JP6881999B2 - 改修用保持部材、それを用いた横葺き屋根の改修構造、及び横葺き屋根の改修方法 - Google Patents

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本発明は、現場(現地)の天候に左右されることなく行うことができ、既設の横葺き屋根の外側に新設屋根を構築する施工作業を容易に行うことができる改修用保持部材、それを用いた横葺き屋根の改修構造、及び横葺き屋根の改修方法に関する。
既設屋根を葺き替える理由としては、様々な理由による部分的な破損や老朽化といった必要性に基づくものと、例えば屋根材の色彩等を変えてリフォーム感を演出するといった意匠性の変更に基づくものとがある。何れのケースにおいても、屋根材を支える躯体に問題が無い場合には、既設屋根を形成する横葺き外装材を剥がさずに新設屋根を構築する工法が多く採られている。その際、従来技術では、新設屋根を固定する吊子等の部材をビス等の固定具で既設屋根に穴を開けて下地に固定していた。
しかし、前述の工法では、既設屋根にビス等の固定具を打ち込むための穴を開ける作業が必須であり、しかも新設屋根は当該ビス等の固定具の固定強度に大きく依存するため、既設屋根の裏面側の躯体の位置を特定して固定具を打ち込む作業が極めて面倒であった。また、施工中の降雨等による漏水被害の恐れがあるため、作業が現場(現地)の天候に左右されるという問題もあった。
そこで、本発明は、現場(現地)の天候に左右されることなく行うことができ、既設の横葺き屋根の外側に新設屋根を構築する施工作業を容易に行うことができる改修用保持部材、それを用いた横葺き屋根の改修構造、及び横葺き屋根の改修方法を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、既設の横葺き屋根の外側に働き幅が等しいか或いはその整数倍の新設の横葺き屋根を構築するための改修用保持部材であって、新設屋根を形成する新設屋根材を取付可能である本体部既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部を覆うように嵌合させるバネ鋼とを一体化してなり、前記バネ鋼は、前記既設屋根材の前記水下側ハゼ部に対し、前記バネ鋼を弾性に抗して包持状に変形させて嵌合可能であることを特徴とする改修用保持部材に関するものである。
また、本発明は、前記改修用保持部材を用いた横葺き屋根の改修構造であって、既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部にバネ鋼を弾性的に包持状に嵌合させて改修用保持部材を固定すると共に、その本体部に新設屋根を形成する新設屋根材を取り付けてなることを特徴とする横葺き屋根の改修構造をも提案するものである。
さらに、本発明は、前記改修用保持部材を用いた横葺き屋根の改修方法であって、新設屋根を形成する新設屋根材の水下側成形部に、改修用保持部材の本体部を遊嵌させる第1の工程と、既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部に対し、水下側より前記新設屋根材に沿わせた前記改修用保持部材を臨ませる第2の工程と、前記既設屋根材の前記水下側ハゼ部に、前記改修用保持部材のバネ鋼を弾性的に包持状に嵌合させて固定することにより前記新設屋根材を取り付ける第3の工程と、からなることを特徴とする横葺き屋根の改修方法をも提案するものである。
本発明の改修用保持部材は、本体部とバネ鋼とをスポット溶接等にて一体化したものであって、既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部に対し、バネ鋼を弾性に抗して包持状に変形させて嵌合することができると共に、本体部に対し、新設屋根を形成する新設屋根材を取り付けることができる。
また、本発明の横葺き屋根の改修構造及び改修方法は、既設屋根を取り外すことなくそのまま下地として利用し、既設屋根のハゼ部に嵌合状に改修用保持部材を配するので位置決めが容易で、それに取り付ける新たな横葺き外装材も安定に固定される。
しかも流れ方向の水上側から水下側へ敷設できるので、施工済みの新設屋根材を作業者が踏んだり汚したり傷つけることがなく、足場費用を軽減でき、工期も短縮でき、施工の安全性も向上する。
さらに、既設屋根を剥がすことなく新設屋根を施工するので、撤去等に関するコストが掛からず、全体的に安価に葺き替えることができる。また、新設屋根の下に既設屋根があることで、新設屋根の施工後の構造が二重となり、雨仕舞に優れる。そして、既設屋根の水下側ハゼ部等に応じて適宜形状のバネ鋼を選択して改修用保持部材を作成すればよいので、多種の既設屋根に適応させることができる。
(a)本発明の第1実施例の改修用保持部材を示す側面図、(b)第1実施例の改修用保持部材を構成する本体部の側面図、(c)第1実施例の改修用保持部材を構成するバネ鋼の拡大側面図、(d)新設屋根材を示す側面図、(e)施工された第1実施例の改修横葺き構造を示す側断面図である。 (a)第1の工程を示す側断面図、(b)第3の工程直後の状態を示す側断面図である。 (a)本発明の第2実施例の改修用保持部材を示す側面図、(b)第2実施例の改修用保持部材を構成するバネ鋼の拡大側面図、(c)施工された第2実施例の改修横葺き構造を示す側断面図である。
本発明の改修用保持部材は、既設の横葺き屋根の外側に働き幅が等しいか或いはその整数倍の新設の横葺き屋根を構築するための部材であって、新設屋根を形成する新設屋根材を取付可能である本体部既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部を覆うように嵌合させるバネ鋼とを一体化してなり、前記バネ鋼は、前記既設屋根材の前記水下側ハゼ部に対し、弾性に抗して包持状に変形させて嵌合可能であることを特徴とする。
前記本体部は、前述のように新設屋根を形成する新設屋根材を取付可能な部位であって、例えば材質としては軽量且つ高強度のアルミの押出型材を用いても良いし、新設外装材の大きさ、所要強度により通常0.6乃至3.2mm程度のステンレス鋼板やメッキ鋼板等をプレス加工する等して成形したものでも良く、特に限定するものではない。また、その形状としては、新設屋根材のハゼ部の裏面側に沿う構成(保持部)を備えるものであれば、それ以外の構成については特に限定するものではない。例えば後述する図示実施例のように複数のリブを形成して強度を補助(補強)してもよいし、新設屋根材の面板部の裏面側に沿う支持部や、既設屋根材の面板部に沿う設置部を設けて設置安定性を向上するようにしてもよい。或いは、前記支持部と前記設置部との間に縦Z字状の中間部を設けるようにしてバネ鋼の取付部位としてもよい。なお、前記設置部は、接着や固定具による締着によって既存屋根に固定してもよい。
前記バネ鋼は、前述のように既設屋根を形成する既設屋根材に嵌合する部位であり、既設屋根材のハゼ部に弾性に抗して変形させて嵌合可能であり、例えば材質としては各種の金属板材の成形品等が用いられるが特に限定するものではない。また、その形状としては、既設屋根のハゼ部に対して嵌合させた際にバネ弾性が作用する(上下から挟み込むように作用する)ものであれば、その具体的な構成については特に限定するものではない。例えば後述する図示実施例のようにこのバネ鋼を略コ字状に成形し、対向状の上片の先端に下方へ折返し状の上方弾性片を形成するか、或いは下片の先端に上方へ折返し状の下方弾性片を形成するか、或いはその両方を採用した構成でもよい。
前記本体部と前記バネ鋼との一体化手段についても特に限定するものではなく、スポット溶接等、公知の手段を採用して固定すればよい。なお、その際の固定は、一面のみの接着よりも二面(以上)に亘る固定が望ましい。
また、前記改修用保持部材は、既設の横葺き屋根の外側に働き幅が等しいか或いはその整数倍の新設の横葺き屋根を構築するための部材であるが、これは改修用保持部材(のバネ鋼)を既設屋根のハゼ部に取り付けると共に該改修用保持部材(の本体部)に新設屋根を取り付けるので、半ば自明のことである。
このように新設屋根と既設屋根の働き幅が等しいか或いはその整数倍という制限はあるものの、既設屋根のハゼ部に応じて嵌合状に取り付けられるバネ鋼を形成すればよいので、新設屋根の構成については既設屋根に何ら制約を受けるものではない。そのため、本体部も何ら制約を受けるものではない。したがって、既設屋根のハゼ部等に応じて適宜形状のバネ鋼を選択して改修用保持部材を作成すればよいので、多種の既設屋根に適応させることができる。
新設屋根材については、前述のように既設屋根の働き幅が等しいか或いはその整数倍という制限はあるが、特にその素材や形状を限定するものではなく、代表的には概ね0.4〜1.6mm程度の表面化粧鋼板、ラミネート鋼板、メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ合金板、チタン合金板、銅板等の公知の金属素材をロール成形、押し出し成形その他の手段で所定の形状に成形したものを適宜に用いることができる。さらに、新設外装材の裏面には、結露防止、防音、防火対策上の理由により、必要に応じてポリエチレンフォーム、グラスウールシート等の裏貼り材を添装しても良い。
前記改修用保持部材を用いた横葺き屋根の改修方法は、新設屋根を形成する新設屋根材の水下側成形部に、改修用保持部材の本体部を遊嵌させる第1の工程と、既設屋根を形成する既設屋根材のハゼ部に対し、水下側より前記新設屋根材に沿わせた前記改修用保持部材を臨ませる第2の工程と、前記既設屋根材のハゼ部に、前記改修用保持部材のバネ鋼を弾性的に嵌合させて固定することにより前記新設屋根材を取り付ける第3の工程と、からなる。
前記第1の工程は、新設屋根を形成する新設屋根材の水下側成形部に、改修用保持部材の本体部を遊嵌させるものであり、この状態の改修用保持部材は、新設屋根材に固定されておらず、後述する図示実施例のように吊り状に回動(傾動)可能である。
前記第2の工程は、既設屋根を形成する既設屋根材のハゼ部に対し、水下側より前記新設屋根材に沿わせた前記改修用保持部材を臨ませるものであり、全体としても水上側から水下側へ施工を進めるものである。そのため、施工済みの新設屋根材を作業者が踏んだり汚したり傷つけることがなく、足場費用を軽減でき、工期も短縮でき、施工の安全性も向上する。
前記第3の工程は、既設屋根材のハゼ部に、改修用保持部材のバネ鋼を弾性的に嵌合させて固定することにより新設屋根材を取り付けるものであり、取付安定性を向上するために既設屋根に沿わせた設置部に固着具を打ち込んで固定してもよいし、設置部を接着剤等を用いて新設屋根材に接着してもよい。
これらの第1〜第3の工程を繰り返して行われる施工方法は、前述のように水上側から水下側へ施工を進めるため、施工済みの新設屋根材を作業者が汚したり傷つけることがなく、足場費用を軽減でき、工期も短縮でき、施工の安全性も向上するという利点がある。また、既設屋根の撤去等に関するコストが掛からず、全体的に安価に葺き替えることができる。
また、このように施工される横葺き屋根の改修構造は、既設屋根を剥がすことなく新設屋根を施工したものであるから、新設屋根の下に既設屋根があることで、新設屋根の施工後の構造が二重となり、雨仕舞に優れている。
本発明の改修用保持部材1は、図1(a)に示す第1実施例のように本体部10と、バネ鋼2とを一体化してなる構成であり、図1(d)に示すように既設の横葺き屋根6の外側に働き幅が等しい新設の横葺き屋根3を構築するための部材である。
前記本体部10は、新設屋根を形成する新設屋根材3を取付可能な部位であって、材質は軽量且つ高強度のプレス加工品であり、その形状は図1(b)に示すように新設屋根材3のハゼ部32の裏面側に沿う保持部11、面板部31の裏面側に沿う支持部12、既設屋根材6の面板部61に沿う設置部13、縦片状の持出部14、L字状の被固定部15を有する構成であり、補強用のリブ16も設けられている構成である。
前記バネ鋼2は、既設屋根を形成する既設屋根材6に嵌合する部位であり、既設屋根材6のハゼ部62に弾性に抗して変形させて嵌合可能であり、材質は金属板材の成形品であり、その形状は、既設屋根6のハゼ部62に対して嵌合させた際にバネ弾性が作用する(上下から挟み込むように作用する)ものである。具体的には図1(c)に拡大して示すように、このバネ鋼2を略コ字状に成形し、対向状の上片21の先端に下方へ折返し状の上方弾性片211を形成し、下片22の先端に上方へ折返し状の下方弾性片221を形成し、前記上方弾性片211を設置状態の上方弾性片211sに対して角度αだけ大きく成形して配設状態にてバネ弾性が作用するようにした。
なお、前記本体部10と前記バネ鋼2とは、スポット溶接にて一体化している。
前記構成の改修用保持部材1により取り付けられる新設屋根材3は、図1(e)に示すように既設屋根6と働き幅が等しく、図1(d)に示すように略平坦状の面板部31の水下側(図面左側)及び水上側(図面右側)に相互に係合する水下側成形部32、水上側成形部33を有する横葺き屋根材であり、前記面板部31の裏面側には裏貼り材3bが添装され、断面が略矩形状の断熱材4と共に既設屋根6の上面(外側)に敷設されるものである。
また、前記新設屋根材3が敷設される既設屋根を形成する既設屋根材6は、下地7上に吊子5にて取り付けられ、図1(e)に示すように略平坦状の面板部61の水下側(図面左側)及び水上側(図面右側)に相互に係合する水下側成形部62、水上側成形部63を有する横葺き屋根材である。
前記改修用保持部材1を用いた横葺き屋根の改修方法は、以下の第1〜第3の工程を繰り返して行われる。
まず、第1の工程として、図2(a)に示すように新設屋根を形成する新設屋根材3の水下側成形部32に、改修用保持部材1の本体部10を遊嵌させる。この状態の改修用保持部材1は、新設屋根材3に固定されておらず、吊り状に回動(傾動)可能である。
次に、第2の工程として、既設屋根を形成する既設屋根材6のハゼ部62に対し、水下側より前記新設屋根材3に沿わせた前記改修用保持部材1を臨ませる。
そして、第3の工程として、前記既設屋根材6のハゼ部62に、前記改修用保持部材1のバネ鋼2を弾性的に嵌合させて固定することにより前記新設屋根材3を取り付けるのであるが、具体的には、改修用保持部材1の本体部10(より詳細にはその被固定部15)を側方(左方)からハンマー等で打ち付けて既設屋根材6のハゼ部62に入れることによりバネ鋼2が弾性的に嵌合される。なお、既設屋根材6の面板部61に沿わせた設置部13に、図示しない固着具を打ち込んで固定することにより取付安定性を向上するようにしてもよい。
これらの第1〜第3の工程を繰り返して行われる施工方法では、前述のように水上側から水下側へ(図面では右方から左方へ)施工を進めるため、施工済みの新設屋根材3を作業者が汚したり傷つけることがなく、足場費用を軽減でき、工期も短縮でき、施工の安全性も向上する。また、既設屋根の撤去等に関するコストが掛からず、全体的に安価に葺き替えることができる。
そして、このように施工される図2(b)に示す横葺き屋根の改修構造は、既設屋根6を剥がすことなく新設屋根3を施工したものであるから、新設屋根3の下に既設屋根6があることで、新設屋根3の施工後の構造が二重となり、雨仕舞に優れている。
図3(a)に示す第2実施例の改修用保持部材1'は、その本体部10については前記第1実施例と全く同様であるから図面にも同一符号を付して説明を省略するが、バネ鋼2'については、図3(b)に拡大して示すように上片21'が段状に形成され、弾性に抗して先端の上方弾性片211'ばかりでなく上片21'自体も図中に矢印で示す変形を加えて嵌合させることによりその反発(バネ弾性)が作用するようにしている。それ以外にも下方弾性片221'にもバネ弾性を作用させるようにしてもよい。
図3(c)に示す改修構造は、前記改修用保持部材1'を用いて施工したものであって、
前記第1実施例の改修構造に比較して既設並びに新設の屋根材6',3'の働き幅が小さい以外は殆ど同様である。
この第2実施例における新設屋根材3'は、前述のように働き幅が小さい、即ち略平坦状の面板部31'の寸法が短い以外は、その水下側及び水上側に相互に係合する水下側成形部32'、水上側成形部33'を有する点も、その裏面側に裏貼り材3b'が添装され、断面が略矩形状の断熱材4'(第1実施例の断熱材4に比べて長さ寸法が短い)と共に既設屋根6'の上面(外側)に敷設される点も全く同様である。
また、この第2実施例における既設屋根材6'も、前述のように働き幅が小さい、即ち略平坦状の面板部61'の寸法が短い以外は、その水下側及び水上側に相互に係合する水下側成形部62'、水上側成形部63'を有する点も、下地7上に吊子5'にて取り付けられる点も全く同様である。
1,1' 改修用保持部材
10 本体部
2,2' バネ鋼
3,3' 新設屋根材
4,4' 断熱材
5,5' 吊子
6,6' 既設屋根材
7 下地

Claims (3)

  1. 既設の横葺き屋根の外側に働き幅が等しいか或いはその整数倍の新設の横葺き屋根を構築するための改修用保持部材であって、
    新設屋根を形成する新設屋根材を取付可能である本体部既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部を覆うように嵌合させるバネ鋼とを一体化してなり、
    前記既設屋根材の前記水下側ハゼ部に対し、前記バネ鋼を弾性に抗して包持状に変形させて嵌合可能であることを特徴とする改修用保持部材。
  2. 請求項1に記載の改修用保持部材を用いた横葺き屋根の改修構造であって、
    既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部にバネ鋼を弾性的に包持状に嵌合させて改修用保持部材を固定すると共に、その本体部に新設屋根を形成する新設屋根材を取り付けてなることを特徴とする横葺き屋根の改修構造。
  3. 請求項1に記載の改修用保持部材を用いた横葺き屋根の改修方法であって、
    新設屋根を形成する新設屋根材の水下側成形部に、改修用保持部材の本体部を遊嵌させる第1の工程と、
    既設屋根を形成する既設屋根材の水下側ハゼ部に対し、水下側より前記新設屋根材に沿わせた前記改修用保持部材を臨ませる第2の工程と、
    前記既設屋根材の前記水下側ハゼ部に、前記改修用保持部材のバネ鋼を弾性的に包持状に嵌合させて固定することにより前記新設屋根材を取り付ける第3の工程と、
    からなることを特徴とする横葺き屋根の改修方法。
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