm)が設けられた第2シール盤22
を用いた第2シール工程(図2(b))を行い、蓋材1
2をフランジ11にヒートシールした。その後、熱処理
して前記実験例と同様に各種評価を行った。その結果
を、前記第1シール工程と第2シール工程の順序を逆に
した結果(比較例1)と共に表2に示す。
【0038】尚、ヒートシールの諸条件は以下の通りで
ある。
【0039】シール機 :シンワ機械製4連機 シール時間:第1シール工程および第2シール工程とも
2秒1回 シール圧力:第1シール工程および第2シール工程とも
160Kg/カップ カップホルダー:アルミフラット台車 熱処理 :85℃,30分
【0040】
【表2】
【0041】なお、密封性の評価は、食品衛生法による
告示20号の「食品、添加物等の規格基準、第3.器具
及び容器包装一般の試験法、2.強度試験法」による
耐圧縮試験,落下試験,漏水試験,加圧試験(J
IS Z1571 3.品質)に合格したものを○と評
価した。
【0042】表2に示されるように、格子状凹部及びリ
ング状凸部を設けた2種類のシール盤を用いた2つのシ
ール工程を組み合わせた本発明による密封方法では、単
独シールでは得られない良好な結果が得られた。また、
同じ2種類のシール盤を用いてシール工程の順序を逆に
した場合(比較例1)には十分な密封性が得られていな
いことから、シール工程の順序も重要な意義を持つこと
が分かる。
【0043】[実施例2]シール圧力を変更した以外
は、実施例1と同様にして容器の密封を行い、同様の評
価を行った。総合的な評価結果を表3に示す。
【0044】
【表3】
【0045】 ◎:密封性及び開封性が共に非常に優れる ○:密封性及び開封性が共に優れる △1 :開封性には優れるが、密封性にやや欠ける △2 :密封性には優れるが、開封性にやや難
【0046】このように、本発明の密封方法において
は、シール圧力の適正な範囲が比較的広いため、シール
盤及び加圧装置の設計が容易である。また、異なる大き
さの容器(特にフランジの面積が異なる容器)にも同じ
加圧条件で対応することが可能である。
【0047】なお、カップホルダーをアルミフラット台
車からラバー付きアルミ台車に替えて同様に容器の密封
を行ったところ、圧力160Kg/カップ以上のシール
圧力の場合には、シール面の変形が生じたり、ラバー
(ゴム)が切れることがあり、生産性が低下する傾向に
あった。また、ラバー付きアルミ台車を用いた時には、
フランジと蓋材との間に充填物の夾雑があるとシール性
が低下し易く、十分な密封性が得られない場合があっ
た。
【0048】
【発明の効果】本発明の容器の密封方法は以上説明した
通りのものであり、次の効果を奏するものである。
【0049】(1)フランジと蓋材との間に充填物の夾
雑がある場合にも、易開封性を確保しつつ、十分な密封
性が実現される。
【0050】(2)シール圧力の適正な範囲が広いた
め、シール盤及び加圧装置の設計が容易である。また、
同一の運転条件でフランジ面積が異なる容器に広く対応
することが可能であり、作業性、生産性が向上する。
【0051】(3)特に、第1シール盤の格子状凹部及
び該凹部間の凸部の幅を0.3〜0.7mm、第2シー
ル盤のリング状凸部の幅を1.0〜2.5mmの範囲内
に設定することにより、より安定して易開封性・密封性
が得られる。
【0052】(4)特に耐熱PET容器の密封方法とし
て好適に用いることができ、高温での後殺菌処理を行っ
ても破裂(内容物漏れ)が生じることがない高い密封処
理が可能で、信頼性、生産性が向上する。また、比較的
硬い耐熱PET容器への適用に際し、容器のフランジ部
を載置するバケットとしてラバー無しの金属製バケット
を用いることにより、作業性、生産性を低下させること
なく十分な密封性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な容器の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明におけるシール工程を説明するための断
面図である。
【図3】本発明で用いる第1シール盤の一例を示す図で
ある。
【図4】本発明で用いる第2シール盤の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 容器 11 フランジ 12 蓋材 21 第1シール盤 22 第2シール盤 23 搬送用バケット 24 格子状の凹部 25 リング形状の凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口にフランジ部を有するポリエス
    テル製の容器を蓋材により密封する方法において、フラ
    ンジ面に蓋材をヒートシールする工程が、格子状の凹部
    が設けられた第1シール盤による第1シール工程と、リ
    ング形状の凸部が設けられた第2シール盤による第2シ
    ール工程を有することを特徴とする容器の密封方法。
  2. 【請求項2】 前記第1シール盤に設けられた格子状の
    凹部及び該凹部間の凸部の幅が、0.3〜0.7mmの
    範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の容器の
    密封方法。
  3. 【請求項3】 前記第2シール盤に設られたリング形状
    の凸部の幅が、1.0〜2.5mmの範囲内であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の容器の密封方法。
  4. 【請求項4】 前記容器のフランジ部を金属製バケット
    に載置して、前記第1及び第2シール工程を行うことを
    特徴とする請求項1〜3に記載の容器の密封方法。
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